JPH07336650A - フィールド内挿方法 - Google Patents

フィールド内挿方法

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JPH07336650A
JPH07336650A JP6123713A JP12371394A JPH07336650A JP H07336650 A JPH07336650 A JP H07336650A JP 6123713 A JP6123713 A JP 6123713A JP 12371394 A JP12371394 A JP 12371394A JP H07336650 A JPH07336650 A JP H07336650A
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JP6123713A
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English (en)
Inventor
Yuji Nojiri
裕司 野尻
Hiroshi Hirabayashi
洋志 平林
Hajime Sonehara
源 曽根原
Kazuhisa Iguchi
和久 井口
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はアンカバード領域やカバード領域な
どのように動きベクトルを推定することが困難な場合に
おいても、アンカバード領域、カバード領域の内挿で発
生する妨害を減少させる。 【構成】 内挿フィールド上に画像を内挿するとき、誤
って推定ベクトルが割り当てられた内挿ブロック(また
は、内挿画素)を、前記推定ベクトルにより、前入力フ
ィールドまたは後入力フィールドへ移動させ、重なるか
どうかをチェックし、このチェック結果に基づき、前入
力フィールド上の画像または後入力フィールド上の画像
のいずれか一方を用いて、内挿フィールド上に画像を内
挿する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、方式変換等で必要とな
るフィールド内挿時のアンカバード領域、カバード領域
のフィールド内挿方法に係わり、特に内挿フィールドの
前後2つの入力フィールドのみを用いてアンカバード領
域、カバード領域の内挿処理を行なうフィールド内挿方
法に関する。
【0002】[発明の概要]本発明は、テレビジョン信
号に対する動き補正方式を用いたフィールド内挿方式、
特に物体が動いたとき、または物体の背景が動いたとき
などに発生する、新たに現われる領域(アンカバード領
域)、隠れてしまう領域(カバード領域)の処理方法に
関するものであり、内挿フィールド上に割り当てられた
推定ベクトルを用いて、内挿フィールド上の内挿ブロッ
ク(または内挿画素)を、時間的に前の入力フィールド
(前入力フィールド)上や時間的に後の入力フィールド
(後入力フィールド)上に移動させ、これら前入力フィ
ールド上や後入力フィールド上で、内挿ブロック(また
は内挿画素)の重なり状態をチェックし、このチェック
結果に基づき、内挿フィールドに隣接した前、後入力フ
ィールドのいずれか一方または両方を選択してアンカバ
ード領域、カバード領域の内挿処理で発生する妨害を減
少させるようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】方式変換等で必要となるフィールド内挿
を行なう場合、従来、時間的に前にある前入力フィール
ド上にある画像と、時間的に後にある後入力フィールド
上にある画像とを比較して、内挿フィールド上への推定
ベクトルを作成し、この推定ベクトルと、前、後フィー
ルドの画像とを用いて、内挿フィールドの画像を作成す
るようにしている。
【0004】この場合、この種の推定ベクトルを、内挿
フィールド上へ割り当てる方法として、内挿ブロック毎
(または、内挿画素毎)に、ブロックマッチング法など
を使用し、その結果割り当てられた推定ベクトルを用い
て、アンカバード領域、カバード領域、その他の領域と
も一様に、内挿を行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のフィールド内挿方法においては、次に述べるよ
うな問題があった。
【0006】すなわち、上述したように、アンカバード
領域、カバード領域、その他の領域とも一様に、内挿を
行なう方法では、内挿を行なって内挿フィールドの画像
を作成したとき、アンカバード領域、カバード領域に相
当する内挿ブロック(または、内挿画素)内、またはア
ンカバード領域、カバード領域に相当する領域を含む内
挿ブロック内に、本来その部分に存在すべきでない画像
が内挿されてしまうような妨害が発生してしまうことが
しばしば見られた。
【0007】このような現象の一例としては、例えば、
テレビジョン信号を方式変換(フィールド周波数の変
換)した場合において、前景が静止画で、背景が動画で
あるとき、前景の静止画が背景動画の推定ベクトルで引
っ張られるように見える現象がある。
【0008】これは、前景静止画周辺に、背景動画の推
定ベクトルにより前景静止画の一部が誤って内挿される
ために生じる現象であり、動画では背景の推定ベクトル
で前景静止画があたかも引っ張られるように見えてしま
う。
【0009】また、前景が小さな動物体で、背景が静止
画であるときや前景と異なる速度で動く場合に、前景の
小さな動物体が2つになったり、一部が2ヶ所に現われ
たりする現象となって現われ、これによって動画の動き
が不自然に見えることが多い。
【0010】このように、従来の技術では、アンカバー
ド領域、カバード領域などのように、2つの入力フィー
ルド間に対応する画像がないときなどのように、動きベ
クトルを推定することが困難な領域については、完全な
内挿処理を行なうことが難しいという問題があった。
【0011】そこで、このような不都合を無くす方法と
して、内挿フィールドの前後にある前、後入力フィール
ドだけでなく、内挿フィールドの前後にある4つの入力
フィールドを用いてアンカバード領域、カバード領域を
検出し、この検出結果を用いて内挿を行なう方法が開発
されている。
【0012】しかしながら、このように4つの入力フィ
ールドを用いて内挿を行なう方法は、4つの入力フィー
ルドを用いていることから、2つの入力フィールドを用
いて内挿を行なう方法より、アンカバード領域、カバー
ド領域をかなり良く検出することができるはずである
が、本質的には、上述した推定ベクトルの割り当て方法
を4つの入力フィールドにまで拡張しただけであり、画
像のレベルでしか、アンカバード領域、カバード領域を
見ていないことから、完全な検出を行なうことができな
い。
【0013】このため、このような4つの入力フィール
ドを用いて、一般画像の内挿を行なっても、アンカバー
ド領域、カバード領域に対する妨害を完全に除去するこ
とができないという問題があった。
【0014】本発明は上記の事情に鑑み、アンカバード
領域やカバード領域などのように動きベクトルを推定す
ることが困難な場合においても、アンカバード領域、カ
バード領域の内挿で発生する妨害を容易に減少させるこ
とができるフィールド内挿方法を提供することを目的と
している。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、請求項1では、前入力フィールド上の画
像と、後入力フィールド上の画像とに基づき、内挿フィ
ールド上に画像を内挿するフィールド内挿方法におい
て、前記内挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内
挿画素を、対応する推定ベクトルを使用して、前記前入
力フィールド上または前記後入力フィールド上に移動さ
せた後、これら前入力フィールド上または前記後入力フ
ィールド上で、各内挿ブロックまたは内挿画素の重なり
状態を検出し、この検出結果に基づき、前記推定ベクト
ルと前記前入力フィールド上の画像または前記後入力フ
ィールド上の画像のいずれか一方、または両方とを使用
して内挿フィールド上に画像を内挿することを特徴とし
ている。
【0016】また、請求項2では、請求項1に記載のフ
ィールド内挿方法において、前記内挿フィールド上の各
内挿ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベクト
ルを使用して、前記前入力フィールド上に移動させ、こ
れらの各内挿ブロックまたは各内挿画素が重なり合って
いるとき、前記後入力フィールド上の画像を使用して、
内挿フィールド上に画像を内挿し、また前記内挿フィー
ルド上の各内挿ブロックまたは各内挿画素を、対応する
推定ベクトルを使用して、前記後入力フィールド上に移
動させ、これらの各内挿ブロックまたは各内挿画素が重
なり合っているとき、前記推定ベクトルおよび前記前入
力フィールド上の画像を使用して、内挿フィールド上に
画像を内挿することを特徴としている。
【0017】また、請求項3では、請求項1または2の
いずれかに記載のフィールド内挿方法において、前記内
挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内挿画素を、
対応する推定ベクトルを使用して、前記前入力フィール
ド上に移動させ、これらの各内挿ブロックまたは各内挿
画素が重なりあい、かつ前記内挿フィールド上の各内挿
ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベクトルを
使用して、前記後入力フィールド上に移動させ、これら
の各内挿ブロックまたは各内挿画素が重なり合っている
とき、前記各内挿ブロックまたは各内挿画素に対応する
推定ベクトルをゼロベクトルにした後、このゼロベクト
ルと前記前入力フィールド上の画像および前記後入力フ
ィールド上の画像とを使用して、内挿フィールド上に画
像を内挿することを特徴としている。
【0018】
【作用】上記の構成において、請求項1のフィールド内
挿方法では、前記内挿フィールド上に内挿された各内挿
ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベクトルを
使用して、前記前入力フィールド上または前記後入力フ
ィールド上に移動させた後、これら前入力フィールド上
または前記後入力フィールド上で、各内挿ブロックまた
は内挿画素の重なり状態を検出し、この検出結果に基づ
き、前記推定ベクトルと前記前入力フィールド上の画像
または前記後入力フィールド上の画像のいずれか一方、
または両方とを使用して内挿フィールド上に画像を内挿
することにより、アンカバード領域やカバード領域など
のように動きベクトルを推定することが困難な場合にお
いても、アンカバード領域、カバード領域の内挿で発生
する妨害を減少させる。
【0019】また、請求項2では、請求項1に記載のフ
ィールド内挿方法において、前記内挿フィールド上の各
内挿ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベクト
ルを使用して、前記前入力フィールド上に移動させ、こ
れらの各内挿ブロックまたは各内挿画素が重なり合って
いるとき、前記後入力フィールド上の画像を使用して、
内挿フィールド上に画像を内挿し、また前記内挿フィー
ルド上の各内挿ブロックまたは各内挿画素を、対応する
推定ベクトルを使用して、前記後入力フィールド上に移
動させ、これらの各内挿ブロックまたは各内挿画素が重
なり合っているとき、前記推定ベクトルおよび前記前入
力フィールド上の画像を使用して、内挿フィールド上に
画像を内挿することにより、アンカバード領域やカバー
ド領域などのように動きベクトルを推定することが困難
な場合においても、アンカバード領域、カバード領域の
内挿で発生する妨害を減少させる。
【0020】また、請求項3では、請求項1または2の
いずれかに記載のフィールド内挿方法において、前記内
挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内挿画素を、
対応する推定ベクトルを使用して、前記前入力フィール
ド上に移動させ、これらの各内挿ブロックまたは各内挿
画素が重なりあい、かつ前記内挿フィールド上の各内挿
ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベクトルを
使用して、前記後入力フィールド上に移動させ、これら
の各内挿ブロックまたは各内挿画素が重なり合っている
とき、前記各内挿ブロックまたは各内挿画素に対応する
推定ベクトルをゼロベクトルにした後、このゼロベクト
ルと前記前入力フィールド上の画像および前記後入力フ
ィールド上の画像とを使用して、内挿フィールド上に画
像を内挿することより、ベクトル推定誤りや内挿時の誤
りにより発生する妨害を視覚的に目立たなくする。
【0021】
【実施例】
《本発明によるフィールド内挿方法の概要説明》まず、
本発明によるフィールド内挿方法の具体的な説明に先だ
って、本発明によるフィールド内挿方法の概要について
説明する。
【0022】本発明によるフィールド内挿方法では、推
定ベクトルの割り当て方法として、従来から使用されて
いるブロックマッチング法を用いるが、内挿フィールド
上へ一旦、割り当てた推定ベクトルを使用して、全ての
内挿ブロック(または、内挿画素)を、内挿フィールド
に隣接した2つの入力フィールド上に移動させ、これら
の各入力フィールド上において、各内挿ブロック(また
は、内挿画素)の重なりを調べることにより、アンカバ
ード領域、カバード領域の推定を行ない、上述した従来
技術によって生じる妨害をなるべく小さくすることを基
本としている。
【0023】例えば、カメラパンニング画像に文字をス
ーパーしたときなどのように、前景が静止画で背景が一
様に動いている場合には、背景画像の推定ベクトルが誤
って使用されて、内挿フィールド上の本来、存在すべき
でない位置に前景静止画が現われることがある。
【0024】これは、その位置に相当する内挿ブロック
(または、内挿画素)に誤って背景動画の推定ベクトル
が割り当てられたためであり、レベルだけに依存した割
り当て方法では、このような不都合の発生を防止するこ
とが難しい。
【0025】そこで、本発明によるフィールド内挿方法
では、このような場合、誤って背景動画の推定ベクトル
が割り当てられた各内挿ブロック(または、内挿画素)
を、前記推定ベクトルを使用して、前、後入力フィール
ドへ移動させたとき、内挿フィールド上にある本当の前
景静止画と、誤って内挿された前景静止画とが、前入力
フィールド上または後入力フィールド上で重なることを
利用し、前入力フィールド上で重なっているときには、
後入力フィールド上の画像を用いて、内挿フィールド上
に画像を内挿し、また後入力フィールド上で重なってい
るときには、前入力フィールド上の画像を用いて、内挿
フィールド上に画像を内挿し、さらに前、後入力フィー
ルド上で重なっているときには、推定ベクトルを補正し
た後、前、後入力フィールド上の画像を用いて、内挿フ
ィールド上に画像を内挿することにより、上述した妨害
を除去する。
【0026】実際、テレビジョン画像などの一般画像で
は、1つの物体が2つに分かれることが殆どないので、
上述したような判定方法によって、誤って割り当てられ
た推定ベクトルを検出することができ、これによってア
ンカバード領域やカバード領域などのように動きベクト
ルを推定することが困難な場合においても、アンカバー
ド領域、カバード領域の内挿で発生する妨害を減少させ
ることができる。
【0027】《本発明によるフィールド内挿方法の実施
例説明》次に、本発明によるフィールド内挿方法の実施
例について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0028】図1は本発明によるフィールド内挿方法の
一実施例で使用される制御信号発生回路の構成例を示す
ブロック図である。
【0029】この図に示す制御信号発生回路1は推定ベ
クトル割り当て部2と、前入力フィールド側移動部3
と、前入力フィールド側重なりチェック部4と、後入力
フィールド側移動部5と、後入力フィールド側重なりチ
ェック部6と、フラグ決定部7とを備えており、内挿フ
ィールド上の各内挿ブロック(または内挿画素)に割り
当てられた推定ベクトルによって内挿フィールド上の内
挿ブロック(または、内挿画素)を前入力フィールド
上、後入力フィールド上に移動させたときの重なり状態
を判定して、この判定結果をフラグγの値として次段回
路に出力する。
【0030】推定ベクトル割り当て部2は従来の割り当
て方法と同じ割り当て方法を使用して、例えばブロック
マッチング法を使用して得られた推定ベクトルを内挿フ
ィールド上の内挿ブロック(または内挿画素)に割り当
てる部分であり、割り当てられた推定ベクトル(割り当
て推定ベクトル)を次段回路に出力するとともに、割り
当て推定ベクトルを前入力フィールド側移動部3と、後
入力フィールド側移動部5とに供給する。
【0031】前入力フィールド側移動部3はこの割り当
て推定ベクトルを使用して内挿フィールドの内挿ブロッ
ク(または、内挿画素)を前記入力フィールド上に移動
させて、この前入力フィールド上での位置を求め、この
位置情報を前入力フィールド側重なりチェック部4に供
給する。なお、ここでは、内挿ブロック(または、内挿
画素)を実際に、移動させる必要はなく、内挿ブロック
(または、内挿画素)を前入力フィールド上に移動させ
たときの位置が分かれば良い。
【0032】前入力フィールド側重なりチェック部4は
前記前入力フィールド側移動部3から出力される位置情
報に基づき、前入力フィールド上に移動させられた各内
挿ブロック(または、内挿画素)同士のうち、重なって
いる内挿ブロック(または、内挿画素)があるかどうか
をチェックし、このチェック結果をフラグ決定部7に供
給する。
【0033】また、後入力フィールド側移動部5は前記
推定ベクトル割り当て部2から出力される割り当て推定
ベクトルを使用して内挿フィールド上の内挿ブロック
(または、内挿画素)を後入力フィールド上に移動させ
て、この後入力フィールド上での位置を求め、この位置
情報を後入力フィールド側重なりチェック部6に供給す
る。なお、ここでは、前記前入力フィールド側移動部3
と同様に、内挿ブロック(または、内挿画素)を実際
に、移動させる必要はなく、内挿ブロック(または、内
挿画素)を後入力フィールド上に移動させたときの位置
が分かれば良い。
【0034】後入力フィールド側重なりチェック部6は
前記後入力フィールド側移動部5から出力される位置情
報に基づき、後入力フィールド上に移動させられた各内
挿ブロック(または、内挿画素)同士のうち、重なって
いる内挿ブロック(または、内挿画素)があるかどうか
をチェックし、このチェック結果をフラグ決定部7に供
給する。
【0035】フラグ決定部7は前記前入力フィールド側
重なりチェック部4のチェック結果と、前記後入力フィ
ールド側重なりチェック部6のチェック結果とを取込
み、これらの各チェック結果に基づき、次に述べるよう
にフラグγの値を設定する。
【0036】(A)前入力フィールド上でのみ、重なり
が生じている内挿ブロック(または、内挿画素)がある
場合には、フラグγの値を“1”に設定する。 (B)後入力フィールド上でのみ、重なりが生じている
内挿ブロック(または、内挿画素)がある場合には、フ
ラグγの値を“2”に設定する。 (C)前入力フィールド上および後入力フィールド上の
両方で、重なりが生じている内挿ブロック(または、内
挿画素)がある場合には、フラグγの値を“3”に設定
する。 (D)上記(A)〜(C)以外の場合には、フラグγの
値を“0”に設定する。
【0037】そして、このフラグ決定部7は判定動作に
よって得られたフラグγの値を2ビットの信号にして次
段回路に出力する。
【0038】図2は本発明によるフィールド内挿方法の
一実施例で使用される内挿処理回路の構成例を示すブロ
ック図である。
【0039】この図に示す内挿処理回路11は内挿回路
12と、加算回路13とを備えており、前入力フィール
ドと、内挿フィールドと、後入力フィールドとの時間的
な位置関係を示す内挿比と、前、後入力フィールドの画
像と、前記制御信号発生回路1から出力されるフラグγ
の値を示す信号と、割り当て推定ベクトルとを取り込む
とともに、前記フラグγの値に基づき、前入力フィール
ド上の画像、または後入力フィールド上の画像のいずれ
か一方、または両方を内挿フィールド上に内挿して内挿
フィールドの画像を作成し、これを出力する。
【0040】内挿回路12は第1内挿部14と、第2内
挿部15と、第3内挿部16とを備えており、前入力フ
ィールドの画像と、後入力フィールドの画像と、内挿比
と、前記制御信号発生回路1から出力されるフラグγの
値を示す信号と、割り当て推定ベクトルとを取込み、前
記フラグγの値が“1”のとき、前記推定ベクトルと内
挿比とを使用して後入力フィールドの画像を内挿フィー
ルド上に内挿し、また前記フラグγの値が“2”である
とき、前記推定ベクトルと内挿比とを使用して前入力フ
ィールドの画像を内挿フィールド上に内挿し、また前記
フラグγの値が“0”であるとき、前記推定ベクトルと
内挿比とを使用して前入力フィールドの画像および後入
力フィールドの画像を内挿フィールド上に内挿し、また
フラグγの値が“3”であるとき、前記推定ベクトルを
零にした後、この推定ベクトルと内挿比とを使用して前
入力フィールドの画像および後入力フィールドの画像を
内挿フィールド上に内挿し、これらの内挿処理によって
得られた信号を加算回路13に供給する。
【0041】第1内挿部14は前入力フィールドの画像
と、後入力フィールドの画像と、内挿比と、前記制御信
号発生回路1から出力されるフラグγの値を示す信号
と、割り当て推定ベクトルとを取込み、前記フラグγの
値が“1”以外の値であるとき、出力を零にし、また前
記フラグγの値が“1”であるとき、割り当て推定ベク
トルと内挿比とを使用して、後入力フィールド上にある
画像のみを内挿フィールド上に内挿し、この処理で得ら
れた内挿ブロック(または、内挿画素)を加算回路13
に供給する。
【0042】また、第2内挿部15は前入力フィールド
の画像と、後入力フィールドの画像と、内挿比と、前記
制御信号発生回路1から出力されるフラグγの値を示す
信号と、割り当て推定ベクトルとを取込み、前記フラグ
γの値が“2”以外の値であるとき、出力を零にし、ま
た前記フラグγの値が“2”であるとき、割り当て推定
ベクトルと内挿比とを使用して、前入力フィールド上に
ある画像のみを内挿フィールド上に内挿し、この処理で
得られた内挿ブロック(または、内挿画素)を加算回路
13に供給する。
【0043】また、第3内挿部16は前入力フィールド
の画像と、後入力フィールドの画像と、内挿比と、前記
制御信号発生回路1から出力されるフラグγの値を示す
信号と、割り当て推定ベクトルとを取込み、前記フラグ
γの値が“0”または“3”以外の値であるとき、出力
を零にするとともに、前記フラグγの値が“0”である
とき、割り当て推定ベクトルと内挿比とを使用して、前
入力フィールド上にある画像および後入力フィールド上
にある画像を用いて内挿フィールド上に画像を内挿し、
この処理で得られた内挿ブロック(または、内挿画素)
を加算回路13に供給する。また、前記フラグγの値が
“3”であるとき、割り当て推定ベクトルを零に置き換
えた後、この割り当て推定ベクトル(ゼロベクトル)と
内挿比とを使用して、前入力フィールド上にある画像お
よび後入力フィールド上にある画像を用いて内挿フィー
ルド上に画像を内挿し、この処理で得られた内挿ブロッ
ク(または、内挿画素)を加算回路13に供給する。
【0044】加算回路13は前記第2内挿部15の出力
と前記第3内挿部16の出力とを加算する第2加算部1
8と、前記第1内挿部14の出力と前記第2加算部18
の出力とを加算する第1加算部17とを備えており、前
記内挿回路12から出力される各内挿ブロック(また
は、内挿画素)を加算して内挿フィールド上の画像を生
成し、これを出力する。
【0045】《本発明によるフィールド内挿方法の動作
説明および効果説明》次に、図3に示す模式図〜図6に
示す模式図を参照しながら、この実施例の動作と、その
効果とを説明する。
【0046】まず、図3に示す如く、前入力フィールド
の位置Aと、後入力フィールドの位置Bに静止画となる
前景画像があり、背景が動きベクトルVB で動いている
場合について考える。
【0047】この場合、後入力フィールド上の位置Eの
部分に、前入力フィールド上にある位置Aの前景画像で
隠れていた背景画像が現われることになることから、位
置Eの部分がアンカバード領域となり、内挿フィールド
上の位置Dの部分が前記アンカバード領域に対応する領
域となる。
【0048】これにより、従来通り、前入力フィールド
上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内挿
すると、内挿フィールドの位置Cの部分にゼロベクトル
が割り当てられ、これによって位置Cの部分に、前入力
フィールドの位置Aにある前景画像と、後入力フィール
ドの位置Bにある前景画像とが内挿される。
【0049】しかし、何らかの理由によって、位置Dの
部分に、推定ベクトルVB が割り当てられることがあ
り、このとき、この部分を従来通り、前入力フィールド
上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内挿
すると、内挿フィールド上の位置Dの部分に、前入力フ
ィールドの位置Aにある前景画像と、後入力フィールド
の位置Eにある画像とをミックスした画像(誤りの前景
画像)が内挿されてしまう。
【0050】この場合、内挿フィールド上の位置C、位
置Dに割り当てられた各推定ベクトルを使用して、内挿
フィールド上の位置C、位置Dにある各前景画像を前入
力フィールド上に移動させると、内挿フィールド上の位
置C、位置Dにある前景画像が前入力フィールド上の位
置Aで重なってしまう。
【0051】これにより、制御信号発生回路1によっ
て、フラグγの値として、“1”が割り当てられるとと
もに、内挿処理回路11の第1内挿部14によって、後
入力フィールド上にある画像のみで、内挿フィールド上
に画像が内挿され、これによって内挿フィールド上の位
置Dの部分に、後入力フィールド上の位置Eにある画像
が内挿されることから、正しい内挿フィールドの画像を
得ることができる。
【0052】次に、図4に示す如く前入力フィールド上
の位置Aにある前景画像が、後入力フィールド上の位置
Eに移動し、背景が静止している場合を考える。
【0053】この場合、前入力フィールド上の位置Aに
ある前景画像の移動に伴って、後入力フィールド上の位
置Bに、背景画像が現われることになることから、位置
Bの部分がアンカバード領域となり、内挿フィールド上
の位置Cの部分が前記アンカバード領域に対応する領域
となる。
【0054】これによって、従来通り、前入力フィール
ド上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内
挿すると、内挿フィールド上の位置Dの部分に、前景画
像の推定ベクトルVF が割り当てられ、これによって位
置Dの部分に、前入力フィールドの位置Aにある前景画
像と、後入力フィールドの位置Eにある前景画像とが内
挿される。
【0055】しかし、何らかの理由によって、内挿フィ
ールド上の位置Cの部分に、静止画となっている背景画
像に対応するゼロベクトルが割り当てられることがあ
り、このとき、この部分を従来通り、前入力フィールド
上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内挿
すると、内挿フィールド上の位置Cの部分に、前入力フ
ィールドの位置Aと、後入力フィールドの位置Bにある
背景画像とをミックスした画像が内挿されてしまう。
【0056】この場合、内挿フィールド上の位置C、位
置Dに割り当てられた各推定ベクトルを使用して、内挿
フィールド上の位置C、位置Dにある前景画像を前入力
フィールド上に移動させると、内挿フィールド上の位置
C、位置Dにある画像が前入力フィールド上の位置Aで
重なってしまう。
【0057】これにより、制御信号発生回路1によっ
て、フラグγの値として、“1”が割り当てられるとと
もに、内挿処理回路11の第1内挿部14によって、後
入力フィールド上にある画像のみで、内挿フィールド上
に画像が内挿され、これによって内挿フィールド上の位
置Dの部分に、後入力フィールド上の位置Eにある画像
を内挿することができ、正しい内挿フィールドの画像を
得ることができる。
【0058】次に、図5に示す如く、前入力フィールド
の位置Aと、後入力フィールドの位置Bに静止画となる
前景画像があり、背景が動きベクトルVB で動いている
場合について考える。これは、図3に示すときと、同じ
状況である。
【0059】この場合、前入力フィールド上の位置Dの
部分にある背景画像が、後入力フィールド上にある位置
Bに移動して、前景画像の後ろに隠れてしまうことにな
ることから、位置Dの部分がカバード領域となり、内挿
フィールド上の位置Eの部分が前記カバード領域に対応
する領域となる。
【0060】これにより、従来通り、前入力フィールド
上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内挿
すると、内挿フィールド上の位置Cの部分に、前景画像
の推定ベクトル(ゼロベクトル)が割り当てられ、これ
によって位置Cの部分に、前入力フィールドの位置Aに
ある前景画像と、後入力フィールドの位置Bにある前景
画像とが内挿される。
【0061】しかし、このとき、推定ベクトルの割り当
て処理において、なんらかの理由で、位置Eの部分に、
推定ベクトルVB が割り当てられることがあり、このと
き、この部分を従来通り、前入力フィールド上の画像お
よび後入力フィールド上の画像を用いて内挿すると、位
置Eの部分に、前入力フィールドの位置Dにある背景画
像と、後入力フィールドの位置Bにある前景画像とをミ
ックスした画像が内挿されてしまう。
【0062】この場合、内挿フィールド上の位置E、位
置Cに割り当てられた各推定ベクトルを使用して、内挿
フィールド上の位置E、位置Cにある画像を、後入力フ
ィールド上に移動させると、内挿フィールド上の位置
E、位置Cにある画像が前入力フィールド上の位置Bで
重なってしまう。
【0063】これにより、制御信号発生回路1によっ
て、フラグγの値として、“2”が割り当てられるとと
もに、内挿処理回路11の第2内挿部15によって、前
入力フィールド上にある画像のみで、内挿フィールド上
に画像が内挿され、これによって内挿フィールド上の位
置Eの部分に、前入力フィールド上の位置Dにある画像
が内挿され、正しい内挿フィールドの画像を得ることが
できる。
【0064】次に、図6に示す如く前入力フィールド上
の位置Aにある前景画像が、後入力フィールド上の位置
Bに移動し、背景が静止している場合を考える。これ
は、図4に示すときと、同じ状況である。
【0065】この場合、前入力フィールド上の位置Dの
部分にある画像が、後入力フィールド上にある位置Bに
移動して、前景画像の後ろに隠れてしまうことになるこ
とから、位置Dの部分がカバード領域となり、内挿フィ
ールド上の位置Eの部分が前記カバード領域に対応する
領域となる。
【0066】これにより、従来通り、前入力フィールド
上の画像および後入力フィールド上の画像を用いて内挿
すると、内挿フィールド上の位置Cの部分に、前景画像
の推定ベクトルVF が割り当てられ、これによって位置
Cの部分に、前入力フィールドの位置Aにある前景画像
と、後入力フィールドの位置Bにある前景画像とが内挿
される。
【0067】しかし、このとき、何らかの理由によっ
て、内挿フィールド上の位置Eの部分に、ゼロベクトル
が割り当てられることがあり、このとき、この部分を従
来通り、前入力フィールド上の画像および後入力フィー
ルド上の画像を用いて内挿すると、位置Eの部分に、前
入力フィールドの位置Dにある背景と、後入力フィール
ドの位置Bにある前景画像とをミックスした画像が内挿
されてしまう。
【0068】この場合、内挿フィールド上の位置C、位
置Eに割り当てられた各推定ベクトルを使用して、内挿
フィールド上の位置C、位置Eにある画像を後入力フィ
ールド上に移動させると、内挿フィールド上の位置C、
位置Eにある画像が後入力フィールド上の位置Bで重な
ってしまう。
【0069】これにより、制御信号発生回路1によっ
て、フラグγの値として、“2”が割り当てられるとと
もに、内挿処理回路11の第2内挿部15によって、前
入力フィールド上にある画像のみで、内挿フィールド上
に画像が内挿され、これによって内挿フィールド上の位
置Eの部分に、前入力フィールド上の位置Dにある背景
画像が内挿され、正しい内挿フィールドの画像を得るこ
とができる。
【0070】このように、この実施例においては、誤っ
て推定ベクトルが割り当てられた内挿ブロック(また
は、内挿画素)を、前記推定ベクトルにより、前入力フ
ィールドまたは後入力フィールドへ移動させ、重なるか
どうかをチェックし、このチェック結果に基づき、前入
力フィールド上の画像または後入力フィールド上の画像
のいずれか一方を用いて、内挿フィールド上に画像を内
挿するようにしたので、アンカバード領域やカバード領
域などのように動きベクトルを推定することが困難な場
合においても、アンカバード領域、カバード領域の内挿
で発生する妨害を減少させることができる。
【0071】また、実際には、正確な動きベクトルの推
定および内挿フィールド上への割り当てが困難であるな
どの理由により、カバード領域、アンカバード領域に対
する完璧な内挿を行なうことができないが、従来のフィ
ールド内挿方法、特にカバード領域、アンカバード領域
に対する特別な内挿処理を持たないフィールド内挿方法
と比較すれば、格段に良好な内挿を行なうことができ
る。
【0072】また、本発明によるフィールド内挿方法で
は、従来、2つの入力フィールド上の画像を用いて、内
挿を行なっていたものを、内挿に用いる推定ベクトルを
そのままにして、内挿に用いる入力フィールドを片側だ
けにしただけであることから、従来のフィールド内挿方
法に比べて、劣化が発生し難くすることができる。
【0073】さらに、例えば、アンカバード領域、カバ
ード領域に対応しない内挿ブロック(または、内挿画
素)について、誤ってフラグγの値を“1”または
“2”にしても、内挿画像の劣化を最小限にすることが
できる。
【0074】また、上述した実施例においては、第1内
挿部14〜第3内挿部16によって内挿回路13を構成
するようにしているが、1つの内挿フィルタによってこ
れら第1内挿部14〜第3内挿部16の機能を実行させ
るようにしても良い。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、請
求項1、2、3では、アンカバード領域やカバード領域
などのように動きベクトルを推定することが困難な場合
においても、アンカバード領域、カバード領域の内挿で
発生する妨害を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフィールド内挿方法の一実施例で
使用される制御信号発生回路の構成例を示すブロック図
である。
【図2】本発明によるフィールド内挿方法の一実施例で
使用される内挿処理回路の構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明によるフィールド内挿方法の動作のう
ち、前入力フィールドの位置Aと、後入力フィールドの
位置Bに静止画となる前景画像があり、背景が動きベク
トルVB で動いている場合のアンカバード領域に対応す
る部分の内挿処理動作および効果を説明するための模式
図である。
【図4】本発明によるフィールド内挿方法の動作のう
ち、前入力フィールド上の位置Aにある前景画像が、後
入力フィールド上の位置Eに移動し、背景が静止してい
る場合のアンカバード領域に対応する部分の内挿処理動
作および効果を説明するための模式図である。
【図5】本発明によるフィールド内挿方法の動作のう
ち、前入力フィールドの位置Aと、後入力フィールドの
位置Bに静止画となる前景画像があり、背景が動きベク
トルVB で動いている場合のカバード領域に対応する部
分の内挿処理動作および効果を説明するための模式図で
ある。
【図6】本発明によるフィールド内挿方法の動作のう
ち、前入力フィールド上の位置Aにある前景画像が、後
入力フィールド上の位置Bに移動し、背景が静止してい
る場合のカバード領域に対応する部分の内挿処理動作お
よび効果を説明するための模式図である。
【符号の説明】
1 制御信号発生回路 2 推定ベクトル割り当て部 3 前入力フィールド側移動部 4 前入力フィールド側重なりチェック部 5 後入力フィールド側移動部 6 後入力フィールド側重なりチェック部 7 フラグ決定部 11 内挿処理回路 12 内挿回路 13 加算回路 14 第1内挿部 15 第2内挿部 16 第3内挿部 17 第1加算部 18 第2加算部
フロントページの続き (72)発明者 井口 和久 東京都世田谷区砧一丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前入力フィールド上の画像と、後入力フ
    ィールド上の画像とに基づき、内挿フィールド上に画像
    を内挿するフィールド内挿方法において、 前記内挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内挿画
    素を、対応する推定ベクトルを使用して、前記前入力フ
    ィールド上または前記後入力フィールド上に移動させた
    後、 これら前入力フィールド上または前記後入力フィールド
    上で、各内挿ブロックまたは内挿画素の重なり状態を検
    出し、 この検出結果に基づき、前記推定ベクトルと前記前入力
    フィールド上の画像または前記後入力フィールド上の画
    像のいずれか一方、または両方とを使用して内挿フィー
    ルド上に画像を内挿する、 ことを特徴とするフィールド内挿方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィールド内挿方法に
    おいて、 前記内挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内挿画
    素を、対応する推定ベクトルを使用して、前記前入力フ
    ィールド上に移動させ、これらの各内挿ブロックまたは
    各内挿画素が重なり合っているとき、 前記後入力フィールド上の画像を使用して、内挿フィー
    ルド上に画像を内挿し、 また前記内挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内
    挿画素を、対応する推定ベクトルを使用して、前記後入
    力フィールド上に移動させ、これらの各内挿ブロックま
    たは各内挿画素が重なり合っているとき、 前記推定ベクトルおよび前記前入力フィールド上の画像
    を使用して、内挿フィールド上に画像を内挿する、 ことを特徴とするフィールド内挿方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかに記載のフ
    ィールド内挿方法において、 前記内挿フィールド上の各内挿ブロックまたは各内挿画
    素を、対応する推定ベクトルを使用して、前記前入力フ
    ィールド上に移動させ、これらの各内挿ブロックまたは
    各内挿画素が重なりあい、かつ前記内挿フィールド上の
    各内挿ブロックまたは各内挿画素を、対応する推定ベク
    トルを使用して、前記後入力フィールド上に移動させ、
    これらの各内挿ブロックまたは各内挿画素が重なり合っ
    ているとき、 前記各内挿ブロックまたは各内挿画素に対応する推定ベ
    クトルをゼロベクトルにした後、このゼロベクトルと前
    記前入力フィールド上の画像および前記後入力フィール
    ド上の画像とを使用して、内挿フィールド上に画像を内
    挿する、 ことを特徴とするフィールド内挿方法。
JP6123713A 1994-06-06 1994-06-06 フィールド内挿方法 Pending JPH07336650A (ja)

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