JP3820746B2 - シャシダイナモメータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャシダイナモメータに関し、ピットカバーの支持構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来のシャシダイナモメータの観念図、図8はそのA−A矢視図を示し、1は相互に連結された一対の移動ローラ、2は相互に連結された一対の固定ローラ、3,4は移動ローラ1,固定ローラ2にそれぞれ連結されたダイナモメータである。又、5は移動ローラ1の上部をおおう移動カバーであり、試験車両の駆動輪を移動ローラ1に載置するための開口5aを有する。移動カバー5の前後には図示しない蝶番を介して連結されたシャッタ6が多数連結されている。移動カバー5及びシャッタ6は縞鋼板により形成されている。なお、固定ローラ2の近傍は、ピットカバー10a,10bによりおおわれている。
【0003】
ところで、車両の前輪と後輪の間隔即ちホィールベースWは車種により異なるため、移動ローラ1を車両の前後方向に移動可能にする必要があり、これに伴って移動カバー5及びシャッタ6も移動可能とする必要がある。図8において、7,21は固定はり、8a,8bは固定はり7,21の内側に設けられた受部、9は受部8a,8b上に固定された滑り板であり、シャッタ板6及び移動カバー5は滑り板9上を移動する。移動ローラ1の前後方向にやや離れると支持機構がとぎれるので、シャッタ6は蝶番部分で折曲して下方へ移動する。
【0004】
前記シャシダイナモメータの詳細を、図9,10に示す。ピットカバー10aは固定支柱11を橋渡しするように設けた固定はり7を介して支持されている。移動ローラ1を移動するには、レール12上にスライドベッド13を固定するロックボルトをゆるめたのちに、ギャードモータ14を一の方向へ回転させる。スライドベッド13と螺合する図示しないボールネジがギャードモータ14に連動連結されているので、スライドベッド13はレール12に沿って移動する。
【0005】
スライドベッド13には、移動ローラ1,ダイナモメータ3のほかにダイナモメータ3を冷却する冷却ブロワ15と二対の移動支柱16,17が設けられている。図10に示すように、一方の一対の移動支柱16は短くて相互の間隔が広いが、他方の移動支柱17は長くて相互の間隔が狭くなっている。一対の移動支柱16の上端は補助部材18が固着され、補助部材18の上にはコの字形断面形状を有する一対の固定台18aが固着されている。
【0006】
また、一対の移動支柱17の上端には固定台17aが夫々固着されている。
【0007】
一方、一対の移動カバー5の下面には夫々はり5bの上端が固着され、はり5bの下端どうしが連結棒19,20を介して連結されている。前記固定台17a,18aのコの字形の中に、連結棒20,19が嵌まり込んでいる。
【0008】
移動カバー5上に車両を載せたままでスライドベッド13を移動させると、車両の重量が受部8a,8bを介して固定はり7,21に加わる。前記のように一方の固定はり7は移動支柱11により支持される。他方の固定はり21を支持しながらスライドベッド13が移動できるように、補助部材18上にはすべり板を有する受け台22が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが移動カバー上に車両の重量が加わった状態の固定はりを支持しながら受け台22が移動することになるため、大きな摩擦力が受け台に加わり、スライドベッドの移動に対する抵抗力が過大になる。
【0010】
そこで本発明は、斯る課題を解決したシャシダイナモメータを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
斯る目的を達成するための請求項1に係るシャシダイナモメータの構成は、床下にピットを形成するとともに該ピットを塞いで床面を形成するピットカバーを固定はりを介して支持し、前記ピットの内部で一定方向へスライド自在なスライドベッドを設け、該スライドベッド上に車両のホィールベースの長さに合わせて移動させるための移動ローラと移動支柱とを設け、該移動支柱により前記固定はりを支持しながら前記スライドベッドを移動できるようにしたシャシダイナモメータにおいて、前記移動支柱の上端に回転自在なローラを設け、該ローラは前記移動支柱の上端に設けた軸受部材にピンを介して一対のてんびんの中間部を支持し、当該一対のてんびんの両端に夫々設け、前記ローラが固定はりの下面を転がりながら前記固定はりを支持するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明によるシャシダイナモメータの実施の形態を説明する。なお、この実施の形態は従来のシャシダイナモメータの一部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0013】
図1に示すように、従来の移動支柱16,17に代えて同一長さの移動支柱26,27がスライドベッド13上に立設して設けられる。図4に示すように、一対の移動支柱26の上端は連結板28を介して連結され、図2に示すように連結板28上には、コの字形の断面形状を有する一対の固定台29が固着されている。また、図5に示すように一対の移動支柱27も同様に構成されている。固定支柱27どうしの間隔は、固定支柱26どうしの間隔よりも小さくなっている。
【0014】
図3は、移動カバー5,シャッタ6を裏返して示すものである。移動カバー5には補強骨23が固着されるとともにはり24が固着され、はり24どうしが一対の連結部材25を介して連結されている。図2に示すように、この連結部材25が一対の固定台29のコの字形の中へはいり込み、移動カバー5等が移動支柱26,27と共に移動することになる。
【0015】
連結板28上の両端にはローラ31が夫々設けられている。即ち、図6に示すように軸受部材としてのT字形のペデスタル32がボルトを介して連結板28の上に固着され、ペデスタル32にはピン33を介して一対のてんびん34の中間部が支持されている。そして、一対のてんびん34の両端には一対のローラ31が回転自在に設けられている。
【0016】
一方、固定はり21の下面には、ローラ31が当接して転がるためのトラック35が取り付けられている。
【0017】
図4,図5中、29,32で示すのは、固定台29,ペデスタル32の取付位置のみを表示したものである。
【0018】
次に、斯るシャシダイナモメータの作用を説明する。移動カバー5上に車両を載せたままでスライドベッド13を移動させると、車両の重さの一部は移動カバー5からその内側を支持する受部8bを介して固定はり21へ加わる。このため、固定はり21に撓みが生じるが固定はり21の下面のトラック35に一対のローラ31が当接しながら移動支柱26,27が移動する。
【0019】
従来は固定はりに対して受け台が摺動可能に支持されていたため、軸重が2トンの車両を載せることが限界であったが、本発明では4トンの車両を載せることが可能である。また、摩擦抵抗が小さいことから、スライドベッド13の駆動力が少なくて済み、ギャードモータのモータ容量は3.7kWから2.2kWに下げることが可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように、請求項1に係るシャシダイナモメータによれば固定はりの下面に接触して移動しながら支持する移動支柱の上端にローラを設けたので、固定はりの下面をローラが転がることになり、従来のように摺動による摩擦抵抗力が移動支柱に加わることはない。
【0021】
従って、スライドベッドを駆動するモータの容量を小さくすることができる。また、移動カバーに載せて移動することができる軸重を大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャシダイナモメータの構成図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】移動カバー等の下面から見た斜視図。
【図4】本発明によるシャシダイナモメータにおける移動支柱に係り、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図。
【図5】本発明によるシャシダイナモメータにおける移動支柱に係り、(a)は平面図、(b)は左側面図、(c)は正面図。
【図6】本発明によるシャシダイナモメータにおけるローラに係り、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図。
【図7】シャシダイナモメータの概念図。
【図8】図7のA−A矢視図。
【図9】従来のシャシダイナモメータの構成図。
【図10】図9の右側面図。
【符号の説明】
1…移動ローラ
10a,10b…ピットカバー
7,21…固定はり
13…スライドベッド
26,27…移動支柱
31…ローラ
32…ぺデスタル(軸受部材)
33…ピン
34…てんびん

Claims (1)

  1. 床下にピットを形成するとともに該ピットを塞いで床面を形成するピットカバーを固定はりを介して支持し、前記ピットの内部で一定方向へスライド自在なスライドベッドを設け、該スライドベッド上に車両のホィールベースの長さに合わせて移動させるための移動ローラと移動支柱とを設け、該移動支柱により前記固定はりを支持しながら前記スライドベッドを移動できるようにしたシャシダイナモメータにおいて、
    前記移動支柱の上端に回転自在なローラを設け、該ローラは前記移動支柱の上端に設けた軸受部材にピンを介して一対のてんびんの中間部を支持し、当該一対のてんびんの両端に夫々設け、
    前記ローラが固定はりの下面を転がりながら前記固定はりを支持するようにしたことを特徴とするシャシダイナモメータ。
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