JP3820391B2 - ネットワーク管理方法およびネットワークシステム - Google Patents
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Description
[技術分野]
この発明は、ネットワークシステムに関するものであり、特にそのネットワーク形成の柔軟性、変更容易性等に関するものであり、そのアクセス者の管理性の向上に関するものである。
【0002】
[背景技術]
図14に、一般的なネットワークシステムを示す。ホストコンピュータ2には、通信路4を介して、複数の端末コンピュータ61,62,63・・・6nが接続されている。ホストコンピュータ2のソフトウエアを、各端末コンピュータ61,62,63・・・6nが使用することができる。また、ホストコンピュータ2のデータを各端末コンピュータ61,62,63・・・6nにおいて、共用することができる。このため、たとえば、各端末コンピュータ61,62,63・・・6nから更新が行われるデータベースの構築等に大きな利点を生じる。さらに、ホストコンピュータ2を介して、各端末コンピュータ61,62,63・・・6n同士がデータの交換を行うこともできる。
【0003】
[発明の開示]
しかしながら、上記のような従来のネットワークシステムには、次のような問題点があった。
【0004】
端末コンピュータ61,62,63・・・6nは各々ハードウエアIDもしくはソフトウエアプロトコルを有しており、ホストコンピュータ2は、このハードウエアIDもしくはソフトウエアプロトコルによって、各端末コンピュータ61,62,63・・・6nを管理している。したがって、ネットワークを構成する端末コンピュータを増加したり、減少したり、変更したりする際には、端末コンピュータのハードウエアIDもしくはソフトウエアプロトコルを変更したり、ホストコンピュータ2側において、接続端末コンピュータの登録を変更しなければならず、煩雑な作業が必要であった。このため、ネットワークの使用目的に応じて、柔軟にネットワークの構成(端末コンピュータの接続状態)を変更することができなかった。
【0005】
また、従来の装置は上記のように各端末ごとに管理を行なっている。このため、誰がアクセスしているかまでは管理できず、アクセス者を正確に把握して管理することはできなかった。
【0006】
さらに、公衆回線等を用いてネットワークを形成する場合には、常に回線を接続しておかなければならず不経済であった。
【0007】
この発明は、上記のような問題点を解決して、柔軟性、変更容易性、経済性に富んだネットワークシステムであり、アクセス者を正確に管理できるネットワークシステムを提供することを目的とする。
【0008】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムは、端末コンピュータにおいて起動されるソフトウエアにソフトウエアコードを与えておき、ホストコンピュータは、各端末コンピュータにおいて起動されているソフトウエアのうち、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネットワークを形成するようにしたことを特徴としている。なお、本発明において、「ネットワーク」とは、ホストコンピュータと少なくとも一つの端末コンピュータとが結合された状態をいう。
【0009】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、ホストコンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピュータへのアクセスを許容し、ネットワークを形成するものであることを特徴としている。
【0010】
この発明のネットワーク接続可否表示方法は、使用者識別符号に基づいて、アクセス可能なネットワークのみを表示装置に表示することを特徴としている。
【0011】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、ホストコンピュータには、各ネットワークに対応して、プログラムまたはデータが記憶されており、ホストコンピュータは、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネットワークを形成する際に、当該プログラムまたはデータを結合して、ネットワークを形成するものであることを特徴としている。
【0012】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、端末コンピュータにおいて動作するソフトウエアが、データを要求した時、当該データが当該端末コンピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピュータからデータを取得し、当該データがホストコンピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュータから当該データを取得するようにしたことを特徴としている。
【0013】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、取得しようとするデータがホストコンピュータに記憶されている場合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、該接続状態においてホストコンピュータから当該データを取得した後、接続を切り離すようにしたことを特徴としている。
【0014】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムににおいては、取得しようとするデータが、当該端末コンピュータおよびホストコンピュータの双方に記憶されている場合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュータの当該データと当該端末コンピュータの当該データとを比較して、ホストコンピュータの当該データが更新されていれば、ホストコンピュータから当該端末コンピュータに少なくとも当該データの更新部分を複写して記憶した後、接続を切り離し、ホストコンピュータの当該データと当該端末コンピュータの当該データとが一致していれば、その段階で接続を切り離すようにしたことを特徴としている。
【0015】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、取得しようとするデータがホストコンピュータに記憶されている場合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュータから当該端末コンピュータにデータを複写して記憶した後、接続を切り離し、以後は、当該端末コンピュータから当該データを取得するようにするようにしたことを特徴としている。
【0016】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、取得しようとするデータがホストコンピュータに記憶されている場合において、当該データが複写できないものである場合には、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、該接続状態においてホストコンピュータから当該データを取得した後、接続を切り離すようにしたことを特徴としている。
【0017】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、ホストコンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピュータへの接続を許可するものであることを特徴としている。
【0018】
この発明の特徴、他の目的、用途、効果等は、実施例および図面を参酌することにより明らかになるであろう。
【0019】
[発明を実施するための最良の形態]
図2に、この発明の一実施例によるネットワークシステムの全体構成図を示す。ホストコンピュータ10には、通信路12を介して、複数の端末コンピュータ141,142,143・・・14nが接続されている。使用者200,202,204・・・は、各端末コンピュータ141,142,143・・・14nにおいて用いるソフトウエアを有している。なお、これらソフトウエアは、端末コンピュータ141,142,143・・・14nの読取装置(光ディスクドライブや磁気ディスクドライプ等)によって読取可能な可搬性記録媒体(光ディスクや磁気ディスク等)に格納されている。また、端末コンピュータ141,142,143・・・14n内の記憶装置(ハードディスク等)に格納しておいてもよい。
【0020】
各使用者の有するソフトウエアには、それぞれ、ソフトウエアコードとして、SC=1,2,3・・・Kが与えられている。つまり、同一のソフトウエアに対しては、同一のソフトウエアコードが与えられている。
【0021】
また、ネットワークへのアクセスを許可された使用者には、それぞれ、個別の使用者識別符号であるパーソナルID(ID=1,2,3・・・N)が与えられている。たとえば、使用者200に対してはID=1、使用者202に対してはID=2、使用者204に対してはID=3・・・がそれぞれ与えられている。
【0022】
このパーソナルIDは、次のようにして、ソフトウエア中に記録される。
【0023】
磁気ディスク等に記録したソフトウエアを郵送等によって使用者に送る場合には、使用者は、予め与えられた自己のパーソナルIDを明らかにしてソフトウエアの磁気ディスクを申し込む。したがって、ソフトウエアの販売者は、ソフトウエアの磁気ディスクに使用者のパーソナルIDを記録して、使用者に郵送する。
【0024】
このようにすれば、各使用者のソフトウエア中にパーソナルIDが記録される。
【0025】
また、直接申込によらない場合(一般販売店でのパッケージ購入等)には、上記のように販売時に磁気ディスク中に使用者のパーソナルIDを記録することができない。この場合には、使用者が、端末コンピュータからホストコンピュータに対し、オンラインにてパーソナルID記録の申請を行い、端末コンピュータのドライブに挿入した磁気ディスク中に使用者のパーソナルIDを記録するようにすればよい。
【0026】
さらに、CD−ROMのように、書き込み不可能な媒体にソフトウエアが記録されている場合には、磁気カード等にパーソナルIDを記録したものを別途、使用者に渡すようにすればよい(図2の、磁気カード306、314参照)。
【0027】
何れの場合においても、各使用者1人に対して、原則として1つのパーソナルIDが付与される。
【0028】
図3に、ホストコンピュータ10の構成の詳細を示す。ホストコンピュータ10は、送信手段、受信手段であるホスト側ネットワーク・インターフェイス20、副中央処理装置22、中央処理装置24を備えている。中央処理装置24には、各ソフトウエアを実行するのに必要なモジュール281,282・・・28nを記憶したモジュール記憶装置28が接続されている。なお、ソフトウエアの種類によっては、このモジュールを必要とせず動作するものもある。また、中央処理装置24には、各端末コンピュータ141,142,143・・・14nに対応して、ネットワーク・パッチング・インターフェイス261,262・・・26nが設けられている。ネットワーク・パッチング・インターフェイス261,262・・・26nは、中央処理装置24の制御によってネットワークの接続を行うものである。各ネットワーク・パッチング・インターフェイスには、ネットワークライン301,302・・・30kが接続されている。さらに、ネットワークライン301,302・・・30kには、それぞれのソフトウエアに対応した、データを記憶したホスト・データバンク32が接続されている。なお、ネットワーク・パッチング・インターフェイスおよびネットワークラインは、ハードウエアまたはソフトウエアによって構成してもよく、ハードウエアおよびソフトウエアの両者によって実現してもよい。
【0029】
図4に、端末コンピュータ14の構成の詳細を示す。伝送手段である端末コンピュータ14は、端末側ネットワーク・インターフェイス40、中央処理装置36、記憶装置38を備えている。中央処理装置36は、各ソフトウエア161,162・・・16kを実行するための制御を行うものである。また、記憶装置38は、処理のための記憶領域を確保するものである。ソフトウエア・インターフェイス34は、種々の記録媒体に記録された各ソフトウエア161,162・・・16kをネットワークに接続するための、インターフェイスを取るものである。つまり、ソフトウエアがフロッピー・ディスクに格納されている場合にはフロッピー・ディスク・ドライブが、CD−ROMに格納されている場合にはCD−ROMドライブがここにいうソフトウエア・インターフェイス34に該当する。また、パーソナルIDを記録した磁気カードを読み取るためのカードリーダもソフトウエア・インターフェイス34に該当する。
【0030】
図2〜図4に示すネットワークシステムの動作を、図5、図6にフローチャートで示す。まず、何れかの端末コンピュータ141,142,143・・・14nにおいて、使用者は自己の有する何れかのソフトウエアを起動する(ステッブS1)。たとえば、使用者200が、ソフトウエア300を起動したものと仮定する。次に、このソフトウエア300が動作して(ステッブS2)順次命令が実行される。その際、その命令がホストコンピュータ10に対するアクセスを行うものであるか否かが判定される(ステップS3)。アクセスの必要がなければ、端末コンピュータ側のみで当該命令を実行する(ステッブS4)。
【0031】
ホストコンピュータ10に対するアクセス命令で有れば、端末コンピュータの中央処理装置36は、端末側ネットワーク・インターフェイス40、伝送路12を介して、ホストコンピュータ10にアクセスしようとする(ステッブS5)。
【0032】
なお、中央処理装置36は、この際に、ソフトウエア300に記録されているソフトウエアコード(SC=1)およびパーソナルID(ID=1)を読み出すとともに、これらを命令に付加して、ホストコンピュータ10に送る。
【0033】
なお、上記のようにソフトウエア300が起動された場合には、当該ソフトウエア中にソフトウエアコード(SC=1)およびパーソナルID(ID=1)が記録されている。しかし、ソフトウエア302が起動された場合には、当該ソフトウエア中にはソフトウエアコード(SC=2)のみが記録され、パーソナルIDは記録されていない。この場合には、使用者は、IDカード306をカードリーダ(ソフトウエアインターフェイス)に挿入する。中央処理装置36は、ソフトウエアインターフェイス34に挿入された媒体のサーチを行い、このIDカード306からパーソナルID(ID=1)を取得する。このように、中央処理装置36は、起動されたソフトウエア中にパーソナルIDが記録されていない場合には、当該端末コンピュータのソフトウエアインターフェイスに挿入された媒体中からパーソナルIDを取得する。つまり、使用する端末コンピュータの何れか一つのソフトウエアインターフェイスにパーソナルIDの記録された媒体を挿入しておけば、パーソナルIDを確認することができる。
【0034】
ホストコンピュータ10は、当該アクセスによって端末コンピュータから送られてきた命令、ソフトウエアコード、パーソナルIDを、ホスト側ネットワーク・インターフェイス20を介して受信する。これを受けて、ホストコンピュータ10の副中央処理装置22は、命令とともに伝送されてきたソフトウエアコードが正しいものであるか否かを判断する(ステップS6)。予め登録されていないソフトウエアコードであった場合には、アクセスを拒否して(ステップS9)、ステップS2に戻る。予め登録されているソフトウエアコードであった場合には、ステップS7へ進む。
【0035】
ステップS7において、副中央処理装置22は、命令とともに伝送されてきたパーソナルIDが正しいものであるか否かを判断する。予め登録されていないパーソナルIDであった場合には、アクセスを拒否して(ステッブS9)、ステップS2に戻る。予め登録されているパーソナルIDであった場合には、ステップS8へ進む。
【0036】
このように、ソフトウエアコードおよびパーソナルIDが真正でなければ、アクセスを拒否するようにしている。
【0037】
ステップS8において、副中央処理装置22は、同一のソフトウエアコードであって、かつ同一のパーソナルIDによって、他に現在、ネットワークヘ接続中であるか否かを判断する(ステップS8)。同一使用者が、同一のソフトウエアを、同時に使用することはできないこととし、1人分のパーソナルIDを2人以上で使用する不正行為を防止するためである。したがって、既にネットワークへ接続中の場合には、アクセスを拒否して(ステップS9)、ステップS2に戻る。
【0038】
初めての場合には、図6のステップSI0に進む。
【0039】
ステップS10において、中央処理装置24は、端末コンピュータに対応するネットワーク・パッチング・インターフェイス261,262・・・26nと、端末コンピュータにおいて起動されたソフトウエアに対応するネットワークライン301,302・・・30nとを接続する(ステップS10)。つまり、この実施例では、ステップS10により、ネットワーク形成手段が構成されている。また、この際、必要があれば、中央処理装置24は、モジュール記憶装置28から、ソフトウエアに対応するモジュール281,282・・・28nを読み出して、結合する。したがって、既に何れかの端末コンピュータから同じソフトウエアコードを持つソフトウエアが起動されていれば、このソフトウエアとともにネットワークを形成することとなる。
【0040】
次に、当該ソフトウエアに、ホスト・データバンク32へのアクセス命令が含まれているか否かを判定する(ステッブS11)。アクセスを行わない場合には、ネットワークへの接続完了と共に、ステップS2に戻る。アクセスを行う場合には、対応するデータバンク32に、アクセスする(ステップS12)。つまり、データバンク中の当該ソフトウエアに対応するデータを結合してネットワークを形成する。その後、ステップS2に戻る。これにより、ネットワークを形成された各端末コンピュータにおいて、データバンク32のデータを使用することができる。
【0041】
なお、この実施例では、ステッブS1〜S5を端末コンピュータが処理し、ステップS6以下をホストコンピュータが処理するようにしている。また、ステップS1〜S5に示す処理は、ソフトウエア300中に予め含めておいてもよく、また、別途記憶媒体に記憶した形式で供給するようにしてもよい。
【0042】
以上のような構成、動作であるから、端末コンピュータ141,142,143・・・14nにおいて起動するソフトウエアにより、柔軟にネットワーク構成を変化させることができる。この状態を模式的に示したのが、図1である。図1Aに示すように、各端末コンピュータ141〜146において起動するソフトウエアα,β,γに対応して、ホストコンピュータ10によりネットワークα,β,γが構築される。次に、端末コンピュータ143において、ソフトウエアをαからβに変えた場合、端末コンピュータ143は、ネットワークβに接続変更される。
【0043】
同様に、端末コンピュータ144も、ネットワークβに接続変更される。つまり、端末コンピュータにおいて起動するソフトウエアに応じて、柔軟なネットワークを形成することができる。また、1つのソフトウエア中に、2以上のソフトウエアコードを含ませておき、命令実行に応じてソフトウエアコードを変更するようにしておけば、命令実行に応じて接続されるネットワークを自動的に変更することもできる。つまり、端末コンピュータのハードウエア構成はそのままで、ソフトウエアを変えるだけで、容易に他種類のネットワークに接続可能である。
【0044】
上記に説明してきたようなネットワークシステムを用いることにより、端末コンピュータ側のソフトウエアを起動のための必要最小限のものとしておき、ホスト・データバンク32に多くの情報を格納したネットワークシステムを構築できる。
【0045】
なお、上記実施例では、ホストコンピュータ10にモジュール記憶装置28を設けている。しかしながら、端末コンピュータで起動されたソフトウエアが、当該モジュールなしで動作可能にしておけば、ネットワーク形成の際にモジュールを結合する必要がない。この場合にも、ホスト・データバンク32は、ネットワークに結合される。
【0046】
この発明によれば、ホスト・データバンクのデータを更新するだけで、端末コンピュータのソフトウエアを変更することなく、最新のデータを得ることができる。たとえば、結末やストーリーが変更可能な電子ブック、内容の更新が可能な電子辞典、交通網や道路マップ等を年度に応じて更新可能な電子手帳、内容やシナリオ、難易度を変更可能なゲーム、年度毎に内容更新可能な電話帳、内容変更可能なショッピングカタログ等に応用可能である。特にこれらの場合、ソフトウエアコードおよびパーソナルIDによってアクセスの許否を判断して、不正な使用者を排除することができる。
【0047】
また、パーソナルIDが真正でなければネットワークの形成を行わないので、登録されていない使用者や有料ネットワークにおける料金延滞使用者等に対して使用を拒否することができる。
【0048】
さらに、パーソナルIDにより、ネットワークへのアクセス者を確実に把握することができるので、使用料金等の課金(クレジットカード等への課金、請求書の発行等)が容易に管理できる。
【0049】
次に、ホストコンピュータ10と端末コンピュータ141、142・・・14nとが公衆回線(通信路)によって接続されるネットワークシステムについて、図7〜図9を用いて説明する。図7は、このネットワークシステムの動作を示すフローチャートであり、図8はデータの取得と回線の接続状況を模式的に示す図であり、図9は表示装置37における表示画面の一例である。
【0050】
図9に示すように、端末コンピュータ141、142・・・14nの表示画面には、パーソナルIDに基づいて、当該使用者が接続可能なネットワークが表示されている。この表示は、次のようにして行われる。まず、端末コンピュータ141、142・・・14nは、ソフトウエアやIDカード等によってパーソナルIDを特定する。次に、このパーソナルIDをホストコンピュータ10に伝送する。
【0051】
ホストコンピュータ10には、図10に示すように、パーソナルIDに対応づけて、当該使用者が使用可能なソフトウエアが記憶されている。図においては、たとえば、パーソナルID「NAH00141」の使用者は、経済データベースのソフトウエアのうち「アジア」と「マネー」の分野等について使用が許可されている。ホストコンピュータ10は、当該使用者が使用可能なソフトウエアを端末コンピュータ141、142・・・14nに送り返す。端末コンピュータ141、142・・・14nは、これを受けて、表示装置37の表示画面に図9のように表示を行う。
【0052】
操作者はマウス等の入力装置39を用いて、表示装置37に表示された何れかのソフトウエアを選択して起動する(図7、ステップS20)。たとえば、使用者が、「経済」の「マネー」分野のソフトウエアを選択したとする。このソフトウエアが動作して(ステップS21)順次命令が実行される。その際、その命令がデータを要求する命令であるか否かが判断される(ステップS22)。データを要求する命令でなければ、ステップS21に戻る。
【0053】
データを要求する命令であれば、端末コンピュータの中央処理装置36は、自己の端末コンピュータの記憶装置38に、当該データが存在するか否かを判断する(ステップS23)。存在すれば、記憶装置38から当該データを取得する(ステップS24)。つまり、図8Aに示すように、回線を接続することなく、ソフトウエアPrgはデータAを取得し、表示装置に表示する。
【0054】
ステップS23において、自己の端末コンピュータの記憶装置38に、当該データが存在しなければ、当該データはホストコンピュータ10に記憶されていると考えられる。したがって、端末コンピュータは、回線を接続してホストコンピュータ10とネットワークを形成する(ステップS25)。このネットワーク形成の処理は、図5、図6のステップS5〜S13と同様である。
【0055】
次に、端末コンピュータは、ホストコンピュータ10の当該データが複製可能であるか否かを判断する(ステップS26)。この判断は、ホストコンピュータ10に当該データとともに記憶されている複写可能フラグを見ることによって行うことができる。著作権等の問題から複製が禁止されているものは複製可能フラグが「否」となっている。
【0056】
複製可能であれば、端末コンピュータは、当該データを含む所定範囲のデータをホストコンピュータ10から回線を通じて自己の記憶装置38に複製する(ダウンロードと呼ぶ)(ステップS28)。ダウンロードが終了すると、端末コンピュータ10は、回線を切断する(ステップS29)。つまり、図8Cに示すように、端末側に記憶されていないデータBは、ホストコンピュータからダウンロードする。以後、ダウンロードしたデータBに対する要求があった場合には、回線を接続せず、記憶装置38から当該データを取得することができる(図8D参照)。
【0057】
また、ステップS26において、ダウンロード不可であると判断すると、端末コンピュータは、回線を接続した状態でホストコンピュータ10のデータBを取得する(記憶装置38にダウンロードはしない)。この状態を、図8Bに示す。
【0058】
データの取得が終了すれば、回線を切断する(ステップS29)。
【0059】
以上のように、必要な場合のみ回線を接続するようにしているので、公衆回線を利用する場合においても、無駄な回線使用料を生じさせず経済的である。
【0060】
図11、図12に、ホストコンピュータ10においてデータが更新された場合にも対応可能とした実施例のフローチャートを示す。端末コンピュータにデータが存在しない場合の処理(ステップS44〜S48)は、図7のステップS25〜S29と同様である。
【0061】
端末コンピュータにデータが存在する場合には、当該ソフトウエアの起動がその日の最初の起動であるか否かを判断する(ステップS49)。すでに、起動されていた場合には、記憶装置38からデータを取得する(ステップS50)。これは、図8Aの状態に該当する。
【0062】
その日の最初の起動である場合には、端末コンピュータは回線を接続する(ステップS51)。そして、端末コンピュータのデータA(図13A)とホストコンピュータ10のデータA’(図13B)とを比較する(ステップS52、S53)。両者が同じであれば、つまり、ホストコンピュータ10においてデータ更新が為されていなければ、回線を切断する(ステップS60)。その後、端末コンピュータのデータを取得する(ステップS50)。上記のように、ホストコンピュータ10のデータが更新されてA’になっている場合には、当該更新部分がダウンロード可能であるか否かを判断する(ステップS54)。
【0063】
ダウンロード可能でなければ、回線接続状態のままホストコンピュータ10からデータを取得し(複製はしない)、その後、回線を切断する(ステップS46、S48)。
【0064】
ダウンロード可能であれば、更新箇所のデータのみ端末コンピュータの記憶装置38にダウンロードする(ステップS55)(図13C参照)。その後、回線を切断する(ステップS56)。以後のデータ要求に対しては、記憶装置38にダウンロードされたデータに基づいて行う(図13D)。
【0065】
上記の実施例によれば、ホストコンピュータにおけるデータ更新にも対応して、データの取得が可能である。
【0066】
なお、上記実施例では、その日の最初の起動の場合にのみデータ更新の有無を判定している。しかし、これを、その週、月、時間等の最初の起動ごとに行うようにしてもよい。
【0067】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムは、端末コンピュータにおいて起動されるソフトウエアにソフトウエアコードを与えておき、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネットワークを形成するようにしている。したがって、各端末コンピュータのソフトウエアを変更するだけで、ネットワークを柔軟に変更して形成することができる。
【0068】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムにおいては、ホストコンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピュータへのアクセスを許容し、ネットワークを形成するようにしている。したがって、端末コンピュータからの不正なネットワークの使用を防止することができる。すなわち、各使用者単位での管理を行うことが可能となる。
【0069】
この発明のネットワーク接続可否表示方法は、使用者識別符号に基づいで、アクセス可能なネットワークのみを表示装置に表示するようにしている。したがって、端末コンピュータの使用者が、容易にネットワークへの接続可否を知ることができる。
【0070】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムは、ホストコンピュータが、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネットワークを形成する際に、プログラムまたはデータを結合して、ネットワークを形成するようにしている。したがって、ネットワークを形成しなければ、プログラムが動作せず、またはデータを端末コンピュータから引き出すことができないので、不正な使用を防止することができる。
【0071】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムは、端末コンピュータにおいて動作するソフトウエアが、データを要求した時、当該データが当該端末コンピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピュータからデータを取得し、当該データがホストコンピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュータから当該データを取得するようにしている。したがって、必要な場合にのみ、通信路を接続することができる。
【0072】
この発明のネットワーク管理方法およびネットワークシステムは、取得しようとするデータがホストコンピュータに記憶されている場合において、当該データが複写できないものである場合には、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続し、該接続状態においてホストコンピュータから当該データを取得した後、接続を切り離すようにしている。したがって、必要な場合にのみ通信路を接続するとともに、ホストコンピュータにおいて更新されたデータを端末コンピュータで用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例によるネットワークシステムを模式的に示す図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例によるネットワークシステムの全体構成を示す図である。
【図3】図3は、ホストコンピュータ10の構成を示す図である。
【図4】図4は、端末コンピュータ14の構成を示す図である。
【図5】図5は、ネットワークシステムの動作を示す図である。
【図6】図6は、ネットワークシステムの動作を示す図である。
【図7】図7は、他の実施例によるネットワークシステムの動作を示す図である。
【図8】図8は、他の実施例における回線の接続状態を示す図である。
【図9】図9は、端末コンピュータの表示装置37における表示例を示す図である。
【図10】図10は、ホストコンピュータ10に記憶された、パーソナルIDと使用可能ソフトウエアとの対応表である。
【図11】図11は、データの更新を考慮した実施例によるネットワークシステムの動作を示す図である。
【図12】図12は、データの更新を考慮した実施例によるネットワークシステムの動作を示す図である。
【図13】図13は、図12の実施例における回線の接続状態を示す図である。
【図14】図14は、従来のネットワークシステムを示す図である。
Claims (9)
- ホストコンピュータとホストコンピュータに通信路を介して接続された複数の端末コンピュータとを備えたシステムにおけるネットワーク管理方法であって、
端末コンピュータにおいて起動されるソフトウエアに対応付けてソフトウエアコードを与えておき、
端末コンピュータにおいて起動されたソフトウエアは、前記ソフトウエアコードおよび使用者識別符号をホストコンピュータに送信し、
ホストコンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別符号が、予め登録されたものであるか否かを判断し、予め登録されている場合にはホストコンピュータへのアクセスを許容するとともに、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士について、ネットワークを形成して、当該ソフトウエアに対応するデータを共有するものであって、
ホストコンピュータは、さらに、同一のソフトウエアコードであって、かつ、同一の使用者識別符号によって、他に現在、接続がなされている場合には、アクセスを拒否するものであるネットワーク管理方法。 - 請求項1のネットワーク管理方法において、
前記ソフトウエアには、命令に対応付けて複数のソフトウエアコードを含ませておき、
端末コンピュータにおける当該命令実行に応じて、形成されるネットワークを変更するようにしたことを特徴とするネットワーク管理方法。 - 請求項1または請求項2のネットワーク管理方法において、
端末コンピュータは、使用者識別符号をホストコンピュータに送信し、ホストコンピュータは、端末コンピュータから送られてきた使用者識別符号に基づいて、いずれのネットワークにアクセス可能かを端末コンピュータに送信し、端末コンピュータは、これを受けて、アクセス可能なネットワークを表示装置に表示し、ユーザが表示されたアクセス可能なネットワークのいずれかを選択すると、対応するソフトウエアが起動することを特徴とするもの。 - 請求項1〜3のいずれかのネットワーク管理方法において、
ホストコンピュータは、各データに対応して、複製が禁止されているか否かのフラグを記録しておき、
端末コンピュータは、要求したデータが、複製が禁止されていれば、当該データを記録装置に複製せずに、一時的に取得するものであることを特徴とするもの。 - 通信路を介して複数の端末コンピュータに接続されたホストコンピュータであって、
各端末コンピュータから送信されてくる、使用者識別符号よおび当該端末コンピュータにおいて起動されたソフトウエアに対応付けられたソフトウエアコードを受け、
当該使用者識別符号が、予め登録されたものであるか否かを判断し、予め登録されている場合にはアクセスを許容するとともに、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士について、ネットワークを形成して、当該ソフトウエアに対応するデータを共有するものであって、
さらに、同一のソフトウエアコードであって、かつ、同一の使用者識別符号によって、他に現在、接続がなされている場合には、アクセスを拒否するよう構成されたホストコンピュータ。 - 通信路を介して複数の端末コンピュータに接続されたホストコンピュータであって、
各端末コンピュータから送信されてくる、使用者識別符号よおび当該端末コンピュータにおいて起動されたソフトウエアに対応付けられたソフトウエアコードを受け、
当該使用者識別符号が、予め登録されたものであるか否かを判断し、予め登録されている場合にはアクセスを許容するとともに、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士について、ネットワークを形成して、当該ソフトウエアに対応するデータを共有するよう構成されたホストコンピュータ。 - 請求項5または6のホストコンピュータにおいて、
各端末コンピュータからは、ソフトウエア中の命令に対応付けて複数のソフトウエアコードが送信されてくるものであって、
ホストコンピュータは、端末コンピュータにおける当該命令実行に応じて、形成するネットワークを変更するように構成されたホストコンピュータ。 - 請求項5〜7のいずれかのホストコンピュータにおいて、
端末コンピュータから送られてきた使用者識別符号に基づいて、いずれのネットワークにアクセス可能かを端末コンピュータに送信するよう構成されたホストコンピュータ。 - 請求項5〜8のいずれかのホストコンピュータにおいて、
各データに対応して、複製が禁止されているか否かのフラグを記録しておくことを特徴とするホストコンピュータ。
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