JP3829610B2 - 溶鋼の精錬方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、RH真空脱ガス装置を使用した溶鋼の精錬方法に関し、特にスラグ量を低減できる効率的な溶鋼の精錬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
転炉で脱炭された溶鋼は、温度調整、最終成分調整、真空脱ガス処理および脱硫処理などを行う2次精錬が一般的に行われる。
【0003】
2次精錬で最も時間を要するのは真空脱ガス処理および脱硫処理である。真空脱ガス処理は浸漬管と真空槽とを備えた例えばRH真空脱ガス装置で行われ、脱硫処理は溶鋼に不活性ガスまたは脱硫剤を添加するガス吹き込み装置を用いて一般的に行われる。
【0004】
しかし、この2つの処理を別の設備でそれぞれ時間をかけて行うことは効率的ではなく、真空脱ガス処理と脱硫処理とを同時に行う方法が多数提案されてきた。
【0005】
例えば、特開平6−322431号公報には、真空槽内溶鋼に脱硫剤を吹き付ける方法が、特開昭62−164815公報には、真空脱ガス処理中の取鍋内溶鋼に脱硫剤を吹き込む方法が提案されている。
【0006】
これらの方法は真空脱ガス装置に脱硫剤を添加する機能を付加させることで、真空脱ガスと同時に脱硫処理を行う方法であり、この同時処理により総処理時間短縮が図られてきた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、浸漬管と真空槽とを備えた真空脱ガス装置で脱硫処理を行う場合、例えば脱硫剤を取鍋内溶鋼に添加した場合、以下の問題があった。
【0008】
第一の問題は、脱硫速度が不十分であり、処理時間をさらに短縮することが必要である。
第二の問題は、発生するスラグ量が多くなることである。
【0009】
一般的な脱硫方法には、脱硫剤を例えば前記の通り取鍋内溶鋼に添加する方法と、取鍋内溶鋼表面に脱硫能力の高いスラグを形成し、スラグと溶鋼とを攪拌することでスラグ中にS分を捕捉させる方法とがある。
【0010】
しかし、浸漬管と真空槽からなる真空脱ガス装置では、スラグと溶鋼との反応が遅いため、脱硫剤を溶鋼に添加する方法が一般的に採用され、しかも大量の脱硫剤を溶鋼に添加することを前提として通常行われる。
【0011】
大量に添加された脱硫剤は、溶鋼表面に浮上しスラグと混合し、最終的に廃棄物となるスラグ量が著しく多くなるという問題があった。さらに、大量の脱硫剤の使用は大きなコストアップの原因となり問題があった。
【0012】
本発明の目的は、RH真空脱ガス装置を使用した溶鋼の精錬方法において、スラグ量を低減できる効率的な溶鋼の精錬方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、RH真空脱ガス装置を使用してスラグ量を低減できる効率的な溶鋼の精錬方法を試験検討したところ、スラグと溶鋼との反応を促進できる最適な攪拌条件を見出し下記の本発明を完成できた。
【0014】
ここに本発明は、浸漬管の中心が取鍋中心を通る直線上に配置された2本の浸漬管を有したRH真空脱ガス装置を用いて、溶鋼の真空脱ガス処理を行う精錬方法において、真空脱ガス処理開始と同時または後に、取鍋内溶鋼深さD(m)、溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)、取鍋内径R(m)、ガス吹き込み位置と取鍋中心との取鍋半径方向の距離r(m)、ガス流量Q(m3 (標準状態)/分)が下記(1)、(2)、(3)式を満足することを特徴とする溶鋼の精錬方法である。
【0015】
0.07≦H/D≦0.50 …(1)
0.35≦r/R≦0.90 …(2)
0.01≦Q/H≦0.80 …(3)
【0016】
【発明の実施の形態】
(A)溶鋼表面からのガス吹き込み深さHについて
溶鋼を水で、スラグをシリコンオイルでそれぞれ模擬し、オイル中の塩化ナトリウムをトレ−サとした模型実験を行い、ガス吹き込み深さがスラグ−溶鋼間反応速度に及ぼす影響を調査した。
【0017】
実験には水量7リットルの二本の浸漬管と真空槽からなるRH真空脱ガス装置(以下、RHともいう)と水量130リットルの取鍋の模型を用いた。
図1は模型実験時の取鍋におけるガス吹き込み位置を示す平面図である。
【0018】
同図において、1:RH上昇管、2:RH下降管、3:ガス吹き込み位置、5:取鍋をそれぞれ示す。
図2は取鍋内溶鋼深さD(m)と溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)と比(H/D)とオイル中のトレーサ濃度との関係を示すグラフである。
【0019】
なお、吹き込みガスとしてアルゴンガスを使用し、ガス吹き込み量は5(標準状態)リットル/分、吹き込み時間は10分の同じ条件で実験した。
また、図3は、取鍋内溶鋼深さD(m)と溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)との関係を示す概念図である。
【0020】
同図において、4:ガス吹き込み管、5:取鍋、D:取鍋内溶鋼深さ、H:ガス吹き込み深さをそれぞれ示す。
図2に示すように、比(H/D)が0.07以上0.50以下でオイル中のトレーサ濃度が極小となることが判明した。
【0021】
比(H/D)が0.50を超えて深くなると、吹き込みによる撹拌効果とRHによる循環流が干渉しあい、撹拌効果が低減するためであると推定できる。
また、比(H/D)が0.07未満で浅くなると、気泡の浮上距離が短くなりすぎることが原因で撹拌効果が低減するものと推定できる。
【0022】
(B)ガス吹き込み位置について
同様の模型実験により、最適な吹き込み位置を検討した。
図4は取鍋内径R(m)とガス吹き込み位置から取鍋中心までの取鍋半径方向の距離r(m)との比(r/R)とオイル中のトレーサ濃度との関係を示すグラフである。
【0023】
なお、比(H/D)は0.10〜0.50とし、ガス流量は5(標準状態)リットル/分として実験を行った。
また、図5は、取鍋内径R(m)とガス吹き込み位置から取鍋中心までの取鍋半径方向の距離r(m)との関係を示す概念図である。
【0024】
同図において、1:RH上昇管、2:RH下降管、5:取鍋、R:取鍋内径、r:ガス吹き込み位置から取鍋中心までの取鍋半径方向の距離をそれぞれ示す。
なお、ガス吹き込みは、RH上昇管1およびRH下降管2の設置平面を除く位置で行った。
【0025】
図4に示すように、比(r/R)が0.35以上0.90以下でオイル中のトレーサ濃度が極小となることが判明した。
(C)吹き込みガス流量について
上記模型実験結果を基に、溶鋼を用いたRH試験により、Arガス吹き込み流量の最適値を検討した。
【0026】
図6は、溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)とArガス流量Q(m3 (標準状態)/分)との比(Q/H)と溶鋼中のS濃度との関係を示すグラフである。
【0027】
なお、比(H/D)は0.10〜0.50とし、比(r/R)が0.35以上0.90以下とし、吹き込み時間を7分として試験を行った。
図6に示すように、比(Q/H)が0.01以上0.80以下で溶鋼中のS濃度が極小となることが判明した。
【0028】
(D)必要スラグ量の低減効果について
前記(A)〜(C)で得られた結果をまとめると、以下に示す式で表される。
0.07≦H/D≦0.50 …(1)
0.35≦r/R≦0.90 …(2)
0.01≦Q/H≦0.80 …(3)
溶鋼中のS濃度を20質量ppm (以下、単にppm で質量ppm を表す)から5ppm に低減するときのスラグ量と上記(1)〜(3)式との関係を試験した。
【0029】
表1に比(H/D)、比(r/R)および比(Q/H)と溶鋼1トン当たりの必要スラグ量(kg)との関係を示す。
なお、表中の評価○は、前記(1)〜(3)式の各々について満足することを、評価×は前記(1)〜(3)式の各々について満足しないことをそれぞれ示す。
【0030】
【表1】
また、使用したスラグは、CaO−Al2 O3 −SiO2 系スラグである。
【0031】
同表に示すように、前記(1)〜(3)式を全て満足すれば、溶鋼1トン当たりの必要スラグ量を15kg以下に低減できることが判明した。
表2に比(H/D)、比(r/R)および比(Q/H)とスラグ中の低級酸化物濃度(スラグ中FeO、MnO、Fe2 O3 濃度の合計濃度:質量%)との関係を示す。
【0032】
【表2】
なお、表中の評価○は、前記(1)〜(3)式の各々について満足することを、評価×は前記(1)〜(3)式の各々について満足しないことをそれぞれ示す。
【0033】
また、処理前のスラグ中の低級酸化物濃度は8〜10質量%であり、Arガス吹き込み時間は8分とした。
表2に示すように、前記(1)〜(3)式を全て満足すれば、スラグ中の低級酸化物濃度を1.5質量%以下に低減できることが判明した。
【0034】
一方、前記(1)〜(3)式の少なくとも1式を満足しない場合、スラグ中の低級酸化物濃度が2.2質量%以上と高くなった。
次に、本発明の実施形態を説明する。
【0035】
転炉処理終了後、溶鋼を取鍋へ出鋼する。出鋼後、取鍋をRHへ移動し、真空脱ガス処理を開始する。
RH真空脱ガス処理開始と同時または後に、前記(1)〜(3)式に従いガス吹き込みを開始する。
【0036】
吹き込むガスはArなどの不活性ガスが望ましいが、必要に応じて窒素などの他のガスを用いても良い。
また、吹き込みに用いるノズルはいかなる形状のものでも良く、吹き込むノズル数は1個で十分であるが、数個でもよい。
【0037】
ガス吹き込み処理中のRH真空槽内真空度は、より高真空であることが望ましいが、溶鋼循環流が停止しない範囲であればよい。
ガスの吹き込み時間は3分以上15分以下が望ましい。吹き込み時間が3分未満であると十分な撹拌効果が得られないおそれがあり、15分を超えて長いと撹拌効果が飽和するおそれがある。
【0038】
本発明は、脱硫処理に加えて、スラグ−溶鋼間の効率的な反応を必要とする脱燐処理およびスラグ中の低級酸化物低減処理などに適用できる。
また、本発明は、RH真空槽において上吹きランス等を使用して各種フラックスを添加し、効率よく脱硫処理等を行うことにも適用できる。
【0039】
さらに、本発明は、RH真空槽において上吹きランス等を使用して酸素上吹きを行う脱炭精錬時に問題となるスラグ中の低級酸化物の増加を防止することに適用できる。このときの真空槽内での溶鋼への酸素供給方法は、上吹きランス、羽口などで酸素ガスを供給する方法、酸化鉄などの酸化物固体を溶鋼へ供給する方法などがある。
【0040】
また、脱炭直前に酸素を供給する場合も含まれる。酸素供給と同時にガス吹き込みを行うことが望ましいが、酸素供給終了後から脱炭終了にかけて吹き込みを行ってもよい。
【0041】
【実施例】
(実施例1)
転炉で脱炭した溶鋼質量250トンを、取鍋内に出鋼し、取鍋をRH真空脱ガス装置に移動し、真空処理を開始した。
【0042】
RH真空槽内の真空度を133Paとして真空脱ガス処理を開始し、同時に表3に示すArガス吹き込み条件で脱硫処理試験を行った。
【0043】
【表3】
なお、表中の評価○は、前記(1)〜(3)式の各々について満足することを、評価×は前記(1)〜(3)式の各々について満足しないことをそれぞれ示す。
【0044】
また、表4に使用したスラグの組成を示す。
【0045】
【表4 】
さらに、RH処理中のスラグ量は3750kgの一定量とし、かつArガス吹き込み時間は7分間とした一定条件で試験を行った。
【0046】
表3に示すように、前記(1)〜(3)式を全て満足した本発明例は、処理後のS濃度が2ppm 以下に低減できたが、前記(1)〜(3)式の少なくとも1式を満足しない比較例は7ppm 以上と高くなった。
【0047】
一方、S濃度の目標濃度が7ppm 程度であれば、前記(1)〜(3)式を全て満足することにより、スラグ量を約2/3に低減できることもわかった。
(実施例2)
転炉で脱炭した溶鋼250トンを取鍋内に出鋼し、取鍋をRH真空脱ガス装置に移動し、真空処理を開始した。
【0048】
真空処理中に真空槽内に設けた垂直上吹きランスを用いて、CaO 粉体をArガスとともに真空槽内溶鋼表面に吹き付けた。吹き付けたCaO 粉体総量は1.5質量トン、吹き付け速度は200kg/分とした。
【0049】
表5に示す条件で、粉体吹き付け開始と同時に、Arガスを吹き込んだ。
【0050】
【表5】
表5に示すように、前記(1)〜(3)式を全て満足した場合には、溶鋼中のS濃度を2ppm以下まで低減できた。一方、(1)〜(3)式を少なくとも1式を満足しない場合には、溶鋼中のS濃度が7ppm以上となった。
【0051】
(実施例3)
転炉で脱炭した溶鋼250トンを取鍋に出鋼し、RH真空脱ガス装置へ取鍋を移動した。RHで真空処理を行い、真空脱炭で溶鋼中C濃度を低減した。真空脱炭処理は15分間行い、溶鋼中のC濃度を40ppm以下とした。真空脱炭開始と同時に溶鋼表面に酸素ガスを吹き付けた。酸素ガスの供給は流量30(標準状態) リットル/分、吹き付け時間4分とした。真空脱炭と酸素上吹き開始と同時に、表6に示した条件でArガス吹き込みを開始し、吹き込みを15分間行った。
【0052】
表6に真空脱炭終了時のスラグ中低級酸化物濃度と真空脱炭処理後のスラグ中低級酸化物濃度(スラグ中FeO,MnO,Fe2 O 3 の合計濃度)を示す。
【0053】
【表6】
表6に示すように、前記(1)〜(3)式を全て満足した場合には、スラグ中の低級酸化物濃度を2%以下まで低減できたが、前記(1)〜(3)式の少なくとも1式を満足しない場合には、スラグ中の低級酸化物濃度が脱炭開始前よりも上昇した。
【0054】
【発明の効果】
本発明のRH真空脱ガス装置を使用した溶鋼の精錬方法により、スラグ量を低減でき、効率的なスラグ・溶鋼反応を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】模型実験時の取鍋におけるガス吹き込み位置を示す平面図である。
【図2】取鍋内溶鋼深さD(m)と溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)との 比(H/D)とオイル中のトレーサ濃度との関係を示すグラフである。
【図3】取鍋内溶鋼深さD(m)と溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)との関係を示す概念図である
【図4】取鍋内径R(m)とガス吹き込み位置から取鍋中心までの距離r(m)との比(r/R)とオイル中のトレーサ濃度との関係を示すグラフである。
【図5】取鍋内径R(m)とガス吹き込み位置から取鍋中心までの距離r(m)との関係を示す概念図である。
【図6】溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)とArガス流量Q(m3 (標準状態)/分)との比(Q/H)と溶鋼中のS濃度との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1:RH上昇管、
2:RH下降管、
3:ガス吹き込み位置、
4:ガス吹き込み管、
5:取鍋、
D:取鍋内溶鋼深さ、
H:ガス吹き込み深さ、
R:取鍋内径、
r:ガス吹き込み位置から取鍋中心までの距離。
Claims (1)
- 浸漬管の中心が取鍋中心を通る直線上に配置された2本の浸漬管を有したRH真空脱ガス装置を用いて、溶鋼の真空脱ガス処理を行う精錬方法において、真空脱ガス処理開始と同時または後に、取鍋内溶鋼深さD(m)、溶鋼表面からのガス吹き込み深さH(m)、取鍋内径R(m)、ガス吹き込み位置と取鍋中心との取鍋半径方向の距離r(m)、ガス流量Q(m3(標準状態)/分)が下記(1)、(2)、(3)式を満足するようことを特徴とする溶鋼の精錬方法
0.07≦H/D≦0.50 …(1)
0.35≦r/R≦0.90 …(2)
0.01≦Q/H≦0.80 …(3)
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