JP3822496B2 - 自動車用側面衝撃保護装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、請求項1のプレアンブルに基づく自動車用の側面衝撃保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
側面衝撃を受けた場合に乗員と自動車の側面構造体の間に展開して側面保護をするエアバッグシステムが知られている。その目的は、特に、乗員の頭部がサイドウインドウや自動車ピラーに対する衝撃を受けないように、または、側面衝突によって自動車が転倒した場合に、頭部や手足が自動車から側方外側に飛び出ないようにすることである。
【0003】
しかし、公知のエアバッグシステムでは、エアバッグに高ガス圧で張力が加わった場合にしか側面衝撃を受けた際の保護効果が保証されない。例えば、エアバッグからガスが漏出し、あるいはエアバッグ内のガスが冷えることによってエアバッグが弛緩すると、エアバッグは保護機能を最適に奏することができなくなる。特に、例えば、自動車が側面衝撃を受けてから転倒した場合や、後続事故が起こった場合に、エアバッグが弛緩すると、頭部や手足が側方外側に飛び出してしまう危険がある。
【0004】
WO−A1−99/41110公報は、自動車乗員の拘束装置を開示している。当該装置では、エアバッグが膨張するにつれて、自動車に連結されてエアバッグに作用する引張装置によって所定の位置まで引張られてその位置に保持される。この公知の拘束装置は、エアバッグの端部に張力を加えて、エアバッグをある程度引張支持する。
【0005】
【特許文献1】
WO−A1−99/41110
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、保護部材に持続的効果的に張力をかけて、側面衝撃を受けた場合の乗員の保護性が向上された自動車用側面衝撃保護装置を提供するという目的に基づいたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的は、本発明のクレーム1に記載の特徴を有する側面衝撃保護装置によって達成される。本発明の好適かつ有用な発展形態は、従属クレームに記載されている。
【0008】
本発明は、保護部材の下部領域に少なくとも部分的に連結され、かつ、保護部材が展開した時またはその直後に、少なくとも1つの引張装置によって自動車の少なくとも2つの地点の間で引張される長尺状の牽引手段を備えている。この場合、引張装置は、牽引手段と相互作用して、保護装置のコーナー部を点状に引張るのではなく、基本的には保護部材の下部領域全体にアクティブに張力を付与する。これによって、個々の手足や乗員が側方に飛び出してしまわないように極めて効果的かつ持続的な保護がなされる。また、後続事故が起こった場合にも、サイドウインドウや自動車の側面構造体による衝撃から確実に保護されるようになされている。
【0009】
本発明の好ましい改良例では、牽引手段は、本質的には、展開した保護部材の下縁部沿いに延在する。これによって、保護部材全長にわたって保護部材にアクティブに張力を付与することが可能になっている。保護部材または側面保護の効果的かつ確実な引張支持が達成される。保護部材の上縁部は、自動車の、特に、AピラーとBピラーまたはCピラーの間のルーフ沿いに取付けられる。
【0010】
牽引手段は、保護部材に対し、例えば、ループやタックなどを介して牽引手段を保護部材に通じることによって連結できる。あるいは、例えば牽引手段を保護部材に縫着し、あるいは保護部材に接着することで、牽引手段を保護部材の生地に直接連結するようにしてもよい。
【0011】
牽引手段は、好ましくは、連続した連結ケーブルまたは連結バンドとして設計されている。しかし保護部材の生地、さもなければ更なる引張装置を介して互いに連結されたサブセクションから牽引ケーブルを構成することも、同様に本発明の範囲に包含される。
【0012】
好ましい改良例では、保護部材は、例えば、AピラーからBピラー、さもなければ、CピラーおよびDピラーまで延びる連続体として設計されている。あるいは、保護部材は、自動車の長手方向に前後に配列されて互いに連結された複数の分割部(サブセグメント)から形成されている。このような場合にも保護部材の本発明によるアクティブな引張を確実に実現するために、保護部材の各隣接する分割部の下部が、牽引手段または牽引手段の小部分(サブセクション)によって互いに連結されている。従って、保護部材を複数の分割部に分割しても、システムを全体としてアクティブに引張支持することが可能である。
【0013】
保護部材は、保護部材に連結されている牽引手段に張力をかけることによって引張支持される。牽引手段に張力をかけるには様々な態様が構成可能である。第1の態様では、牽引手段に張力をかける引張装置を2つ設け、それぞれの引張装置が、牽引手段の一方端部を把持し、自動車内に互いに対向して留め付けられ、車体に固定されている。保護部材は、2つの引張装置間に位置する。この態様では、牽引ケーブルは長手方向両方からアクティブに張力が付与される。
【0014】
第2の態様では、牽引手段を引張する引張装置を1つだけ設け、この引張装置が、展開した保護部材の一方の側端部に配置されて、牽引手段の一方端部を把持する。牽引手段の他方端は、エアバッグの反対側の端部で車体に位置固定して止着されている。
【0015】
第3の態様では、牽引手段は、両端部で車体に固定されている。牽引手段をアクティブに引張するのに用いられる引張装置が、牽引手段に割込む2端部間に設けられ、割込みによって形成された2端部に連結される。作動時には、引張装置が、割込まれた牽引手段の少なくとも一方端部にアクティブな張力をかけ、これによって、牽引手段全体が引張される。引張装置が割込まれた牽引手段の両端部に張力をかけることも同様に本発明に包含される。
【0016】
牽引手段の張力付与の第4の態様では、上記の第3の態様の場合と同様に、牽引手段が両端部で車体に固定される。第4の態様では、保護部材が、例えばAピラーからDピラーまでといったように複数の自動車ピラーにわたって延びている場合を包含する。そして複数の引張装置が設定され、当該引張装置が各自動車ピラーに固定されるとともに、それぞれ牽引手段に割込む。そして作動の際には、牽引手段の少なくとも一方端部に張力をかけ、これによって牽引手段全体が引張される。
【0017】
引張装置が牽引手段の一方端部に設けられている第1及び第2の態様を、複数の自動車ピラーに渡って延びる保護部材に使用することもできる。
【0018】
引張装置には、それぞれ牽引手段の復帰運動を阻止する拘束装置を設けることが好ましい。拘束装置は、例えば、牽引手段の復帰運動を阻止する締付部材である。拘束装置を用いることによって、システム内に蓄積された張力が長時間にわたって(例えば、転倒事故の場合に)維持される。
【0019】
引張装置は、中央起動装置によって起動させることもできるし、また、各引張装置に設けられたセンサを介して分散起動させることもできる。引張装置の中央起動には、事故の状況に合わせて各引張装置を起動することができるという利点がある。例えば、エアバッグを保護部材として用いる場合、エアバッグの起動時に引張装置が自動的に作動するようにしてもよい。また、エアバッグのアクティブな引張は、直ちに可能になる必要はなく、エアバッグの弛緩後に初めて必要になるものであり、それ故にエアバッグの弛緩後多少の時間が経過してから引張装置を起動するようにしてもよい。
【0020】
本発明の有用な変更例では、自動車構造体上またはこれに連結されたソフトトリム部材上に展開補助部が設けられ、これによって、保護部材が十分かつ迅速に展開される。このために、例えばスライドオフ傾斜部が、車体に設けられるか、ピラーのソフトトリムの一部またはルーフ内張材の一部として設けられる。
【0021】
本発明の実施例では、エアバッグモジュールのエアバッグが、側面衝撃保護装置の保護部材の働きをする。エアバッグモジュールは、好ましくは、自動車のルーフフレームまたは上部ドアフレーム付近に収納される。エアバッグを引張支持する少なくとも1つの引張装置によってエアバッグ起動後に引張される牽引手段は、エアバッグとの連結箇所付近でエアバッグモジュールに組み込まれる。牽引手段端部は、エアバッグモジュールから、自動車構造体上または自動車構造体に設けられた引張装置上の牽引手段の各固定ポイントまで延びる。
【0022】
保護部材がエアバッグとして構成される場合、実質的に水平に延在して互いに上下に配置されたチャンバを有するようにエアバッグを構成するのが好ましい。水平に延在するチャンバは、実質的に水平に延びる連結ラインに沿ってエアバッグの前層と後層を連結することによって形成される。エアバッグの前層と後層を連続した連結ではなく点状に連結してもよい。
【0023】
本発明は、初めて、エアバッグのチャンバを水平に形成することができるようにしたものである。従来の側面保護システムの場合、例えばWO96/26087に開示されているように、エアバッグの充填時にシステムを引張するためにはチャンバを垂直に構成する必要があるので、水平に延びるチャンバを用いることができない。本発明によると、エアバッグを、個々のエアバッグチャンバの配列に関係なく、少なくとも1つの引張装置と協働した牽引手段によって引張することができるので、垂直方向に配列したチャンバという限定が不要となる。
【0024】
本発明の有用な変更例では、エアバッグが、例えば、AピラーとBピラー間、BピラーとCピラー間、および、CピラーとDピラー間に延在する複数の分割部(サブセグメント)から成る。保護装置の起動時に全ての分割部へのアクティブな張力付与を可能にするべく、個々の分割部は、その下部領域で牽引手段または牽引手段の小部分(サブセクション)を介して連結されている。エアバッグの分割部は、それぞれ専用ガス発生装置で別々に充填できる。これによって、前後に並んだ複数の座席列において所望の数の個々の保護領域を確保することが可能になる。
【0025】
本発明の参考例では、保護部材は、エアバッグではなく、単層又は複層の帆体として設計されている。帆体は、所定条件において膨張可能な耐久性材料で構成するのが好ましい。帆材は、塑性的な挙動を示すよう構成するのが好ましい。すなわち乗員をソフトに拘束するべく、所定の条件下に膨張変形可能に構成するものである。
【0026】
帆体を用いることによって、エアバッグを使用する場合に必要な複雑なガス充填工程が省かれる。これに関して、ガス発生装置や、エアバッグ内へのガス誘導システムも同様に不要となる。ガス非透過性エアバッグの場合に用いられる気密性の珪化処理(浸珪)帆材の使用も不要になる。従って、簡便かつ対費用効果に優れ、しかも乗員の確実かつ持続的な側面保護を行い、特に、バン、バス、航空機など、車長の長い自動車に好適な保護装置が提供される。
【0027】
保護部材に帆体を用いる場合、引張装置が、帆体のアクティブな引張支持のみならず、衝突事故の場合に帆体を展開する機能を奏するように構成するのが好ましい。このため衝突事故の際に、帆体に連結され、引張装置と協働して帆体を展開する牽引手段または引締線が適宜設定される。
【0028】
【発明の実施の形態】
(参考例1)
本発明について、以下の図面を参照して説明する。図1は、作動状態とされた自動車用側面衝撃保護装置の模式図であり、保護部材1が自動車のAピラーとDピラーの間に延びている。保護部材1は、連結ポイント20を介して自動車の側面構造体のルーフフレームに留め付けられているエアバッグとして構成され、参考例1では単層又は複層の帆体として構成される。連結ポイント20を介した点状の固定に代えて、ルーフフレームに連続状に固定してもよい。非作動状態では、保護部材1は、ルーフフレーム上のハウジング(図示されていない)内に折り畳まれて収納されている。
【0029】
ハウジング内に収納する構造の代わりに、保護部材に単に紙製包装バッグまたはカバーを設けるだけでもよい。例えば、クリップで留め付けてルーフフレームに部分固定された紙製ループ内に保護部材を配置する。
【0030】
図1〜8に関する以下の説明では、保護部材1は参考例として単層又は複層の帆体10で構成する。
【0031】
図1に示すように、帆体10は単体として構成される。牽引手段30は、下縁部11沿いに延び、引張装置(牽引装置)41、42を介して、ソフトトリム部材など、自動車の車体または車体に連結されている部材に連結されている。図1に示す参考例1では、一方の引張装置41がAピラーに固定され、他方の引張装置42がDピラーに固定されているので、牽引手段30は、AピラーとDピラーの間に延在する。
【0032】
牽引手段30は、ケーブルまたはバンドとして構成され、帆体10に各種の手法で連結される。各例が図7から9までに示されている。図7では、帆体10の下縁部に設けられるとともに牽引手段30が挿通されたループ12を介して、牽引手段30と帆体10とが連結されている。図8では、牽引手段30と帆体10とを連結するべく、牽引手段30用ループを形成するタックまたは縫目13(概略図示)が設けられている。同様に他の挿通システムも構成可能である。
【0033】
図9では、牽引手段30は、例えば、帆材に織込む、あるいは帆材に接着することによって直接連結された構成が示される。
【0034】
引張装置41、42(概略図示)(図1参照)は、点火装置または作動装置を有する。これらが起動すると、引張装置41、42が牽引手段30に張力を作用させて引張する。牽引手段30を引張するには、引張装置41、42は、例えば、牽引手段30に連結されたピストンを有し、ガス圧で駆動し、自動車衝突時に高圧ガスで動き、その過程で、牽引手段30を引張する。この種の引張装置は、例えば、DE‐C2‐4420156に開示されている。一方、引張装置につき他の態様を採用することも可能である。例えば、引張装置は、応力付加スプリング部材またはバンド引締手段と協働してもよい。必須の特徴としては、引張装置が作動するとアクティブな引張力が牽引手段30に作用するということである。
【0035】
引張装置41、42の点火ないし作動は、エアバッグでも使用されているような衝撃検知用の1つまたは複数のセンサを介して遂行される。
【0036】
引張装置41、42には、牽引手段30の復帰運動を阻止する拘束装置(復帰運動阻止装置)(図示されていない)を設定するのが好ましい。拘束装置は、例えば、締付部材または拘束噛合部材で形成してもよい。適切な拘束装置が、例えば、DE−A1−19707347に記載されている。
【0037】
自動車が衝突した場合、事故の状況に合わせて引張装置41、42が即時作動することによって帆体10がアクティブに引張される。車両に固定されている引張装置41、42間で帆体10に連結されている牽引手段30を引張することによって、帆体10が下縁部11全体にわたってアクティブに引張され、これによって、乗員の飛び出している頭部や手足などが確実に持続的に保護される。
【0038】
引張装置41、42が作動すると、帆体10がルーフフレームから引き出されて引張される。帆体10をアクティブに引張すること以外に、引張装置41、42は、衝突の際に帆体10を展開する機能を奏する。従って、牽引手段30が引張されると、帆体の側縁部14が下方に引出されて、帆体が非作動状態で折り畳まれて収容されているハウジングから引出される。
【0039】
帆体10は、ピラーのソフトトリム等といった自動車の他の箇所に収納してもよい。帆体10と側面構造体または側面トリムとの連結ポイントは、自動車の形状や車体長との関係によって適宜決定される。
【0040】
(参考例2)
図2に示されている側面衝撃保護装置は、図1の保護装置とは異なり、帆体が連続した構成ではなく、互いに連結された複数の分割部10a、10b、10cから成っている。展開した状態では、分割部10aはAピラーとBピラーの間に延在し、分割部10bはBピラーとCピラーの間に延び、分割部10cはCピラーとDピラーの間に延在する。隣接し合う分割部10aと分割部10bは、その下部領域を相互に連結するバンド33を介して連結されている。また隣接し合う分割部10a、10b、10c間を、下部ストリップ34によって連続した帆材に渡って連結してもよい。この場合、帆材には、ストリップ34の上方箇所15に凹部が形成されている。
【0041】
牽引手段30は、分割部10a、10b、10cの下部沿いに上記参考例2のように延在し、3つの分割部すべてを互いに連結する。これによって、帆体が個々の分割部から形成されていても、衝突時には帆体全体がしっかりと張られる。
【0042】
あるいは、牽引手段30が帆材によって連結された小部分(サブセクション)に区分され(図示されていない)、この小部分が単に分割部10a、10b、10cを互いに連結し、外側の分割部10a、10cを引張装置41、42に連結するよう構成してもよい。この場合、帆体10の下部を分割帆体全体にわたって連続して張る機能が特徴とされる。
【0043】
帆体を複数の連結した分割部10a、10b、10cで形成する構成により、BピラーとCピラー領域において円滑に展開することも可能であるという利点が得られる。
【0044】
図2の参考例2では、更に、他の牽引手段または引張線31、32が設けられ、それぞれ引張装置41、42と、展開された帆体10a、10cの側縁部14、15との間に延在する。この更なる牽引手段によって、引張装置41、42の作動時に帆体が瞬時に広がって帆体の引張性能を向上させることが可能となる。スライドオフ傾斜部などの構造上の展開補助部を使って帆体または牽引手段30の引出しを容易にするようにしてもよい。展開補助部は、車体に形成するか、ピラーのソフトトリムの一部またはルーフ内張材の一部として形成する。
【0045】
さらに他の参考例として、インテリジェントセンサ装置を使って個々の分割部10a、10b、10cが単独に作動して引張されるように構成してもよい。この場合、引張装置に連結され、かつ、好ましくはピラー内を垂直に案内されている牽引手段または引張線を介して帆体分割部を展開するようにする。この場合、帆体分割部は個々のピラー間で引張されている。また、帆体分割部または引張装置が所定の時間差を有しつつ作動するようにしてもよい。これによって、例えば、転倒事故の場合、個々の帆体分割部が時間差を有しつつアクティブに引張するようになり、引張時間を延長することが可能となる。
【0046】
(参考例3)
図3には、本発明による側面衝撃保護装置の他の参考例3が示される。この参考例3では、牽引手段30が一方端のみ引張装置41に連結され、他方端は、固定ポイント21を介して自動車に位置固定されて連結されている。引張装置41が作動すると、牽引手段30が引張装置の方向への力を受け、自動車に固定連結されているためにポイント21で引張され、これによって牽引手段に連結された帆体を引張支持するので、帆体10を引張支持する機能が容易に実現される。
【0047】
(参考例4)
図4に示す参考例4の場合、牽引手段30が2つの小部分(サブセクション)35、36に分かれ、その外端部が、ともに固定ポイント22、21において位置固定されて車体に連結され、他の2端が引張装置43に連結されている。引張装置43が牽引手段35、36の少なくとも1つの端部に張力を加えて、牽引手段が全体として2つの固定ポイント22、21間で引張される。図4に示す参考例4では、必要に応じて、転倒事故の際に帆体を引出して展開するための更なる牽引手段が設けられる。この牽引手段は、引張装置43または他の引張装置(図示されていない)に連結される。
【0048】
(参考例5)
図5に示す参考例5は、基本的には図4に示す参考例4と同等であり、AピラーとCピラーの間に延在する連続状の単体の帆体10が設けられている。
【0049】
(参考例6)
図6に示す参考例6では、基本的には図4の参考例4と同等であるが、引張装置44、45、46が、Aピラーと最後部のピラーとの間に設けられている各ピラー(Bピラー、Cピラー、Dピラー等)に配置される。引張装置44、45、46は、それぞれ牽引手段30に割込み、割込まれた牽引手段の両端部に連結される。各引張装置44、45、46が、割込まれた牽引手段の少なくとも一方端部を引張し、これによって、牽引手段30全体が、AピラーとXピラー上で車体に固定されている固定ポイント22、21間で引締られ引張される。
【0050】
この参考例において、個々の帆体の分割部が単独に作動して引張されるように構成してもよい。
【0051】
(本発明の実施例)
図10は、本発明に係る側面衝撃保護装置であり、保護部材がエアバッグとして構成されている。エアバッグは、図1と同様に、連続状に構成してもよいし、図10のように複数の分割部50a、50b、50cによって構成してもよい。分割部50a、50b、50cにガス充填するための個別のガス発生装置51a、51b、51cが各分割部に設けられている。各分割部50a、50b、50c間でのガス交換は規制されている。図10において、前2つの分割部50a、50bには、Bピラー付近に当該2つの分割部を分断する切取部が形成されている。また後2つの分割部50b、50cは、直接隣接し、縦の縫目によってのみ互いに分断されている。更に、図2に示す各部改良点を付加してもよい。
【0052】
分割部(サブセグメント)を用いると、複雑なガス誘導システムを省略することが可能となるため、ピラー付近の狭い構造上のスペースがフリーになるという利点がある。各エアバッグは個別にガス充填される。
【0053】
エアバッグの個々の分割部50a、50b、50cは、牽引手段30によって下部領域にて連結され、牽引手段30は、上記したように、衝突事故の際に引張装置41、42、43、44によってアクティブに引張され、その結果、確実にエアバッグを下縁部全体に沿って効果的に引張支持する。
【0054】
保護部材として帆体を使う場合とは異なり、エアバッグの展開または膨張は、基本的にはガス充填の際に自動的に行わる。従って、エアバッグを引張部材として使う場合、引張装置41、42、43、44は、とりわけエアバッグをアクティブに引張支持するために使われる。しかし引張装置は、更に、展開を補助する働きも有し、エアバッグの展開時に、エアバッグを所定の端部位置まで垂直方向に引張する。このため、各ピラー上にほぼ垂直に案内される更なる牽引手段または引締線を設けることが好ましい。
【0055】
隣り合う2つの引張装置41、43、44、42は、例えば対応するエアバッグ分割部50a、50b、50cにガスが充填されると直ちに作動する。例えば、引張装置41、43は、対応するエアバッグ分割部50aにガス発生装置51aを介してガス充填されるか、またはガス発生装置51aの作動によって作動する。引張装置は、アクティブな引張支持の前にガス充填ステップを待機するべく、エアバッグの作動に対して時間差を有しつつ作動されてもよい。
【0056】
エアバッグ分割部50a、50b、50cは、実質的に水平に延在する連結ライン53に沿ってエアバッグ繊維の前層と後層を連結することによって形成された実質水平延在状のチャンバ52を有する。あるいは、エアバッグ繊維の前層と後層を点状に連結してもよい。エアバッグのアクティブな引張支持は、個々のエアバッグ分割部50a、50b、50cに連結された牽引手段30によって行われるので、個々の自動車ピラーA、B、C、D間では、チャンバ52の場所的配置に関係なく引張される。
【0057】
水平チャンバを用いる場合、確実にエアバッグを迅速に展開するには、引張装置41、42、43、44が、更に、展開を補助する機能を奏するように構成するのが好ましい。また展開を補助する更なる引張装置を用いることもできる。
【0058】
上記した実施例では、引張装置は、エアバッグの充填によって作動するのではなく、独立して作動する。かかる構成により、エアバッグやエアバッグ分割部の内圧に関係なく引締が行われることが可能である。
【0059】
本発明は、上記の実施例の構成に限定されるものではない。本発明の重要な特徴は、展開した保護部材の下部領域に止着されている長尺の牽引手段が、衝突事故の際に、少なくとも1つの引張装置によってアクティブに引張され、これによって最終展開状態の保護部材を持続的かつ効果的に引張支持することにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 作動状態の側面衝撃保護装置の参考例1の模式図であり、保護部材が2つの引張装置間で引張されている。
【図2】 図1の保護装置であり、保護部材が、互いに連結された分割部からなる。
【図3】 保護装置の別の参考例を示し、保護部材が、Aピラーに設けられている引張装置によって引張支持されている。
【図4】 保護装置の更に別の参考例を示し、保護部材が、Bピラーに設けられている引張装置によって引張支持されている。
【図5】 図1の保護装置であり、引張装置が、AピラーとCピラーに設けられている。
【図6】 保護装置の更に別の参考例を示し、引張装置が、自動車ピラーに設けられている。
【図7】 ループによる保護部材と牽引手段との固定を示す略図である。
【図8】 タックによる保護部材と牽引手段との固定を示す略図である。
【図9】 保護部材生地に完全に連結することによる保護部材と牽引手段との固定を示す模式図である。
【図10】 本発明による保護装置の実施例であり、複数の分割部から構成され、かつ、水平に延びるチャンバを有するエアバッグが、連続する牽引手段と引張装置を介して引張支持されている。
【符号の説明】
1 保護部材
10 帆体
10a、10b、10c 分割部
30 牽引手段
35,36 牽引手段の小部分
41、42、43、44 引張装置
50a、50b、50c エアバッグ分割部
51a ガス発生装置
Claims (10)
- 展開可能な保護部材を有する自動車用側面衝撃保護装置であって、
展開された保護部材の下部領域に複数の挿通連結部を介して連結され、かつ、自動車の2つのポイント間にて当該保護部材の下縁部沿いに連続して延在する長尺状の牽引手段と、
前記牽引手段の延在線上において自動車のピラーに固定されるとともに、前記牽引手段の一方端部を把持し、保護部材が展開した時またはその直後に、前記2つのポイント間で前記牽引手段を引張することで、展開された前記保護部材を引張支持する少なくとも1つの引張装置を備え、
前記保護部材がエアバッグモジュールのエアバッグとして構成されていることを特徴とする自動車用側面衝撃保護装置。 - 前記保護部材が連続体として構成されていることを特徴とする請求項1に記載の保護装置。
- 前記保護部材が、自動車の長手方向に前後に配列されて互いに連結された複数の分割部から形成され、隣接する分割部が、下部領域にて前記牽引手段によって互いに連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載の保護装置。
- 前記引張装置には、それぞれ牽引手段の復帰運動を阻止する拘束装置が設けられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 少なくとも1つの引張装置が、中央起動装置によって起動されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 少なくとも1つの引張装置が、引張装置のセンサによって分散起動されることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 自動車構造体上または自動車構造体に連結されたソフトトリム部材上に設けられた展開補助部を備えることを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 前記エアバッグが、基本的に水平に延びるエアチャンバを有することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 前記エアバッグが複数の分割部から構成され、前記エアバッグ分割部に、それぞれ専用のガス発生装置で別々に充填できることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の保護装置。
- 前記引張装置が、更に、エアバッグの展開を補助する機能を有することを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の保護装置。
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