JPH0721946B2 - デイジタルテレビジヨン信号の誤り修正方法 - Google Patents

デイジタルテレビジヨン信号の誤り修正方法

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JPH0721946B2
JPH0721946B2 JP60206174A JP20617485A JPH0721946B2 JP H0721946 B2 JPH0721946 B2 JP H0721946B2 JP 60206174 A JP60206174 A JP 60206174A JP 20617485 A JP20617485 A JP 20617485A JP H0721946 B2 JPH0721946 B2 JP H0721946B2
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ジエームス・ヘツドレー・ウイルキンソン
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Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/79Processing of colour television signals in connection with recording
    • H04N9/87Regeneration of colour television signals
    • H04N9/88Signal drop-out compensation
    • H04N9/888Signal drop-out compensation for signals recorded by pulse code modulation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はディジタルテレビジョン信号の誤り修整方法
に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、複数の水平走査線から成るテレビジョン画
像の上記水平走査線に沿ったサンプル位置に夫々対応す
る複数のコンポーネントサンプル値を有するディジタル
テレビジョン信号の誤りを修整する方法において、誤り
のある上記各サンプル値に対して、上記誤りサンプルが
あり且つサンプル値の1つが上記誤りサンプルにすぐ隣
接する上記水平走査線のすぐ前又は後の上記水平走査線
に共にある2つのすぐ隣接したサンプル値間の差を決定
することにより第1の修整精度を計算し、上記誤りサン
プルがあり且つサンプル値の1つが上記誤りサンプルに
すぐ隣接する垂直走査線のすぐ前又は後にある垂直走査
線に共にある2つのすぐ隣接したサンプル値間の差を決
定することにより第2の修整精度を計算し、利用可能な
上記修整精度から上記誤りサンプルを修整するための上
記テレビジョン画像の好ましい方向を選択し、上記好ま
しい方向に沿って設けられた利用可能なサンプル値を使
用して上記誤りサンプルの訂正値を計算し、上記訂正し
たサンプル値で上記誤りサンプルを置換して誤りを修整
することにより、常に品質のすぐれたテレビジョン画像
を得ることができるようにしたものである。
〔従来の技術とその問題点〕
例えばディジタルビデオテープレコーダ(VTR)に生ず
る雑音やドロップアウトの為に、ディジタルテレビジョ
ン信号の処理中に誤りが生じれば、ディジタル信号が失
われ或いは欠落して再形成されたアナログテレビジョン
信号が元のアナログテレビジョン信号に正確に対応しな
くなり、その結果得られたテレビジョン画像は画質の悪
いものとなる。
ディジタルテレビジョン信号の誤りを処理する2つの主
たる方法がある。その第1の方法は訂正で、この訂正は
単に誤りの検出及び訂正の為に付加的データ信号を形成
して使用するもので、これ等の付加的データ信号は他の
点では冗長である。訂正は良好な結果が得られる反面、
誤りを処理する単一手段としては一般に使用できない。
これは幅広い訂正能力を得るには、データ処理系に負担
をかけすぎたり、データ速度を許容できないレベルまで
上昇するかもしれない過大な量の付加データを必要とす
るからである。第2の方法はこの発明が特に関係する修
整である。これは失われたり或いは欠落したデータ信号
を、利用可能な欠落してないデータ信号より生成したデ
ータ信号と置換して行うものである。この方法は、テレ
ビジョン信号に存在する強い相関の精度に大きく依存す
る。
本出願人による英国特許第2073534号及び対応する欧州
特許第37212号には、複数アルゴリズムから誤りサンプ
ルの修整に使用する訂正値計算のために好ましいアルゴ
ンリズムを選択し、その好ましいアルゴリズムを使用し
て誤りサンプルに対する訂正値を計算し、誤りサンプル
を訂正値サンプルで置換する誤り修整方法が開示されて
いる。この方法は多くの状況下で良好に働くが、好まし
くいアルゴリズムを選択する際に問題点を生じる或る誤
り状況とまた或る信号周波数条件が存在することがわか
った。
この発明の目的は、これ等の問題点を低減できるディジ
タルテレビジョン信号の誤り修整方法を提供するもので
ある。
この発明の他の目的は、高い誤り率があるときに効果的
なディジタルテレビジョン信号の誤り修整方法を提供す
るものである。
この発明の他の目的は、サンプルした入力テレビジョン
信号の周波数応答を考慮したディジタルテレビジョン信
号の誤り修整方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るディジタルテレビジョン信号の誤りを修
正する方法は次の構成を採択する。
水平走査線の位置yと各水平走査線のサンプリング周波
数に関連する位置xとによって定まるサンプル位置x,y
に夫々コンポーネントサンプル値(x,y)を有するディ
ジタルテレビジョン信号の誤りがあるサンプル値(n,s
0)を修正するディジタルテレビジョン信号の誤り修正
方法において、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある水平走査線nの直前
または直後の水平走査線n−1,n+1に存在し、且つ上
記誤りサンプル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2
つのサンプル値の組を4組用いて、次の式 H1=|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| H2=|(n−1,S0)−(n−1,S1)| H3=|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| H4=|(n+1,S0)−(n+1,S0)| によりコンポーネント水平修正精度を計算して、これら
コンポーネント水平修正精度H1〜H4の内で正常なサンプ
ルを用いて計算されたコンポーネント水平修正精度の平
均を求めて水平修正精度Hを計算し(第2A図)、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある垂直線s0の両側に隣
接する垂直線s−1,s+1に存在し、且つ上記誤りサン
プル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプ
ル値の組を4組用いて、次の式 V1=|(n−1,S−1)−(n,S−1)| V2=|(n,S−1)−(n+1,S−1)| V3=|(n−1,S1)−(n,S1)| V4=|(n,S1)−(n+1,S1)| によりコンポーネント垂直修正精度を計算して、これら
コンポーネント垂直修正精度V1〜V4の内で正常なサンプ
ルを用いて計算されたコンポーネント垂直修正精度の平
均を求めて垂直修正精度Vを計算し(第2B図)、 上記水平及び垂直修正精度H,Vのうち利用可能なものか
ら好ましい誤りサンプル修正方向を選択し、 上記好ましい誤り修正方向に沿って正常なサンプルを使
用して誤りサンプルの訂正値を計算し、 誤りサンプル値を上記訂正値で置換し、上記誤りサンプ
ル値(n,s0)に対する誤りを修正するディジタルテレビ
ジョン信号の誤り修正方法。
更に、この発明に係るディジタルテレビジョン信号の誤
りを修正する方法は次の構成を採択する。
水平走査線の位置yと各水平走査線のサンプリング周波
数に関連する位置xとによって定まるサンプル位置x,y
に夫々コンポーネントサンプル値(x,y)を有するディ
ジタルテレビジョン信号の誤りがあるサンプル値(n,s
0)を修正するディジタルテレビジョン信号の誤り修正
方法において、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある水平走査線nの直前
または直後の水平走査線n−1,n+1に存在し、且つ上
記誤りサンプル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2
つのサンプル値の組を4組用いて、次の式 H1=|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| H2=|(n−1,S0)−(n−1,S1)| H3=|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| H4=|(n+1,S0)−(n+1,S0)| によりコンポーネント水平修正精度を計算して、これら
コンポーネント水平修正精度H1〜H4の内で正常なサンプ
ルを用いて計算されたコンポーネント水平修正精度の平
均を求めて水平修正精度Hを計算し(第2A図)、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある垂直線s0の両側に隣
接する垂直線s−1,s+1に存在し、且つ上記誤りサン
プル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプ
ル値の組を4組用いて、次の式 V1=|(n−1,S−1)−(n,S−1)| V2=|(n,S−1)−(n+1,S−1)| V3=|(n−1,S1)−(n,S1)| V4=|(n,S1)−(n+1,S1)| によりコンポーネント垂直修正精度を計算して、これら
コンポーネント垂直修正精度V1〜V4の内で正常なサンプ
ルを用いて計算されたコンポーネント垂直修正精度の平
均を求めて垂直修正精度Vを計算し(第2B図)、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある正の対角線の両側に
隣接する正の対角線Cに存在し、且つ上記誤りサンプル
値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプル値
の組を4組用いて、次の式 D+1=|(n−1,S−1)−(n,S−2)| D+2=|(n−1,S0)−(n,S−1)| D+3=|(n,S1)−(n+1,S0)| D+4=|(n,S2)−(n+1,S1)| によりコンポーネント正の対角線修正精度を計算して、
これらコンポーネント正の対角線修正精度D+1〜D+4の内
で正常なサンプルを用いて計算されたコンポーネント正
の対角線修正精度の平均を求めてコンポーネント正の対
角線修正精度D+を計算し(第2C図)、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある負の対角線の両側に
隣接する負の対角線Dに存在し、且つ上記誤りサンプル
値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプル値
の組を4組用いて、次の式 D-1=|(n−1,S0)−(n,S1)| D-2=|(n−1,S1)−(n,S2)| D-3=|(n,S−2)−(n+1,S−1)| D-4=|(n,S−1)−(n+1,S0)| によりコンポーネント負の対角線修正精度を計算して、
これらコンポーネント負の対角線修正精度D-1〜D-4の内
で正常なサンプルを用いて計算されたコンポーネント負
の対角線修正精度の平均を求めて負の対角線修正精度D-
を計算し(第2D図)、 上記水平,垂直,正の対角線及び負の対角線の修正精度
H,V,D+,D-のうち利用可能なものから好ましい誤りサン
プル修正方向を選択し、 上記好ましい誤り修正方向に沿って正常なサンプルを使
用して誤りサンプルの訂正値を計算し、 誤りサンプル値を上記訂正値で置換し、上記誤りサンプ
ル値(n,s0)に対する誤りを修正するディジタルテレビ
ジョン信号の誤り修正方法。
〔作用〕
斯る構成によりこの発明では、あらゆる状況下でも良好
に働き、常に品質の良いテレビジョン画像が得られる。
〔実施例〕
この発明の実施例の説明の前に、本実施例を理解しやす
いように、先ず上述した問題点に付いて説明する。
第3図は1フィールドのテレビジョンラスターの一部特
に線n−1、線nおよび線n+1と付された連続する3
本の水平走査線の一部を示す。輝度サンプル位置が各水
平走査ラインに沿って規則的な間隔すなわち13.5MHzの
サンプリング周波数に対応する間隔で設けられ、しかも
垂直方向に配列されている。換言すれば、フィールドは
直交してサンプルされ、これはこの発明の本質ではない
けれども、サンプル位置が垂直方向に実質的に配列され
ていれば十分である。左側から読むと、各水平走査線の
連続するサンプル位置には、S−3,S−2,S−1,S0,S1,S2
及びS3が付記されている。この表示法を用いると、マト
リクスの任意のサンプル位置を線及びサンプル番号で示
すことができ、発明の都合上、こゝでは、修整を要する
誤りサンプル信号があるサンプル位置は線n中の位置S0
のところにあり、これをn,S0で示すものとする。
上述した本出願人の特許に開示されているように、サン
プル位置n,S0に対する訂正値は4つの異なる方法の1つ
を用いて推定できる。第1に、サンプル位置n,S0に隣接
する線nでサンプル位置n,S0の各側にある2つのサンプ
ル値の平均をとる。第2に、サンプル位置n,S0に隣接す
る線n−1及び線n+1でサンプル位置n,S0の垂直方向
に上下にある2つのサンプル値の平均をとる。第3に、
サンプル位置n,S0に隣接する線n−1及び線n+1でサ
ンプル位置n,S0の両側に正の対角線方向に沿ってある2
つのサンプル値の平均をとる。第4に、サンプル位置n,
S0に隣接する線n−1及び線n+1でサンプル位置n,S0
の両側に負の対角線方向に沿ってある2つのサンプル値
の平均をとる。これ等4つの方向を矢印A,B,C及びDで
夫々示す。
これ等の各可能性は訂正値を計算するためのアルゴリズ
ムとして考えてよく、これ等のアルゴリズムの1つは他
の任意のものより良好な結果をもたらすであろうと認め
られる。従って、使用する方向は、既知のサンプル値を
使用して各アルゴリズムを試験し、どれが最良の結果を
もたらすかを見ることにより選択される。その後好まし
いアルゴリズムに対応する方向を使用して得た訂正値
が、訂正値サンプルを置換するときに使用される。
更に改善策として、各アルゴスズムから得た結果に重み
付けできる。換言すれば、得られた結果の適当な精度に
或る値を配列できる。これは、隣接するサンプル位置間
の距離が水平方向では垂直方向より略1.75の係数に等し
い距離だけ小さいので、必要である。このため、実際水
平方向を使用するアルゴリズムは最も近い結果を生じる
のに最も適当で、垂直方向に対するアルゴリズムが次に
最良で、対角線方向に対するアルゴリズムが次に最良で
ある。
こゝで、上述した4つのアルゴリズムを数学的用語で特
定する。従って、隣接するサンプル値を調査し、各方向
に対する修整精度を得ることによりどの修整方向を使用
するかの決定がなされる。水平方向に対する修整精度を
H、垂直方向に対する修整精度をV、正の対角線方向に
対する修整精度をD+、負の対角線方向に対する修整精度
をD-とすると、これ等の修整精度は以下の如く規定する
ことができる。
H=1/2|1/2{(n−1,S−1)+(n−1,S1)}−(n
−1,S0)|+1/2|1/2{(n+1,S−1)+(n+1,S
1)}−(n+1,S0)| …………(1) すなわち、修整精度Hは、誤りサンプルを含む水平走査
線のすぐ上の水平走査線及びすぐ下の水平走査線からの
水平修整精度の平均に等しい。
同様に、 V=1/2|1/2{(n−1,S−1)+(n+1,S−1)}−
(n,S−1)|+1/2|1/2{(n−1,S1)+(n+1,S−
2)}−(n,S1)| …………(2) D+=1/2|1/2{(n−1,S0)+(n+1,S−2)}−(n,
S−1)|+1/2|1/2{(n−1,S2)+(n+1,S0)}−
(n,S1)| …………(3) D-=1/2|1/2{(n−1,S−2)+(n+1,S0)}−(n,
S−1)|+1/2|1/2{(n−1,S0)+(n+1,S2)}−
(n,S1)| …………(4) これ等4つの値H,V,D+及びD-は誤りサンプルと最も近接
したサンプル値に対する修整の精度を表わす。好ましく
はこれ等の修整精度H,V,D+及びD-は各々水平、垂直及び
対角線のサンプルの不均一の間隔を考慮して重み付け係
数が割当てられる。そして、修整の方向を選択するの
に、最少値が使用される。
この方法で起きる、簡単に上述した問題点の1つを、更
に第4図を参照して説明する。この第4図は再度1フィ
ールドのラスタの一部を示し、ここでは各サンプル位置
に×印を付けている。厳しい誤り条件下では高い割合い
でサンプル値が誤りになる可能性がある。25%の誤り率
は珍しくなく、例えばドロップアウトのために4ヘッド
型のディジタルVTRのヘッドの1つからの出力がない場
合が生じるかもしれない。そのような場合には、フィー
ルドを通して対角線に誤りサンプルが分配されることが
普通であり、その結果4番目のサンプル値はどれも、第
4図に4角で囲んだ×印により示すように、誤りとな
る。
次に第4図を第3図と比較すれば、誤りサンプルのため
に、対角線方向C及びDに対応する修整精度D+及びD-
決定することが不可能であることがわかる。これは、関
連するアリゴリズム(式3)又は(式4)で大きさの符
号により制限された2つの用語の各々が誤りサンプルを
使用しているからである。失敗した修整精度は単に計算
だけで、しかも正及び負の対角線方向C及びDで正確に
修整を行うのに利用できる誤りのないサンプルが存在す
ることが第2図より明らかであることに留意されるべき
である。
次に簡単に上述したその他の問題点を更に、第5図を参
照して説明する。上述した特許の明細書では、この種の
誤り修整の周波数応答に言及しているが、この周波数応
答の領域でこの第2の問題点は生ずる。テレビジョン信
号が直交してサンプルされると、各水平走査線に沿った
サンプル位置は所定の位相を有する。周波数応答はサン
プル位置における信号の可能な位相の全てを平均したも
のである。第5図は連続するサンプル位置がπ/2だけ位
相が異なる場合を示しており、第5図の波形により示さ
れるように各サンプル位置の位相に対して符号+,−及
び0を使用している。そして、この第5図より、位相を
考慮すると関連するアルゴリズムの用語が消滅するので
修整精度H,V,D+及びD-を決定することは不可能であるこ
とがわかる。このように、特定位相の信号は、修整精度
H,V,D+及びD-を計算するのに使用されるサンプル位置で
はほとんど零となる。これ等の状況下では、訂正される
誤りサンプルの領域にその他の誤りサンプルが存在しな
い場合でも、その方法は好ましい修整方向を正確に選択
し損う。
この問題は例えばゾーンプレート(zone plate)を用い
て証明できる。ゾーンプレートはスクリーンの中心から
外部に向って動く同じ円から成るテレビジョン画像であ
っで、それ等がスクリーンの周辺に達すると、直径及び
速度従って周波数が増大する。このようなゾーンプレー
トを用いると、スクリーンの中央と角の間の中程のスク
リーンの2本の対角線の各々で問題が起きることがわか
った。
この発明による方法では、これ等の問題が共に、修整精
度H,V,D+及びD-を計算する方法を変更することにより克
服される。
第2図Aは水平方向Aに対する変更した計算を示す。計
算中、アルゴリズム(式1)におけるような同じサンプ
ル値が使用されるが、サンプル値は、第2図Aに破線で
示すように一対の相互から差し引かれる。
第2図Bは垂直方向Vの修整精度に対する同じく変更し
た計算を示す。
第2図Cは正の対角線方向Cに対する変更した計算を示
す。計算中、同じ水平走査線の誤りサンプルに最も近い
4つのサンプル値の各々が使用される。最初の2つは前
の水平走査線で各正の対角線方向に配された2つのサン
プル値から差し引かれ、そして誤りサンプルに続く2つ
は各正の対角線方向に配された次の水平走査線の2つの
サンプル値をそれ等から差し引かれる。
第2図Dは負の対角線方向Dの修整精度D-に対する同じ
く変更した計算を示す。
アルゴリズムの形で記載されていた上述式(1)〜式
(4)における修整精度H,V,D+及びD-は次のように変更
される。
H=1/4{|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| +|(n−1,S0)−(n−1,S1)| +|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| +|(n+1,S0)−(n+1,S0)|} …………
(5) V=1/4{|(n−1,S−1)−(n,S−1)| +|(n,S−1)−(n+1,S−1)| +|(n−1,S1)−(n,S1)| +|(n,S1)−(n+1,S1)|}…………(6) D+=1/4{|(n−1,S−1)−(n,S−2)| +|(n−1,S0)−(n,S−1)| +|(n,S1)−(n+1,S0)| +|(n,S2)−(n+1,S1)|}…………(7) D-=1/4{|(n−1,S0)−(n,S1)| +|(n−1,S1)−(n,S2)| +|(n,S−2)−(n+1,S−1)| +|(n,S−1)−(n+1,S0)|} …………
(8) 本方法は輝度チャンネルに適用されるように記載されて
いる、すなわち誤りの修整を輝度サンプル値において行
う。また、色差チャンネルを考慮する必要があり、こゝ
では2つの可能性が起きる。
第1に、各色差チャンネルは輝度チャンネルの装置に無
関係な分離した修整選択装置を備えることができる。
第2に、上述の第1の解決法は略々3倍必要なハードウ
エアの量を増大するので、必要なハードウエアを節約す
る他の方法は色情報が輝度情報に関係していることを使
用するようにする。すなわち、色限界が存在する場合、
通常そのような輝度限界が存在する。この仮定に基づく
と、輝度修整に対して選択されたものと同じように色差
修整の方向を選択することが可能である。しかしなが
ら、色サンプルは各水平走査線に沿って輝度サンプルの
周波数の1/2でのみ生じるので、異なった一組の重み付
け係数が使用されるべきであり、これ等は色バンド幅を
最適化する。
第1図はこの発明によるディジタルテレビジョン信号の
誤り修整装置を示す。この装置は輝度サンプル蓄積手段
(1)を有し、これに輝度入力サンプルが入力端子
(2)より供給される。輝度サンプル蓄積手段(1)は
出力を輝度サンプルマトリクス蓄積手段(3)に供給
し、この輝度サンプルマトリクス蓄積手段(3)はサン
プル位置に対応したサンプルチャンネルの移動マトリク
ス(moving matrix)すなわち下記を蓄積する。
(n−1),S−1;(n−1),S0;(n−1),S1;n,S−
2;n,S−1;n,S0;n,S1;n,S2;(n+1),S−1;(n+
1),S0;(n+1),S1. 4個の修整精度検出器が設けられ、これ等は水平修整精
度検出器(4)、垂直修整精度検出器(5)、正の対角
線修整精度検出器(6)及び負の対角線修整精度検出器
(7)である。各修整精度検出器(4)〜(7)には輝
度サンプルマトリクス蓄積手段(3)から適当なサンプ
ルマトリクスの部分が連続的に供給される。従って、例
えば水平修整精度検出器(4)は修整精度Hを計算する
のに必要なサンプル値を受け、上記アルゴリズム(式
5)を使用して選択し、水平修整精度Hを表わす符号を
重み付け乗算器(8)を介して輝度検出処理器(12)へ
供給する。同時に垂直修整精度検出器(5)は上記アル
ゴリズム(式6)を使用して垂直修整精度Vを表わす信
号を重み付け乗算器(9)を介して輝度検出処理器(1
2)へ供給し、正の対角線修整精度(6)は上記アルゴ
リズム(式7)を使用して正の対角線修整精度D+を表わ
す信号を重み付け乗算器(10)を介して輝度検出処理器
(12)へ供給し、負の対角線修整精度検出器(7)は上
記アルゴリズム(式8)を使用して負の対角線修整精度
D-を表わす信号を重み付け乗算器(11)を介して輝度検
出処理器(12)へ供給する。重み付け乗算器(8)〜
(11)は上述のような重み付けを行い、種々の方向の隣
接サンプル位置間の異なる距離を補償する。重み付け
は、単に隣接サンプル位置間の距離に基づいて行っても
よく、その場合には各重み付け乗算器(8)〜(11)は
関連する方向の隣接サンプル位置間の距離を乗じる。し
かしながら、その他の重み付け法も使用できる。
輝度検出処理器(12)は選択された修整方向を表わす出
力信号をサンプル値計算機(13)に供給し、このサンプ
ル値計算機(13)は輝度サンプルマトリクス蓄積手段
(3)からの適当なサンプルを選択し、それから誤りサ
ンプルを修整するのに使用する所要の修整値を計算す
る。例えば、水平方向が選択されると、サンプル値計算
機(13)はサンプル位置n,S−1及びn,S1に対するサン
プル値を使用し、サンプル位置n,S0における誤りサンプ
ルを修整するのに使用される値を計算する。サンプル値
計算機(13)からの修整値は選択器(14)に供給され、
この選択器(14)にスイッチング信号が端子(15)を介
して供給される。また、選択器(14)はサンプル位置n,
S0からのサンプル値を端子(16)を介して供給される。
好ましくはこれまで述べた装置は連続的に動作し、すな
わち修整値はサンプル位置毎に上述の如く決定されて選
択器(14)に供給される。しかしながら、所定のサンプ
ル位置n,S0に誤りがあると決定されたときのみ、端子
(15)を介して選択器(14)に信号が供給され、その結
果計算機(13)から供給される修整値が、端子(16)を
介して供給されるサンプル値に代って輝度出力端子(1
7)に供給される。その他の全ての時間においては、端
子(16)を介して供給されるサンプル値が輝度出力端子
(17)に供給される。
所定のサンプル位置n,S0に誤りがあるということは、任
意の適当な方法で決定される。例えば、サンプル値を表
わすデータワードは無効であると決定してもよいし、或
いはデータワードを記録用の誤り検出ブロックと、各ブ
ロックに関連した巡回冗長チェックコードの如き誤り検
出コードにグループ化してもよい。
また、装置は色差チャンネルU及びVに対する修整値を
計算する回路を備えてもよい。簡略化のため、色差チャ
ンネルUに対する修整値を計算するのに必要な装置の部
分のみを示し、説明する。このために、装置は色サンプ
ル蓄積手段(21)を備え、これに色入力サンプルが入力
端子(22)を介して供給される。色サンプル蓄積手段
(21)は出力を色サンプルマトリクス蓄積手段(23)に
供給し、この色サンプルマトリクス蓄積手段(23)は輝
度サンプルマトリクス蓄積手段(3)と関連して上記し
たものであるが、隣接する色サンプル間の異なる間隔を
考慮して調整される。サンプル位置に対応してサンプル
値の移動マトリクスを蓄積する。
輝度及び色サンプルの夫々に対して時分割多重動作が行
われ、修整精度検出器(4)〜(7)は色差チャンネル
Uに対してアルゴリズム(式5)〜(式8)を夫々使用
して水平、垂直、正の対角線及び負の対角線の修整精度
H,V,D+及びD-を表わす各信号を発生し、この各信号を各
色重み付け乗算器(24),(25),(26)及び(27)を
夫々介して色検出処理器(28)へ供給する。色検出処理
器(28)は選択された修整方向を表わす出力信号をサン
プル値計算機(29)に供給し、このサンプル値計算機
(29)は色サンプルマトリクス蓄積手段(23)から適当
なサンプルを選択し、それから誤りサンプルを修整する
のに使用する所要の修整値を計算する。修整値は選択器
(30)に供給され、この選択器(30)には端子(31)を
介してスイッチング信号が供給される。また、選択器
(30)はサンプル位置n,S0からのサンプル値を端子(3
2)を介して供給される。
装置の輝度部と同時に装置の色部は、好ましくは連続的
に動作する。しかしながら、所定のサンプル位置n,S0に
誤りがあると決定された場合のみ、端子(31)を介して
選択器(30)に信号が供給され、その結果計算機(29)
から供給される修整値が、端子(32)を介して供給され
る。サンプル値に代わって、色出力端子(33)に供給さ
れる。
装置の色部は色差チャンネルVに対して2重にしてもよ
く、また色差チャンネルU、色差チャンネルVに対して
選択された方向を使用することにより別なハードウエを
保護できる。
上述した方法は、フィールド全体にわたる誤りサンプル
の平均数が略25%以上でない限り、良好に働く。誤り率
がこれより高くなれば、例えば低速または高速動作の如
く特殊な再生モードを使用するときによくおきるよう
に、結果として誤りのサンプルの密度が増加すれば、修
整精度を計算するために使用されるサンプル値から離れ
たサンプル内に1個以上の誤りサンプルが存在する可能
性を増大する。
この問題は、変更された方法で軽減でき、この方法では
訂正値の計算に誤りサンプルが使用されなければ、修整
の方法は使用されない。
しかしながら、単に修整の方向を除去することは不要で
あり、これはアルゴリズム(式5),(式6),(式
7)又は(式8)で示すような修整精度H,V,D+またはD-
が1個以上の誤りサンプルを使用するからである。従っ
て、例えば水平修整精度Hを計算するために使用される
アルゴリズム(式5)を考えるとアルゴリズムは大きさ
の符号により夫々制限された4つのコンポーネントアル
ゴリズムの和として見ることができることがわかり、誤
りサンプルにより無効とされるこれ等4つのコンポーネ
ントアルゴリズムのうちの3つまで可能であり、残りの
コンポーネントアルゴリズムは有効として残る。従っ
て、適当な場合には他のコンポーネントアルゴリズムま
たはアルゴリズムを選んで最高3つのコンポーネントア
ルゴリズムは省いてもよい。
換言すれば、水平修整精度Hを計算するアルゴリズム
(式5)は4つのアルゴリズムに分割でき、これ等は以
下の如くコンポーネント修整精度H1〜H4を計算するため
に別個に使用できる。
H1=|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| …………
(9) H2=|(n−1,S0)−(n−1,S1)|…………(10) H3=|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| …………(1
1) H4=|(n+1,S0)−(n+1,S0)|…………(12) 同時に、アルゴリズム(式6),(式7)及び(式8)
は各々以下の如く4つのコンポーネントアルゴリズムV
1,V2,V3及びV4,D+1,D+2,D+3及びD+4;及びD-1,D-2,D-3
及びD-4と夫々分割できる。
V1=|(n−1,S−1)−(n,S−1)|…………(13)
V2=|(n,S−1)−(n+1,S−1)|…………(14)
V3=|(n−1,S1)−(n,S1)| …………(15) V4=|(n,S1)−(n+1,S1)| …………(16) D+1=|(n−1,S−1)−(n,S−2)…………(17)
D+2=|(n−1,S0)−(n,S−1)|…………(18) D+3=|(n,S1)−(n+1,S0)| …………(19) D+4=|(n,S2)−(n+1,S1)| …………(20) D-1=|(n−1,S0)−(n,S1)| …………(21) D-2=|(n−1,S1)−(n,S2)| …………(22) D-3=|(n,S−2)−(n+1,S−1)…………(23)
D-4=|(n,S−1)−(n+1,S0)|…………(24) この変更した方法は実際には各コンポーネント修整精度
に利用できるサンプル値からの計算によって実施され
る。例えば水平方向に対してコンポーネント修整精度H1
〜H4が計算されるが、4つの計算のうちのどれかゞ誤り
サンプルを使用しているとそのコンポーネント修整精度
H1,H2,H3又はH4は除去され、残りのものに付いて平均を
とり、その結果得られた平均が使用されるコンポーネン
トアルゴリズムの数に応じて計算される。いずれも除去
されなければ、すなわち誤りサンプルがいずれの計算に
も使用されてなければ全水平修整精度Hは次式により計
算される。
H=1/4(H1+H2+H3+H4) …(25) これ等の計算は連続して行われ、第1図の装置の修整精
度検出器(4)〜(7)で最も都合良く行われる。
〔発明の効果〕
上述の如くこの発明では、誤りのある各サンプル値に対
して、誤りサンプルがあり且つサンプル値の1つが上記
誤りサンプルにすぐ隣接する水平走査線のすぐ前または
後の水平走査線に共にある2つのすぐ隣接したサンプル
値間の差を決定することにより第1の修整精度を計算
し、上記誤りサンプルがあり且つサンプル値の1つが上
記誤りサンプルにすぐ隣接する垂直走査線のすぐ前又は
後にある垂直走査線に共にある2つのすぐ隣接したサン
プル値間の差を決定することにより第2の修整精度を計
算し、利用可能な上記修整精度から上記誤りサンプルを
修整するためのテレビジョン画像の好ましい方向を選択
し、上記好ましい方向に沿って設けられた利用可能なサ
ンプル値を使用して上記誤りサンプルの訂正値を計算
し、上記訂正したサンプル値で上記誤りサンプルを置換
して誤りを修整するようにしたので、あらゆる状況下で
も良好に働き、常に品質のよいテレビジョン画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるディジタルテレビジョン信号の
誤り修整装置の一実施例を示すブロック図、第2図はこ
の発明を説明するためのテレビジョン画像のサンプル位
置のマトリクスを示す線図、第3図〜第5図は夫々テレ
ビジョン画像のサンプル位置のマトリクスを示す線図で
ある。 (1)は輝度サンプル蓄積手段、(3)は輝度サンプル
マトリクス蓄積手段、(4)は水平修整精度検出器、
(5)は垂直修整精度検出器、(6)は正の対角線修整
精度検出器、(7)は負の対角線修整精度検出器、
(8)〜(11),(24)〜(27)は重み付け乗算器、
(12)は輝度検出処理器、(13),(29)はサンプル値
計算機、(14),(30)は選択器、(21)は色サンプル
蓄積手段、(23)は色サンプルマトリクス蓄積手段、
(28)は色検出処理器である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平走査線の位置yと各水平走査線のサン
    プリング周波数に関連する位置xとによって定まるサン
    プル位置x,yに夫々コンポーネントサンプル値(x,y)を
    有するディジタルテレビジョン信号の誤りがあるサンプ
    ル値(n,s0)を修正するディジタルテレビジョン信号の
    誤り修正方法において、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある水平走査線nの直前
    または直後の水平走査線n−1,n+1に存在し、且つ上
    記誤りサンプル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2
    つのサンプル値の組を4組用いて、次の式 H1=|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| H2=|(n−1,S0)−(n−1,S1)| H3=|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| H4=|(n+1,S0)−(n+1,S0)| によりコンポーネント水平修正精度を計算して、これら
    コンポーネント水平修正精度H1〜H4の内で正常なサンプ
    ルを用いて計算されたコンポーネント水平修正精度の平
    均を求めて水平修正精度Hを計算し、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある垂直線s0の両側に隣
    接する垂直線s−1,s+1に存在し、且つ上記誤りサン
    プル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプ
    ル値の組を4組用いて、次の式 V1=|(n−1,S−1)−(n,S−1)| V2=|(n,S−1)−(n+1,S−1)| V3=|(n−1,S1)−(n,S1)| V4=|(n,S1)−(n+1,S1)| によりコンポーネント垂直修正精度を計算して、これら
    コンポーネント垂直修正精度V1〜V4の内で正常なサンプ
    ルを用いて計算されたコンポーネント垂直修正精度の平
    均を求めて垂直修正精度Vを計算し、 上記水平及び垂直修正精度H,Vのうち利用可能なものか
    ら好ましい誤りサンプル修正方向を選択し、 上記好ましい誤り修正方向に沿って正常なサンプルを使
    用して誤りサンプルの訂正値を計算し、 誤りサンプル値を上記訂正値で置換し、上記誤りサンプ
    ル値(n,s0)に対する誤りを修正するディジタルテレビ
    ジョン信号の誤り修正方法。
  2. 【請求項2】水平走査線の位置yと各水平走査線のサン
    プリング周波数に関連する位置xとによって定まるサン
    プル位置x,yに夫々コンポーネントサンプル値(x,y)を
    有するディジタルテレビジョン信号の誤りがあるサンプ
    ル値(n,s0)を修正するディジタルテレビジョン信号の
    誤り修正方法において、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある水平走査線nの直前
    または直後の水平走査線n−1,n+1に存在し、且つ上
    記誤りサンプル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2
    つのサンプル値の組を4組用いて、次の式 H1=|(n−1,S−1)−(n−1,S0)| H2=|(n−1,S0)−(n−1,S1)| H3=|(n+1,S−1)−(n+1,S0)| H4=|(n+1,S0)−(n+1,S0)| によりコンポーネント水平修正精度を計算して、これら
    コンポーネント水平修正精度H1〜H4の内で正常なサンプ
    ルを用いて計算されたコンポーネント水平修正精度の平
    均を求めて水平修正精度Hを計算し、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある垂直線s0の両側に隣
    接する垂直線s−1,s+1に存在し、且つ上記誤りサン
    プル値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプ
    ル値の組を4組用いて、次の式 V1=|(n−1,S−1)−(n,S−1)| V2=|(n,S−1)−(n+1,S−1)| V3=|(n−1,S1)−(n,S1)| V4=|(n,S1)−(n+1,S1)| によりコンポーネント垂直修正精度を計算して、これら
    コンポーネント垂直修正精度V1〜V4の内で正常なサンプ
    ルを用いて計算されたコンポーネント垂直修正精度の平
    均を求めて垂直修正精度Vを計算し、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある正の対角線の両側に
    隣接する正の対角線Cに存在し、且つ上記誤りサンプル
    値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプル値
    の組を4組用いて、次の式 D+1=|(n−1,S−1)−(n,S−2)| D+2=|(n−1,S0)−(n,S−1)| D+3=|(n,S1)−(n+1,S0)| D+4=|(n,S2)−(n+1,S1)| によりコンポーネント正の対角線修正精度を計算して、
    これらコンポーネント正の対角線修正精度D+1〜D+4の内
    で正常なサンプルを用いて計算されたコンポーネント正
    の対角線修正精度の平均を求めてコンポーネント正の対
    角線修正精度D+を計算し、 上記誤りサンプル値(n,s0)のある負の対角線の両側に
    隣接する負の対角線Dに存在し、且つ上記誤りサンプル
    値(n,s0)の近傍に存在する隣接する2つのサンプル値
    の組を4組用いて、次の式 D-1=|(n−1,S0)−(n,S1)| D-2=|(n−1,S1)−(n,S2)| D-3=|(n,S−2)−(n+1,S−1)| D-4=|(n,S−1)−(n+1,S0)| によりコンポーネント負の対角線修正精度を計算して、
    これらコンポーネント負の対角線修正精度D-1〜D-4の内
    で正常なサンプルを用いて計算されたコンポーネント負
    の対角線修正精度の平均を求めて負の対角線修正精度D-
    を計算し、 上記水平,垂直,正の対角線及び負の対角線の修正精度
    H,V,D+,D-のうち利用可能なものから好ましい誤りサン
    プル修正方向を選択し、 上記好ましい誤り修正方向に沿って正常なサンプルを使
    用して誤りサンプルの訂正値を計算し、 誤りサンプル値を上記訂正値で置換し、上記誤りサンプ
    ル値(n,s0)に対する誤りを修正するディジタルテレビ
    ジョン信号の誤り修正方法。
JP60206174A 1984-09-18 1985-09-18 デイジタルテレビジヨン信号の誤り修正方法 Expired - Lifetime JPH0721946B2 (ja)

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