JP2000350233A - 動画像再生における静止画像処理方式および静止画像処理方法 - Google Patents

動画像再生における静止画像処理方式および静止画像処理方法

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JP2000350233A
JP2000350233A JP11157113A JP15711399A JP2000350233A JP 2000350233 A JP2000350233 A JP 2000350233A JP 11157113 A JP11157113 A JP 11157113A JP 15711399 A JP15711399 A JP 15711399A JP 2000350233 A JP2000350233 A JP 2000350233A
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JP
Japan
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pixel
image
data
motion
current frame
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Application number
JP11157113A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Sanada
和隆 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Microcomputer Technologies Ltd
Original Assignee
NEC Microcomputer Technologies Ltd
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Publication date
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  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な動き検出を行うことにより、ぶれのな
い静止画像を生成することができる静止画像処理方式お
よび静止画像処理方法を提供する。 【解決手段】 前フレームの画像処理結果を逐次的に保
存する過程と、現フレームの注目位置の画素を入力する
過程と、保存された前フレームの前記注目位置の画素を
入力する過程と、前記現フレーム注目画素入力手段によ
る入力データと前記前フレーム注目画素入力手段による
入力データ間の輝度および色差の比較を行う過程と、該
輝度・色差比較手段の比較結果によって画像の動きの有
無を検出する過程と、前記動き検出手段が画像の動きを
検出したとき前記前フレーム画像の前記注目位置の上下
の画素データで前記現フレームの前記注目画素のデータ
を補間して出力し、前記動き検出手段が画像の動きを検
出しなかったとき前記現フレームの画素データを出力す
る過程とを有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動画像再生にお
ける静止画像処理方式および静止画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインターレースされた動画像から
静止画像を生成する方法は、連続的に再生される動画像
の1フレーム画像だけを取り出し、その画像のある注目
画素とその周辺画素との輝度と色差を比較することで、
画像の動きを検出していた。ビデオ映像信号などの動画
像をモニタ、プリンタまたはハードディスクに静止画像
として出力した時、出力されたフレーム静止画像はイン
ターレースされたものになる。そのため、図4に示すよ
うに、異なる二つのフィールドの画像データが1ライン
ごとに挿入されている。
【0003】従来のインターレースされた動画像からフ
レーム静止画像を生成する方法を、図5のフローチャー
トに示す。この従来の方法は、フレームの第2フィール
ドにある注目画素を入力(301)し、この注目画素に
対して、上下左右にある画素の輝度と色差を比較(30
2)して動きを検出(303)し、動きがある場合は注
目画素の上下にある第1フィールドの画素から補間(3
04)し、動きのない場合はそのまま注目画素を出力
(305)する。すなわち、静止している部分について
は、注目画素をそのまま出力することで画像のぶれを抑
制し、動いている部分に対しては、上下にある別フィー
ルドの画素を補間することで画像のぶれを抑制する。
【0004】この従来技術が処理する1つのフレーム画
像だけでも、時間的に異なったフィールドの画素に対し
て動きを検出しているように見えるが、同じ位置にある
注目画素の輝度と色差に対して動きを検出しているわけ
ではなく、位置も時間も異なった上下左右の画素の輝度
と色差を比較することによって大まかな動きを検出して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の方法で
は、「動き」と「静止」の判断を間違えることがあり、
フィールド毎に変化するような細かな動きに対しては、
輪郭にぶれが生じ、画質が改善されないという課題があ
った。本発明はこのような背景の下になされたもので、
正確な動き検出を行うことにより、ぶれのない静止画像
を生成することができる静止画像処理方式および静止画
像処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、前フレームの画像処理結果を逐次的に保存するバッ
ファと、現フレームの注目位置の画素を入力する現フレ
ーム注目画素入力手段と、保存された前フレームの前記
注目位置の画素を入力する前フレーム注目画素入力手段
と、前記現フレーム注目画素入力手段による入力データ
と前記前フレーム注目画素入力手段による入力データ間
の輝度および色差の比較を行う輝度・色差比較手段と、
該輝度・色差比較手段の比較結果によって画像の動きの
有無を検出する動き検出手段とを具備し、前記動き検出
手段が画像の動きを検出したとき前記前フレーム画像の
前記注目位置の上下の画素データで前記現フレームの前
記注目画素のデータを補間して出力し、前記動き検出手
段が画像の動きを検出しなかったとき前記現フレームの
画素データを出力することを特徴とする動画像再生にお
ける静止画像処理方式を提供する。
【0007】また請求項2に記載の発明は、前記動画像
がインターレースされた動画像であることを特徴とする
請求項1記載の動画像再生における静止画像処理方式を
提供する。
【0008】請求項3に記載の発明は、前フレームの画
像処理結果を逐次的に保存する過程と、現フレームの注
目位置の画素を入力する過程と、保存された前フレーム
の前記注目位置の画素を入力する過程と、前記現フレー
ム注目画素入力手段による入力データと前記前フレーム
注目画素入力手段による入力データ間の輝度および色差
の比較を行う過程と、該輝度・色差比較手段の比較結果
によって画像の動きの有無を検出する過程と、前記動き
検出手段が画像の動きを検出したとき前記前フレーム画
像の前記注目位置の上下の画素データで前記現フレーム
の前記注目画素のデータを補間して出力し、前記動き検
出手段が画像の動きを検出しなかったとき前記現フレー
ムの画素データを出力する過程とを有することを特徴と
する動画像再生における静止画像処理方法を提供する。
【0009】また請求項4に記載の発明は、前記動画像
がインターレースされた動画像であることを特徴とする
請求項3記載の動画像再生における静止画像処理方法を
提供する。
【0010】上述のように、前フレーム画像の処理結果
を逐次的に保存するバッファを用意することで、前フレ
ームと同じ位置にある現フレームの注目画像とその周辺
画素の輝度と色差をそれぞれ別々に比較して正確な動き
検出を行う静止画像処理方式および静止画像処理方法を
提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図を参照しながら説明する。図1はこの発明の一実
施形態による動画像再生における静止画像処理方式をマ
イクロコンピュータによるソフトウェア処理によって実
現した場合の構成を示すブロック図である。本処理方式
は、動画像データを蓄えている記憶媒体101、動画像
を再生する再生処理回路102、プログラム制御により
動作するマイクロコンピュータ103、このマイクロコ
ンピュータ103により処理された静止画像104、お
よび処理される前フレームの画像データを格納する画像
メモリ105により構成されている。
【0012】次に、図2、および図3のフローチャート
を参照して、本実施形態の全体の動作について詳細に説
明する。まず、現フレーム画像における注目点の輝度と
色差を入力する(ステップ201)。次に、現フレーム
と同じ位置にある前フレーム画素の輝度と色差をメモリ
より入力する(ステップ202)。
【0013】さらに、それぞれ入力された輝度と色差か
ら動きを検出する(ステップ203)。また、検出結果
により動いていると判断された画素は、現フレームの上
下の画素で補間した画素を出力し(ステップ205)、
静止していると判断された 画素はそのまま出力する
(ステップ206)。最後に、出力されたフレーム画像
データを前フレームバッファに逐次的に格納する(ステ
ップ207)。
【0014】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【0015】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、逐次的に格納された前フレームの画像データ
と、現フレームの画像データの同じ位置にある注目画素
とその周辺画素の輝度と色差を比較することによって、
正確な動き検出ができるようになる。
【0016】また画素の比較時に、時間的に異なる同一
位置の色差情報の変化を重視することで、簡単で正確な
動き検出ができるようになり、ぶれのない静止画像を生
成することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による動画像再生におけ
る静止画像処理方式の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施形態による動画像再生におけ
る静止画像処理方式のフレーム画素を説明するための
図。
【図3】 本発明の一実施形態による動画像再生におけ
る静止画像処理方式の動作を説明するフローチャート。
【図4】 従来の技術による動画像再生における静止画
像処理方式のフレーム画素を説明するための図。
【図5】 従来の技術による動画像再生における静止画
像処理方式の動作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
101…記憶媒体 102…再生処理回路 103…マイクロコンピュータ 104…静止画像 105…画像メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA04 FA07 GA10 GA18 GB19 HA22 HA33 KA03 KA22 LA03 5C055 AA14 BA03 BA05 BA08 CA07 EA02 EA04 5C057 AA07 BA14 EA02 EA07 EB18 EG06 EH01 EH07 GH01 5C066 AA05 BA13 CA08 EF11 GA02 GA05 GA09 KD01 KD06 KE02 KG01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前フレームの画像処理結果を逐次的に保
    存するバッファと、 現フレームの注目位置の画素を入力する現フレーム注目
    画素入力手段と、 保存された前フレームの前記注目位置の画素を入力する
    前フレーム注目画素入力手段と、 前記現フレーム注目画素入力手段による入力データと前
    記前フレーム注目画素入力手段による入力データ間の輝
    度および色差の比較を行う輝度・色差比較手段と、 該輝度・色差比較手段の比較結果によって画像の動きの
    有無を検出する動き検出手段とを具備し、 前記動き検出手段が画像の動きを検出したとき前記前フ
    レーム画像の前記注目位置の上下の画素データで前記現
    フレームの前記注目画素のデータを補間して出力し、前
    記動き検出手段が画像の動きを検出しなかったとき前記
    現フレームの画素データを出力することを特徴とする動
    画像再生における静止画像処理方式。
  2. 【請求項2】 前記動画像はインターレースされた動画
    像であることを特徴とする請求項1記載の動画像再生に
    おける静止画像処理方式。
  3. 【請求項3】 前フレームの画像処理結果を逐次的に保
    存する過程と、 現フレームの注目位置の画素を入力する過程と、 保存された前フレームの前記注目位置の画素を入力する
    過程と、 前記現フレーム注目画素入力手段による入力データと前
    記前フレーム注目画素入力手段による入力データ間の輝
    度および色差の比較を行う過程と、 該輝度・色差比較手段の比較結果によって画像の動きの
    有無を検出する過程と、 前記動き検出手段が画像の動きを検出したとき前記前フ
    レーム画像の前記注目位置の上下の画素データで前記現
    フレームの前記注目画素のデータを補間して出力し、前
    記動き検出手段が画像の動きを検出しなかったとき前記
    現フレームの画素データを出力する過程とを有すること
    を特徴とする動画像再生における静止画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記動画像はインターレースされた動画
    像であることを特徴とする請求項3記載の動画像再生に
    おける静止画像処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006511133A (ja) * 2002-12-20 2006-03-30 イマジネイション テクノロジーズ リミテッド フィールド間の動き検出の3dベクトル法
CN1294724C (zh) * 2003-09-19 2007-01-10 北京航星网讯技术开发有限公司 被监测对象“动变静”图像传输报警装置
JP2008079029A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Hitachi Kokusai Electric Inc 画像処理装置
KR101446774B1 (ko) 2008-03-10 2014-10-01 삼성전자주식회사 디지털 영상 처리장치 및 그 제어방법

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Effective date: 20020528