JP3826042B2 - ステージ装置、それを用いた半導体露光装置および位置計測方法 - Google Patents

ステージ装置、それを用いた半導体露光装置および位置計測方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体露光装置等にて用いることが可能な非常に高精度で広範囲に渡って駆動が可能なテージ装置およびこのようなステージ装置における位置計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体露光装置において、現在主流であるステップ・アンド・リピート方式露光装置(ステッパ)においては、被露光資材である基板(以下、ウエハと称す)を所定の場所に位置決めし、静止させた状態で露光したいパターンの描画された原版(以下、レチクルと称す)を通った光(露光光)を、投影光学系(レンズ)にて一定の比率で縮小し、ウエハ上に塗られた感光剤(フォトレジスト)を感光させ、レチクルのパターンをウエハに転写する。これを、ウエハ全面に渡って繰り返し行うものである。また、ステップ・アンド・スキャン方式露光装置(スキャナ)は、ウエハを静止して一括露光するステッパに対し、ウエハおよびレチクルを同期走査(スキャン)させながら、より広い領域を露光するものである。
【0003】
このとき、ウエハを搬送する位置決めステージ装置(以下、ウエハステージと称す)は、2次元平面(XY平面)を任意の場所に、高精度かつ広範囲に渡って駆動されることが要求される。それは、半導体回路の微細化が進むにつれ、必要とされる精度はますます厳しいものとなっていることによる。同時に、ウエハの大口径化や、ウエハを交換するための交換位置への駆動、ウエハに露光されたマークを露光位置以外で計測する場合におけるステージ駆動等、ウエハステージが駆動を行う領域も非常に広範囲に渡る必要があるためである。
【0004】
ウエハステージの位置検出には、レーザ干渉計が一般的に用いられている。このレーザ干渉計を2次元に配置することにより、ウエハステージの2次元位置を常に計測することができる。つまり、図2のように、ウエハステージ1には、X軸計測用の平面鏡(以下、バーミラーと称す)が、Y軸方向に長く搭載されている。ここで、図2は従来例に係る2次元平面移動可能なウエハステージ装置の要部概略図である。X軸方向のウエハステージ1の位置を計測するXレーザ干渉計5は、X軸に平行にレーザ光をXバーミラー3に当て、返ってきた反射光と基準光を干渉させることによりウエハステージ1の相対的な駆動量を検出している。Y軸方向のウエハステージ1の位置計測も同様である。また、X軸またはY軸のどちらか、または、両方のレーザ干渉計5,4を2つ用意することで、ウエハステージ1のZ軸周りの回転角(θ)も検出することができる。
【0005】
これらのレーザ干渉計5,4から得られた位置情報を元に、リニアモータ等のアクチュエータ(不図示)を2次元に配置することによって、ウエハステージ1を所定の場所に駆動することができる。
【0006】
ウエハステージ1がX方向に駆動される場合は、Xレーザ干渉計5によってX軸への駆動量を常に計測すると同時に、Yレーザ干渉計4はYバーミラー2の別の場所を計測することで、やはりY軸の位置も常に計測することが可能である。よって、ウエハステージ1のXY位置が計測可能な範囲は、XY軸のバーミラー3,2の長さによって決定され、また計測の精度は、バーミラー3,2の平面加工精度の影響を受けてしまう問題が存在する。
【0007】
ウエハステージの位置決め精度を向上させるには、これらのバーミラーの加工精度を非常に高精度に行う必要がある。しかし、前述のように、ウエハステージの駆動範囲も広範囲になるにつれ、バーミラーに必要とされる長さも長くなってしまう。これだけの長いバーミラーの全面に渡るnmオーダの加工を行うのは、非常に困難である。
【0008】
そこで、ウエハ交換位置やウエハマーク計測位置のように、ウエハステージを長距離駆動する必要が生じた場合、その位置を計測するために、別のレーザ干渉計を用意する方法が提案されている。
【0009】
図3は、従来例に係る同一方向に複数のステージ位置計測用レーザ干渉計を設置して切り換え可能にしたウエハステージ装置の要部概略図である。図3において、図2と同一の符号は図2と同様の構成要素を示す。図3を用いて説明すると、ウエハステージ1は、通常はX1レーザ干渉計5aおよびYレーザ干渉計4によって2次元に位置計測されている。ウエハステージ1がウエハ交換のため、Y方向に長距離移動しなければならない場合、X1レーザ干渉計5aに平行かつ距離Lだけ離れた場所に設置されたX2レーザ干渉計5bにて位置計測することが可能である。このように、レーザ干渉計をある距離だけ離れて設置することで、Xバーミラー3よりも長い距離をウエハステージ1は駆動することができる。
【0010】
レーザ干渉計は、相対移動距離を計測するためのものであるため、常に反射光が戻ってくる状態でないと、正しい位置計測は行われない。つまり、一度レーザ光がバーミラーから外れて反射光が戻ってこない状態になると、それ以降は計測不能となってしまう。そして、次にバーミラーに当たって反射光が戻ってきた状態になった場合、レーザ干渉計をリセットする必要があり、X軸およびY軸のレーザ干渉計は、絶対的なセンサを用いてリセットを行う。
【0011】
図3より、例えば、ウエハステージ1の位置をX1レーザ干渉計5aおよびYレーザ干渉計4が計測できる範囲内の所定の位置に、フォトスイッチ等をX軸およびY軸に配置し、これをウエハステージ1が横切った瞬間、X1レーザ干渉計5aおよびYレーザ干渉計4をリセットする。この後は、レーザ干渉計5a,4に反射光が戻ってくる間は、X1レーザ干渉計5aおよびYレーザ干渉計4によりウエハステージ1の2次元の位置を計測する。
【0012】
ウエハステージ1がウエハ交換位置等に駆動される際に、X1レーザ干渉計5aの計測範囲を外れる場合は、ウエハステージ1のX位置計測をX2レーザ干渉計5bで行う必要がある。このとき、X1レーザ干渉計5aとX2レーザ干渉計5bの間隔LをXバーミラー3よりも短くすることにより、X1レーザ干渉計5aとX2レーザ干渉計5bが同時に位置計測できる場所を確保しておく。X位置計測用のレーザ干渉計5a,5bを切り換えるとき、一度、X1レーザ干渉計5aおよびX2レーザ干渉計5bがどちらも計測可能な位置にウエハステージ1を駆動する。これは、Yレーザ干渉計4の計測値が予め規定した値になったときでもよいし、別途、別のセンサを設けてもよい。ここで、X2レーザ干渉計5bをリセットするのだが、このときX1レーザ干渉計5aの値をX2レーザ干渉計5bに引き継ぐことで、ウエハステージ1のX位置がどこであっても、X1レーザ干渉計5aからX2レーザ干渉計5bへ切り換えを行うことができる。以降、X1レーザ干渉計5aが計測不能になっても、X2レーザ干渉計5bによりウエハステージ1のX位置を計測することができ、あたかも、Xバーミラー3よりも長い距離を自由にウエハステージ1が駆動しているように振る舞うことができる。なお、レーザ干渉計をX2レーザ干渉計5bからX1レーザ干渉計5aに切り換えるときも、同様に行えばよい。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来例にて説明したように、Y方向に長距離駆動が必要なウエハステージにおいて、Xレーザ干渉計を複数設置(X1およびX2レーザ干渉計)し、これらを切り換えて使用することでバーミラーよりも長い距離を駆動させることが可能となる。ここで、X軸の位置計測を、X1レーザ干渉計からX2レーザ干渉計に切り換えるときは、X1およびX2レーザ干渉計が同時に計測可能な位置にウエハステージを駆動し、X2レーザ干渉計をリセットすると同時に、X1レーザ干渉計の計測値をX2レーザ干渉計に引き継げばよかった。
【0014】
しかし、実際にはバーミラーは全くの平面ではなく、ある程度の表面の加工精度によるばらつきがある(確定的な要素)。よって、レーザ光が当たる場所によって、その誤差は異なる。図4は、従来例に係る複数のレーザ干渉計の切り換えに伴うウエハステージ装置の位置計測の誤差を説明する図である。図4において、Xバーミラー3の平面形状によって生じる誤差は、Y位置に依存した関数となり、数1によって表される。
【0015】
【数1】
Figure 0003826042
ここで、ΔxはX方向の誤差、yはステージのY位置をそれぞれ示す。
【0016】
仮に、X1レーザ干渉計5aはY=0位置を計測しているものとし、X2レーザ干渉計5bはX1レーザ干渉計5aから距離Lだけ離れているとすれば、X1レーザ干渉計5aおよびX2レーザ干渉計5bの誤差はそれぞれ数2のように表される。
【0017】
【数2】
Figure 0003826042
【0018】
従って、X1レーザ干渉計5aとX2レーザ干渉計5bとによる位置計測では、(Δx1−Δx2)だけ誤差が異なることになり、X1レーザ干渉計5aからX2レーザ干渉計5bへ計測値をそのまま引き継ぐと、この量だけ誤差となる。これがウエハ交換のときのように、精度に余裕があるときならよいが、露光領域内でレーザ干渉計の切り換えを行う場合、あるいは、オフ・アクシス・スコープ等を用いて露光領域外で高精度なマーク計測(アライメント)を行う場合等は、この切り換えに伴う誤差(Δx1−Δx2)は、無視できなくなってくる。
【0019】
また、空気のゆらぎの影響等を受け、レーザ干渉計の値そのものがだまされている(誤差を含んでいる)場合、これは不確定な要素であるため予測ができない。さらに、X1レーザ干渉計5aからX2レーザ干渉計5bに切り換える瞬間に、Δx(1)だけX1レーザ干渉計5aが誤差を有したとする。この場合、このX1レーザ干渉計5aの誤差量がX2レーザ干渉計5bに引き継がれてしまう。逆に、X2レーザ干渉計5bからX1レーザ干渉計5aへ切り換える時もΔx(2)だけ誤差を有するとすると、X1レーザ干渉計5aの誤差はΔx(1)+Δx(2)となり、レーザ干渉計の切り換えを行う度に誤差が蓄積してしまう。
【0020】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ーザ干渉計の切り換えの際の空気のゆらぎ等の不確定な要素による誤差蓄積を防ぐ、高速、広範囲かつ高精度なテージ装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、上記目的達成のため試行錯誤して検討した結果、以下の手段によって上記目的が達成されることを見いだし、本発明を完成せしめた。
【0022】
すなわち、上記目的を達成するために、本発明のテージ装置は、テージと、干渉計を含む第1および第2の位置計測手段とを備え、位置計測手段を前記第1の位置計測手段から第2の位置計測手段へ切り換えてステージの位置を計測するステージ装置において、切り換えの際に、前記第1の位置計測手段の雰囲気に起因する誤差を補正して前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ計測値を引き継ぐ手段と、前記補正が複数回行われた後に前記ステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行う校正手段を有することを特徴とする。
【0023】
本発明の位置計測方法は、ステージと、干渉計を含む第1および第2の位置計測手段とを備え、位置計測手段を前記第1の位置計測手段から第2の位置計測手段へ切り換えてステージの位置を計測するステージ装置における位置計測方法であって、前記第1の位置計測手段の雰囲気に起因する誤差を補正する工程と、前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ補正された計測値を引き継ぐ工程と、前記補正が複数回行われた後に前記ステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行う工程と、を有することを特徴とする。
【0024】
ここで、前記ステージは平面鏡を備え、前記位置計測方法は、前記平面鏡の平面度に起因する誤差を算出する工程と、算出された誤差にもとづいて前記第2の位置計測手段の計測値を補正する工程と、を備えることが好ましい。
【0025】
本発明の好ましい実施例において、前記校正手段は、ウエハステージが空いている時間や、ロットの開始時等一定の期間に、キャリブレーションを行う。または一定の回数、前記位置計測手段の切りえを行った場合にキャリブレーションを行う。また、前記ステージ装置は、前記第1の位置計測手段の計測値の一定時間における平均値をとることによって前記誤差を補正する。また、前記第1および第2の位置計測手段は前記ステージの第1方向における位置を計測するために用いられ、前記第1方向と直交する第2方向に前記ステージが移動する際に前記位置計測手段は切り換えられる。前記ステージは平面鏡を備え、前記第2方向における、前記平面鏡の寸法が前記第1および第2の干渉計の間隔よりも長い。さらに、前記ステージ装置は、前記平面鏡の平面度に起因する誤差を補正して、前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ計測値を引き継ぐ手段を備える。
【0026】
【作用】
従来のステージ装置は、各位置計測手段の切り換えに伴う空気のゆらぎ等の不確定な要素による小さい誤差が、複数回切り換えが繰り返されると誤差が蓄積して無視できなくなる。
本発明では、不確定な要素である雰囲気に起因する誤差をして前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ計測値を引き継ぐ手段と、前記補正が複数回行われた後に前記ステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行う校正手段を備える。これによれば、気のゆらぎ等の位置計測手段の雰囲気からの不確定な要素による誤差の蓄積を防いで、ステージを高速・広範囲・高精度に位置決めすることができる。
【0030】
なお、前記校正手段または校正工程は、ある一定の回数位置計測手段の切り換えを行ったり、あるいは、ステージが空いている時間(一定の期間)を利用して、現在の正確な位置と位置計測手段の計測値とを比較し、校正する(キャリブレーションを行う)ものである
【0031】
キャリブレーションは、第3の位置計測手段(センサ等)によってことができる。第3の位置計測手段には、絶対的な位置計測を行うセンサ(フォトスイッチ)等を用いてもよく、スコープによってマークを計測してもよい。また、キャリブレーションを行う頻度は、位置決め精度または装置のスループットのいずれを優先させるかで決定してもよい。この場合、ユーザの要求に合わせて高速・広範囲・高精度な位置決めステージ装置を構成することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の好ましい一実施形態に係る位置決めステージ装置(半導体露光装置のウエハステージ等)の要部概略図である。
【0033】
1はウエハステージ本体である。2はY位置計測用のYバーミラーであり、X軸への駆動可能な範囲の全てにおいてYレーザ干渉計のレーザ光がYバーミラー2(平面鏡)に当たるよう、X方向に長く設置されている。4はY位置計測用のYレーザ干渉計である。このYレーザ干渉計4からYバーミラー2にレーザ光を当て、反射光と基準光との干渉からウエハステージ1のY方向の移動距離を計測する(位置計測手段を構成する)。通常、Yレーザ干渉計4は、装置の基準となる剛体に取り付けられる。また、Yレーザ干渉計4を2つ平行に配置することにより、XY平面内のウエハステージ1のZ軸周りの回転角θを計測することも可能である。
【0034】
同様に、3はX位置計測用のXバーミラー(平面鏡)であり、Y方向に長く設置されている。5aはウエハステージ1が露光領域にある場合に、X方向の位置計測を行うためのX1レーザ干渉計である。通常、ウエハステージ1の位置の計測は、X1レーザ干渉計5a(第1の位置計測手段)で行われる。このX1レーザ干渉計5aと平行に、距離Lだけ離れて、X2レーザ干渉計5b(第2の位置計測手段)が設置されている。このX2レーザ干渉計5bは、ウエハステージ1がウエハ交換位置やオフ・アクシス・スコープの計測位置に配置しているとき、ウエハステージ1のX位置を計測するためのものである。
【0035】
Xバーミラー3は、X1レーザ干渉計5aとX2レーザ干渉計5bの間隔Lよりも長く設置されている。このマージンを、(ステージの移動速度)×(レーザ光のリセットにかかる時間)分だけとってやれば、X1レーザ干渉計5aとX2レーザ干渉計5bとの切り換え時、ウエハステージ1を停止させることなく、駆動しながら切り換えを行うことができる。また、X位置計測用のレーザ干渉計5a,5bを切り換えて使用することで、ウエハステージ1は、Xバーミラー3よりも長い距離をY方向に駆動可能である。
【0036】
8a,8b,8cは、それぞれYレーザ干渉計4、X1レーザ干渉計5aおよびX2レーザ干渉計5bのカウンターボードである。各レーザ干渉計4,5a,5bの計測値は、これらのカウンターボード8a,8b,8cによりそれぞれカウントされ、演算装置9に送られる。演算装置9は、DSP等のプロセッサ、メモリ等を備えた汎用的な演算装置でよい。カウンターボード8a,8b,8cからそれぞれ送られてきたレーザ干渉計の計測値は、この演算装置9でウエハステージ1の現在位置に変換される。それと同時に、演算装置9は、ウエハステージ1の現在位置と目標位置の差を演算し、ウエハステージ1の駆動命令をドライバ10に出力する。ドライバ10は、演算装置9からの命令に従い、Y1リニアモータ6a,Y2リニアモータ6bおよびXリニアモータ7(駆動手段)に電流を流し、ウエハステージ1を、XY方向(平面方向)に駆動する。ウエハステージ1は、ウエハステージ定盤11の上をエアーべアリング等によって非接触で2次元に移動可能である。ここで、演算装置9、ドライバ10等により本発明における補正手段が構成される。
【0037】
以上、基本的なウエハステージの構成について説明した。次に、具体的なウエハステージの駆動手法(駆動方法)について述べる。
各レーザ干渉計4,5a,5bは、相対的な対象物の移動量を計測するため、電源をonした直後は、ウエハステージ1の位置を知ることができない。そのため、おおよそのウエハステージ1の位置を知るために、絶対的な位置を計測するセンサ(不図示)を取り付けたり、また、ある一定方向に常に力をかけ、フォトスイッチ等を横切った瞬間、各レーザ干渉計4,5a,5bをリセットしてもよい。この各レーザ干渉計4,5a,5bのリセットをX1レーザ干渉計5aの計測範囲内で行うことにより、Yレーザ干渉計4とX1レーザ干渉計5aが、ウエハステージ1の位置の計測を開始する。通常の状態では、これ以降、Yレーザ干渉計4とX1レーザ干渉計5aとにより、ウエハステージ1の位置を常に計測することになる。このとき、ウエハステージ1の正確な位置は、Xバーミラー3およびYバーミラー2の平面度の影響を受ける。そのため、この誤差を予め計測しておき、補正関数として演算装置9のメモリに蓄えておく。そして、Y位置におけるX誤差、X位置におけるY誤差を前記補正関数から演算装置9により計算し、Xレーザ干渉計5a,5bおよびYレーザ干渉計4の値を補正することで、ウエハステージ1の正確な位置を知ることができる。
【0038】
ここで、オフ・アクシス・スコープによる計測やウエハ交換等、ウエハステージ1がY方向に大きく駆動する必要があり、X1レーザ干渉計5aの計測範囲を超えてしまう場合を考える。この場合、X1レーザ干渉計5aの計測範囲内で、X2レーザ干渉計5bも同時に計測可能な位置に、ウエハステージ1が来たことを知る必要がある。これは、Yレーザ干渉計4の値から判断してもよいし、別途センサを設けてもよい。その段階で、X2レーザ干渉計5bをリセットする。このとき、ウエハステージ1を静止させてもよいが、高速化のため、駆動しながら行うことを考える。X2レーザ干渉計5bはリセットされて、計測を開始しても正しいウエハステージ1のX位置を計測できない。そこで、今までウエハステージ1のX位置を計測していたX1レーザ干渉計5aの値を、X2レーザ干渉計5bに与えてやればよい。このとき、ウエハステージ1のθの計測系を有しているのであれば、θ×LだけX2レーザ干渉計5bの初期値を補正することで、より正確にウエハステージ1のX位置を引き継ぐことができる。また、空気のゆらぎの影響等によって、X1レーザ干渉計の値そのものも誤差が含まれている可能性がある。そこで、ある一定時間のX1レーザ干渉計5aの計測値の中心値(平均値)を、X2レーザ干渉計5bに引き継いでもよい。
【0039】
しかし、それでも、バーミラー平面度の影響によって、X1レーザ干渉計5aからX2レーザ干渉計5bに切り換えたとき、誤差が生じてしまうことは、先に記した。そこで、X2レーザ干渉計5bが計測可能になったと同時に、バーミラー平面度の補正関数から、誤差分を補正演算する。つまり、補正関数を、Δx=F(y)とした場合、上記した数2の関数による演算値(補正量)をX1レーザ干渉計5aおよびX2レーザ干渉計5bの計測値から補正すればよい。
【0040】
つまり、ステージの正しいX位置をXtとし、X1レーザ干渉計5Aの計測値をX1、X2レーザ干渉計5bの計測値をX2、それぞれの誤差をΔx1、Δx2とすると、
【0041】
【数3】
Figure 0003826042
で表すことができる。よって、
【0042】
【数4】
Figure 0003826042
とすることで、バーミラーの平面度の影響を受けずに、正しいステージX位置をX1レーザ干渉計5AからX2レーザ干渉計5bへ引き継ぐことができる。
【0043】
また、ウエハステージ1を駆動しながら、各レーザ干渉計5a,5bの切り換えを行う場合、Y方向へのステップの速度やX2レーザ干渉計5bのリセットにかかった時間の変動により、切り換えを行うときのウエハステージ1のY位置は常に一定の場所とは限らない。その場合、上記補正量を、X1レーザ干渉計5aおよびX2レーザ干渉計5bの計測値に対して常に補正しておくことで、レーザ干渉計5a,5bの切り換えのY位置にかかわらず、正確にウエハステージ1のX位置を引き継ぐことができる。つまり、X2レーザ干渉計が計測可能になった場合などをトリガーに、Δx2を常に演算しておき、数4の演算がいつ実行されてもいいように、Δx2を準備しておくことと同じである。同様に、ウエハステージ1を駆動しながら、X1レーザ干渉計5aの計測値を平均化する場合も、常に上記補正を行えばよい。つまり、X1およびX2レーザ干渉計5a、5bの平均化を行うとき、Δx1およびΔx2も同じタイミングで平均化すればよい。その結果、バーミラー平面度の影響を受けずに、正しいX1レーザ干渉計5aの値をX2レーザ干渉計5bに引き継ぐことができる。
【0044】
また、上記したX1レーザ干渉計とX2レーザ干渉計との切り換え時における補正は一つの誤差関数(F関数)をX1およびX2レーザ干渉計に用いているが、X1およびX2レーザ干渉計それぞれが専用の誤差関数を持たせてもよい。つまり、一つの誤差関数を用いた場合、Δx1とΔx2の関係は、数2の通りになるが、それぞれ専用の誤差関数を持たせるということは、
【0045】
【数5】
Figure 0003826042
というように、X1とX2の独立した誤差関数を、それぞれ計測して、例えば図1における演算装置9のメモリ等に備えてそれぞれ補正を行ってもよい。
【0046】
ここで、バーミラーの誤差関数は、例えば高次の多項式などで与えてもよいが、バーミラーの形状が複雑で高次の多項式などで近似できない場合などは、替わりに誤差テーブルを与えてやればよい。これは、ステージの位置(サンプル点)における誤差を列挙した表(テーブル)である。サンプル点の間隔を小さくすれば、より精密なバーミラーの形状を忠実に表現することができる。サンプル点とサンプル点の間の補間は、一次の直線でもいいし、高次関数でなめらかに補間してもよい。すると、ステージ位置yが決定すれば、対応する誤差Δx1、Δx2が決定するため、テーブルも広い意味で関数として捉えてもよい。
【0047】
以上までの手法で、バーミラーの平面度の影響による、確定的な誤差要因を除去することができる。しかし、X1およびX2レーザ干渉計そのものが空気のゆらぎ等、何らかの影響(位置計測手段の雰囲気等)で誤差を有してしまった場合、レーザ干渉計の切り換えを行う度に、不確定な要素により誤差を有することになることは、先に述べた。これは、先述のように、切り換えを行う際に、平均化を行うことである程度まで押さえることができる。しかし、この誤差は、切り換えを行う度に蓄積するものであり、切り換え回数が多くなると、無視できなくなる恐れがある。そのため、ある一定の回数レーザ干渉計の切り換えを行った場合や、ウエハステージが空いている時間、ロットの開始時等(一定の期間)、あるきっかけでウエハステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行うことが望ましい(第3の位置計測手段であるセンサ等を用いることも可能)。キャリブレーションを行う頻度は、精度とスループットのどちらを優先させるかで決定すればよい。キャリブレーションの手段としては、ウエハステージに予め用意されたマークを、スコープ等で観察することによりウエハステージの絶対的なずれ量を計測してもよいし、あるいは、絶対的な位置を計測するセンサを用意し、ウエハステージをそのセンサの計測範囲に駆動し、レーザ干渉計の値の誤差の蓄積分を計測してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明よれば、レーザ干渉計を切り換えることでバーミラーの長さより長い距離を駆動可能なステージにおいて、空気ゆらぎ等による不確定な要素による誤差がレーザ干渉計の切り換えに伴って誤差蓄積することを防ぐことができる。このため、高速、広範囲かつ高精度なステージ位置制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい一実施形態に係る位置決めステージ装置の要部概略図である。
【図2】 従来例に係る2次元平面移動可能なウエハステージ装置の要部概略図である。
【図3】 従来例に係る同一方向に複数のステージ位置計測用レーザ干渉計を設置して切り換え可能にしたウエハステージ装置の要部概略図である。
【図4】 従来例に係る複数のレーザ干渉計の切り換えに伴うウエハステージ装置の位置計測の誤差を説明する図である。
【符号の説明】
1:ウエハステージ、2:Yバーミラー、3:Xバーミラー、4:Yレーザ干渉計、5a:X1レーザ干渉計、5b:X2レーザ干渉計、6a;Y1リニアモータ、6b:Y2リニアモータ、7:Xリニアモータ、8a,8b,8c:レーザ干渉計カウンタボード、9:演算装置、10:リニアモータドライバ、11:ステージ定盤。

Claims (9)

  1. テージと、干渉計を含む第1および第2の位置計測手段とを備え、位置計測手段を前記第1の位置計測手段から第2の位置計測手段へ切り換えてステージの位置を計測するステージ装置において、
    切り換えの際に、前記第1の位置計測手段の雰囲気に起因する誤差を補正して前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ計測値を引き継ぐ手段と、
    前記補正が複数回行われた後に前記ステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行う校正手段を有することを特徴とするステージ装置。
  2. 前記校正手段は、一定の回数切り換えを行った場合または一定の期間に、キャリブレーションを行うとを特徴とする請求項1記載のテージ装置。
  3. 前記第1の位置計測手段の計測値の一定時間における平均値をとることによって前記誤差を補正することを特徴とする請求項1または2に記載のステージ装置。
  4. 前記第1および第2の位置計測手段は前記ステージの第1方向における位置を計測するために用いられ、前記第1方向と直交する第2方向に前記ステージが移動する際に前記位置計測手段は切り換えられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のステージ装置。
  5. 前記ステージは平面鏡を備え、前記第2方向における、前記平面鏡の寸法が前記第1および第2の干渉計の間隔よりも長いことを特徴とする請求項4に記載のステージ装置。
  6. 前記平面鏡の平面度に起因する誤差を補正して、前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ計測値を引き継ぐ手段を備えることを特徴とする請求項5に記載のステージ装置。
  7. 請求項1〜6の少なくともいずれかに記載のステージ装置を用いて基板を位置決めすることを特徴とする半導体露光装置。
  8. ステージと、干渉計を含む第1および第2の位置計測手段とを備え、位置計測手段を前記第1の位置計測手段から第2の位置計測手段へ切り換えてステージの位置を計測するステージ装置における位置計測方法であって、
    前記第1の位置計測手段の雰囲気に起因する誤差を補正する工程と、
    前記第1の位置計測手段から前記第2の位置計測手段へ補正された計測値を引き継ぐ工程と、
    前記補正が複数回行われた後に前記ステージの絶対的な位置のキャリブレーションを行う工程と、
    を有することを特徴とする位置計測方法。
  9. 前記ステージは平面鏡を備え、前記位置計測方法は、
    前記平面鏡の平面度に起因する誤差を算出する工程と、
    算出された誤差にもとづいて前記第2の位置計測手段の計測値を補正する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の位置計測方法。
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