JP3824666B2 - 検眼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は被検眼の屈折力等を自覚的に測定する検眼装置に係り、さらに詳しく述べれば乱視レンズ等の軸角度の提示機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数のレンズ等の光学素子が配置された回転ディスクを持ち、該回転ディスクの回転により所望の特性の光学素子を被検眼前方の検査窓に切り換え配置して被検眼の屈折力等を自覚的に検査する検眼装置が知られている。
この種の検眼装置は一般にホロプタと呼ばれ、手動タイプのものとモ−タ駆動により光学素子を切り換える電動タイプのものがある。
ところで、上記の検眼装置に配置される光学素子の中には円柱レンズやクロスシリンダレンズのように軸を持つ光学素子があり、検査は光学素子の軸角度を所期する位置に設定して行われる。
【0003】
従来の手動タイプのホロプタの乱視軸角度の提示機構は次の通りである。
図1は装置を検者側から見た外観図である。1は検査窓、2は15度刻みに目盛が付された乱視軸目盛、3は乱視軸インディケ−タ4が付されたインディケ−タ回転部材、5は乱視軸変換ノブ、6は5度刻みの乱視軸目盛、7は乱視軸変換ノブ5に付された乱視軸インディケ−タである。検者は乱視軸変換ノブ5を回して、検査窓1に配置された乱視レンズを回転させその軸角度を変えると共に、乱視軸変換ノブ5を回すと、インディケ−タ回転部材3も回転させる。
【0004】
乱視軸変換ノブ5による乱視レンズ及びインディケ−タ回転部材3の回転機構は図2に示される。検査窓1に配置された乱視レンズ8はホルダ9に固定装着されている。ホルダ9の外周にはギヤ部が形成されており、ギヤ10と噛合している。さらにギヤ10はギヤ11に、ギヤ11はギヤ12に、ギヤ12は乱視軸変換ノブ5のギヤ13に噛合している。また、ギヤ10にはホルダ9と回転中心を同じにするインディケ−タ回転部材3のギヤ部が噛み合っている。ホルダ9及びインディケ−タ回転部材3のギヤ部とギヤ13は、そのギヤ比が1対1で回転角が等しくなるように設計配置されている。
【0005】
このようにして、乱視軸インディケ−タ4と乱視軸目盛2とにより検査窓1に配置された乱視レンズの軸角度が検者に提示され、検者は乱視軸目盛6を注視しなくても乱視レンズの大まかな軸角度を確認しながら乱視測定をすることができる。
【0006】
電動タイプの装置の場合、乱視軸角度は操作部の信号に基づいて操作パネル上等にLED等で電気的に表示されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記で示したような手動タイプの場合の軸角度提示機構は、構造が複雑で部品数が多く、組み立て作業に時間を取られるという欠点があった。
また、ギヤの噛み合わせ部分が多いことからバックラッシュ(ギヤの遊びの積み重ね)により、ノブの回転角と検眼窓の回りのインディケ−タの回転角がズレる可能性が高いといった問題があった。
【0008】
後者の電動タイプの場合、検者は操作パネル上等の軸角度表示を見るしか軸角度を知るてだてがなく、例えば、レチノスコ−プにより検査窓を介して被検眼の他覚屈折測定を行う場合等は、測定しながら同時に軸角度を見ることができないという問題があった。
【0009】
本発明は、上記のような従来装置の欠点に鑑み、構造が簡単で検眼窓に配置された光学素子の軸角度を容易にかつ確実に確認することのできる検眼装置を提供することを技術課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成をもつことを特徴とする。
【0011】
(1) 種々の特性を持つ光学素子を複数の回転ディスク上に配置し、該回転ディスクを回転することにより前記光学素子を検査窓に選択的に切り替え配置して被検眼の屈折力等を自覚的に検査する検眼装置において、光学的な軸を持ち、前記回転ディスクの中の第1回転ディスクに保持部材により回転可能に保持される強度乱視レンズ及び第1回転ディスクより検者側に配置される第2回転ディスクに保持部材により回転可能に保持される弱度乱視レンズと、検者が検査窓内に視認可能なように、前記第2回転ディスクの開口部を介して視認可能な目印であって、前記第1回転ディスクの強度乱視レンズの保持部材又は強度乱視レンズ自体に、乱視レンズの軸方向に対応して施される軸角度確認用の目印と、前記検査窓の周辺に付与された軸角度確認用の目盛と、を具備したことを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下、本発明を手動タイプのホロプタに適用した一実施例を図面に基づいて説明する。
図3は実施例の装置を検者側から見た正面外観図である。20は検眼装置本体であり、検眼装置本体20は左右対称の一対の左眼測定ユニット21L、右眼測定ユニット21Rを備えている。22は両ユニット21L,21Rに設けられた検査窓であり、検査窓22の回りには15度間隔で付された目盛りを持つ乱視軸確認用の目盛板23が取り付けられている。
【0014】
測定ユニット21の内部には球面レンズの他、補助レンズ、乱視レンズ等が配置された複数のレンズディスクが配置されている。これらのレンズは測定ユニットの全面に配置された球面レンズダイヤル24、補助レンズノブ25、乱視度変換ノブ26を回すことにより所望の光学特性のレンズが検査窓22に配置される。乱視レンズは乱視軸変換ノブ27を回すことによりその軸角度が変えられる。28は5度刻みの乱視軸目盛である。
【0015】
図4は右眼測定ユニット21の内部構造を説明するための要部断面図、図5は図4上のA矢視図の一部を示したものである。
30は被検眼を、31は検査窓22を通過する測定軸をそれぞれ示す。32は弱度乱視レンズディスクであり、33は強度乱視レンズディスクである。弱度乱視レンズディスク32の同一円周上には、レンズホルダ34に装着された4種類(−0.25〜−1.00Dの−0.25Dステップ)の弱度乱視レンズ36が回転可能に保持され、さらに開口37も設けられている。同様に、強度乱視レンズディスク33の同一円周上にもレンズホルダ35を介して4種類(−1.25〜−5.00Dの−1.25Dステップ)の強度乱視レンズ38と開口(図示せず)が設けられている。弱度乱視レンズディスク32及び強度乱視レンズディスク33は、それぞれの乱視レンズ及び開口の間に形成された溝32a,33aを有した花びら形状を呈しており、軸39を中心にして回転可能となっている。乱視レンズディスク32,33の回転は次のようにして成される。
【0016】
40は乱視度変換ノブ26に同軸に取り付けられたギヤであり、ギヤ40にはギヤ41が噛合し、ギヤ41には回転駆動板42が取り付けられている。回転駆動板42の同一円周上には弱度乱視レンズディスク32の溝32aに係合する4つの短ピン43aと、乱視レンズディスク32,33の両方の溝32a,33aに係合する1つの長ピン43bが固着されている。これらの構成により乱視度変換ノブ26を回すと、その回転は回転駆動板42に伝達され、短ピン43a及び長ピン43bが弱度乱視レンズディスク32の溝32aに順次係合することによりレンズディスクが回転する。また、長ピン43bが一回転すると強度乱視レンズディスク33は一段階だけ回転する。
【0017】
このように乱視度変換ノブ26を回転操作することにより弱度乱視レンズ36及び強度乱視レンズ38が検査窓22に配置され、その組み合わせにより各種の乱視度数が作り出される。
【0018】
また、乱視レンズは測定軸31を中心に回転することにより、その軸角度が変えられる。軸角度を変えるためのレンズホルダ34及び35は、それぞれの外周に形成されたギヤ部の両者に噛合する太陽ギヤ50、太陽ギヤ50に同軸に取り付けられたギヤ51、ギヤ51に噛合する第1伝達ギヤ52、第1伝達ギヤ52に噛合する第2伝達ギヤ53、第2伝達ギヤ53に噛合するノブギヤ54を介し乱視軸変換ノブ27を回すことにより回転される。
【0019】
各レンズホルダ34及び35の検者側には、装着された乱視レンズ36及び38の軸方向に一致させて目印55が付してある。目印55は凹凸や色入れ等で行うが、これは乱視レンズをレンズホルダの目印55と軸方向を一致させて装着することにより容易に行うことができる。目印は検査窓22内であって開口37の径内に付すことにより、検者は検査窓22からレンズホルダ34の目印55を見通すことができ、さらに弱度乱視レンズディスク32上の開口37が検査窓22に配置された場合でもその裏側に配置されるレンズホルダ35の目印55を見通すことができる(図6参照)。
【0020】
以上のような構成により、検者は所望の組み合わせの乱視レンズを検査窓22に配置するとともに、その軸角度を乱視軸変換ノブ27の回転操作により設定する。この際、検者は被検者を観察しながら測定ユニット21上の目盛23と、検査窓22に配置されたレンズホルダ34または35上の目印55との位置関係により乱視レンズの軸角度を知ることができる。
【0021】
なお、以上の実施例では、軸角度確認用の目印55をレンズホルダ34及び35に設けたが、乱視レンズ自体に直接付与するようにしても良い。
また、実施例では乱視レンズの軸角度確認についてのみ説明したが、本発明は乱視レンズに限らず、例えば、クロスシリンダ、偏光レンズ、あるいはプリズム等のような測定軸を中心に回転させる必要のある軸を有する光学素子を測定ユニット内に配置する場合に利用することができる。
【0022】
また、実施例では手動タイプのホロプタを例にとって説明したが、モ−タ駆動にてレンズ等の光学素子を切り替える電動タイプの装置にも適用できることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡単な構造でありながら、軸を有する光学素子の軸角度を容易にかつ確実に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の手動タイプのホロプタを検者側から見た外観図である。
【図2】従来装置の乱視軸提示機構を説明する図である。
【図3】実施例の装置の正面外観図である。
【図4】右眼測定ユニット21の内部構造を説明するための要部断面図である。
【図5】図4上のA矢視図の一部を示した図である。
【図6】弱度乱視レンズディスク32上の開口37が検査窓22に配置された場合でもその裏側に配置されるレンズホルダ35の目印55が見通せることを示す図である。
【符号の説明】
22 検査窓
23 目盛板23
32,33 乱視レンズディスク
34,35 レンズホルダ
36 弱度乱視レンズ
38 強度乱視レンズ
55 目印

Claims (1)

  1. 種々の特性を持つ光学素子を複数の回転ディスク上に配置し、該回転ディスクを回転することにより前記光学素子を検査窓に選択的に切り替え配置して被検眼の屈折力等を自覚的に検査する検眼装置において、光学的な軸を持ち、前記回転ディスクの中の第1回転ディスクに保持部材により回転可能に保持される強度乱視レンズ及び第1回転ディスクより検者側に配置される第2回転ディスクに保持部材により回転可能に保持される弱度乱視レンズと、検者が検査窓内に視認可能なように、前記第2回転ディスクの開口部を介して視認可能な目印であって、前記第1回転ディスクの強度乱視レンズの保持部材又は強度乱視レンズ自体に、乱視レンズの軸方向に対応して施される軸角度確認用の目印と、前記検査窓の周辺に付与された軸角度確認用の目盛と、を具備したことを特徴とする検眼装置。
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