JP3680351B2 - 画像制御装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ユーザが入力した文字列に応じてふきだしを表示するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スプライト(オブジェクト)、バックグラウンド等の画像データを制御し、ユーザが指定した画像をテレビ等に表示させる画像表示装置が知られている。このような画像表示装置では、既に用意されているオブジェクトを任意に組み合わせ、ユーザは人物の似顔絵といった所望の画像を得る(作成する)ことができるように画像データを制御する画像制御装置を搭載している。
【0003】
似顔絵等に組み合わせるものとしては、先ず、背景が挙げられるが、この背景の他にふきだしを挙げることができる。ふきだしは、文字列(せりふ)、及びそれを囲むせりふ枠とからなり、一般的に、会話といった伝えたい内容や心のなかで思っている内容等を視覚的に強調し、他の表示されているものと区別させるような目的で用いられる。
【0004】
通常、画像表示装置(画像制御装置)では、せりふはユーザが任意に入力することができるようになっている。一方、せりふ枠においては、せりふが同一であってもその形状によって伝わる印象が大きく異なることが知られている。このため、画像表示装置(画像制御装置)は、ユーザの様々な要求に答えられるように、せりふ枠を複数用意し、これらの中からユーザは所望のせりふ枠を選択するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような画像制御装置(画像表示装置)では、ふきだしの作成において、せりふ枠の種類の選択、及びせりふの入力の他に、そのせりふ枠に入るせりふを構成する文字の表示位置を指定しなければならないため、文字の位置合わせが難しく、また面倒であるという問題点があった。
【0006】
特に、せりふに組み合わせるせりふ枠を途中で変更するような場合、その変更の度に文字の位置合わせをやり直さなければならないことから、上記問題点はより大きくなり、ふきだしの作成は非常に面倒、且つ時間がかかることになる。また、せりふの文字数を変更する場合にも、変更後の文字数に応じて文字の位置合わせをやり直さなければならないことがあり、上記の場合と同様に、ふきだしの作成は非常に手間がかかることになる。
【0007】
本発明の課題は、ユーザが所望するふきだしの作成に要する操作を容易、且つ簡易化することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様の画像制御装置は、文字列と該文字列を囲むせりふ枠とからなるふきだしを表示する表示部を備えていることを前提とし、せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶している記憶手段と、この記憶手段に記憶されている複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択する選択手段と、この選択手段により選択された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力する入力手段と、この入力手段により入力された文字列を構成する個々の文字を前記記憶手段に記憶されている表示位置情報に従って前記せりふ枠内に配置するように制御する表示制御手段と、を具備している。
【0009】
本発明の第2の態様の画像制御装置は、文字列と該文字列を囲むせりふ枠とからなるふきだしを表示する表示部を備えていることを前提とし、せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶している記憶手段と、この記憶手段に記憶されている複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択する選択手段と、この選択手段により選択された一つのせりふ枠を表示部に表示させるように制御する第1の表示制御手段と、この第1の表示制御手段により表示された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力する入力手段と、この入力手段により入力された文字列を構成する個々の文字を記憶手段に記憶されている表示位置情報に従ってせりふ枠内に配置しふきだしを表示部に表示させるように制御する第2の表示制御手段と、を具備している。
【0010】
【作用】
本発明の画像制御装置は、ユーザがせりふ枠を指定すると、ユーザが入力したせりふ(文字列)を構成する個々の文字を、該せりふ枠に設定されている文字の表示位置情報に従って配置する。
【0011】
これにより、ユーザは文字の表示位置を指定する手間が省かれ、ふきだしの作成が容易、且つ簡易化される。
上記表示位置情報は、せりふ枠毎に用意し、表示されるせりふ枠に対応する表示位置情報に従ってそのせりふ枠内に文字を配置する。これにより、表示させるせりふ枠の形状等に係わらず、文字を最適にそのなかに配置させることが可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施例につき詳細に説明する。
<実施例の回路の全体構成>
図1は、本発明の実施例の回路の全体構成図であり、ゲーム機の外観を有する低年齢層向けの似顔絵作成装置として実施され、テレビ111を除いて同一の筐体内に構成される。
【0013】
VDP(ビデオディスプレイプロセッサ)102は、スプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、ビットマップ等に関する画像処理を制御する。
SRAM(スタティックRAM)103は、スプライト(オブジェクト)及びバックグラウンドの画像データを格納する。DP−RAM(デュアルポートRAM)104は、ビットマップの画像データを格納する。SRAM103及びDP−RAM104は、VDP102からアクセスされる。
【0014】
音源処理回路105は、画像と共に発音される楽音のサウンドデータを生成する。
サウンドRAM106は、音源処理回路105が処理する楽音波形データ及びそれらの制御データを格納する。
【0015】
プログラム/データROM107は、CPU101が実行するプログラム及びそのプログラムにおいて使用される各種データを格納する。CPU101は、このプログラムに従って、ワークRAM108を使用しながら、VDP102及び音源処理回路105を制御する。
【0016】
エンコーダ109は、VDP102から送られてくるRGBアナログ映像信号をテレビ規格の映像信号(NTSC信号)に変換する。
D/A変換器110は、音源処理回路105から送られてくるデジタルのサウンドデータをアナログのサウンド信号に変換する。
【0017】
テレビ111は、エンコーダ109から図1のビデオ出力端子104を介して出力される映像信号及びD/A変換器110から図1のオーディオ出力端子103を介して出力されるサウンド信号を再生する。
【0018】
コントロールパッド112は、図2に示される外観を有しており、ユーザに、各種操作を行わせる。図2に示されるように、コントロールパッド112上には、SELスイッチ201、ENTERスイッチ202、及び上下左右スイッチ203〜206が備えられている。
<VDP102の構成>
図3は、図1に示されるVDP102の構成図である。
【0019】
このVDP102は、似顔絵作成時に、その表示位置によりキャラクターの表現が行えるスプライト(オブジェクト)と、背景を表現するバックグラウンド及びビットマップの、テレビ111(図1)への画面表示を、制御する。
【0020】
CPUインタフェース部301は、図1のCPU101との間のデータ転送時におけるインタフェースを制御する。
SRAMインタフェース部302は、後述するオブジェクトジェネレータ部304又はバックグラウンドジェネレータ部305が図1のSRAM103に格納されているスプライト(オブジェクト)又はバックグラウンド(背景)の画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0021】
DP−RAMインタフェース部303は、後述するビットマップジェネレータ部306が図1のDP−RAM104に格納されているビットマップの画像データをアクセスする場合のインタフェースを制御する。
【0022】
オブジェクトジェネレータ部304と、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、各水平期間(後述する図14を参照)毎に、図1のSRAM103又はDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドット表示タイミングに対応する表示座標に配置されるスプライト(オブジェクト)、バックグラウンド、又はビットマップの色コードを読み込み、それぞれの内部のバッファに格納する。
【0023】
また、オブジェクトアトリビュートメモリ部307は、オブジェクトジェネレータ部304がSRAM103からSRAMインタフェース部302を介してスプライト(オブジェクト)を読み出すときのタイミングに対応する表示座標(制御データ)を格納する。
【0024】
プライオリティコントローラ部308は、各水平表示期間内の各ドット毎に、オブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、又はビットマップジェネレータ部306がそれぞれ読み込んだ色コードのうちの1つを予め定められたプライオリティ(優先順位)に従って選択し出力する。
【0025】
カラールックアップテーブル部309は、プライオリティコントローラ部308から出力された色コードを、R(赤)、G(緑)、B(青)のデジタルデータに変換して出力する。
【0026】
RGB D/A変換部310は、プライオリティコントローラ部308から出力されるRGBデジタルデータをRGBアナログ映像信号に変換し出力する。
オシレータ部311は、VDP102に必要な各種クロックを生成する。
【0027】
水平/垂直同期カウンタ部312は、オシレータ部311が出力するクロックに従って、画像表示に必要な水平同期カウンタ値(水平同期信号)及び垂直同期カウンタ値(垂直同期信号)を生成するためのカウンタ回路である。
【0028】
デコーダ部313は、水平/垂直同期カウンタ部312が出力するカウンタ値から水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値をデコードし、VDP102内の各ブロックに供給する。
【0029】
ビデオ信号ジェネレータ部314は、デコーダ部313が出力する水平同期カウンタ値及び垂直同期カウンタ値から、図1のエンコーダ109が必要とするビデオ信号を生成し、エンコーダ109に供給する。
<画像データの構成>
まず、本実施例では、表示画面は、図4に示されるように、6枚の仮想的な表示面が重なったものとして定義される。これらの表示面は、奥から手前に向け、バックグラウンドA面(BG−A面)、ビットマップB面(BM−B面)、オブジェクトA面(OBJ−A面)、ビットマップA面(BM−A面)、オブジェクトB面(OBJ−B面)、及びバックグラウンドB面(BG−B面)の順に配置される。そして、手前の表示面にアサインされる画像ほど表示のプライオリティが高く、それより奥の表示面にアサインされている画像を隠して表示される。
【0030】
図5に、各表示面にアサインされる画像データの種類(部品)と、画面モードとの関係を示す。BG−A面、BG−B面、BM−A面、BM−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面に表示される各種画像データは、図6〜8に示すデータフォーマットで、図1のプログラム/データROM107に記憶される。BG−A面、BG−B面、OBJ−A面、及びOBJ−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインタフェース部302を介して、SRAM103に転送する。同様に、BM−A面及びBM−B面の画像データは、図1に示されるCPU101が、プログラム/データROM107から、ワークRAM108と、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、データバス316、及びDP−RAMインタフェース部303を介して、SRAM103に転送する。また、ワークRAM108には、図11に示すように、ユーザのコントロールパッド112に対する操作に応じてプログラム/データROM107から読み出す画像データを指示するデータ等がCPU101によって書き込まれる。
【0031】
本実施例では、データの圧縮効果を念頭におき、小面積画像及びその繰返しからなる画像を再生するために、小面積毎に画像データを区切ってSRAM103又はDP−RAM104に展開し、これを一度或いは任意に繰り返して画像として再生する。この小面積をセルと呼ぶ。
【0032】
BG面においては、このセルが任意にマップ(マトリクス)状に並べられ、目的の大きさの画像が合成される。画像中の一部分のみを変更したい場合は、SRAM103上の該当するセルのデータのみをCPU101により書き換えればよく、そのときに他のセルに影響を及ぼさずに済む。本実施例では、このBG面を2面分出力できる。これらを、BG−A面及びBG−B面と呼ぶ。
【0033】
OBJ面は、データの圧縮のためというよりも、小面積画像の表示位置を他の画像(背景等)に影響を与えず(描き直したりせず)に簡単に変更したり、多数(本実施例では同時表示数は128個)のスプライト(オブジェクト)画像間でプライオリティを持たせたりする目的で使用される。OBJ面上の画像データは小面積でデータ量(ドット数)が少ないため、1枚の画像データに対するメモリアクセス時間が少なくて済み、その分多数の画像データを再生することができる。OBJ面上の画像も、BG面上の画像と同様に、セルによって構成される。また、本実施例では、このOBJ面を2面分出力できる。これらを、OBJ−A面及びOBJ−B面と呼ぶ。
【0034】
BM面は、ある程度の面積を有する画像であるが、繰り返し再生される要素が少ない場合に適した面である。画像をセル形式に構成する必要がなく、更に、マップ情報も必要ない。本実施例では、このBM面を2面分出力できる。これらを、BM−A面及びBM−B面と呼ぶ。
<VDP102及びCPU101の概略動作>
次に、CPU101とVDP102の概略の動作について説明する。
【0035】
図3のオブジェクトジェネレータ部304及びバックグラウンドジェネレータ部305は、各水平期間内の時分割された各タイミングで、SRAMインタフェース部302をアクセスする。このアクセスにおいて、オブジェクトジェネレータ部304は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するOBJ−A面上の表示座標及びOBJ−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるスプライト(オブジェクト)の色コードを読み出し、オブジェクトジェネレータ部304内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。同様に、バックグラウンドジェネレータ部305は、図1のSRAM103から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBG−A面上の表示座標及びBG−B面上の表示座標にそれぞれ配置されるバックグラウンドの色コードを読み出し、バックグラウンドジェネレータ部305内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0036】
上述した動作において、図1のCPU101は、図3のCPUインタフェース部301、アドレスバス315、及びデータバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部307に、図1のSRAM103に図9に示されるデータフォーマットで格納されている最大で128個の各スプライト(オブジェクト)がOBJ−A面又はOBJ−B面に配置される場合の配置座標を、図12に示されるデータフォーマットで格納する。そして、オブジェクトジェネレータ部304は、このオブジェクトアトリビュートメモリ部307に格納されている各スプライト(オブジェクト)について、それらの配置座標に対応する読出しタイミングを計算し、それらの計算されたタイミングで、各スプライト(オブジェクト)をSRAM103から読み出してラインバッファに格納する。
【0037】
一方、ビットマップジェネレータ部306は、上述のオブジェクトジェネレータ部304とバックグラウンドジェネレータ部305のアクセス動作からは独立して、各水平期間内の時分割された各タイミングで、DP−RAMインタフェース部303をアクセスする。このアクセスにおいて、バックグラウンドジェネレータ部305は、図10に示すデータフォーマットでそのデータを格納している図1のDP−RAM104から、次の水平表示期間内の各ドットの表示タイミングに対応するBM−A面上の表示座標と、BM−B面上の表示座標とにそれぞれ配置されるビットマップの色コードを読み出し、ビットマップジェネレータ部306内の上記各表示面に対応するラインバッファにそれぞれ格納する。
【0038】
以上のようにして、各水平期間毎に、オブジェクトジェネレータ部304内の2つのラインバッファに、OBJ−A面及びOBJ−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のスプライト(オブジェクト)の色コードが得られ、バックグラウンドジェネレータ部305内の2つのラインバッファにBG−A面及びBG−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のバックグラウンドの色コードが得られ、更にビットマップジェネレータ部306内の4つのラインバッファにBM−A面と、BM−B面にそれぞれ配置される次の1ライン分のビットマップの色コードが得られる。
【0039】
なお、図1のCPU101は、図13に示されるデータフォーマットを有するVDP102内の特には図示しない表示制御レジスタに、図4に示される各表示面が使用されるか否かを設定する。図3のオブジェクトジェネレータ部304、バックグラウンドジェネレータ部305、及びビットマップジェネレータ部306は、この表示制御レジスタの内容を参照することにより、各表示面に対応する画像データ(色コード)をSRAM103又はDP−RAM104から読み出すか否かを決定する。
【0040】
図14は、画面表示タイミングの説明図である。
図3のデコーダ部313から出力される水平同期カウンタ値が000h〜1FFh(“h”は16進数を示す)まで変化する期間が1水平期間であり、そのうち000h〜0FFhの256カウント分の水平同期カウンタ値に対応する期間が256ドットからなる1ライン分の水平表示期間、それ以外の水平同期カウンタ値に対応する期間が水平ブランク期間である。また、デコーダ部313から出力される垂直同期カウンタ値が000h〜1FFhまで変化する期間が1垂直期間であり、これが図1のテレビ111上の1画面分の表示期間となる。そして、000h〜0DFhの224カウント分の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直方向224ライン分の垂直表示期間、それ以外の垂直同期カウンタ値に対応する期間が垂直ブランク期間である。
【0041】
図3のカラールックアップテーブル部309からRGB D/A変換部310へは、水平同期カウンタ値がカウントアップされる毎に、1組ずつのRGBデータが出力される。
<CPU101の詳細動作>
図3のCPU101の動作について、図15〜図32に示す動作フローチャート、図33〜図48の説明図に沿って、詳細に説明する。なお、各動作フローチャートは、CPU101がプログラム/データROM107に記憶される制御プログラムを実行する動作として実現される。
全体動作フロー
図15は、CPU101が実行する全体動作フローチャートである。
【0042】
システムの電源がオンされると、CPU101はワークRAM108の内容等を初期化し、また、必要に応じて音源処理回路105等の各部の初期設定を行い(ステップ1501)、その後、初期顔画面作成処理を実行する(ステップ1502)。この初期顔画面作成処理により、予め定められた似顔絵が基本システム画面に表示されることになる(図33参照)。以降、この似顔絵が表示される基本システム画面を初期画面と呼ぶことにする。
【0043】
初期顔画面作成処理が終了すると、ユーザが図2のコントロールパッド112の上下左右スイッチ203〜206に対する操作に応じた内容でカーソルSW処理を実行する(ステップ1503)。このカーソルSW処理が終了すると、SELスイッチ201に対する操作に応じたSELSW処理を実行する(ステップ1504)。
【0044】
上記ステップ1504のSELSW処理に続くステップ1505では、ENTERスイッチ202に対する操作に応じたENTERSW処理を実行する。このENTERSW処理が終了した後、ステップ1503の処理に戻る。
【0045】
上記ステップ1503〜1505の処理の繰り返しにより、ユーザが図2のコントロールパッド112上の各種スイッチに対する操作に応じてテレビ111に表示される内容が変化することになる。以降、上記ステップ1502〜1505の各処理について詳細に説明する。
初期顔画面作成処理の動作フロー
図16は、上記ステップ1502の初期顔画面作成処理の動作フローチャートである。
【0046】
初期顔画面作成処理では、先ず、図11においてAD1〜AD1+8で示すワークRAM108の各エリアに初期パーツ番号(NO.)をストアする(ステップ1601)。この初期パーツ番号は、目、鼻、前髪といった似顔絵を構成する各部を指定する番号である。図6〜図8に示すように各パーツ画像を格納しているプログラム/データROM107からこの番号に対応する画像データが読み出される。
【0047】
上記ステップ1601の処理に続くステップ1602の処理では、初期画面に表示するパーツ種の選択アイコンを指示するアイコン番号(NO.)を、図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアに各々ストアする。
【0048】
上記パーツ種の選択アイコンは、背景、後ろ髪、りんかく、首、鼻、目、及び口のなかからパーツ種を選択するためのアイコンである。この選択アイコンでパーツ種を選択すると、後述するように、そのパーツ種のなかから似顔絵に用いるパーツを選択することになる。これらの選択アイコンの画像データは、図8に示すように、プログラム/データROM107に格納されている。ステップ1602でストアされる番号は、例えば、図8において、「(00)」といったように括弧を用いて表した番号である。
【0049】
ステップ1602に続くステップ1603では、初期画面としてBG−M面(システム画面)を構成するコマンドアイコン(戻るアイコン)といった常に表示させておくような画像データを、プログラム/データROM107から読み出して図9のSRAM103のBG−B面用エリアに転送する。このとき、設定によっては、ユーザに行うべき操作内容等を通知する説明ふきだしを表示させる画像データも合わせて転送される。
【0050】
上記ステップ1603の処理が終了すると、続くステップ1604では、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアにストアされているアイコン番号(NO.)に対応するアイコン画像を、SRAM103のBG−B面用エリア(図9参照)に転送する処理を実行する。このステップ1604の処理に続くステップ1605の処理では、図11においてAD1で示すエリアにストアされた番号に対応する背景画像を、SRAM103のBG−A面用のエリアに転送する処理を実行する。
【0051】
図34は、上記ステップ1603、1604の処理によってSRAM103に転送された画像データで表示されるBG−B面のレイアウト図の一例である。また、図35は、上記ステップ1605の処理によってSRAM103に転送された画像データで表示されるBG−A面のレイアウト図の一例である。これらステップ1603、1604、及び1605の処理動作は、CPU101が、プログラム/データROM107から読み出した画像データを、VDP102のCPUインターフェイス部301、アドレスバス315、データバス316、SRAMインターフェイス部302を介してSRAM103に転送することで実現される。
【0052】
上記ステップ1605の処理に続くステップ1606では、図11においてAD1+7で示すエリアにストアされた番号に対応するパーツ画像(前髪)を、DP−RAM104のBM−A面用エリアに転送する処理を実行する。この処理に続くステップ1607では、図11においてAD1+1〜AD1+3で示すエリアにストアされた番号に対応するパーツ画像(後ろ髪、りんかく、首)を、DP−RAM104のBM−B面用エリア(図10参照)に転送する。
【0053】
図36は、上記ステップ1606の処理によってDP−RAM104に転送された画像データで表示されるBM−A面のレイアウト図の一例である。図37は、上記ステップ1607の処理によってDP−RAM104に転送された画像データで表示されるBM−B面のレイアウト図の一例である。これらステップ1606、1607の処理動作は、CPU101が、プログラム/データROM107から読み出した画像データを、VDP102のCPUインターフェイス部301、アドレスバス315、データバス316、DP−RAMインターフェイス部303を介してDP−RAM104に転送することで実現される。
【0054】
上記ステップ1607に続くステップ1608では、図11においてAD1+4〜AD1+6で示す各エリアにストアされた番号に対応するパーツ画像(鼻、目、口)を、SRAM103のOBJ−A面用エリア(図9参照)に転送するとともに、該転送した各パーツ画像の表示位置を指定する制御データ(座標データ)をVDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。これに続くステップ1609では、図11においてAD1+8で示すエリアにストアされた番号に対応するパーツ画像(まゆ)を、SRAM103のOBJ−B面用エリア(図9参照)に転送するとともに、該転送した各パーツ画像の表示位置を指定する制御データ(座標データ)をVDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。
【0055】
図38は、上記ステップ1608の処理によってSRAM103に転送された画像データ、及びVDP102に転送された制御データで表示されるOBJ−A面のレイアウト図の一例である。図39は、上記ステップ1609の処理によってSRAM103に転送された画像データ、及びVDP102に転送された制御データで表示されるOBJ−B面のレイアウト図の一例である。これらステップ1608、1609の処理において、制御データをオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する動作は、CPU101が、プログラム/データROM107から読み出した制御データを、VDP102のCPUインターフェイス部301、アドレスバス315、データバス316を介してオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送することで実現される。
【0056】
上記ステップ1609の処理が終了すると、ステップ1610で画像データ等の転送が終了したか否かの判定を行い、転送終了と判定し次第、一連の処理を終了する。
【0057】
このようにして、SRAM103、DP−RAM104に画像データを転送し、VDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に制御データを転送し、更に図13に示す表示制御レジスタの各表示面のビットに1をセットすることで、図33の基本システム画面(初期画面)が表示されることになる。
カーソルSW処理の動作フロー
図17〜図19は、図15のステップ1503のカーソルSW処理の動作フローチャートである。
【0058】
カーソルSW処理では、先ず、図2に示すコントロールパッド112上の上下左右のカーソルスイッチ203〜206の何れかが新たにON(操作)されたか否か判定する(ステップ1701)。カーソルスイッチ203〜206が新たにONされていない場合、その判定はNOとなり、ここで一連の処理が終了し、反対にそれらのなかで新たにONされたスイッチがあった場合、その判定はYESとなり、ステップ1702の処理に移行する。
【0059】
ステップ1702では、現在のモードがふきだしに入るせりふを入力する文字入力モードか、或いは似顔絵等の作成が行える基本入力モードであるかを表すモード番号(変数MODE)の値が0か否か、即ち現在基本入力モードが設定されているか否か判定する。モード番号の値が0でない場合、その判定はNOとなり、図19のステップ1731の処理に移行し、反対にそれの値が0の場合、その判定はYESとなってステップ1703の処理に移行する。
【0060】
ステップ1703では、変数SFの値が1か否か判定する。この変数SFは、図2のSELスイッチ201の操作に応じて、1と0とで交互にその値が反転される変数であり、その値が1のときにはコマンドアイコン、その値が0のときには選択アイコンの機能が有効となる(図34等参照)。ステップ1703において、変数SFの値が1ではないと判定すると、図18のステップ1705の処理に移行し、反対にその値が1と判定すると、ステップ1704でコマンドアイコンを強調表示した後、一連の処理を終了する。
【0061】
図18のステップ1705では、上スイッチ203がONしたか否か判定する。上スイッチ203がONされていないと判定すると、ステップ1710の処理に移行し、反対にそれがONしたと判定すると、ステップ1706の処理に移行する。
【0062】
ステップ1706では、変数KFの値が1か否か判定する。上述したように、似顔絵のパーツ種は全部で10あり、1画面で表示させる選択アイコン数は最大で7つとしている。このため、本実施例では、パーツ種の選択アイコンは2画面に分けて表示しており、何れかの画面であるかは変数KF、何れの選択アイコンが現在選択されているかは変数Nで判定するようにしている。
【0063】
ステップ1706において、変数KFの値が1ではないと判定すると、ステップ1710の処理に移行し、反対にその値が1と判定すると、ステップ1707の処理に移行する。ステップ1707では、変数KF、及び変数Nに各々0を代入する。
【0064】
ステップ1707に続くステップ1708では、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアに、プログラム/データROM107の図8において(00)〜(60)で示すパーツ種(背景、後ろ髪、りんかく、首、鼻、目、口)の選択アイコンを指定するアイコン番号(NO.)をストアする。続くステップ1709では、アイコンといったシステム画面の画像データの転送を行うか否かを指示する変数ICFに転送を指示する1を代入し、その後、ステップ1710の処理に移行する。
【0065】
ステップ1710では、下スイッチ204がONしたか否か判定する。下スイッチ204がONされていないと判定すると、ステップ1715の処理に移行し、反対にそれがONしたと判定すると、ステップ1711の処理に移行する。
【0066】
ステップ1711では、変数KFの値が0か否か判定する。変数KFの値が0ではないと判定すると、ステップ1715の処理に移行し、反対にその値が0と判定すると、ステップ1712の処理に移行する。ステップ1712では、変数KFに1、変数Nに7を各々代入する。
【0067】
ステップ1712に続くステップ1713では、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+2で示す各エリアに、プログラム/データROM107の図8において(70)〜(90)で示すパーツ種(前髪、まゆ、せりふ枠)の選択アイコンを指定する番号(NO.)を各々ストアするとともに、AD2+3〜AD2+6に示す各エリアにはNUL値をストアする。続くステップ1714では、変数ICFにアイコンの表示を指示する1を代入し、その後、ステップ1715の処理に移行する。
【0068】
このように、上スイッチ203、下スイッチ204の操作に応じて、選択アイコンが表示される2つの画面が切り換わることになる。図40、及び図41は、これらの画面のレイアウト図である。なお、これらの画面が表示されているときに図2に示すSELスイッチ201をONすると、変数SFに1が代入され、コマンドアイコンが強調表示されることになる。
【0069】
ステップ1715では、左スイッチ205がONされたか否か判定する。ステップ1716では、変数Nの値が0でないか否か判定し、ステップ1717では、変数Nの値が7でないか否か判定する。左スイッチ205がONされたと判定し、更に変数Nの値が0、又は7ではないと判定した場合、ステップ1718で変数Nの値をデクリメントした後、ステップ1719の処理に移行する。上記した以外の場合、即ち変数Nの値が0、又は7であった場合、ステップ1718の処理を実行することなく、ステップ1719の処理に移行する。
【0070】
ステップ1719では、右スイッチ206がONされたか否か判定する。ステップ1720では、変数Nの値が6でないか否か判定し、ステップ1721では、変数Nの値が9でないか否か判定する。右スイッチ206がONされたと判定し、更に変数Nの値が6、又は9ではないと判定した場合、ステップ1722で変数Nの値をインクリメントした後、ステップ1723の処理に移行する。上記した以外の場合、即ち変数Nの値が6、又は9であった場合、ステップ1722の処理を実行することなく、ステップ1723の処理に移行する。
【0071】
ステップ1723では、変数Nの値は6以下か否か判定する。変数Nの値は6以下と判定すると、次にステップ1724において、変数Nに1を加算した値の選択アイコンを強調表示し、その後、一連の処理を終了する。このステップ1723において、変数Nの値は6よりも大きいと判定すると、ステップ1725の処理に移行する。
【0072】
ステップ1725では、変数Nの値が7か否か判定する。変数Nの値が7と判定すると、ステップ1726で画面の左端に表示されている選択アイコンを強調表示した後、ステップ1727の処理に移行し、変数Nの値が7ではないと判定すると、次にステップ1727の処理を実行する。
【0073】
ステップ1727では、変数Nの値が8か否か判定する。変数Nの値が8と判定すると、ステップ1728で画面の左から2番目の位置に表示されている選択アイコンを強調表示した後、ステップ1729の処理に移行し、変数Nの値が8ではないと判定すると、次にステップ1729の処理を実行する。
【0074】
ステップ1729では、変数Nの値が9か否か判定する。変数Nの値が9と判定すると、ステップ1730で画面の左から3番目の位置に表示されている選択アイコンを強調表示した後、一連の処理を終了し、変数Nの値が9ではないと判定すると、ここで一連の処理を終了する。
【0075】
図19のステップ1731〜1743の処理は、図17のステップ1702において、モード番号(変数MODEの値)が0でないと判定、即ち文字入力モードが設定されていると判定した場合に実行される。これらの一連の処理により、上下左右のカーソルスイッ203〜206の操作に応じて文字入力画面上の文字表示部分(図43等参照)内をカーソルが移動する。文字表示部分内の文字は、XYの座標データでその表示位置が制御されており、文字表示部分は座標データXYの値がともに0〜10で示される間の領域である。なお、文字入力モード、基本入力モードは、後述するように、似顔絵の作成の進行に応じて設定されるようになっている。
【0076】
ステップ1731では、上スイッチ203がONされたか否か判定する。上スイッチ203がONされたと判定すると、次にステップ1732において、文字表示部のカーソル表示位置(ユーザが指定した文字)を表す座標データ(X,Y)のうちYの値が0ではないか否か判定する。Yの値が0でないと判定すると、ステップ1733でYの値をデクリメントした後、ステップ1734の処理に移行する。ステップ1731において、上スイッチ203がONされていないと判定した場合や、ステップ1732において、座標データYの値が0と判定した場合、ステップ1734の処理に移行する。
【0077】
ステップ1734では、下スイッチ204がONされたか否か判定する。下スイッチ204がONされたと判定すると、次にステップ1735において、文字表示部の指定された文字の表示位置を表す座標データ(X,Y)のうちYの値が10ではないか否か判定する。Yの値が10でないと判定すると、ステップ1736でYの値をインクリメントした後、ステップ1737の処理に移行する。ステップ1734において、下スイッチ204がONされていないと判定した場合や、ステップ1735において、座標データYの値が10と判定した場合、ステップ1737の処理に移行する。
【0078】
ステップ1737では、左スイッチ205がONされたか否か判定する。左スイッチ205がONされたと判定すると、次にステップ1738において、文字表示部の指定された文字の表示位置を表す座標データ(X,Y)のうちXの値が0ではないか否か判定する。Xの値が0でないと判定すると、ステップ1739でXの値をデクリメントした後、ステップ1740の処理に移行する。ステップ1737において、左スイッチ205がONされていないと判定した場合や、ステップ1738において、座標データXの値が0と判定した場合、ステップ1740の処理に移行する。
【0079】
ステップ1740では、右スイッチ206がONされたか否か判定する。右スイッチ206がONされたと判定すると、次にステップ1741において、文字表示部の指定された文字の表示位置を表す座標データ(X,Y)のうちXの値が10ではないか否か判定する。Xの値が10でないと判定すると、ステップ1742でXの値をインクリメントした後、ステップ1743の処理に移行する。ステップ1740において、左スイッチ205がONされていないと判定した場合や、ステップ1741において、座標データXの値が10と判定した場合、ステップ1743の処理に移行する。
【0080】
ステップ1743では、上述したステップ1731〜1742の処理が実行された後の座標データXYに従って文字表示部分内の文字を強調表示する。この強調表示が終了すると、一連の処理が終了する。このように、カーソルスイッチ203〜206に対する操作によって指定されている文字表示部分内の文字が強調表示され、図2のENTERスイッチ202をONすることで、強調表示されている文字がせりふとして入力される。
SELSW処理の動作フロー
このSELSW処理は、図2に示すコントロールパッド112上に設けられたSELスイッチ201の操作に応じた内容で行われる処理である。図20は、その一連の処理を示す動作フローチャートである。
【0081】
先ず、ステップ2001では、SELスイッチ201がONされたか否か判定する。SELスイッチ201がONされたと判定すると、次にステップ2002の処理を実行し、反対にSELスイッチ201がONされていないと判定すると、ここで一連の処理が終了する。
【0082】
ステップ2002では、モード番号(変数MODEの値)が0か否か、即ち文字入力モードが設定されているか否か判定する。モード番号(変数MODEの値)が0、即ち基本入力モード(似顔絵作成モード)が設定されていると判定すると、次にステップ2003の処理を実行し、反対にモード番号(変数MODEの値)が0でないと判定すると、ここで一連の処理が終了する。
【0083】
ステップ2003では、その値が1であれば0に、或いはその値が0であれば1に変数SFの値を反転させる。その後、ステップ2004において、該変数SFの値が0か否か判定する。
【0084】
ステップ2004で変数SFの値が0と判定すると、続くステップ2005で変数Nに0を代入する。これに続くステップ2006では、該変数Nの値に対応する選択アイコンを強調表示し、その後、一連の処理を終了する。
【0085】
ステップ2006の処理が実行された場合、その後、画面の左端に表示されている選択アイコンが強調表示されることになる。
一方、ステップ2004において、変数SFの値が0ではないと判定すると、続くステップ2007において、コマンドアイコンを強調表示させた後、一連の処理を終了する。
ENTERSW処理の動作フロー
図21〜図25は、図15に示すステップ1505のENTERSW処理の動作フローチャートである。このENTERSW処理は、図2に示すコントロールパッド112に設けられたENTERスイッチ202に対する操作に応じた内容で行われる。
【0086】
先ず、ステップ2101では、図2のENTERスイッチ202がONされたか否か判定する。ENTERスイッチ202がONされていないと判定すると、ここで一連の処理が終了し、反対にENTERスイッチ202がONされたと判定すると、ステップ2102の処理に移行する。
【0087】
ステップ2102では、モード番号(変数MODEの値)が0か否か、即ち基本入力モード(似顔絵作成モード)が設定されているか否か判定する。モード番号(変数MODEの値)が0と判定すると、ステップ2103の処理に移行し、反対にモード番号(変数MODEの値)が0ではないと判定すると、図24のステップ2128の処理に移行する。
【0088】
ステップ2103では、変数SFの値が1か否か、即ち選択アイコンの機能を有効としているか否か判定する。変数SFの値が1と判定すると、ステップ2104の処理に移行し、反対に変数SFの値が1ではないと判定すると、図22のステップ2106の処理に移行する。
【0089】
ステップ2104では、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアに、プログラム/データROM107の図8において(00)〜(60)で示す選択アイコンの番号を夫々ストアする。その後、ステップ2105で変数ICFに1、変数Mに0を各々代入し、一連の処理を終了する。この変数Mは、基本入力モード(似顔絵作成モード)における似顔絵の作成の進行を制御するために、階層番号の値が代入される変数である。
【0090】
上記ステップ2105の処理が実行された後、基本システム画面にはパーツ種の選択アイコンが表示される。即ちコマンドアイコンが強調表示されているときにENTERスイッチ202をONすると、基本システム画面にはパーツ種の選択アイコンが表示される。
【0091】
図22のステップ2106では、上記変数Mの値が0か否か判定する。変数Mの値が0と判定すると、プログラム/データROM107の図6、又は図7において(N(変数Nの値),1)〜(N,7)で示すアイコン番号(NO.)を、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアにストアする(ステップ2107)。その後、ステップ2108で変数ICFに1を代入し、続くステップ2109で変数N1に変数Nの値を代入し、更にステップ2110において、変数Mの値をインクリメントし、また、変数C及びDに0を各々代入した後、一連の処理を終了する。
【0092】
選択アイコンの何れかが強調表示されている場合(図40、図41参照)にENTERスイッチ202をONすると、変数Mの値が0となり、該強調表示の選択アイコンのパーツ種に用意されているパーツを選択するためのアイコンを表示した後、変数M(階層番号)がインクリメントされる。これにより、似顔絵の作成が進行することになる。また、変数N1に変数Nの値を代入させることで、ユーザが指定したパーツ種を表す番号が変数N1に保持される。また、上記変数C及びDは、文字入力モードにおいて、せりふとして入力された文字数のカウント等に用いられる変数である。なお、文字入力モードは、後述するように、せりふ枠が選択された後、自動的に設定されるモードである。
【0093】
ステップ2106において、変数Mの値が0ではないと判定すると、続くステップ2111では、変数Mの値は1か否か判定する。変数Mの値が1と判定すると、次にステップ2112において、変数N1の値が9ではないか否か、即ち選択アイコンで指定されたパーツ種がせりふ枠でないか否か判定する。ステップ2112で変数N1の値が9でないと判定すると、続くステップ2113では、ワークRAM108の図11においてAD1+N1(変数N1の値)で示すエリアに、プログラム/データROM107の図7、又は図8において(N1,N)で示すパーツ番号(NO.)をストアする。これにより、変数N1の値に対応するパーツ種に使用されるパーツが確定する。
【0094】
ステップ2113の処理が終了すると、次にステップ2114で変数N1の値が0か否か、即ちパーツ種として背景が選択されたか否か判定する。変数N1の値が0と判定すると、ステップ2115で変数BGFに1を代入した後、ステップ2116の処理に移行し、反対に変数N1の値が0ではないと判定すると、そのままステップ2116の処理に移行する。上記変数BGFは、BG−B面、及びBG−A面の画像データの転送を行うか否かを指示するフラグであり、その値が1となっている場合、プログラム/データROM107からSRAM103への対応する画像データの転送が行われることになる。
【0095】
ステップ2116では、変数N1の値が1〜3、又は7であるか否か判定する。変数N1の値がこれらの数値であると判定すると、ステップ2117で変数BMFに1を代入した後、ステップ2118の処理に移行し、反対に変数N1の値がこれらの数値でないと判定すると、そのままステップ2118の処理に移行する。上記変数BMFは、変数BGFと同様に、BM−A面、及びBM−B面の画像データの転送を行うか否かを指示するフラグであり、その値が1となっている場合、プログラム/データROM107からDP−RAM104に対応する画像データが転送されることになる。
【0096】
ステップ2118では、変数N1の値が4〜6、又は8であるか否か判定する。変数N1の値がこれらの数値であると判定すると、ステップ2119で変数OBFに1を代入した後、一連の処理を終了し、反対に変数N1の値がこれらの数値でないと判定すると、ここで一連の処理を終了する。上記変数OBFは、変数BGF等と同様に、OBJ−A面、及びOBJ−B面の画像データの転送を行うか否かを指示するフラグであり、その値が1となっている場合、プログラム/データROM107からSRAM103に対応する画像データが転送される。
【0097】
一方、ステップ2112で変数N1の値が9と判定すると、続く図23のステップ2120において、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアに、プログラム/データROM107の図8において(91)〜(97)で示すアイコン番号(NO.)を夫々ストアする。その後、ステップ2121で変数ICFに1を代入し、更にステップ2122で変数Mの値をインクリメントした後、一連の処理を終了する。ステップ2122でインクリメントした後の変数Mの値は2であり、このENTERSW処理が終了した後、図42に示す画面が表示されることになる。
【0098】
ステップ2111で変数Mの値が1ではないと判定すると、次に図23のステップ2123において、変数Mの値が2か否か判定する。変数Mの値が2ではないと判定すると、ここで一連の処理を終了し、反対に変数Mの値が2と判定すると、ステップ2124の処理に移行する。
【0099】
ステップ2124では、ワークRAM108の図11においてAD4で示すエリアに変数Nの値をストアする。その後、ステップ2125でモード番号(変数MODEの値)を1にし、ステップ2126で表示画面をクリアし、更にステップ2127で変数BGFに1を代入した後、一連の処理が終了する。モード番号(変数MODEの値)を1とすることで、表示画面は図42から図43に切り換わり、文字入力画面が新たに表示される。
【0100】
図21のステップ2102において、モード番号(変数モードの値)が0ではないと判定、即ち文字入力モードが設定されていると判定すると、次に図24のステップ2128の処理に移行する。
【0101】
ステップ2128では、上下左右のカーソルスイッチ203〜206の操作に応じてカーソルSW処理で変更される座標データ(X,Y)から、現在強調表示されている文字が「終り」(図43参照)であるか否か判定する。「終り」が強調表示されていると判定すると、即ち文字入力の終了をユーザが指示したと判定すると、ステップ2129の処理に移行する。
【0102】
ステップ2129では、変数Cの値とワークRAM108のAD4のエリアにストアされているせりふ枠の種類を示す番号(NO.)に基づいて、ワークRAM108のAD1+9で示すエリアに実際に表示させるせりふ枠の番号(NO.)をストアする。
【0103】
図46(a)〜(b)は、3種類のせりふ枠内に各々同一のせりふを表示された例であり、せりふ枠毎に文字の表示位置(即ち、表示可能な文字数)が予め定められている。この一方、本実施例では、特に形状は図示しないが、図7において(J−N−1)〜(J−N−4)で示すように、せりふ枠の種類毎に大きさ(表示できる文字数)が異なる4つの画像データがプログラム/データROM107に格納されている。上記ステップ2129の処理で、変数Cの文字数に応じてそのNの値に対応する4つの種類から表示させるせりふ枠が決定される。
【0104】
上記ステップ2129の処理が終了すると、ステップ2130でモード番号(変数MODEの値)、及び変数Mの値を各々0とし、ステップ2131で表示をクリアし、更に作成した似顔絵を画面に表示させるステップ2132のふきだし付顔画像転送処理を実行した後、一連の処理を終了する。上記ふきだし付顔画像転送処理により、例えば図47に示す画像が表示されることになる。
【0105】
ステップ2128において、「終り」が入力されていないと判定すると、図25のステップ2133の処理に移行する。このステップ2133では、変数Cの値が12か否か、即ちせりふとして入力できる最大文字数である12文字が入力されたか否か判定する(変数Cは0に初期設定するので、12文字入力した後の値は12となる)。変数Cの値が12と判定すると、ここで一連の処理を終了し、反対に変数Cの値が12未満と判定すると、ステップ2134の処理に移行する。
【0106】
ステップ2134では、文字表示部分の座標データ(X,Y)から指定された文字を判別し、該判別した文字のコードをワークRAM108の図8においてAD1+10+C(変数Cの値)で示すエリアにストアする。この処理が終了すると、ステップ2135において、該文字コードをワークRAM108の図8においてAD3+10+D(変数Dの値)で示すエリアにストアする。その後、ステップ2136で変数ICFに1を代入し、更にステップ2137で変数C及びDの値をインクリメントした後、一連の処理を終了する。
ふきだし付顔画像転送処理の動作フロー
図26〜図28は、図24のステップ2132のふきだし付顔画像転送処理の動作フローチャートである。この一連の処理では、似顔絵を表示させるために必要となるデータを各部に転送するための処理が行われる。実際のデータの転送は、図14の垂直方向のブランク期間に実行されるインタラプト処理が行うが、このインタラプト処理については後述する。
【0107】
先ず、ステップ2601では、ワークRAM108の図11においてAD2〜AD2+6で示す各エリアに、プログラム/データROM107の図8において(00)〜(60)で示すパーツ種選択アイコンの番号(NO.)をストアする。これら番号のストアが終了すると、ステップ2602において、コマンドアイコンといったシステム画面の表示用画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のBG−B面用エリア(図9参照)に転送する処理を行う。
【0108】
ステップ2602に続くステップ2603では、ワークRAM108のAD2〜AD2+6の各エリア(図11参照)にストアされたアイコン番号(NO.)に対応するパーツ種選択アイコンの画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のBG−B面用エリア(図9参照)に転送する処理を更に行う。この処理が終了すると、続くステップ2604では、ワークRAM108のAD1のエリア(図11参照)にストアされた番号(NO.)に対応する背景の画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のBG−A面用エリア(図9参照)に転送する処理を行う。
【0109】
ステップ2604の処理が終了すると、続くステップ2605では、DP−RAM104のBM−A面用エリア(図10参照)に、ワークRAM108のAD1+7のエリアにストアされている番号(NO.)に対応する前髪のパーツ画像データを転送する。このステップ2605の動作は、CPU101が、VDP102を介してDP−RAM104のBM−A面用エリアに、プログラム/データROM107から読み出した前髪の画像データを転送することで実現される。この処理が終了すると、図27のステップ2606の処理に移行する。
【0110】
ステップ2606では、DP−RAM104のBM−B面用エリア(図10参照)に、ワークRAM108のAD1+1〜AD1+3の各エリアにストアされている番号(NO.)に対応する後ろ髪、りんかく、首の各パーツ画像データを転送する。このステップ2606の動作は、CPU101が、VDP102を介してDP−RAM104のBM−B面用エリアに、プログラム/データROM107から読み出した後ろ髪、りんかく、首の各画像データを転送することで実現される。
【0111】
上記ステップ2606の処理が終了すると、次のステップ2607では、SRAM103のOBJ−A面用エリア(図9参照)に、ワークRAM108のAD1+4〜AD1+6の各エリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する鼻、目、口の各パーツ画像データを転送するとともに、これらパーツの表示位置を指定する制御データをVDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。この制御データの転送は、CPU101が、プログラム/データROM107から読み出した制御データをVDP102に転送することで実現される。
【0112】
ステップ2607に続いて実行するステップ2608では、SRAM103のOBJ−B面用エリア(図9参照)に、ワークRAM108のAD1+8のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応するまゆの画像データを転送するとともに、このパーツの表示位置を指定する制御データをVDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。
【0113】
ステップ2608に続いて実行するステップ2609では、SRAM103のOBJ−B面用エリア(図9参照)に、ワークRAM108のAD1+9のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応するせりふ枠の画像データを転送するとともに、このパーツの表示位置を指定する制御データをVDP102内のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。
【0114】
ステップ2609に続いて実行する図28のステップ2610では、変数Eに0を代入する。この変数Eは、せりふとして入力された文字数だけ文字コードデータをSRAM103に転送するために用いられる変数である。
【0115】
ステップ2610に続くステップ2611では、ワークRAM108のAD1+10+E(変数Eの値)のエリア(図11参照)にストアされている文字の番号(NO.)に対応する画像データを、SRAM103のOBJ−B面用エリアに転送する。その後、ステップ2612の処理に移行する。
【0116】
ステップ2612では、ワークRAM108のAD1+9のエリアにストアされたせりふ枠番号(NO.)と変数Eの値に基づいて、プログラム/データROM107に格納されている文字座標変換テーブルから文字座標を表すデータを読み出し、該読み出したデータを制御データとしてVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送する。
【0117】
図45は、プログラム/データROM107に格納されている文字座標変換テーブルを示す図である。この変換テーブルにおいて、せりふ枠NO.1〜3は、図46(a)〜(c)に示す3種類のせりふ枠に各々対応する。
【0118】
この変換テーブルは、文字座標を表すデータを、せりふ枠の表示位置を基にした相対的なXYの座標データとして備えている。オブジェクトジェネレータ部304は、オブジェクトアトリビュートメモリ部307に格納された座標データ(制御データ)から計算したタイミングでSRAM103内の対応する文字の画像データを読み出す。これにより、図46(a)〜(c)において左側のせりふ枠には、その右側のせりふ枠で示すように文字が配置されて表示される。
【0119】
このように、文字座標変換テーブルからせりふ枠内に表示させる文字の表示位置を自動的に決定することから、文字の表示位置を指定する手間が省かれる。このため、ユーザのふきだしの作成に要する操作が容易、且つ簡易化される。
【0120】
上記ステップ2612の処理が終了すると、次にステップ2613で変数Eの値をインクリメントする。その後、ステップ2614で変数Eの値が変数Cの値よりも大きいか否か判定する。変数Eの値が変数Cの値以下と判定すると、文字の画像データの転送が完了していないとしてステップ2611の処理に戻り、反対に変数Eの値が変数Cの値よりも大きいと判定すると、文字の画像データの転送が完了したとして、一連の処理を終了する。
インタラプト処理の動作フロー
ここでは、画像データ等の転送を実行するVブランクインタラプト処理について、図29〜図32に示すその動作フローチャートを参照しながら詳細に説明する。このVブランクインタラプト処理は、画面の表示に不具合が発生しないように、画面表示における垂直ブランク期間(図14参照)に実行される。
【0121】
先ず、ステップ2901では、モード番号(変数MODEの値)が1か否か、即ち文字入力モードが設定されているか否か判定する。文字入力モードが設定されていると判定した場合、ステップ2902〜2909の処理が実行され、反対に文字入力モードが設定されていない、即ち基本入力モード(似顔絵作成モード)が設定されていると判定した場合、図30のステップ2910〜図32のステップ2951の処理が実行される。
【0122】
ステップ2902では、変数BGFの値が1か否か判定する。変数BGFの値が1ではないと判定すると、ステップ2906の処理に移行し、反対に変数BGFの値が1と判定すると、SRAM103のBG−A面、及びBG−B面用エリアにストアさせる画像データの転送が完了していないとして、ステップ2903の処理に移行する。
【0123】
ステップ2903では、プログラム/データROM107内の文字入力画面(図43参照)用の画像データを、SRAM103内のBG−A面用エリア、BG−B面用エリア(図9参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2904において、画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2905で変数BGFに0を代入した後、ステップ2906の処理を実行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、次にステップ2906の処理を実行する。
【0124】
画像データの転送が終了していない場合、次に実行するVブランクインタラプト処理では、転送が未完となっている画像データの転送が行われる。即ち、Vブランクインタラプト処理の繰り返しにより、SRAM103、DP−RAM104、VDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307へのデータの転送が逐次行われる。上記ステップ2902〜2905の処理はBG−A面、BG−B面の画像データの転送に係わる部分であり、これら表示面の画像データの転送は、変数BGFに0が代入されるまで繰り返し行われる。これは、他の表示面の画像データ等においても同様である。
【0125】
ステップ2906では、変数ICFの値が1か否か判定する。変数ICFの値が1ではないと判定すると、ここで一連の処理を終了し、反対に変数ICFの値が1と判定すると、ユーザが入力した文字を表示させるコードデータの転送が完了していないとして、ステップ2907の処理に移行する。
【0126】
ステップ2907では、BG−B面において入力済の文字が表示される文字入力エリア内に表示させる文字のコードデータを、SRAM103のBG−B面用エリア(図9参照)内の個々の文字に対応させて設けたエリアセル(図示せず)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2908において、コードデータの転送が終了したか否か判定する。コードデータの転送が終了したと判定すると、ステップ2909で変数ICFに0を代入した後、一連の処理を終了し、反対にコードデータの転送が終了していないと判定すると、このまま一連の処理を終了する。
【0127】
ステップ2901でモード番号(変数MODEの値)が1ではないと判定すると、上述したように、図30のステップ2910〜図32のステップ2951の処理が行われる。
【0128】
ステップ2910では、変数ICFの値が1か否か判定する。変数ICFの値が1ではないと判定すると、ステップ2914の処理に移行し、反対に変数ICFの値が1と判定すると、コード種選択アイコンの画像データの転送が完了していないとして、ステップ2911の処理に移行する。
【0129】
ステップ2911では、ワークRAM108のAD2〜AD2+6の各エリア(図11参照)にストアされているアイコン番号(NO.)に対応する画像データを、SRAM103のBG−B面用エリア(図9参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2912において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2913で変数ICFに0を代入した後、ステップ2914の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2914の処理に移行する。なお、上記ステップ2911の処理動作は、CPU101が、プログラム/データROM107の該当する画像データを、図3のCPUインターフェイス部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインターフェイス部302を介してSRAM103に転送することで実現される。
【0130】
ステップ2913で変数ICFに0が代入されるまで、Vブランクインタラプト処理が繰り返される度に、SRAM103のBG−B面用エリアに選択アイコンの画像データの転送が逐次行われることになる。
【0131】
ステップ2914では、変数BGFの値が1か否か判定する。変数BGFの値が1ではないと判定すると、図31のステップ2918の処理に移行し、反対に変数BGFの値が1と判定すると、背景の画像データの転送が完了していないとして、ステップ2915の処理に移行する。
【0132】
ステップ2915では、ワークRAM108のAD1のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する背景の画像データを、SRAM103内のBG−A面用エリア(図9参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2916において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2917で変数BGFに0を代入した後、図31のステップ2918の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2918の処理に移行する。なお、上記ステップ2915の処理動作は、CPU101が、プログラム/データROM107の該当する画像データをSRAM103に、図3のCPUインターフェイス部301、アドレスバス315、データバス316、及びSRAMインターフェイス部302を介して転送することで実現される。
【0133】
Vブランクインタラプト処理の繰り返しにより、SRAM103のBG−A面用エリアに選択アイコンの画像データの転送が、ステップ2917で変数BGFに0が代入されるまで逐次行われることになる。
【0134】
図31のステップ2918〜2934の処理は、変数BMFの値に応じて行われる一連の処理である。この変数BMFの値が1のとき、DP−RAM104に転送するパーツ種に応じてその画像データのDP−RAM104への転送が行われる。
【0135】
先ず、ステップ2918では、変数BMFの値が1か否か、即ち後ろ髪、りんかく、首、前髪といったビットマップの画像データの転送を行うか否か判定する。変数BMFの値が1ではないと判定すると、図32のステップ2935の処理に移行し、反対に変数BMFの値が1と判定すると、ステップ2919において、上述したように画像データを転送するパーツ種を表す値が代入されている変数N1の値が7か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は前髪か否か判定する。変数N1の値が7ではないと判定すると、ステップ2923の処理に移行し、反対にその値が7と判定すると、ステップ2920の処理に移行する。
【0136】
ステップ2920では、ワークRAM108のAD1+7のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する前髪の画像データを、プログラム/データROM107からDP−RAM104のBM−A面用エリア(図10参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2921において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2922で変数BMFに0を代入した後、ステップ2923の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2923の処理に移行する。
【0137】
ステップ2922で変数BMFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された前髪の画像データが逐次DP−RAM104のBM−A面用エリアに転送され、そこにストアされる。
【0138】
ステップ2923では、変数N1の値が1か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は後ろ髪か否か判定する。変数N1の値が1ではないと判定すると、ステップ2927の処理に移行し、反対にその値が1と判定すると、ステップ2924の処理に移行する。
【0139】
ステップ2924では、ワークRAM108のAD1+1のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する後ろ髪の画像データを、プログラム/データROM107からDP−RAM104のBM−B面用エリア(図10参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2925において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2926で変数BMFに0を代入した後、ステップ2927の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2927の処理に移行する。
【0140】
ステップ2926で変数BMFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された後ろ髪の画像データが逐次DP−RAM104のBM−B面用エリアに転送され、そこにストアされる。
【0141】
ステップ2927では、変数N1の値が2か否か、即ち画像データを転送するパーツ種はりんかくか否か判定する。変数N1の値が2ではないと判定すると、ステップ2931の処理に移行し、反対にその値が2と判定すると、ステップ2928の処理に移行する。
【0142】
ステップ2928では、ワークRAM108のAD1+2のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応するりんかくの画像データを、プログラム/データROM107からDP−RAM104のBM−B面用エリア(図10参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2929において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2930で変数BMFに0を代入した後、ステップ2931の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2931の処理に移行する。
【0143】
ステップ2930で変数BMFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出されたりんかくの画像データが逐次DP−RAM104のBM−B面用エリアに転送され、そこにストアされる。
【0144】
ステップ2931では、変数N1の値が3か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は首か否か判定する。変数N1の値が3ではないと判定すると、図32のステップ2935の処理に移行し、反対にその値が3と判定すると、ステップ2932の処理に移行する。
【0145】
ステップ2932では、ワークRAM108のAD1+3のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する首の画像データを、プログラム/データROM107からDP−RAM104のBM−B面用エリア(図10参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2933において、その画像データの転送が終了したか否か判定する。画像データの転送が終了したと判定すると、ステップ2934で変数BMFに0を代入した後、図32のステップ2935の処理に移行し、反対に画像データの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2935の処理に移行する。
【0146】
ステップ2934で変数BMFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された首の画像データが逐次DP−RAM104のBM−B面用エリアに転送され、そこにストアされる。
【0147】
図32のステップ2935では、変数OBFの値が1か否か、即ち鼻、目、口、まゆといったオブジェクト(スプライト)に分類されているパーツ種の画像データの転送を行うか否か判定する。変数OBFの値が1ではないと判定すると、ここで一連の処理を終了し、反対に変数OBFの値が1と判定すると、ステップ2936の処理に移行する。ステップ2936〜2951では、オブジェクト(スプライト)の種類に応じた画像データの転送が行われる。
【0148】
先ず、ステップ2936では、変数N1の値が4か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は鼻か否か判定する。変数N1の値が4ではないと判定すると、ステップ2940の処理に移行し、反対にその値が4と判定すると、ステップ2937の処理に移行する。
【0149】
ステップ2937では、ワークRAM108のAD1+4のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する首の画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のOBJ−A面用エリア(図9参照)に転送し、また、その画像データの表示位置を指示する制御データをプログラム/データROM107からVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2938において、これらのデータの転送が終了したか否か判定する。データの転送が終了したと判定すると、ステップ2939で変数OBFに0を代入した後、ステップ2940の処理に移行し、反対にデータの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2940の処理に移行する。
【0150】
ステップ2939で変数OBFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された首の画像データ、或いは制御データが逐次SRAM103のOBJ−A面用エリア、或いはVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0151】
ステップ2940では、変数N1の値が5か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は目か否か判定する。変数N1の値が5ではないと判定すると、ステップ2944の処理に移行し、反対にその値が5と判定すると、ステップ2941の処理に移行する。
【0152】
ステップ2941では、ワークRAM108のAD1+5のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する目の画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のOBJ−A面用エリア(図9参照)に転送し、また、その画像データの表示位置を指示する制御データをプログラム/データROM107からVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2942において、これらのデータの転送が終了したか否か判定する。データの転送が終了したと判定すると、ステップ2943で変数OBFに0を代入した後、ステップ2944の処理に移行し、反対にデータの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2944の処理に移行する。
【0153】
ステップ2943で変数OBFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された目の画像データ、或いは制御データが逐次SRAM103のOBJ−A面用エリア、或いはVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0154】
ステップ2944では、変数N1の値が6か否か、即ち画像データを転送するパーツ種は口か否か判定する。変数N1の値が6ではないと判定すると、ステップ2948の処理に移行し、反対にその値が6と判定すると、ステップ2945の処理に移行する。
【0155】
ステップ2945では、ワークRAM108のAD1+6のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応する口の画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のOBJ−A面用エリア(図9参照)に転送し、また、その画像データの表示位置を指示する制御データをプログラム/データROM107からVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2946において、これらのデータの転送が終了したか否か判定する。データの転送が終了したと判定すると、ステップ2947で変数OBFに0を代入した後、ステップ2948の処理に移行し、反対にデータの転送が終了していないと判定すると、このままステップ2948の処理に移行する。
【0156】
ステップ2947で変数OBFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出された口の画像データ、或いは制御データが逐次SRAM103のOBJ−A面用エリア、或いはVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0157】
ステップ2948では、変数N1の値が8か否か、即ち画像データを転送するパーツ種はまゆか否か判定する。変数N1の値が8ではないと判定すると、ここで一連の処理が終了し、反対にその値が8と判定すると、ステップ2949の処理に移行する。
【0158】
ステップ2949では、ワークRAM108のAD1+8のエリア(図11参照)にストアされている番号(NO.)に対応するまゆの画像データを、プログラム/データROM107からSRAM103のOBJ−B面用エリア(図9参照)に転送し、また、その画像データの表示位置を指示する制御データをプログラム/データROM107からVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307(図12参照)に転送する処理を実行する。その後、ステップ2950において、これらのデータの転送が終了したか否か判定する。データの転送が終了したと判定すると、ステップ2951で変数OBFに0を代入した後、一連の処理を終了し、反対にデータの転送が終了していないと判定すると、ここで一連の処理を終了する。
【0159】
ステップ2951で変数OBFに0が代入されるまで,Vブランクインタラプト処理の繰り返しに応じて、プログラム/データROM107から読み出されたまゆの画像データ、或いは制御データが逐次SRAM103のOBJ−B面用エリア、或いはVDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307に転送される。
【0160】
上述したようにしてSRAM103、DP−RAM104、VDP102のオブジェクトアトリビュートメモリ部307にデータが転送されると、VDP102はこれら転送されたデータを用いて、例えば図47に示すような画像をテレビ111の画面上に表示することになる。
【0161】
なお、本実施例では、1つのせりふ枠に用意した文字の表示用データ(表示位置情報)は1種類であるが、様々な形状のせりふ枠があるように、せりふ枠内における文字の配置も様々なやりかたが考えられる。このことから、1せりふ枠に複数の表示位置情報を用意し、ユーザに表示位置情報を選択させるようにしてもよい。
【0162】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶しているので、複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択した後に、この選択された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力すると、この入力された文字列を構成する個々の文字を、記憶されている表示位置情報に従ってせりふ枠内に配置することができる。このために、文字の表示位置を指定する手間を省くことができ、ユーザはふきだしの作成を容易、且つ簡易に行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択すると、この選択された一つのせりふ枠を表示部に表示させることができるばかりでなく、せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶しているので、この表示された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力すると、この入力された文字列を構成する個々の文字を、記憶されている表示位置情報に従ってせりふ枠内に配置しふきだしを表示部に表示させることができる。このために、文字の表示位置を指定する手間を省くことができ、ユーザはふきだしの作成を容易、且つ簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路の全体構成図である。
【図2】コントロールパッドの外観図である。
【図3】VDPの構成図である。
【図4】表示画面の階層構造の説明図である。
【図5】画面アサインを示した図である。
【図6】プログラム/データROMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である(その1)。
【図7】プログラム/データROMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である(その2)。
【図8】プログラム/データROMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である(その3)。
【図9】SRAMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である。
【図10】DP−RAMに記憶される各種画像データのフォーマットを示す図である。
【図11】ワークRAMに記憶される各種データのフォーマットを示す図である。
【図12】オブジェクトアトリビュートメモリ部のデータ構成図である。
【図13】表示制御レジスタのデータ構成図である。
【図14】画面表示タイミングの説明図である。
【図15】全体動作フローチャートである。
【図16】初期顔画面作成処理の動作フローチャートである。
【図17】カーソルSW処理の動作フローチャート(その1)である。
【図18】カーソルSW処理の動作フローチャート(その2)である。
【図19】カーソルSW処理の動作フローチャート(その3)である。
【図20】SELSW処理の動作フローチャートである。
【図21】ENTERSW処理の動作フローチャート(その1)である。
【図22】ENTERSW処理の動作フローチャート(その2)である。
【図23】ENTERSW処理の動作フローチャート(その3)である。
【図24】ENTERSW処理の動作フローチャート(その4)である。
【図25】ENTERSW処理の動作フローチャート(その5)である。
【図26】ふきだし付顔画像処理の動作フローチャート(その1)である。
【図27】ふきだし付顔画像処理の動作フローチャート(その2)である。
【図28】ふきだし付顔画像処理の動作フローチャート(その3)である。
【図29】Vブランクインタラプト処理の動作フローチャート(その1)である。
【図30】Vブランクインタラプト処理の動作フローチャート(その2)である。
【図31】Vブランクインタラプト処理の動作フローチャート(その3)である。
【図32】Vブランクインタラプト処理の動作フローチャート(その4)である。
【図33】基本システム画面(初期画面)のレイアウト図である。
【図34】基本システム画面におけるBG−B面のレイアウト図である。
【図35】基本システム画面におけるBG−A面のレイアウト図である。
【図36】基本システム画面におけるBM−A面のレイアウト図である。
【図37】基本システム画面におけるBM−B面のレイアウト図である。
【図38】基本システム画面におけるOBJ−A面のレイアウト図である。
【図39】基本システム画面におけるOBJ−B面のレイアウト図である。
【図40】基本システム画面(画面作成時)のレイアウト図(その1)である。
【図41】基本システム画面(画面作成時)のレイアウト図(その2)である。
【図42】基本システム画面(画面作成時)のレイアウト図(その3)である。
【図43】文字入力画面のレイアウト図(その1)である。
【図44】文字入力画面のレイアウト図(その2)である。
【図45】文字座標変換テーブルを示す図である。
【図46】せりふ枠毎の文字配置を説明する図である。
【図47】画面作成後の基本システム画面のレイアウト図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 VDP
103 SRAM
104 DP−RAM
107 プログラム/データRAM
108 ワークRAM
109 エンコーダ
111 テレビ
112 コントロールパッド
Claims (2)
- 文字列と該文字列を囲むせりふ枠とからなるふきだしを表示する表示部を備えている画像制御装置において、
前記せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶している記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択する選択手段と、
この選択手段により選択された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力する入力手段と、
この入力手段により入力された文字列を構成する個々の文字を前記記憶手段に記憶されている表示位置情報に従って前記せりふ枠内に配置するように制御する表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする画像制御装置。 - 文字列と該文字列を囲むせりふ枠とからなるふきだしを表示する表示部を備えている画像制御装置において、
前記せりふ枠とこのせりふ枠内に配置される文字の表示位置情報とを対応づけて複数組記憶している記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている複数のせりふ枠のなかから一つのせりふ枠を選択する選択手段と、
この選択手段により選択された一つのせりふ枠を前記表示部に表示させるように制御する第1の表示制御手段と、
この第1の表示制御手段により表示された一つのせりふ枠内に配置される文字列を入力する入力手段と、
この入力手段により入力された文字列を構成する個々の文字を前記記憶手段に記憶されている表示位置情報に従って前記せりふ枠内に配置し前記ふきだしを前記表示部に表示させるように制御する第2の表示制御手段と、
を具備したことを特徴とする画像制御装置。
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