JP2690203B2 - トラックスケールの載台固定装置 - Google Patents
トラックスケールの載台固定装置Info
- Publication number
- JP2690203B2 JP2690203B2 JP3033287A JP3328791A JP2690203B2 JP 2690203 B2 JP2690203 B2 JP 2690203B2 JP 3033287 A JP3033287 A JP 3033287A JP 3328791 A JP3328791 A JP 3328791A JP 2690203 B2 JP2690203 B2 JP 2690203B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall surface
- platform
- truck
- side wall
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
- Auxiliary Methods And Devices For Loading And Unloading (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は載台が車両進入方向に揺
動するトラックスケールに関するものである。
動するトラックスケールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラックスケールは、図3に示すように
載台1を複数のロードセル2が支持し、各ロードセル2
の出力値を和算して、載台1の上に乗っている車両3の
計重値を求めている。載台1とロードセル2の間には、
鋼球4と球面座5,6からなる揺動装置7が介装されて
おり、図4に示すように車両3が載台1に乗り移りかけ
た場合に載台1が進入方向に向かって揺動して、載台1
の端部8がピット壁面9に当接する。車両3の前輪と後
輪が載台1に乗ってしまうと、載台1は図3に示すよう
に安定位置に復元される。
載台1を複数のロードセル2が支持し、各ロードセル2
の出力値を和算して、載台1の上に乗っている車両3の
計重値を求めている。載台1とロードセル2の間には、
鋼球4と球面座5,6からなる揺動装置7が介装されて
おり、図4に示すように車両3が載台1に乗り移りかけ
た場合に載台1が進入方向に向かって揺動して、載台1
の端部8がピット壁面9に当接する。車両3の前輪と後
輪が載台1に乗ってしまうと、載台1は図3に示すよう
に安定位置に復元される。
【0003】図3と図4は車両3の車軸間距離に比べて
載台1の長さが長い場合であるが、図5に示すように車
両3の車軸間距離に比べて載台1の長さが短い場合に
は、載台1の上面と前輪が乗っている面10とを同一の高
さにすることによって、載台1を支持している各ロード
セル2の和算値で得られる荷重値の2倍が車両3の計重
値とされるトラックスケールがある。
載台1の長さが長い場合であるが、図5に示すように車
両3の車軸間距離に比べて載台1の長さが短い場合に
は、載台1の上面と前輪が乗っている面10とを同一の高
さにすることによって、載台1を支持している各ロード
セル2の和算値で得られる荷重値の2倍が車両3の計重
値とされるトラックスケールがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示した
形式のトラックスケールでは、車両3が勢いよく載台1
に進入した場合には、図6に示すように載台1の揺動
が、載台1の端面8がピット壁面9に当接した状態で止
まってしまう状態が発生し、正確な計量を期待できな
い。
形式のトラックスケールでは、車両3が勢いよく載台1
に進入した場合には、図6に示すように載台1の揺動
が、載台1の端面8がピット壁面9に当接した状態で止
まってしまう状態が発生し、正確な計量を期待できな
い。
【0005】本発明は車両3が勢いよく載台1に進入し
た場合であっても、正確な計量を期待できるトラックス
ケールの載台固定装置を提供することを目的とする。
た場合であっても、正確な計量を期待できるトラックス
ケールの載台固定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のトラックスケー
ルの載台固定装置は、トラックの進入方向の固定側壁面
前後のそれぞれに対して当接および離間する静止体を載
台の前後下側に各別に配置し、この静止体をトラック進
入時には固定側壁面に当接させるとともにトラックが停
止してから静止体を固定側壁面より離間させる切換手段
を設け、静止体を固定側壁面より離間させた後に計重値
を読み取る手段を設けたことを特徴とする。
ルの載台固定装置は、トラックの進入方向の固定側壁面
前後のそれぞれに対して当接および離間する静止体を載
台の前後下側に各別に配置し、この静止体をトラック進
入時には固定側壁面に当接させるとともにトラックが停
止してから静止体を固定側壁面より離間させる切換手段
を設け、静止体を固定側壁面より離間させた後に計重値
を読み取る手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この構成によると、車両が載台に進入する際に
は、静止体をトラックの進入方向の固定側壁面前後のそ
れぞれに対して当接させる。これによって、車両進入の
際の速度に係わらず載台の揺動を規制することができ
る。また、車両または車両の一部が載台に載った状態に
おいて、計重値の読み取り時には、静止体をトラックの
進入方向の固定側壁面前後のそれぞれに対して離間させ
ることで、良好な状態で計重することができる。
は、静止体をトラックの進入方向の固定側壁面前後のそ
れぞれに対して当接させる。これによって、車両進入の
際の速度に係わらず載台の揺動を規制することができ
る。また、車両または車両の一部が載台に載った状態に
おいて、計重値の読み取り時には、静止体をトラックの
進入方向の固定側壁面前後のそれぞれに対して離間させ
ることで、良好な状態で計重することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1と図2に基づ
いて説明する。なお、従来例を示す図3〜図6と同様の
作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
いて説明する。なお、従来例を示す図3〜図6と同様の
作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
【0009】載台1の前後下側には各別に、図1の
(a)と図2に示すような載台固定装置としての揺動規
制装置11が設けられている。この揺動規制装置11は、静
止体としてのL字形の第1,第2のレバー12a,12b
と、この第1,第2のレバー12a,12bを駆動するシリ
ンダ装置13とで構成されている。第1,第2のレバー12
a,12bは中間部が支持軸14で載台1から回転自在に枢
支されている。シリンダ装置13は載台1の下面に取り付
けられており、ステム15の先端は、第1,第2のレバー
12a,12bの基端部に形成された長孔16にピン17で係合
している。第1,第2のレバー12a,12bの先端部に
は、車両3の進入方向の固定側壁面前後であるピット壁
面9に当接する部分に、ローラ18が取り付けられてい
る。
(a)と図2に示すような載台固定装置としての揺動規
制装置11が設けられている。この揺動規制装置11は、静
止体としてのL字形の第1,第2のレバー12a,12b
と、この第1,第2のレバー12a,12bを駆動するシリ
ンダ装置13とで構成されている。第1,第2のレバー12
a,12bは中間部が支持軸14で載台1から回転自在に枢
支されている。シリンダ装置13は載台1の下面に取り付
けられており、ステム15の先端は、第1,第2のレバー
12a,12bの基端部に形成された長孔16にピン17で係合
している。第1,第2のレバー12a,12bの先端部に
は、車両3の進入方向の固定側壁面前後であるピット壁
面9に当接する部分に、ローラ18が取り付けられてい
る。
【0010】このように構成したため、車両3が載台1
に進入するに際しては、ステム15を伸ばして図1の
(a)に示すように第1,第2のレバー12a,12bの先
端に取り付けられたローラ18をピット壁面9に予め当接
させておき〔第1の状態〕、車両3が進入して図5に示
したように後輪だけが載台1の上に乗った状態になった
ときに、ステム15を後退させると、第1,第2のレバー
12a,12bが図1の(b)に示すように回動してローラ
18がピット壁面9から離れ〔第2の状態〕て、載台1と
ピット壁面9との間に隙間Gが確保されて、正確な計重
を期待できる。
に進入するに際しては、ステム15を伸ばして図1の
(a)に示すように第1,第2のレバー12a,12bの先
端に取り付けられたローラ18をピット壁面9に予め当接
させておき〔第1の状態〕、車両3が進入して図5に示
したように後輪だけが載台1の上に乗った状態になった
ときに、ステム15を後退させると、第1,第2のレバー
12a,12bが図1の(b)に示すように回動してローラ
18がピット壁面9から離れ〔第2の状態〕て、載台1と
ピット壁面9との間に隙間Gが確保されて、正確な計重
を期待できる。
【0011】
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トラック
の進入方向の固定側壁面前後のそれぞれに対して当接お
よび離間する静止体を載台の前後下側に各別に固定して
配置したため、車両が載台に進入する際には、静止体に
より載台の揺動を規制して確実に固定でき、また、車両
が停止してから静止体をトラックの進入方向の固定側壁
面前後のそれぞれに対して離間させることで、車両また
は車両の一部が載台に載った状態において、載台がトラ
ックの進入方向の固定側壁面前後に対して当接しない状
態が得られ、正確な計重を期待できる。
の進入方向の固定側壁面前後のそれぞれに対して当接お
よび離間する静止体を載台の前後下側に各別に固定して
配置したため、車両が載台に進入する際には、静止体に
より載台の揺動を規制して確実に固定でき、また、車両
が停止してから静止体をトラックの進入方向の固定側壁
面前後のそれぞれに対して離間させることで、車両また
は車両の一部が載台に載った状態において、載台がトラ
ックの進入方向の固定側壁面前後に対して当接しない状
態が得られ、正確な計重を期待できる。
【図1】本発明の揺動規制装置の一実施例の第1の状態
と第2の状態の説明図である。
と第2の状態の説明図である。
【図2】同装置の斜視図である。
【図3】トラックスケールの計量状態の断面図である。
【図4】車両が載台に進入する際の断面図である。
【図5】本発明が解決しようとする問題点を説明するた
めの特殊なトラックスケールの正常な計量状態の断面図
である。
めの特殊なトラックスケールの正常な計量状態の断面図
である。
【図6】同トラックスケールにおける異常な計量状態の
断面図である。
断面図である。
1 載台 2 ロードセル 3 車両 9 ピット壁面 11 揺動規制装置 12a,12b 第1,第2のレバー〔可動体〕 13 シリンダ装置
Claims (1)
- 【請求項1】 トラックの進入方向の固定側壁面前後の
それぞれに対して当接および離間する静止体を載台の前
後下側に各別に配置し、この静止体をトラック進入時に
は固定側壁面に当接させるとともにトラックが停止して
から静止体を固定側壁面より離間させる切換手段を設
け、静止体を固定側壁面より離間させた後に計重値を読
み取る手段を設けたトラックスケールの載台固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033287A JP2690203B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラックスケールの載台固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3033287A JP2690203B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラックスケールの載台固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04273024A JPH04273024A (ja) | 1992-09-29 |
JP2690203B2 true JP2690203B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=12382322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3033287A Expired - Lifetime JP2690203B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | トラックスケールの載台固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690203B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100563798B1 (ko) * | 1997-09-01 | 2006-07-25 | 스미또모 베이크라이트 가부시키가이샤 | 자체지지백및자체지지패키지및이들의제조방법 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5734639B2 (ja) * | 2010-12-16 | 2015-06-17 | 大和製衡株式会社 | トラックスケールおよび車両重量計測システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4216763Y1 (ja) * | 1964-10-22 | 1967-09-27 | ||
JPS5333172A (en) * | 1976-09-08 | 1978-03-28 | Kubota Ltd | Weighing apparatus |
JPS5710420A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Kubota Ltd | Weight measuring apparatus |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3033287A patent/JP2690203B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100563798B1 (ko) * | 1997-09-01 | 2006-07-25 | 스미또모 베이크라이트 가부시키가이샤 | 자체지지백및자체지지패키지및이들의제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04273024A (ja) | 1992-09-29 |
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