JP3822702B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、供給される水の一部が熱交換器を迂回して流れるバイパス通路及びそれを開閉するバイパス弁を備えた燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、給湯栓から湯を出湯する給湯機能及び浴槽へ湯を出湯する注湯機能を備えた燃焼装置1の要部構成図を示す。図2によれば、水を熱交換器2に供給する入水管3が、熱交換器2の入口側に接続されている。熱交換器2に供給された水はその中で熱交換を行い、熱交換器2の出口側に接続された出湯管5を通って給湯栓23から給湯される。熱交換器2を加熱するバーナー4へは、ガス供給管6からガスが供給され、それは元ガス電磁弁7によって開閉される。また、供給ガス量は、ガス比例弁8によって調整可能である。
【0003】
さらに、給湯器1は、入水管3を流れる水を熱交換器2を通さずに出湯管5へ送るバイパス管14を有し、このバイパス管14は、その流路を開閉するバイパス弁15を備えている。バイパス管14が設けられる理由の一つは、熱交換器2の腐食防止の必要性から、出湯温度が比較的低い温度(例えば40度)に設定されているとき、熱交換器2内の温度を所定温度(例えば60度)以上に維持するためであり、バイパス弁15を開け、熱交換器2からの高温の湯とバイパス管11を流れる水を混合して、設定温度の湯が出湯される。
【0004】
また、入水管3には、バイパス管14との接続位置より下流側に、熱交換器2への入水量を検出する流量センサ9と入水温度を検出する入水温度センサ11が設けられている。さらに、出湯管5には、バイパス管14との接続位置より上流側に、熱交換器2から出湯される湯の温度を測定する熱交換器温度センサ12及び上記接続位置より下流側にバイパス管14から水が合流した後の出湯温度を測定する出湯温度センサ13が設けられている。
【0005】
さらに、燃焼装置1は、出湯管5のバイパス管14からの接続位置より下流側の位置から分岐した注湯管16とそれを開閉する注湯弁17を備えている。注湯管16は浴槽18に接続され、熱交換器2によって加熱された湯を浴槽18へ導く。さらに、注湯管16には、浴槽18の水位を検出する圧力センサ19が設けられている。
【0006】
また、出湯管5には、注湯管16の接続位置より下流側に、給湯使用を確認する流量センサ10が設けられている。
【0007】
そして、燃焼装置1は、通常、リモコン21で設定された設定温度と入水温度センサ11によって検出される入水温度及び流量センサ9によって検出される入水流量とに基づいたFF(フィードフォワード)制御及び設定温度、出湯温度センサ13によって検出される出湯温度及び入水流量とに基づいてFB(フィードバック)制御によって、出湯温度が設定温度に維持されるように、制御部20が、ガス比例弁8の開度及びバイパス弁15の開閉を調節する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、バイパス弁15は、一般的にギアモータで動かされ、そのギアモータの軸の回転をホールICで検出することによって、制御部20は、バイパス弁15の開閉を認識することができる。
【0009】
このとき、例えばOリングの損傷又は経年変化などにより、バイパス弁15が閉じられているにもかかわらず、バイパス弁15に洩れが発生する場合がある。この洩れが発生すると、バイパス管14から水が出湯管5に混入するので、バイパス弁15が閉じられていることを前提に出湯制御を行っている制御部20は、設定温度の出湯又は設定水位までの注湯など各種出湯制御を正確に行うことができなくなる。
【0010】
そこで、本発明の目的は、バイパス弁の洩れの有無を検出し、且つその洩れ量を演算し、その洩れ量に基づいて、正確な出湯制御を行う燃焼装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記本発明の目的は、熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導くバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた燃焼装置において、
前記バイパス弁が閉状態で出湯が行われているとき、前記バイパス管の接続位置より上流側及び下流側の前記出湯管を流れる湯のそれぞれ第一及び第二の温度が入力され、該第一及び第二の温度が異なる場合、前記バイパス弁の洩れを検出する検出手段を備えていることを特徴とする燃焼装置を提供することにより達成される。
【0012】
本発明の燃焼装置の別の態様は、熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導くバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた燃焼装置については、前記バイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記バイパス管の接続位置より上流側及び下流側の前記出湯管を流れる水のそれぞれ第一及び第二の温度が入力され、該第一及び第二の温度が異なる場合、該二つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする。また、熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導く第一及び第二のバイパス管と、該第一のバイパス管を開閉するバイパス弁とを備え、該第一のバイパス管は該第二のバイパス管の接続位置より下流側の該出湯管に接続される燃焼装置については、前記第一のバイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記第二のバイパス管との接続位置より上流側の前記出湯管を流れる水の第一の温度及び前記第一のバイパス管の接続位置より下流側の前記出湯管を流れる水の第二の温度が入力され、該第一及び第二の温度が異なる場合、該二つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする。上記補正は、一方の温度を他方の温度に合わせることによって行われる。
【0013】
また、本発明の燃焼装置の更なる別の態様は、熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導く第一及び第二のバイパス管と、該第一のバイパス管を開閉するバイパス弁とを備え、該第一のバイパス管は該第二のバイパス管の接続位置より下流側の該出湯管に接続される燃焼装置において、前記第一のバイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記第二のバイパス管との接続位置より上流側の前記出湯管を流れる水の第一の温度、前記第一のバイパス管の接続位置より下流側の前記出湯管を流れる水の第二の温度及び前記入水管を流れる水の第三の温度が入力され、該第一、第二及び第三の温度が異なる場合、該三つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に従って説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲がこの実施の形態に限定されるものではない。
【0015】
本実施の形態においては、図2に示した制御部20が、以下に説明する図1のフローチャートに従って、バイパス弁15の洩れの検出及び洩れ量の演算を行う。これらは、例えば、制御部20内の搭載されたマイクロコンピュータによって行われる。
【0016】
図1において、入水量センサ9が、ON状態になると(ステップS1)、燃焼が開始する(ステップS2)。そして、例えば、設定温度が60度以上の高温に設定されている場合、バイパス弁15を閉じて、出湯は行われる。このように、バイパス弁15が閉じている状態で燃焼が行われているとき(ステップS3)、制御部20は、熱交換器温度センサ12と出湯温度センサ13によって検出される温度を比較する(ステップS4)。バイパス弁15が閉じられているときは、出湯管5には、バイパス管14から冷水が流入せず、熱交換器2によって加熱された湯のみが出湯されるので、この2つの温度センサ12及び13はほぼ同じ温度を検出するはずである。
【0017】
従って、このような状態において、上記2つの温度センサ12及び13によって検出される温度に差が生じ、出湯温度センサ13の温度が熱交換器温度センサ12より低い場合は、バイパス管14から冷水が出湯管5に混入していると判断され、何らかの原因によってバイパス弁15に洩れが生じていると判断することができる(ステップS5)。
【0018】
さらに、このバイパス弁15から洩れる洩れ量を演算により求める(ステップS6)。まず、与えられた熱量ΔQを求める計算式ΔQ=c・V・ΔT(cは比熱、Vは体積、Tは温度)から次の関係式が成立する。
V9 ×(T12−T11)=(V9 +V14)×(T13−T11)・・・・(1)
ここで、V9 は入水量センサ9によって検出される流量、T12は熱交換器温度センサ12によって検出される温度、T11は入水温度センサ11によって検出される温度、V14はバイパス管14を流れる洩れ量、T13は出湯温度センサ13によって検出される温度である。左辺は、入水量センサ9を通過した水量V9 が熱交換器2内で熱交換する熱量を示す。また、右辺は、入水量センサ9を通過する流量V9 及びバイパス管14を流れる流量V14の合計である総流量の温度変化から求められる熱量を示す。このとき、バイパス管14に流れる水量V14は熱交換器2から熱量を与えられていないので、この両辺の熱量は等しい。上記(1)式により、洩れ量V14は、
V14=(T12−T13)/(T13−T11)×V9 ・・・・(2)
によって求められる。
【0019】
求められた洩れ量V14から、あらかじめバイパス管14を洩れ量V14の流量の水が流れるものとして、出湯制御が行われる(ステップS7)。具体的には、入水温度T11、熱交換器2を通過する流量V9 及びバイパス管14を通過する流量V14に基づいてガス比例弁8の開度を制御するフィードフォワード制御が行われる。これにより、設定温度の湯を出湯することが可能となる。
【0020】
また、浴槽18のあらかじめ設定されている基準水位又は設定水位までの注湯が行われる場合、入水量センサ9によって検出される流量V9 に加えて、上記洩れ量V14を加算した流量に基づいて注湯を行う。これにより、基準水位又は設定水位まで正確に注湯が行われ、湯が浴槽18からあふれるというような動作が防止される。
【0021】
さらに、圧力センサ19は、一般的に、その内部にダイヤフラムなどを有しており、そのダイヤフラムに加えられる圧力によりダイヤフラムが変形し、その変形の程度を電圧値として出力するものである。そして、圧力センサ19によって、浴槽18の水位を検出するためには、浴槽18の循環金具の上を基準水位として、そのときの注湯管16内の圧力値を記憶する必要がある。この基準水位の圧力値は、圧力センサ19の経年変化に伴い変化するため、所定条件の下で圧力センサ19の補正が随時行われる。従って、この圧力センサ19の補正が行われるときにおいても、基準水位の注湯量に、上記バイパス弁15からの洩れ量V14を加算することにより正確な基準水位を定められ、それに基づいた正確な設定水位までの注湯を行うことが可能となる。
【0022】
また、ステップS4において、熱交換器温度センサ12の検出温度と出湯温度センサ13の検出温度がほぼ等しい場合は、バイパス弁15の洩れはないと判断され(ステップS10)、通常の出湯制御が行われる(ステップS11)。そして、例えば給湯栓23が閉じられ、入水量センサ9がOFF状態になると(ステップS8)、燃焼が停止される(ステップS9)。
【0023】
さらに、本実施の形態の燃焼装置1は、図2の点線部に示すように、バイパス管14に加えて、入水管3を流れる水を熱交換器2を通さずに出湯管5へ送る別のバイパス通路即ち固定バイパス22を有していてもよい。固定バイパス22は、常時、熱交換器2内を高温に維持するために設けられるものであって、前記バイパス管14と異なり、その通路を開閉する弁を備えていない。従って、出湯の際、この固定バイパス22には、常に水が流れるため、熱交換器温度センサ12と出湯温度センサ13によって検出される温度は常に異なる。この場合、上述したような熱交換器温度センサ12と出湯温度センサ13の検出温度を比較することによって、バイパス弁15の洩れを検出することができない。
【0024】
そこで、固定バイパス22が設けられた燃焼装置においては、次のようにして、バイパス弁15の洩れを検出する。即ち、熱交換器2内を流れる流量とバイパス通路25を流れる流量との比から演算によって理論出湯温度T13(th)を求め、それと実際の出湯温度T13とを比較することによって洩れの有無を判断する。そして、この理論出湯温度T13(th)と、出湯温度センサ13によって検出される実際の出湯温度T13とを比較し、実際の出湯温度T13の方が低いと判断されたとき、バイパス弁15に洩れがあると判断することができる。
【0025】
上記理論出湯温度T13(th)は、次の計算式によって求められる。あらかじめ定められた流量比を例えばa:(1-a) (aは総流量に対する固定バイパス22内を流れる流量率(0<a<1) )としたとき、理論出湯温度T13(th)は、
T13(th)=a・T11+(1-a)・T12
によって演算される。
【0026】
そして、このときの洩れ量V14は、上記(2)式と同様に、
V14=(T13(th)−T13)/(T13−T11)×V9 ・・・・(3)
によって求められる。求められた洩れ量V14に基づいて、上述同様に、洩れ量V14を考慮した出湯制御が行われる。従って、理論出湯温度T13(th)は、バイパス管14の接続位置より上流側且つ固定バイパス22との接続位置より下流側の出湯管5の部分(図2の部分A)の温度を実質的に示す。
【0027】
ところで、上述において、上記3つの温度センサ11、12及び13によって検出される温度T11、T12及びT13にばらつきがあると、上記のような正確な燃焼制御を行うことができない。即ち、同じ水温を検出すべきときに、各温度センサが異なる温度を検出すると、バイパス弁15の洩れがないにもかかわらず、洩れがあると判断したり、誤った洩れ量を演算するおそれがある。そこで、各温度センサのばらつきの有無を検出し、ばらつきがある場合は、それを補正することが必要となる。
【0028】
温度センサ11、12及び13の検出温度のばらつきの有無の検出は、例えば、工場出荷時に行われる。工場出荷時には、完成した燃焼装置が設定温度の湯を出湯するかの検査が行われる。このとき、熱交換器温度センサ12及び出湯温度センサ13の検出温度を比較する。バラツキがなければ、両検出温度は同じ温度のはずである。なお、この検査においては、バイパス弁15は閉じられ、バイパス弁15の洩れがないことが確認される。
【0029】
さらに、燃焼を行わずに燃焼装置内の配管に水を流す通水を行うことにより、入水温度センサ11も含めた温度センサのばらつきの有無を検出することができる。通水時は、同じ水温の水が各温度センサの部分を流れるからである。
【0030】
また、ばらつきの有無の検出は、燃焼装置が家屋に設置され、初めて運転されるときのような設置初期の段階のような、経年変化によるバイパス弁15の洩れがない時期において行われてもよい。この場合においても、バイパス弁15が閉じられた状態における燃焼が行われたときには、熱交換器温度センサ12及び出湯温度センサ13の検出温度、又は、通水時には、3つの温度センサ11、12及び13すべての検出温度が比較される。
【0031】
このように、温度センサ間のばらつきの有無を検出し、温度差が検出された場合は、いずれかの温度センサに他の温度センサの温度を合わせるような補正が行われる。具体的には、通水時の入水温度センサ11、熱交換器温度センサ12及び出湯温度センサ13の検出した温度がそれぞれ、17度、18度及び19度であったとき、入水温度センサ11の温度に合わせるとすると、熱交換器センサ12によって検出される温度T12をT12−1度、出湯温度センサ13によって検出される温度T13をT13−2度に補正し、これらのデータを、例えば、制御部20内のマイクロコンピュータに接続された書き換え可能な不揮発性メモリ(例えばE2 PROM)に記憶させる。
【0032】
また、検出された温度の平均温度を演算し、その平均温度に合わせる補正を行ってもよい。
【0033】
このように、各温度センサの検出温度にばらつきがある場合は、いずれかに合わせるような補正を行い、検出誤差がない状態において、上述のバイパス弁15の洩れの有無が検出される。従って、バイパス弁15の洩れの有無の判断及びその洩れ量の演算を誤作動なく行なうことが可能となる。
【0034】
本発明における燃焼装置は、図2に示した構造に限られず、例えば、風呂の追い焚き機能を有する複合式給湯器、浴槽への注湯及び追い焚きを行わず、給湯のみを行う単能機、又はいわゆる一缶二水式燃焼装置のような燃焼装置であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、熱交換器温度センサと出湯温度センサの検出温度を比較することにより、バイパス弁の洩れを検出することができる。さらに、これらの温度と入水温度及び入水量とから洩れ量を演算することが可能であり、得られた洩れ量に基づいて、各種出湯制御を行うことで、より正確な出湯制御が可能となる。
【0036】
また、各温度センサのばらつきを補正することにより、バイパス管の洩れを正確に検出することが可能となり、誤作動がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるフローチャートである。
【図2】燃焼装置の要部構成図である。
【符号の説明】
1 燃焼装置
2 熱交換器
3 入水管
5 出湯管
9 入水量センサ
11 入水温度センサ
12 熱交換器温度センサ
13 出湯温度センサ
14 バイパス管
15 バイパス弁
16 注湯管
18 浴槽
20 制御部
22 固定バイパス
Claims (4)
- 熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導くバイパス管と、該バイパス管を開閉するバイパス弁とを備えた燃焼装置において、
前記バイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記バイパス管の接続位置より上流側及び下流側の前記出湯管を流れる水のそれぞれ第一及び第二の温度が入力され、該第一及び第二の温度が異なる場合、該二つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする燃焼装置。 - 熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導く第一及び第二のバイパス管と、該第一のバイパス管を開閉するバイパス弁とを備え、該第一のバイパス管は該第二のバイパス管の接続位置より下流側の該出湯管に接続される燃焼装置において、
前記第一のバイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記第二のバイパス管との接続位置より上流側の前記出湯管を流れる水の第一の温度及び前記第一のバイパス管の接続位置より下流側の前記出湯管を流れる水の第二の温度が入力され、該第一及び第二の温度が異なる場合、該二つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする燃焼装置。 - 請求項1又は2において、
前記補正は、一方の温度を他方の温度に合わせることによって行われることを特徴とする燃焼装置。 - 熱交換器と、入水管を流れる水を該熱交換器に通さずに出湯管へ導く第一及び第二のバイパス管と、該第一のバイパス管を開閉するバイパス弁とを備え、該第一のバイパス管は該第二のバイパス管の接続位置より下流側の該出湯管に接続される燃焼装置において、
前記第一のバイパス弁が閉状態且つ洩れがない状態で燃焼を行わずに水を流す通水を行い、前記第二のバイパス管との接続位置より上流側の前記出湯管を流れる水の第一の温度、前記第一のバイパス管の接続位置より下流側の前記出湯管を流れる水の第二の温度及び前記入水管を流れる水の第三の温度が入力され、該第一、第二及び第三の温度が異なる場合、該三つの温度を一致させる補正を行う補正手段を備えることを特徴とする燃焼装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP06931197A JP3822702B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 燃焼装置 |
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JPH10267412A JPH10267412A (ja) | 1998-10-09 |
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Family Applications (1)
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JP06931197A Expired - Fee Related JP3822702B2 (ja) | 1997-03-24 | 1997-03-24 | 燃焼装置 |
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JP (1) | JP3822702B2 (ja) |
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1997
- 1997-03-24 JP JP06931197A patent/JP3822702B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10267412A (ja) | 1998-10-09 |
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