JP3828346B2 - マイクホルダとその製造方法、及びマイクユニット - Google Patents

マイクホルダとその製造方法、及びマイクユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話や無線機に代表される小型通信機器の本体内部に組み込まれるエレクトレット・コンデンサ・マイクロホン(以下、「ECM」という)を収納するための収納部を備えたマイクホルダ及びその製造方法に関する。また、本発明は、ECMをマイクホルダに収納してなるECMユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ECMの外周をゴムブッシュで覆い、電極面にゴムコネクタを装着したECMユニットは、プリント配線基板(以下、「PCB」という)上の電極面にゴムコネクタを圧着するだけで、ECMとPCBとの電気接続が完了する。従って、はんだ付作業とリード線を配設するスペースとがともに不要となり、実装工程の簡略化と装置の小型化とが達成される。
【0003】
このようなECMユニット及びそのためのマイクホルダとして以下のようなものが知られている。
【0004】
特開平11−41683号公報及び特開平11−75279号公報には、導電部を有するゴムコネクタと、ECMの電極面及び集音部に相当する領域に開口を有するゴムブッシュとを別個に成型した後、電極面及び集音部を除くECMの外周をゴムブッシュで覆い、電極面側のゴムブッシュの開口内にゴムコネクタを嵌め込んだECMユニットが開示されている。
【0005】
また、特開平11−88990号公報には、ゴムブッシュとゴムコネクタとを別個に成型した後、両者を少なくとも一方が未加硫の状態で金型内にセットして、熱プレスして一体化して得たマイクホルダが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
携帯電話や無線機等の小型薄型軽量化が急速に進んでおり、それに使用されるECMユニットも薄型軽量化が求められている。この結果、ECMユニットを構成する各部品の小型化、薄型化が求められる。
【0007】
しかしながら、上記の従来のECMユニット及びマイクホルダでは、ゴムコネクタを薄くしようとすると以下のような問題があった。
【0008】
特開平11−41683号公報及び特開平11−75279号公報に記載されたECMユニットでは、ゴムコネクタの外周面がゴムブッシュの開口内壁面と密着することでゴムコネクタが保持される構造であるため、ゴムコネクタの厚さが薄くなると、ゴムブッシュによる圧縮力でゴムコネクタが容易に変形してしまい、ゴムコネクタがECMの電極面から浮き上がったり、脱落したりしてしまう。これを防止するため、薄型のゴムコネクタを使用する場合には、ゴムコネクタの外周面とゴムブッシュの開口内壁面とのはめあいを緩くするとともに、ゴムコネクタに粘着材を塗布してECMの電極面に貼り付ける方法が採られている。しかしながら、この方法によっても、何らかの衝撃が加わるとゴムコネクタがECMから簡単に脱落してしまうという問題があった。
【0009】
また、特開平11−88990号公報に記載されたマイクホルダでは、ゴムコネクタはその外周面でゴムブッシュと接合一体化されるため、接合時にはゴムコネクタの面と平行方向の圧力がゴムコネクタに作用する。従って、ゴムコネクタの厚みを薄くすると、ゴムコネクタが接合時のこの圧力に耐え切れなくなって、変形したり傾いたりする。従って、この方法では、薄型ゴムコネクタにゴムブッシュを一体に成型することは実際には極めて困難である。また、仮に接合できたとしても、ゴムコネクタの厚みを薄くすれば上記接合部分の面積も小さくなるから接合強度が低下する。
【0010】
これらに対して、特開平11−191469号公報には、所定の金型内に液状ポリマーを投入して、ゴムブッシュとゴムコネクタとが一体化されたマイクホルダを一度に成型する例が記載されている。この方法によれば、ゴムブッシュとゴムコネクタとの一体化物を一度に成型するので、上記の問題は解消される。しかしながら、一度に最終形状まで成型し、同時に導電部も形成するので、金型形状が複雑となって、設備が高価となる。また、ECMやECMユニットを収納するホルダの形状などの変更により、ゴムコネクタ及びゴムブッシュのいずれか一方のみを設計変更したい場合にも、全体を変更する必要があり、そのたびに高価な金型を作り直す必要があるという問題がある。
【0011】
本発明は、上記の問題を解決し、簡単かつ低コストな方法で、ゴムコネクタを薄型化することにより全体厚みを薄くすることが可能なマイクホルダ及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、ゴムコネクタを薄くしても、ゴムコネクタが脱落したり、生産性が低下したり、ゴムコネクタとゴムブッシュとの接合強度が低下したりすることがないマイクホルダ及びその製造方法を提供することを目的とする。また、本発明は、ゴムコネクタを薄型化しながら、高い接続信頼性を得ることが可能なマイクホルダ及びその製造方法を提供することを目的とする。さらに、本発明は、厚みを薄くした安価なマイクユニットを提供することを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するために以下の構成とする。
【0013】
本発明に係るマイクホルダは、表裏間に導電性を示す導電部を備えたゴムコネクタと、略中央部にマイク収納用の空間を有するゴムブッシュとを備えたマイクホルダであって、前記ゴムコネクタのマイクの電極面と対向する面に前記ゴムブッシュの一方の端面が接合されて、前記ゴムコネクタと前記ゴムブッシュとが一体化されていることを特徴とする。
【0014】
かかる構成によれば、ゴムコネクタとゴムブッシュとが一体化されているから、ゴムコネクタを薄くしても、ゴムコネクタが脱落することがない。しかも、ゴムブッシュはゴムコネクタの外周面ではなく片面に接続されるから、ゴムコネクタを薄くしても、両者の接合一体化時にゴムコネクタが変形したり傾いたりすることがなく、また、接合面積を十分に確保できるから、接合強度が低下することもない。よって、安定した高い接合強度が得られる。さらに、ゴムコネクタとゴムブッシュとは別個に成型され、接合面を介して一体化されるから、それぞれの成型用金型の形状は比較的簡単で、設計変更に対しても柔軟に対応できる。従って、製造コストが低減できる。以上により、ゴムコネクタを薄くした安価なマイクホルダを提供することができる。
【0015】
上記のマイクホルダにおいて、前記ゴムコネクタの前記ゴムブッシュが接合された側の面において、少なくとも前記導電部が突出して形成されていることが好ましい。かかる好ましい構成によれば、収納されるマイクの電極との接続信頼性を向上させることができる。
【0016】
本発明のマイクユニットは、上記のマイクホルダの収納用空間内にマイクを収納して構成される。これにより、薄型で安価なマイクニットが得られる。
【0017】
次に、本発明のマイクホルダの製造方法は、ゴムコネクタのマイクの電極面と対向する面に、略中央部にマイク収納用の空間を有するゴムブッシュの一方の端面が一体に接合されてなるマイクホルダの製造方法であって、表裏間に導電性を示す導電部を備えた前記ゴムコネクタを有するゴムコネクタシートを成型する工程と、前記ゴムコネクタシートを金型内に設置して、その一方の面側からゴムを注入して、前記ゴムコネクタ上に所定形状の前記ゴムブッシュを成型して、マイクホルダシートを成型する工程と、前記マイクホルダシートから、前記ゴムコネクタと前記ゴムブッシュとの一体化物を打ち抜く工程とを有することを特徴とする。
【0018】
かかる構成によれば、ゴムコネクタとゴムブッシュとが一体化されるから、ゴムコネクタを薄くしても、ゴムコネクタが脱落することがない。しかも、ゴムブッシュはゴムコネクタシートの片面上に成型されるから、ゴムコネクタを薄くしても、成型時にゴムコネクタシートが変形したり傾いたりすることがない。また、両者の接合面積を十分に確保できるから、接合強度が低下することもない。さらに、ゴムコネクタシートを成型した後、ゴムブッシュを成型するから、それぞれの成型用金型の形状は比較的簡単で、設計変更に対しても柔軟に対応できる。従って、製造コストが低減できる。以上により、ゴムコネクタを薄くした安価なマイクホルダを提供することができる。
【0019】
上記のマイクホルダの製造方法において、前記ゴムコネクタシートを成型する工程において、前記ゴムコネクタ内に少なくとも一方の面側に突出した突出領域を形成することが好ましい。また、この場合、前記突出領域内に前記導電部を形成することが好ましい。かかる好ましい構成によれば、収納されるマイクの電極との接続信頼性を向上させることができる。
【0020】
また、上記のマイクホルダの製造方法において、前記導電部の形成を、前記ゴムコネクタシートを成型する工程において磁界を付与することにより行なうことが好ましい。かかる好ましい構成によれば、導電部の形成を効率よく行なうことができる。
【0021】
また、上記のマイクホルダの製造方法において、前記ゴムコネクタシートに複数個の前記ゴムコネクタを配列し、それぞれの前記ゴムコネクタ上に前記ゴムブッシュを成型することもできる。かかる好ましい構成によれば、多数のマイクホルダを効率よく低コストで製造することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面を用いて詳細に説明する。
【0023】
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るマイクホルダの概略構成を示した図であり、図1(A)は上面図、図1(B)は図1(A)の1B−1B線における矢印方向に見た断面図、図1(C)は底面図である。また、図2は実施の形態1に係るECMユニットの概略構成を示した図であり、図2(A)は上面図、図2(B)は図2(A)の2B−2B線における矢印方向に見た断面図、図2(C)は底面図である。
【0024】
図1に示したように、本実施の形態のマイクホルダ1は、ゴムブッシュ10とゴムコネクタ20とが一体化されて構成される。ゴムブッシュ10は、略中央部にECMを収納するための空間(収納部)11と、ECMの集音部を露出するための開口12とを有する。ゴムブッシュ10の開口12と反対側の端面が、略平板状のゴムコネクタ20の片面に密着されて、両者が一体化されている。ゴムコネクタ20は、導電部21,22a,22bを有する。導電部21はゴムコネクタ20の略中央部に形成され、導電部22a,22bは、導電部21を挟むように、かつこれより略等間隔だけ離間して配置される。
【0025】
かかるマイクホルダ1の開口12からECM30を収納部11に組み込むことにより、図2に示すような本実施の形態のECMユニット2が得られる。ECM30は、集音部を有する面が開口12側になるようにマイクホルダ1に組み込まれる。31はECMの集音部側の面に貼り付けられた不織布や金属メッシュなどからなる防塵カバーである。ECM30の集音部とは反対側の面は電極面であり、同心円状の電極32,33が形成されている。電極32は電極面の略中央に円形状に形成され、電極33は電極32を取り巻くようにリング状に形成されている。そして、導電部21は電極32と当接し、導電部22a,22bは電極33と当接する。
【0026】
ゴムブッシュ10を構成するゴム材料としては、ポリブタジエン、天然ゴム、ポリイソプレン、ブタジエン−スチレン共重合体(SBR)、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体(NBR)、エチレン−プロピレン−非共役ジエン共重合体(EPDM)、エチレン−プロピレン共重合体(EPM)、ポリウレタンポリエステル系ゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム、シリコーンゴムが挙げられるが、電気特性及び耐候性等からシリコーンゴムが最も好ましい。例えば東レダウコーニングシリコーン株式会社製SH831Uを用いることができる。
【0027】
ゴムコネクタ20は、ゴムブッシュ10と同様のゴム材料と導電性微粉末との混合物から構成される。かかる導電性微粉末としては、白金、金、銀、ニッケル、コバルト、銅、錫、アルミニウム、パラジウムを含む金属粉末、ハンダを含む合金微粉末、有機ポリマー微粉末に金属被覆をした導電性微粉末、無機微粉末に金属被覆をした導電性微粉末、及びカーボン微粉末のうちの少なくとも一種を用いることができる。
【0028】
このような導電性微粉末を含むゴム組成物を用いてゴムコネクタ20を成型する際、導電部21,22a,22bに相当する部分のみに後述する方法で磁界を付与する。これにより、その部分に導電性微粉末が凝集し、配列して導電部21,22a,22bが形成される。
【0029】
このように構成されたECMユニット2は、携帯電話や無線機に代表される小型通信機器の本体内部にある筒状のECMユニット用ホルダに挿入され、導電部21,22a,22bをPCB上の電極に対向させて、厚さ方向(図2(B)の上下方向)に所定の圧力が付与されるようにして組み込まれる。ゴムコネクタ20が厚さ方向に圧縮されることによりECMとPCBとの電気的接続が得られるとともに、ECMがゴムブッシュ10とゴムコネクタ20とによって弾性保持されることによりECMの耐衝撃性が向上する。また、ゴムブッシュ10がECMユニット用ホルダと密着することで、ECM取付部分から小型通信機器の本体内部に水やほこりなどが侵入するのを防止できる。
【0030】
このとき、ECMに加わる圧力が高すぎると、ECMが正常に動作しなかったり、損傷したりする。従って、ECMに加わる圧力が小さくなるように、ECMユニット2とECMユニット用ホルダとの当接部の形状を工夫することが好ましい。
【0031】
本実施の形態のECMユニット2は、後述する製造方法を採用することによりゴムコネクタ20の厚みを薄くすることができる。例えば、小型通信機器の本体内部にある筒状のECMユニット用ホルダの厚さ方向の内寸法が2.50mmで、これに装着される、特開平11−41683号公報に従って製造された従来のECMユニットの厚さが3.00mm(ゴムコネクタの厚さは1.0mm)である場合、厚さ方向に0.50mm圧縮して組み込む必要があった。しかしながら、本発明によれば、同一サイズのECMとゴムブッシュとを用いた場合にゴムコネクタの厚みを0.20mm薄くすることができる。その結果、ECMユニット用ホルダの厚さ方向の内寸法を変えない場合には、ECMに付与される圧縮荷重を緩和することができる。また、同一の圧縮荷重を付与して良い場合には、ECMユニット用ホルダの厚さ方向の内寸法を小さくでき、小型通信機器の小型化に貢献する。
【0032】
(実施の形態2)
図3は実施の形態2に係るマイクホルダの概略構成を示した図であり、図3(A)は上面図、図3(B)は図3(A)の3B−3B線における矢印方向に見た断面図、図3(C)は底面図、図3(D)は図3(B)のD部の部分拡大断面図である。また、図4は実施の形態2に係るECMユニットの概略構成を示した図であり、図4(A)は上面図、図4(B)は図4(A)の4B−4B線における矢印方向に見た断面図、図4(C)は底面図である。図3,図4において、図1,図2と同一の機能を有する部材には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0033】
図3に示したように、本実施の形態のマイクホルダ3は、ゴムブッシュ10とゴムコネクタ40とが一体化されて構成される。本実施の形態では、ゴムコネクタ40の構成が実施の形態1のゴムコネクタ20と相違する。即ち、本実施の形態のゴムコネクタ40は、収納部11側の面の中央部の円形の領域43が突出して形成されている。導電部41,42a,42bはこの突出領域43内に形成されている。導電部41はゴムコネクタ40の略中央部に形成され、導電部42a,42bは、導電部41を挟むように、かつこれより略等間隔だけ離間して配置される。ゴムブッシュ10の構成は実施の形態1と同様である。
【0034】
かかるマイクホルダ3の開口12からECM50を収納部11に組み込むことにより、図4に示すような本実施の形態のECMユニット4が得られる。ECM50の電極面は、実施の形態1のECM30と異なり、中央部が周囲部より窪んだ後退領域55を有している。後退領域55内に、実施の形態1と同様に、同心円状の電極52,53が形成されている。電極52は電極面の略中央に円形状に形成され、電極53は電極52を取り巻くようにリング状に形成されている。導電部41は電極52と当接し、導電部42a,42bは電極53と当接する。51はECMの集音部側の面に貼り付けられた防塵カバーである。
【0035】
本実施の形態では、ゴムコネクタ40のECM50側の面に突出領域43を設け、その領域内に導電部41,42a,42bを形成しているので、電極面に後退領域55を有し、その中に電極52,53を有するECM50に対して、信頼性の高い電気的接続を得ることができる。また、後退領域55を有していないECMを使用する場合には、電極面とゴムコネクタとの当接面積が小さくなるので、電気的接続の信頼性が向上する。あるいは、信頼性の高い電気的接続を得るために必要な圧縮力を小さくすることができるので、ECMに付与される圧縮荷重を低下させることができる。
【0036】
上記から明らかなように、ゴムコネクタ40の突出領域43の突出量Hは装着しようとするECMの後退領域55の後退量Dに応じて決定される。具体的には、突出量Hと後退量Dとが、D≦H、さらに1.1×D≦H、特に1.2×D≦Hを満足することが好ましい。突出量Hが上記の範囲より小さいとECMユニット50を小型通信機器の本体内部に組み込んだときに、突出領域43が厚さ方向に充分に圧縮されず、ECMとPCBとの良好な電気的接続が得られにくくなる。一方、後退量Dに対する突出量Hの上限は特に制限はないが、H≦1.5×D、さらにH≦1.3×Dを満足することが好ましい。突出量Hが上記の範囲より大きいと、ゴムコネクタの薄型化ができない。また、ECMユニット50を小型通信機器の本体内部に組み込んだときに、突出領域43によってECM50に局所的に大きな圧縮力が付与されることとなって、ECM50が正常に動作しなくなったり、ECM50が損傷したりすることがある。
【0037】
また、ゴムコネクタ40の突出領域43の平面形状及びその大きさは装着しようとするECMの後退領域55の平面形状及びその大きさに応じて決定される。即ち、突出領域43の平面形状及び大きさは、ECMの後退領域55からはみ出さないような形状及び大きさとすることが好ましい。
【0038】
上記以外は、実施の形態1と同様であり、重複する説明を省略する。
【0039】
上記において、ゴムコネクタ40のECMとは反対側の面に、突出領域43と同形状の突出領域を形成しても良い。
【0040】
(実施の形態3)
実施の形態2のゴムコネクタの変形例を以下に示す。
【0041】
図5(A)はゴムコネクタのECM側から見た上面図、図5(B)は図5(A)の5B−5B線での矢印方向から見た断面図である。本例のゴムコネクタ60では、実施の形態1,2に示したゴムコネクタと同様に、導電部61はゴムコネクタ60の略中央部に形成され、導電部62a,62bは、導電部61を挟むように、かつこれより略等間隔だけ離間して配置される。但し、本例のゴムコネクタ60の突出領域は実施の形態2と異なり、導電部61,62a,62bの形成位置に対応して分離して形成されている。即ち、図5(A)、図5(B)に示すように、突出領域63,64a,64bはそれぞれ導電部61,62a,62bを含む所定の領域に独立して形成されている。なお、図6(C)に示すように、ECMとは反対側の面にも突出領域63,64a,64bと同形状の突出領域65,66a,66bを形成しても良い。
【0042】
図6(A)はゴムコネクタのECM側から見た上面図、図6(B)は図6(A)の6B−6B線での矢印方向から見た断面図である。本例のゴムコネクタ70では、上記図5に示したゴムコネクタ60と同様に、導電部71はゴムコネクタ70の略中央部に形成され、導電部72a,72bは、導電部71を挟むように、かつこれより略等間隔だけ離間して配置される。但し、本例のゴムコネクタ70は、導電部71,72a,72bの部分のみが突出して形成されている点で、上記図5に示したゴムコネクタ60と異なる。なお、図7(C)に示すように、ECMとは反対側の面にも導電部71,72a,72bを突出して形成しても良い。
【0043】
図7(A)はゴムコネクタのECM側から見た上面図、図7(B)は図7(A)の7B−7B線での矢印方向から見た断面図である。本例のゴムコネクタ80は、上記の例と異なり、同心円状の導電部81,82を有する。導電部81はゴムコネクタ80の中央部に円形状に形成され、導電部82は導電部81を取り巻くようにリング状に形成されている。導電部81,82の配置位置は使用するECMの電極配置に対応している。そして、中央部に円形状の突出領域83を有し、その領域内に上記の導電部81,82を有している。なお、図7(C)に示すように、ECMとは反対側の面にも突出領域83と同形状の突出領域84を形成しても良い。
【0044】
図8(A)はゴムコネクタのECM側から見た上面図、図8(B)は図8(A)の8B−8B線での矢印方向から見た断面図である。本例のゴムコネクタ90は、図7に示したゴムコネクタ80と同様の同心円状の導電部91,92を有する。但し、本例のゴムコネクタ80の突出領域は図7のゴムコネクタ80と異なり、導電部91,92の形成位置に対応して分離して形成されている。即ち、図8(A)、図8(B)に示すように、突出領域93,94はそれぞれ導電部91,92を含む所定の領域に独立して形成されている。なお、図8(C)に示すように、ECMとは反対側の面にも突出領域93,94と同形状の突出領域95,96を形成しても良い。
【0045】
図9(A)はゴムコネクタのECM側から見た上面図、図9(B)は図9(A)の9B−9B線での矢印方向から見た断面図である。本例のゴムコネクタ100は、図7,図8に示したゴムコネクタ80,90と同様の同心円状の導電部101,102を有する。但し、本例のゴムコネクタ100は、導電部101,102の部分のみが突出して形成されている点で、上記ゴムコネクタ80,90と異なる。なお、図9(C)に示すように、ECMとは反対側の面にも導電部101,102を突出して形成しても良い。
【0046】
図5〜図9では、導電部又は導電部を含む所定領域を少なくとも一方に突出させたゴムコネクタの例を示したが、そのような突出を形成することなく、導電部を図7〜図9に示すように同心円状に配置したゴムコネクタを使用することもできる。
【0047】
また、導電部の平面形状は上記の例に限定されず、使用するECMの電極配置に応じて適宜変更することができる。そして、突出領域を形成する場合は、その導電部の平面形状に応じて、全ての導電部含む連続した突出領域としても良く、各導電部に応じて独立した突出領域としても良く、あるいは、導電部のみを突出させても良い。
【0048】
(実施の形態4)
次に、本発明のマイクホルダの製造方法を、実施の形態2で示したマイクホルダ3の場合を例にとって説明する。
【0049】
まず、図10に示すように、ゴムコネクタ用金型200を用いて、ゴムコネクタ部分を有するゴムコネクタシートを成型する。上金型201と下金型202との間にゴムコネクタ用ゴム206を投入して、上下の金型201,202をプレスする。ゴムコネクタ用ゴム206としては、前述のゴム材料に導電性微粉末が混合されたゴム組成物を使用することができる。ゴム材料としてシリコーンゴムを使用する場合、上金型201と下金型202とを約60℃に保持して行なう。図10に示すように、上下の金型201,202はいずれも非磁性材料から構成されているが、導電部を形成する箇所には上下方向に設けた貫通穴に磁性体材料205が埋め込まれている。プレスした状態で上下方向から磁界を付与すると、キャビティ内では磁性体材料205が対向する部分にのみ、上下方向の磁界が形成され、ゴムコネクタ用ゴム206中の導電性微粉末がこの磁界形成領域に凝集し上下方向に配向して導電部が形成される。このような磁場を利用した成型方法は例えば特開平11−191469号公報、特開昭60−32282号公報、特開平7−105741号公報、特開平10−134868号公報に説明されている。図10において、204は得られるゴムコネクタシートと後述するゴムブッシュ成型用の下金型との位置合わせを行なうために下金型202に形成された凹部である。
【0050】
その後、上下金型201,202を開放すると、図11に示すように、ゴムコネクタ40が格子点状に多数配列されたゴムコネクタシート208が得られる。図11(A)はゴムコネクタシート208の上面図であり、図11(B)は図11(A)の11B−11B線での矢印方向から見た断面図である。209は、下金型202の凹部204によって形成された位置合わせ用の凸部である。図11において、実施の形態2と同一の部分には同一の符号を付してある。
【0051】
このようにして得たゴムコネクタシート208を、図12に示すように、ゴムブッシュ成型用金型210の下金型212上にセットする。下金型212には位置合わせ用の凹部214が形成されており、これにゴムコネクタシート208の位置合わせ用凸部209を嵌合させる。その後、上金型211をかぶせ、上金型211に多数形成したゴムブッシュ用ゴム注入ゲート215からゴムブッシュ用ゴム216を注入する。ゴム材料としてシリコーンゴムを使用する場合、上金型211と下金型212とを約170℃に保持して行なう。注入ゲート215は、例えばゴムコネクタシート208の格子点状に配置されたゴムコネクタ40の中心を頂点とする長方形の対角線の交点位置に配置することができる。ゴムコネクタシート208の上面に注入ゲート215を設け、ゴムコネクタシート208の面に対して略直角方向にゴムブッシュ用ゴム216を注入するので(さらに、位置合わせ用凸部209を位置合わせ用凹部214に嵌合させているので)、ゴムコネクタシート208の厚みが薄くなっても、注入時にゴムコネクタシート208が傾いたり、移動したり、変形したりすることがない。この結果、ゴムコネクタシート208にゴムブッシュ用ゴム216を確実かつ正確に接合させることができ、所望するとおりに一体化された成型品を得ることができる。
【0052】
その後、上下金型211,212を開放し、上金型211に付着したゴムコネクタシート208とゴムブッシュ用ゴム216とが一体化したマイクホルダシート218を取り外す。図13(A)は得られたマイクホルダシート218の上面図であり、図13(B)は図13(A)の13B−13B線での矢印方向から見た断面図である。図示したように、ゴムコネクタシート208に格子点状に形成された各ゴムコネクタ40上にゴムブッシュ10が成型されている。その後、マイクホルダシート218を加熱して2次架橋させる。シリコーンゴムの場合、200℃で約4時間保持する。図13において、実施の形態2と同一の部分には同一の符号を付してある。
【0053】
最後に、マイクホルダシート218のマイクホルダ3の部分のみを打ち抜いて、図3に示したようなマイクホルダ3が得られる。
【0054】
その後、マイクホルダ3の収納部11にECMを挿入し、図4に示したようなECMユニット4が得られる。
【0055】
なお、上記の例は実施の形態2のマイクホルダ3を製造する場合を例に説明したが、実施の形態1,3に示したマイクホルダも同様に製造することができる。
【0056】
また、マイクホルダ3、注入ゲート215、位置合わせ用凸部209等の配置は上記の例に限定されず、適宜変更することができる。
【0057】
更に、上記の例では1枚のマイクホルダシート218に複数個のマイクホルダ3を一度に製造する例を示したが、本発明はこれに限定されない。即ち、1枚のマイクホルダシート218で1つのマイクホルダ3を製造することもできる。この場合、例えば1枚のゴムコネクタシートにゴムコネクタを1つのみ成型し、これをゴムブッシュ成型用金型にセットしてゴムコネクタシートの片面側からゴムを注入してゴムコネクタ上にゴムブッシュを成型すればよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ゴムコネクタの片面にゴムブッシュが接合されて一体化されるため、ゴムコネクタが脱落することがなく、安定した高い接合強度が得られる。さらに、ゴムコネクタとゴムブッシュとは別個に成型されるから、それぞれの成型用金型の形状は比較的簡単で、設計変更に対して柔軟に対応できる。従って、製造コストが低減できる。以上により、ゴムコネクタを薄くした安価なマイクホルダ及びマイクユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るマイクホルダの概略構成を示した図であり、図1(A)は上面図、図1(B)は図1(A)の1B−1B線における矢印方向に見た断面図、図1(C)は底面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るECMユニットの概略構成を示した図であり、図2(A)は上面図、図2(B)は図2(A)の2B−2B線における矢印方向に見た断面図、図2(C)は底面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2に係るマイクホルダの概略構成を示した図であり、図3(A)は上面図、図3(B)は図3(A)の3B−3B線における矢印方向に見た断面図、図3(C)は底面図、図3(D)は図3(B)のD部の部分拡大断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るECMユニットの概略構成を示した図であり、図4(A)は上面図、図4(B)は図4(A)の4B−4B線における矢印方向に見た断面図、図4(C)は底面図である。
【図5】 本発明のゴムコネクタ別の例を示した図であり、図5(A)は上面図、図5(B)は図5(A)の5B−5B線での矢印方向から見た断面図である。また、図5(C)は、さらに別の例の断面図である。
【図6】 本発明のゴムコネクタ別の例を示した図であり、図6(A)は上面図、図6(B)は図6(A)の6B−6B線での矢印方向から見た断面図である。また、図6(C)は、さらに別の例の断面図である。
【図7】 本発明のゴムコネクタ別の例を示した図であり、図7(A)は上面図、図7(B)は図7(A)の7B−7B線での矢印方向から見た断面図である。また、図7(C)は、さらに別の例の断面図である。
【図8】 本発明のゴムコネクタ別の例を示した図であり、図8(A)は上面図、図8(B)は図8(A)の8B−8B線での矢印方向から見た断面図である。また、図8(C)は、さらに別の例の断面図である。
【図9】 本発明のゴムコネクタ別の例を示した図であり、図9(A)は上面図、図9(B)は図9(A)の9B−9B線での矢印方向から見た断面図である。また、図9(C)は、さらに別の例の断面図である。
【図10】 本発明のゴムコネクタシートの成型方法を示した断面図である。
【図11】 本発明のゴムコネクタシートの概略構成を示した図であり、図11(A)は上面図、図11(B)は図11(A)の11B−11B線における矢印方向に見た断面図である。
【図12】 本発明のマイクホルダシートの成型方法を示した断面図である。
【図13】 本発明のマイクホルダシートの概略構成を示した図であり、図13(A)は上面図、図13(B)は図13(A)の13B−13B線における矢印方向に見た断面図である。
【符号の説明】
1,3 マイクホルダ
2,4 ECMユニット
10 ゴムブッシュ
11 収納部
12 開口
20 ゴムコネクタ
21,22a,22b 導電部
30 ECM
31 防塵カバー
32,33 電極
40 ゴムコネクタ
41,42a,42b 導電部
43 突出領域
50 ECM
51 防塵カバー
52,53 電極
55 後退領域
60 ゴムコネクタ
61,62a,62b 導電部
63,64a,64b,65,66a,66b 突出領域
70 ゴムコネクタ
71,72a,72b 導電部
80 ゴムコネクタ
81,82 導電部
83,84 突出領域
90 ゴムコネクタ
91,92 導電部
93,94,95,96 突出領域
100 ゴムコネクタ
101,102 導電部
200 ゴムコネクタ用金型
201 上金型
202 下金型
204 凹部
205 磁性体材料
206 ゴムコネクタ用ゴム
208 ゴムコネクタシート
209 位置合わせ用凸部
210 ゴムブッシュ成型用金型
211 上金型
212 下金型
214 位置合わせ用凹部
215 ゴムブッシュ用ゴム注入ゲート
216 ゴムブッシュ用ゴム
218 マイクホルダシート

Claims (8)

  1. 表裏間に導電性を示す導電部を備えたゴムコネクタと、略中央部にマイク収納用の空間を有するゴムブッシュとを備えたマイクホルダであって、
    前記ゴムコネクタのマイクの電極面と対向する面に前記ゴムブッシュの一方の端面が接合されて、前記ゴムコネクタと前記ゴムブッシュとが一体化されていることを特徴とするマイクホルダ。
  2. 前記ゴムコネクタの前記ゴムブッシュが接合された側の面において、少なくとも前記導電部が突出して形成されている請求項1に記載のマイクホルダ。
  3. 請求項1に記載のマイクホルダの前記マイク収納用空間内にマイクを収納してなるマイクユニット。
  4. ゴムコネクタのマイクの電極面と対向する面に、略中央部にマイク収納用の空間を有するゴムブッシュの一方の端面が一体に接合されてなるマイクホルダの製造方法であって、
    表裏間に導電性を示す導電部を備えた前記ゴムコネクタを有するゴムコネクタシートを成型する工程と、
    前記ゴムコネクタシートを金型内に設置して、その一方の面側からゴムを注入して、前記ゴムコネクタ上に所定形状の前記ゴムブッシュを成型して、マイクホルダシートを成型する工程と、
    前記マイクホルダシートから、前記ゴムコネクタと前記ゴムブッシュとの一体化物を打ち抜く工程とを有することを特徴とするマイクホルダの製造方法。
  5. 前記ゴムコネクタシートを成型する工程において、前記ゴムコネクタ内に少なくとも一方の面側に突出した突出領域を形成する請求項4に記載のマイクホルダの製造方法。
  6. 前記突出領域内に前記導電部を形成する請求項5に記載のマイクホルダの製造方法。
  7. 前記導電部の形成を、前記ゴムコネクタシートを成型する工程において磁界を付与することにより行なう請求項4に記載のマイクホルダの製造方法。
  8. 前記ゴムコネクタシートには複数個の前記ゴムコネクタが配列されており、それぞれの前記ゴムコネクタ上に前記ゴムブッシュを成型する請求項4に記載のマイクホルダの製造方法。
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