JP3829341B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、グラフィックの表示・編集を行うことのできる画像処理装置における文字情報の表示技術に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
子供用お絵かきソフトを実行するパソコンやゲーム機等のグラフィック編集装置において、ユーザが指定した任意の文字情報をふきだしと呼ばれる囲み図形中に表示させることができるものがある。これにより、画像情報にアクセントを加え、視覚的な効果を高めることができる。
【0003】
しかし、従来、ユーザは、ふきだしの中に配置させる文字を全て入力しなければならず、特に低年齢層向けの製品等において使い勝手が悪くなってしまうという問題点を有している。
【0004】
本発明の課題は、ふきだしへの文字入力の簡略化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像処理装置は、文字列と文字を修飾するための文字修飾図形を表示装置上の表示画面に表示させるものであり、それぞれ属性が異なる複数種類の前記文字修飾図形のなかから1種類の文字修飾図形を選択する文字修飾図形選択手段と、前記文字修飾図形選択手段により選択された文字修飾図形を前記表示装置上の表示画面に表示させる文字修飾図形表示制御手段と、1種類以上の文字列のなかから1種類の文字列を選択する文字列選択手段と、前記文字列選択手段により選択された文字列の属性として文体を、前記文字修飾図形選択手段により選択された文字修飾図形の属性に基づいて自動的に変更する文字列属性変更手段と、前記文字列属性変更手段が文体を変更した文字列を、前記文字修飾図形表示制御手段により表示される文字修飾図形内に表示させる文字列表示手段と、を有する。
【0010】
【作用】
本発明では、文字修飾図形に対応する文字列を最初から入力しなくても、プリセット又は予め記憶させた文字列から簡単に選択することができ、更に、選択された文字列を編集することができるため、表現の幅を広げることができる。
【0012】
また、文字修飾図形の属性を選択できるため、更に表現の幅を広げることができる。選択された文字修飾図形の属性に従って、1種類の文字列の表現の変化を何通りにも楽しむことができる。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例につき詳細に説明する。
<実施例の回路の全体構成>
図1は、本発明の実施例の回路の全体構成図であり、ゲーム機の外観を有する低年齢層向けの似顔絵作成装置として実施され、テレビ111を除いて同一の筐体内に構成される。
【0014】
VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)102は、スプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、ビットマップ等に関する画像処理を制御する。
SRAM(スタティックRAM)103は、スプライト(オブジェクト)及びバックグラウンドの画像データを格納する。DP−RAM(デュアルポートRAM)104は、ビットマップの画像データを格納する。SRAM103及びDP−RAM104は、VDP102からアクセスされる。
【0015】
音源処理回路105は、画像と共に発音される楽音のサウンドデータを生成する。
サウンドRAM106は、音源処理回路105が処理する楽音波形データ及びそれらの制御データを格納する。
【0016】
プログラム/データROM107は、CPU101が実行するプログラム及びそのプログラムにおいて使用される各種データを格納する。CPU101は、このプログラムに従って、ワークRAM108を使用しながら、VDP102及び音源処理回路105を制御する。
【0017】
エンコーダ109は、VDP102から送られてくるRGBアナログ映像信号をテレビ規格の映像信号(NTSC信号)に変換する。
D/A変換器110は、音源処理回路105から送られてくるデジタルのサウンドデータをアナログのサウンド信号に変換する。
【0018】
テレビ111は、エンコーダ109から図1のビデオ出力端子104を介して出力される映像信号及びD/A変換器110から図1のオーディオ出力端子103を介して出力されるサウンド信号を再生する。
【0019】
コントロールパッド112は、図2に示される外観を有しており、ユーザに各種操作を行わせる。図2に示されるように、コントロールパッド112上には、SELスイッチ201、ENTERスイッチ202、及び上下左右スイッチ203〜206が備えられている。
<VDP102の構成>
図3は、図1に示されるVDP102の構成図である。
【0020】
このVDP102は、似顔絵作成時に、主として動くキャラクターを表現するスプライト(オブジェクト)と、背景を表現するバックグラウンド及びビットマップの、テレビ111(図1)への画面表示を、制御する。
【0021】
CPUインタフェース部301は、図1のCPU101との間のデータ転送時におけるインタフェースを制御する。
SRAMインタフェース部302は、後述するオブジェクトジェネレータ部304又はバックグラウンドジェネレータ部305が図1のSRAM103に格納されているスプライト(オブジェクト)又はバックグラウンド(背景)の画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0022】
DP−RAMインタフェース部303は、後述するビットマップジェネレータ部306が図1のDP−RAM104に格納されているビットマップの画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0023】
オブジェクトジェネレータ部304と、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、各水平期間(後述する図12を参照)毎に、図1のSRAM103又はDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドット表示タイミングに対応する表示座標に配置されるスプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、又はビットマップの色コードを読み込み、それぞれの内部のバッファに格納する。
【0024】
また、オブジェクトアトリビュートメモリ部307は、オブジェクトジェネレータ部304がSRAM103からSRAMインタフェース部302を介してスプライト(オブジェクト)を読み出すときのタイミングに対応する表示座標を格納する。
【0025】
プライオリティコントローラ部308は、各水平表示期間内の各ドット毎に、オブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、又はビットマップジェネレータ部306がそれぞれ読み込んだ色コードのうちの1つを予め定められたプライオリティ(優先順位)に従って選択し出力する。
【0026】
カラールックアップテーブル部309は、プライオリティコントローラ部308から出力された色コードを、R(赤)、G(緑)、B(青)のデジタルデータに変換して出力する。
【0027】
RGB D/A変換部310は、カラールックアップテーブル部309から出力されるRGBデジタルデータをRGBアナログ映像信号に変換し出力する。オシレータ部311は、VDP102に必要な各種クロックを生成する。
【0028】
水平/垂直同期カウンタ部312は、オシレータ部311が出力するクロックに従って、画像表示に必要な水平同期カウンタ値(水平同期信号)及び垂直同期カウンタ値(垂直同期信号)を生成するためのカウンタ回路である。
【0029】
デコーダ部313は、水平/垂直同期カウンタ部312が出力するカウンタ値から水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値をデコードし、VDP102内の各ブロックに供給する。
【0030】
ビデオ信号ジェネレータ部314は、デコーダ部313が出力する水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値から、図1のエンコーダ109が必要とするビデオ信号を生成し、エンコーダ109に供給する。
<画像データの構成>
まず、本実施例では、表示画面は、図4に示されるように、6枚の仮想的な表示面が重なったものとして定義される。これらの表示面は、奥から手前に向け、バックグラウンドA面(BG−A面)、ビットマップB面(BM−B面)、オブジェクトA面(OBJ−A面)、ビットマップA面(BM−A面)、オブジェクトB面(OBJ−B面)、及びバックグラウンドB面(BG−B面)の順に配置される。そして、手前の表示面にアサインされる画像ほど表示のプライオリティが高く、それより奥の表示面にアサインされている画像を隠して表示される。
【0031】
図5に、各表示面にアサインされる画像データの種類(部品)と、画面モードとの関係を示す。BG−A面、BG−B面、BM−A面、BM−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面に表示される各種画像データは、図6〜図8に示されるデータフォーマットで、図1のプログラム/データROM107に記憶される。BG−A面、BG−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103に転送する。同様に、BM−A面及びBM−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、SRAM103に転送する。転送途中にワークRAM108に各種画像データが格納される場合のデータフォーマットは、図9に示される。
【0032】
本実施例では、データの圧縮効果を念頭におき、小面積画像及びその繰返しからなる画像を再生するために、小面積毎に画像データを区切ってSRAM103又はDP−RAM104に展開し、これを一度或いは任意に繰り返して画像として再生する。この小面積をセルと呼ぶ。
【0033】
BG面においては、このセルが任意にマップ(マトリクス)状に並べられ、目的の大きさの画像が合成される。画像中の一部分のみを変更したい場合は、SRAM103上の該当するセルのデータのみをCPU101により書き換えればよく、そのときに他のセルに影響を及ぼさずに済む。本実施例では、このBG面を2面分出力できる。これらを、BG−A面及びBG−B面と呼ぶ。
【0034】
OBJ面は、データの圧縮のためというよりも、小面積画像の表示位置を他の画像(背景等)に影響を与えず(描き直したりせず)に簡単に変更したり、多数(本実施例では同時表示数は128個)のスプライト(オブジェクト)画像間でプライオリティを持たせたりする目的で使用される。OBJ面上の画像データは小面積でデータ量(ドット数)が少ないため、1枚の画像データに対するメモリアクセス時間が少なくて済み、その分多数の画像データを再生することができる。OBJ面上の画像も、BG面上の画像と同様に、セルによって構成される。また、本実施例では、このOBJ面を2面分出力できる。これらを、OBJ−A面及びOBJ−B面と呼ぶ。
【0035】
BM面は、ある程度の面積を有する画像であるが、繰り返し再生される要素が少ない場合に適した面である。画像をセル形式に構成する必要がなく、更に、マップ情報も必要ない。本実施例では、このBM面を2面分出力できる。これらを、BM−A面及びBM−B面と呼ぶ。
<VDP102及びCPU101の概略動作>
次に、CPU101とVDP102の概略の動作について説明する。
【0036】
次に、図3のオブジェクトジェネレータ部304及びバックグラウンドジェネレータ部305は、各水平期間内の時分割された各タイミングで、SRAMインタフェース部302をアクセスする。このアクセスにおいて、オブジェクトジェネレータ部304は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するOBJ−A面上の表示座標及びOBJ−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるスプライト(オブジェクト)の色コードを読み出し、オブジェクトジェネレータ部304内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。同様に、バックグラウンドジェネレータ部305は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBG−A面上の表示座標及びBG−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるバックグラウンドの色コードを読み出し、バックグラウンドジェネレータ部305内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0037】
上述した動作において、図1のCPU101は、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部307に、図1のSRAM103に図7に示されるデータフォーマットで格納されている最大で128個の各スプライト(オブジェクト)がOBJ−A面又はOBJ−B面に配置される場合の配置座標を、図10に示されるデータフォーマットで格納する。そして、オブジェクトジェネレータ部304は、このオブジェクトアトリビュートメモリ部307に格納されている各スプライト(オブジェクト)について、それらの配置座標に対応する読出しタイミングを計算し、それらの計算されたタイミングで、各スプライト(オブジェクト)をSRAM103から読み出してラインバッファに格納する。
【0038】
一方、ビットマップジェネレータ部306は、上述のオブジェクトジェネレータ部304とバックグラウンドジェネレータ部305のアクセス動作からは独立して、各水平期間内の時分割された各タイミングで、DP−RAMインタフェース部303をアクセスする。このアクセスにおいて、バックグラウンドジェネレータ部305は、図1のDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBM−A面上の表示座標と、BM−B面上の表示座標とにそれぞれ配置されるビットマップの色コードを読み出し、ビットマップジェネレータ部306内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0039】
以上のようにして、各水平期間毎に、オブジェクトジェネレータ部304内の2つのラインバッファに、OBJ−A面及びOBJ−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のスプライト(オブジェクト)の色コードが得られ、バックグラウンドジェネレータ部305内の2つのラインバッファにBG−A面及びBG−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のバックグラウンドの色コードが得られ、更にビットマップジェネレータ部306内の4つのラインバッファにBM−A面と、BM−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のビットマップの色コードが得られる。
【0040】
なお、図1のCPU101は、図11に示されるデータフォーマットを有するVDP102内の特には図示しない表示制御レジスタに、図4に示される各表示面が使用されるか否かを設定する。図3のオブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、この表示制御レジスタの内容を参照することにより、各表示面に対応する画像データ(色コード)をSRAM103又はDP−RAM104から読み出すか否かを決定する。
【0041】
図12は、画面表示タイミングの説明図である。
図3のデコーダ部313から出力される水平同期カウンタ値が000h〜1FFh(“h”は16進数を示す)まで変化する期間が1水平期間であり、そのうち000h〜0FFhの256カウント分の水平同期カウンタ値に対応する期間が256ドットからなる1ライン分の水平表示期間、それ以外の水平同期カウンタ値に対応する期間が水平ブランク期間である。また、デコーダ部313から出力される垂直同期カウンタ値が000h〜1FFhまで変化する期間が1垂直期間であり、これが図1のテレビ111上の1画面分の表示期間となる。そして、000h〜0DFhの224カウント分の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直方向224ライン分の垂直表示期間、それ以外の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直ブランク期間である。
【0042】
図3のカラールックアップテーブル部309からRGB D/A変換部310へは、水平同期カウンタ値がカウントアップされる毎に、1組ずつのRGBデータが出力される。
<CPU101の詳細動作>
図1のCPU101の動作について詳細に説明する。なお、以下に説明する各動作フローチャートは、CPU101がプログラム/データROM107に記憶される制御プログラムを実行する動作として実現される。また、特には言及しない限り図1〜図3の構成の各機能部分を参照するものとする。
全体動作フロー
図13は、CPU101が実行する全体動作フローチャートである。
【0043】
システムの電源がオンされると、ステップ1301で、ワークRAM108の内容、VDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307と特には図示しない各種レジスタの内容、及びSRAM103とDP−RAM104の内容等が初期化(イニシャライズ)される。
【0044】
次に、ステップ1302では、モード選択処理が実行される。ここでは、ユーザにアンケート画面又はファイルロード画面の何れかを選択させるためのモード選択画面が表示され、ユーザがコントロールパッド112においてONしたスイッチの種別の判定と、ONしたスイッチに応じたモード選択画面の表示の変更が行われる。
【0045】
モード選択画面上のアンケート画面の選択領域又はファイルロード画面の選択領域の何れかが強調表示されているときに、ユーザがENTERスイッチ202をONすると、ステップ1303で、特には図示しないレジスタに設定されている現在のモード番号が判定される。
【0046】
現在のモード番号が1であると判定された場合には、ステップ1304でファイルをロードするためのファイル操作画面の処理が実行される。
一方、現在のモード番号が2であると判定された場合には、ステップ1305でアンケート画面の処理が実行される。
【0047】
ユーザがステップ1304においてテレビ111に表示されるファイル操作画面又はステップ1305においてテレビ111に表示されるアンケート画面を終了させると、ステップ1306で似顔絵作成の処理が実行される。
【0048】
ステップ1306において、ユーザが、コマンドアイコンである後述する「モード選択画面に戻る」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONした場合には、ステップ1302のモード選択処理に戻る。
【0049】
一方、ステップ1306において、ユーザが、コマンドアイコンである後述する「セーブ」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONした場合には、ステップ1308と1309で、作成された似顔絵をファイルにセーブするための処理が実行される。この場合まず、ステップ1308で、ユーザにファイル名を入力させるための文字入力処理が実行され、ユーザがファイル名を入力すると、ステップ1309で、ファイルセーブ処理が実行され、その後、ステップ1306の似顔絵作成の処理に戻る。
モード選択処理のフロー
図14は、図13のステップ1302の処理として実行されるモード選択処理の動作フローチャートである。
【0050】
まず、ステップ1401では、モード選択画面表示処理が実行される。この処理の詳細な動作フローチャートは、図15に示される。
図15において、ステップ1501では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0051】
ステップ1502では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のモード選択画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0052】
ステップ1503では、ステップ1502と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるモード選択画面データ(システム画面データ)(図5のモード選択画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する。
【0053】
更に、ステップ1504では、モード選択画面の説明用のふきだし(以下「説明ふきだし」という)のデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図59(M-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0054】
ステップ1505においては、CPU101は、決定した図59(M-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5のモード選択画面参照)。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0055】
ステップ1506では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図14のステップ1401のモード選択画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面、BG−B面、及びOBJ−B面の各記憶領域に転送されたモード選択画面用の画像データをテレビ111に表示する。モード選択画面では、特には図示しないが、モード1とモード2を選択するための選択領域が表示されている。最初にモード選択画面が表示された時点では、例えばモード1の選択領域が強調表示されている。また、モード選択画面には、図59(M-a) に示される説明ふきだしの表示もなされる。
【0056】
次に、図14のステップ1402〜1407の繰返しにおいては、ユーザがコントロールパッド112においてONしたスイッチの種別の判定と、ONしたスイッチに応じたモード選択画面の表示の変更が行われる。
【0057】
即ち、ユーザが上スイッチ(SW)203をONすると、ステップ1402の判定がYES(Y)となり、更に特には図示しないレジスタMODEに設定されるモード番号(#)が1でなければステップ1403の判定もYESとなる。この結果、ステップ1404で、レジスタMODEに設定されるモード番号(#)が1にセットされる。モード番号が既に1になっている場合には、ステップ1403の判定がNO(N)となって、モード番号は変化しない。
【0058】
ステップ1405及び1406では、前述した図15のステップ1504及び1505の場合と同様にして、図59(M-a) に示されるモード選択画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成され、それらがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域と、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0059】
この結果、モード1の選択領域が強調表示されると共に、図59(M-a) に示される説明ふきだしが表示される。
ユーザが下スイッチ204をONすると、ステップ1408の判定がYESとなり、ステップ1410で、レジスタMODEに設定されるモード番号(#)が2にセットされる。モード番号が既に2になっている場合には、ステップ1409の判定がNO(N)となって、モード番号は変化しない。
【0060】
ステップ1411及び1406では、前述した図15のステップ1504及び1505の場合と同様にして、図59(M-b) に示されるモード選択画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成され、それらがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域と、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0061】
この結果、モード2の選択領域が強調表示されると共に、図59(M-b) に示される説明ふきだしが表示される。ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONするまではステップ1402〜1407の処理が繰り返される。ユーザがENTERスイッチ202をONすると、ステップ1407の判定がYESとなって、図13のステップ1302のモード選択処理を終了する。
ファイルロード処理のフロー
図16〜図19は、図13のステップ1304として実行されるファイルロード処理を示す動作フローチャートである。この処理によって表示されるファイル操作画面上で、ユーザは、バッテリバックアップされているワークRAM108から、予めプリセットされている、或いは、ユーザ自身が作成し保存してあった似顔絵の画像データファイルを、SRAM103又はDP−RAM104にロードすることができる。
【0062】
ファイル操作画面としては、図49に示されるように、現在選択されているファイルの番号及び名前を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルの種類を絵として表示するファイルアイコン1〜6と、説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0063】
ファイル操作画面では、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、これからロードすべきファイルのグループとして、ファイルアイコン1〜3のグループとファイルアイコン4〜6のグループとの間を移動することができる。また、ユーザは、コントロールパッド112上の左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、これからロードすべきファイルとして、現在選択されているグループ内のファイルアイコンの何れかを選択することができる。これによって、選択されたファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容に変化する。そして、この状態でユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすることによって、上記ファイルアイコンに対応するファイルのデータがSRAM103又はDP−RAM104にロードされる。ユーザは、このデータをもとにして、後述する図13のステップ1306の顔作成処理によって、似顔絵を編集することができる。
【0064】
以下に、図16〜図19の動作フローチャートの詳細を説明する。
まず、図16のステップ1601において、ファイル操作画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図19の動作フローチャートとして示される。
【0065】
図19において、ステップ1901では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0066】
ステップ1902では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のファイル操作画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0067】
ステップ1903では、ファイル番号を示すレジスタFNに、値1がプリセットされる。
ステップ1904では、ステップ1902の場合と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるファイル操作画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5のファイル操作画面参照)。これにより、図49に示されるファイル操作画面が、テレビ111に表示される。説明ふきだしの初期表示としては、図60(FL-a)に示される内容が表示される。
【0068】
ステップ1905では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された後、更に、ステップ1906で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値1に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値1に対応する数字1を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108の図9に示される6個のアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}、{AD7+8}〜{AD7+15}、{AD7+16}〜{AD7+23}、{AD7+24}〜{AD7+31}、{AD7+32}〜{AD7+39}、{AD7+40}〜{AD7+47}のうち、レジスタFNの値1に対応するアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0069】
その後、図16のステップ1601のファイル操作画面表示処理を終了する。この結果、ファイル操作画面の初期画面として、ファイル番号1及びそのファイル名を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルアイコン1が強調表示されたファイルアイコン1〜6と、図60(FL-a)に示される内容を表示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0070】
この状態から、ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると図16のステップ1605の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下であればステップ1606の判定がYESとなって、ステップ1607で、レジスタFNの値が+3される。この結果、ファイルアイコンのグループが1〜3のグループから4〜6のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。下スイッチ204がONされたときに既にファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下でなければステップ1606の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0071】
ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると図16のステップ1602の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きければステップ1603の判定がYESとなり、ステップ1604で、レジスタFNの値が−3される。この結果、ファイルアイコンのグループが4〜6のグループから1〜3のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。上スイッチ203がONされたときに既にファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きくなければステップ1603の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0072】
ユーザがコントロールパッド112上の左スイッチ205をONすると図16のステップ1611の判定がYESとなり、そのとき左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1及びファイルアイコン4(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が1及び4でなければステップ1612の判定がYESとなって、ステップ1613で、レジスタFNの値が−1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ左に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。左スイッチ205がONされたときに左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1又はファイルアイコン4が選択されておりレジスタFNの値が1又は4であればステップ1612の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0073】
ユーザがコントロールパッド112上の右スイッチ206をONすると図16のステップ1608の判定がYESとなり、そのとき右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3及びファイルアイコン6(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が3及び6でなければステップ1609の判定がYESとなって、ステップ1610で、レジスタFNの値が+1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ右に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図17のステップ1614〜1619の処理が実行される。右スイッチ206がONされたときに右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3又はファイルアイコン6が選択されておりレジスタFNの値が3又は6であればステップ1609の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ1602の処理に戻る。
【0074】
以上の図16のステップ1605〜1607、ステップ1602〜1604、ステップ1611〜1613、又はステップ1608〜1610の何れかの処理の後、図17のステップ1614で、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンのみが新たに強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタFNの元の値に対応する今まで強調表示されていたファイルアイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0075】
次に、ステップ1615において、レジスタFNの値のファイル番号に対応するワークRAM108上のアドレスにファイルが記憶されているか否かが判定される。具体的には、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアのうち、レジスタFNの値に対応するエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に有効なファイル名が記憶されているか否かを判定する。なお、(FN)はレジスタFNの値を示す。
【0076】
レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在しステップ1615の判定がYESならば、CPU101は、ステップ1616で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図60(FL-a)に示される内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちのファイル操作画面用の画像データに含まれている。
【0077】
その後、ステップ1617で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうちレジスタFNの値に対応するアドレスエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0078】
その後、図16のステップ1602の処理に戻る。
一方、レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在せず図17のステップ1615の判定がNOなら、CPU101は、ステップ1618で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図60(FL-b)に示される内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちのファイル操作画面用の画像データに含まれている。
【0079】
その後、ステップ1619で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが変更される。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルの内容として、空白を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0080】
その後、図16のステップ1602の処理に戻る。
最後に、何れかのファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容となっているときに、ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図16のステップ1602と1605と1608と1611の判定がNOとなり、図18のステップ1620の判定がYESとなる。
【0081】
この結果、ステップ1621で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に記憶されているパーツ種データである8種類のパーツ番号を、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアする。
【0082】
この場合、図13のステップ1306の顔作成処理において後述するように、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}からアドレスエリア{AD1}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景画像データ00〜06のうちの1つを指定する。
【0083】
また、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+1}からアドレスエリア{AD1+1}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用の後ろ髪の画像データ10〜16のうちの1つと、図6に示されるBM−A面用の前髪の画像データ10〜16のうちの1つを指定する。
【0084】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+2}からアドレスエリア{AD1+2}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のりんかくの画像データ20〜26のうちの1つを指定する。
【0085】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+3}からアドレスエリア{AD1+3}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の画像データ30〜36のうちの1つと、図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの画像データ30〜36のうちの1つを指定する。
【0086】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+4}からアドレスエリア{AD1+4}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻の画像データ40〜46のうちの1つを指定する。
【0087】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+5}からアドレスエリア{AD1+5}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の口の画像データ50〜56のうちの1つを指定する。
【0088】
ワークRAM108上のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+6}からアドレスエリア{AD1+6}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ文の画像データ80〜86のうちの1つを指定する。
【0089】
最後に、ワークRAM108のアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)+7}からアドレスエリア{AD1+7}にストアされるパーツ番号は、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ枠の画像データ90〜96のうちの1つを指定する。
【0090】
ステップ1621の処理の後、ステップ1622で、レジスタFNの値がワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD3}にストアされる。
ステップ1622の処理の後、図13のステップ1304のファイルロード処理を終了する。
【0091】
このようにして、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+9}にストアされたユーザが選択したファイルに含まれる似顔絵のパーツ番号に対応する各パーツは、後述する図13のステップ1306の顔作成処理において、プログラム/データROM107からSRAM103又はDP−RAM104に転送されてVDP102を介してテレビ111に表示され、ユーザは、このデータをもとにして似顔絵を編集することができ、また、必要に応じてファイルとしてセーブすることができる。
アンケート画面処理のフロー
図20〜図25は、図13のステップ1305として実行されるアンケート画面処理を示す動作フローチャートである。ユーザは、アンケート画面において、新規に作成したい似顔絵の概形を決定することができる。実際には、上述したプリセットファイルの中から、アンケート結果に最も近い特徴を有するファイルの内容がロードされる。
【0092】
まず、ステップ2001で、アンケート画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図25の動作フローチャートとして示される。
図25において、ステップ2501では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0093】
ステップ2502では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のアンケート画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0094】
ステップ2503では、ステップ2502と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるアンケート画面データ(システム画面)(図5のアンケート画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する。
【0095】
更に、ステップ2504では、アンケート画面の説明ふきだしのデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図61(A-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する(図5のアンケート画面参照)。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0096】
ステップ2505では、CPU101は、決定した図61(A-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0097】
ステップ2506では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図20のステップ2001のアンケート画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面、BG−B面、及びOBJ−B面の各記憶領域に転送されたアンケート画面用の画像データをテレビ111に表示する。
【0098】
アンケート画面としては、図50に示されるように、#1〜#4の質問番号毎の選択答表示(質問番号1では答選択用絵も含む)と、「おしまい」(質問番号#5)の終了表示と、現在選択されている表示を指示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーが表示される。初期状態においては、ヘルパーは質問番号0の選択答表示を指示している。
【0099】
ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると、ステップ2005の判定がYESとなり、特には図示しないレジスタに設定される質問番号(#)の値が5でなければステップ2006の判定がYESとなって、ステップ2007において、上記レジスタの質問番号(#)の値が+1だけインクリメントされる。質問番号(#)の値が5ならステップ2006の判定がNOとなり、質問番号(#)の値はインクリメントされない。
【0100】
一方、ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると、ステップ2002の判定がYESとなり、特には図示しないレジスタに設定される質問番号(#)の値が1でなければステップ2003の判定がYESとなって、ステップ2004において、上記レジスタの質問番号(#)の値が+1だけデクリメントされる。質問番号(#)の値が1ならステップ2003の判定がNOとなり、質問番号(#)の値はデクリメントされない。
【0101】
以上のようにして、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204によって、質問番号(#)を変更することができる。そして、このようにして質問番号(#)が変更されると、図21のステップ2008〜2027において、変更された質問番号(#)に対応する処理が実行される。
【0102】
まず、質問番号(#)が1に変更された場合には、ステップ2008の判定がYESとなることにより、ステップ2009〜2011が実行される。
即ち、ステップ2009では、質問番号1に対応するアンケート画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データが作成される。具体的には、CPU101が、図61(A-a) に示されるイメージに対応するデータであって、プログラム/データROM107上の図6に示されるOBJ−B面用のオブジェクト画像データである図7▲3▼に示されるせりふ文のデータとせりふ枠のデータを、説明ふきだしのデータとして決定する。また、CPU101は、それらのオブジェクト画像データの質問番号1に対応する表示位置を示す座標データを内部レジスタ上に作成する。
【0103】
ステップ2010では、CPU101は、決定した図61(A-a) に示される説明ふきだし用のオブジェクト画像データを、プログラム/データROM107から、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。また、CPU101は、内部レジスタ上に作成した上記オブジェクト画像データの表示位置を示す座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送する。
【0104】
ステップ2011では、上述した一連の転送処理が終了したか否かが判定される。そして、転送終了が判定された時点で、図61(A-a) に示される説明ふきだしが質問番号1の位置に表示されることになる。その後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0105】
次に、質問番号(#)が2〜5にそれぞれ変更された場合も、ステップ2012、2016、2020、又は2024の判定がそれぞれYESとなることにより、前述したステップ2009〜2011の場合と同様の、ステップ2013〜2015、2017〜2019、2021〜2023、又は2025〜2027の処理がそれぞれ実行される。この結果、質問番号2〜5のそれぞれに対応する図61(A-b) 、図61(A-c) 、図62(A-d) 、又は図62(A-e) にそれぞれ示されるアンケート画面の説明用の説明ふきだしのデータとその座標データがSRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域とオブジェクトアトリビュートメモリ部(OAM)307に転送されることにより、各説明ふきだしが質問番号2〜5の各位置に表示されることになる。それぞれの処理の後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0106】
次に、質問番号(#)の値が1であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONすると、図22のステップ2028及び2029又は図23のステップ2044及び2045の判定がYESとなって、図22のステップ2030及び2031又は図23のステップ2046及び2047が実行される。
【0107】
右スイッチ206がONされた場合には図22のステップ2030で特には図示しないレジスタA1の値が2にセットされ、左スイッチ205がONされた場合は図23のステップ2046でレジスタA1の値が1にセットされる。なお、レジスタA1と後述するレジスタA2〜A4の初期値は1にプリセットされている。
【0108】
図22のステップ2031又は図23のステップ2047では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号1の選択答表示(図50参照)に対応するセルの部分のみを、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出したレジスタA1の新たな値2又は1に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号1の選択答表示が、「おんなのこ」(図50)又は「おとこのこ」という表示の間で変化する。
【0109】
また、質問番号(#)の値が2であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONすると、図22のステップ2028及び2032又は図23のステップ2044及び2048の判定がYESとなって、図22のステップ2033〜2035又は図23のステップ2049〜2051が実行される。
【0110】
右スイッチ206がONされた場合は、更にレジスタA2の値が3になっていなければ図22のステップ2033の判定がYESとなってステップ2034でレジスタA2の値が+1インクリメントされ、レジスタA2の値が3になっていればステップ2033の判定がNOとなってレジスタA2の値は変化しない。一方、左スイッチ205がONされた場合は、更にレジスタA2の値が1になっていなければ図23のステップ2049の判定がYESとなってステップ2050でレジスタA2の値が+1デクリメントされ、レジスタA2の値が1になっていればステップ2049の判定がNOとなってレジスタA2の値は変化しない。
【0111】
図22のステップ2035又は図23のステップ2051においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号2の選択答表示と答選択用絵(図50参照)に対応するセルの部分のみを、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出したレジスタA2の新たな値に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号2の選択答表示と答選択用絵が3種類の表示のうちで順次変化する。その後、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0112】
質問番号(#)の値が3或いは4であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上の右スイッチ206又は左スイッチ205をONした場合には、図22のステップ2028及び2036又は図23のステップ2044及び2052の判定がYES、或いは、図22のステップ2028及び2040又は図23のステップ2044及び2056の判定がYESとなって、図22のステップ2037〜2039又は図23のステップ2053〜2055、或いは、図22のステップ2041〜2043又は図23のステップ2057〜2059が実行される。これらの場合の処理は、質問番号(#)の値が2の場合と同様である。
【0113】
即ち、レジスタA3或いはA4の値が1〜3の間でインクリメント又はデクリメントされた後、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるアンケート画面用のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、質問番号3或いは4の選択答表示(図50参照)に対応するセルの部分のみが、プログラム/データROM107上の図6に示されるBM−B面用のバックグラウンド画像データ領域から読み出されたレジスタA3或いはA4の新たな値に対応する新たなセルと置き換える。この結果、質問番号3或いは4の選択答表示がそれぞれ3種類の表示のうちで順次変化する。
【0114】
質問番号(#)の値が1〜4であるときに、ユーザが、コントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図24のステップ2060の判定がYES、ステップ2061の判定がNOとなって、図20のステップ2002の処理に戻る。
【0115】
また、質問番号(#)の値が5であるとき、即ち、説明ふきだしが終了表示を示しているときに、ユーザが、コントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図24のステップ2060及び2061の判定が共にYESとなる。この結果、ステップ2062で、CPU101は、アンケート結果を示すレジスタA1〜A4の値に基づいて、プログラム/データROM107上の特には図示しないテーブルを参照することにより、ロードすべきファイル番号を決定する。そして、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理の場合と同様にして(図18のステップ1621参照)、CPU101は、上述のファイル番号に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に記憶されているパーツ種データである8種類のパーツ番号を、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアする。
【0116】
このようにして、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}にストアされたユーザが選択したファイルに含まれる似顔絵のパーツ番号に対応する各パーツは、以下に説明する図13のステップ1306の顔作成処理において、プログラム/データROM107からSRAM103又はDP−RAM104に転送されてVDP102を介してテレビ111に表示され、ユーザは、このデータをもとにして似顔絵を編集することができ、また、必要に応じてファイルとしてセーブすることができる。
顔作成処理のフロー
前述したように、ユーザは、ファイル操作画面で選択したファイルアイコンに対応するファイルのデータ、又はアンケート画面で設定したアンケート結果に最も近い特徴を有するファイルのデータを、SRAM103又はDP−RAM104にロードさせ、このデータをもとにして、図13のステップ1306の顔作成処理によって、似顔絵を編集することができる。ここでは、以下の24のケースの処理が実行される。
(ケース1)
ユーザは、図51に示される顔作成処理時にテレビ111に表示される基本システム画面を見ながら、SELスイッチ201によって、選択アイコンの選択とコマンドアイコンの選択を切り換えることができる。
(ケース2)
ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることによって、コマンドアイコンである「セーブ」アイコンと「モード選択に戻る」アイコンを切り換えることができる。
(ケース3)
ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにはモード選択画面に戻ることができ、「セーブ」アイコンが強調表示されているときには現在作成されている似顔絵データをファイルにセーブすることができる。
(ケース4)
ユーザは、似顔絵のパーツを選択するための図69(a) に示される第1階層の7種類の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図63(K-a) 〜図64(K-g) に示されるように変化する。上スイッチ203及び下スイッチ204の操作は無効である。
(ケース5)
ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、第1階層の選択アイコンに対応する特には図示しない第2階層のふきだし以外の選択アイコンを表示させることができる。
(ケース6)
ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース7)
ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させると同時に、選択されたパーツを表示させることができる。
(ケース8)
ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることで、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンを表示させることができる。
(ケース9)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図65(C-0) 〜(C-2) に示されるように変化する。
(ケース10)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース11)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ選択の選択アイコンに対応する図69(c) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0117】
図69(c) に示されるように、ユーザは、ふきだしとして表示するせりふを、現在のファイル名、或いは、予めプリセットされたせりふの中から選択することができ、それに対して修正を加えることができることが、本発明に関連するこの実施例の大きな特徴である。
(ケース12)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が例えば図66(S-0) 〜(S-3) (左端から4つの選択アイコンに対応)に示されるように変化する。
(ケース13)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
(ケース14)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、図58に示される文字入力画面の入力済文字表示部に選択したせりふを表示させることができる。
(ケース15)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすることにより、文字表示部内のカーソル移動と入力済文字表示部内のカーソル移動とを切換えることができる。
(ケース16)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、文字表示部内のカーソルを上下に移動させることができる。
(ケース17)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内のカーソルを左右に移動させることができる。
(ケース18)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内又は入力済文字表示部内でカーソルを左右に移動させることができる。
(ケース19)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字以外の文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、文字表示部内で現在選択している文字を入力済文字表示部に表示させることができる。
(ケース20)
ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、入力済文字表示部に文字が存在しそれらの文字が非定型文を構成しているならそれをそのまま基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。また、入力済文字表示部内の文字が定型文を構成しているなら、現在選択されているせりふ枠の形に応じてその文を変換した後に、基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。その後、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の選択アイコンが表示され、ユーザは、せりふ枠の形を選択することができる。
(ケース21)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、図58に示される文字入力画面が表示され、文字表示部から文字を選択することにより、せりふを作成することができる。
(ケース22)
ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ枠の形の選択アイコンに対応する図69(d) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
(ケース23)
ユーザは、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時にケース20の場合と同様に作成されているせりふ文が定型文ならば選択された選択アイコンに対応するふきだしの形に従ってその文が変換され、表示されるせりふ文とふきだしの枠の形が変化する。
【0118】
このように、ふきだしのせりふ文として定型文が選択されているときに、ふきだしの形に従ってそのせりふ文を自動的に変換できることが、本発明に関連するこの実施例の大きな特徴である。
(ケース24)
ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
上述の各ケースの動作は、図13のステップ1306の顔作成処理に対応する図26〜図40の動作フローチャートによって実現される。以下、これらの動作フローチャートに従って、上述の各ケース毎の動作を詳細に説明する。
(ケース1の詳細動作)
ケース1では、ユーザは、図51R>1に示される顔作成処理時にテレビ111に表示される基本システム画面を見ながら、SELスイッチ201によって、選択アイコンの選択とコマンドアイコンの選択を切り換えることができる。
【0119】
まず、図26のステップ2601では、基本システム画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図38の動作フローチャートとして示される。
図38において、ステップ3801では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0120】
ステップ3802では、選択アイコンの選択位置を示すレジスタNの値と、選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値が、共に0にリセットされる。
ステップ3803では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0121】
ステップ3804では、CPU101は、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD1}に記憶されている背景番号に対応する背景データ(図52参照)を、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景データA−1〜A−7のうちから読み出して、それを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面参照)。
【0122】
ステップ3805では、CPU101は、プログラム/データROM107内の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである基本システム画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、図63(K-a) に示される内容を表示する説明ふきだしとコマンドアイコンの部分に対応するものである。
【0123】
ステップ3806では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3803によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされているアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、7種類の選択アイコンの部分に対応するものである。選択アイコンは、図69(a) に示されるように、左から順に、背景、髪、りんかく、目・まゆ、鼻、口、ふきだしの7種類のパーツのイメージを表示する。
【0124】
次に、図39のステップ3901では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBG−A面用の7種類の背景画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によりワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5、図52参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面の記憶領域に転送された背景の画像データをテレビ111に表示する。
【0125】
ステップ3902では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類の後ろ髪画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域の後ろ髪に対応するセルに転送する(図5、図53の後ろ髪の部分参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送された後ろ髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0126】
ステップ3903では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−A面用の7種類の前髪画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−A面の記憶領域に転送する(図5、図55参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−A面の記憶領域に転送された前髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0127】
ステップ3904では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類のりんかく画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+2}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域のりんかくに対応するセルに転送する(図5、図53のりんかくの部分を参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送されたりんかくの画像データをテレビ111に表示する。
【0128】
ステップ3905では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+4}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の鼻の部分を参照)。
【0129】
続くステップ3906では、CPU101は、ステップ3905で参照した鼻のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3905で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0130】
ステップ3907では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の口の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+5}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の口の部分を参照)。
【0131】
続くステップ3908では、CPU101は、ステップ3905で参照した口のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3907で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0132】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された鼻と口の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0133】
ステップ3909では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図54の目の部分を参照)。
【0134】
続くステップ3910では、CPU101は、ステップ3909で参照した目のパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3909で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0135】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された目の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0136】
ステップ3911では、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの7種類の画像データのうち、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理又はステップ1305のアンケート画面処理によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3に対応するものを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図5、図56のまゆの部分を参照)。
【0137】
続くステップ3912では、CPU101は、ステップ3911で参照したまゆのパーツ番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3911で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0138】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたまゆの画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0139】
最後に、ステップ3913においては、レジスタNの値0(図38のステップ3802参照)に対応する第1番目(左端)の背景の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、第1番目の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0140】
この処理の後に、図26のステップ2601の基本システム画面表示処理を終了する。この結果、例えば図51に示される基本システム画面(せりふ用ふきだしを除く)が表示される。
【0141】
続いて、ユーザが、表示された基本システム画面を見ながら、コントロールパッド112上のSELスイッチ201をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804の判定がNOとなった後、図28のステップ2810の判定がYESとなる。
【0142】
この結果、ステップ2811で、選択アイコンとコマンドアイコンの何れかを選択するためのレジスタSFの値が0と1の間で反転させられた後、選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値が0にリセットされる。
【0143】
そして、レジスタSFの値が0ならば、ステップ2812の判定がYESとなり、ステップ2813で、レジスタNの値が示す番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0144】
一方、レジスタSFの値が1ならば、ステップ2812の判定がNOとなり、更にステップ2807で、2つのコマンドアイコンのうちの一方を示すためのレジスタMの値が判定される。
【0145】
レジスタMの値が0でステップ2807の判定がYESならば、ステップ2808で、「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「セーブ」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0146】
レジスタMの値が1でステップ2807の判定がNOならば、ステップ2809で、「モード選択画面に戻る」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「モード選択画面に戻る」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース2の詳細動作)
ケース2では、ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、コマンドアイコンである「セーブ」アイコンと「モード選択に戻る」アイコンを切り換えることができる。
【0147】
ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNOとなった後、図28のステップ2801と2802の判定がYESとなる。
【0148】
この結果、ステップ2803でレジスタMに値0がセットされ、ステップ2807の判定がYESとなって、ステップ2808で、「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「セーブ」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0149】
一方、ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに下スイッチ204をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801の判定がNOとなった後、図28のステップ2804と2805の判定がYESとなる。
【0150】
この結果、ステップ2806でレジスタMに値1がセットされ、ステップ2807の判定がNOとなって、ステップ2809で、「モード選択画面に戻る」アイコン(図51参照)が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、「モード選択画面に戻る」アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
【0151】
なお、ユーザがコマンドアイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、図26のステップ2602又は2606の判定がYESとなった後、ステップ2603又は2607の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205又は右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース3の詳細動作)
ケース3では、ユーザは、コマンドアイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにはモード選択画面に戻ることができ、「セーブ」アイコンアイコンが強調表示されているときには現在作成されている似顔絵データをファイルにセーブすることができる。
【0152】
ユーザが「モード選択に戻る」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202上のスイッチ203をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804と2810の判定がNOとなった後、図29のステップ2901の判定がYES、ステップ2902と2903の判定がNOとなる。
【0153】
そして、ステップ2905でレジスタMODEにモード番号として値0がセットされ、図13のステップ1306の顔作成処理を終了する。
この結果、ステップ1307の判定の後、前述したステップ1302のモード選択処理に処理が戻る。
【0154】
ユーザが「セーブ」アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606と図28のステップ2801と2804と2810の判定がNOとなった後に、図29のステップ2901の判定がYES、ステップ2902の判定がNO、ステップ2903の判定がYESとなる。
【0155】
そして、ステップ2904でレジスタMODEにモード番号として値3がセットされ、図13のステップ1306の顔作成処理を終了する。
この結果、ステップ1307の判定の後、後述するステップ1308と1309で、ファイルセーブのための処理が実行される。
(ケース4の詳細動作)
ケース4では、ユーザは、似顔絵のパーツを選択するための図69(a) に示される第1階層の7種類の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図63(K-a) 〜図64(K-g) に示されるように変化する。上スイッチ203及び下スイッチ204の操作は無効である。
【0156】
ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ2602と2603の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2604の判定がYESとなって、ステップ2605でレジスタNの値が−1される。この結果、選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタNの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2604の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0157】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ2602の判定がNOとなった後、ステップ2606と2607の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2608の判定がYESとなって、ステップ2609でレジスタNの値が+1される。この結果、選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタNの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2608の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0158】
ステップ2605又は2609の処理の後に、ステップ2610では、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタNの値+1(ステップ2605→2610の場合)又はレジスタNの値−1(ステップ2609→2610の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0159】
ステップ2610の処理の後、現在は第1階層の選択アイコンが表示されており選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値は0であるからステップ2611の判定がYESとなる。
【0160】
続いて、図69(a) の7種類の選択アイコンのうち現在強調表示されている選択アイコンに応じて、図26のステップ2612、図27のステップ2701、2703、2705、2707、2709、又は2711の何れかの判定がYESとなり、図26のステップ2613、図27のステップ2702、2704、2706、2708、2710、又は2712において、CPU101により、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図63(K-a) 〜図64(K-g) の何れかの内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0161】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
なお、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONした場合には、図28のステップ2801又は2804の判定がYESとなった後、ステップ2802又は2805の判定がNOとなってステップ2810と図29のステップ2901の判定がNOとなった後に図26のステップ2602の処理に戻り、上スイッチ203又は下スイッチ204の操作は無効とされる。
(ケース5の詳細動作)
ケース5では、ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、第1階層の選択アイコンに対応する特には図示しない第2階層のふきだし以外の選択アイコンを表示させることができる。
【0162】
ユーザが第1階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902と2906の判定がYESとなる。
【0163】
この結果、まず、ステップ2907で、レジスタN1にレジスタNの値が退避させられ、次に、ステップ2908でレジスタKに第2階層を示す値1がセットされる。
【0164】
そして、ふきだし以外の選択アイコンの番号は6でないからステップ2909の判定がYESとなる。
この結果、ステップ2910で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される(N1)0番〜(N1)6番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号(N1)0番〜(N1)6番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。なお、(N1)は、レジスタN1が示す値を表わす。例えば、第1階層の背景の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202がONされてレジスタN1の値が0となっているならば、図8に示される00番〜06番の7種類の背景アイコンに対応する各アイコン選択番号が、アドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされる。
【0165】
次に、ステップ2911では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2910によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される背景用アイコン、髪用アイコン、りんかく用アイコン、目・まゆ用アイコン、鼻用アイコン、又は口用アイコンのそれぞれ7種類の選択アイコンの特には図示しない画像データに置き換える。
【0166】
その後、ステップ2912で、第2階層の選択アイコンの選択位置を示すレジスタNに値0がセットされ、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース6の詳細動作)
ケース6では、ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0167】
ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902の判定がYES、ステップ2906の判定がNOとなる。
【0168】
この結果、ステップ2913で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0169】
次に、ステップ2914で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2913によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8及び図69(a) に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える。
【0170】
その後、ステップ2915で、レジスタKに第1階層を示す値0がセットされる。
更に、ステップ2916で、レジスタNに、レジスタN1に退避させられていた値が戻される。
【0171】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース7の詳細動作)
ケース7では、ユーザは、第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させると同時に、選択されたパーツを表示させることができる。
【0172】
ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ2602と2603の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2604の判定がYESとなって、ステップ2605でレジスタNの値が−1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタNの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2604の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0173】
一方、ユーザが第2階層のふきだし以外の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ2602の判定がNOとなった後、ステップ2606と2607の判定がYESとなり、更にレジスタNの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ2608の判定がYESとなって、ステップ2609でレジスタNの値が+1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタNの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ2608の判定がNOとなってステップ2602の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0174】
ステップ2605又は2609の処理の後に、ステップ2610では、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタNの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタNの値+1(ステップ2605→2610の場合)又はレジスタNの値−1(ステップ2609→2610の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0175】
ステップ2610の処理の後、現在は第2階層のふきだし以外の選択アイコンが表示されており選択アイコンの表示階層を示すレジスタKの値は1であるからステップ2611の判定がNOとなる。
【0176】
この結果、図30のステップ3001では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示されるパーツ番号{(N1)(N)}番のアイコンに対応するアイコン選択番号{(N1)(N)}番を、第1階層で選択された選択アイコン(図69(a) の左側6種類のうちの何れか)に対応するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+(N1)}({AD1}〜{AD1+5}の何れか)にストアする。ここで、(N1)はレジスタN1の値、(N)はレジスタNの値である。例えば、第1階層で図69(a) に示される第1番目(左端)の背景の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202がONされた場合はレジスタN1の値は0であり、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206がONされた後に第1番目の(左端)の選択アイコンが強調表示された場合はレジスタNの値は0となる。この結果、図8に示される00番の背景アイコンに対応するアイコン選択番号00番が、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1}にストアされる。
【0177】
その後、第1階層で選択された選択アイコンの番号N1(レジスタN1の値)に応じて、ステップ3002、3004、3007、3009、又は3012の何れかの判定がYESとなる。
【0178】
ユーザが、第1階層で第1番目(左端)の背景の選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3002の判定がYESとなる。
【0179】
この結果、ステップ3003で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBG−A面用の7種類の背景画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1}にストアされたパーツ番号0(N)の背景アイコン(図8参照)に対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図52参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面の記憶領域に転送された背景の画像データをテレビ111に表示する。
【0180】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第2番目の髪の選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3004の判定がYESとなる。
【0181】
この結果、まず、ステップ3005で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類の後ろ髪画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号1(N)の髪アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域の後ろ髪に対応するセルに転送する(図53の後ろ髪の部分参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送された後ろ髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0182】
次に、ステップ3006で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−A面用の7種類の前髪画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+1}にストアされたパーツ番号1(N)の髪アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−A面の記憶領域に転送する(図55参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−A面の記憶領域に転送された前髪の画像データをテレビ111に表示する。
【0183】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第3番目のりんかくの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3007の判定がYESとなる。
【0184】
この結果、ステップ3008で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6に示されるBM−B面用の7種類のりんかく画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+2}にストアされたパーツ番号2(N)のりんかくアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、DP−RAM104のBM−B面の記憶領域のりんかくに対応するセルに転送する(図53のりんかくの部分を参照)。図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、DP−RAM104上のBM−B面の記憶領域に転送されたりんかくの画像データをテレビ111に表示する。
【0185】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第5番目の鼻又は第6番目の口の何れかの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3009の判定がYESとなる。
【0186】
この結果、まず、ステップ3010で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の鼻又は口のそれぞれ7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+N1}({AD1+4}又は{AD1+5})にストアされたパーツ番号(N1)(N)の鼻アイコン又は口アイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図54の鼻と口の部分を参照)。
【0187】
次に、ステップ3011で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+N1}({AD1+4}又は{AD1+5})にストアされたパーツ番号(N1)(N)の鼻アイコン又は口アイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3010で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0188】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された鼻又は口の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0189】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
ユーザが、第1階層で第3番目の目・まゆの選択アイコン(図69(a) 参照)を選択した後に、第2階層で左スイッチ205又は右スイッチ206をONした場合には、ステップ3012の判定がYESとなる。
【0190】
この結果、まず、ステップ3013で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−A面用の目の7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−A面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図54の目の部分を参照)。
【0191】
次に、ステップ3014で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3013で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0192】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−A面の記憶領域に転送された目の画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0193】
続いて、ステップ3015で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のまゆの7種類の画像データのうち、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応するものを読み出して、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する(図56のまゆの部分を参照)。
【0194】
次に、ステップ3016で、CPU101は、ステップ3001でワークRAM108のアドレスエリア{AD1+3}にストアされたパーツ番号3(N)の目・まゆアイコンに対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3015で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0195】
図3に示される構成を有するVDP102は、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたまゆの画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された座標データに対応する表示位置に表示する。
【0196】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース8の詳細動作)
ケース8では、ユーザは、図69(a) に示される第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることで、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンを表示させることができる。
【0197】
ユーザが第1階層のふきだしの選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図26のステップ2602と2606の判定がNO、図28のステップ2801と2804と2810の判定がNO、図29のステップ2901と2902と2906の判定がYESとなる。
【0198】
この結果、まず、ステップ2907で、レジスタN1にレジスタNの値が退避させられ、次に、ステップ2908でレジスタKに第2階層を示す値1がセットされる。
【0199】
そして、ふきだしの選択アイコンの番号は6であるからステップ2909の判定がNOとなる。
この結果、図31のステップ3101で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される70番、71番、及び72番の3種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号70番、71番、及び72番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+2}にストアする。また、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2+3}〜{AD2+6}にはヌル(NUL)データをストアする。
【0200】
次に、ステップ3102では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3101によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}、実際はアドレスエリア{AD2}〜{AD2+2}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示されるせりふ選択アイコン、せりふ作成アイコン、及びふきだしアイコンの画像データに置き換える。
【0201】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0202】
その後、ステップ3103で、第2階層のふきだしの選択アイコンの選択位置を示すレジスタLに値0がセットされる。
次に、ステップ3110では、レジスタLの値0に対応する第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタLの値0に対応する第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0203】
続いて、ステップ3111においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図65(C-0) の内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0204】
その後、ステップ3112と3113の判定がNOとなって、ステップ3104の処理に進む。
(ケース9の詳細動作)
ケース9では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、選択すべき選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が図65(C-0) 〜(C-2) に示されるように変化する。
【0205】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、図31のステップ3104の判定がYESとなり、更にレジスタLの値が0でなく第2階層の第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコン(図69(b) 参照)が強調表示されていなければステップ3105の判定がYESとなり、ステップ3106でレジスタLの値が−1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタLの値が0で第1番目(左端)のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3105の判定がNOとなって、ステップ3112と3113の判定がNOとなった後にステップ3104の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0206】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、図31のステップ3107の判定がYESとなり、更にレジスタLの値が2でなく第2階層の第3番目のせりふ枠の選択アイコン(図69(b) 参照)が強調表示されていなければステップ3108の判定がYESとなり、ステップ3109でレジスタLの値が+1される。この結果、第2階層で選択される選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタLの値が2で第3番目のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3108の判定がNOとなって、ステップ3112と3113の判定がNOとなった後にステップ3104の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0207】
ステップ3106又は3109の処理の後に、ステップ3110では、レジスタLの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタLの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタLの値+1(ステップ3105→3110の場合)又はレジスタLの値−1(ステップ3109→3110の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0208】
続いて、ステップ3111においては、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図65(C-(L)) の内容に対応するセルに置き換える。ここで、(L) はレジスタLの値であり、従って、図65(C-(L)) は、図65(C-0) 、図65(C-1) 、又は図65(C-2) の何れかである。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0209】
その後、ステップ3112と3113の判定がNOとなり、ステップ3104の処理に戻る。
(ケース10の詳細動作)
ケース10では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることにより、図69(a) に示される第1階層の選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0210】
ユーザが第2階層のふきだしの選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図31のステップ3104と3107と3112の判定がNO、ステップ3113の判定がYESとなる。
【0211】
この結果、図29のステップ2913で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される00番〜60番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号00〜60を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0212】
次に、ステップ2914で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ2913によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8及び図69(a) に示される7種類のパーツ種選択アイコンの画像データに置き換える。
【0213】
その後、ステップ2915で、レジスタKに第1階層を示す値0がセットされる。
更に、ステップ2916で、レジスタNに、レジスタN1に退避させられていた値が戻される。
【0214】
その後、図26のステップ2602の処理に戻る。
(ケース11の詳細動作)
ケース11では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ選択の選択アイコンに対応する図69(c) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0215】
ユーザがせりふ選択の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がYESとなる。
【0216】
この結果、図32のステップ3202で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される80番〜86番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号80番〜86番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0217】
次に、ステップ3203では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3202によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のせりふ選択用の選択アイコンの画像データに置き換える。
【0218】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(c) に示される第3階層のせりふ選択用の選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0219】
その後、ステップ3204で、第3階層のせりふ選択用の選択アイコンの選択位置を示すレジスタMに値0がセットされる。
次に、ステップ3211では、レジスタMの値0に対応する第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタMの値0に対応する第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0220】
続いて、ステップ3212で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+6}に、選択されたせりふ文の番号に対応するレジスタMの値がストアされる。
【0221】
更に、ステップ3213で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、図66(S-0) の内容に対応するセルに置き換える。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0222】
その後、後述する図33のステップ3301〜3303の処理の後、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなって、図32のステップ3205の処理に進む。
(ケース12の詳細動作)
ケース12では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができ、同時に図51に示される説明ふきだしの内容が例えば図66(S-0) 〜(S-3) に示されるように変化する。
【0223】
ユーザがせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ3205の判定がYESとなり、更にレジスタMの値が0でなく第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3206の判定がYESとなって、ステップ3207でレジスタMの値が−1される。この結果、選択されるせりふ選択の選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタMの値が0で第1番目(左端)のファイル名の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3206の判定がNOとなって、ステップ3208、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなった後に図32のステップ3205の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0224】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ3205の判定がNOとなった後、ステップ3208の判定がYESとなり、更にレジスタMの値が6でなく第7番目(右端)のおやすみの選択アイコンが強調表示されていなければステップ3209の判定がYESとなって、ステップ3210でレジスタMの値が+1される。この結果、選択されるせりふ選択の選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタMの値が6で第7番目(右端)のおやすみの選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3209の判定がNOとなって、図33のステップ3305と3306の判定がNOとなった後に図32のステップ3205の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0225】
ステップ3207又は3210等の処理の後、ステップ3211では、レジスタMの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタMの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタMの値+1(ステップ3207→3211の場合)又はレジスタMの値−1(ステップ3210→3211の場合)に対応する今まで強調表示されていた選択アイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0226】
続いて、ステップ3212で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+6}に、選択されたせりふ文の番号に対応するレジスタMの値がストアされる。
【0227】
更に、図32のステップ3213で、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データ(図57参照)を構成するセルのうち、説明ふきだしに対応するセルを、一部が図66に示される(S-(M)) の内容に対応するセルに置き換える。ここで、(M) はレジスタMの値であり、従って、(S-(M)) は、(S-0) 〜(S-6) ((S-0) 〜(S-4) は図66に示される)の何れかである。このセルのデータは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データのうちの基本システム画面用の画像データに含まれている。
【0228】
次に、第3階層の第1番目のファイル名の選択アイコンが強調表示されレジスタMの値が0になった場合には、図33のステップ3301の判定がYESとなる。
【0229】
この結果、まず、ステップ3302で、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理(図18のステップ1622)又は後述する図13のステップ1309のファイルセーブ処理(図47のステップ4622)によって、ワークRAM108のアドレスエリア{AD3}に現ファイル番号がストアされているか否かが判定される。
【0230】
ステップ3302の判定がYESなら、ステップ3303において、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD3}にストアされている現ファイル番号に対応するファイル名を、ワークRAM108の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアから読み出して、AD4から始まるアドレスエリアから始まるアドレスエリアに転送する。具体的には、CPU101は、アドレスエリア{AD7+(現ファイル番号−1)×8}〜{AD7+(現ファイル番号−1)×8+7}にストアされているファイル名を、アドレスエリア{AD4}〜{AD4+7}に転送する。
【0231】
ステップ3302の判定がNOなら、ファイル名を取得することはできないので、ステップ3303は実行されない。
一方、第3階層の第1番目以外のせりふ選択用の選択アイコンが強調表示されレジスタMの値が0以外になった場合には、図33のステップ3301の判定がNOとなる。
【0232】
この結果、ステップ3304で、CPU101は、プログラム/データROM107の図6及び図7に示されるOBJ−B面用のせりふ文の7種類の画像データのうち、番号{8(M)}に対応するもの(12文字からなる)を読み出し、ワークRAM108のアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に転送する。なお、(M)はレジスタMの値(M>0)であり、例えば(M)=1ならば、81番のせりふ文が転送の対象となる。
【0233】
ステップ3302の判定がNOとなった後、又はステップ3303若しくは3304の処理の後、ステップ3305と3306の判定がNOとなって、図32のステップ3205の処理に戻る。
(ケース13の詳細動作)
ケース13では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0234】
ユーザが第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図32のステップ3205と3208と図33のステップ3305の判定がNO、図33のステップ3306の判定がYESとなり、図31のステップ3101の処理に戻り、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンが表示される。
(ケース14の詳細動作)
ケース14では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることによって、図58に示される文字入力画面の入力済文字表示部に選択したせりふを表示させることができ、更に、文字表示部から文字を選択することにより、せりふを編集することができる。
【0235】
ユーザが第3階層のせりふ選択の選択アイコンの何れかが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図32のステップ3205と3208の判定がNO、図33のステップ3305の判定がYESとなる。
【0236】
この結果、まず、図34のステップ3401で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図40の動作フローチャートとして示される。
図40において、ステップ4001では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0237】
ステップ4002では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5の文字入力画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0238】
ステップ4003においては、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである文字入力画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の文字入力画面参照)。このときの説明ふきだしとしては、図58に示される内容のものが表示される。
【0239】
ステップ4004では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された時点で、図34のステップ3401の文字入力画面表示処理を終了する。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。
【0240】
次に、図34のステップ3402では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、図58に示される入力済文字表示部のセルを、図33のステップ3303又は3304の処理によってワークRAM108のアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に転送されているせりふ文の文字画像データによって置き換える。この結果、入力済文字表示部には、ENTERスイッチ202がONされたときに強調表示されていた第3階層のせりふ選択の選択アイコンに対応するせりふが表示されることになる。
【0241】
その後、ステップ3403で、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値と、カーソルが文字表示部に位置するか入力済文字表示部に位置するかを示すレジスタSFの値が、共に0にリセットされる。
【0242】
その後、ステップ3404に進む。
(ケース15の詳細動作)
ケース15では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすることにより、文字表示部内のカーソル移動と入力済文字表示部内のカーソル移動とを切換えることができる。
【0243】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときにSELスイッチ201をONすると、図34のステップ3404の判定がYESとなり、ステップ3405でレジスタSFの値が0と1の間で反転させられる。この結果、レジスタSFの値が0になれば文字表示部内で、レジスタSFの値が1になれば入力済文字表示部内で、カーソル移動が可能となる。
【0244】
その後、ステップ3404の処理に戻る。
(ケース16の詳細動作)
ケース16では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、文字表示部内のカーソルを上下に移動させることができ、せりふ文のための文字を自由に選択することができる。
【0245】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203をONすると、図34のステップ3404の判定がNO、ステップ3406の判定がYESとなる。
【0246】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最上行を示す値0でなければ、ステップ3407の判定がYESとなって、ステップ3408で、レジスタYの値が−1される。
【0247】
続いて、図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタXの値とレジスタYの値+1によって示される文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、文字表示部内の文字位置が1行上に移動することになる。
【0248】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタYの値が最上行を示す値0なら、ステップ3407の判定がNOとなってステップ3408は実行されず、ステップ3409、3412、3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、上スイッチ203の操作は無効とされる。
【0249】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させているときに下スイッチ204をONすると、図34のステップ3404と3406の判定がNO、ステップ3409の判定がYESとなる。
【0250】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最下行を示す値10でなければ、ステップ3410の判定がYESとなって、ステップ3411で、レジスタYの値が+1される。
【0251】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値とレジスタYの値−1により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行下に移動することになる。
【0252】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタYの値が最下行を示す値10なら、ステップ3410の判定がNOとなってステップ3411は実行されず、ステップ3412、3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、下スイッチ204の操作は無効とされる。
(ケース17の詳細動作)
ケース17では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、文字表示部内のカーソルを左右に移動させることができ、せりふ文のための文字を自由に選択することができる。
【0253】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図34のステップ3404と3406と3409の判定がNOとなった後、ステップ3412と3413の判定がYESとなる。
【0254】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最左行を示す値0でなければ、ステップ3414の判定がYESとなって、ステップ3415で、レジスタXの値が−1される。
【0255】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値+1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行左に移動することになる。
【0256】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタXの値が最左行を示す値0なら、ステップ3414の判定がNOとなってステップ3415は実行されず、ステップ3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0257】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412の判定がNOとなった後、ステップ3418と3419の判定がYESとなる。
【0258】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最右行を示す値10でなければ、ステップ3420の判定がYESとなって、ステップ3421で、レジスタXの値が+1される。
【0259】
続いて、前述した図35のステップ3501で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値−1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行右に移動することになる。
【0260】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタXの値が最右行を示す値10なら、ステップ3420の判定がNOとなってステップ3421は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース18の詳細動作)
ケース18では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることによって、入力済文字表示部内でカーソルを左右に移動させることができ、せりふ文内での新たな文字の入力位置を自由に変更することができる。
【0261】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図34のステップ3404と3406と3409の判定がNO、ステップ3412の判定がYES、ステップ3413の判定がNOとなる。
【0262】
そして、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が左端を示す値0でなければ、ステップ3416の判定がYESとなり、ステップ3417で、レジスタCの値が−1される。
【0263】
続いて、図35のステップ3502で、レジスタCの値+1(+1はレジスタCの値が0オリジンのため)によって示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、(レジスタCの値+1)+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字左に移動することになる。
【0264】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が左端を示す値0なら、ステップ3416の判定がNOとなってステップ3417は実行されず、ステップ3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0265】
一方、ユーザがケース14で文字入力画面を表示させカーソルが入力済文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412の判定がNO、ステップ3418の判定がYES、ステップ3419の判定がNOとなる。
【0266】
そして、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が右端を示す値11でなければ、ステップ3422の判定がYESとなって、ステップ3423で、レジスタCの値が+1される。
【0267】
続いて、前述した図35のステップ3502で、レジスタCの値+1により示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示され、(レジスタCの値+1)−1によって示される入力済文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字右に移動することになる。
【0268】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が右端を示す値11なら、ステップ3422の判定がNOとなってステップ3423は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
(ケース19の詳細動作)
ケース19では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字以外の文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、文字表示部内で現在選択している文字を入力済文字表示部に表示させることができる。
【0269】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字以外の文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412と3418の判定がNO、図35のステップ3503の判定がYES、ステップ3504の判定がNOとなる。
【0270】
この結果、ステップ3506で、CPU101は、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字コードを、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD4+(C)}にストアする。ここで、(C)はレジスタCの値を示す。例えば、レジスタCの値が2なら、文字コードは、アドレスエリア{AD4+2}にストアされる。レジスタCの値は0から11まで変化し得るため、文字コードがストアされるアドレスエリアの範囲は、{AD4}〜{AD4+11}の範囲である。
【0271】
続いて、ステップ3507で、レジスタCの値+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字画像データが転送される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち上記文字部分に対応するセルの部分に、上述の文字画像データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して転送する。この文字画像データは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データに含まれている。この結果、ENTERスイッチ202がONされたときに文字表示部内で強調表示されていた文字が、入力済文字表示部内で強調表示されている部分に表示されることになる。
【0272】
その後、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が右端を示す値11でなければ、ステップ3508の判定がYESとなって、ステップ3509で、レジスタCの値が+1される。
【0273】
次に、前述したステップ3502で、レジスタCの値+1により示される入力済文字表示部内の文字部分が強調表示され、(レジスタCの値+1)−1によって示される入力済文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、入力済文字表示部内の文字位置が1文字右に移動することになる。
【0274】
その後、図35のステップ3503の判定がNOとなって、図34のステップ3404の処理に戻る。
レジスタCの値が右端を示す値11なら、ステップ3508の判定がNOとなってステップ3509は実行されず、図35のステップ3503の判定がNOとなって図34のステップ3404の処理に戻る。
(ケース20の詳細動作)
ケース20では、ユーザは、ケース14で文字入力画面を表示させているときに文字表示部内で終了文字(図58参照)を選んでENTERスイッチ202をONすることにより、入力済文字表示部に文字が存在しそれらの文字が非定型文を構成しているならそれをそのまま基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。また、入力済文字表示部内の文字が定型文を構成しているなら、現在選択されているせりふ枠の形に応じてその文を変換した後に、基本システム画面上のふきだしの文字として表示させることができる。
【0275】
ユーザがケース14で文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図34のステップ3404と3406と3409と3412と3418の判定がNO、図35のステップ3503とステップ3504の判定がYESとなる。
【0276】
この結果、ステップ3505では、顔画像表示処理が実行される。この処理の詳細は、図41の動作フローチャートとして示される。図41において、ステップ4101では、CPU101は、ワークRAM108上のアドレスエリア{AD1}に記憶されている背景番号に対応する背景データ(図52参照)を、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用の背景データA−1〜A−7のうちから読み出して、それを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面参照)。
【0277】
ステップ4105では、CPU101は、プログラム/データROM107内の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データである基本システム画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5の基本システム画面のシステムに対応)。このときのイメージは、図57に示されるBG−B面のイメージのうち、図65(C-2) に示される内容を表示する説明ふきだしとコマンドアイコンの部分に対応するものである。後述するようにENTERスイッチ202がONされた後は、せりふ枠を選択できるようになるため、図65(C-2) に示される内容の説明ふきだしが表示される。
【0278】
次に、図42のステップ4201〜4212では、図26のステップ2601の基本システム画面表示処理において実行される図39のステップ3901〜3912の一連の処理の場合と全く同様にして、似顔絵の作成によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+6}にストアされた各パーツ番号に対応する画像データを読み出し、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302又はDP−RAMインタフェース部303を介して、SRAM103又はDP−RAM104の各記憶領域に転送すると共に、OBJ−A面及びOBJ−B面用の座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介して、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。
【0279】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102によって、作成された似顔絵の画像が、テレビ111に表示される。
その後、図35のステップ3505の顔画像表示処理を終了する。
【0280】
続いて、図36のステップ3601では、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}にせりふ文を構成する入力文字の文字コードが存在するならば、ステップ3602の判定がYESとなって、せりふ枠内にせりふ文を表示させるためのステップ3603〜3606の処理が実行される。入力文字の文字コードが存在しないなら、ステップ3602の判定がNOとなって、これらの処理は実行されない。
【0281】
ステップ3603では、上記アドレスエリアの文字コードによって構成される入力文が定型文であるか否かが判定される。この判定処理は、予めプログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の画像データである7種類のせりふ文を構成する各文字の文字コードと上記アドレスエリア内の各入力文字の文字コードとを比較する処理として実現される。
【0282】
入力文が定型文でステップ3602の判定がYESならば、ステップ3603で、レジスタWの値に応じて、入力文を構成するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}内の各文字コードが変換され、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされる。レジスタWには、後述するようにユーザが選択することのできるせりふ枠の形に応じた値がセットされている。そして、このせりふ枠の形に応じて、入力文が、例えば図70(a) 〜(d) に示されるように、自動的に変化する。これによって、ユーザは、せりふ枠を選択するだけで様々なせりふを楽しむことができる。これが、本発明に関連する大きな特徴である。せりふ文の変換処理は、例えばレジスタWの値に応じたせりふ文の文字コード列を、プログラム/データROM107に記憶された特には図示しない変換テーブルから選択する動作として実現される。
【0283】
一方、入力文が非定型文でステップ3602の判定がNOならば、ステップ3604で、入力文を構成するワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}内の各文字コードが、そのままワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされる。
【0284】
ステップ3603又は3604の処理の後、ステップ3605では、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}にストアされた各文字コードに対応するせりふ文字の画像データを、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の記憶領域から読み出し、それらを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。
【0285】
次に、ステップ3606で、CPU101は、ワークRAM108のアドレスエリア{AD5}〜{AD5+11}に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3605で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する(図10参照)。
【0286】
続いて、ステップ3607では、CPU101は、後述するせりふ枠の選択処理によりワークRAM108のアドレスエリア{AD1+7}にストアされたせりふ枠番号に対応するせりふ枠の画像データを、プログラム/データROM107上の図6及び図7に示されるOBJ−B面用の記憶領域から読み出し、それらを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のOBJ−B面の空きオブジェクト記憶領域に転送する。
【0287】
次に、ステップ3606で、CPU101は、ステップ3607で処理対象となったせりふ枠番号に対応する座標データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してステップ3605で転送されたオブジェクト記憶領域に対応するオブジェクトアトリビュートメモリ部307のオブジェクト番号領域に転送する。
【0288】
以上の処理の結果、 図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたせりふ文とせりふ枠の各画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された各座標データに対応する表示位置に表示する(図56参照)。
【0289】
その後、ステップ3609の判定がNOとなり(図31のステップ3103参照)、ステップ3610で、レジスタLに、第2階層のふきだしの選択アイコンにおいてせりふ枠の選択アイコンが選択されたことを示す値2がセットされ、図37のステップ3701の判定がNOとなり、ステップ3705以降のせりふ枠の選択のための処理が実行される。せりふ枠の選択のための処理については、ケース22の詳細動作の説明において後述する。
(ケース21の詳細動作)
ケース21では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、図58に示される文字入力画面が表示され、文字表示部から文字を選択することによって、せりふを作成することができる。
【0290】
ユーザがせりふ作成の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がNO、図37のステップ3701の判定がYESとなる。
【0291】
そして、まず、図37のステップ3702で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理は、図34のステップ3401の処理と同様であり、前述した図40の動作フローチャートとして示される。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。
【0292】
その後、ステップ3703で、入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が0にリセットさせ、ステップ3704で、カーソルが文字表示部に位置するか入力済文字表示部に位置するかを示すレジスタSFの値も0にリセットされる。
【0293】
以下、図34のステップ3404以降の処理が実行されることにより、前述したせりふ文を入力するための処理が実行され、これによりユーザは、せりふ文を入力することができる。
【0294】
せりふ文の入力が終了しENTERスイッチ202がONされると、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のOBJ−B面の記憶領域に転送されたせりふ文とせりふ枠の各画像データを、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送された各座標データに対応する表示位置に表示する。
【0295】
その後、図36のステップ3609の判定がNOとなって、ステップ3610で、レジスタLに、第2階層のふきだしの選択アイコンにおいてせりふ枠の選択アイコンが選択されたことを示す値2がセットされ、図37のステップ3701の判定がNOとなり、ステップ3705以降のせりふ枠の選択のための処理が実行される。
(ケース22の詳細動作)
ケース22では、ユーザは、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコン中のせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすることにより、せりふ枠の形の選択アイコンに対応する図69(d) に示される第3階層の選択アイコンを表示させることができる。
【0296】
ユーザがせりふ枠の選択アイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図31のステップ3104と3107の判定がNOとなり、ステップ3112の判定がYES、図32のステップ3201の判定がNO、図37のステップ3701の判定がNOとなる。
【0297】
この結果、図37のステップ3705で、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるアイコン画像データのうち図8に示される90番〜96番の7種類のアイコンに対応する各アイコン選択番号90番〜96番を、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアする。
【0298】
次に、ステップ3706では、CPU101は、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、選択アイコンに対応するセルの部分のみを、ステップ3705によってワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD2}〜{AD2+6}にストアされたアイコン番号に対応するプログラム/データROM107上の図8に示される7種類のせりふ枠の選択アイコンの画像データに置き換える。
【0299】
この結果、図3に示される構成を有するVDP102は、前述のようにして、SRAM103上のBG−B面の記憶領域に転送された図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の選択アイコンをテレビ111に表示する。
【0300】
その後、ステップ3707で、第3階層のせりふ枠の選択アイコンの選択位置を示すレジスタWに値0がセットされる。
次に、ステップ3714では、レジスタWの値0に対応する第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタWの値0に対応する第1番目(左端)の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0301】
続いて、ステップ3715で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+7}に、選択されたせりふ枠の番号に対応するレジスタWの値0がストアされる。
【0302】
そして、図36のステップ3601〜3608の処理の後、ステップ3609の判定がYESとなって、図37のステップ3708の処理に進む。
(ケース23の詳細動作)
ケース23では、ユーザは、図69(d) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、選択される選択アイコンを移動させることができる。
【0303】
ユーザがせりふ枠の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに左スイッチ205をONすると、ステップ3708の判定がYESとなり、更にレジスタWの値が0でなく第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3709の判定がYESとなって、ステップ3710でレジスタWの値が−1される。この結果、選択されるせりふ枠の選択アイコンが1つ左に移動したことになる。レジスタWの値が0で第1番目(左端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3709の判定がNOとなって、ステップ3708の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0304】
一方、ユーザが選択アイコンの何れかが強調表示されているときに右スイッチ206をONすると、ステップ3708の判定がNOとなった後、ステップ3711の判定がYESとなり、更にレジスタWの値が6でなく第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されていなければステップ3712の判定がYESとなって、ステップ3713でレジスタWの値が+1される。この結果、選択されるせりふ枠の選択アイコンが1つ右に移動したことになる。レジスタWの値が6で第7番目(右端)の選択アイコンが強調表示されている場合には、ステップ3712の判定がNOとなって、ステップ3716の判定がNOとなった後にステップ3708の処理に戻り、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0305】
ステップ3710又は3713等の処理の後、ステップ3714では、レジスタWの値に対応する番号の選択アイコンが強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される基本システム画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタWの値に対応する番号の選択アイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換える。
【0306】
続いて、ステップ3715で、ワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD1+7}に、選択されたせりふ枠の番号に対応するレジスタWの値がストアされる。
【0307】
そして、図36のステップ3601〜3608の処理が実行されることによって、前述したように既に作成又は選択されているせりふ文が、非定型文ならそれがそのまま新たなせりふ枠の内部に表示され、定型文ならレジスタWにセットされた新たに選択されたせりふ枠の形の情報に応じて入力文が変換されてせりふ枠の内部に表示される。
【0308】
その後、ステップ3609の判定がYESとなって、図37のステップ3708の処理に戻る。
(ケース24の詳細動作)
ケース24では、ユーザは、図69(c) に示される第3階層のせりふ枠の形の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすることによって、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンの表示に戻ることができる。
【0309】
ユーザが第3階層のせりふ枠の選択アイコンの何れかが強調表示されているときに上スイッチ203をONすると、図37のステップ3708と3711の判定がNO、ステップ3716の判定がYESとなり、図31のステップ3101の処理に戻り、図69(b) に示される第2階層のふきだしの選択アイコンが表示される。
文字入力処理のフロー
図43〜図45は、図13のステップ1308として実行される文字入力画面の処理を示す動作フローチャートである。ユーザは、この文字入力画面で、セーブするファイル名を入力することができる。
【0310】
前述したように、図13のステップ1306の顔作成処理において、ユーザが「セーブ」アイコン(図51参照)が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図29のステップ2904でレジスタMODEにモード番号として値3がセットされて図13のステップ1306の顔作成処理が終了し、この結果、図13のステップ1307の判定の後に、ステップ1308の文字入力処理が実行される。
【0311】
まず、図43のステップ4301で、文字入力画面表示処理が実行される。この処理は、前述した図13のステップ1306の顔作成処理における図34のステップ3401の処理と同様であり、前述した図40の動作フローチャートとして示される。この結果、図3に示される構成を有するVDP102が、前述したようにして、SRAM103上のBG−A面及びBG−B面の各記憶領域に転送された文字入力画面用の画像データを図58に示されるフォーマットでテレビ111に表示する。説明ふきだしとしては、図67(Z-a) に示される内容のものが表示される。
【0312】
これ以降、ユーザは、文字入力画面上で、上スイッチ203、下スイッチ204、左スイッチ205、又は右スイッチ206をONすることにより、図58に示される文字表示部内でカーソルを上下左右に移動させることができ、ファイル名のための文字を自由に選択することができる。
【0313】
ユーザが文字入力画面を表示させているときに上スイッチ203をONすると、図43のステップ4302の判定がNOとなる。
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最上行を示す値0でなければ、ステップ4303の判定がYESとなって、ステップ4304で、レジスタYの値が−1される。
【0314】
続いて、図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、上記文字部分に対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタXの値とレジスタYの値+1によって示される文字表示部内の文字部分に対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。この結果、文字表示部内の文字位置が1行上に移動することになる。
【0315】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタYの値が最上行を示す値0なら、ステップ4303の判定がNOとなってステップ4304は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、上スイッチ203の操作は無効とされる。
【0316】
一方、ユーザが文字入力画面を表示させているときに下スイッチ204をONすると、図43のステップ4302の判定がNO、ステップ4305の判定がYESとなる。
【0317】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、上下方向を示すレジスタYの値が最下行を示す値10でなければ、ステップ4306の判定がYESとなって、ステップ4307で、レジスタYの値が+1される。
【0318】
続いて、前述した図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値とレジスタYの値−1により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行下に移動することになる。
【0319】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタYの値が最下行を示す値10なら、ステップ4306の判定がNOとなってステップ4307は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、下スイッチ204の操作は無効とされる。
【0320】
ユーザが文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに左スイッチ205をONすると、図43のステップ4302と4305の判定がNOとなった後、ステップ4308の判定がYESとなる。
【0321】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最左行を示す値0でなければ、ステップ4309の判定がYESとなって、ステップ4310で、レジスタXの値が−1される。
【0322】
続いて、前述した図44のステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値+1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行左に移動することになる。
【0323】
その後、図44のステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタXの値が最左行を示す値0なら、ステップ4309の判定がNOとなってステップ4310は実行されず、ステップ4302の処理に戻り、左スイッチ205の操作は無効とされる。
【0324】
一方、ユーザが文字入力画面を表示させカーソルが文字表示部内にあるときに右スイッチ206をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNOとなった後に、図44のステップ4311の判定がYESとなる。
【0325】
そして、文字表示部内の左右方向文字位置を示すレジスタXの値と上下方向文字位置を示すレジスタYの値のうち、左右方向を示すレジスタXの値が最右行を示す値10でなければ、ステップ4312の判定がYESとなって、ステップ4313で、レジスタXの値が+1される。
【0326】
続いて、前述したステップ4314で、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字部分が強調表示され、レジスタXの値−1とレジスタYの値により示される文字表示部内の文字部分の強調表示が解除される。この結果、文字表示部内の文字位置が1行右に移動することになる。
【0327】
その後、ステップ4315の判定がNOとなって、図43のステップ4302の処理に戻る。
レジスタXの値が最右行を示す値10なら、ステップ4312の判定がNOとなってステップ4313は実行されず、図43のステップ4302の処理に戻って、右スイッチ206の操作は無効とされる。
【0328】
次に、ユーザが文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字(図58参照)以外の文字が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNO、図44のステップ4311の判定がNO、ステップ4315の判定がYES、ステップ4316の判定がNOとなる。
【0329】
この結果、図45のステップ4317の判定処理が実行される。ここでは、図58に示される文字入力画面上の入力済文字表示部内の文字位置を示すレジスタCの値が、ファイル名の最大文字長である8文字に対応する値7以下を示しているか否かが判定される。なお、レジスタCの値は、特には図示しないが、図13のステップ1308の文字入力処理の実行開始時に0にリセットされている。
【0330】
レジスタCの値が7以下でステップ4317の判定がYESならば、ステップ4318以降の処理が実行される。レジスタCの値が8文字を超えステップ4317の判定がNOとなると、それ以上ファイル名の文字は入力されない。
【0331】
ステップ4318では、CPU101は、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字コードを、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD6+(C)}にストアする。ここで、(C)はレジスタCの値を示す。レジスタCの値は0から7まで変化し得るため、文字コードがストアされるアドレスエリアの範囲は、{AD6}〜{AD6+7}の範囲である。
【0332】
続いて、ステップ4319で、レジスタCの値+1によって示される入力済文字表示部内の文字部分に、レジスタXの値とレジスタYの値によって示される文字表示部内の文字位置に割り当てられている文字に対応する文字画像データが転送される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶される文字入力画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち上記文字部分に対応するセルの部分に、上述の文字画像データを、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して転送する。この文字画像データは、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用の画像データに含まれている。この結果、ENTERスイッチ202がONされたときに文字表示部内で強調表示されていた文字が、入力済文字表示部に追加表示されることになる。
【0333】
その後、ステップ4320で、レジスタCの値が+1され、図43のステップ4302の処理に戻る。
最後に、ユーザが文字入力画面を表示させて文字表示部内で終了文字(図58参照)が強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、図43のステップ4302と4305と4308の判定がNO、図44のステップ4311の判定がNO、ステップ4315と4316の判定がYESとなって、図13のステップ1308の文字入力処理を終了する。
【0334】
この結果、ワークRAM108のアドレスエリア{AD6}〜{AD6+7}に、ユーザが入力したファイル名の最大8文字文の文字コード列が得られる。
ファイルセーブ処理のフロー
図46〜図48は、図13のステップ1309として実行されるファイルセーブ処理を示す動作フローチャートである。この処理によって表示されるファイル操作画面上で、ユーザは、バッテリバックアップされているワークRAM108に、ユーザ自身が作成した似顔絵の画像データファイルをセーブすることができる。
【0335】
ファイル操作画面としては、前述した図13のステップ1304のファイルロード処理において表示される図49に示されるファイル操作画面と同様であり、現在選択されているファイルの番号及び名前を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルの種類を絵として表示するファイルアイコン1〜6と、説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0336】
ファイル操作画面では、ユーザは、コントロールパッド112上の上スイッチ203又は下スイッチ204をONすることにより、これからセーブすべきファイルのグループとして、ファイルアイコン1〜3のグループとファイルアイコン4〜6のグループとの間を移動することができる。また、ユーザは、コントロールパッド112上の左スイッチ205又は右スイッチ206をONすることにより、これからセーブすべきファイルとして、現在選択されているグループ内のファイルアイコンの何れかを選択することができる。これによって、選択されたファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部がそのファイルアイコンに対応する番号に変化し、ファイル名表示部の表示内容が図13のステップ1308でユーザが入力したファイル名に対応する内容に変化する。そして、この状態でユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすることによって、上記ファイルアイコンに対応するファイルの格納位置に、似顔絵のデータがセーブされる。
【0337】
以下に、図46〜図48の動作フローチャートの詳細を説明する。
まず、図46のステップ4601において、ファイル操作画面表示処理が実行される。この処理の詳細は、図48の動作フローチャートとして示される。
【0338】
図48において、ステップ4801では、CPU101からVDP102に対して、出力画面のクリア命令が出される。この結果、テレビ111の画面表示がクリアされる。
【0339】
ステップ4802では、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−A面用のバックグラウンド画像データである背景データ(図5のファイル操作画面参照)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−A面の記憶領域に転送する。
【0340】
ステップ4803では、ファイル番号を示すレジスタFNに、値1がプリセットされる。
ステップ4804では、ステップ4802の場合と同様に、CPU101は、プログラム/データROM107上の図6に示されるBG−B面用のバックグラウンド画像データであるファイル操作画面データ(システム画面データ)を、CPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103のBG−B面の記憶領域に転送する(図5のファイル操作画面参照)。これにより、図49に示されるファイル操作画面が、テレビ111に表示される。説明ふきだしの初期表示としては、図68(FS-a)に示される内容が表示される。
【0341】
ステップ4805では、上述の一連の転送処理が終了したか否かが判定され、転送終了が判定された後、更に、ステップ4806で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値1に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値1に対応する数字1を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうち、レジスタFNの値1に対応するアドレスエリア{AD7}〜{AD7+7}に記憶されているファイル名画像データを、SRAM103の対応するエリアに転送する。
【0342】
その後、図46のステップ4601のファイル操作画面表示処理を終了する。この結果、ファイル操作画面の初期画面として、ファイル番号1及びそのファイル名を表示する現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部と、ファイルアイコン1が強調表示されたファイルアイコン1〜6と、図68(FS-a)に示される内容を表示する説明ふきだしと人形の絵からなるヘルパーとが、テレビ111に表示される。
【0343】
この状態から、ユーザがコントロールパッド112上の下スイッチ204をONすると図46のステップ4605の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下であればステップ4606の判定がYESとなって、ステップ4607で、レジスタFNの値が+3される。この結果、ファイルアイコンのグループが1〜3のグループから4〜6のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。下スイッチ204がONされたときに既にファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3以下でなければステップ4606の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0344】
ユーザがコントロールパッド112上の上スイッチ203をONすると図46のステップ4602の判定がYESとなり、そのときファイルアイコン4〜6のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きければステップ4603の判定がYESとなり、ステップ4604で、レジスタFNの値が−3される。この結果、ファイルアイコンのグループが4〜6のグループから1〜3のグループに移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。上スイッチ203がONされたときに既にファイルアイコン1〜3のグループ内のファイルアイコン(図49参照)が選択されていてファイル番号を示すレジスタFNの値が3より大きくなければステップ4603の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0345】
ユーザがコントロールパッド112上の左スイッチ205をONすると図46のステップ4611の判定がYESとなり、そのとき左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1及びファイルアイコン4(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が1及び4でなければステップ4612の判定がYESとなって、ステップ4613で、レジスタFNの値が−1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ左に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。左スイッチ205がONされたときに左端のファイルアイコンであるファイルアイコン1又はファイルアイコン4が選択されておりレジスタFNの値が1又は4であればステップ4612の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0346】
ユーザがコントロールパッド112上の右スイッチ206をONすると図46のステップ4608の判定がYESとなり、そのとき右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3及びファイルアイコン6(図49参照)が選択されておらずレジスタFNの値が3及び6でなければステップ4609の判定がYESとなって、ステップ4610で、レジスタFNの値が+1される。この結果、選択されるファイルアイコンが1つ右に移動したことになる。その後、表示を変更するための、図47のステップ4614〜4617の処理が実行される。右スイッチ206がONされたときに右端のファイルアイコンであるファイルアイコン3又はファイルアイコン6が選択されておりレジスタFNの値が3又は6であればステップ4609の判定がNOとなって、表示内容は変更されず、ステップ4602の処理に戻る。
【0347】
以上の図46のステップ4605〜4607、ステップ4602〜4604、ステップ4611〜4613、又はステップ4608〜4610の何れかの処理の後、図47のステップ4614で、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンのみが新たに強調表示される。具体的には、CPU101が、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、レジスタFNの値に対応するファイルアイコンに対応するセルの部分を、強調表示用のセルに置き換えると共に、例えば、レジスタFNの元の値に対応する今まで強調表示されていたファイルアイコンに対応するセルの部分を通常表示用のセルに置き換える。
【0348】
次に、ステップ4615において、レジスタFNの値のファイル番号に対応するワークRAM108上のアドレスにファイルが記憶されているか否かが判定される。具体的には、CPU101は、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まるアドレスエリアのうち、レジスタFNの値に対応するエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に有効なファイル名が記憶されているか否かを判定する。なお、(FN)はレジスタFNの値を示す。
【0349】
レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在しステップ4615の判定がYESならば、CPU101は、ステップ4616で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが、レジスタFNの値に対応する内容を示すデータに置き換えられる。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルとして、ワークRAM108上の図9に示されるAD7から始まる6個のアドレスエリアのうちレジスタFNの値に対応するアドレスエリア{AD7+{(FN)−1}×8}〜{AD7+{(FN)−1}×8+7}に記憶されているファイル名画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0350】
その後、ステップ4618の判定がNOとなって、図46のステップ4602の処理に戻る。
一方、レジスタFNの値のファイル番号に対応するファイルが存在せず図47のステップ4615の判定がNOなら、CPU101は、ステップ4617で、SRAM103のBG−B面の記憶領域に記憶されるファイル操作画面のバックグラウンド画像データを構成するセルのうち、現在ファイル番号表示部及びファイル名表示部(図49参照)に対応するセルの部分のみが変更される。具体的には、CPU101は、現在ファイル番号表示部のセルとして、レジスタFNの値に対応する数字を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送し、ファイル名表示部のセルの内容として、空白を示す画像データをSRAM103の対応するエリアに転送する。
【0351】
その後、ステップ4618の判定がNOとなって、図46のステップ4602の処理に戻る。
最後に、何れかのファイルアイコンが強調表示されると共に、現在ファイル番号表示部とファイル名表示部の表示内容がそのファイルアイコンに対応する内容となっているときに、ユーザがコントロールパッド112上のENTERスイッチ202をONすると、図46のステップ4602と4605と4608と4611の判定がNOとなり、図47のステップ4618の判定がYESとなる。
【0352】
この結果、ステップ4619で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD8+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD1}〜{AD1+7}に記憶されているパーツ種データである8種類のパーツ番号をストアする。
【0353】
次に、ステップ4620で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD7+8×((FN)−1)}〜{AD8+8×((FN)−1)+7}に、それぞれ、ユーザによる文字入力操作に基づいて前述した図13のステップ1308の文字入力処理における図45のステップ4318でワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD6}〜{AD6+7}に記憶された、ファイル名を構成する文字コードを、ストアする。
【0354】
続いて、ステップ4621で、CPU101は、レジスタFNの値に対応するワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD9+12×((FN)−1)}〜{AD9+12×((FN)−1)+11}に、それぞれ、ワークRAM108上の図9に示されるアドレスエリア{AD4}〜{AD4+11}に記憶されているせりふ文を構成する入力文字の文字コードをストアする。
【0355】
最後に、ステップ4622で、レジスタFNの値がワークRAM108の図9に示されるアドレスエリア{AD3}にストアされる。
ステップ4622の処理の後、図13のステップ1308のファイルセーブ処理を終了し、図13のステップ1306の処理に戻る。
<他の実施例>
以上説明した実施例では、せりふ枠の形に従ってその枠内のせりふ文が変化するように構成されているが、せりふ枠の色(透明を含む)や枠の線の太さなどの様々な枠の属性に従ってせりふ文を変化させるように構成されてもよい。
【0356】
上述の実施例では、せりふ文が定型文の場合においてのみ変化するように構成されているが、せりふ文が非定型文の場合であっても所定の規則に従って変化するように構成されてもよい。
【0357】
上述の実施例では、せりふ文の文体のみが変化するように構成されているが、せりふ文の字体(フォント)が変化するように構成されてもよい。
上述の実施例では、現在作成中のファイルのファイル名をせりふ文として選択できるように構成されているが、他のファイル名やユーザ名もせりふ文として選択できるように構成されてもよい。
【0358】
上述の実施例では、せりふ文として選択できるのは予めプリセットされたもののみであるが、ユーザが似顔絵とは独立してせりふ文のみを予め作成し記憶させておき、その中から選択できるように構成されてもよい。
【0359】
上述の実施例では、1つのせりふ枠に対して選択できるせりふ文は1種類のみであるが複数種類のせりふ文が選択でき結合できるように構成されてもよい。
上述の実施例では、せりふ枠はせりふ文を囲むように配置されているが、本発明はそれに限られるものではなく、せりふ文に対して所定の位置関係を有するようにせりふ枠に相当する修飾図形が配置されてもよい。
【0360】
【発明の効果】
本発明の第1の態様によれば、文字修飾図形に対応する文字列を最初から入力しなくても、プリセット又は予め記憶させた文字列から簡単に選択することが可能となり、更に、選択された文字列を編集することが可能となるため、表現の幅を広げることが可能となる。
【0361】
また、現在編集中の図形ファイルのファイル名に対応する文字列を選択できることにより、ファイル名と作成した図形との関連付けを直感的なものにすることが可能となる。
【0362】
本発明の第2の態様では、本発明の第1の態様の効果に加えて、文字修飾図形の属性を選択できるため、更に表現の幅を広げることが可能となる。
本発明の第3の態様では、本発明の第1及び第2の態様の効果に加えて、選択された文字修飾図形の属性に従って、1種類の文字列の表現の変化を何通りにも楽しむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路の全体構成図である。
【図2】コントロールパッド112の外観図である。
【図3】VDPの構成図である。
【図4】表示画面の階層構造の説明図である。
【図5】画面アサインを示す図である。
【図6】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その1)である。
【図7】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その2)である。
【図8】プログラム/データROM107に記憶される各種画像データのフォーマットを示す図(その3)である。
【図9】ワークRAMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である。
【図10】オブジェクトアトリビュートメモリ部のデータ構成図である。
【図11】表示制御レジスタのデータ構成図である。
【図12】画面表示タイミングの説明図である。
【図13】全体動作フローチャートである。
【図14】モード選択処理の動作フローチャートである。
【図15】モード選択画面表示処理の動作フローチャートである。
【図16】ファイルロード処理の動作フローチャート(その1)である。
【図17】ファイルロード処理の動作フローチャート(その2)である。
【図18】ファイルロード処理の動作フローチャート(その3)である。
【図19】ファイル画面表示処理の動作フローチャートである。
【図20】アンケート画面処理の動作フローチャート(その1)である。
【図21】アンケート画面処理の動作フローチャート(その2)である。
【図22】アンケート画面処理の動作フローチャート(その3)である。
【図23】アンケート画面処理の動作フローチャート(その4)である。
【図24】アンケート画面処理の動作フローチャート(その5)である。
【図25】アンケート画面表示処理の動作フローチャートである。
【図26】顔作成処理の動作フローチャート(その1)である。
【図27】顔作成処理の動作フローチャート(その2)である。
【図28】顔作成処理の動作フローチャート(その3)である。
【図29】顔作成処理の動作フローチャート(その4)である。
【図30】顔作成処理の動作フローチャート(その5)である。
【図31】顔作成処理の動作フローチャート(その6)である。
【図32】顔作成処理の動作フローチャート(その7)である。
【図33】顔作成処理の動作フローチャート(その8)である。
【図34】顔作成処理の動作フローチャート(その9)である。
【図35】顔作成処理の動作フローチャート(その10)である。
【図36】顔作成処理の動作フローチャート(その11)である。
【図37】顔作成処理の動作フローチャート(その12)である。
【図38】基本システム画面表示処理の動作フローチャート(その1)である。
【図39】基本システム画面表示処理の動作フローチャート(その2)である。
【図40】文字入力画面表示処理の動作フローチャートである。
【図41】顔画像表示処理の動作フローチャート(その1)である。
【図42】顔画像表示処理の動作フローチャート(その2)である。
【図43】文字入力処理の動作フローチャート(その1)である。
【図44】文字入力処理の動作フローチャート(その2)である。
【図45】文字入力処理の動作フローチャート(その3)である。
【図46】ファイルセーブ処理の動作フローチャート(その1)である。
【図47】ファイルセーブ処理の動作フローチャート(その2)である。
【図48】ファイル画面表示処理の動作フローチャートである。
【図49】ファイル操作画面のレイアウト図である。
【図50】アンケート画面のレイアウト図である。
【図51】基本システム画面のレイアウト図である。
【図52】基本システム画面におけるBG−A面のレイアウト図である。
【図53】基本システム画面におけるBM−B面のレイアウト図である。
【図54】基本システム画面におけるOBJ−A面のレイアウト図である。
【図55】基本システム画面におけるBM−A面のレイアウト図である。
【図56】基本システム画面におけるOBJ−B面のレイアウト図である。
【図57】基本システム画面におけるBG−B面のレイアウト図である。
【図58】文字入力画面のレイアウト図である。
【図59】モード選択処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図60】ファイルロード処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図61】アンケート画面処理における説明ふきだしの内容を示す図(その1)である。
【図62】アンケート画面処理における説明ふきだしの内容を示す図(その2)である。
【図63】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その1)である。
【図64】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その2)である。
【図65】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その3)である。
【図66】基本システム画面における説明ふきだしの内容を示す図(その4)である。
【図67】文字入力画面における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図68】ファイルセーブ処理における説明ふきだしの内容を示す図である。
【図69】選択アイコンを示す図である。
【図70】ふきだしの形とせりふの変化を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 VDP
103 SRAM
104 DP−RAM
105 音源処理回路
106 サウンドRAM
107 プログラム/データROM
108 ワークRAM
109 エンコーダ
110 D/A変換器
111 テレビ
112 コントロールパッド
201 SELスイッチ
202 ENTERスイッチ
203 上スイッチ
204 下スイッチ
205 左スイッチ
206 右スイッチ
301 CPUインタフェース部
302 SRAMインタフェース部
303 DP−RAMインタフェース部
304 オブジェクトジェネレータ部
305 バックグラウンドジェネレータ部
Claims (1)
- 文字列と文字を修飾するための文字修飾図形を表示装置上の表示画面に表示させる画像処理装置において、
それぞれ属性が異なる複数種類の前記文字修飾図形のなかから1種類の文字修飾図形を選択する文字修飾図形選択手段と、
前記文字修飾図形選択手段により選択された文字修飾図形を前記表示装置上の表示画面に表示させる文字修飾図形表示制御手段と、
1種類以上の文字列のなかから1種類の文字列を選択する文字列選択手段と、
前記文字列選択手段により選択された文字列の属性として文体を、前記文字修飾図形選択手段により選択された文字修飾図形の属性に基づいて自動的に変更する文字列属性変更手段と、
前記文字列属性変更手段が文体を変更した文字列を、前記文字修飾図形表示制御手段により表示される文字修飾図形内に表示させる文字列表示手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (7)
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EP96107188A EP0742535A3 (en) | 1995-05-10 | 1996-05-07 | Image control device for displaying a ballon |
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