JP3820832B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ、スキャナなどの画像形成装置に適用可能な、原稿上の画像を読取る画像読取装置に関する。とりわけ、プラテンガラスなどの透明基板を介して搬送中の原稿の画像を読取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでの画像読取装置は、その読取方式において2つの形態に大別できる。すなわち、原稿をプラテンガラスなどの透明基板上に搬送して、原稿を一旦停止させた後、光学読取ユニットなどの読取手段が走査することにより、原稿画像を読取る走査式の画像読取装置(以下、単に「光学走査式の画像読取装置」という。)と、固定された読取手段を用いて原稿を透明基板上に搬送(移動)させることにより、原稿画像を読取る原稿搬送式の画像読取装置(以下、単に「原稿搬送式の画像読取装置」という。)とがある。光学走査式の画像読取装置において、透明基板上に汚れまたは異物が付着した状態で一連の画像処理(読取り、画像形成)を行うと、この汚れまたは異物の位置に対応する黒点が、形成された画像上に生じる。しかし、この汚れまたは異物が微小であれば、画質の劣化は目立たず、特に問題視されることはなかった。
【0003】
一方、原稿搬送式の画像読取装置において、同様の汚れまたは異物が透明基板上に付着していた場合、原稿に対して相対的に走査(移動)することになり、形成画像には黒点ではなく黒線が生じ、これは形成画像の美観を甚だ損ねる。つまり、原稿搬送式の画像読取装置における透明基板上の汚れまたは異物が画質に及ぼす影響は、走査式の画像読取装置に比べて極めて大きい。
【0004】
したがって、この透明基板の表面上には、一般に、汚れ防止層が形成されている。しかし、反復して使用される間に、原稿と汚れ防止層とが摩擦接触することにより、原稿読取枚数に比例して汚れ防止層が摩滅してしまう。これにより、汚れまたは異物が透明基板上に付着しやすくなり、形成画像に黒線が多発するようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上の理由から、従来、エンドユーザにおいて、透明基板の汚れ防止層が摩滅したことにより、形成画像に黒線が多発するようになると、この透明基板を廃棄し新品のものと交換する他はなかった。しかしながら、この透明基板は非常に高価であって、頻繁に交換することは原稿読取単価の増大につながる。したがって、できるだけ長く有効活用できる透明基板を有する画像読取装置が望まれていた。
【0006】
一方、透明基板の生産者において、画像読取という本来の機能を損なうことなく、さらに摩滅しにくい汚れ防止層を有する透明基板、およびその形成方法が種種提案されてきた。
【0007】
例えば、特開昭62−293236号公報では、ガラス板上に透明導電層とポリフルオロアルキル基を含有する保護潤滑層を形成する方法が開示されている。また、特開平7‐306478号(特許第2795172号)では、ガラス板上に、アミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンを含有する潤滑層を形成する方法が提案されている。
【0008】
しかし、透明導電層とポリフルオロアルキル基を含有する保護潤滑層を形成した透明基板を用いた複写機において、1万枚程度コピーすると、原稿が透明基板上でスムースに搬送されず、滞ってしまうといった不具合(以下、「紙詰まり」という。)が多発することが確認された。これは、上述のとおり、原稿と摩擦接触する間に、保護潤滑層が徐々に摩滅したためと考えられる。
【0009】
さらに、アミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンを含有する潤滑層を形成した透明基板を用いた複写機において、数千枚程度コピーすると形成画像に多数の黒線が生じることが分かった。これは、原稿などに付着していた粘着性物質(例えば、粘着テープ、接着剤など)が透明基板に転移してできた異物に原因があると考えられる。
【0010】
したがって、本発明の第1の目的は、できるだけ長く有効活用できる透明基板を有する画像読取装置を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、紙詰まりを極力抑えながら、さらに摩滅しにくい汚れ防止層を有する透明基板を有する画像読取装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の第1の目的を実現するための本発明の請求項1に係る画像読取装置は、透明基板の一方の面に沿って原稿を搬送し、透明基板の他方の面に対向するように原稿読取部を設け、停止した原稿読取部に対して原稿を搬送しながら読取る画像読取装置であって、透明基板は、前後反転または表裏反転して使用することが可能であるとともに、前後反転または表裏反転して使用した履歴を示す第1の印を有する。これにより、たとえ、透明基板の一部の汚れ防止層が摩滅しても、原稿読取部は、汚れ防止層が摩滅していない部分を介して原稿を読取ることができる。こうして、透明基板全部を交換するまでもなく、透明基板を有効活用することができる。さらに、ユーザは、透明基板の前後反転または表裏反転して使用した履歴を知ることができる。
【0012】
また、本発明の請求項2に係る画像読取装置は、透明基板を保持するための保持部を有し、保持部は、透明基板が前後反転または表裏反転するのに伴って移動する第1の印に対応する位置に、透明基板を前後反転または表裏反転する順序を示す第2の印を有する。これにより、ユーザは、次にどの汚れ防止層の領域を利用すべきか容易に知ることができる。
【0013】
本発明の請求項3に係る画像読取装置において、第1および第2の印が、数字および文字を含む記号、色、または任意の形状である。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1から図5を参照しながら、本発明の原稿読取装置の実施形態について説明する。図1は、本発明に係る原稿搬送式の画像読取装置1の構成を示す概略図である。この原稿搬送式の画像読取装置1において、概略、給紙トレイ8に配置された複数の原稿9は、給紙ローラ10および捌きローラ11により1枚ずつ画像読取装置1内に給紙され、中間ローラ12によりレジストローラ13まで搬送されて、一旦停止する。この後、レジストローラ13が回転することにより、原稿9は透明基板15上に送り出される。押し出された原稿9は、読取部14の上方に配置された透明基板15と原稿バックアップ部材16との間の搬送経路に沿って、透明基板15と接触しながら搬送される。読取部14は、搬送方向と直交する直線状の読取窓20を有する。また、読取部14は、読取窓20を介して、この読取窓20に対向する読取位置21にある原稿9の画像を読み取る。読取部14は、一般に市販されている、例えば、CCDおよびラインセンサなどの受光デバイスを含むものであってもよい。読み取られた原稿9は、搬送ローラ17により引き出され、排紙ローラ18により排紙トレイ19に排紙される。
【0019】
図2は、本発明の透明基板15を示す拡大断面図である。この透明基板15は、例えば、長方形の板ガラス22(例えば、原稿搬送方向の幅が46mm、原稿搬送方向と直交する方向の長さが350mm、厚さが3mm)の両面全体に、透明導電層23(下層)と汚れ防止層24(上層)が形成された構造を有している。透明導電層23は、原稿9との接触により透明電極15に発生した静電気をこの透明基板15から除去するために、図示しないアース線を介して接地されている。また、この透明導電層23は、任意の方法で形成可能であるが、例えば、酸化錫、酸化インジウム、錫ドープインジウムなどによりスパッタリング法などを用いて形成される。また、汚れ防止層24は、透明基板15に汚れを付着しにくくするためのものであり、任意の方法で形成できるが、ディッピング法により好適に形成することができる。なお、図2(a)ではガラス板22の両面に透明導電層23および汚れ防止層24を形成したが、片面だけに形成してもよく、さらに、図2(b)に示したように、ガラス板22の両面に汚れ防止層24だけを形成してもよい。
【0020】
図3(a)は、透明基板15と原稿読取位置21との位置関係を示す図である。この図に示すように、図面中の右から左に向かう方向が原稿搬送方向であって、透明基板15の原稿搬送方向の中心位置Xが、原稿読取装置1の原稿読み取り位置21に対して、原稿搬送方向の上流側に位置するように設置される。例えば、透明基板15の幅が46mmであれば、原稿搬送方向の下流側端部から17.5mmの位置に、読取位置21が配置される。
【0021】
一方、原稿読取位置21において読取部14と原稿9との間の距離は一定していることが望ましい。つまり、原稿読取位置21において、原稿9が透明基板15の上面に安定して接触するように、透明基板に対するバックアップ部材16の形状、位置、およびその他の周辺機器が設定される。
【0022】
ところで、原稿9がレジストローラ13により送り出されて、透明基板15とバックアップ部材16の間の搬送経路を搬送されているときに、原稿9と透明基板15との間に生じる摩擦力はさほど大きくない。しかし、一旦、この搬送経路に対して、通常、下流側の垂直方向上方に配置される搬送ローラ17により原稿9が保持され引き出されると、原稿9は下に凸となるように湾曲する。すると、とりわけバックアップ部材16の下流側端部付近の搬送経路において、原稿9は透明基板15側により強く押圧されるようになり、その結果、原稿9と透明基板15の間でより大きい摩擦力が生じる。このような構成で、反復して原稿読取処理を行うと、図3(a)で示す領域Dにおける透明基板15の汚れ防止層24が、搬送方向上流側にある汚れ防止層24よりも摩滅しやすくなる。したがって、領域Dにおいてより汚れが付着しやすくなる。つまり、汚れ防止層24は、透明基板15の中央位置Xを境にして、原稿搬送方向に依存して摩滅しやすい領域とほとんど摩滅しない領域が形成される。そして、読取位置21がこの摩滅領域Dに対向している状態のまま読取処理を続けると、汚れ防止層24が摩滅した領域における透明基板15に汚れまたは異物が容易に付着し、実際に透明基板15に汚れまたは異物が付着した状態で画像を読み取ると、形成された画像上に不要な原稿搬送方向の線画(黒線)が生じる。
【0023】
したがって、本発明に係る画像読取装置1において、汚れ防止層24の一部の領域が摩滅して、その耐用期間(汚れ防止層24が汚れ防止機能を十分発揮し得る期間)の終わりが近くなると、透明基板15を保持部25に対して前後反転または表裏反転させることにより、汚れ防止層24の摩滅していない他の領域を、読取位置21に対向させるようにした。これにより、透明基板15全体を交換しなくても、読取位置21が対向する透明基板15の領域を、常に汚れ防止層24が摩滅していない状態に維持することができる。こうして、黒線の生じにくい画像を形成することができる。
【0024】
図面を参照しながら、透明基板15を保持部25に対して前後反転または表裏反転するための具体的な方法を説明する。図4に示すように、この長方形の透明基板15は、読取部14に対して固定された保持部25内に着脱自在に固定することができ、この透明基板15の角部の少なくとも1箇所に切り欠きまたはマーキングを(例えば、英文字「A」)有する。したがって、ユーザは、切り欠き、またはマーキングを確認することにより、読取部14に対する透明基板15の配置関係を知ることができる。
【0025】
そして、透明基板15の汚れ防止層24が、図5(a)のD1で示す一部の領域において摩滅し、その耐用期間の終わりが近づいたとき、この透明基板15を保持部25から取り外し、保持部25に対して前後反転させて(原稿面と垂直な軸を中心に180度回転させて)、あらためて保持部25に固定する(図5(b)に示す状態)。すると、図3(a)の波線で示す透明基板15上の汚れ防止層24の摩滅領域Dを、図3(b)の波線で示すように、中心線Xに対して原稿搬送方向上流側に移動させるとともに、図5(b)のD2で示す汚れ防止層24の摩滅していない領域を原稿読取位置21に対向するように位置させることができる。これにより、透明基板15全体を交換したのと実質的に同様の効果を得ることができる。換言すると、透明基板15としての耐用期間を従来のものに比して2倍に伸ばすことができる。
【0026】
さらに、透明基板15の汚れ防止層24が、図5(b)のD2で示す一部の領域において摩滅し、その耐用期間の終わりが近づいたとき、この透明基板15を保持部25から取り外し、保持部25に対して表裏反転させて再度固定する(図5(c)に示す状態)。すると、これまでに摩滅した透明基板15の汚れ防止層24の領域を、図3(c)の波線で示すように、原稿9が接触しない表面に移動させることができる。
【0027】
このとき、図3(c)の波線で示す汚れ防止層24の摩滅領域は、読取部14側に面しており、一般に、図示しない筐体の内側に配置される。つまり、透明基板15を保持部25から取り外し、保持部25に対して表裏反転させて再度固定する際に、図3(c)の波線で示す領域における汚れを完全に(または、ほぼ完全に)取り除いておけば、この領域は原稿9と接しない面であるので、以後に汚れが付着することはない。
【0028】
その後、さらに、透明基板15の汚れ防止層24が、図5(c)のD3で示す一部の領域において摩滅し、その耐用期間の終わりが近づいたとき、同様に、この状態にある透明基板15を保持部25から取り外し、保持部25に対して前後反転させて、保持部25に再度固定する(図5(d)に示す状態)。すると、図3(c)の波線で示す透明基板15上の汚れ防止層24の摩滅領域を、図3(d)の波線で示すように、中心線Xに対して原稿搬送方向上流側に移動させるとともに、図5(d)のD4で示す汚れ防止層24の摩滅していない領域を原稿読取位置21に対向するように位置させることができる。
【0029】
以上のように、透明基板15は、汚れ防止層24の摩滅していない4つの領域が読取位置21に対向するように順次配置変更して使用することができる。これにより、透明基板15としての耐久性を従来のものの4倍に伸ばすことができる。なお、保持部25の各角部に番号を付してあり、透明基板の1つの角部に切り欠き部を設けてあるので、汚れ防止層24の耐用期間の終わりが近づいたとき、透明基板15を次にどのように配置変更すべきか、容易に知ることができる。
【0030】
次に、図2、図6および7を参照しながら、透明基板15に汚れ防止層24を形成する方法を説明する。
【0031】
まず、エタノール、メタノール、プロパノール等のアルコール類、ヘキサン、n−ヘキサンなどの脂肪族炭化水素、またはこれらに類する任意の溶剤を用意する。ただし、労働環境の面からはエタノールを用いることが好ましい。この溶剤に、パーフルオロアルキルポリエーテルと、側鎖がモノアミノアルキル基またはジアミノアルキル基を含むアミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンとを含有する混合物を分散させる。ただし、この混合物はエタノールに対して実質的に不溶性であるから、0.1ないし1.0重量%で混合したものを強く攪拌して、機械的に分散したものを防汚液としてガラス板22上に塗布することにより、汚れ防止層24を形成することができる。
【0032】
このとき、パーフルオロアルキルポリエーテルは、下記の化学式で示されるとともに、nの値が7ないし150であることが好ましい。nが7未満であれば、原稿9を反復して読取処理したときの汚れ防止層24の耐久性が不十分となる。また、nが150を超えると、塗布液の粘度が高過ぎて、塗布作業に支障をきたす。汚れ防止層24の耐久性を高く維持しながら、円滑に塗布作業を行うためには、nの値を7ないし150の範囲に制御する必要がある。
【0033】
【化3】
F−(CFCF3CF2O)n−C25
【0034】
なお、エタノールに代わって、クロロフルオロカーボンまたはその代替品を溶剤として用いると、上述の化合物を完全に溶解することができる。しかし、クロロフルオロカーボンまたはその代替品は、「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」が規制するところの、いわゆるフロン規制対象品であり、環境保護の立場から使用することを避けたい。
【0035】
また、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合比は、体積比で1:4ないし4:1とすることが好ましい。後述の実験結果から分かるように、この混合比が1:4を下回ると、パーフルオロアルキルポリエーテルが不足し、汚れ防止層24の耐久性が著しく低下し、数千枚の原稿9を読取処理した後に、汚れ防止層24が摩滅し、その結果として汚れが多発するようになる。一方、この混合比が、4:1を超えると、ポリジメチルシロキサンが不足して、摩擦係数が大きくなり、紙詰まりが多発してしまう。したがって、汚れ防止と紙詰まり防止の両方を満足させるためには、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合比は、体積比で1:4ないし4:1とすることが有効である。
【0036】
上述のように、図2は本発明に係る透明基板15を示し、図2(a)ではガラス板22の表面に透明導電層23および汚れ防止層24を形成した構成を示し、図2(b)ではガラス板22の表面に汚れ防止層24だけを形成した構成を示す。図2(b)の構成は、図2(a)の構成と比べて透明導電層23が形成されていない分、簡略化した安価に製造できる構成であって、原稿搬送速度が小さい場合、または帯電防止手段を別途設ける場合に好適に利用できる。
【0037】
次に、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合体積比を1:4ないし4:1とすることが有効であると結論するに至った根拠となる試作評価実験の詳細について説明する。この試作評価実験において、パーフルオロアルキルポリエーテルおよびポリジメチルシロキサンの混合体積比を変化させて形成した汚れ防止層24を有する透明基板(以下、単に「試料」という。)を用いて原稿読取処理させたとき、形成画像に発生する黒線の数、および試料の動摩擦係数を計測した。
【0038】
図6および7は、各々、図2(a)および図2(b)の構成を有する透明基板15に関し、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合体積比を変化させて、試料を作製する方法を示すフローチャートである。後述の表1および表2は、各々の試料に対する汚れ発生数と動摩擦係数を測定した結果、およびその評価結果を示す。
【0039】
(試作評価実験1)
まず、図2(a)の構成を有する透明基板15に関し、さまざまな体積混合比を有する試料の作製方法を、図6を参照して説明する。以下の説明において、ステップ番号は、ST××(例えば、ステップ01をST01)と表記され、図6に示すST××の表記と対応する。
ST01:350mm×46mm×3mmの寸法の板ガラスを用意する。
ST02:この板ガラスの表面に蒸着法により、錫ドープインジウム膜からなり、厚さが約10nm、面抵抗が約200Ω/cm2である透明導電層を形成する。
【0040】
ST03:一方、パーフルオロアルキルポリエーテルであるデュポン社製クライトックス1525(以下、「クライトックス」と略記する。)を注射器によりAcm3を採取する。さらにアミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンであるアミノ変性シリコンオイル(信越シリコーン社製KF−859(以下、「シリコンオイルKF−859」と略記する。))を注射器によりBcm3を採取する。採取したクライトックスAcm3と、アミノ変性シリコンオイルBcm3とを試薬瓶に注入する。これにエタノールを400cm3加える。
【0041】
ST04:上記混合液を磁石攪拌式混合器(マグネチックスターラ)にて攪拌混合する。
ST05:以上で、汚れ防止層の原料混合液(以下、「防汚液」という。)が完成する。
【0042】
ST06:ST02で準備した透明基板15の導電層23上に、ST05で準備した防汚液を少量垂らす。
ST07:ベンコットンクリーンルーム用ワイピングクロスで防汚液を塗り広げる。
ST08:ワイピングクロスを巻いたスポンジブロックで空拭き仕上げをする。
【0043】
ST09:ST03におけるAを0、Bを1とすることで得られた透明基板試料を「試料1」とする。同様に、A=0.2,B=0.8での試料を「試料2」、A=0.33,B=0.67での試料を「試料3」、A=0.5,B=0.5での試料を「試料4」、A=0.67,B=0.33での試料を「試料5」、A=0.8,B=0.2での試料を「試料6」、A=1,B=0での試料を「試料7」とする。
【0044】
このようにして、複数個(この場合、7個)の試料を作製する。なお、図6で示した作製方法は、例示的なものであって、本発明を限定するものではない。例えば、ST03をST01よりも前に実施してもよい。
【0045】
次に、試料1ないし7の透明基板を原稿読取装置に取り付け、反復して多数の原稿9を読取処理した後、読取処理頻度に対する形成画像に発生する黒線の数、およびこの試料の動摩擦係数を計測する。
【0046】
なお、動摩擦係数の計測に際して、さまざまな方法を用いることができるが、例えば、新東科学製の表面測定機「HEIDON−14」を用いて、摩擦測定用圧子に20mm×100mmの原稿9を取り付けて平面圧子とし(ただし実際の接触部分は20mm×19mmの大きさである)、この圧子に100gの垂直荷重を掛けて、走査速度50mm/分で計測することができる。
【0047】
次に示す表1は、5×103枚、20×103枚、60×103枚、および100×103枚の原稿9を反復して読取処理させた際の黒線(汚れ)が発生した本数を計測した結果、および10×103枚の原稿9を反復して読取処理した後の動摩擦係数を測定した結果を示す。表1は、さらに、これら透明基板試料を、「◎(極めて良好)」、「○(良好)」、および「×(改善を要す)」として総合的に評価した結果を示す。なお、形成画像に生じる黒線が少ない方が好ましく、動摩擦係数が小さいほど紙詰まりが起こりにくいので好ましい。
【0048】
【表1】
Figure 0003820832
【0049】
試料1の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)を含まず、シリコンオイルKF−859(SB)のみで形成されたものであるが、原稿読取枚数が5×103枚で早くも1本の黒線(汚れ)が発生し、20×103枚で6本、100×103枚で20本もの黒線が発生した。一方、動摩擦係数は、0.05と十分に低いため、紙詰まりは発生しなかった。しかし、黒線があまりにも多発したので、総合的評価は「×」である。
【0050】
試料2の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)1に対して、シリコンオイルKF−859(SB)4を混合した防汚液を用いて形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線は2本しか発生しなかった。形成画像に発生する黒線本数が数本以内であれば使用上許容できるので、これは良好な結果といえる。また、動摩擦係数は0.05と十分低いので紙詰まりは発生しなかった。したがって、総合的評価は「○」である。
【0051】
試料3の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)1に対して、シリコンオイルKF−859(SB)2を混合した防汚液を用いて形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線はまったく発生しなかった。また、動摩擦係数は0.06と十分低いので紙詰まりは発生しなかった。したがって、総合的評価は「◎」である。
【0052】
試料4の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)1に対して、シリコンオイルKF−859(SB)1を混合した防汚液を用いて形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線は1本しか発生しなかったので、これは良好な結果といえる。また、動摩擦係数は0.06と十分低いので紙詰まりは発生しなかった。したがって、総合的評価は「○」である。
【0053】
試料5の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)2に対して、シリコンオイルKF−859(SB)1を混合した防汚液を用いて形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線は2本しか発生しなかったので、これは良好な結果といえる。また、動摩擦係数は0.07と十分低いので紙詰まりは発生しなかった。したがって、総合的評価は「○」である。
【0054】
試料6の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)4に対して、シリコンオイルKF−859(SB)1を混合した防汚液を用いて形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線は3本しか発生しなかったので、これは良好な結果といえる。また、動摩擦係数は0.06と十分低いので紙詰まりは発生しなかった。したがって、総合的評価は「○」である。
【0055】
試料7の汚れ防止層24は、シリコンオイルKF−859(SB)を含まず、クライトックス(SA)のみで形成されたものであるが、原稿読取枚数が100×103枚においても黒線は1本しか発生しなかったので、これは良好な結果といえる。しかし、原稿読取枚数が10×103枚において、動摩擦係数は0.30と高く、実際、読取処理中に紙詰まりが多発した。したがって、総合的評価は「×」である。
【0056】
以上のように、透明基板試料2ないし6を用いた画像読取装置により読取処理したとき、汚れ防止と紙詰まり防止の双方の機能を発揮できることが確認できた。このとき、試料2ないし6の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)とシリコンオイルKF−859(SB)との混合体積比が1:4ないし4:1となるような防汚液を塗布して空拭き仕上げすることにより形成することができた。
【0057】
パーフルオロアルキルポリエーテルは、フッ素を多く含むので化学的に不活性であり、これにより防汚性に富む。一方、アミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンは、アミノ基の作用により透明導電層または板ガラスに対する吸着性が強く、耐久性に富む。そのため、アミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンを含む汚れ防止層は、多数回反復して原稿読取処理しても摩滅しにくい。すなわち、パーフルオロアルキルポリエーテルの防汚機能を発揮させ、アミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンの動摩擦を低減する機能を発揮せることにより、このような好ましい結果を得ることができたと考えられる。
【0058】
(試作評価実験2)
続いて、図2(b)の(板ガラス24の上に、透明導電層を形成せず、汚れ防止層だけを形成した)構成を有する透明基板15に関し、同様にさまざまな体積混合比を有する試料11ないし15を作製し、形成画像に発生する黒線の数および試料の動摩擦係数を計測し、総合的評価を行う。
【0059】
上述のとおり、試作評価実験2で用いる試料は、透明導電層23をもたない点で試作評価実験1の試料とは異なり、その試料作製方法は、図7で示されるが、概略、図6に示す作製方法のST02を削除したものと同じであるので、詳しい説明を省略する。
【0060】
試作評価実験2のST09において、クライトックスおよびシリコンオイルKF−859の混合量をAおよびBcm3としたときのAを0、Bを1とすることで得られた透明基板試料を「試料11」とする。同様に、A=0.2,B=0.8での試料を「試料12」、A=0.5,B=0.5での試料を「試料13」、A=0.8,B=0.2での試料を「試料14」、A=1,B=0での試料を「試料15」とする。
【0061】
次に示す表2は、100×103枚の原稿9を反復して読取処理させた際の黒線(汚れ)が発生した本数を計測した結果、および10×103枚の原稿9を反復して読取処理した後の動摩擦係数を測定した結果を示す。表2は、さらに、これら透明基板試料を、「○(良好)」および「×(改善を要す)」として総合的に評価した結果を示す。
【0062】
【表2】
Figure 0003820832
【0063】
クライトックス(SA)のみによる防汚液を塗布して形成された試料11、およびシリコンオイルKF−859(SB)のみによる防汚液を塗布して形成された試料15は、試作評価実験1で示した同様の理由により、その総合的評価は「×」であった。一方、試料12ないし14については、形成画像に発生する黒線の本数が対応する試作評価実験1の試料と比べて若干多くなっているが、いずれも許容できる範囲にあり、動摩擦係数も若干大きくなっているが、紙詰まりを多発させるほどではないので、その総合的評価は「○」である。
【0064】
以上のように、透明基板試料12ないし14を用いた画像読取装置により読取処理したとき、汚れ防止と紙詰まり防止の双方の機能を発揮できることが確認できた。このとき、試料12ないし14の汚れ防止層24は、クライトックス(SA)とシリコンオイルKF−859(SB)との混合体積比が1:4ないし4:1となるような防汚液を塗布して空拭き仕上げすることにより形成することができた。
【0065】
試作評価実験2で得た試料は、試作評価実験1で得た試料よりも、その動摩擦係数がやや劣っていた。これは、試作評価実験1の透明導電層が凹凸のある表面を有し、この凹凸表面が防汚液を好ましく保持するためと考えられる。
【0066】
なお、パーフルオロアルキルポリエーテルとして、デュポン社製クライトックス1525の代わりにダイキン工業性デムナムを用い、側鎖がモノアミノアルキル基またはジアミノアルキル基を含むアミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンとして、信越シリコーン社製シリコンオイルKF−859の代わりに同社製シリコンオイルKF−865を用いて、同様の試作評価実験を行ったところ、上述の試作評価実験1および2と同様の結果を確認することができた。したがって、防汚液を構成するパーフルオロアルキルポリエーテルおよびアミノ基で変性されたポリジメチルシロキサンは、上述の試作評価実験で用いた、クライトックス(SA)およびシリコンオイルKF−859(SB)に限定するものではない。
【0067】
【発明の効果】
本発明は、上述のとおり、以下の効果を有する。
すなわち、請求項1に記載の画像読取装置によれば、たとえ、透明基板の一部の汚れ防止層が摩滅しても、読取手段は、汚れ防止層が摩滅していない部分を介して原稿を読取ることができ、このときユーザは、透明基板を前後反転または表裏反転して使用した履歴を知ることができる。こうして、透明基板全部を交換するまでもなく、透明基板を有効活用することができる。
【0068】
また、請求項2および3に記載の画像読取装置によれば、ユーザは、次に透明基板をどのように前後反転または表裏反転すべきか、その順序を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る原稿搬送式の画像読取装置の構成を示す概略図である。
【図2】 図2は、本発明に係る透明基板を示す拡大断面図である。
【図3】 図3は、図1で示した画像読取装置における透明基板を示す拡大概略図であって、汚れ防止層が摩滅した領域を示す。
【図4】 図4は、本発明に係る透明基板とこれを着脱可能に固定する保持部を示す正面図である。
【図5】 図5は、相対的配置が順次変更された本発明に係る透明基板と保持部を示す正面図である。
【図6】 図6は、図2(a)の構成を有する透明基板に、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合体積比を変化させた試料を作製する方法を示すフローチャートである。
【図7】 図7は、図2(b)の構成を有する透明基板に、パーフルオロアルキルポリエーテルとポリジメチルシロキサンとの混合体積比を変化させた試料を作製する方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 原稿読取装置、8 給紙トレイ、9 原稿、10 給紙ローラ、11 捌きローラ、12 中間ローラ、13 レジストローラ、14 読取部、15 透明基板、16 原稿バックアップ部材、17 搬送ローラ、18 排紙ローラ、19 排紙トレイ、20 読取窓、21 読取位置、22 板ガラス、23 透明導電層、24 汚れ防止層。

Claims (3)

  1. 透明基板の一方の面に沿って原稿を搬送し、透明基板の他方の面に対向するように原稿読取部を設け、停止した原稿読取部に対して原稿を搬送しながら読取る画像読取装置において、
    透明基板は、前後反転または表裏反転して使用することが可能であるとともに、前後反転または表裏反転して使用した履歴を示す第1の印を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 透明基板を保持するための保持部を有し、
    保持部は、透明基板が前後反転または表裏反転するのに伴って移動する第1の印に対応する位置に、透明基板を前後反転または表裏反転する順序を示す第2の印を有することを特徴とする請求項1の画像読取装置。
  3. 第1および第2の印が、数字および文字を含む記号、色、または任意の形状であることを特徴とする請求項2の画像読取装置。
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