JP3829691B2 - 風向調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の風向調整装置として、例えば特開平8−197940号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
前記公報の風向調整装置は、複数の調整羽根よりなる複数組の風向調整羽根群のそれぞれが、調整ケース体の内部に回動自在に支承されており、各風向調整羽根群には、互いに噛合する歯車が設けられている。
【0004】
また空調ケース体内には、外周部がフィニッシャの前面に突出する回動操作部材が設けられていて、この回動操作部材は一方の風向調整羽根群の回動軸に連結されており、風向調整すべく回動操作部材により一方の風向調整羽根群を、回動軸を中心に回動させると、歯車を介して連動された他方の風向調整羽根群が反対方向へ回動されるようになっている。
【0005】
これによって空気吹き出し口より吹き出される空気を、例えば乗員に向けて集中的に吹き付けたり、乗員に対して均一に吹き付けたり、もしくは左右へ分散させるなどの風向特性が得られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし前記従来の風向調整装置では、空気吹き出し口より吹き出される空気を集中させたり、均一化させ、もしくは拡散させるなどの風向特性を、回動操作部材を回動させることにより行う構成のため、通常モードの風向調整と、風向特性モードの調整を別々に行わなければならず、操作が煩雑であるなどの問題がある。
【0007】
本発明はかかる従来の問題点を改善するためになされたもので、平行風の風向を調整する通常モードと、空気を集中または拡散させる風向特性モードの切換えが容易に行える風向調整装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、空気吹き出し口に設けられた複数の羽根を操作ノブで回動することにより、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置であって、複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を、各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつモード切換え手段を、前端部が互いに平行し、かつ後端側が傾斜された複数のガイド孔を有する前後動自在なスライドリンクと、スライドリンクにサブリンクを介して連動され、かつ押圧体により前後動させることにより、スライドリンクに連動された各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に回動させるスライド部材と、各羽根を風向特性モード位置から通常モードへ復帰させる復帰手段とから構成すると共に、スライドリンクのガイド溝に、各羽根より突設した連結ピンを嵌挿することにより、各羽根とスライドリンクを連動させてなり、通常モード及び風向特性モードをモード切換え手段により切換え自在となすと共に、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、風向調整可能なことを特徴とするものである。
【0009】
前記構成により空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を、各羽根により平行風として自由に風向調整することができ、また風向特性モードに切換えることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気を、拡散させて乗員に吹き出したり、集中させて吹き出すことができる。
【0010】
また、前記構成により、モード切換手段の動作がスムースとなる。
【0011】
前記構成により、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気を拡散する羽根の角度がさらに大きくなるため、車室内の広い範囲に空気を吹き出すことができると共に、押圧体を押圧することにより、通常モード及び風向特性モードの切換えが容易かつ迅速に行えることから、風向特性モード時各羽根が上下方向に回動されていても、通常モードに切換えると、復帰手段により平行位置に自動復帰されるため、通常モード時の風向調整がスムースに行えるようになる。
【0013】
前記構成により、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気を拡散する羽根の角度がさらに大きくなるため、車室内の広い範囲に空気を吹き出すことができると共に、押圧体を押圧することにより、通常モード及び風向特性モードの切換えが容易かつ迅速に行えることから、風向特性モード時各羽根が上下方向に回動されていても、通常モードに切換えると、復帰手段により平行位置に自動復帰されるため、通常モード時の風向調整がスムースに行えるようになる。
【0014】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、復帰手段を、スライド部材を風向特性モード位置に保持する保持手段と、スライド部材を前方へ付勢する付勢手段とから構成したものである。
【0015】
前記構成により、風向特性モード時、保持手段によりスライド部材が保持されて動くことがないので、走行中の振動などにより羽根の向きが濫に変わることがないと共に、付勢手段によりスライド部材を通常モード位置に確実に復帰させることができる。
【0016】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、保持手段を、スライド部材が押圧されて後退位置になったときに保持し、再び押圧されたときに保持を解除するプッシュキャッチにより形成したものである。
【0017】
前記構成により、押圧操作のみで通常モードと風向特性モードの切換えが行えるため、操作性が大変よい。
【0018】
前記目的を達成するため本発明の風向調整装置は、スライドリンクとスライド部材の間を、サブリンクを介して連動したものである。
【0019】
前記構成により、モード切換え手段の動作がさらにスムースとなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
【0021】
図1は風向調整装置の全体的な斜視図、図2は分解斜視図、図3は縦断面図、図4は図3のA−A線に沿う断面図、図5は図3のB−B線に沿う断面図、図6はスライドリンクの拡大図、図7ないし図12は作用説明図である。
【0022】
風向調整装置の本体1は、前面に開口部2aが開口された角筒状のケース2を有しており、図示しないインストルメントパネルに開口された空気吹き出し口の内側に、開口部2aを前方に向けて取付けられるようになっている。
【0023】
ケース2の開口部2aには、複数枚の羽根3が上下方向に間隔を存して水平方向に設けられており、各羽根の一端側に突設された軸ピン3aは、ケース2の一方の側板2bに形成されたピン孔2cに回動自在に嵌合されている。
【0024】
各羽根3の他端側には、軸ピン3aと連結ピン3bが突設されていて、軸ピン3aはケース2の他方の側板2bに沿って設けられたスペーサ4のピン孔4aに回動自在に嵌合されている。
【0025】
スペーサ4は、ケース2の開口縁に嵌着されていて、各ピン孔4aの近傍に、ピン孔4aを中心とする円弧状の長孔4bが形成されており、各羽根3の他端に突設された連結ピン3bは、これら長孔4bを貫通して、スペーサ4の外側面に設けられたスライドリンク5の各ガイド孔5aに嵌合されている。
【0026】
各ガイド孔5aは図6に示すように、スライドリンク5の中間部に位置するガイド孔5aがほぼ水平に、また中間部より上方に位置するガイド孔5aは、前端部が互いに平行し、かつ後端側が上側に行くに従い屈曲角が大きくなるほぼ逆ヘ字形に、そして中間部より下方に位置するガイド孔5aは、前端部が互いに平行し、かつ後端側が下側に行くに従い屈曲角が大きくなるほぼヘ字形に形成されていて、各ガイド孔5aの前端部間の間隔Cに対して後端部間の間隔Dが大きくなっていると共に、スライドリンク5の上部及び下部には突出部5bが後方へ突出されていて、これら突出部5bの先端側外側面にピン5cが突設されている。
【0027】
そしてこれらピン5bの先端は、モード切換え手段6を構成するサブリンク6aの一端側に形成されたピン孔6bに嵌合されている。
【0028】
モード切換え手段6は、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を集中または拡散させる風向特性モードとをワンタッチで切換えるもので、ケース2の他方の側板2aと間隔を存して平行するよう設けられたカバー7内にスライドリンク5とともに収容されたスライド部材6cを有している。
【0029】
スライド部材6cは図2に示すように板状に形成されていて、ケース2側にガイド部6dが突設されており、このガイド部6dが側板2aの外側面に突設されたガイド突条2dに上下方向より支持されて、前後方向片スライドできるようになっている。
【0030】
サブリンク6aの中間部には軸ピン6eが、そして他側にはガイドピン6fが突設されていて、軸ピン6eはスライド部材6cに形成されたピン孔6gに回動自在に支承されており、ガイドピン6fは、スライド部材6cに形成された円弧状の長孔6hに嵌挿されている。
【0031】
スライド部材6cのカバー7側には、押しボタンよりなる押圧体8をスライド部材6cに固定する取付け片6iが突設されている。
【0032】
押圧体8は、スライド部材6cを前後方向へスライド操作するもので、ケース2の開口部2aに取付けられたフィニッシャ10のボタン孔10aより先端部がフィニッシャ10の前面側へ突出されている。
【0033】
スライド部材6cの後端側中央部には、前後方向に細長い長孔6jが形成されていて、この長孔6jに、ケース2の側板2aに突設されたばね受けピン2eが嵌挿されており、ばね受けピン2eには、スライド部材6cを前方へ付勢する例えばつる巻きばねよりなる付勢手段11が嵌装されている。
【0034】
またスライド部材6cの後端部とケース2の側板2aの間には、スライド部材6cを後退位置に保持するプッシュキャッチよりなる保持手段12が設置されていて、この保持手段12と前記付勢手段11により、風向特性モードを通常モードへ復帰させる復帰手段が構成されている。
【0035】
保持手段12は、スライド部材6cの後端に突設された係止突起12aと、この係止突起12aを係脱自在に保持するキャッチャ12bより構成されていて、押圧体8によりスライド部材6cを押し込むと、キャッチ12bが係止突起12aを保持し、再び押圧体8を押すと、キャッチ12bが係止突起12aを解放するように構成されている。
【0036】
なお図2中13は羽根3を上下方向へ回動して、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する操作ノブであって、通常モード時及び風向特性モード時、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整できるようになっている。
【0037】
次に前記構成された風向調整装置の作用を説明する。
【0038】
通常モードで使用する場合は、モード切換え手段6により図7に示すように通常モードに切換える。
【0039】
このときスライドリンク5は前進端よりやや後方にあって、スライドリンク5の上下部に接続されたサブリンク6aは、前端側が上向きとなる傾斜状態に保持され、また各羽根3も前端側が上向きとなる傾斜状態に保持されるため、空気吹き出し口より吹き出される空気は、羽根3により上方向の平行風に風向調整される。
【0040】
またこの状態から、空気の吹き出し方向を例えば水平方向へ風向調整する場合は、羽根3に設けられた操作ノブ13により羽根3を下方へ回動する。
【0041】
これによってサブリンク6aが図8に示すように水平位置となってスライドリンク5が前進端へと移動されるため、連結ピン3bを介してスライドリンク5に接続された各羽根3が軸ピン3aを中心に時計回り方向へ回動されて、空気吹き出し口より吹き出される空気は水平方向の平行風に風向調整される。
【0042】
さらにこの状態から、空気の吹き出し方向を例えば下方向へ風向調整する場合は、羽根3に設けられた操作ノブ13により羽根3をさらに下方へ回動する。
【0043】
これによってサブリンク6aは図9に示すように、前端側が下向きとなる傾斜状態となり、また各羽根3も前端側が下向きとなる傾斜状態となるため、空気吹き出し口より吹き出される空気は、羽根3により下方向の平行風に風向調整される。
【0044】
一方空気吹き出し口より吹き出される空気を拡散させて乗員に吹き出させる場合は、押圧体8を押圧して、モード切換え手段6により風向特性モードへ切換える。
【0045】
すなわち通常モードから押圧体8を押圧してスライド部材6cを図10に示す位置まで後退させると、スライド部材6cにサブリンク6aを介して連結されたスライドリンク5も後退されるため、保持手段12の係止突起12aがキャッチ12bに係止されて、スライド部材6cが後退位置に保持される。
【0046】
またスライドリンク5の各ガイド孔5aには、羽根3の連結ピン3bが嵌合されているため、スライドリンク5の後退とともに、各羽根3が軸ピン3aを中心に図10に示す位置へ回動される。
【0047】
すなわち中間位置の羽根3は水平位置を保持し、中間位置より上側の羽根3は反時計回り方向へ回動されて上向きになると共に、中間位置より下側の羽根3は時計回り方向へ回動されて下向きとなるため、空気吹き出し口より吹き出される空気は、各羽根3により拡散されて乗員へ吹き出されるようになる。
【0048】
また風向特性モードによる拡散状態から、空気吹き出し口より吹き出される空気の下半分を水平方向の平行風にしたい場合は、操作ノブ13を上方へ回動する。
【0049】
これによって図11に示すように、サブリンク6aは前端側が上向きとなるよう反時計回り方向へ回動されるため、いままで上向きに傾斜されていた中間部より上側の羽根3はさらに反時計回り方向へ回動されて、例えば20度に傾斜されていた最上部の羽根3が例えば40度に傾斜されると共に、最下部に位置する羽根3はほぼ水平位置となるため、空気吹き出し口の上部より吹き出される空気は上方へ拡散され、空気吹き出し口の下部より吹き出される空気は水平方向の平行風に風向調整される。
【0050】
さらに風向特性モードによる拡散状態から、空気吹き出し口より吹き出される空気の上半分を水平方向の平行風にしたい場合は、操作ノブ13を下方へ回動する。
【0051】
これによって図12に示すように、サブリンク6aは前端側が下向きとなるよう時計回り方向へ回動されるため、いままで下向きに傾斜されていた中間部より下側の羽根3はさらに時計回り方向へ回動されて、例えば20度に傾斜されていた最下部の羽根3が例えば40度に傾斜されると共に、最上部に位置する羽根3はほぼ水平位置となるため、空気吹き出し口の上部より吹き出される空気は水平方向の平行風に、そして空気吹き出し口の下部より吹き出される空気は下方へ拡散されるように風向調整される。
【0052】
また風向特性モードより通常モードへ戻す場合は、再び押圧体8を押圧する。
【0053】
これによって保持手段12がスライド部材6cを解放するため、付勢手段11の作用によりスライド部材6cが図8に示す通常モードの位置へ復帰されるため、この状態で操作ノブ13により各羽根3の角度を変えることにより、通常モードによる平行風の風向調整が行えるようになる。
【0054】
【発明の効果】
本発明は以上詳述したように、複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、空気吹き出し口より吹き出される空気を、各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつ通常モード及び風向特性モードをモード切換え手段により切換え自在となすと共に、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、風向調整可能なことを特徴するものであるから、通常モードに切換えることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を、各羽根により平行風として自由に風向調整することができ、また風向特性モードに切換えることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気を、拡散させて乗員に吹き出したり、集中させて吹き出すことができる。
【0055】
また風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、空気吹き出し口より平行風と拡散または集中風が同時に吹き出せるようにしたことから、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させれば、空気吹き出し口より吹き出される空気の一部を局部的に集中させ、残りを広い範囲に拡散させるなどの操作が容易に行えるようになる。
【0056】
またモード切換え手段を、前端部が互いに平行し、かつ後端側が傾斜された複数のガイド孔を有する前後動自在なスライドリンクと、スライドリンクに連動され、かつ押圧体により前後動させることにより、スライドリンクに連動された各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に回動させるスライド部材と、各羽根を風向特性モード位置から通常モードへ復帰させる復帰手段とから構成すると共に、スライドリンクのガイド溝に、各羽根より突設したピンを嵌挿することにより、各羽根とスライドリンクを連動させたことから、風向特性モード時操作ノブにより各羽根を回動させることにより、空気吹き出し口より吹き出される空気を拡散する羽根の角度がさらに大きくなるため、車室内の広い範囲に空気を吹き出すことができると共に、押圧体を押圧することにより、通常モード及び風向特性モードの切換えが容易かつ迅速に行えることから、風向特性モード時各羽根が上下方向に回動されていても、通常モードに切換えると、復帰手段により平行位置に自動復帰されるため、通常モード時の風向調整がスムースに行えるようになる。
【0057】
さらに復帰手段を、スライド部材を風向特性モード位置に保持する保持手段と、スライド部材を前方へ付勢する付勢手段とから構成したことから、風向特性モード時、保持手段によりスライド部材が保持されて動くことがないので、走行中の振動などにより羽根の向きが濫に変わることがない上、付勢手段によりスライド部材を通常モード位置に確実に復帰させることができると共に、保持手段を、スライド部材が押圧されて後退位置になったときに保持し、再び押圧されたときに保持を解除するプッシュキャッチにより形成したことから、押圧操作のみで通常モードと風向特性モードの切換えが行えるため、操作性が大変よい。
【0058】
しかもスライドリンクとスライド部材の間を、サブリンクを介して連動したことから、モード切換え手段の動作がさらに円滑となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態になる風向調整装置の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態になる風向調整装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態になる風向調整装置の断面図である。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図である。
【図5】図3のB−B線に沿う断面図である。
【図6】本発明の実施の形態になる風向調整装置に設けられたスライドリンクの拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図8】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図9】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図10】本発明の実施の形態になる風向調整装置の作用説明図である。
【図11】本発明の実施の形態になる風向調整装置の変形例を示す分解斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態になる風向調整装置の変形例を示す作用説明図である。
【符号の説明】
3 羽根
3b 連結ピン
5 スライドリンク
5a ガイド溝
6 モード切換え手段
6a サブリンク
8 押圧体
11 付勢手段(つる巻きばね)
12 保持手段(プッシュキャッチ)
13 操作ノブ
Claims (3)
- 空気吹き出し口に設けられた複数の羽根を操作ノブで回動することにより、前記空気吹き出し口より吹き出される空気の風向を調整する風向調整装置であって、前記複数の羽根を互いに平行させて回動することにより、前記空気吹き出し口より吹き出される平行風の風向を調整する通常モードと、前記空気吹き出し口より吹き出される空気を、前記各羽根により拡散または集中させる風向特性モードとを設け、かつ前記モード切換え手段を、前端部が互いに平行し、かつ後端側が傾斜された複数のガイド孔を有する前後動自在なスライドリンクと、前記スライドリンクにサブリンクを介して連動され、かつ押圧体により前後動させることにより、前記スライドリンクに連動された前記各羽根を、通常モード位置及び風向特性モード位置に回動させるスライド部材と、前記各羽根を風向特性モード位置から通常モードへ復帰させる復帰手段とから構成すると共に、前記スライドリンクのガイド溝に、前記各羽根より突設した連結ピンを嵌挿することにより、前記各羽根と前記スライドリンクを連動させてなり、前記通常モード及び前記風向特性モードをモード切換え手段により切換え自在となすと共に、前記風向特性モード時前記操作ノブにより各羽根を回動させることにより、風向調整可能なことを特徴とする風向調整装置。
- 前記復帰手段を、前記スライド部材を風向特性モード位置に保持する保持手段と、前記スライド部材を前方へ付勢する付勢手段とから構成してなる請求項1記載の風向調整装置。
- 前記保持手段を、前記スライド部材が押圧されて後退位置になったときに保持し、再び押圧されたときに保持を解除するプッシュキャッチにより形成してなる請求項1又は2に記載の風向調整装置。
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