JP3826794B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般家庭等で使用する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な加熱調理器においては、複数の制御手段により複数の加熱手段の火力をそれぞれ個別に設定している。それぞれの加熱手段は、例えば、第1の加熱手段が最大3kW、第2の加熱手段が最大1.4kW、第3の加熱手段が最大2kWにて調理を行えるように設定されている。このとき機器としての総電力を4.8kW以下に規制しているため、第1から第3の加熱手段のすべてを使用している場合には、電流制限手段により第1の加熱手段を1.4kW以下でしか使用できないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の加熱調理器の構成では、総電力との関係から火力の下がる加熱手段が特定(固定)されているため、使用者がその加熱手段を最もよく使用し、高火力の調理で使用しようとしても高火力が入らない場合があり、実使用上、使い勝手が悪い、という課題があった。
【0004】
これは、加熱手段についての一課題であるが、加熱メニューの選択、タイマー時間の設定、あるいは使用時における各種設定等においても、操作が煩雑でこれまた実使用上、使い勝手が悪いものであった。
【0005】
本発明は上記課題を解決するもので、機器の実使用状況等を記憶することで、実使用上、使い勝手のよい加熱調理器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、複数の加熱手段の使用時間を記憶する記憶手段を備え、前記記憶手段の記憶内容に基づいて電流制限手段は、前記複数の加熱手段のうち前記記憶手段に記憶された使用時間の最も長い加熱手段へ優先して電流を供給する調理を可能としたものである。
【0007】
これにより、使用頻度の高い加熱手段に優先して電流供給する等、実使用上、使い勝手のよいものとすることができる。
【0008】
また、使用頻度の最も高い加熱手段により優先して高火力の調理ができ、使い勝手がよいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段への通電を各々制御する複数の制御手段と、前記複数の加熱手段に通電する総電流量を所定値以下に規制する電流制限手段と、前記複数の加熱手段の使用時間を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記電流制限手段は、前記複数の加熱手段のうち前記記憶手段に記憶された使用時間の最も長い加熱手段へ優先して電流を供給する調理を可能とした加熱調理器とすることにより、機器の実使用状況、設定状況に応じた調理が可能となり、使い勝手のよいものである。
【0010】
また、使用頻度の最も高い加熱手段により優先して高火力の調理ができ、使い勝手がよいものである。
【0011】
請求項2に記載の発明は、記憶する各々の加熱手段の使用時間は、最近使用した所定時間分のみに制限した加熱調理器とすることにより、最近頻繁に使用するようになった加熱手段に優先して火力を与えることができ、使い勝手のよいものである。
【0012】
請求項3に記載の発明は、加熱手段は誘導加熱手段とし、記憶手段は、通常使用時における誘導加熱手段を構成するスイッチング素子に加わる電圧と、加熱される電力と、前記スイッチング素子の温度とを記憶し、測定した電圧と電力が前記記憶手段に記憶された同等の電圧と電力であるにもかかわらず測定した前記スイッチング素子の温度が前記記憶手段に記憶された温度より所定温度差以上高くなった場合に加熱を停止する加熱調理器とすることにより、スイッチング素子冷却ファン等の機器の故障や、スイッチング素子冷却ファンの吸排気口の遮蔽等、使用者の誤使用があった場合にも、速やかに機器を停止することができ、安全で使い勝手のよいものである。
【0013】
請求項4に記載の発明は、記憶手段は、通常使用時における被加熱物の底面の反り量を記憶し、加熱手段による加熱開始時に測定した反り量が前記記憶手段にあらかじめ記憶された前記反り量と異なる場合には、精度の良い反り量を得られるように反り量の測定をやり直すようにし、前記測定した反り量が前記記憶手段にあらかじめ記憶された前記反り量と一致した場合には常時使用されている前記被加熱物と判断して加熱の火力を上げる加熱調理器とすることにより、通常使用者が使用する鍋と異なる鍋で調理しようとした場合には、反り鍋の判定精度を向上させることができ、反り量があらかじめ記憶された反り量と一致した場合には常時使用されている鍋と判断して加熱の火力を上げて温度をすばやく立ち上げるので使い勝手のよいものである。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の各実施例について図面を参照して説明する。
【0015】
(実施例1)
図1、図2は本発明における実施例1の加熱調理器を示したものである。この加熱調理器は、図に示すように、複数の加熱手段がある台所用のクッキングヒータであり、第1の加熱手段1が3kWの誘導加熱器、第2の加熱手段2が1.4kWの電熱ヒーター、第3の加熱手段3が2kWの誘導加熱器という構成をとっている。また加熱手段1〜3には、それらへの通電を各々制御する第1〜第3の制御手段4〜6を備えている。そして各加熱手段1〜3に通電する総電流量を所定値以下に電流制限手段8にて規制し、機器全体として総電力量が4.8kWになるように設定され、初期設定として、4.8kWを超えると最後に使用した加熱手段が加熱できない設定になっている。つまり、第2の加熱手段2と第3の加熱手段3を使用中は、総電力が3.4kWであるので、第1の加熱手段1の最大火力は1.4kWまでとなる。
【0016】
ここで、記憶手段7は、機器の実使用状況、設定状況の少なくとも一状況を記憶するものである。この実施例では、加熱手段1〜3の使用時間を記憶しており、使用時間の最も長い加熱手段へ電流制限手段8により優先して電流供給するようにしている。記憶する各々の加熱手段の使用時間は、最近使用した所定時間分のみに制限して、最近頻繁に使用するようになった加熱手段に優先して火力を与えることができるようにしている。
【0017】
いま、図2(a)に示すように、最初の40時間における加熱手段1〜3の使用時間に基づき、記憶手段7は、加熱手段の優先順位を設定している。この結果、第1の加熱手段1が優先されるため、例1に示すように、第1の加熱手段1を3kWで使用した場合には、次に優先される第3の加熱手段3が1.8kWで使用可能となり、最も優先順位の低い第2の加熱手段2は使用不可となる。
【0018】
また、例2に示すように、第1の加熱手段1を2kWで使用した場合には、次に優先される第3の加熱手段3は定格の2kWで使用が可能となる。そして、第1の加熱手段1を3kWに設定変更すると、第3の加熱手段3は自動的に1.8kWにダウンする。さらに、第1の加熱手段1を1.2kWに設定変更すると、第3の加熱手段3は定格の2kWに復帰し、第2の加熱手段2は定格の1.4kWで使用可能となる。
【0019】
また図2(b)に示すように、次の40時間において、第2の加熱手段2の使用時間が最も長くなると、この第2の加熱手段2が最優先され、例1では第3の加熱手段3が使用不可になっているものである。また、例2においては、図2(a)に示す例2と同様な考え方に基づき加熱手段の設定が変更される。
【0020】
なお、記憶手段7は、第1〜第3の制御手段4〜6を構成する電子回路のマイクロコンピューターによってデータの書き込みや読み出しを行う不揮発性の半導体メモリーを使用することによって、機器に通電を行わなくとも記憶手段7の記憶内容は保持されるものである。この記憶方法は以下の実施例も同様である。
【0021】
(参考例1)
図3、図4は本発明の参考例1における加熱調理器を示すもので、自動の焼き物調理ができる台所用のクッキングヒータである。
【0022】
この参考例では、使用者が「丸焼き」「干物」「焼き芋」の加熱メニューの中から好みのメニューを選択できる選択手段9と、選択手段9により選択された調理を実施する焼成手段10を備えている。そして、記憶手段7は、複数の加熱メニューが選択された回数を記憶し、複数の加熱メニューを選択する際に最も選択回数の多い加熱メニューを優先して選択するようにしている。また、記憶する各々の加熱メニューの選択回数を、最近加熱メニューを使用した所定回数分のみに制限し、最近頻繁に使用するようになった加熱メニューを優先して選択することができるようにしている。
【0023】
いま、図4に示すように、初期設定の選択順序が「丸焼き」→「干物」→「焼き芋」→「丸焼き」の繰り返しであったが、最近20回の選択回数により「干物」の使用回数が多いため、記憶手段7により、「干物」→「丸焼き」→「焼き芋」の選択順序に変更され、実使用上の使い勝手をよくしている。
【0024】
(参考例2)
図5、図6は本発明の参考例2における加熱調理器を示すもので、タイマー調理を実現する台所用のクッキングヒータである。
【0025】
この参考例では、加熱手段1〜3を、タイマー手段11で必要に応じて「時間」桁と「分」桁を設定し加熱するようにしている。そして、記憶手段7は、タイマー手段11で設定したタイマー時間を記憶し、タイマー時間を設定する際に最も設定頻度の高い時間を優先して設定できるようにしている。また、記憶手段7は、タイマー時間を所定時間単位に繰り上げもしくは切り捨てて記憶するようにしている。さらに、記憶手段7は、記憶するタイマー時間を最近の所定回数分のみに制限し、最近よく設定するタイマー時間を初期値に設定することができ、使い勝手のよいものとしている。
【0026】
使用者は、タイマー手段11で必要に応じて「時間」桁と「分」桁を設定し加熱を開始し、設定時間が経過すると、所定のブザー報知を行い調理を終了している。このとき、タイマー手段11の分桁を使用者が操作したときの初期設定値は、「0:01」、つまり1分の設定となり、また初期から時間桁を設定したときは「1:00」、つまり1時間の設定となる。
【0027】
図6に示すように、タイマーの初期設定は、「0:00」であるが、使用者がタイマー手段11により最近設定したタイマー時間の回数を記憶手段7にて記憶した結果、1時間〜1時間55分の間に設定した場合が最も多かったため、次にタイマー手段11を操作した際には、最初に「1:00」、つまり1時間が初期値として設定される。以降はタイマー手段11を操作すると、設定回数に関係なくその時間から設定が増加してゆくものである。
【0028】
(実施例2)
図7、図8は本発明の実施例2における加熱調理器を示すもので、誘導加熱調理器を前提としている。
【0029】
誘導加熱調理器においては、周知のように高周波電源により高周波磁界を発生させ、渦電流によって金属を発熱させているが、この高周波電源を構成するためのスイッチング素子は、その動作時に発熱する。
【0030】
これを冷却するために、一般的には冷却ファン(図示せず)が設けられ吸気した外気を送風することによって冷却を行っている。このとき、誘導加熱の特徴として同じ電力で加熱していても誘導加熱にとって加熱しにくい磁性SUS等の材質のなべであると、スイッチング素子のスイッチング速度が増加し、かつスイッチング素子に加わる電圧VCEと、スイッチング素子に流れる電流も増えるためにスイッチング素子の温度上昇が激しくなる。この現象を利用し、使用者が使用する鍋に基づくスイッチング素子に加わる電圧VCEと、その時に加熱される電力と、その場合のスイッチング素子の温度を記憶手段(図示していないが、各実施例における記憶手段と同じ)により記憶し、同等の電圧と電力であるにもかかわらずスイッチング素子の温度が所定温度差以上高くなった場合に加熱を停止するようになっている。
【0031】
図7、図8に示すように、鍋の種類(ホーロまたはSUS)、電力(W)、スイッチング素子の電圧VCE(V)、スイッチング素子の温度(℃)は、加熱調理器毎に一定である。このとき、冷却ファンが故障して停止したり、冷却ファンの吸気口が使用者の誤使用等によって遮蔽されていたりすると、図7、図8に示す関係を超えてスイッチング素子の温度が上昇する。
この結果により、いつもと異なる状態、すなわち機器の故障か使用者の誤使用が発生していると判定して加熱を停止し、安全で使い勝手のよいものとしている。
【0032】
(実施例3)
図9、図10は本発明の実施例3における加熱調理器を示すもので、特に揚げ油の温度を所定温度に保つ、揚げ物調理機能のついた誘導加熱調理器の例を示す。
【0033】
本実施例においては、まず揚げ物を行う鍋に関して反り鍋判定行っている。つまり、加熱当初、1kWで40秒間加熱を行い、その間の温度上昇値で鍋底の反り量、「反り無し」〜「反り3」まで反り判定ランクを判定しているものである。
【0034】
通常、鍋底が2mm以上凹状に反っていれば、鍋の温度測定が困難になり、揚げ物の調理が困難になる。使用者はそんな鍋を使用している場合には、自らが火力や温度を調節して使い慣れた鍋に合わせて調理を行うものである。
【0035】
本実施例においては、通常使用時における被加熱物(鍋)の底面の反り量を記憶手段(図示していないが、各実施例における記憶手段と同じ)により記憶し、加熱手段による加熱開始時に測定した反り量があらかじめ記憶された反り量と一致するかどうかを判定し、異なる場合には、反り量の測定をやり直して正しい反り量を精度よく求めるようにし、かつ、反り量ランクが記憶された反り量と一致した場合には、常時使用されている鍋と判断して加熱の火力を上げてすばやく温度を立ち上げ、使い勝手をよくしている。
【0036】
(参考例3)
図11は本発明の参考例3における加熱調理器を示すもので、台所用のクッキングヒータである。
【0037】
図においては、実施例1と同様、複数の加熱手段のうち、第1の加熱手段1が3kWの誘導加熱器、第2の加熱手段2が1.4kWの電熱ヒーター、第3の加熱手段3が2kWの誘導加熱器という構成をとっている。
【0038】
このとき、被加熱物が無くとも温度が上昇してしまう第2の加熱手段2である電熱ヒーターは、例えば、小さな子供のいる家庭や、電気のクッキングヒーターの使い勝手が慣れていない家族がいる場合には、使用者の判断で動作停止手段12により、誘導加熱を行う加熱手段以外の加熱動作を禁止するように、すなわち、第2の加熱手段2の使用を禁止するようにしているものである。そして、その使用禁止の設定を記憶手段7に記憶させることにより、その設定を継続させている。これにより、安全で使い勝手のよい加熱調理器となるものである
(参考例4)
図12は本発明の参考例4における加熱調理器を示すもので、台所用のクッキングヒータである。
【0039】
図に示すとおり、複数の加熱手段1〜3の最大火力を火力設定手段13により制御手段4〜6を介して設定し、加熱調理を行っている。このとき、その設定火力の上限を記憶手段7に記憶させることによって、それ以上の火力設定ができないようにしているものである。
【0040】
つまり、例えば第3の加熱手段6をとろ火の煮物によく使用するのであれば、火力設定の上限を450Wと記憶させそれ以上誤って高火力にしないようにしている。すなわち、任意に設定した複数の加熱手段の設定を記憶し、各々の制御手段は記憶手段に記憶された各加熱手段毎の設定以下で火力を制御するようにしたことにより、複数の加熱手段のうち、使用者の求める加熱手段に優先して高火力を配分することができ、使い勝手のよいものである。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、前記複数の加熱手段の使用時間を記憶する記憶手段を備え、記憶手段の記憶内容に基づいて前記電流制限手段は、前記複数の加熱手段のうち前記記憶手段に記憶された使用時間の最も長い加熱手段へ優先して電流を供給する調理を可能としたものであり、使用頻度の高い加熱手段に優先して電流供給する等、実使用上、使い勝手のよいものとすることができる。
【0042】
また、使用頻度の最も高い加熱手段により優先して高火力の調理ができ、使い勝手がよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における加熱調理器のブロック図
【図2】 (a)同加熱調理器における電流制限手段の最初の動作説明図
(b)同時間経過後における動作説明図
【図3】 本発明の参考例1における加熱調理器のブロック図
【図4】 同誘導加熱調理器の動作説明図
【図5】 本発明の参考例2における加熱調理器のブロック図
【図6】 同加熱調理器の動作説明図
【図7】 本発明の実施例2における加熱調理器の動作説明図
【図8】 同加熱調理器の鍋の種類と各要件との関係を表した説明図
【図9】 本発明の実施例3における加熱調理器の動作説明図
【図10】 同加熱調理器における鍋の温度上昇値と反り判定ランクとの関係を表した説明図
【図11】 本発明の参考例3における加熱調理器のブロック図
【図12】 本発明の参考例4における加熱調理器のブロック図
【符号の説明】
1 第1の加熱手段
2 第2の加熱手段
3 第3の加熱手段
4 第1の制御手段
5 第2の制御手段
6 第3の制御手段
7 記憶手段
8 電流制限手段
9 選択手段
10 焼成手段
11 タイマー手段
12 動作停止手段
13 火力設定手段
Claims (4)
- 複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段への通電を各々制御する複数の制御手段と、前記複数の加熱手段に通電する総電流量を所定値以下に規制する電流制限手段と、前記複数の加熱手段の使用時間を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段の記憶内容に基づいて前記電流制限手段は、前記複数の加熱手段のうち前記記憶手段に記憶された使用時間の最も長い加熱手段へ優先して電流を供給する調理を可能とした加熱調理器。
- 記憶する各々の加熱手段の使用時間は、最近使用した所定時間分のみに制限した請求項1に記載の加熱調理器。
- 複数の誘導加熱手段と、前記複数の誘導加熱手段への通電を各々制御する複数の制御手段と、前記複数の誘導加熱手段に通電する総電流量を所定値以下に規制する電流制限手段と、通常使用時における前記誘導加熱手段を構成するスイッチング素子に加わる電圧と、加熱される電力と、前記スイッチング素子の温度とを記憶する記憶手段とを備え、測定した電圧と電力が前記記憶手段に記憶された同等の電圧と電力であるにもかかわらず測定した前記スイッチング素子の温度が前記記憶手段に記憶された温度より所定温度差以上高くなった場合に加熱を停止する加熱調理器。
- 複数の加熱手段と、前記複数の加熱手段への通電を各々制御する複数の制御手段と、前記複数の加熱手段に通電する総電流量を所定値以下に規制する電流制限手段と、通常使用時における被加熱物の底面の反り量を記憶する記憶手段とを備え、前記加熱手段による加熱開始時に測定した反り量が前記記憶手段にあらかじめ記憶された前記反り量と異なる場合には、精度の良い反り量を得られるように反り量の測定をやり直すようにし、前記測定した反り量が前記記憶手段にあらかじめ記憶された前記反り量と一致した場合には常時使用されている前記被加熱物と判断して加熱の火力を上げる加熱調理器。
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