JPH1156202A - 背負式作業機の移動装置 - Google Patents

背負式作業機の移動装置

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JPH1156202A
JPH1156202A JP22390297A JP22390297A JPH1156202A JP H1156202 A JPH1156202 A JP H1156202A JP 22390297 A JP22390297 A JP 22390297A JP 22390297 A JP22390297 A JP 22390297A JP H1156202 A JPH1156202 A JP H1156202A
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JP
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knapsack
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backpack
cart
mounting
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JP22390297A
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Toru Nomura
徹 野村
Yoshinori Suzuki
慶紀 鈴木
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New Delta Industrial Co Ltd
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New Delta Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートに背負式作業機を載せて移動を行う場
合、カートはハンドル、フレーム、載置台、ステー、車
輪からなっており、重量が重く、また、背負式作業機と
略同じ位のスペースを有し、格納に場所を取っていた。 【解決手段】 背負式作業機の背負いベルト取付部にお
いて、ハンドル19の一端に係合部を形成し、該係合部
を上側の背負いベルト10の取付部に着脱可能とすると
ともに、車輪27を回転自在に支持する枢軸22に支持
板21を軸支し、該支持板27の端部を下側の背負いベ
ルト10の取付部に着脱可能とし、また、前記ハンドル
19の係合部と支持板27をそれぞれ取付部に対してワ
ンタッチで着脱可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、背負い式動力噴霧
機や背負式動力散布機等の背負式作業機に車輪を装着し
て容易にカートに変更して移動できる移動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から背負式動力噴霧機の薬液タンク
に薬液を充填すると大変重く、作業地まで背負って移動
すると大変疲れて作業に支障をきたすことがある。そこ
で、できるだけ楽に移動できるように、背負式動力噴霧
機を載置して移動できる移動用のカートが利用されてい
る。この移動用のカートは図5に示すように、背負式動
力噴霧機と別体に構成され、カート30はハンドルとス
テーが一体のフレーム31と、背負式動力噴霧機を載せ
るための載置台32からなり、該載置台32は水平にフ
レーム31の下部に挟持されている。該フレーム31の
下部の後側には車軸33が軸支され、該車軸33の左右
両端に車輪34・34が回転自在に支承されており、ナ
ット35を螺装して抜け止めとしている。背負式動力噴
霧機の移動を行う場合は、背負式動力噴霧機を該カート
30に載せて移動する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記背負式動力噴霧機
を載置するカートはハンドル、フレーム、載置台、ステ
ー、車輪からなっており、殆どが金属製であったために
重量が重くなっていた。そのため、カートのみを移動す
る場合においてもかなりの労力を必要としていた。ま
た、背負式動力噴霧機をカートに載せていない場合、背
負式動力噴霧機専用のカートであるために他に利用する
ことが難しく、保管のためのスペースが必要てあり、カ
ートを製造するにおいても、ハンドル、フレーム、載置
台、ステー、車輪を製造するのでコストがかかる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、背負式作業機の背負いベル
ト取付部において、ハンドル19の一端に係合部を形成
し、該係合部を上側の背負いベルト10の取付部に着脱
可能とするとともに、車輪27を回転自在に支持する枢
軸22に支持板21を軸支し、該支持板27の端部を下
側の背負いベルト10の取付部に着脱可能としたもので
ある。また、前記ハンドル19の係合部と支持板27を
それぞれ取付部に対してワンタッチで着脱可能としたも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を背負
式作業機として背負式動力噴霧機について説明する。図
1は背負式動力噴霧機のバッテリーカバー1を取り外し
た状態の正面図、図2は同じく後面図、図3はバッテリ
ーカバー1を装着した状態の側面図、図4は本発明の実
施形態の一例の側面図である。
【0006】背負式動力噴霧機のフレームは合成樹脂を
ブロー成形により一体的に構成しており、上部に薬液タ
ンク2を配置し、該薬液タンク2の上部の投入口には蓋
体12を装着している。またフレームの下部は背当板3
を接当する背当フレーム15と、左二重側壁フレーム9
と右二重側壁フレーム8とバッテリー載置フレーム11
により構成している。そしてバッテリー載置フレーム1
1の上面のバッテリー5の配置部は、背当フレーム15
の部分を底面とする箱状に、薬液タンク2の下面と、二
重壁に構成した左二重壁フレーム9と同じく二重壁に構
成した右二重側壁フレーム8と、バッテリー載置フレー
ム11が四方を取り囲んでいる。
【0007】前記構成とすることにより、バッテリー5
を載置するに十分な強度を得る為の補強をすると共に、
障害物に対してバッテリー5とモーター付噴霧ポンプ6
を保護しているのである。また該バッテリー5とモータ
ー付噴霧ポンプ6を載置する凹部を、バッテリーカバー
1にて覆い、このカバーの構成によっても、バッテリー
5とモーター付ポンプ6を保護している。
【0008】左二重側壁フレーム9により構成した二重
壁の内部には電圧表示部材16、メインスイッチ4を配
置している。右二重側壁フレーム8の上下中途部には、
モーター付噴霧ポンプ6に連通した薬液パイプを貫通し
ている。該薬液パイプの他端には、噴管のグリップ13
や開閉レバー等を介して噴霧ノズル7と連通されてい
る。このような構成により、薬液タンク2内の薬液を、
モータ付噴霧ポンプ6により吸入して加圧し、薬液パイ
プを介して噴霧ノズル7に送り、作物に噴霧するように
している。
【0009】前記右二重側壁フレーム8、左二重側壁フ
レーム9の下部後面には、背負ベルト10の下部を取り
付けるために、該背負ベルト10の下部を係止する取付
金具32・32を挿入するための取付部として挿入凹部
36・36が設けられており、該取付金具32・32は
プレート状に構成して中央にネジ孔を開口している。一
方、右二重側壁フレーム8と左二重側壁フレーム9の下
部側面部にネジ20・20を挿入する穴が設けられ、該
ネジ20・20を螺装することによって前記取付金具3
2・32を固定できるようにしている。
【0010】また、薬液タンク2の後面には背負ベルト
上部を取り付けるために、背負ベルト10の上部を係止
する取付金具17・17がネジやボルト等で固定されて
いる。該取付金具17は平面視「コ」字状に構成して、
平面部をボルトによって薬液タンク2の後面に固定し、
取付金具17の側板部にピン26を横架して、該ピン2
6に背負ベルト10の上端に固定した金具31を係止で
きるようにしている。この様にして背負バンド10が装
着される。
【0011】次に本発明の移動装置の構成を図4より説
明する。移動装置はハンドル19と車輪27とスタンド
用のステー24から構成されている。前記ハンドル19
はパイプまたは棒体を側面視「へ」字に構成して、該ハ
ンドル19の下部に取付部を設けており、本実施例では
前記ピン26を挿入可能なピン孔を取付部として開口
し、ハンドル19を装着する場合には背負式動力噴霧機
の薬液タンク2の前面に取り付けられ背負バンド10を
外し、取付金具17からピン26を抜いて、ハンドル1
9下部を位置させて、取付金具17のピン孔とハンドル
19のピン孔を一致させてピン26を両者に挿入して固
定する。但し、ハンドル19は左右の取付金具17に取
り付けることも可能であり、また、U字状に構成したハ
ンドル19の先端の両方を取付金具17・17に取り付
けることも可能である。
【0012】前記車輪27は枢軸22の両側に回転自在
に支持され、両端はナット23・23によって抜け止め
され、該車輪27・27の内側の枢軸22上に支持板2
1・21が支持されている。該支持板21・21の他端
は前記挿入凹部36・36の大きさ及び形状に合わせた
構成とし、前記取付金具32のネジ孔とも一致させてネ
ジ孔が開口されている。よって、車輪27・27を装着
するときには、左二重側壁フレーム9と右二重側壁フレ
ーム8の下部よりネジ20・20を外して、取付金具3
2・32を外し、その外した後の挿入凹部36・36に
支持板21・21を挿入して、ネジ20・20によって
固定する。また、前記ステー24は側面視「へ」字状に
構成して、載置フレーム11の底部の後側にボルト25
を螺装して固定する。散布作業を行うときには前記と逆
の操作をして、移動装置を外し背負いベルト10を取り
付ける。
【0013】また、他の実施例として、図6に示すよう
に、前記ハンドル19の下端に、ワンタッチ取付部とし
て、突出方向に付勢された楔状の突起19aを設け、取
付金具17に装着する時には前記突起19aがピン26
に当接して引っ込みワンタッチで装着できるように構成
することもでき、外すときは突起19aを押さえながら
引っ張ることで抜ける。また、背負いベルト10の下側
取付部に、支持板21のネジ孔の位置に前記突起19a
と同様に突出方向に付勢された突起21aを設け、前記
挿入凹部36に挿入すると、突起21aがネジ孔に嵌入
して抜けることを防止し、強く引き抜くことで支持板2
1を外せるようにして、ワンタッチで着脱できるように
することもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。即ち、ハンドル19の
一端に係合部を形成し、該係合部を上側の背負いベルト
10の取付部に着脱可能とするとともに、車輪27を回
転自在に支持する枢軸22に支持板21を軸支し、該支
持板27の端部を下側の背負いベルト10の取付部に着
脱可能としたので、背負いベルトを外してハンドルと車
輪を装着するだけで容易にカート仕様とすることがで
き、少ない部品の付け替えで容易にカート仕様とでき
る。
【0015】また、前記ハンドル19の係合部と支持板
27をそれぞれ取付部に対してワンタッチで着脱可能と
したので、付け替えが短時間で行え、操作も簡単とな
る。そして、カートのフレームが不要となるため、移動
させるためのカートを含めた背負式作業機の重量が、カ
ートと背負式動力噴霧機が別体になった仕様よりも軽減
される。カート仕様にするための部材はハンドルと車輪
だけなので、背負式作業機から外した後は場所を取ら
ず、持ち運びも容易に行え、製造においてフレーム製造
に必要な材料が削減でき、製造にかかるコストが低減さ
れる。そして、カート仕様とすることで、凸凹のある路
面を移動した際にもカートから背負式作業機が落下する
ことがなく、確実に移動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】背負式動力噴霧機のバッテリーカバー1を取り
外した状態の正面図である。
【図2】同じく後面図である。
【図3】バッテリーカバー1を装着した状態の側面図で
ある。
【図4】本発明の実施形態の一例の側面図である。
【図5】従来の背負式動力噴霧機をカートに載せた場合
の側面図である。
【図6】他の実施例のハンドルと車輪を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
2 薬液タンク 3 背当て板 8 右二重フレーム 9 左二重フレーム 19 ハンドル 20 ピン 21 支持板 24 ステー 27 車輪

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背負式作業機の背負いベルト取付部にお
    いて、ハンドル19の一端に係合部を形成し、該係合部
    を上側の背負いベルト10の取付部に着脱可能とすると
    ともに、車輪27を回転自在に支持する枢軸22に支持
    板21を軸支し、該支持板27の端部を下側の背負いベ
    ルト10の取付部に着脱可能としたことを特徴とする背
    負式作業機の移動装置。
  2. 【請求項2】 前記ハンドル19の係合部と支持板27
    をそれぞれ取付部に対してワンタッチで着脱可能とした
    ことを特徴とする請求項1記載の背負式作業機の移動装
    置。
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