JP3830543B2 - 動き補正映像補間方式 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、動き補正映像補間の分野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
標準規格変換、例えばフィルムからテレビジョンへ又は或るテレビジョンフォーマットから他のテレビジョンフォーマットへの変換の如き目的に用いられる動き補正映像補間は、公知である。かような技法の例は、英国公開特許出願GB−A−2231749号(ソニー株式会社)に記載されている。前景の物体と背景の物体との間に相対的な動きがある場合、これらの技法に起こる問題は、連続する入力映像の間で、背景の物体の一部が前景の物体により時に隠れたり、見えるようになったりする(見え隠れする)ことである。
【0003】
背景物体が見え隠れする例を図1に示す。前景の自動車が静止背景を通過するとき、該自動車に隠れていたレッカー車の前輪が現れるようになり、ラジオアンテナ柱の根基が隠れる。図1に示す2フィールド間の出力フィールドの補間には、かような見え隠れを考慮に入れなければならない。詳しくいうと、出力フィールドでは、該出力フィールドの時間位置に応じてラジオアンテナ柱及びレッカー車の車輪が部分的に見え隠れする。この結果、フィールド0からのピクセルしかラジオアンテナ柱の可視部分の発生に使用できず、フィールド1からのピクセルしかレッカー車の前輪の可視部分の発生に使用できない。
【0004】
したがって、入力フィールドの適切な一方(即ち、上の例ではラジオアンテナ柱に対してはフィールド0,レッカー車に対してはフィールド1)からのピクセルだけを補間に使用できるように、物体が隠れたり現れたりするのを検出する必要がある。これが達成できないか又は何か外の補正策を取らなければ、補間された映像は質の低下を免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上述の問題を克服もしくは軽減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】
本発明は、一面からみて、時間的に隣接する2つの画面を構成する2つの入力ピクセル値列の間で動き補正補間を行うことによって、1画面を構成する出力ピクセル値列を発生する装置であって、次の構成要素を具えるものを提供する。
【0007】
出力ピクセル値列の各ピクセル位置に対応し、該ピクセル位置における、上記2つの入力ピクセル値列の間の映像の動きを表す動きベクトルを検出する手段、
上記動きベクトルを上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置から上記2つの入力ピクセル値列に投影し、上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値への投影回数を、各入力ピクセル値が上記出力ピクセル値列を補間するためのソースとして使用される回数として検出する回数検出手段、
上記回数検出手段の検出結果に応じて補間を制御する制御手段。
上記制御手段の制御のもとで動き補正補間を行う補間器。
上記制御手段は、
上記2つの入力ピクセル値列における、入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用された複数エントリの位置を検出する手段と、
上記2つの入力ピクセル値列のうちの一方の入力ピクセル値列に上記複数エントリの位置が検出された場合、該複数エントリの位置に対応する上記出力ピクセル値列のピクセル位置に、上記2つの入力ピクセル値列のうちの他方の入力ピクセル値列のみから補間すべきであることを示すフラグをセットする手段と、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置に隣接するピクセル位置における動きベクトルに、上記一方の入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位を乗算した大きさのエラー域内で、上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置の周りのピクセル位置に、上記フラグをセットする手段と、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列のうちの上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせる手段と
を含む。
【0008】
動きベクトルを入力ピクセル値列に投影して、各入力ピクセル値が補間のためのソースとして何回使用されるかを決定することは、隠れるか又は現れる映像部分の検出に役立つ。
制御手段は、この使用回数の検出結果を使用して、2つの入力ピクセル値列のうちの一方の入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用された場合、その入力ピクセル値に対応する出力ピクセル値列のピクセル値を、他方の入力ピクセル値列のみから動きベクトルを用いて補間するように補間器を制御する。
【0009】
良好な実施例では、制御手段はさらに次の手段を有する。
【0010】
補間器に補間させた出力ピクセル値列の各ピクセル位置における動きベクトルを反対方向に向けることにより、上記出力ピクセル値列の各ピクセル値を上記2つの入力ピクセル値列に投影する手段、
上記2つの入力ピクセル値列の入力ピクセル値のうち、上記投影された出力ピクセル値と差があり、且つ、上記回数検出手段でソースとして使用されないと検出された入力ピクセル値をエラー位置としてマークする手段、
上記出力ピクセル値列のうち上記エラー位置に対応するピクセル位置における動きベクトルと、上記入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位とを乗算し、上記出力ピクセル値列のうち上記乗算結果だけ上記エラー位置からずれたピクセル位置を計算する手段、
上記出力ピクセル値列のうち上記計算されたピクセル位置における動きベクトルを、該出力ピクセル位置の近傍の出力ピクセル位置における動きベクトルに置き換えて、上記補間器に補間を行わせる手段。
【0011】
この技法では、不正な(誤りの)動きベクトルを識別してこれを代わりのものと置換し、もっと良質の補間映像を作るという態様を取っている。
【0015】
見え隠れする部分に対応する動きベクトルのエラーを考慮する、又は他に頼らずに用いるこの技法の改良として、本発明の好適な具体構成では、上記制御手段は次の如き手段をさらに含む。
【0016】
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値について、上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記他方の入力ピクセル値列と、上記他方の入力ピクセル値列からみて上記一方の入力ピクセル値列とは時間的に反対側に隣接する入力ピクセル値列との間の動きベクトルをさらに用いて上記補間器に補間を行わせる手段。
【0017】
入力ピクセル値がソースとして何回使用されたかを検出することは、計算的には激しい動作であることが認められるであろう。汎用コンピュータはこの動作を行いうるが、好適な具体構成では、上記回数検出手段が次の手段を含む如き特殊用途ハードウェアを組込む。
【0018】
上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置のアドレスと、該アドレスに対応する動きベクトルとを発生する手段、
各々の上記アドレスに対応する動きベクトルに、上記2つの入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位をそれぞれ乗算する手段、
各々の上記アドレスに、上記2つの入力ピクセル値列についての上記乗算結果をそれぞれ加算する手段、
上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値に対応する記憶位置を有し、上記記憶位置のうち、上記加算結果が示すアドレスの入力ピクセル値に対応する記憶位置に記憶する使用回数をインクリメントする記憶手段。
【0019】
本発明は、他の面からみて、時間的に隣接する2つの画面を構成する2つの入力ピクセル値列の間で動き補正補間を行うことによって、1画面を構成する出力ピクセル値列を発生する方法であって、次のステップを含むものを提供する。
【0020】
出力ピクセル値列の各ピクセル位置に対応し、該ピクセル位置における、上記2つの入力ピクセル値列の間の映像の動きを表す動きベクトルを検出するステップ、
上記動きベクトルを上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置から上記2つの入力ピクセル値列に投影し、上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値への投影回数を、各入力ピクセル値が上記出力ピクセル値列を補間するためのソースとして使用される回数として検出する回数検出ステップ、
動き補正補間を行う補間器を、上記回数検出ステップの検出結果に応じて制御する制御ステップ。
上記制御ステップは、
上記2つの入力ピクセル値列における、入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用された複数エントリの位置を検出するステップと、
上記2つの入力ピクセル値列のうちの一方の入力ピクセル値列に上記複数エントリの位置が検出された場合、該複数エントリの位置に対応する上記出力ピクセル値列のピクセル位置に、上記2つの入力ピクセル値列のうちの他方の入力ピクセル値列のみから補間すべきであることを示すフラグをセットするステップと、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置に隣接するピクセル位置における動きベクトルに、上記一方の入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位を乗算した大きさのエラー域内で、上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置の周りのピクセル位置に、上記フラグをセットするステップと、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列のうちの上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせるステップとを含む。
【0021】
【実施例】
以下、図面により本発明を具体的に説明する。
図1は、入力ピクセル値の入力アレイを形成する2つの時間的に隣接するフィールドを示し、それらの間で出力ピクセル値の出力フィールドを補間しようとするものである。レッカー車及びラジオアンテナ柱は、フィールド0及びフィールド1においてどちらも静止している。自動車は、フィールド0におけるレッカー車の前部からフィールド1におけるラジオアンテナ柱の前部へと動いている。したがって、フィールド1では、レッカー車の運転台の下方及び前輪が現れて見えるようになり、ラジオアンテナ柱の下部は隠れて見えなくなっている。
【0022】
補間しようとする出力フィールドの相対的な時間位置に応じて、出力フィールドに、フィールド1で現れるか又は隠れた映像部分(領域)を含ませる必要がある。正確に補間するためには、補間されたフィールドの見える部分はフィールド1だけから導出すべきであり、逆に、見えない部分はもっぱらフィールド0から補間すべきである。このようにより正確な補間を可能とする補間の制御を行うためには、時間的に隣接するフィールド間で隠れたり現れたりする部分を検出しなければならない。
【0023】
図2は、見え隠れする部分を検出するヒットボード技法の説明図である。ヒットボードとは、各ピクセルが補間のためのソースとして何回使用されたかを示すアレイのことである(後述参照)。フィールド0及びフィールド1は、静止(即ち、動きベクトルv=0)ブロック2の背後を左方向に動く(即ち、v=−3)一連の文字を示す。補間しようとする出力フィールドは、フィールド1に向かう途中の2/3の位置にある(即ち、時間位置t=2/3)。
【0024】
フィールド0では、一番右に見える文字はDである。フィールド1では、一番右に見える文字はGである。補間(された)フィールドでは、一番右に見えるべき文字はFである。出力フィールドにおける全ピクセルに対して正しい動きベクトルは既に決まっている、と仮定する(即ち、文字A〜Fに対してはv=−3,ブロック2の全ピクセルに対してはv=0)。
【0025】
以前の装置による公知の動作では、各出力ピクセルは、その動きベクトルを時間的に隣接するフィールドに時間的順(前)方向及び逆(後)方向に投影し、各ピクセル値が出力フィールドの入力フィールドに対する相対的な時間近接度に従って加重(重み付け)された、指し示された入力ピクセル値の和を用いることにより、導出されている。本例では、文字E及びFは、フィールド0には現れないので、フィールド0から何か補間に関与させれば、映像の質を低下させることになろう。
【0026】
フィールド0に対するヒットボードであるヒットボード0は、各動きベクトルを用いて出力フィールド位置から時間的逆方向に投影し、フィールド0における対応ピクセルに対して記憶された値をインクリメントすることにより、導出される(後述参照)。フィールド0に示される入力ピクセル値はすべて、ブロック2の左端にある2入力フィールド値を除き、ソースとして1回使用されている。
【0027】
時間的に逆方向におけるヒットボードの複数エントリ(データ)は、現れる部分を示す。2回ヒットが生じている2つのピクセルに対する、出力フィールドに関する制御フラグが「1」にセットされ、補間がもっぱらフィールド1から行われるべきであることを示す。更に、該制御フラグがセットされたピクセルの両側のピクセルにどんな動きベクトルが対応しているかが調べられる。該制御フラグはそれから、2回ヒットが生じたフィールドからの時間変位(ずれ)を乗じた、隣接ピクセルに対する動きベクトルによって与えられる距離だけ、どちらか一方の側に延長される。
【0028】
1回しかヒットが生じなかった残りの制御フラグは「b」にセットされ、フィールド0及びフィールド1の両方を補間用ソースとして使用すべきであることを示す。
【0029】
このようにセットされた制御フラグを使えば、文字E及びFに対する出力映像ピクセル値は、もっぱらフィールド1から導出され、フィールド0からの関与はなくなる。こうすると、補間された映像の質がよくなる。
【0030】
上述から分かるように、ビットボードは、映像の隠れたり現れたりする部分が2入力フィールドの適切な方だけから導出されるように、補間器を制御するのに用いられている。この技法は、各出力ピクセルに対して正しい動きベクトルが選ばれている、と仮定するものである。
【0031】
制御フラグ(出力フィールドのピクセル当たり1つ)のアレイは、次の選択事項のうち1つを示すためにセットされる。
(a)フィールド0のみから補間する。
(b)フィールド1のみから補間する。
(c)両フィールドから補間する。
【0032】
これらのフラグは、次のようにして発生される。
1.2つのヒットボードについて倍数(又は複数)のエントリを調べる。ヒットボード0に1回より多いエントリがあれば、当該位置の出力ピクセルを発生するのにフィールド1のみを使用すべきである。同じく、ヒットボード1に1回より多いエントリがあれば、当該位置の出力ピクセルを発生するのにフィールド0のみを使用すべきである。それらの位置に対して、それに応じ
た制御フラグをセットする。
2.制御フラグがセットされて一方のフィールドのみを当該出力ピクセルの補間に使用すべきことが示された場合、或る数の隣接制御フラグをセットする。セットされた制御フラグの区域の端(エッジ)に隣接するn個の制御フラグを同一のセッティングにセットする。ここで、nは、出力フィールドの時間位置(t)を乗じた、隣接フラグの方向(即ち、水平、垂直、上又は下)の当該エッジにおけるベクトル成分に等しい。即ち、左端における水平ベクトル成分がxl であり、右端における水平ベクトル成分がxr であり、上端における垂直成分がyt であり、下端における垂直ベクトル成分がyb であり、時間位置がt(ただし、0≦t≦1)であれば、上記セットされた制御フラグの水平方向に−xl t及び+xr tピクセル、垂直方向に−yb t及
び+yt tピクセル内にある制御フラグを同じようにセットする。
【0033】
図3は、上述の技法の他の例を示す。この例では、文字の列が左方向にv=−6で動き、ブロック2が右方向にv=+3で動いている。出力フィールドから時間的逆方向に投影すると、文字E〜Jが、フィールド0のブロック2の左側6ピクセルの上に、出力フィールドのブロック2の左側6ピクセルからの真の投影に加えて投影される。したがって、これらの6ピクセルは倍数のヒットボード・エントリをもち、これらに対する補間はフィールド1のみから行うできべあることを示す。倍数のヒットボード・エントリに直接対応するこれらの制御フラグのセッティングに加えて、隣接するピクセル列p,qに関する動きベクトルが夫々−6及び+3と決定される。これらの各ベクトルに、倍のエントリが生じているフィールド0からの時間ずれ(t=2/3)を乗じることにより、制御フラグ「1」を左に4ピクセル位置、右に2ピクセル位置だけ延長する。
【0034】
こうすると、ピクセルE〜Jがフィールド1だけから正しく補間され、補間された映像の質がよくなる。
【0035】
図4は、時間的に順方向と逆方向に隣接するフィールド(又はフレーム)に対するヒットボードのエントリ(データ)を導出する回路を示す。ピクセルアドレスカウンタ8は、補間しようとする出力フィールド内を端から端まで動く一連のピクセルアドレスを発生する。ピクセルアドレスカウンタ8と同期して、ピクセルアドレスにおける動きベクトルが入力端10より乗算器12,14に供給される。補間すべき出力フィールドは、時間的逆(後)方向のフィールド0と時間的順(前)方向のフィールド1との間の或る時間位置tにあるものとする。また、出力フィールドからフィールド0に対する時間ずれ「−t」が乗算器12に加えられ、出力フィールドからフィールド1に対する時間ずれを表す対応値「(1−t)」が他方の乗算器14に加えられる。
【0036】
乗算器12からの出力は、現在ピクセルアドレスカウンタ8から出力されているピクセルアドレスに対応するピクセル位置におけるベクトルを、フィールド0の上に時間的逆方向に投影して得られるピクセルアドレスに対する(からの)オフセット(ずれ)を表す。同様に、乗算器14からの出力は、フィールド1への時間的順方向の投影で得られるピクセルアドレスに対するオフセットを表す。これらのアドレスオフセットは夫々加算器16及び18に供給され、そこで、ピクセルアドレスカウンタ18からの現ピクセルアドレスと加算され、時間的に前後のフィールドに投影された補間のためのソースアドレスを生じる。これらのソースアドレスは、ヒットボード20及び22(各ピクセル位置に対する記憶位置をもつRAMのアレイ)へ加えられ、そこで、それらは指し示されたアドレスに付随して値をインクリメントさせ、補間のソースとしての使用回数を表す。
【0037】
図5は、ヒットボードを用いて補間を制御する回路を示す。公知の方法で発生されたベクトルは、ベクトル選択器24に供給され、そこからベクトルバッファ26及びヒットボード発生器28に送られる。ヒットボード発生器28は、図4について述べた構成を有する。ベクトルバッファ26は、図5の回路の上部における処理遅延に対応する期間だけベクトルを遅らせる働きをする。出力フィールドから夫々時間的逆方向及び順方向に投影するためのヒットボード20(HB0)及び22(HB1)は、複数エントリ検出器30と共に、映像における隠れたり現れたりする部分を検出する働きをする。複数エントリ検出器30は、複数エントリを示す信号を制御フラグ発生器32に供給し、該制御フラグ発生器は、補間器を制御すると共に上述した制御フラグのエッジ延長をも行う制御フラグを発生する。制御フラグ発生器32には、ベクトルバッファからの遅れたベクトルと出力フィールドの時間位置tとが、複数エントリ検出器30からの出力に加えて供給される。これらの情報は、補間用ソースとしてフィールド0,フィールド1又は両フィールドを使用するかどうかを制御する、補間器(下流)への制御フラグを発生するのに必要なものである。
【0038】
図6は、前の又は次の入力フィールドからの動きベクトルを夫々見え隠れする物体の補間に強制的に使用することにより、後続の補間を制御するためのヒットボード・エントリの使い方を示す。一連の入力フィールドi/p1,i/p2及びi/p3は、左方向に動いている背景36に対して右方向に動いているブロック34を示す。出力フィールドo/p1,o/p2は、入力フィールド間の位置で補間されるべきものを示す。「○」で示すピクセルは、夫々のシーン(場面)における分離(別れ)によって見えるようになったもので、それらの対応する正当な動きベクトルをもたない。
【0039】
この見えるようになったピクセルaに対応するデフォルト(省略時)動きベクトルは、ゼロである。これは、入力フィールドi/p1に対する(時間的)逆方向のヒットボードの「×」で示す点に倍数エントリを生じさせる。その他の見えるピクセルは、動きベクトルが動いているブロックから導出される位置にあり、その位置では、逆方向ヒットボードには倍数エントリを生じない。
【0040】
逆方向ヒットボードの「×」位置にある倍数エントリは分離を示し、即ち、動きベクトルを後続のフィールド対i/p2及びi/p3から取るべきであることを示す。これらの動きベクトル38は、それまで動きベクトルが正しく特定されていなかった点40の補間に使うことができる。補間はそれから、これらの補正された動きベクトルを用い、図2及び3に示した技法に従って行われる。
【0041】
同様に、ピクセルbが、入力フィールドi/p2及びi/p3間で現れ、逆方向ヒットボードに倍数エントリを生じる。したがって、次の入力フィールドに関する動きベクトルが、出力フィールドo/p2の補間されるピクセル42のために使用される。
【0042】
図7は、収束する(近づく)場合の例を示す。本例では、ブロック34と背景36とがブロック34の右端で収束している。入力フィールドi/p1におけるピクセル位置cはこの収束によって隠れ、その結果それらはデフォルト・ゼロ動きベクトルをもち、入力フィールドi/p2に対応する順方向ヒットボードに倍数のエントリを生じる。順方向ヒットボードは、それらの点(c)に対するベクトルを逆方向から、即ち入力フィールドi/p0(図示せず)及びi/p1間で導出されたベクトルから取るべきであることを示す。前と同様、これらの補正された動きベクトルを補間に用いることができる。
【0043】
上述と同じようにして、ピクセルdに対する動きベクトルは、順方向に倍数ヒットボード・エントリがあることから、入力フィールドi/p1及びi/p2間のベクトルから取ることができる。
【0044】
上述の動作は、次のように考えられる。
1.逆方向に収束するベクトル(即ち、倍数書込み)は離れてゆくシーンを示すので、ベクトルは次に出力されるベクトルから選択しなければならないであろう。
即ち、順方向に分離するベクトル(即ち、ゼロ書込み)は離れてゆくシーンを示すので、ベクトルは次に出力されるベクトルから選択しなければならないであろう。
2.逆方向に分離するベクトル(即ち、ゼロ書込み)は近づくシーンを示すので、ベクトルは前に出力されたベクトルから選択しなければならないであろう。
即ち、順方向に収束するベクトル(即ち、倍数書込み)は近づくシーンを示すので、ベクトルは前に出力されたベクトルから選択しなければならないであろう。
【0045】
図8に、一連の入力フィールドi/p1〜i/p6を示す。このフィールド列では、黒いブロックは、カメラがそれを追っている間に、背景に対して動き始めまた停止している。フィールドi/p2及びi/p3間では、該ブロックが動き、カメラが追っている間そのブロックはなお該フレームの中で動いている。この点は、フィールドi/p3及びi/p4間でも同様である。フィールドi/p4及びi/p5間では、カメラが該ブロックに追従するのに成功し、それを該フレーム内で静止状態に保持しており、他方背景は動いている。フィールドi/p5及びi/p6間では、該ブロックは動きを止めている。出力フィールドo/p1,o/p2及びo/p3は、入力フィールドの間の位置にある。
【0046】
この例では、逆方向投影書込みにおいてゼロ書込みに相当するベクトル選択上の整合不良が起こる場合、ベクトルは、順方向に投影された前の出力フィールドに使用されたものを使用すべきであることが分かるであろう。
【0047】
図8において、このようにして選択されたベクトルは、a,b,c,d,i及びjである。ベクトルa,b,c及びdは、実際には正しくないベクトルであるが、この状況では最良の「使用可能な」ベクトルである。ベクトルi及びjは、正しいベクトルである。
【0048】
反対に、順方向投影書込みにおいてゼロ書込みに相当するベクトル選択上の整合不良がある場合、ベクトルは、逆方向に投影された次の出力フィールドに使用されるものを使用すべきである。この場合、これらのベクトルはk,l,m,n,o及びpであり、これらは夫々正しいベクトルである。これは、ベクトルe,f,g及びhについても同様である。
【0049】
図9〜13は、出力映像の質をよくするために、ヒットボード・エントリを後続の補間の修正に用いる第3の技法を示す。この場合、ヒットボードは、他の情報と共に、間違って選択された動きベクトルを補正するのに使用する。
【0050】
その処理は、出力フィールドの補間の一部として行われる。まずテスト補間が行われ、動きベクトル及び補間器制御が(必要に応じて)修正され、補間は終了する。ヒットボード(逆方向及び順方向書込みフラグ)が、各出力ピクセルに対し選択された動きベクトルと2つの入力フィールドとの交差を示すために設けられる。更に、テスト補間で発生された出力フレームを、それを発生した入力フレーム上に投影する。それは、全動きベクトルを反対方向に向けること(即ち、一種の反対補間)によって行う。もしテスト補間が正確であったならば、この投影により入力フレームが再生される筈である(この比較を順方向及び逆方向投影と呼ぶことにする)。反対投影されたフレームをピクセル毎に真の入力フレームから差引いて、エラーフレームを作る。該補間が完全に正確であったならば、エラーフレームにおけるピクセルはすべてゼロとなるであろう。不正確な補間の位置は、エラーフレーム中の非ゼロ値で表される。
【0051】
図9及び10に示すように、ピクセル38は、入力フレーム(n)及び入力フレーム(n+1)間で水平方向に4ピクセルだけ動いている。従来手段で選択した動きベクトルをアレイ40で示す。2つの入力フレーム及び動きベクトルをそれから、テスト出力フレーム42の発生と、夫々順方向及び逆方向ヒットボード44及び46の発生とに用いる。図9の左側に示す中間の3ピクセル位置については、白ピクセルから白ピクセルへのゼロ動きベクトルとの整合は、動くピクセル38について(黒ピクセルから黒ピクセルへ)の真の整合と同じ位に明瞭である。
【0052】
それから、順方向及び逆方向投影を行い、その際、反対投影された各出力ピクセルを入力フレーム(n)及び(n+1)内の対応する位置から差引いて、順方向及び逆方向エラーフレームを作る。入力ピクセルと順方向及び逆方向投影されたピクセルとの差は、入力フレーム座標内のエラー位置としてマークされる(48,50)。(上記の差を閾値と比較し、閾値を越える差をエラー位置としてマークし、一部が或るピクセル内に入り一部がその隣りに入る物体や物体のエッジの影響を減らすため更にフィルタリングを使用する。)ヒットボードに2つ以上のエントリがあるピクセルは、このエラーマーキングでは無視(マスク)される。これを「*」52で示す。
【0053】
動きベクトルはそれから、次の一連のルールによって訂正される。
(1)ヒットボードを調べ、順方向及び逆方向ヒットボードにゼロ・エントリをもつピクセル位置を探す。
(2)順方向又は逆方向エラーフレームのこの点(即ち、エラー位置)に相違(差)が生じているか?
(3)この位置で使用されたベクトルは、複数ヒットボード・エントリを指し示しているか?
(4)(2)及び(3)に対する回答がイエスならば、ベクトルは多分間違っていると判定できる。そのベクトルを捨て隣りの(異なる)ベクトルを試す。
不正ベクトルの位置は、次のようにして引き出せる。
現ベクトルが正でt<0.5ならば、不正ベクトルの位置は、逆方向ヒットボードにおけるゼロ書込みフラグに対して+(t・v)だけ変位して(ずれ)ている。
現ベクトルが正でt>0.5ならば、不正ベクトルの位置は、順方向ヒットボードにおけるゼロ書込みフラグに対して−((1−t)・v)だけずれている。
【0054】
図10に戻る。この図は、図9に示した映像部分に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す。詳しくいえば、番号54で示すように、各ピクセルがソースとして使用された回数がヒットボードに記録される。ピクセル38は、順方向又は逆方向入力フレームのどちらにおいてもソースとして使用されず、したがって、補間された出力フレームはこの黒いピクセル38を含まないことが見られるであろう。よって、逆方向及び順方向エラーフレームの、入力フレーム(n)及び(n+1)の黒ピクセル38に対応する位置に、エラー位置が検出されることになる。
【0055】
図11に示すように、図9の逆方向エラーフレームからのエラー位置48は、ヒットボード46内で見付けられると、それがソースとして使用されなかった位置に対応するものかどうかが調べられる。この場合はそれに対応するので、不正ベクトルが存在する可能性があることになる。このエラーは逆方向エラーフレームで検出されるので、順方向投影において同じエラーに対して補正する必要はない。このベクトルの位置は、逆方向の位置からt・vとして、即ち本例では、右に1ピクセルずれた位置56が計算される。この位置の古いベクトル(ゼロ動きベクトル)は、通常のベクトル選択慣行に従って近傍から選ばれた代わりのベクトルで置換えられる(本例では、v)。
【0056】
図12及び13は、このテストがこの訂正された動きベクトルで行われた場合にどうなるか、即ちエラーが存在しなくなる状況を示す。図示のようにこの場合は、ピクセル38が出力フレームに現れる。また、逆方向及び順方向エラーフレームは、どんなエラー位置も含まない。即ち、入力フレームのピクセルから出力フレームにおける対応ピクセルに投影されないピクセルを含まない。
【0057】
図14〜18は、黒いピクセル58が静止した黒い区域60の背後を通る、即ち収束する場合の第3技法の他の例を示す。図14において、ピクセル58は、入力フレーム(n)及び入力フレーム(n+1)間で水平方向に4ピクセルだけ動いている。通常の手段で選択された動きベクトルをアレイ62に示す。2入力フレーム及び動きベクトルはそれから、テスト出力フレーム64の発生並びに順方向及び逆方向ヒットボード66及び68の発生に夫々使用される。
【0058】
前と同様、順方向及び逆方向投影を行い、それからこれらのフレームを対応する入力フレームと比較し、順方向及び逆方向エラーフレームを発生する。入力ピクセルと順方向及び逆方向投影されたピクセルとの間の差が、入力フレーム座標でエラー位置としてマークされる(70)。(上記の差を閾値と比較し、閾値を越える差をエラー位置としてマークする。一部が或るピクセルに入り一部がその隣りに入る物体や物体のエッジの影響を減らすため更にフィルタリングを使用する。)2以上のエントリがヒットボードに存在するピクセルは、「*」72で示すようにこのエラーマーキングでは無視(マスク)する。
動きベクトルをそれから、上述した一連のルールによって訂正する。
【0059】
図15は、図14に示した映像部分(領域)に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す。詳しくいうと、各ピクセルがソースとして使用された回数が、番号74で示すようにヒットボードに記録される。図より、ピクセル58は、順方向又は逆方向入力フレームのどちらにもソースとして使用されず、したがって、補間された出力フレームはこの黒いピクセル58を含まないことが見られるであろう。よって、エラー位置は、逆方向エラーフレームの、入力フレームnにおける黒ピクセル58と対応する位置に検出されることになる。
【0060】
図16に示すように、図14の逆方向エラーフレームからのエラー位置70がヒットボード66及び68において探し出されると、それがソースとして使用されない位置に対応するかどうかが調べられる。この場合はそれに対応するので、誤りベクトルが存在する可能性があることになる。このベクトルの位置は、逆方向における位置からt・vとして、即ち、この場合右へ1ピクセルずれた位置77が計算される。この位置における古いベクトル(ゼロ動きベクトル)は、通常のベクトル選択慣行に従って近傍から選ばれた代わりのベクトルで置換される(この場合は、v)。
【0061】
図17及び18は、この訂正された動きベクトルでテストが行われる場合どうなるか、即ち、エラーが存在しなくなる状況を示す。図示のようにこの場合は、ピクセル58が出力フレームに現れる。また、逆方向及び順方向エラーフレームは、どんなエラー位置も含まない。即ち、入力フレームのピクセルから出力フレームにおける対応ピクセルへ投影されないピクセルを含まない。
【0062】
図19〜23は、黒いピクセル78が黒い静止区域80の背後から現れる(離れる)場合の第3技法の例を示す。図19において、黒ピクセル78は、入力フレーム(n)と入力フレーム(n+1)の間で水平方向に4ピクセルだけ動いている。通常の手段で選択された動きベクトルをアレイ82で示す。2入力フレーム及び動きベクトルはそれから、テスト出力フレーム84の発生と、順方向及び逆方向ヒットボード86及び88の発生とに夫々使用される。
【0063】
順方向及び逆方向投影を行い、反対投影における各出力ピクセルを入力フレーム(n)及び(n+1)における対応位置から差引いて、順方向及び逆方向エラーフレームを発生する。入力ピクセルと順方向及び逆方向投影されたピクセルとの間の差を、入力フレーム座標でエラー位置としてマークする(90)。(上記の差を閾値と比較し、閾値を越える差をエラー位置としてマークする。一部が或るピクセル内に入り一部がその隣りに入る物体や物体のエッジの影響を減らすために更にフィルタリングを用いる。)2以上のエントリがヒットボードに存在するピクセルは、このエラーマーキングでは「*」92で示すように無視(マスク)する。
動きベクトルをそれから、上述した一連のルールによって訂正する。
【0064】
図20は図19に示した映像部分に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す。詳しくいうと、各ピクセルがソースとして使用された回数が、番号94で示すようにヒットボードに記録される。図から、ピクセル78は順方向又は逆方向入力フレームのどちらにもソースとして使用されず、したがって、補間された出力フレームはこの黒ピクセル78を含まないことが見られるであろう。よって、エラー位置は、順方向エラーフレームの、入力フレーム(n+1)における黒ピクセル78と対応する位置に検出されることになる。
【0065】
図21に示すように、図19の順方向エラーフレームからのエラー位置90がヒットボード86及び88で見付けられると、それがソースとして使用されなかった位置に対応するかどうかが調べられる。この場合はそれに対応するので、誤りベクトルが存在する可能性があることになる。このエラーは順方向エラーフレーム86で検出されるので、逆方向エラーフレームにおける同じエラーを訂正する必要はない。このベクトルの位置は順方向における位置から−(1−t)・vとして、即ち、この場合左へ1ピクセルずれた位置98が計算される。この位置における古いベクトル(ゼロ動きベクトル)は、通常のベクトル選択慣行に従って近傍から選んだ代わりのベクトルで置換える(本例では、v)。
【0066】
図22及び23は、この訂正された動きベクトルでテストが行われた場合どうなるか、即ちエラーが存在しなくなる状況を示す。この場合、ピクセル78は出力フレームに現れる。また、逆方向及び順方向エラーフレームは、どんなエラー位置も含まない。即ち、入力フレームのピクセルから出力フレームにおける対応ピクセルへ投影されないピクセルを含まない。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明によれば、入力映像の中に物体が隠れたり見えるようになったりする部分があっても、補間された映像の質が改善される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】隣接映像間で背景が見え隠れする例を示す正面図である。
【図2】見え隠れを検出するヒットボード技法の例を示す説明図である。
【図3】上記ヒットボード技法の他の例を示す説明図である。
【図4】ヒットボードのデータを発生する回路を示す図である。
【図5】ヒットボードのデータに基く補間制御回路を示す図である。
【図6】ヒットボード・データによる動きベクトル選択の例1を示す説明図である。
【図7】ヒットボード・データによる動きベクトル選択の例2を示す説明図である。
【図8】ヒットボード・データによる動きベクトル選択の例3を示す説明図である。
【図9】ヒットボード・データによる誤り動きベクトル検出の例1を示す説明図である。
【図10】図9に示す映像部分に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す説明図である。
【図11】図9に示す誤り動きベクトルの訂正を示す説明図である。
【図12】図11の訂正動きベクトルを用いた場合の状況を示す説明図である。
【図13】図12に関するテスト補間及びヒットボード発生を示す説明図である。
【図14】ヒットボート・データによる誤り動きベクトル検出の例2を示す説明図である。
【図15】図14に示す映像部分に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す説明図である。
【図16】図14に示す誤り動きベクトルの訂正を示す説明図である。
【図17】図16の訂正動きベクトルを用いた場合の状況を示す説明図である。
【図18】図17に関するテスト補間及びビットボード発生を示す説明図である。
【図19】ヒットボード・データによる誤り動きベクトル検出の例3を示す説明図である。
【図20】図19に関するテスト補間及びヒットボード発生を示す説明図である。
【図21】図19に示す誤り動きベクトルの訂正を示す説明図である。
【図22】図21の訂正動きベクトルを用いた場合の状況を示す説明図である。
【図23】図22に関するテスト補間及びヒットボード発生を示す説明図である。
【符号の説明】
20,22 ヒットボード(投影する手段)
24 ベクトル選択器
26 ベクトルバッファ
28 ヒットボード発生器
30 複数エントリ検出器
32 制御フラグ発生器
Claims (10)
- 時間的に隣接する2つの画面を構成する2つの入力ピクセル値列の間で動き補正補間を行うことによって、1画面を構成する出力ピクセル値列を発生する装置であって、
上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置に対応し、該ピクセル位置における、上記2つの入力ピクセル値列の間の映像の動きを表す動きベクトルを検出する手段と、
上記動きベクトルを上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置から上記2つの入力ピクセル値列に投影し、上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値への投影回数を、各入力ピクセル値が上記出力ピクセル値列を補間するためのソースとして使用される回数として検出する回数検出手段と、
上記回数検出手段の検出結果に応じて補間を制御する制御手段と、
上記制御手段の制御のもとで動き補正補間を行う補間器と
を具え、
上記制御手段は、
上記2つの入力ピクセル値列における、入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用された複数エントリの位置を検出する手段と、
上記2つの入力ピクセル値列のうちの一方の入力ピクセル値列に上記複数エントリの位置が検出された場合、該複数エントリの位置に対応する上記出力ピクセル値列のピクセル位置に、上記2つの入力ピクセル値列のうちの他方の入力ピクセル値列のみから補間すべきであることを示すフラグをセットする手段と、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置に隣接するピクセル位置における動きベクトルに、上記一方の入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位を乗算した大きさのエラー域内で、上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置の周りのピクセル位置に、上記フラグをセットする手段と、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列のうちの上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせる手段と
を含む動き補正映像補間装置。 - 上記制御手段は、
上記補間器に補間させた出力ピクセル値列の各ピクセル位置における動きベクトルを反対方向に向けることにより、上記出力ピクセル値列の各ピクセル値を上記2つの入力ピクセル値列に投影する手段と、
上記2つの入力ピクセル値列の入力ピクセル値のうち、上記投影された出力ピクセル値と差があり、且つ、上記回数検出手段でソースとして使用されないと検出された入力ピクセル値をエラー位置としてマークする手段と、
上記出力ピクセル値列のうち上記エラー位置に対応するピクセル位置における動きベクトルと、上記入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位とを乗算し、上記出力ピクセル値列のうち上記乗算結果だけ上記エラー位置からずれたピクセル位置を計算する手段と、
上記出力ピクセル値列のうち上記計算されたピクセル位置における動きベクトルを、該出力ピクセル位置の近傍の出力ピクセル位置における動きベクトルに置き換えて、上記補間器に補間を行わせる手段と
をさらに含む請求項1の動き補正映像補間装置。 - 上記制御手段は、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値について、上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記他方の入力ピクセル値列と、上記他方の入力ピクセル値列からみて上記一方の入力ピクセル値列とは時間的に反対側に隣接する入力ピクセル値列との間の動きベクトルをさらに用いて上記補間器に補間を行わせる手段
をさらに含む請求項1の動き補正映像補間装置。 - 上記回数検出手段は、
上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置のアドレスと、該アドレスに対応する動きベクトルとを発生する手段と、
各々の上記アドレスに対応する動きベクトルに、上記2つの入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位をそれぞれ乗算する手段と、
各々の上記アドレスに、上記2つの入力ピクセル値列についての上記乗算結果をそれぞれ加算する手段と、
上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値に対応する記憶位置を有し、上記記憶位置のうち、上記加算結果が示すアドレスの入力ピクセル値に対応する記憶位置に記憶する使用回数をインクリメントする記憶手段と
を含む請求項1〜3のいずれか1項の動き補正映像補間装置。 - 上記制御手段は、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされていないピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列の両方から、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせる手段
さらに含む請求項1の動き補正映像補間装置。 - 時間的に隣接する2つの画面を構成する2つの入力ピクセル値列の間で動き補正補間を行うことによって、1画面を構成する出力ピクセル値列を発生する方法であって、
上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置に対応し、該ピクセル位置における、上記2つの入力ピクセル値列の間の映像の動きを表す動きベクトルを検出するステップと、
上記動きベクトルを上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置から上記2つの入力ピクセル値列に投影し、上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値への投影回数を、各入力ピクセル値が上記出力ピクセル値列を補間するためのソースとして使用される回数として検出する回数検出ステップと、
動き補正補間を行う補間器を、上記回数検出ステップの検出結果に応じて制御する制御ステップと
を有し、
上記制御ステップは、
上記2つの入力ピクセル値列における、入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用された複数エントリの位置を検出するステップと、
上記2つの入力ピクセル値列のうちの一方の入力ピクセル値列に上記複数エントリの位置が検出された場合、該複数エントリの位置に対応する上記出力ピクセル値列のピクセル位置に、上記2つの入力ピクセル値列のうちの他方の入力ピクセル値列のみから補間すべきであることを示すフラグをセットするステップと、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置に隣接するピクセル位置における動きベクトルに、上記一方の入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位を乗算した大きさのエラー域内で、上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置の周りのピクセル位置に、上記フラグをセットするステップと、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列のうちの上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせるステップと
を含む動き補正映像補間方法。 - 上記制御ステップは、
上記補間器に補間させた出力ピクセル値列の各ピクセル位置における動きベクトルを反対方向に向けることにより、上記出力ピクセル値列の各ピクセル値を上記2つの入力ピクセル値列に投影するステップと、
上記2つの入力ピクセル値列の入力ピクセル値のうち、上記投影された出力ピクセル値と差があり、且つ、上記回数検出手段でソースとして使用されないと検出された入力ピク セル値をエラー位置としてマークするステップと、
上記出力ピクセル値列のうち上記エラー位置に対応するピクセル位置における動きベクトルと、上記入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位とを乗算し、上記出力ピクセル値列のうち上記乗算結果だけ上記エラー位置からずれたピクセル位置を計算するステップと、
上記出力ピクセル値列のうち上記計算されたピクセル位置における動きベクトルを、該出力ピクセル位置の近傍の出力ピクセル位置における動きベクトルに置き換えて、上記補間器に補間を行わせるステップと
をさらに含む請求項6の動き補正映像補間方法。 - 上記制御ステップは、
上記出力ピクセル値列のうち上記フラグがセットされたピクセル位置のピクセル値について、上記他方の入力ピクセル値列のみから、上記他方の入力ピクセル値列と、上記他方の入力ピクセル値列からみて上記一方の入力ピクセル値列とは時間的に反対側に隣接する入力ピクセル値列との間の動きベクトルをさらに用いて上記補間器に補間を行わせるステップ
をさらに含む請求項6の動き補正映像補間方法。 - 上記回数検出ステップは、
上記出力ピクセル値列の各ピクセル位置のアドレスと、該アドレスに対応する動きベクトルとを発生するステップと、
各々の上記アドレスに対応する動きベクトルに、上記2つの入力ピクセル値列に対する上記出力ピクセル値列の時間変位をそれぞれ乗算するステップと、
各々の上記アドレスに、上記2つの入力ピクセル値列についての上記乗算結果をそれぞれ加算するステップと、
上記2つの入力ピクセル値列の各入力ピクセル値に対応する記憶位置を有する記憶手段のうち、上記加算結果が示すアドレスの入力ピクセル値に対応する記憶位置に記憶する使用回数をインクリメントするステップと
を含む請求項6〜8のいずれか1項の動き補正映像補間方法。 - 上記制御ステップは、
上記出力ピクセル値列のうち、上記フラグがセットされていないピクセル位置のピクセル値については、上記2つの入力ピクセル値列の両方から、上記動きベクトルを用いて上記補間器に補間を行わせるステップ
をさらに含む請求項6の動き補正映像補間方法。
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1994
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105874783A (zh) * | 2014-02-04 | 2016-08-17 | 英特尔公司 | 用于在帧速率上变频中进行帧重复控制的技术 |
CN105874783B (zh) * | 2014-02-04 | 2020-06-26 | 英特尔公司 | 一种用于对运动视频帧速率进行上变频的设备、方法和计算机可读介质 |
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GB2279531A (en) | 1995-01-04 |
JPH089339A (ja) | 1996-01-12 |
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