JP3295038B2 - バイブレーションモーター組立て部品 - Google Patents

バイブレーションモーター組立て部品

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conductive rubber
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話やポケッ
トベルに代表される小型通信機の本体に組み込まれる、
バイブレーションモーター組立て部品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話やポケットベル等の小型
通信機には、着信したときに呼び出し音を発生する装置
が組み込まれており、会議中や電車内など音を出しては
ならない場所で突然に呼び出し音が鳴ることによる周囲
への迷惑が問題になっていた。そこで数年前から着信し
たときにバイブレーション機構を作動させ、振動により
所有者に着信を知らせる装置が開発されている。
【0003】前記従来の装置は、バイブレーション発生
用モーターの電極と回路基板電極の接続を、細いリード
線とはんだ付けによって接続するか、または異方導電性
ゴムコネクタを用いて接続させ、より小さなスペースに
て接続する方法が採用されてきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
リード線のはんだ付けによる接続は、作業手数が掛かり
高価であった。また、金属細線配向型異方導電性ゴムコ
ネクタ、導電絶縁交互積層型異方導電性ゴムコネクタに
よる接続の場合には、ゴムコネクタ部に適切な面圧が掛
っていないと電気接続信頼性を確保できないと言う問題
があった。
【0005】本発明は、前記問題を解決するため、金属
細線配向型異方導電性ゴムコネクタ又は導電絶縁交互積
層型異方導電性ゴムコネクタを用いたバイブレーション
モーター組立て部品における、ゴムホルダー形状を改良
することにより電気接続信頼性を高め、かつ安価に提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のバイブレーションモーター組立て部品は、
小型携帯通信機の本体内に組み込まれるバイブレーショ
ンモーターの組立て部品であって、異方導電性ゴムコネ
クタがゴム成形品ホルダーに一体化され、前記ゴム成形
品ホルダーでバイブレーションモーターの少なくとも一
部を覆い、かつバイブレーションモーター本体の電極部
に面接触するように挟持固定されており、 前記バイブレ
ーションモーター本体は円筒形状であり、前記ゴム成形
品ホルダーは前記円筒形バイブレーションモーター本体
の外側に配置され、 かつ、前記ゴム成形品ホルダーのゴ
ムコネクタ設置部の裏側に凸部を設けたことを特徴とす
る。
【0007】
【0008】前記組立て部品においては、異方導電性ゴ
ムコネクタが、金属細線配向型異方導電性ゴムコネクタ
および導電絶縁交互積層型異方導電性ゴムコネクタから
選ばれる少なくとも一つのコネクタであることが好まし
い。
【0009】前記組立て部品においては、ゴム成形品ホ
ルダーに、ゴムコネクタ設置部の裏側にリブ等の凸部を
設ける。これによりアッセンブリ時に発生するコネクタ
圧接方向の寸法ばらつきを吸収し、確実に異方導電性ゴ
ムコネクタに適切な面圧がかけられる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によれば、異方導電性ゴム
コネクタがゴム成形品ホルダーに一体化され、前記ゴム
成形品ホルダーでバイブレーションモーターの少なくと
も一部を覆い、かつバイブレーションモーター本体電極
部に面接触するように挟持固定されていることにより、
ハウジング内に本組立て部品を設置し回路基板との間で
面圧縮するだけで電気接続がとれ、実装上の手間が省け
る。
【0011】また、ハウジング内に本組立て部品、回路
基板をアッセンブリする際に異方導電性ゴムコネクタ圧
接方向高さ寸法にばらつきが生じ、場合によっては異方
導電性ゴムコネクタに適切な接圧が取れないケースが発
生する場合であっても、バイブレーションモーターに被
せてあるゴムホルダーの異方導電性ゴムコネクタ裏辺り
にリブ等の突起を設けることにより、アッセンブリ時に
発生する寸法ばらつきによる異方導電性ゴムコネクタ接
圧の不足を補い確実に電気接続が取れる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
【0013】図1に示す実施例において、バイブレーシ
ョンモーター組立て部品1は、異方導電性ゴムコネクタ
4と、ゴム成形品ホルダー3とで構成される。異方導電
性ゴムコネクタ4とゴム成形品ホルダー3とは一体化さ
れている。バイブレーションモーター2は胴部が円筒状
であり、その外側にバイブレーションモーター組立て部
品1が被覆される。組み立ては、バイブレーションモー
ター組立て部品1の中空部にバイブレーションモーター
2を挿入して行う。バイブレーションモーター本体2の
電極部に異方導電性ゴムコネクタ4が面接触するように
挟持固定する。
【0014】図2は図1のI−I線の断面図である。回
路基板7の電極8に異方導電性ゴムコネクタ4が接続す
るように圧接する。このとき、ホルダーに設けた突起部
5が、アッセンブリ時の異方導電性ゴムコネクタ4の圧
接方向の高さの寸法ばらつきによる空間の開けすぎの場
合の接圧不足をその突起ボリュームにより補う。又、仮
に空間が閉まり過ぎた場合は、ゴムの材質の弾性特性を
生かして形状の変形により余分な圧を逃がす。すなわ
ち、上から強く圧接すればホルダーに設けた突起部5は
ハウジング6との間でつぶれ、弱く圧接すれば突起部5
はつぶれないから、位置調節が容易にできる。
【0015】よって、ある程度アッセンブリ時の異方導
電性ゴムコネクタ圧接方向高さ寸法がばらついても信頼
性の高い電気接続が可能となる。図3は異方導電性ゴム
コネクタ10の一例を示す。例えば電気絶縁性のシリコ
ーンゴム11の厚み方向に、全面金メッキされたステン
レス鋼からなる金属細線12が厚み方向に配向されてい
る。この異方導電性ゴムコネクタは、例えば”フジポリ
コネクタWシリーズ”(富士高分子工業(株)製)があ
る。このゴムコネクタには粘着剤層13が設けられてい
てもよく、図3の場合は、粘着剤層13はモーター電極
側になるように配置され、粘着剤層13はドットパター
ンに形成されている。
【0016】図4には異方導電性ゴムコネクタ20の別
の例を示す。図4のAの部分拡大図を図5に示す。導電
ゴム層22と絶縁ゴム層21は、交互に決まったピッチ
で積層されている。この異方導電性ゴムコネクタは、例
えば”フジポリコネクタS−Zシリーズ”(富士高分子
工業(株)製)がある。図4のPは圧接方向である。
【0017】上記、異方導電性ゴムコネクタ4,10,
20とゴム成形品ホルダー3のゴム部材料としては、天
然ゴム、ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−
ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、ブタジエン−アク
リロニトリル共重合体ゴム(NBR)、エチレン−プロ
ピレン−非共役ジエン共重合体ゴム(EPDM)、ポリ
ウレタンエステル系ゴム、クロロプレーンゴム、エピク
ロルヒドリンゴム、シリコーンゴム等が挙げられるが、
電気絶縁性及び耐候性からシリコーンゴムが最も好まし
い。
【0018】以上説明したとおり、本発明の実施例のゴ
ムホルダーを使用したバイブレーションモーター組立て
部品によればホルダーに設けた突起部が、アッセンブリ
時の異方導電性ゴムコネクタ圧接方向高さ寸法ばらつき
による空間の開けすぎの場合の接圧不足をそのボリュー
ムにより補う。又、仮に空間が閉まり過ぎた場合は、ゴ
ムと言う材質の特性を生かして形状の変形により余分な
圧を逃がす。よって、ある程度アッセンブリ時の異方導
電性ゴムコネクタ圧接方向高さ寸法がばらついても信頼
性の高い電気接続が可能となる。
【0019】
【発明の効果】本発明により、異方導電性ゴムコネクタ
を使用したバイブレーションモーター組立て部品の小型
携帯通信機への実装がより簡単で確実に電気接続性が得
られるようになり、生産性の向上にも寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴムホルダーを用いた一実施例の、
異方導電性ゴムコネクタ接続バイブレーションモーター
組立て部品の斜視図。
【図2】 図1のI−I線断面図。
【図3】 本発明で用いる一実施例の異方導電性ゴムコ
ネクタである。
【図4】 本発明で用いる別の実施例の異方導電性ゴム
コネクタである。
【図5】 図4のA部の拡大図である。
【符号の説明】
1 バイブレーションモーター組立て部品 2 バイブレーションモーター 3 ゴム成形品ホルダー 4,10,20 異方導電性ゴムコネクタ 5 突起部 6 ハウジング 7 回路基板 8 電極 11 電気絶縁性のシリコーンゴム 12 金属細線 13 粘着剤層 21 絶縁ゴム層 22 導電ゴム層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−117460(JP,A) 特開 平8−227565(JP,A) 特開 平9−161869(JP,A) 特開 平11−136327(JP,A) 実開 平2−30057(JP,U) 実開 昭56−15575(JP,U) 実開 昭62−5573(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 5/22 H04M 1/00 H04M 1/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型携帯通信機の本体内に組み込まれる
    バイブレーションモーターの組立て部品であって、異方
    導電性ゴムコネクタがゴム成形品ホルダーに一体化さ
    れ、前記ゴム成形品ホルダーでバイブレーションモータ
    ーの少なくとも一部を覆い、かつバイブレーションモー
    ター本体の電極部に面接触するように挟持固定されて
    り、 前記バイブレーションモーター本体は円筒形状であり、
    前記ゴム成形品ホルダーは前記円筒形バイブレーション
    モーター本体の外側に配置され、 かつ、前記ゴム成形品ホルダーのゴムコネクタ設置部の
    裏側に凸部を設けた ことを特徴とするバイブレーション
    モーター組立て部品。
  2. 【請求項2】 異方導電性ゴムコネクタが、金属細線配
    向型異方導電性ゴムコネクタおよび導電絶縁交互積層型
    異方導電性ゴムコネクタから選ばれる少なくとも一つの
    コネクタである請求項1に記載のバイブレーションモー
    ター組立て部品。
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