JP2602156Y2 - シャシダイナモメ−タ - Google Patents

シャシダイナモメ−タ

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JP2602156Y2
JP2602156Y2 JP1993000665U JP66593U JP2602156Y2 JP 2602156 Y2 JP2602156 Y2 JP 2602156Y2 JP 1993000665 U JP1993000665 U JP 1993000665U JP 66593 U JP66593 U JP 66593U JP 2602156 Y2 JP2602156 Y2 JP 2602156Y2
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JP
Japan
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pit
moving
movable
plate
chassis dynamometer
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JP1993000665U
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English (en)
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JPH0656750U (ja
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定男 藤森
勝二 仁藤
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車の走行試験を室
内で行うためのシャシダイナモメ−タに関し、ピットカ
バ−の支持構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシャシダイナモメ−タの構成を、
図3に基づいて説明する。試験車の前輪を載置する固定
ドラム4がピット1の中の固定ベッド2上に軸受3を介
して支持されており、固定ドラム4の上方には前輪設定
孔11aを有する設定枠11が配設されている。また、
固定ベッド2の上を左右に移動する移動台6が設けら
れ、移動台6の上には軸受7を介して後輪を載置する移
動ドラム8が支持されている。そして、モータ5に連動
連結された送りねじ9に移動台6のねじ受け10が螺合
されている。移動ドラム8の移動区間にあるピットカバ
ー部分は、後輪設定孔12aを有する移動枠12と、移
動枠12の左右に配置されたピットカバー13,14と
から構成される。
【0003】ピットカバ−13は図4,図5に示すよう
にT形支持板15と、L形支持板16,17と、固定板
22と、移動板23とからなり、各支持板はストッパボ
ルトにより連結されている。T形支持板15とL形支持
板16,17とはストッパボルト15b,15aによっ
連結され、L形支持板16と固定板22とはストッパボ
ルト16aにより連結され、L形支持板17と移動板2
3とはストッパボルト17aにより連結されている。そ
して、ピットカバ−14もピットカバ−13と略同様に
構成されている。図6に示すようにT形支持板15等の
両端はピット1の側壁の近くの支柱24上に設けたレー
ル25の上面に載置されて摺動自在となっている。
【0004】ピットカバ−13における移動板23が取
り付けられた側板26には一対のL形の係合金具27が
結合され、上端が係合金具27どうしの間に遊嵌された
移動支柱28の下端が移動台6に固定されている。
【0005】次に、かかるシャシダイナモメ−タの作用
を説明する。試験車両のホィルベースに合うように移動
台6を図3中の左方へ移動すると、移動台6に移動支柱
28,側板26を介して取り付けられた移動板23がL
形支持板17を左方へ押し、L形支持板17がT形支持
板15を左方へ押し、T形支持板15がL形支持板16
を左方へ押す。かくしてピットカバ−13はその長さが
縮小化される一方、ピットカバ−14は逆にその長さが
増大され、図3に示す状態となる。ピットカバ−13が
縮小状態から伸長する場合は、側板26に固定された移
動板23の右方への移動によりストッパボルト17aを
介してL形支持板17が右方へ引っ張られ、L形支持板
17の移動によりストッパボルト15aを介してT形支
持板15が右方へ引っ張られ、順次にL形支持板16も
ストッパボルト15bを介して右方へ引っ張られること
になる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ピットカバ
ーの上に自動車を乗せることを考えると、支持板等の厚
さを大きくして補強しなければならず、そうすると支持
板等の重量が大きくなるとともに補強部材の存在により
ピットの内部のスペースが小さくなり、更に支持板等を
移動させるための駆動手段も駆動力が大きくて外形の大
きなものが必要になる。
【0007】そこで本考案は、かかる課題を解決したシ
ャシダイナモメ−タを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本考案の構成は、床面に形成したピットの内部にピ
ットの長さ方向へ移動自在な移動台を設け、移動台の上
に車両のホィールベースの長さに合わせて移動可能な移
動ドラムを回転可能に設け、当該移動ドラムの前後には
複数の支持板をピットの両側に懸架させた状態で設ける
とともに隣合う支持板どうしを前後方向へ移動自在に重
ね合わせて連継し、移動ドラムの最も近くの支持板を移
動台に連継する一方、移動ドラムから最も離れた支持板
はピット等に連継したシャシダイナモメ−タにおいて、
ピットの長さ方向へ伸びて支持板を支持する中間梁をピ
ットの幅方向での途中に配置するとともに中間梁の両端
をピットの両端で支持し、移動台に固定した移動支柱に
摺動板を設け、当該摺動板の上に摺動自在に中間梁を載
せることにより、中間梁の長さ方向での途中の位置を移
動支柱により支持するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】移動ドラムを移動させるとピットカバ−の一方
はその長さが縮小化され他方は逆にその長さが増大す
る。そして、ピットカバーの長さが短くなったときは、
支持板どうしが重なり合う。このときに移動ドラムの移
動に伴って移動支柱等も移動し、移動支柱に設けた摺動
と中間梁とが摺動する。支持板の重量は中間梁を介し
て移動支柱に伝わり、移動台により支持される。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来のシャシダイナ
モメ−タの一部を改良したものなので、従来と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを
説明する。
【0011】本考案によるシャシダイナモメ−タの構成
を、図1(a),(b)に示す。本実施例では固定ドラ
ムが存在せず移動ドラムのみが存在し、ピットカバー1
4の右端は直接に固定板22に連結される。ピットカバ
−13,ピットカバ−14は略同様に構成されているの
で、ここではピットカバー14について説明する。ピッ
トカバ−14は従来と同様にT形支持板15と、L形支
持板16,17とを有し、各支持板等はストッパボルト
15a,15b,16a,17aにより連結されている
が、ここではこのほかにL形支持板16,17にストッ
パボルト16a,17aを介してL形支持板18,19
が連継され、L形支持板18,19にストッパボルト1
8a,19aを介してL形支持板20,21が連継さ
れ、L形支持板20,21はストッパボルト20a,2
1aを介して移動枠12,固定板22に連継されてい
る。このように構成されるため、ピットカバー14を縮
小化すると上下方向に4枚の支持板が重なり合うことに
なる。
【0012】次に、シャシダイナモメ−タの右側面図を
図1(b)に示すように、従来と同様にピット内の両側
に位置する支柱24の上には夫々レール25が固定さ
れ、一対のレール25間に橋渡しするようにしてT形支
持板15等が支持されるが、本考案ではT形支持板15
等の両端以外の部分を支持するために一対のレール25
の間にピットの長さ方向へ伸びる二本の中間梁29,3
0が設けられる。中間梁29,30の両端はピットの両
端で支持され、長さ方向での途中は移動支柱28によっ
て支持される。移動支柱28による支持の構造を以下に
説明する。移動台6にはその左右方向に4本の移動支柱
28が直立して設けられ、中央の二つの移動支柱28ど
うしをつなぐと共に中間梁29,30と摺動して中間梁
29,30を支持する摺動板32が設けられる。また、
両端の移動支柱28にはレール25の下面と摺動してレ
ール25を支持する摺動板33が設けられる。この結
果、T形支持板15等は2つのレール25と中間梁2
9,30とに支持されることになる。そして、レール2
5,中間梁29,30の相互間には、隣合う移動支柱2
8どうしを連結する連結部材35,36,37が設けら
れる。これらの連結部材は、例えば図1(a)に示すよ
うにピットカバー13におけるT形支持板15とL形支
持板17,19,21が重なったときにこれらを連結部
材35,36,37が支持することになる。
【0013】次に、かかるシャシダイナモメ−タの作用
を説明する。移動ドラム8を図1(a)中の左方へ移動
させると、図1(a)に示すようにピットカバ−13は
その長さが縮小化される一方、ピットカバ−14は逆に
その長さが増大し、逆に右方へ移動させると縮小と増大
とが逆になる。例えばピットカバ−14の長さが短くな
ったときは、図2(a),(b)に示すように支持板ど
うしが重なり合う。この点については支持板の数が多い
ことを除いて従来と同様である。そして、このときに移
動ドラム8の移動に伴って移動支柱28等も移動し、摺
動板32,33と中間梁29,30あるいはレール25
とが摺動する。T形支持板15等の重量はレール25,
中間梁29,30を介して支柱24,移動支柱28に伝
わり、支柱24と移動台6とにより支持される。
【0014】図1(a)に示すピットカバー13のよう
に支持板等が完全に重なっているときだけでなくピット
カバー14のように支持板等がその端部でのみ重なって
いる場合であっても複数個の支持板等で荷重を分担する
ことになるので、自動車のタイヤなどの部分荷重が加わ
る場合においても大きな荷重を許容できる。
【0015】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よるシャシダイナモメ−タによれば、ピットの長さ方向
へ伸びて支持板を支持する中間梁をピットの幅方向での
途中に設け、移動台に固定した移動支柱により中間梁を
摺動自在に支持したので、支持板の厚さが小さくても良
くまた補強も少なくてよい。したがって、シャシダイナ
モメ−タの構造が簡単でかつ低コストですむ。さらに、
ピットの補強が充分に維持できるので、ピットの長さを
大きくしても強度が不足することがない。また更に、支
持板の補強のために支持板に補強部材を設けるのに比べ
て、中間梁は高さを補強部材より小さくできるので、ピ
ットスペースを大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるシャシダイナモメ−タの一実施例
に係り、図1(a)は正面図、図1(b)は右側面図。
【図2】本考案によるシャシダイナモメ−タに係り、図
2(a)はピットカバーの一部を示す正面図、図2
(b)は底面図。
【図3】従来のシャシダイナモメ−タを示す正面図。
【図4】従来のシャシダイナモメ−タに係り、図3の部
分拡大図。
【図5】従来のシャシダイナモメ−タに係り、図4の平
面図。
【図6】従来のシャシダイナモメ−タに係り、図5のA
−A矢視図。
【符号の説明】
1…ピット 6…移動台 8…移動ドラム 13,14…ピットカバー 15…T形支持板 16〜21…L形支持板 15a,15b,16a〜21a…ストッパボルト 25…レール 28…移動支柱 29,30…中間梁32,33…摺動板
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−176536(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01M 17/00 - 17/007

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に形成したピットの内部にピットの
    長さ方向へ移動自在な移動台を設け、移動台の上に車両
    のホィールベースの長さに合わせて移動可能な移動ドラ
    ムを回転可能に設け、当該移動ドラムの前後には複数の
    支持板をピットの両側に懸架させた状態で設けるととも
    に隣合う支持板どうしを前後方向へ移動自在に重ね合わ
    せて連継し、移動ドラムの最も近くの支持板を移動台に
    連継する一方、移動ドラムから最も離れた支持板はピッ
    ト等に連継したシャシダイナモメ−タにおいて、 ピットの長さ方向へ伸びて支持板を支持する中間梁をピ
    ットの幅方向での途中に配置するとともに中間梁の両端
    をピットの両端で支持し、移動台に固定した移動支柱に
    摺動板を設け、当該摺動板の上に摺動自在に中間梁を載
    せることにより、中間梁の長さ方向での途中の位置を移
    動支柱により支持するようにしたことを特徴とするシャ
    シダイナモメ−タ。
JP1993000665U 1993-01-14 1993-01-14 シャシダイナモメ−タ Expired - Lifetime JP2602156Y2 (ja)

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JPH0656750U JPH0656750U (ja) 1994-08-05
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JP2007198875A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Ono Sokki Co Ltd シャシーダイナモメータのピットカバー装置
JP5482248B2 (ja) * 2010-02-01 2014-05-07 シンフォニアテクノロジー株式会社 シャーシダイナモ装置

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JPH0656750U (ja) 1994-08-05

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