JPH089339A - 動き補正映像補間方式 - Google Patents

動き補正映像補間方式

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JPH089339A
JPH089339A JP6132037A JP13203794A JPH089339A JP H089339 A JPH089339 A JP H089339A JP 6132037 A JP6132037 A JP 6132037A JP 13203794 A JP13203794 A JP 13203794A JP H089339 A JPH089339 A JP H089339A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力映像にて物体が見え隠れする場合、補間
された映像の質が低下しない動き補正映像補間方式を得
る。 【構成】 出力ピクセル位置に対応し、該出力ピクセル
位置における入力ピクセル値の入力アレイ間の映像の動
きを表す動きベクトルの1次アレイを検出し、上記動き
ベクトルを上記出力ピクセル位置から入力ピクセル値の
上記入力アレイに投影して、各入力ピクセル値が出力ピ
クセル値のためにソースとして何回使用されるかを検出
し、出力ピクセル値の出力アレイを発生するために上記
検出結果に応じて後続動作を制御するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動き補正映像補間の分
野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】標準規格変換、例えばフィルムからテレ
ビジョンへ又は或るテレビジョンフォーマットから他の
テレビジョンフォーマットへの変換の如き目的に用いら
れる動き補正映像補間は、公知である。かような技法の
例は、英国公開特許出願GB−A−2231749号
(ソニー株式会社)に記載されている。前景の物体と背
景の物体との間に相対的な動きがある場合、これらの技
法に起こる問題は、連続する入力映像の間で、背景の物
体の一部が前景の物体により時に隠れたり、見えるよう
になったりする(見え隠れする)ことである。
【0003】背景物体が見え隠れする例を図1に示す。
前景の自動車が静止背景を通過するとき、該自動車に隠
れていたレッカー車の前輪が現れるようになり、ラジオ
アンテナ柱の根基が隠れる。図1に示す2フィールド間
の出力フィールドの補間には、かような見え隠れを考慮
に入れなければならない。詳しくいうと、出力フィール
ドでは、該出力フィールドの時間位置に応じてラジオア
ンテナ柱及びレッカー車の車輪が部分的に見え隠れす
る。この結果、フィールド0からのピクセルしかラジオ
アンテナ柱の可視部分の発生に使用できず、フィールド
1からのピクセルしかレッカー車の前輪の可視部分の発
生に使用できない。
【0004】したがって、入力フィールドの適切な一方
(即ち、上の例ではラジオアンテナ柱に対してはフィー
ルド0,レッカー車に対してはフィールド1)からのピ
クセルだけを補間に使用できるように、物体が隠れたり
現れたりするのを検出する必要がある。これが達成でき
ないか又は何か外の補正策を取らなければ、補間された
映像は質の低下を免れない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
の問題を克服もしくは軽減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、一面
からみて、入力ピクセル値の時間的に隣接する入力アレ
イの間で動き補正映像補間を行い出力ピクセル値の出力
アレイを発生する装置であって、次の構成要素を具える
ものを提供する。
【0007】出力ピクセル位置に対応し、該出力ピクセ
ル位置における、入力ピクセル値の上記入力アレイ間の
映像の動きを表す動きベクトルの1次アレイを検出する
手段、上記動きベクトルを上記出力ピクセル位置から上
記入力ピクセル値の入力アレイに投影して、各入力ピク
セル値が1出力ピクセル値のためにソース(源)として
何回使用されるかを検出する手段、各入力ピクセル値が
1出力ピクセル値のためのソースとして何回使用される
かの上記検出結果に応じて、出力ピクセル値の上記出力
アレイを発生するために後続の動作を制御する手段。
【0008】動きベクトルを入力ピクセル値の入力アレ
イに投影して、各入力ピクセル値が補間のためのソース
として何回使用されるかを決定することは、隠れるか又
は現れる映像部分の検出に役立つ。この情報を用いて後
続の動作(例えば、補間器の制御、動きベクトルのテス
ト及び置換など)を種々異なる方法で制御することによ
り、見え隠れした部分があっても補間された映像の質を
改善することができる。
【0009】後続の補間を制御する手段は、幾つかの異
なる態様を採り得るが、良好な実施例では、該制御手段
は次の手段を有する。
【0010】動きベクトルの上記1次アレイを用いて、
テスト出力ピクセル値のテスト出力アレイを補間する手
段、テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイを入
力ピクセル値の上記入力アレイと比較して、入力ピクセ
ル値の上記入力アレイから投影された動きベクトルの上
記1次アレイで動きが補正された位置の対応するピクセ
ル値が、テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイ
と入力ピクセル値の上記入力アレイの両方との間で異な
り、且つそれらの入力ピクセル値がどちらもソースとし
て使用されなかったドロップアウトエラー位置を識別す
る手段、上記ドロップアウトエラー位置に対応する1次
動きベクトルが、入力ピクセル値がどちらもソースとし
て一度も使用されなかった、入力ピクセル値の上記入力
アレイにおける位置に投影されているかどうかを検出し
て、確実なドロップアウトエラー位置を識別する手段、
上記確実なドロップアウトエラー位置における1次動き
ベクトルを動きベクトルの上記1次アレイに投影して、
不正な動きベクトルを識別する手段、代わりの動きベク
トルを選択して上記不正な動きベクトルと置換え、動き
ベクトルの2次アレイを作る手段、動きベクトルの上記
2次アレイを用いて、出力ピクセル値の上記出力アレイ
を補間する手段。
【0011】この技法では、後続の補間の制御は、不正
な(誤りの)動きベクトルを識別してこれを代わりのも
のと置換し、もっと良質の補間映像を作るという態様を
取っている。
【0012】後続の補間を制御する好適な他の技法は、
上記制御手段が次の手段を含んでいる。
【0013】入力ピクセル値がソースとして1回より多
く使用された、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけ
るピクセルソースエラー位置を検出する手段、上記ピク
セルソースエラー位置と対応する出力ピクセル位置にフ
ラグを立てる手段、上記ピクセルソースエラー位置にお
ける動きベクトルと、出力ピクセル値の上記出力アレイ
及び上記フラグが起因した入力ピクセル値の当該入力ア
レイ間の時間ずれとに比例する大きさのエラー域内で、
各ピクセルソースエラー位置の周りの出力ピクセル位置
に対してフラグをセットする手段、フラグが立てられた
出力ピクセル位置に対する出力ピクセル値の上記出力ア
レイを、入力ピクセル値の上記フラグが起因しなかった
当該入力アレイからの1以上の入力ピクセル値を用い
て、補間する手段。
【0014】この技法では、見え隠れする部分(領域)
の検出を、入力ピクセル値がソースとして1回より多く
使用された入力アレイを除き、適切な入力ピクセル値の
入力アレイを用いる補間器の制御に使用している。
【0015】見え隠れする部分に対応する動きベクトル
のエラーを考慮する、又は他に頼らずに用いるこの技法
の改良として、本発明の好適な具体構成では、上記制御
手段は次の如き手段を含む。
【0016】入力ピクセル値がソースとして1回より多
く使用された、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけ
るピクセルソースエラー位置を検出する手段、上記ピク
セルソースエラー位置に対応する出力ピクセル位置にフ
ラグを立てる手段、フラグが立てられた出力ピクセル位
置に対する出力ピクセル値の上記出力アレイを、入力ピ
クセル値の上記フラグが起因しなかった当該入力アレイ
の時間方向に時間的に隣接する入力ピクセル値の当該入
力アレイに属する、上記フラグが立てられた出力ピクセ
ル位置に対応する位置における動きベクトルを用いて、
補間する手段。
【0017】入力ピクセル値がソースとして何回使用さ
れたかを検出することは、計算的には激しい動作である
ことが認められるであろう。汎用コンピュータはこの動
作を行いうるが、好適な具体構成では、上記投影手段が
次の手段を含む如き特殊用途ハードウェアを組込む。
【0018】各入力ピクセル値が出力ピクセル値のため
にソースとして使用される回数を示すマーカ値のアレイ
を記憶する手段、動きベクトルのストリーム及びそれら
に対応する出力ピクセル位置アドレスを発生する手段、
入力ピクセル値の時間的に隣接する上記入力アレイの各
々に対する、各出力ピクセル位置からのアドレスずれ
(オフセット)を、上記出力ピクセル位置に対応する動
きベクトルに入力ピクセル値の上記入力アレイに対する
時間的ずれを乗じることにより、計算する手段、上記の
各アドレスずれを上記対応出力ピクセル位置アドレスに
加算して、入力ピクセル値の時間的に隣接する上記入力
アレイの各々におけるソースアドレスを生成する手段、
上記ソースアドレスに対し上記マーカ値をインクリメン
トして、そのソースとしての使用回数を示す手段。
【0019】本発明は、他の面からみて、入力ピクセル
値の時間的に隣接する入力アレイの間で動き補正映像補
間を行い出力ピクセル値の出力アレイを発生する方法で
あって、次のステップを含むものを提供する。
【0020】出力ピクセル位置に対応し、該出力ピクセ
ル位置における、入力ピクセル値の上記入力アレイ間の
映像の動きを表す動きベクトルの1次アレイを検出する
ステップ、各入力ピクセル値が出力ピクセル値のための
ソースとして何回使用されるかを検出するために、上記
出力ピクセル位置からの上記動きベクトルを入力ピクセ
ル値の上記入力アレイに投影するステップ、出力ピクセ
ル値の上記出力アレイを発生するために、各入力ピクセ
ル値が出力ピクセル値のためのソースとして何回使用さ
れるかの上記検出結果に応答して後続の動作を制御する
ステップ。
【0021】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明す
る。図1は、入力ピクセル値の入力アレイを形成する2
つの時間的に隣接するフィールドを示し、それらの間で
出力ピクセル値の出力フィールドを補間しようとするも
のである。レッカー車及びラジオアンテナ柱は、フィー
ルド0及びフィールド1においてどちらも静止してい
る。自動車は、フィールド0におけるレッカー車の前部
からフィールド1におけるラジオアンテナ柱の前部へと
動いている。したがって、フィールド1では、レッカー
車の運転台の下方及び前輪が現れて見えるようになり、
ラジオアンテナ柱の下部は隠れて見えなくなっている。
【0022】補間しようとする出力フィールドの相対的
な時間位置に応じて、出力フィールドに、フィールド1
で現れるか又は隠れた映像部分(領域)を含ませる必要
がある。正確に補間するためには、補間されたフィール
ドの見える部分はフィールド1だけから導出すべきであ
り、逆に、見えない部分はもっぱらフィールド0から補
間すべきである。このようにより正確な補間を可能とす
る補間の制御を行うためには、時間的に隣接するフィー
ルド間で隠れたり現れたりする部分を検出しなければな
らない。
【0023】図2は、見え隠れする部分を検出するヒッ
トボード技法の説明図である。ヒットボードとは、各ピ
クセルが補間のためのソースとして何回使用されたかを
示すアレイのことである(後述参照)。フィールド0及
びフィールド1は、静止(即ち、動きベクトルv=0)
ブロック2の背後を左方向に動く(即ち、v=−3)一
連の文字を示す。補間しようとする出力フィールドは、
フィールド1に向かう途中の2/3の位置にある(即
ち、時間位置t=2/3)。
【0024】フィールド0では、一番右に見える文字は
Dである。フィールド1では、一番右に見える文字はG
である。補間(された)フィールドでは、一番右に見え
るべき文字はFである。出力フィールドにおける全ピク
セルに対して正しい動きベクトルは既に決まっている、
と仮定する(即ち、文字A〜Fに対してはv=−3,ブ
ロック2の全ピクセルに対してはv=0)。
【0025】以前の装置による公知の動作では、各出力
ピクセルは、その動きベクトルを時間的に隣接するフィ
ールドに時間的順(前)方向及び逆(後)方向に投影
し、各ピクセル値が出力フィールドの入力フィールドに
対する相対的な時間近接度に従って加重(重み付け)さ
れた、指し示された入力ピクセル値の和を用いることに
より、導出されている。本例では、文字E及びFは、フ
ィールド0には現れないので、フィールド0から何か補
間に関与させれば、映像の質を低下させることになろ
う。
【0026】フィールド0に対するヒットボードである
ヒットボード0は、各動きベクトルを用いて出力フィー
ルド位置から時間的逆方向に投影し、フィールド0にお
ける対応ピクセルに対して記憶された値をインクリメン
トすることにより、導出される(後述参照)。フィール
ド0に示される入力ピクセル値はすべて、ブロック2の
左端にある2入力フィールド値を除き、ソースとして1
回使用されている。
【0027】時間的に逆方向におけるヒットボードの複
数エントリ(データ)は、現れる部分を示す。2回ヒッ
トが生じている2つのピクセルに対する、出力フィール
ドに関する制御フラグが「1」にセットされ、補間がも
っぱらフィールド1から行われるべきであることを示
す。更に、該制御フラグがセットされたピクセルの両側
のピクセルにどんな動きベクトルが対応しているかが調
べられる。該制御フラグはそれから、2回ヒットが生じ
たフィールドからの時間変位(ずれ)を乗じた、隣接ピ
クセルに対する動きベクトルによって与えられる距離だ
け、どちらか一方の側に延長される。
【0028】1回しかヒットが生じなかった残りの制御
フラグは「b」にセットされ、フィールド0及びフィー
ルド1の両方を補間用ソースとして使用すべきであるこ
とを示す。
【0029】このようにセットされた制御フラグを使え
ば、文字E及びFに対する出力映像ピクセル値は、もっ
ぱらフィールド1から導出され、フィールド0からの関
与はなくなる。こうすると、補間された映像の質がよく
なる。
【0030】上述から分かるように、ビットボードは、
映像の隠れたり現れたりする部分が2入力フィールドの
適切な方だけから導出されるように、補間器を制御する
のに用いられている。この技法は、各出力ピクセルに対
して正しい動きベクトルが選ばれている、と仮定するも
のである。
【0031】制御フラグ(出力フィールドのピクセル当
たり1つ)のアレイは、次の選択事項のうち1つを示す
ためにセットされる。 (a)フィールド0のみから補間する。 (b)フィールド1のみから補間する。 (c)両フィールドから補間する。
【0032】これらのフラグは、次のようにして発生さ
れる。 1.2つのヒットボードについて倍数(又は複数)のエ
ントリを調べる。ヒットボード0に1回より多いエント
リがあれば、当該位置の出力ピクセルを発生するのにフ
ィールド1のみを使用すべきである。同じく、ヒットボ
ード1に1回より多いエントリがあれば、当該位置の出
力ピクセルを発生するのにフィールド0のみを使用すべ
きである。それらの位置に対して、それに応じた制御フ
ラグをセットする。 2.制御フラグがセットされて一方のフィールドのみを
当該出力ピクセルの補間に使用すべきことが示された場
合、或る数の隣接制御フラグをセットする。セットされ
た制御フラグの区域の端(エッジ)に隣接するn個の制
御フラグを同一のセッティングにセットする。ここで、
nは、出力フィールドの時間位置(t)を乗じた、隣接
フラグの方向(即ち、水平、垂直、上又は下)の当該エ
ッジにおけるベクトル成分に等しい。即ち、左端におけ
る水平ベクトル成分がxl であり、右端における水平ベ
クトル成分がxr であり、上端における垂直成分がyt
であり、下端における垂直ベクトル成分がyb であり、
時間位置がt(ただし、0≦t≦1)であれば、上記セ
ットされた制御フラグの水平方向に−xl t及び+xr
tピクセル、垂直方向に−yb t及び+yt tピクセル
内にある制御フラグを同じようにセットする。
【0033】図3は、上述の技法の他の例を示す。この
例では、文字の列が左方向にv=−6で動き、ブロック
2が右方向にv=+3で動いている。出力フィールドか
ら時間的逆方向に投影すると、文字E〜Jが、フィール
ド0のブロック2の左側6ピクセルの上に、出力フィー
ルドのブロック2の左側6ピクセルからの真の投影に加
えて投影される。したがって、これらの6ピクセルは倍
数のヒットボード・エントリをもち、これらに対する補
間はフィールド1のみから行うできべあることを示す。
倍数のヒットボード・エントリに直接対応するこれらの
制御フラグのセッティングに加えて、隣接するピクセル
列p,qに関する動きベクトルが夫々−6及び+3と決
定される。これらの各ベクトルに、倍のエントリが生じ
ているフィールド0からの時間ずれ(t=2/3)を乗
じることにより、制御フラグ「1」を左に4ピクセル位
置、右に2ピクセル位置だけ延長する。
【0034】こうすると、ピクセルE〜Jがフィールド
1だけから正しく補間され、補間された映像の質がよく
なる。
【0035】図4は、時間的に順方向と逆方向に隣接す
るフィールド(又はフレーム)に対するヒットボードの
エントリ(データ)を導出する回路を示す。ピクセルア
ドレスカウンタ8は、補間しようとする出力フィールド
内を端から端まで動く一連のピクセルアドレスを発生す
る。ピクセルアドレスカウンタ8と同期して、ピクセル
アドレスにおける動きベクトルが入力端10より乗算器
12,14に供給される。補間すべき出力フィールド
は、時間的逆(後)方向のフィールド0と時間的順
(前)方向のフィールド1との間の或る時間位置tにあ
るものとする。また、出力フィールドからフィールド0
に対する時間ずれ「−t」が乗算器12に加えられ、出
力フィールドからフィールド1に対する時間ずれを表す
対応値「(1−t)」が他方の乗算器14に加えられ
る。
【0036】乗算器12からの出力は、現在ピクセルア
ドレスカウンタ8から出力されているピクセルアドレス
に対応するピクセル位置におけるベクトルを、フィール
ド0の上に時間的逆方向に投影して得られるピクセルア
ドレスに対する(からの)オフセット(ずれ)を表す。
同様に、乗算器14からの出力は、フィールド1への時
間的順方向の投影で得られるピクセルアドレスに対する
オフセットを表す。これらのアドレスオフセットは夫々
加算器16及び18に供給され、そこで、ピクセルアド
レスカウンタ18からの現ピクセルアドレスと加算さ
れ、時間的に前後のフィールドに投影された補間のため
のソースアドレスを生じる。これらのソースアドレス
は、ヒットボード20及び22(各ピクセル位置に対す
る記憶位置をもつRAMのアレイ)へ加えられ、そこ
で、それらは指し示されたアドレスに付随して値をイン
クリメントさせ、補間のソースとしての使用回数を表
す。
【0037】図5は、ヒットボードを用いて補間を制御
する回路を示す。公知の方法で発生されたベクトルは、
ベクトル選択器24に供給され、そこからベクトルバッ
ファ26及びヒットボード発生器28に送られる。ヒッ
トボード発生器28は、図4について述べた構成を有す
る。ベクトルバッファ26は、図5の回路の上部におけ
る処理遅延に対応する期間だけベクトルを遅らせる働き
をする。出力フィールドから夫々時間的逆方向及び順方
向に投影するためのヒットボード20(HB0)及び2
2(HB1)は、複数エントリ検出器30と共に、映像
における隠れたり現れたりする部分を検出する働きをす
る。複数エントリ検出器30は、複数エントリを示す信
号を制御フラグ発生器32に供給し、該制御フラグ発生
器は、補間器を制御すると共に上述した制御フラグのエ
ッジ延長をも行う制御フラグを発生する。制御フラグ発
生器32には、ベクトルバッファからの遅れたベクトル
と出力フィールドの時間位置tとが、複数エントリ検出
器30からの出力に加えて供給される。これらの情報
は、補間用ソースとしてフィールド0,フィールド1又
は両フィールドを使用するかどうかを制御する、補間器
(下流)への制御フラグを発生するのに必要なものであ
る。
【0038】図6は、前の又は次の入力フィールドから
の動きベクトルを夫々見え隠れする物体の補間に強制的
に使用することにより、後続の補間を制御するためのヒ
ットボード・エントリの使い方を示す。一連の入力フィ
ールドi/p1,i/p2及びi/p3は、左方向に動
いている背景36に対して右方向に動いているブロック
34を示す。出力フィールドo/p1,o/p2は、入
力フィールド間の位置で補間されるべきものを示す。
「○」で示すピクセルは、夫々のシーン(場面)におけ
る分離(別れ)によって見えるようになったもので、そ
れらの対応する正当な動きベクトルをもたない。
【0039】この見えるようになったピクセルaに対応
するデフォルト(省略時)動きベクトルは、ゼロであ
る。これは、入力フィールドi/p1に対する(時間
的)逆方向のヒットボードの「×」で示す点に倍数エン
トリを生じさせる。その他の見えるピクセルは、動きベ
クトルが動いているブロックから導出される位置にあ
り、その位置では、逆方向ヒットボードには倍数エント
リを生じない。
【0040】逆方向ヒットボードの「×」位置にある倍
数エントリは分離を示し、即ち、動きベクトルを後続の
フィールド対i/p2及びi/p3から取るべきである
ことを示す。これらの動きベクトル38は、それまで動
きベクトルが正しく特定されていなかった点40の補間
に使うことができる。補間はそれから、これらの補正さ
れた動きベクトルを用い、図2及び3に示した技法に従
って行われる。
【0041】同様に、ピクセルbが、入力フィールドi
/p2及びi/p3間で現れ、逆方向ヒットボードに倍
数エントリを生じる。したがって、次の入力フィールド
に関する動きベクトルが、出力フィールドo/p2の補
間されるピクセル42のために使用される。
【0042】図7は、収束する(近づく)場合の例を示
す。本例では、ブロック34と背景36とがブロック3
4の右端で収束している。入力フィールドi/p1にお
けるピクセル位置cはこの収束によって隠れ、その結果
それらはデフォルト・ゼロ動きベクトルをもち、入力フ
ィールドi/p2に対応する順方向ヒットボードに倍数
のエントリを生じる。順方向ヒットボードは、それらの
点(c)に対するベクトルを逆方向から、即ち入力フィ
ールドi/p0(図示せず)及びi/p1間で導出され
たベクトルから取るべきであることを示す。前と同様、
これらの補正された動きベクトルを補間に用いることが
できる。
【0043】上述と同じようにして、ピクセルdに対す
る動きベクトルは、順方向に倍数ヒットボード・エント
リがあることから、入力フィールドi/p1及びi/p
2間のベクトルから取ることができる。
【0044】上述の動作は、次のように考えられる。 1.逆方向に収束するベクトル(即ち、倍数書込み)は
離れてゆくシーンを示すので、ベクトルは次に出力され
るベクトルから選択しなければならないであろう。即
ち、順方向に分離するベクトル(即ち、ゼロ書込み)は
離れてゆくシーンを示すので、ベクトルは次に出力され
るベクトルから選択しなければならないであろう。 2.逆方向に分離するベクトル(即ち、ゼロ書込み)は
近づくシーンを示すので、ベクトルは前に出力されたベ
クトルから選択しなければならないであろう。即ち、順
方向に収束するベクトル(即ち、倍数書込み)は近づく
シーンを示すので、ベクトルは前に出力されたベクトル
から選択しなければならないであろう。
【0045】図8に、一連の入力フィールドi/p1〜
i/p6を示す。このフィールド列では、黒いブロック
は、カメラがそれを追っている間に、背景に対して動き
始めまた停止している。フィールドi/p2及びi/p
3間では、該ブロックが動き、カメラが追っている間そ
のブロックはなお該フレームの中で動いている。この点
は、フィールドi/p3及びi/p4間でも同様であ
る。フィールドi/p4及びi/p5間では、カメラが
該ブロックに追従するのに成功し、それを該フレーム内
で静止状態に保持しており、他方背景は動いている。フ
ィールドi/p5及びi/p6間では、該ブロックは動
きを止めている。出力フィールドo/p1,o/p2及
びo/p3は、入力フィールドの間の位置にある。
【0046】この例では、逆方向投影書込みにおいてゼ
ロ書込みに相当するベクトル選択上の整合不良が起こる
場合、ベクトルは、順方向に投影された前の出力フィー
ルドに使用されたものを使用すべきであることが分かる
であろう。
【0047】図8において、このようにして選択された
ベクトルは、a,b,c,d,i及びjである。ベクト
ルa,b,c及びdは、実際には正しくないベクトルで
あるが、この状況では最良の「使用可能な」ベクトルで
ある。ベクトルi及びjは、正しいベクトルである。
【0048】反対に、順方向投影書込みにおいてゼロ書
込みに相当するベクトル選択上の整合不良がある場合、
ベクトルは、逆方向に投影された次の出力フィールドに
使用されるものを使用すべきである。この場合、これら
のベクトルはk,l,m,n,o及びpであり、これら
は夫々正しいベクトルである。これは、ベクトルe,
f,g及びhについても同様である。
【0049】図9〜13は、出力映像の質をよくするた
めに、ヒットボード・エントリを後続の補間の修正に用
いる第3の技法を示す。この場合、ヒットボードは、他
の情報と共に、間違って選択された動きベクトルを補正
するのに使用する。
【0050】その処理は、出力フィールドの補間の一部
として行われる。まずテスト補間が行われ、動きベクト
ル及び補間器制御が(必要に応じて)修正され、補間は
終了する。ヒットボード(逆方向及び順方向書込みフラ
グ)が、各出力ピクセルに対し選択された動きベクトル
と2つの入力フィールドとの交差を示すために設けられ
る。更に、テスト補間で発生された出力フレームを、そ
れを発生した入力フレーム上に投影する。それは、全動
きベクトルを反対方向に向けること(即ち、一種の反対
補間)によって行う。もしテスト補間が正確であったな
らば、この投影により入力フレームが再生される筈であ
る(この比較を順方向及び逆方向投影と呼ぶことにす
る)。反対投影されたフレームをピクセル毎に真の入力
フレームから差引いて、エラーフレームを作る。該補間
が完全に正確であったならば、エラーフレームにおける
ピクセルはすべてゼロとなるであろう。不正確な補間の
位置は、エラーフレーム中の非ゼロ値で表される。
【0051】図9及び10に示すように、ピクセル38
は、入力フレーム(n)及び入力フレーム(n+1)間
で水平方向に4ピクセルだけ動いている。従来手段で選
択した動きベクトルをアレイ40で示す。2つの入力フ
レーム及び動きベクトルをそれから、テスト出力フレー
ム42の発生と、夫々順方向及び逆方向ヒットボード4
4及び46の発生とに用いる。図9の左側に示す中間の
3ピクセル位置については、白ピクセルから白ピクセル
へのゼロ動きベクトルとの整合は、動くピクセル38に
ついて(黒ピクセルから黒ピクセルへ)の真の整合と同
じ位に明瞭である。
【0052】それから、順方向及び逆方向投影を行い、
その際、反対投影された各出力ピクセルを入力フレーム
(n)及び(n+1)内の対応する位置から差引いて、
順方向及び逆方向エラーフレームを作る。入力ピクセル
と順方向及び逆方向投影されたピクセルとの差は、入力
フレーム座標内のエラー位置としてマークされる(4
8,50)。(上記の差を閾値と比較し、閾値を越える
差をエラー位置としてマークし、一部が或るピクセル内
に入り一部がその隣りに入る物体や物体のエッジの影響
を減らすため更にフィルタリングを使用する。)ヒット
ボードに2つ以上のエントリがあるピクセルは、このエ
ラーマーキングでは無視(マスク)される。これを
「*」52で示す。
【0053】動きベクトルはそれから、次の一連のルー
ルによって訂正される。 (1)ヒットボードを調べ、順方向及び逆方向ヒットボ
ードにゼロ・エントリをもつピクセル位置を探す。 (2)順方向又は逆方向エラーフレームのこの点(即
ち、エラー位置)に相違(差)が生じているか? (3)この位置で使用されたベクトルは、複数ヒットボ
ード・エントリを指し示しているか? (4)(2)及び(3)に対する回答がイエスならば、
ベクトルは多分間違っていると判定できる。そのベクト
ルを捨て隣りの(異なる)ベクトルを試す。不正ベクト
ルの位置は、次のようにして引き出せる。現ベクトルが
正でt<0.5ならば、不正ベクトルの位置は、逆方向
ヒットボードにおけるゼロ書込みフラグに対して+(t
・v)だけ変位して(ずれ)ている。現ベクトルが正で
t>0.5ならば、不正ベクトルの位置は、順方向ヒッ
トボードにおけるゼロ書込みフラグに対して−((1−
t)・v)だけずれている。
【0054】図10に戻る。この図は、図9に示した映
像部分に対するテスト補間及びヒットボード発生を示
す。詳しくいえば、番号54で示すように、各ピクセル
がソースとして使用された回数がヒットボードに記録さ
れる。ピクセル38は、順方向又は逆方向入力フレーム
のどちらにおいてもソースとして使用されず、したがっ
て、補間された出力フレームはこの黒いピクセル38を
含まないことが見られるであろう。よって、逆方向及び
順方向エラーフレームの、入力フレーム(n)及び(n
+1)の黒ピクセル38に対応する位置に、エラー位置
が検出されることになる。
【0055】図11に示すように、図9の逆方向エラー
フレームからのエラー位置48は、ヒットボード46内
で見付けられると、それがソースとして使用されなかっ
た位置に対応するものかどうかが調べられる。この場合
はそれに対応するので、不正ベクトルが存在する可能性
があることになる。このエラーは逆方向エラーフレーム
で検出されるので、順方向投影において同じエラーに対
して補正する必要はない。このベクトルの位置は、逆方
向の位置からt・vとして、即ち本例では、右に1ピク
セルずれた位置56が計算される。この位置の古いベク
トル(ゼロ動きベクトル)は、通常のベクトル選択慣行
に従って近傍から選ばれた代わりのベクトルで置換えら
れる(本例では、v)。
【0056】図12及び13は、このテストがこの訂正
された動きベクトルで行われた場合にどうなるか、即ち
エラーが存在しなくなる状況を示す。図示のようにこの
場合は、ピクセル38が出力フレームに現れる。また、
逆方向及び順方向エラーフレームは、どんなエラー位置
も含まない。即ち、入力フレームのピクセルから出力フ
レームにおける対応ピクセルに投影されないピクセルを
含まない。
【0057】図14〜18は、黒いピクセル58が静止
した黒い区域60の背後を通る、即ち収束する場合の第
3技法の他の例を示す。図14において、ピクセル58
は、入力フレーム(n)及び入力フレーム(n+1)間
で水平方向に4ピクセルだけ動いている。通常の手段で
選択された動きベクトルをアレイ62に示す。2入力フ
レーム及び動きベクトルはそれから、テスト出力フレー
ム64の発生並びに順方向及び逆方向ヒットボード66
及び68の発生に夫々使用される。
【0058】前と同様、順方向及び逆方向投影を行い、
それからこれらのフレームを対応する入力フレームと比
較し、順方向及び逆方向エラーフレームを発生する。入
力ピクセルと順方向及び逆方向投影されたピクセルとの
間の差が、入力フレーム座標でエラー位置としてマーク
される(70)。(上記の差を閾値と比較し、閾値を越
える差をエラー位置としてマークする。一部が或るピク
セルに入り一部がその隣りに入る物体や物体のエッジの
影響を減らすため更にフィルタリングを使用する。)2
以上のエントリがヒットボードに存在するピクセルは、
「*」72で示すようにこのエラーマーキングでは無視
(マスク)する。動きベクトルをそれから、上述した一
連のルールによって訂正する。
【0059】図15は、図14に示した映像部分(領
域)に対するテスト補間及びヒットボード発生を示す。
詳しくいうと、各ピクセルがソースとして使用された回
数が、番号74で示すようにヒットボードに記録され
る。図より、ピクセル58は、順方向又は逆方向入力フ
レームのどちらにもソースとして使用されず、したがっ
て、補間された出力フレームはこの黒いピクセル58を
含まないことが見られるであろう。よって、エラー位置
は、逆方向エラーフレームの、入力フレームnにおける
黒ピクセル58と対応する位置に検出されることにな
る。
【0060】図16に示すように、図14の逆方向エラ
ーフレームからのエラー位置70がヒットボード66及
び68において探し出されると、それがソースとして使
用されない位置に対応するかどうかが調べられる。この
場合はそれに対応するので、誤りベクトルが存在する可
能性があることになる。このベクトルの位置は、逆方向
における位置からt・vとして、即ち、この場合右へ1
ピクセルずれた位置77が計算される。この位置におけ
る古いベクトル(ゼロ動きベクトル)は、通常のベクト
ル選択慣行に従って近傍から選ばれた代わりのベクトル
で置換される(この場合は、v)。
【0061】図17及び18は、この訂正された動きベ
クトルでテストが行われる場合どうなるか、即ち、エラ
ーが存在しなくなる状況を示す。図示のようにこの場合
は、ピクセル58が出力フレームに現れる。また、逆方
向及び順方向エラーフレームは、どんなエラー位置も含
まない。即ち、入力フレームのピクセルから出力フレー
ムにおける対応ピクセルへ投影されないピクセルを含ま
ない。
【0062】図19〜23は、黒いピクセル78が黒い
静止区域80の背後から現れる(離れる)場合の第3技
法の例を示す。図19において、黒ピクセル78は、入
力フレーム(n)と入力フレーム(n+1)の間で水平
方向に4ピクセルだけ動いている。通常の手段で選択さ
れた動きベクトルをアレイ82で示す。2入力フレーム
及び動きベクトルはそれから、テスト出力フレーム84
の発生と、順方向及び逆方向ヒットボード86及び88
の発生とに夫々使用される。
【0063】順方向及び逆方向投影を行い、反対投影に
おける各出力ピクセルを入力フレーム(n)及び(n+
1)における対応位置から差引いて、順方向及び逆方向
エラーフレームを発生する。入力ピクセルと順方向及び
逆方向投影されたピクセルとの間の差を、入力フレーム
座標でエラー位置としてマークする(90)。(上記の
差を閾値と比較し、閾値を越える差をエラー位置として
マークする。一部が或るピクセル内に入り一部がその隣
りに入る物体や物体のエッジの影響を減らすために更に
フィルタリングを用いる。)2以上のエントリがヒット
ボードに存在するピクセルは、このエラーマーキングで
は「*」92で示すように無視(マスク)する。動きベ
クトルをそれから、上述した一連のルールによって訂正
する。
【0064】図20は図19に示した映像部分に対する
テスト補間及びヒットボード発生を示す。詳しくいう
と、各ピクセルがソースとして使用された回数が、番号
94で示すようにヒットボードに記録される。図から、
ピクセル78は順方向又は逆方向入力フレームのどちら
にもソースとして使用されず、したがって、補間された
出力フレームはこの黒ピクセル78を含まないことが見
られるであろう。よって、エラー位置は、順方向エラー
フレームの、入力フレーム(n+1)における黒ピクセ
ル78と対応する位置に検出されることになる。
【0065】図21に示すように、図19の順方向エラ
ーフレームからのエラー位置90がヒットボード86及
び88で見付けられると、それがソースとして使用され
なかった位置に対応するかどうかが調べられる。この場
合はそれに対応するので、誤りベクトルが存在する可能
性があることになる。このエラーは順方向エラーフレー
ム86で検出されるので、逆方向エラーフレームにおけ
る同じエラーを訂正する必要はない。このベクトルの位
置は順方向における位置から−(1−t)・vとして、
即ち、この場合左へ1ピクセルずれた位置98が計算さ
れる。この位置における古いベクトル(ゼロ動きベクト
ル)は、通常のベクトル選択慣行に従って近傍から選ん
だ代わりのベクトルで置換える(本例では、v)。
【0066】図22及び23は、この訂正された動きベ
クトルでテストが行われた場合どうなるか、即ちエラー
が存在しなくなる状況を示す。この場合、ピクセル78
は出力フレームに現れる。また、逆方向及び順方向エラ
ーフレームは、どんなエラー位置も含まない。即ち、入
力フレームのピクセルから出力フレームにおける対応ピ
クセルへ投影されないピクセルを含まない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
入力映像の中に物体が隠れたり見えるようになったりす
る部分があっても、補間された映像の質が改善される効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】隣接映像間で背景が見え隠れする例を示す正面
図である。
【図2】見え隠れを検出するヒットボード技法の例を示
す説明図である。
【図3】上記ヒットボード技法の他の例を示す説明図で
ある。
【図4】ヒットボードのデータを発生する回路を示す図
である。
【図5】ヒットボードのデータに基く補間制御回路を示
す図である。
【図6】ヒットボード・データによる動きベクトル選択
の例1を示す説明図である。
【図7】ヒットボード・データによる動きベクトル選択
の例2を示す説明図である。
【図8】ヒットボード・データによる動きベクトル選択
の例3を示す説明図である。
【図9】ヒットボード・データによる誤り動きベクトル
検出の例1を示す説明図である。
【図10】図9に示す映像部分に対するテスト補間及び
ヒットボード発生を示す説明図である。
【図11】図9に示す誤り動きベクトルの訂正を示す説
明図である。
【図12】図11の訂正動きベクトルを用いた場合の状
況を示す説明図である。
【図13】図12に関するテスト補間及びヒットボード
発生を示す説明図である。
【図14】ヒットボート・データによる誤り動きベクト
ル検出の例2を示す説明図である。
【図15】図14に示す映像部分に対するテスト補間及
びヒットボード発生を示す説明図である。
【図16】図14に示す誤り動きベクトルの訂正を示す
説明図である。
【図17】図16の訂正動きベクトルを用いた場合の状
況を示す説明図である。
【図18】図17に関するテスト補間及びビットボード
発生を示す説明図である。
【図19】ヒットボード・データによる誤り動きベクト
ル検出の例3を示す説明図である。
【図20】図19に関するテスト補間及びヒットボード
発生を示す説明図である。
【図21】図19に示す誤り動きベクトルの訂正を示す
説明図である。
【図22】図21の訂正動きベクトルを用いた場合の状
況を示す説明図である。
【図23】図22に関するテスト補間及びヒットボード
発生を示す説明図である。
【符号の説明】
20,22 ヒットボード(投影する手段) 24 ベクトル選択器 26 ベクトルバッファ 28 ヒットボード発生器 30 複数エントリ検出器 32 制御フラグ発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シーマ ラビジ ヴァーサニ イギリス国 ハンプシャー,ベーシングス トーク,フック,フォーエイカー コピス 5 (72)発明者 マーチン レックス ドリコット イギリス国 ハンプシャー,ベーシングス トーク,ベーシング,リングフィールド クロース 6

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ピクセル値の時間的に隣接する入力
    アレイの間で動き補正映像補間を行う出力ピクセル値の
    出力アレイを発生する装置であって、 出力ピクセル位置に対応し、該出力ピクセル位置におけ
    る、入力ピクセル値の上記入力アレイ間の映像の動きを
    表す動きベクトルの1次アレイを検出する手段と、 各入力ピクセル値が1出力ピクセル値のためにソースと
    して何回使用されるかを検出するために、上記動きベク
    トルを上記出力ピクセル位置から入力ピクセル値の上記
    入力アレイに投影する手段と、 出力ピクセル値の上記出力アレイを発生するために、各
    入力ピクセル値が1出力ピクセル値のためのソースとし
    て何回使用されるかの上記検出結果に応じて後続の動作
    を制御する手段とを具えた動き補正映像補間装置。
  2. 【請求項2】 上記の制御する手段は、 動きベクトルの上記1次アレイを用いて、テスト出力ピ
    クセル値のテスト出力アレイを補間する手段と、 テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイを入力ピ
    クセル値の上記入力アレイと比較して、入力ピクセル値
    の上記入力アレイから投影された動きベクトルの上記1
    次アレイで動きが補正された位置の対応するピクセル値
    が、テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイと入
    力ピクセル値の上記入力アレイの両方との間で異なり、
    且つそれらの入力ピクセル値がどちらもソースとして使
    用されなかったドロップアウトエラー位置を識別する手
    段と、 上記ドロップアウトエラー位置に対応する1次動きベク
    トルが、入力ピクセル値がどちらもソースとして一度も
    使用されなかった、入力ピクセル値の上記入力アレイに
    おける位置に投影されているかどうかを検出して、確実
    なドロップアウトエラー位置を識別する手段と、 上記確実なドロップアウトエラー位置における1次動き
    ベクトルを動きベクトルの上記1次アレイに投影して、
    誤りの動きベクトルを識別する手段と、 代わりに動きベクトルを選択して誤り動きベクトルと置
    換え、動きベクトルの2次アレイを作る手段と、 動きベクトルの上記2次アレイを用いて、出力ピクセル
    値の上記出力アレイを補間する手段とを含む請求項1の
    動き補正映像補間装置。
  3. 【請求項3】 上記の制御する手段は、 入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用され
    た、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけるピクセル
    ソースエラー位置を検出する手段と、 上記ピクセルソースエラー位置と対応する出力ピクセル
    位置にフラグを立てる手段と、 上記ピクセルソースエラー位置における動きベクトル
    と、出力ピクセル値の上記出力アレイ及び上記フラグが
    起因した入力ピクセル値の当該入力アレイ間の時間ずれ
    とに比例する大きさのエラー域内で、各ピクセルソース
    エラー位置の周りの出力ピクセル位置に対してフラグを
    セットする手段と、 フラグが立てられた出力ピクセル位置に対する出力ピク
    セル値の上記出力アレイを、入力ピクセル値の上記フラ
    グが起因しなかった当該入力アレイからの1以上の入力
    ピクセル値を用いて、補間する手段とを含む請求項1の
    動き補正映像補間装置。
  4. 【請求項4】 上記の制御する手段は、 入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用され
    た、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけるピクセル
    ソースエラー位置を検出する手段と、 上記ピクセルソースエラー位置に対応する出力ピクセル
    位置にフラグを立てる手段と、 フラグが立てられた出力ピクセル位置に対する出力ピク
    セル値の上記出力アレイを、入力ピクセル値の上記フラ
    グが起因しなかった当該入力アレイの時間方向に時間的
    に隣接する入力ピクセル値の当該入力アレイに属する、
    上記フラグが立てられた出力ピクセル位置に対応する位
    置における動きベクトルを用いて、補間する手段とを含
    む請求項1の動き補正映像補間装置。
  5. 【請求項5】 上記の投影する手段は、 出力ピクセル値のために各入力ピクセル値がソースとし
    て使用される回数を示すマーカ値のアレイを記憶する手
    段と、 動きベクトルのストリーム及びそれらに対応する出力ピ
    クセル位置アドレスを発生する手段と、 入力ピクセル値の時間的に隣接する上記入力アレイの各
    々に対する、各出力ピクセル位置からのアドレスずれ
    を、上記出力ピクセル位置に対応する動きベクトルに入
    力ピクセル値の上記入力アレイに対する時間的ずれを乗
    じることにより、計算する手段と、 上記の各アドレスずれを上記対応出力ピクセル位置アド
    レスに加算して、入力ピクセル値の時間的に隣接する上
    記入力アレイの各々におけるソースアドレスを生成する
    手段と、 上記ソースアドレスに対し上記マーカ値をインクリメン
    トして、ソースとしての使用回数を示す手段とを含む請
    求項1〜4のいずれか1項の動き補正映像補間装置。
  6. 【請求項6】 入力ピクセル値の時間的に隣接する入力
    アレイの間で動き補正映像補間を行い出力ピクセル値の
    出力アレイを発生する方法であって出力ピクセル位置に
    対応し、該出力ピクセル位置における、入力ピクセル値
    の上記入力アレイ間の映像の動きを表す動きベクトルの
    1次アレイを検出するステップと、 各入力ピクセル値が出力ピクセル値のためにソースとし
    て何回使用されるかを検出するために、上記出力ピクセ
    ル位置からの上記動きベクトルを入力ピクセル値の上記
    入力アレイに投影するステップと、 出力ピクセル値の上記出力アレイを発生するために、各
    入力ピクセル値が1出力ピクセル値のためにソースとし
    て何回使用されるかの上記検出結果に応じて後続の動作
    を制御するステップとを含む動き補正映像補間方法。
  7. 【請求項7】 上記の制御するステップは、 動きベクトルの上記1次アレイを用いて、テスト出力ピ
    クセル値のテスト出力アレイを補間するステップと、 テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイを入力ピ
    クセル値の上記入力アレイと比較して、対応するピクセ
    ル値が、テスト出力ピクセル値の上記テスト出力アレイ
    と入力ピクセル値の上記入力アレイの両方との間で相違
    し、且つそれらの入力ピクセル値がどちらもソースとし
    て使用されなかったドロップアウトエラー位置を識別す
    るステップと、 上記ドロップアウトエラー位置に対応する1次動きベク
    トルが、入力ピクセル値がどちらもソースとして一度も
    使用されなかった、入力ピクセル値の上記入力アレイに
    おける位置に投影されているかどうかを検出して、確実
    なドロップアウトエラー位置を識別するステップと、 上記確実なドロップアウトエラー位置における1次動き
    ベクトルを動きベクトルの上記1次アレイに投影して、
    誤りの動きベクトルを識別するステップと、 代わりの動きベクトルを選択して上記誤り動きベクトル
    と置換え、動きベクトルの2次アレイを作るステップ
    と、 動きベクトルの上記2次アレイを用いて、出力ピクセル
    値の上記出力アレイを補間するステップとを含む請求項
    6の動き補正映像補間方法。
  8. 【請求項8】 上記の制御するステップは、 入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用され
    た、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけるピクセル
    ソースエラー位置を検出するステップと、 上記ピクセルソースエラー位置に対応する出力ピクセル
    位置にフラグを立てるステップと、 上記ピクセルソースエラー位置における動きベクトル
    と、出力ピクセル値の上記出力アレイ及び上記フラグが
    起因した入力ピクセル値の当該入力アレイ間の時間ずれ
    とに比例する大きさのエラー域内で、各ピクセルソース
    エラーの周りの出力ピクセル位置に対しフラグをセット
    するステップと、 フラグが立てられた出力ピクセル位置に対する出力ピク
    セル値の上記出力アレイを、入力ピクセル値の上記フラ
    グが起因しなかった当該入力アレイからの1以上の入力
    ピクセル値を用いて、補間するステップとを含む請求項
    6の動き補正映像補間方法。
  9. 【請求項9】 上記の制御するステップは、 入力ピクセル値がソースとして1回より多く使用され
    た、入力ピクセル値の上記入力アレイにおけるピクセル
    ソースエラー位置を検出するステップと、 上記ピクセルソースエラー位置に対応する出力ピクセル
    位置にフラグを立てるステップと、 フラグが立てられた出力ピクセル位置に対する出力ピク
    セル値の上記出力アレイを、入力ピクセル値の上記フラ
    グが起因しなかった当該入力アレイの時間方向に時間的
    に隣接する、入力ピクセル値の当該入力アレイに属す
    る、上記フラグが立てられた出力ピクセル位置に対応す
    る位置における動きベクトルを用いて、補間するステッ
    プとを含む請求項6の動き補正映像補間方法。
  10. 【請求項10】 上記の投影する手段は、 出力ピクセル値のために各入力ピクセル値がソースとし
    て使用される回数を示すマーカ値のアレイを記憶するス
    テップと、 動きベクトルのストリーム及びそれらに対応する出力ピ
    クセル位置アドレスを発生するステップと、 入力ピクセル値の時間的に隣接する上記入力アレイの各
    々に対する、各出力ピクセル位置からのアドレスずれ
    を、上記出力ピクセル位置に対応する動きベクトルに入
    力ピクセル値の上記入力アレイに対する時間的ずれを乗
    じることにより、計算するステップと、 上記各アドレスずれを上記対応出力ピクセル位置アドレ
    スに加算して、入力ピクセル値の時間的に隣接する上記
    入力アレイの各々におけるソースアドレスを生成するス
    テップと、 上記ソースアドレスに対し上記マーカ値をインクリメン
    トして、ソースとしての使用回数を示すステップとを含
    む請求項6〜9のいずれか1項の動き補正映像補間方
    法。
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