JP3828093B2 - 重量物のガイド装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、橋桁等の重量物を送出し工法で架設する場合に、その送出される重量物の側方を支えて送出しの方向を案内するための重量物のガイド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
橋梁を架設するときなど、大型の重量物を移動させる必要がある場合には、従来より送出し工法が用いられている。図8及び図9は、重量物10を、無限軌道帯19の上に載せながら送出される送出し装置18を示している。
この送り出し装置10により送出し工法を行うにあたり、その送出される重量物10の側方を支えて送出しの方向を案内するための装置として、重量物のガイド装置11が用いられてきた。図7は、従来のガイド装置11を示した断面図である。この図7において、ガイド装置11は、本体12の前面に車輪受け板13を設け、車輪受け板13の周囲に、車輪14をリンク15で連続的に連結したエンドレスローラ16を掛け渡し、このエンドレスローラ16の周囲に合成樹脂等による衝撃吸収カバー17を設けて構成されている。
【0003】
このガイド装置11は、前記送出し装置18の一側端に位置して上下位置調整可能に設けられたガイド装置固定枠20の両端部に設けられており、重量物10を側方から支持することで、送出しの際のずれを防止している。
このような、送出し装置18におけるガイド装置11について記載したものとして、例えば、特許文献1、又は、特許文献2が挙げられる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−121708号公報
【特許文献2】
特開平09−302626号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例におけるガイド装置11は、重量物10との接触面と車輪14との間に衝撃吸収カバー17を設けているとはいえ、重量物10の圧力を受けているのは、車輪14の外側に直接接触する衝撃吸収カバー17の局部的な部分であり、それぞれの車輪14において線接触で圧力を支えていることになる。この結果、圧力が過度にかかることによって衝撃吸収カバー17が断裂してしまうという問題があった。
この他にも、衝撃吸収カバー17を設けずに、エンドレスローラ16を直接に露出させて重量物10の圧力を支えるように構成することも可能であるが、この場合もそれぞれの車輪14において線接触で圧力を支えていることになるため、局部的に大きな荷重がかかり、故障の原因になり、また、衝撃吸収カバー17が断裂するのを防止するため、直接に車輪14を露出すると、橋桁等の重量物10の塗装が剥げる原因にもなるという問題があった。
これは、特許文献1及び特許文献2においても同様であり、それぞれの車輪14において線接触で圧力を支える構造となっているため、圧力が過度にかかることによる故障を避けることができないものである。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、橋桁等の重量物を送出し工法で架設する場合に、その送出される重量物の側方を支えて送出しの方向を修正するためのガイド装置において、重量物の圧力を面で支える構造を持った重量物のガイド装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、圧力受け部材24と車輪27とを同一の軸30に取り付けたもの複数個をリンク28で連結してエンドレスローラ25を構成し、このエンドレスローラ25の車輪27を、送り出し装置18の一側部のガイド装置本体22に設けられた車輪受け板23に移動自在に掛け渡し、このエンドレスローラ25の圧力受け部材24に形成した平面部分32により重量物10の荷重を受けつつ移送を案内するようにした重量物のガイド装置において、前記車輪受け板23は、圧力受け部36と、その両端部のエンドレスローラ25の回り込み部とからなり、前記車輪受け板23の少なくとも一端部のエンドレスローラ25の回り込み部分に、ガイド板26を設け、前記車輪27の軸30に、前記ガイド板26の周縁に摺動しつつ前記車輪27を浮かしながら前記圧力受け部材24を回り込ませる羽板33を設け、前記ガイド板26における周縁部であって、前記車輪受け板23の圧力受け部36に連続する部分を、前記平面部分32を前記重量物10の移送方向に略平行な状態で近づける直線又は直線に近い弧状に形成したことを特徴とする重量物のガイド装置である。
【0008】
このような構成とすることで、重量物10の移動に従って圧力受け部材24が徐々に回転していき、羽板33の周縁部が、ガイド板26の周縁部を摺動しつつ進む。ここで、ガイド板26と湾曲部34との間に、隙間39を設けてあるので、車輪27が、隙間39部分で浮き上がり、これによって圧力受け部材24が全体的に浮き上がる。車輪27が浮き上がりながら移動し、圧力受け部材24がガイド板26の直線又は直線に近い弧状部分に至ると、圧力受け部材24の角が重量物10の側面線10aを超えないように大きな径をもって回り込み、平面部分32が側面線10aと略平行になる。
平行になった状態でガイド板26の直線又は直線に近い弧状部分をそのまま移動し、前記隙間39が次第に少なくなり、車輪27が圧力受け部36に接し始めると、平面部分32が側面線10aに到達して重量物10の荷重を面で受け始めてそのまま移送される。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本発明による重量物のガイド装置の構成について、図1乃至図5を用いて説明する。
図1において、21は本発明によるガイド装置であり、この図1では、重量物10を図面の左から右に移動させる場合に用いるガイド装置21として説明している。このガイド装置21において、ガイド装置本体22の前方には、車輪受け板23が設けてあり、この車輪受け板23の周囲には、車輪27と圧力受け部材24とをリンク28で複数連結したエンドレスローラ25が掛け渡してある。また、この車輪受け板23の図面左端の両側には、本発明特有のガイド板26がそれぞれ設けてある。なお、図1では、図面が煩雑になるため、リンク28を省略してある。
【0010】
前記車輪受け板23及びエンドレスローラ25のさらに詳しい構成について、図2〜図4を用いて説明する。
図2は、図1におけるA−A線断面図であり、図3は、図1におけるB−B線断面図であり、図4は、エンドレスローラ25の一部と車輪受け板23の分解斜視図であり、図4を中心に説明する。
車輪受け板23の一方端部には、2個の車輪27分の幅とほぼ同じ幅の湾曲部34が形成されており、この湾曲部34の両外側部で車輪受け板23の両端部と同一幅となる位置に、ガイド板26がそれぞれ湾曲部34に固定軸43を介して固定されている。また、車輪受け板23の他方端には、エンドレスローラ25が隙間を持って回り込むための圧力逃げ部35が設けてあり、十分な隙間と傾斜によって車輪27の圧力が逃げ、かつ、エンドレスローラ25が回り込めるように構成されている。
【0011】
前記エンドレスローラ25は、圧力受け部材24と車輪27と軸30とを1組として、図示例では、14組をリンク28で無端帯に連結したものである。前記圧力受け部材24の一側面には、重量物の荷重を受ける平面部分32が形成され、この平面部分32には、軟質で耐久性を有する合成樹脂などの衝撃吸収材45が貼着されている。また、圧力受け部材24の他側面には、3個の軸受け部31a,31b,31cが形成されている。これらの軸受け部31a,31b,31cの間にそれぞれ車輪27が嵌め込まれ、軸30の中心軸部30a部分が通される。前記軸受け部31aと軸受け部31cのそれぞれ外側に突出する中径軸部30dには、2枚のリンク28の一方の軸孔29aが嵌め込まれる。リンク28の他方の軸孔29bと29cは、1つ後方及び1つ前方の車輪27に通された中径軸部30d部分に嵌め込まれる。また、軸30d部分のさらに外側の小径軸部30eには、羽板33が嵌め込まれ、ワッシャで抜け止めされる。この羽板33は、図2及び図3に示すように、小径軸部30eに嵌め込んだときに前記ガイド板26の周縁部と接する位置に設けられる。このようにして、圧力受け部材24と車輪27とがリンク28によって連結されることにより、エンドレスローラ25が形成される。このエンドレスローラ25は、圧力受け部材24の平面部分32の衝撃吸収材45が重量物10と接触して圧力を受けた状態で重量物10が移動することによって、エンドレスローラ25全体が回転する構造となっているものである。
【0012】
前記エンドレスローラ25のそれぞれの圧力受け部材24は、平面部分32の衝撃吸収材45によって重量物10の荷重を面接触で受けるものであるが、車輪受け板23の湾曲部34から直線状の圧力受け部36に移行する際に、圧力受け部材24の角Bが重量物10の側面線10aを超えないことが必要である。そこで、本発明では、図5に示すように、前記ガイド板26と羽板33とを用いることによって、エンドレスローラ25の圧力受け部材24の角Bが重量物10の側面線10aを超えないで回り込むようにしている。
【0013】
さらに詳しくは、図5は、車輪受け板23及びエンドレスローラ25を側方から見た図であり、車輪受け板23は、前述のように、エンドレスローラ25が荷重を受ける側に回り込む湾曲部34と、荷重を受けない側に隙間を持って回り込む圧力逃げ部35と、荷重を受ける直線状の圧力受け部36とが一体に形成されており、湾曲部の側方にはガイド板26が形成されている。このガイド板26は、図5(c)の拡大図に示すように、車輪受け板23の背面と略一直線かやや中心に向かって傾斜した辺37aと、約45°の角度で傾斜した斜辺37bと、略垂直な側辺37cと、約30°程度の角度で傾斜した前面の斜辺37dと、略直線か、直線に近い大きな曲率で湾曲した弧状とし、前記圧力受け部36に連続する前面の辺37eとからなる略多角形形状に形成されており、このガイド板26の内側に隙間39を持って湾曲部34が形成されている。
前記羽板33は、その先端部が図5(c)の拡大図に示すように、ガイド板26と接触する直線状の接触辺38aが車輪38よりも内側になるように形成され、また、隣りの圧力受け部材24との衝突防止のため、この接触辺38aに続く進行方向側を向いた部分が約45°の角度で傾斜させて辺38bが形成されている。この羽板33の接触辺38aと反対側の直線部分は、圧力受け部材24の断部47に略接する程度に嵌合し、羽板33の接触辺38aがガイド板26と接触したとき圧力受け部材24が倒れこむのを防止している。
【0014】
なお、図8に示すように、重量物10を移送するための送出し装置18には、無限軌道帯19を取り付けた機枠46などにガイド装置固定枠20が上下位置調整可能に設けられ、このガイド装置固定枠20の両側端に位置して、本発明のガイド装置21が取り付けられる。このガイド装置21とガイド装置固定枠20との間には、ガイド装置固定枠20から重量物10までの距離と重量物10と接する角度の調節ができるようにするため2本ずつのガイド用ジャッキ44a、44bで支持されており、重量物10が斜めに送出されるような場合でも、適宜距離と角度を調節して対応することができるものである。
【0015】
このようにして構成されたガイド板26と羽板33との相互の作用に基づき、重量物10を案内する具体的な作用について説明する。
先ず、エンドレスローラ25の圧力受け部材24が図5(a)の位置では、車輪受け板23の背面の直線部から回り込みを開始した直後であり、車輪27が湾曲部34に接触しつつ、羽板33の接触辺38a部分とガイド板26の辺37a部分とが接触して図中左方向に移動していく。車輪27は湾曲部34から徐々に離れて、やがて接触しなくなる。更に進むと、羽板33の接触部38aはガイド板26の辺37a部分と斜辺37b部分の境界まで進み、圧力受け部材24が角度を約45°傾けて、羽板33の接触部38aとガイド板26の斜辺37b部分が接触する。
図5(b)に示すように、羽板33の接触部38aは、ガイド板26の斜辺37b部分と側辺37c部分の境界まで進み、約45°傾いていた圧力受け部材24がさらに角度を約45°傾けて真横を向き、羽板33の接触部38aとガイド板26の側辺37c部分が接触する。
【0016】
同様に、重量物10の移動に従って圧力受け部材24が徐々に回転していき、図5(c)の拡大図に示すように、羽板33の接触部38aが、ガイド板26の斜辺37dと辺37eの境界の点Aまで進む。なお、ガイド板26の辺37a部分、斜辺37b部分、側辺37c部分および辺37e部分が略直線的に切り取られ、多角形に形成してあるのは、圧力受け部材24が回りこむときにまだ無負荷状態にあり倒れてしまうため、この倒れを防止して直立させるためであり、したがって、斜辺37dと辺37eの境界の点A付近を移動するまでには、圧力受け部材24が立ち上がって、次の辺37eに円滑に移行せしめることができる。
【0017】
点Aまで進むと、ガイド板26の斜辺37d及び辺37eと、その内側の湾曲部34との間に、隙間39を設けてあるので、車輪27が、隙間39部分で浮き上がり、これによって圧力受け部材24が全体的に浮き上がる。車輪27が浮き上がりながら、圧力受け部材24が斜辺37dと辺37eの境界の点A付近を移動することによって、圧力受け部材24の角Bが重量物10の側面線10aを超えないように大きな径をもって回り込み、辺37eの頂点に達したときには、平面部分32の衝撃吸収材45が側面線10aと略平行になる。
平行になった状態でそのまま移動し、前記隙間39が次第に少なくなり、車輪27が圧力受け部36に接し始めると、平面部分32の衝撃吸収材45が側面線10aに到達して重量物10の荷重を面で受け始め、その状態を維持して移送される。
【0018】
図1乃至図5に示す前記実施例においては、ガイド板26を、車輪受け板23の左側にのみ設けたので、エンドレスローラ25の回転方向は、左回りの場合に限定される。しかし、本発明はこれに限られるものではなく、図6(a)に示すように、ガイド板40を、車輪受け板23の両端に設けることによって、エンドレスローラ25の回転が左右いずれの方向にも限定されないガイド装置21とすることもできる。このとき、用いる羽板41は、図6(b)に示すように、隣りの羽板41と接触しない様に、左右対称に斜辺部分42を設けて構成することが必要である。
なお、左右のガイド板40を含む車輪受け板23の長さは、図1の場合と同様、エンドレスローラ25が背面に回り込むときに十分な隙間を持って回り込めるようにエンドレスローラ25を掛け渡したときに余裕を持っているようにすることが必要である。
【0019】
前記実施例における送出し装置18は、無限軌道帯19を用いて重量物10を移送する場合について説明したが、本発明は、このような移送装置に限られるものではなく、移送すべき位置にレールを敷き、このレールの上を車輪で移動する台車にて重量物を移送するような場合、その他の移送装置であっても良い。
また、本発明のガイド装置は、送り出し装置18に固定的に取り付けたものであっても良いし、移送装置18と別個独立に設けて、移送装置18の側に据え付けるものであってもよい。
【0020】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、車輪受け板23は、圧力受け部36と、その両端部のエンドレスローラ25の回り込み部とからなり、前記車輪受け板23の少なくとも一端部のエンドレスローラ25の回り込み部分に、ガイド板26を設け、前記車輪27の軸30に、前記ガイド板26の周縁に摺動しつつ前記車輪27を浮かしながら前記圧力受け部材24を回り込ませる羽板33を設け、前記ガイド板26における周縁部であって、前記車輪受け板23の圧力受け部36に連続する部分を、前記平面部分32を前記重量物10の移送方向に略平行な状態で近づける直線又は直線に近い弧状に形成したので、車輪受け板23の少なくとも一端部にガイド板26を設け、前記車輪27の軸30に羽板33を設けるだけで、重量物の圧力を面で支えつつ移送させる重量物のガイド装置を簡単な構成で提供できる。また、局部的に大きな荷重がかかり故障の原因になったり、橋桁等の重量物10の塗装が剥げたりする問題を解決できる。
【0021】
請求項2記載の発明によれば、ガイド板26は、車輪受け板23の背面と略一直線かやや中心に向かって傾斜した辺37aと、約45°の角度で傾斜した斜辺37bと、略垂直な側辺37cと、約30°程度の角度で傾斜した前面の斜辺37dと、略直線か、直線に近い大きな曲率で湾曲し、前記圧力受け部36に連続するように近づく前面の辺37eとからなる略多角形形状に形成されており、このガイド板26の内側に隙間39を持って湾曲部34が形成され、前記羽板33は、その先端部がガイド板26と接触する直線状の接触辺38aが車輪38よりも内側になるように形成したので、圧力受け部材24が回りこむときの倒れを防止して直立させ、斜辺37dと辺37eの境界の点A付近を移動するまでには、圧力受け部材24が立ち上がって、次の辺37eに円滑に移行せしめることができる。そのため、エンドレスローラ25の平面部分32をより確実に重量物10の移送方向に略平行な状態で近づけることができる。
【0022】
請求項3記載の発明によれば、ガイド板26を、車輪受け板23の両端に左右対称形に設けることによって、エンドレスローラ25の回転が左右いずれの方向にも限定されないガイド装置21とした重量物のガイド装置を提供することができる。
【0023】
請求項4記載の発明によれば、車輪受け板23は、ガイド装置本体22の面側に臨ませて設けられ、このガイド装置本体22の後面側に、ガイド装置による重量物の受け面の重量物までの距離と重量物との接触角度を調節するための2本のガイド用ジャッキ44a、44bを略平行に設けたので、重量物10の側面が直線、斜め、湾曲などの複雑な形状であっても、重量物までの距離と重量物と接する角度を任意に調節して対応することができ、安全に、かつ、正確に移送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による重量物のガイド装置の一実施例を示す一部切り欠いた平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】本発明による重量物のガイド装置の要部の分解斜視図である。
【図5】本発明による重量物のガイド装置の動作説明図である。
【図6】本発明による重量物のガイド装置の他の実施例を示す要部の平面図である。
【図7】従来の重量物のガイド装置の一部切り欠いた平面図である。
【図8】従来のガイド装置の平面図である。
【図9】従来のガイド装置の正面図である。
【符号の説明】
10…重量物、11…ガイド装置、12…ガイド装置本体、13…車輪受け板、14…車輪、15…リンク、16…エンドレスローラ、17…衝撃吸収カバー、18…送出し装置、19…無限軌道帯、20…ガイド装置固定枠、21…ガイド装置、22…ガイド装置本体、23…車輪受け板、24…圧力受け部材、25…エンドレスローラ、26…ガイド板、27…車輪、28…リンク、29…軸孔、30…軸、31…軸受け部、32…平面部分、33…羽板、34…湾曲部、35…圧力逃げ部、36…圧力受け部、37a…辺、37b…斜辺、37c…側辺、37d…斜辺、37e…辺、38…接触部、39…隙間、40…ガイド板、41…羽板、42…斜辺部分、43…固定軸、44a、44b…ガイド用ジャッキ、45…衝撃吸収材、46…機枠、47…段部。

Claims (4)

  1. 圧力受け部材24と車輪27とを同一の軸30に取り付けたもの複数個をリンク28で連結してエンドレスローラ25を構成し、このエンドレスローラ25の車輪27を、送り出し装置18の一側部のガイド装置本体22に設けられた車輪受け板23に移動自在に掛け渡し、このエンドレスローラ25の圧力受け部材24に形成した平面部分32により重量物10の荷重を受けつつ移送を案内するようにした重量物のガイド装置において、前記車輪受け板23は、圧力受け部36と、その両端部のエンドレスローラ25の回り込み部とからなり、前記車輪受け板23の少なくとも一端部のエンドレスローラ25の回り込み部分に、ガイド板26を設け、前記車輪27の軸30に、前記ガイド板26の周縁に摺動しつつ前記車輪27を浮かしながら前記圧力受け部材24を回り込ませる羽板33を設け、前記ガイド板26における周縁部であって、前記車輪受け板23の圧力受け部36に連続する部分を、前記平面部分32を前記重量物10の移送方向に略平行な状態で近づける直線又は直線に近い弧状に形成したことを特徴とする重量物のガイド装置。
  2. ガイド板26は、車輪受け板23の背面と略一直線かやや中心に向かって傾斜した辺37aと、約45°の角度で傾斜した斜辺37bと、略垂直な側辺37cと、約30°程度の角度で傾斜した前面の斜辺37dと、略直線か、直線に近い大きな曲率で湾曲し、前記圧力受け部36に連続するように近づく前面の辺37eとからなる略多角形形状に形成されており、このガイド板26の内側に隙間39を持って湾曲部34が形成され、前記羽板33は、その先端部がガイド板26と接触する直線状の接触辺38aが車輪38よりも内側になるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の重量物のガイド装置。
  3. ガイド板26を、車輪受け板23の両端に左右対称形に設けることによって、エンドレスローラ25の回転が左右いずれの方向にも限定されないガイド装置21としたことを特徴とする請求項1又は2記載の重量物のガイド装置。
  4. 車輪受け板23は、ガイド装置本体22の面側に臨ませて設けられ、このガイド装置本体22の後面側に、ガイド装置による重量物の受け面の重量物までの距離と重量物との接触角度を調節するための2本のガイド用ジャッキ44a、44bを略平行に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の重量物のガイド装置。
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