JP3518703B2 - 計量方法、計量装置及び計量装置を備えたごみ収集車 - Google Patents

計量方法、計量装置及び計量装置を備えたごみ収集車

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JP3518703B2
JP3518703B2 JP12586195A JP12586195A JP3518703B2 JP 3518703 B2 JP3518703 B2 JP 3518703B2 JP 12586195 A JP12586195 A JP 12586195A JP 12586195 A JP12586195 A JP 12586195A JP 3518703 B2 JP3518703 B2 JP 3518703B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被計量物を上下方向に
移送する移送装置によって、被計量物を移送する行程中
に被計量物の重量を計量する計量方法及びその計量装
置、並びにこの計量装置を備えたごみ収集車に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の計量方法及び装置は数種類知ら
れており、その一例を図12に示す(特開平5−720
23号公報参照)。同図において、ごみ収集車の後部の
車体1に、ロードセル2A,2Bを介して移送装置3の
支持板3aを取付け、この支持板3aに一端が支持され
たアーム3b,3cの他端に容器支持板3dを取り付
け、この容器支持板3dに上下のフック3e,3fを設
けている。容器4を持ち上げる際には、フック3eを下
方向に、フック3fを上方向にそれぞれスライドさせて
容器4の係止部4a,4bに掛け止め、油圧シリンダな
どで構成されたアクチュエータ3gのロッド3hを伸長
させてアーム3bを上方に回動させて容器4を持ち上
げ、図13に示すようにアーム3bが水平となる位置を
含む前後の期間内に短い時間間隔で複数回重量を計測
し、更に図14に示す位置まで容器4を持ち上げて容器
4の上下を反転させて蓋4cを自重で開かせ、被計量物
であるごみをごみ収集車1内に排出させる。
【0003】ごみの排出が終わると、アクチュエータ3
gのロッド3hを縮めてアーム3bを下方に回動させて
容器4を路面G上に持ち下げる行程において、持ち上げ
時の計測位置と同じ位置で複数回重量を計測し、フック
3e,3fを上下方向にスライドさせて容器4の係止部
4a,4bから外してごみの収集動作を終了する。
【0004】図15は、この従来装置の収集及び計測動
作のタイミング図で、例えば、持ち上げ行程が6秒、持
ち下げ行程が6秒であり、容器4の移動方向が垂直方向
となる図13の位置を挟んで0.65秒が計量期間であ
って、持ち上げ時と持ち下げ時の各計量期間にそれぞれ
複数回計量された重量は、それぞれ積算され、積算回数
で除算されてそれぞれの平均値が求められ、両者の差分
がごみの重量として算出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の計量装置は、以
上のとおり、計量中の移動方向が垂直方向となるように
複雑なリンク機構により構成されており、しかも、路面
Gや車体1の傾斜が大きくなると、計量ビーム2A,2
Bが水平にならなくなり、誤差が一層大きくなる。
【0006】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、路面の傾斜、すなわち計量装置の傾斜が
大きい場合でも、正確な重量を計測できる計量方法及び
計量装置並びにこの計量装置を備えたごみ収集車を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の計量方法は、移送装置に装着されて固定
部に対する可動部の縦軸方向の相対変位から可動部に負
荷された荷重を検出するロードセルを用いて被移送物を
上下方向に移送する間に計量する計量方法であって、前
記ロードセルは、固定部と可動部が横軸方向に離れて対
向し、かつ、前記固定部と可動部は同一高さに設定され
るとともに、前記移送物を受取り位置において保持する
とき前記ロードセルの縦軸が鉛直方向から一定方向へ所
定角度傾斜し、かつ、前記受取り位置から受渡し位置へ
移動する間に前記ロードセルの縦軸が鉛直方向に合致す
る位置を経て前記一定方向と逆方向へ傾斜するように設
定されており、前記被移送物を前記受渡し位置へ移送す
る行程中に複数回計量を行ない、これらの計量値のうち
の最大値に基づいて前記被移送物の重量を求めるように
したものである。
【0008】請求項2の計量方法は、請求項1におい
て、被移送物は容器に収納された被計量物であり、前記
最大値、つまり求めた被移送物の重量から、前記容器の
重量を差し引いて被計量物の重量を求める。
【0009】請求項3の計量方法は、請求項2におい
て、前記受渡し位置で被計量物を排出した容器を受取り
位置に移送する行程中に複数回計量を行ない、これらの
計量値のうちの最大値を容器の重量として検出し、前記
検出した被移送物の重量から前記容器の重量を差し引い
て被計量物の重量を求める。
【0010】請求項4の計量装置は、受取り位置に置か
れた被移送物を上下方向に移送して受渡し位置へ移す移
送装置に装着されて上記固定部に対する可動部の縦軸方
向の相対変位から前記可動部に負荷された被移送物の荷
重を検出するロードセルと、前記被移送物を上下方向に
移送する行程中に前記ロードセルからの信号を複数回処
理して複数の計量値を得る計量値生成回路と、これら計
量値のうちの最大値に基づいて前記被移送物の重量を求
める重量決定手段とを備え、前記ロードセルは、固定部
と可動部が横軸方向に離れて対向し、かつ、前記固定部
と可動部は同一高さに設定されるとともに、前記被移送
物を受取り位置において保持するとき前記ロードセルの
縦軸が鉛直方向から一定方向へ所定角度傾斜し、かつ、
受取り位置から受渡し位置へ移動する間に、前記ロード
セルの縦軸が鉛直方向に合致する位置を経て前記一定方
向と逆方向へ傾斜するように構成されている。
【0011】請求項5の計量装置は、請求項4におい
て、前記被移送物が容器に収納された被計量物であり、
前記重量決定手段は前記容器が受取り位置から受渡し位
置へ移送される時の計量値の最大値を求める全荷重検出
手段と、前記最大値から前記容器の重量を差し引いて被
計量物の重量を求める演算手段とを備えている。
【0012】請求項6の計量装置は、請求項5におい
て、前記重量決定手段が、前記全荷重検出手段に加え
て、前記受渡し位置で被計量物を排出した容器が受渡し
位置から受取り位置へ移送される間の計量値の最大値を
容器の重量として検出する容器荷重検出手段を備えてい
る。
【0013】請求項7の計量装置は、請求項4ないし請
求項6のいずれかにおいて、前記移送装置が、垂直面内
で回転するアームと、このアームに取り付けられて前記
被移送物を支持する支持部材とを有し、前記ロードセル
の固定部が前記アームの側面に、可動部がフランジを介
して前記支持部材にそれぞれ連結されている。
【0014】請求項8の計量装置は、請求項7におい
て、前記アームと支持部材との間に回転支軸を介してリ
ンク部材が回転自在に連結されて、これらアーム、支持
部材、リンク部材及び前記ロードセルにより平行リンク
が構成されている。ここで、前記回転支軸とは、一般に
「ピンジョイント」と称されるもので、複数の部材を相
対回転自在に軸支するものである。
【0015】請求項9のごみ収集車は、請求項4ないし
8のいずれかに記載の計量装置を備えている。この計量
装置の移送装置がごみ収集車の車体に装着され、前記受
取り位置が車体の外部に設定され、前記受渡し位置が車
体の内部のごみ投入室に臨む位置に設定されている。
【0016】
【作用及び効果】請求項1または4の発明によれば、被
移送物を受取り位置において保持するときロードセルの
縦軸が鉛直方向から一定方向へ所定角度傾斜し、かつ、
前記受取り位置から受渡し位置へ移動する間に前記ロー
ドセルの縦軸が鉛直方向に合致する位置を経て前記一定
方向と逆方向へ傾斜するように構成し、前記被移送物を
前記受渡し位置へ移送する行程中に複数回の計量を行な
い、その最大値を前記被移送物の重量として検出するよ
うにしたので、計量装置の水平線に対する傾斜が大きい
場合でも被移送物の重量を正確に測定することができ
る。
【0017】請求項2または5の発明によれば、被移送
物を含む容器の重量から容器の重量を差し引くことで、
被計量物の重量を求めることができる。
【0018】請求項3または6の発明によれば、被計量
物を排出した容器を受取り位置に移送する行程中に複数
回の計量を行なってこれらの計量値のうちの最大値を容
器の重量として検出し、被移送物の重量から前記容器の
重量を差し引いて被計量物の重量を求めるようにしたの
で、容器の重量が異なる場合でも被計量物の重量を求め
ることができる。
【0019】請求項7の発明によれば、移送装置は、垂
直面内で回転するアームと、このアームの先端に取り付
けられて前記被移送物を支持する支持部材とを有し、前
記ロードセルの固定部が前記アームの側面に、可動部が
フランジを介して前記支持部材にそれぞれ連結されてい
るので、簡単な構成でアームの回転によって被移送物を
受取り位置から受渡し位置へ移送する間に、その重量を
計量することができる。
【0020】請求項8の発明によれば、アーム、支持部
材、リンク部材及びロードセルにより平行リンクが構成
されているので、ロードセルが被移送物のモーメント荷
重の影響を受けないため、計量精度が向上する。
【0021】請求項9の発明によれば、被移送物の重量
を正確に測定できる計量装置を備えたごみ収集車が得ら
れる。
【0022】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例1を図面にしたがって
説明する。図1はごみ収集車を示し、その車体1の後部
に、ごみ入れ用の容器4を保持して移送する、ロードセ
ル2A付の移送装置3を備えている。図2に示すよう
に、移送装置3は、支持板3aに回転支軸(ピンジョイ
ント)3iを介してアーム3bの基端が回転自在に軸支
されており、このアーム3bの先端の側面に、図3に示
すように、ロードセル2Aが支持されいる。ロードセル
2Aは、横軸方向Pに離れて対向する固定部2cおよび
可動部2dと、これらを連結する2つのビーム部2e,
2fとを有している。前記固定部2cと可動部2dは同
一高さに設定されており、前記固定部2cがアーム3b
に固定されている。前記横軸Pと直交し前記2つのビー
ム部2e,2fを結ぶ縦軸Qは、図2に示すように、ア
ーム3bが下降した受取り位置にあるとき、鉛直方向V
に対して一定方向(反時計回り)に角度αだけ傾斜して
いる。
【0023】ロードセル2Aの可動部2dには、フック
3e,3fを有する支持部材である容器支持板3dが取
り付けられている。車体1には、回転支軸3jを介して
アクチュエータ(この例では油圧シリンダ装置)3gの
基端部が回転自在に支持され、そのロッド3hの先端部
が回転支軸3kを介してアーム3bに連結されており、
アクチュエータ3gのロッド3hの伸縮によってアーム
3bが垂直面内で回転するように構成されている。
【0024】前記ロードセル2Aは、荷重が負荷された
可動部2dの固定部2cに対する縦軸Q方向の相対変位
から、前記荷重を検出するもので、この実施例では、固
定部2cと可動部2dが2つのビーム部2e,2fによ
って連結されて、いわゆるロバーバル機構を形成してい
る。このロバーバル機構により、ロードセル2Aの縦軸
Qに沿った荷重に比例した歪を発生し、この歪をストレ
ーンゲージのような歪検出素子により検出して電気信号
を出力する。前記縦軸Qは、アーム3bが下降した受け
取り位置において、例えば鉛直方向Vに対してα=30
度傾斜している。
【0025】5は制御回路であり、操作者からの持ち上
げ、持ち下げ指令が入力されると、この制御回路5から
駆動信号aが出力されて、油圧回路からなるアクチュエ
ータ駆動手段6を作動させ、アクチュエータ3gのロッ
ド3hを伸縮させる。前記制御回路5からは上記持ち上
げ、持ち下げ指令に応じて計量指令信号bも出力され、
この信号bを受けた計量値生成回路7が、後述する計量
期間のあいだ、前記歪検出素子から入力される電気信号
を短い時間間隔(つまり移送間隔)ごとに取り込んで計
量値を生成するようになっている。
【0026】8は重量決定手段で、切換回路8a,全荷
重検出手段8b,容器荷重検出手段8c及び演算手段8
dで構成され、切換回路8aは計量値生成回路7から入
力される計量値cを前記制御回路5から入力される切換
信号dに従って切り換え、持ち上げ行程時には全荷重検
出手段8bに出力し、持ち下げ行程時には容器荷重検出
手段8cに出力する。全荷重検出手段8b,及び容器荷
重検出手段8cは、それぞれ入力された複数の計量値の
うちの最大値を検出して保持し、出力する。減算器から
なる演算手段8dは、全荷重検出手段8bより入力され
た計量値から、容器荷重検出手段8cより入力された計
量値を減算した値を出力する。
【0027】次に、動作を説明する。まず、従来例と同
様に、図2の移送装置3のアーム3bが車体1の外部に
設定された受取り位置にある状態で、路面G(図1)上
などに置かれた容器4が矢印B方向に押されて係止部4
a,4bがフック3e,3fに係止される位置に移動す
ると、操作者が持ち上げを指令する。この指令を受けた
制御回路5はアクチュエータ駆動手段6に駆動信号aを
出力してロッド3hを伸長させ、アーム3bが少し持ち
上げられてフック3fが係止部4bに係止されると、下
方のフック3eが、容器支持板3dに内蔵された図示し
ない駆動機構によって下方にスライドし、容器4の係止
部4aに係止されて容器4が容器支持板3dに保持され
る。つづいて、アーム3bの回動に従って上方に持ち上
げられていく。他方、制御回路5は、図6に示す持ち上
げ行程中の計量期間のあいだ、計量値生成回路7に計量
指令信号bを送出する。
【0028】計量値生成回路7は、ロードセル2Bから
の荷重信号を短い時間間隔で取り込んで、計量値cを生
成する。制御回路5は、同時に切換回路8aに切換信号
dを送出し、計量値生成回路7から入力される計量値c
を全荷重検出手段8bに入力させる。全荷重検出手段8
bは入力された計量値cのなかの最大値を検出して保持
し、演算手段8dに出力する。アクチュエータ3gのロ
ッド3hがさらに伸長すると、アーム3bは図4に示す
ロードセル2Bの縦軸Qが鉛直方向となる位置を経て容
器4を上方に持ち上げて行き、前記縦軸Qを鉛直方向V
から前記一定方向と逆方向(時計回り)へ傾斜させなが
ら、図5に示すように、車体1内のごみ投入室1aに臨
む受渡し位置でアクチュエータ駆動手段6の駆動が停止
され、容器4の上下が反転してごみが車体1内に排出さ
れる。
【0029】ごみが排出されると、操作者が持ち下げを
指令する。制御回路5はアクチュエータ駆動手段6に駆
動信号aを出力してロッド3hを縮小させ、容器4はア
ーム3bの回動に従って下方に持ち下げられて行き、ア
ーム3bが図6に示す計量期間に入ると、図2の制御回
路5は持ち下げ行程中の計量期間のあいだ、計量値生成
回路7に計量指令信号bを送出する。計量値生成回路7
は、ロードセル2Bから入力される荷重信号を短い時間
間隔で取り込み、計量値cを生成する。制御回路5は、
同時に切換回路8aに切換信号dを送出して、計量値生
成回路7から入力される計量値cを容器荷重検出手段8
cに入力させる。容器荷重検出手段8cは入力された計
量値cのなかの最大値を検出して保持し、演算手段8d
に出力する。演算手段8dは入力された二つの計量値の
差を、ごみの重量として出力する。
【0030】アクチュエータ3gのロッド3hがさらに
縮小して容器4が受け取り位置に到達すると、制御回路
5はアクチュエータ駆動手段6への駆動信号aの出力を
停止し、次に、下方のフック3fが図示していない駆動
機構によって上方にスライドして容器4の係止が解除さ
れる。
【0031】図6は、アーム3bの回転角度と持ち上げ
行程、ごみ、排出期間、及び持ち下げ行程との関係、並
びに計量期間を示す図で、ロードセル2Bの可動部2d
はこの持ち上げ行程時に、縦軸Qが鉛直方向Vとなる位
置を経て排出位置である受渡し位置まで移動し、持ち下
げ行程時に、縦軸Qが鉛直方向Vとなる位置を経て受け
取り位置まで移動する。
【0032】計量値生成回路7は、持ち上げ開始時から
予め定めた持ち上げ角度、例えばロードセル2Aの縦軸
Qが横軸Pの回りに60度回動するまでの期間、ロード
セル2Aの可動部2dに加わる荷重を短い時間間隔(例
えば50msec)でもって複数回計測し、全重量検出
手段8bは、これらの計測値のうち最大値を検出して保
持し、減算器8dに出力する。ロードセル2Aの可動部
2dに負荷される荷重のうち、鉛直方向Vと平行な成分
がロードセル2Aにより検出される。この平行な成分
は、ロードセル2Aの縦軸Qが鉛直方向Vとなったとき
最大値となり、この最大値が被移送物の重量(ごみ+容
器の重量)に等しい。ここで、アーム3bが下がった受
取り位置にあるとき、ロードセル2Aの縦軸Qは一定方
向(反時計回り)に傾斜しているので、持ち上げ中に必
ず縦軸Qが鉛直方向Vとなって前記最大値が得られる位
置が存在する。したがってロードセル2Aの縦軸Qが鉛
直方向Vとなる位置を検出することなく、正確な計量を
行うことができる。
【0033】また、計量値生成回路7は、内容物が排出
されたのち、アクチュエータ3gのロッド3hが縮小し
て容器4が路面上に持ち下げられる間、上記持上げ時の
計量期間と同じ期間にわたって、ロードセル2Aの可動
部2dに加わる荷重を同じ短い時間間隔でもって計測
し、容器重量検出手段8cは、これらの計測値のうち最
大値を検出して保持し、減算器8dに出力する。この重
量は、上記と同じ理由で、容器4の重量に等しい。
【0034】減算器8dは、持ち上げ時の最大値から持
ち下げ時の最大値を減算し、この減算値を出力する。こ
の重量は、上記理由から、ごみ収集車1内に排出したご
みの重量に等しい。
【0035】また、ロードセルは、後述する図11の実
施例におけるロードセル2Bと同様に、その横軸Pを車
体1の前後方向に向けて配置することも可能であるが、
その場合には、ロードセルの横幅分だけアーム3bと容
器支持板3dとの距離が長くなって、移送装置3の前後
方向寸法が大きくなる。これに対し、この実施例1で
は、ロードセル2Aの横軸Pが車体1の左右方向に沿っ
ているから、ロードセル2Aをアーム3bの左右の側面
に設けることができるので、移送装置3の前後方向寸法
の増大を招かない利点がある。
【0036】図7は実施例1のロードセル2Aの縦軸Q
の傾斜角の変化に伴って可動部に加わる力の釣合いを説
明するための図で、点P1は容器4の重心、点P2はフ
ック3fの係止点、点P3はフック3eの係止点、Wは
容器4の重量、L1は点P1から点P2までのY軸方向
の距離、L2は点P1から点P2までのZ軸方向の距
離、θは容器4の軸線Pからの傾き角度、R1は点P2
の反力、R2は反力R1のZ+α方向分力、R4は反力
R1の水平方向分力、R3は点P3の反力、R5は反力
R3の水平方向分力、R6は反力R3のα方向分力、L
3は反力R4と反力R3間の距離、αはロードセル2A
の取り付け角度である。
【0037】このモデルでは、点P1に被計量物の重心
があり、点P2を中心に回転するとし、ある時点での力
の釣合をそれぞれ考える。 垂直;W=R1+R3 ………(1) 水平;0=R4−R5 ………(2) 点P2;R2=R1cos (θ−α)+R4sin (θ−α) ……(3) 点P3;R6=R3cos (θ−α)−R5sin (θ−α) ……(4)
【0038】式(3)+式(4)は R2+R6=(R1+R3)cos (θ−α)+(R4−
R5)sin(θ−α) これに式(2)を代入して R2+R6=(R1+R3)cos (θ−α) ………(5) さらに式(1)を用いて R2+R6=Wcos (θ−α) ………(6) となる。したがって、θ=α、すなわち、R2+R6が
最大のとき、 (R2+R6)max =W ………(7) となる。
【0039】図8は実施例1の傾き角度θに対するR2
+R6,R1及びR4の値の変化を示す図で、ロードセ
ルの軸線Bが鉛直方向Vとなる傾き角度θ=αにおいて
R2+R6が最大値、すなわち被計量物の重量Wとなる
ことがわかる。
【0040】実施例2.図9は実施例2の構成を示す要
部の側面図で、ロードセル2Aの固定部2cをアーム3
bに固定し、可動部2dを回転支軸3uを介して、容器
支持板3dの支持部材であるフランジ3xに回転自在に
連結するとともに、アーム3bと容器支持板3dの間
に、回転支軸3m,3nを介してリンク部材3rを連結
し、これらアーム3b、容器支持板3d、リンク部材3
r、及びロードセル2Aによって、第1の平行リンクL
1を構成し、さらに、アーム3bとフランジ3xの間
に、回転支軸3p,3qを介して、前記リンク部材3r
と平行な第2のリンク部材3sを連結して、これら第1
及び第2のリンク部材3r,3sにより、第2の平行リ
ンクL2構成している。
【0041】この構成によれば、ロードセル2Aを含む
第1の平行リンクL1が構成されているから、ロードセ
ル2Aの可動部2dに曲げモーメントが負荷されるのが
抑制される、つまり、ロードセル2Aが被移送物である
容器4のモーメント荷重の影響を受けるのを抑制でき、
さらに、第2の平行リンクL2を設けたから、前述のモ
ーメント荷重の影響を一層効果的に抑制できるので、計
量精度が一層向上する。
【0042】実施例3.図10は実施例3の要部の構成
を示す斜視図で、アーム3bの両側面にロードセル2
A,2Bを配設して、その固定部2cを上記実施例1と
同様に縦軸Qが鉛直方向Vから一定方向へαだけ傾斜し
た姿勢でもって取り付けるとともに、その可動部2dを
フランジ2x,2yを介して容器支持板3dに取り付け
たものである。
【0043】この構成によれば、ロードセル2A,2B
の可動部に加わるモーメント荷重が小さくなり、計量精
度が向上する。
【0044】実施例4.図11は実施例4の要部の構成
を示す斜視図で、アーム3bの側面に、ロードセル2A
の固定部2cを、上記各実施例1と同様に、縦軸Qが鉛
直方向Vに対して一定方向へαだけ傾斜した姿勢でもっ
て取り付けるとともに、その可動部2dをフランジ2x
を介して容器支持板3dに取り付け、さらに、アーム3
bの前面と容器支持板3dとの間に、ロードセル2Bを
取り付けたもので、ロードセル2Bは、前記受渡し位置
において、固定部2cと可動部2dを結ぶ軸線Aが、水
平方向Hよりもαだけ下方に傾いた姿勢でもってその固
定部2cがアーム3bの前面に、可動部2dがフランジ
2yを介して容器支持板3dに、それぞれ取り付けられ
ており、計量時に、2つのロードセル2A,2Bの計量
値を合計して容器4の重量を検出する。
【0045】この構成によれば、ロードセル2Bの可動
部に加わる荷重は、軸線Aが水平方向Hとなったとき最
大となり、このとき、ロードセル2Aに加わる荷重も最
大となるので、2つのロードセル2A,2Bの計量値の
合計値が容器4の重量となる。また、実施例3と同様に
ロードセル2A,2Bの可動部に加わるモーメント荷重
が小さくなり、計量精度が向上する。
【0046】なお、上記各実施例において、容器4が幅
広である場合、フック3e,3fを有する容器支持板3
d、ロードセル2A,2B、アクチュエータ3g、平行
リンク機構3tなどを車体1の左右に一対設け、それに
対応して容器4の係止部4a,4bも左右に一対設ける
とよい。
【0047】また、上記各実施例では、ごみ収集車に適
用した計量装置を例に説明したが、例えばフォークリフ
トのように被移送物を持ち上げて移送する装置に適用す
れば、被移送物の重量をリアルタイムで計量することが
できる。さらに、計量対象の被移送物は、容器に入って
いないもの、または容器を含めたものであってもよい。
【0048】また、上記各実施例では、被移送物を下方
から上方へ移送する装置に適用した計量装置を例に説明
したが、被移送物を上方から下方へ移送する装置にも同
様に適用でき、同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の計量装置を備えたごみ収集車を示す側
面図である。
【図2】本発明の実施例1の計量装置の要部の構成を示
す側面図である。
【図3】実施例1のロードセルの取付構造を示す一部拡
大斜視図である。
【図4】実施例1の被計量物を持ち上げ移送中の状態を
示す側面図である。
【図5】実施例1の被計量物を持ち上げて容器内から排
出している状態を示す側面図である。
【図6】実施例1の収集及び計測動作のタイミング図で
ある。
【図7】実施例1のロードセルの軸線の傾斜角の変化に
伴って可動部に加わる力の釣合いを説明するための図で
ある。
【図8】実施例1の容器の傾き角度θに対する図7の力
の変化を示す図である。
【図9】本発明の実施例2の構成要部のを示す側面図で
ある。
【図10】本発明の実施例3の要部の構成を示す斜視図
である。
【図11】本発明の実施例4の要部の構成を示す斜視図
である。
【図12】従来の計量装置の構成を示す要部の側面図で
ある。
【図13】従来装置の被計量物を持ち上げ移送中の状態
を示す側面図である。
【図14】従来装置の被計量物を持ち上げて容器内から
排出している状態を示す側面図である。
【図15】従来装置の被計量物の収集及び計測動作のタ
イミング図である。
【符号の説明】
1…車体、1a…ごみ投入室、2A,2B…ロードセ
ル、2c…固定部、2d…可動部、3…移送装置、3a
…支持板、3b…アーム、3d…容器支持板(支持部
材)、3e,3f…フック、3g…アクチュエータ、3
h…ロッド、3r,3s…リンク部材、3x,3y…フ
ランジ、4…容器(被移送物)、4a,4b…係止部、
5…制御回路、6…アクチュエータ駆動手段、7…計量
値生成回路、8…重量決定手段、8a…切換回路、8b
…全荷重検出手段、8c…容器荷重検出手段、8d…演
算手段、P…横軸、Q…縦軸、V…鉛直方向、L1,L
2…平行リンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 俊之 東京都新宿区西新宿1丁目7番2号 富 士重工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−215923(JP,A) 実開 昭55−70404(JP,U) 実開 昭59−33806(JP,U) 特公 平7−117443(JP,B2) 特公 昭64−3798(JP,B2) 特許2886377(JP,B2) 特許3143288(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 19/ B65F 3/

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送装置に装着されて固定部に対する可
    動部の縦軸方向の相対変位から可動部に負荷された荷重
    を検出するロードセルを用いて被移送物を上下方向に移
    送する間に計量する計量方法であって、 前記ロードセルは、固定部と可動部が横軸方向に離れて
    対向し、かつ、前記固定部と可動部は同一高さに設定さ
    れるとともに、前記移送物を受取り位置において保持す
    るとき前記ロードセルの縦軸が鉛直方向から一定方向へ
    所定角度傾斜し、かつ、前記受取り位置から受渡し位置
    へ移動する間に前記ロードセルの縦軸が鉛直方向に合致
    する位置を経て前記一定方向と逆方向へ傾斜するように
    設定されており、前記被移送物を前記受渡し位置へ移送
    する行程中に複数回計量を行ない、これらの計量値のう
    ちの最大値に基づいて前記被移送物の重量を求める計量
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、被移送物は容器に収
    納された被計量物であり、前記求めた被移送物の重量か
    ら前記容器の重量を差し引いて被計量物の重量を求める
    ようにした計量方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記受渡し位置で被
    計量物を排出した容器を受取り位置に移送する行程中に
    複数回計量を行ない、これらの計量値のうちの最大値を
    容器の重量として検出し、前記検出した被移送物の重量
    から前記容器の重量を差し引いて被計量物の重量を求め
    るようにした計量方法。
  4. 【請求項4】 受取り位置に置かれた被移送物を上下方
    向に移送して受渡し位置へ移す移送装置に装着され、上
    記固定部に対する可動部の縦軸方向の相対変位から前記
    可動部に負荷された被移送物の荷重を検出するロードセ
    ルと、 前記被移送物を上下方向に移送する行程中に前記ロード
    セルからの信号を複数回処理して複数の計量値を得る計
    量値生成回路と、 これらの計量値のうちの最大値に基づいて前記被移送物
    の重量を求める重量決定手段とを備え、 前記ロードセルは、その固定部と可動部が横軸方向に離
    れて対向し、かつ、前記固定部と可動部は同一高さに設
    定されるとともに、前記移送物を受取り位置において保
    持するとき前記ロードセルの縦軸が鉛直方向から一定方
    向へ所定角度傾斜し、かつ、前記受取り位置から受渡し
    位置へ移動する間に前記縦軸が鉛直方向に合致する位置
    を経て前記一定方向と逆方向へ傾斜するように構成され
    た計量装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記被移送物は容器
    に収納された被計量物であり、前記重量決定手段は前記
    容器が受取り位置から受渡し位置へ移送される時の計量
    値の最大値を求める全荷重検出手段と、前記最大値から
    前記容器の重量を差し引いて被計量物の重量を求める演
    算手段とを備えた計量装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記重量決定手段
    は、前記全荷重検出手段に加えて、前記受渡し位置で被
    計量物を排出した容器が受渡し位置から受取り位置へ移
    送される間の計量値の最大値を容器の重量として検出す
    る容器荷重検出手段を備えた計量装置。
  7. 【請求項7】 請求項4ないし請求項6のいずれかにお
    いて、前記移送装置は、垂直面内で回転するアームと、
    このアームの先端に取り付けられて前記被移送物を支持
    する支持部材とを有し、前記ロードセルの固定部が前記
    アームの側面に、可動部がフランジを介して前記支持部
    材に、それぞれ連結されてなる計量装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、前記アームと支持部
    材との間に回転支軸を介してリンク部材が回転自在に連
    結されて、これらアーム、支持部材、リンク部材及び前
    記ロードセルにより平行リンクが構成されている計量装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項4ないし8のいずれかに記載の計
    量装置を備え、その移送装置が車体に装着され、前記受
    取り位置が車体の外部に設定され、前記受渡し位置が車
    体の内部のごみ投入室に臨む位置に設定されているごみ
    収集車。
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