JP3821547B2 - 背負式作業機の移動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、背負い式動力噴霧機や背負式動力散布機等の背負式作業機に、車輪を装着して容易にカートに変更して移動できる移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から背負式動力噴霧機の薬液タンクに薬液を充填すると大変重く、作業地まで背負って移動すると大変疲れて作業に支障をきたすことがある。そこで、できるだけ楽に移動できるように、背負式動力噴霧機を載置して移動できる移動用のカートが利用されている。
この移動用のカートは、図5に示すように、背負式動力噴霧機と別体に構成され、カート30はハンドルとステーが一体のフレーム41と、背負式動力噴霧機を載せるための載置台42からなり、該載置台42は水平にフレーム41の下部に挟持されている。
該フレーム41の下部の後側には、車軸33が軸支され、該車軸33の左右両端に車輪34・34が回転自在に支承されており、ナット35を螺装して抜け止めとしている。背負式動力噴霧機の移動を行う場合は、背負式動力噴霧機を該カート30に載せて移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記背負式動力噴霧機を載置するカートはハンドル、フレーム、載置台、ステー、車輪からなっており、殆どが金属製であったために重量が重くなっていた。そのため、カートのみを移動する場合においてもかなりの労力を必要としていた。
また、背負式動力噴霧機をカートに載せていない場合、背負式動力噴霧機専用のカートであるために、他に利用することが難しく、保管のためのスペースが必要てあり、カートを製造するにおいても、ハンドル、フレーム、載置台、ステー、車輪を製造するのでコストがかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、背負式作業機にハンドル(19)と車輪(27)を装着し、カートとして移動できるようにする構成において、該背負式作業機を背負う為の背負いベルト(10)の上下の取付部において、該背負いベルト(10)の上端の固定金具(31)の取付部である取付金具(17)に、前記固定金具(31)を外した状態で、カートのハン ドル(19)を着脱可能とすると共に、該背負いベルト(10)の下部の取付金具(32・32)を固定するため挿入凹部(36・36)に、前記取付金具(32・32)を外した状態で、カートの車輪(27)の支持板(21)を挿入し、着脱可能に構成したものである。
請求項2においては、請求項1記載の背負式作業機の移動装置において、前記ハンドル(19)と車輪(27)を、取付金具(17)と挿入凹部(36・36)に対して、ネジを用いず着脱可能とするワンタッチ取付部を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を背負式作業機として背負式動力噴霧機について説明する。
図1は背負式動力噴霧機のバッテリーカバー1を取り外した状態の正面図、図2は同じく後面図、図3はバッテリーカバー1を装着した状態の側面図、図4は本発明の実施形態の一例の側面図である。
【0006】
背負式動力噴霧機のフレームは、合成樹脂をブロー成形により一体的に構成しており、上部に薬液タンク2を配置し、該薬液タンク2の上部の投入口には蓋体12を装着している。またフレームの下部は、背当板3を接当する背当フレーム15と、左二重側壁フレーム9と、右二重側壁フレーム8と、バッテリー載置フレーム11により構成している。そしてバッテリー載置フレーム11の上面の、バッテリー5の配置部は、背当フレーム15の部分を底面とする箱状に、薬液タンク2の下面と、二重壁に構成した左二重壁フレーム9と同じく二重壁に構成した右二重側壁フレーム8と、バッテリー載置フレーム11が四方を取り囲んでいる。
【0007】
前記構成とすることにより、バッテリー5を載置するに十分な強度を得る為の補強をすると共に、障害物に対してバッテリー5とモーター付噴霧ポンプ6を保護しているのである。また、該バッテリー5とモーター付噴霧ポンプ6を載置する凹部を、バッテリーカバー1にて覆い、このカバーの構成によっても、バッテリー5とモーター付ポンプ6を保護している。
【0008】
左二重側壁フレーム9により構成した二重壁の内部には電圧表示部材16、メインスイッチ4を配置している。右二重側壁フレーム8の上下中途部には、モーター付噴霧ポンプ6に連通した薬液パイプを貫通している。該薬液パイプの他端には、噴管のグリップ13や開閉レバー等を介して、噴霧ノズル7と連通されている。このような構成により、薬液タンク2内の薬液を、モータ付噴霧ポンプ6により吸入して加圧し、薬液パイプを介して噴霧ノズル7に送り、作物に噴霧するようにしている。
【0009】
前記右二重側壁フレーム8、左二重側壁フレーム9の下部後面には、背負ベルト10の下部を取り付けるために、該背負ベルト10の下部を係止する取付金具32・32を挿入するための取付部として、挿入凹部36・36が設けられており、該取付金具32・32はプレート状に構成して中央にネジ孔を開口している。一方、右二重側壁フレーム8と左二重側壁フレーム9の下部側面部にネジ20・20を挿入する穴が設けられ、該ネジ20・20を螺装することによって前記取付金具32・32を固定できるようにしている。
【0010】
また、薬液タンク2の後面には背負いベルト10の上部を取り付けるために、背負ベルト10の上部を係止する取付金具17・17が、ネジやボルト等で固定されている。該取付金具17は、平面視「コ」字状に構成して、平面部をボルトによって薬液タンク2の後面に固定し、取付金具17の側板部にピン26を横架して、該ピン26に背負ベルト10の上端に固定した金具31を係止できるようにしている。この様にして背負バンド10が装着される。
【0011】
次に、本発明の移動装置の構成を図4より説明する。
移動装置は、ハンドル19と、車輪27と、スタンド用のステー24から構成されている。前記ハンドル19は、パイプまたは棒体を側面視「へ」字に構成して、該ハンドル19の下部に取付部を設けており、本実施例では前記ピン26を挿入可能なピン孔を取付部として開口し、ハンドル19を装着する場合には背負式動力噴霧機の薬液タンク2の前面に取り付けられ背負バンド10を外し、取付金具17からピン26を抜いて、ハンドル19下部を位置させて、取付金具17のピン孔とハンドル19のピン孔を一致させてピン26を両者に挿入して固定する。但し、ハンドル19は左右の取付金具17に取り付けることも可能であり、また、U字状に構成したハンドル19の先端の両方を取付金具17・17に取り付けることも可能である。
【0012】
前記車輪27は枢軸22の両側に回転自在に支持され、両端はナット23・23によって抜け止めされ、該車輪27・27の内側の枢軸22上に支持板21・21が支持されている。該支持板21・21の他端は前記挿入凹部36・36の大きさ及び形状に合わせた構成とし、前記取付金具32のネジ孔とも一致させてネジ孔が開口されている。よって、車輪27・27を装着するときには、左二重側壁フレーム9と右二重側壁フレーム8の下部よりネジ20・20を外して、取付金具32・32を外し、その外した後の挿入凹部36・36に支持板21・21を挿入して、ネジ20・20によって固定する。また、前記ステー24は、側面視「へ」字状に構成して、載置フレーム11の底部の後側にボルト25を螺装して固定する。散布作業を行うときには前記と逆の操作をして、移動装置を外し背負いベルト10を取り付ける。
【0013】
また、他の実施例として、図6に示すように、前記ハンドル19の下端に、ワンタッチ取付部として、突出方向に付勢された楔状の突起19aを設け、取付金具17に装着する時には前記突起19aがピン26に当接して引っ込みワンタッチで装着できるように構成することもでき、外すときは突起19aを押さえながら引っ張ることで抜ける。また、背負いベルト10の下側取付部に、支持板21のネジ孔の位置に前記突起19aと同様に突出方向に付勢された突起21aを設け、前記挿入凹部36に挿入すると、突起21aがネジ孔に嵌入して抜けることを防止し、強く引き抜くことで支持板21を外せるようにして、ワンタッチで着脱できるようにすることもできる。
【0014】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するものである。
請求項1の如く、背負式作業機にハンドル(19)と車輪(27)を装着し、カートとして移動できるようにする構成において、該背負式作業機を背負う為の背負いベルト(10)の上下の取付部において、該背負いベルト(10)の上端の固定金具(31)の取付部である取付金具(17)に、前記固定金具(31)を外した状態で、カートのハンドル(19)を着脱可能とすると共に、該背負いベルト(10)の下部の取付金具(32・32)を固定するため挿入凹部(36・36)に、前記取付金具(32・32)を外した状態で、カートの車輪(27)の支持板(21)を挿入し、着脱可能に構成したので、背負いベルトを外してハンドルと車輪を装着するだけで容易にカート仕様とすることができ、少ない部品の付け替えで容易にカート仕様とできる。
【0015】
請求項2の如く、前記ハンドル(19)と車輪(27)を、取付金具(17)と挿入凹部(36・36)に対して、ネジを用いず着脱可能とするワンタッチ取付部を設けたので、付け替えが短時間で行え、操作も簡単となる。そして、カートのフレームが不要となるため、移動させるためのカートを含めた背負式作業機の重量が、カートと背負式動力噴霧機が別体になった仕様よりも軽減される。カート仕様にするための部材はハンドルと車輪だけなので、背負式作業機から外した後は場所を取らず、持ち運びも容易に行え、製造においてフレーム製造に必要な材料が削減でき、製造にかかるコストが低減される。そして、カート仕様とすることで、凸凹のある路面を移動した際にもカートから背負式作業機が落下することがなく、確実に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 背負式動力噴霧機のバッテリーカバー1を取り外した状態の正面図である。
【図2】 同じく後面図である。
【図3】 バッテリーカバー1を装着した状態の側面図である。
【図4】 本発明の実施形態の一例の側面図である。
【図5】 従来の背負式動力噴霧機をカートに載せた場合の側面図である。
【図6】 他の実施例のハンドルと車輪を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 薬液タンク
3 背当て板
8 右二重フレーム
9 左二重フレーム
19 ハンドル
20 ピン
21 支持板
24 ステー
27 車輪

Claims (2)

  1. 背負式作業機にハンドル(19)と車輪(27)を装着し、カートとして移動できるようにする構成において、該背負式作業機を背負う為の背負いベルト(10)の上下の取付部において、該背負いベルト(10)の上端の固定金具(31)の取付部である取付金具(17)に、前記固定金具(31)を外した状態で、カートのハンドル(19)を着脱可能とすると共に、該背負いベルト(10)の下部の取付金具(32・32)を固定するため挿入凹部(36・36)に、前記取付金具(32・32)を外した状態で、カートの車輪(27)の支持板(21)を挿入し、着脱可能に構成したことを特徴とする背負式作業機の移動装置。
  2. 請求項1記載の背負式作業機の移動装置において、前記ハンドル(19)と車輪(27)を、取付金具(17)と挿入凹部(36・36)に対して、ネジを用いず着脱可能とするワンタッチ取付部を設けたことを特徴とする背負式作業機の移動装置。
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