JP2003203047A - ネットワーク管理方法およびネットワークシステム - Google Patents

ネットワーク管理方法およびネットワークシステム

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JP2003203047A JP2002282641A JP2002282641A JP2003203047A JP 2003203047 A JP2003203047 A JP 2003203047A JP 2002282641 A JP2002282641 A JP 2002282641A JP 2002282641 A JP2002282641 A JP 2002282641A JP 2003203047 A JP2003203047 A JP 2003203047A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】柔軟性、変更容易性に富んだネットワークシス
テムを提供する。 【解決手段】各端末コンピュータ141〜146において
ソフトウエアα,β,γが起動されると、これに対応し
て、ホストコンピュータ10によりネットワークα,
β,γが構築される(図1A)。端末コンピュータ14
3において、ソフトウエアαからソフトウエアβに変え
られた場合、端末コンピュータ143はネットワークβ
に接続変更される。同様に、端末コンピュータ144
も、ネットワークβに接続変更される(図1B)。 【効果】つまり、端末コンピュータで起動するソフトウ
エアに応じて、柔軟なネットワークを形成することがで
きる。さらに、パーソナルIDを用いることにより、ア
クセス者の管理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[技術分野]この発明は、ネットワークシ
ステムに関するものであり、特にそのネットワーク形成
の柔軟性、変更容易性等に関するものであり、そのアク
セス者の管理性の向上に関するものである。
【0002】[背景技術]図14に、一般的なネットワ
ークシステムを示す。ホストコンピュータ2には、通信
路4を介して、複数の端末コンピュータ61,62,63
・・・6nが接続されている。ホストコンピュータ2の
ソフトウエアを、各端末コンピュータ61,62,63・
・・6nが使用することができる。また、ホストコンピ
ュータ2のデータを各端末コンピュータ61,62,63
・・・6nにおいて、共用することができる。このた
め、たとえば、各端末コンピュータ61,62,63・・
・6nから更新が行われるデータベースの構築等に大き
な利点を生じる。さらに、ホストコンピュータ2を介し
て、各端末コンピュータ61,62,63・・・6n同士が
データの交換を行うこともできる。
【0003】[発明の開示]しかしながら、上記のよう
な従来のネットワークシステムには、次のような問題点
があった。
【0004】端末コンピュータ61,62,63・・・6n
は各々ハードウエアIDもしくはソフトウエアプロトコ
ルを有しており、ホストコンピュータ2は、このハード
ウエアIDもしくはソフトウエアプロトコルによって、
各端末コンピュータ61,62,63・・・6nを管理して
いる。したがって、ネットワークを構成する端末コンピ
ュータを増加したり、減少したり、変更したりする際に
は、端末コンピュータのハードウエアIDもしくはソフ
トウエアプロトコルを変更したり、ホストコンピュータ
2側において、接続端末コンピュータの登録を変更しな
ければならず、煩雑な作業が必要であった。このため、
ネットワークの使用目的に応じて、柔軟にネットワーク
の構成(端末コンピュータの接続状態)を変更すること
ができなかった。
【0005】また、従来の装置は上記のように各端末ご
とに管理を行なっている。このため、誰がアクセスして
いるかまでは管理できず、アクセス者を正確に把握して
管理することはできなかった。
【0006】さらに、公衆回線等を用いてネットワーク
を形成する場合には、常に回線を接続しておかなければ
ならず不経済であった。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、柔軟性、変更容易性、経済性に富んだネットワーク
システムであり、アクセス者を正確に管理できるネット
ワークシステムを提供することを目的とする。
【0008】請求項1のネットワーク管理方法および請
求項11のネットワークシステムは、端末コンピュータ
において起動されるソフトウエアにソフトウエアコード
を与えておき、ホストコンピュータは、各端末コンピュ
ータにおいて起動されているソフトウエアのうち、同一
のソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネッ
トワークを形成するようにしたことを特徴としている。
なお、本発明において、「ネットワーク」とは、ホスト
コンピュータと少なくとも一つの端末コンピュータとが
結合された状態をいう。
【0009】請求項2のネットワーク管理方法および請
求項12のネットワークシステムにおいては、ホストコ
ンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてくる
使用者識別符号が、真正なものであるか否かを判断し、
真正なものである場合のみホストコンピュータへのアク
セスを許容し、ネットワークを形成するものであること
を特徴としている。
【0010】請求項3のネットワーク接続可否表示方法
は、使用者識別符号に基づいて、アクセス可能なネット
ワークのみを表示装置に表示することを特徴としてい
る。
【0011】請求項4のネットワーク管理方法および請
求項13のネットワークシステムにおいては、ホストコ
ンピュータには、各ネットワークに対応して、プログラ
ムまたはデータが記憶されており、ホストコンピュータ
は、同一のソフトウエアコードを有するソノトウエア同
士でネットワークを形成する際に、当該プログラムまた
はデータを結合して、ネットワークを形成するものであ
ることを特徴としている。
【0012】請求項5のネットワーク管理方法および請
求項14のネットワークシステムにおいては、端末コン
ピュータにおいて動作するソフトウエアが、データを要
求した時、当該データが当該端末コンピュータに記憶さ
れている場合には、当該端末コンピュータからデータを
取得し、当該データがホストコンピュータに記憶されて
いる場合には、当該端末コンピュータとホストコンピュ
ータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュータか
ら当該データを取得するようにしたことを特徴としてい
る。
【0013】請求項6のネットワーク管理方法および請
求項15のネットワークシステムにおいては、取得しよ
うとするデータがホストコンピュータに記憶されている
場合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを
通信路を介して接続し、該接続状態においてホストコン
ピュータから当該データを取得した後、接続を切り離す
ようにしたことを特徴としている。
【0014】請求項7のネットワーク管理方法および請
求項16のネットワークシステムににおいては、取得し
ようとするデータが、当該端末コンピュータおよびホス
トコンピュータの双方に記憶されている場合、当該端末
コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して
接続し、ホストコンピュータの当該データと当該端末コ
ンピュータの当該データとを比較して、ホストコンピュ
ータの当該データが更新されていれば、ホストコンピュ
ータから当該端末コンピュータに少なくとも当該データ
の更新部分を複写して記憶した後、接続を切り離し、ホ
ストコンピュータの当該データと当該端末コンピュータ
の当該データとが一致していれば、その段階で接続を切
り離すようにしたことを特徴としている。
【0015】請求項8のネットワーク管理方法および請
求項17のネットワークシステムにおいては、取得しよ
うとするデータがホストコンピュータに記憶されている
場合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを
通信路を介して接続し、ホストコンピュータから当該端
末コンピュータにデータを複写して記憶した後、接続を
切り離し、以後は、当該端末コンピュータから当該デー
タを取得するようにするようにしたことを特徴としてい
る。
【0016】請求項9のネットワーク管理方法および請
求項18のネットワークシステムにおいては、取得しよ
うとするデータがホストコンピュータに記憶されている
場合において、当該データが複写できないものである場
合には、当該端末コンピュータとホストコンピュータと
を通信路を介して接続し、該接続状態においてホストコ
ンピュータから当該データを取得した後、接続を切り離
すようにしたことを特徴としている。
【0017】請求項10のネットワーク管理方法および
請求項19のネットワークシステムにおいては、ホスト
コンピュータは、各端末コンピュータから伝送されてく
る使用者識別符号が、真正なものであるか否かを判断
し、真正なものである場合のみホストコンピュータへの
接続を許可するものであることを特徴としている。
【0018】この発明の特徴、他の目的、用途、効果等
は、実施例および図面を参酌することにより明らかにな
るであろう。
【0019】[発明を実施するための最良の形態]図2
に、この発明の一実施例によるネットワークシステムの
全体構成図を示す。ホストコンピュータ10には、通信
路12を介して、複数の端末コンピュータ141,14
2,143・・・14nが接続されている。使用者20
0,202,204・・・は、各端末コンピュータ14
1,142,143・・・14nにおいて用いるソフトウエ
アを有している。なお、これらソフトウエアは、端末コ
ンピュータ141,142,143・・・14nの読取装置
(光ディスクドライブや磁気ディスクドライプ等)によ
って読取可能な可搬性記録媒体(光ディスクや磁気ディ
スク等)に格納されている。また、端末コンピュータ1
41,142,143・・・14n内の記憶装置(ハードデ
ィスク等)に格納しておいてもよい。
【0020】各使用者の有するソフトウエアには、それ
ぞれ、ソフトウエアコードとして、SC=1,2,3・
・・Kが与えられている。つまり、同一のソフトウエア
に対しては、同一のソフトウエアコードが与えられてい
る。
【0021】また、ネットワークへのアクセスを許可さ
れた使用者には、それぞれ、個別の使用者識別符号であ
るパーソナルID(ID=1,2,3・・・N)が与え
られている。たとえば、使用者200に対してはID=
1、使用者202に対してはID=2、使用者204に
対してはID=3・・・がそれぞれ与えられている。
【0022】このパーソナルIDは、次のようにして、
ソフトウエア中に記録される。
【0023】磁気ディスク等に記録したソフトウエアを
郵送等によって使用者に送る場合には、使用者は、予め
与えられた自己のパーソナルIDを明らかにしてソフト
ウエアの磁気ディスクを申し込む。したがって、ソフト
ウエアの販売者は、ソフトウエアの磁気ディスクに使用
者のパーソナルIDを記録して、使用者に郵送する。
【0024】このようにすれば、各使用者のソフトウエ
ア中にパーソナルIDが記録される。
【0025】また、直接申込によらない場合(一般販売
店でのパッケージ購入等)には、上記のように販売時に
磁気ディスク中に使用者のパーソナルIDを記録するこ
とができない。この場合には、使用者が、端末コンピュ
ータからホストコンピュータに対し、オンラインにてパ
ーソナルID記録の申請を行い、端末コンピュータのド
ライブに挿入した磁気ディスク中に使用者のパーソナル
IDを記録するようにすればよい。
【0026】さらに、CD−ROMのように、書き込み
不可能な媒体にソフトウエアが記録されている場合に
は、磁気カード等にパーソナルIDを記録したものを別
途、使用者に渡すようにすればよい(図2の、磁気カー
ド306、314参照)。
【0027】何れの場合においても、各使用者1人に対
して、原則として1つのパーソナルIDが付与される。
【0028】図3に、ホストコンピュータ10の構成の
詳細を示す。ホストコンピュータ10は、送信手段、受
信手段であるホスト側ネットワーク・インターフェイス
20、副中央処理装置22、中央処理装置24を備えて
いる。中央処理装置24には、各ソフトウエアを実行す
るのに必要なモジュール281,282・・・28nを記
憶したモジュール記憶装置28が接続されている。な
お、ソフトウエアの種類によっては、このモジュールを
必要とせず動作するものもある。また、中央処理装置2
4には、各端末コンピュータ141,142,143・・
・14nに対応して、ネットワーク・パッチング・イン
ターフェイス261,262・・・26nが設けられてい
る。ネットワーク・パッチング・インターフェイス26
1,262・・・26nは、中央処理装置24の制御によ
ってネットワークの接続を行うものである。各ネットワ
ーク・パッチング・インターフェイスには、ネットワー
クライン301,302・・・30kが接続されている。
さらに、ネットワークライン301,302・・・30k
には、それぞれのソフトウエアに対応した、データを記
憶したホスト・データバンク32が接続されている。な
お、ネットワーク・パッチング・インターフェイスおよ
びネットワークラインは、ハードウエアまたはソフトウ
エアによって構成してもよく、ハードウエアおよびソフ
トウエアの両者によって実現してもよい。
【0029】図4に、端末コンピュータ14の構成の詳
細を示す。伝送手段である端末コンピュータ14は、端
末側ネットワーク・インターフェイス40、中央処理装
置36、記憶装置38を備えている。中央処理装置36
は、各ソフトウエア161,162・・・16kを実行す
るための制御を行うものである。また、記憶装置38
は、処理のための記憶領域を確保するものである。ソフ
トウエア・インターフェイス34は、種々の記録媒体に
記録された各ソフトウエア161,162・・・16kを
ネットワークに接続するための、インターフェイスを取
るものである。つまり、ソフトウエアがフロッピー(登
録商標)・ディスクに格納されている場合にはフロッピ
ー・ディスク・ドライブが、CD−ROMに格納されて
いる場合にはCD−ROMドライブがここにいうソフト
ウエア・インターフェイス34に該当する。また、パー
ソナルIDを記録した磁気カードを読み取るためのカー
ドリーダもソフトウエア・インターフェイス34に該当
する。
【0030】図2〜図4に示すネットワークシステムの
動作を、図5、図6にフローチャートで示す。まず、何
れかの端末コンピュータ141,142,143・・・1
4nにおいて、使用者は自己の有する何れかのソフトウ
エアを起動する(ステッブS1)。たとえば、使用者2
00が、ソフトウエア300を起動したものと仮定す
る。次に、このソフトウエア300が動作して(ステッ
ブS2)順次命令が実行される。その際、その命令がホ
ストコンピュータ10に対するアクセスを行うものであ
るか否かが判定される(ステップS3)。アクセスの必
要がなければ、端末コンピュータ側のみで当該命令を実
行する(ステッブS4)。
【0031】ホストコンピュータ10に対するアクセス
命令で有れば、端末コンピュータの中央処理装置36
は、端末側ネットワーク・インターフェイス40、伝送
路12を介して、ホストコンピュータ10にアクセスし
ようとする(ステッブS5)。
【0032】なお、中央処理装置36は、この際に、ソ
フトウエア300に記録されているソフトウエアコード
(SC=1)およびパーソナルID(ID=1)を読み
出すとともに、これらを命令に付加して、ホストコンピ
ュータ10に送る。
【0033】なお、上記のようにソフトウエア300が
起動された場合には、当該ソフトウエア中にソフトウエ
アコード(SC=1)およびパーソナルID(ID=
1)が記録されている。しかし、ソフトウエア302が
起動された場合には、当該ソフトウエア中にはソフトウ
エアコード(SC=2)のみが記録され、パーソナルI
Dは記録されていない。この場合には、使用者は、ID
カード306をカードリーダ(ソフトウエアインターフ
ェイス)に挿入する。中央処理装置36は、ソフトウエ
アインターフェイス34に挿入された媒体のサーチを行
い、このIDカード306からパーソナルID(ID=
1)を取得する。このように、中央処理装置36は、起
動されたソフトウエア中にパーソナルIDが記録されて
いない場合には、当該端末コンピュータのソフトウエア
インターフェイスに挿入された媒体中からパーソナルI
Dを取得する。つまり、使用する端末コンピュータの何
れか一つのソフトウエアインターフェイスにパーソナル
IDの記録された媒体を挿入しておけば、パーソナルI
Dを確認することができる。
【0034】ホストコンピュータ10は、当該アクセス
によって端末コンピュータから送られてきた命令、ソフ
トウエアコード、パーソナルIDを、ホスト側ネットワ
ーク・インターフェイス20を介して受信する。これを
受けて、ホストコンピュータ10の副中央処理装置22
は、命令とともに伝送されてきたソフトウエアコードが
正しいものであるか否かを判断する(ステップS6)。
予め登録されていないソフトウエアコードであった場合
には、アクセスを拒否して(ステップS9)、ステップ
S2に戻る。予め登録されているソフトウエアコードで
あった場合には、ステップS7へ進む。
【0035】ステップS7において、副中央処理装置2
2は、命令とともに伝送されてきたパーソナルIDが正
しいものであるか否かを判断する。予め登録されていな
いパーソナルIDであった場合には、アクセスを拒否し
て(ステッブS9)、ステップS2に戻る。予め登録され
ているパーソナルIDであった場合には、ステップS8
へ進む。
【0036】このように、ソフトウエアコードおよびパ
ーソナルIDが真正でなければ、アクセスを拒否するよ
うにしている。
【0037】ステップS8において、副中央処理装置2
2は、同一のソフトウエアコードであって、かつ同一の
パーソナルIDによって、他に現在、ネットワークヘ接
続中であるか否かを判断する(ステップS8)。同一使
用者が、同一のソフトウエアを、同時に使用することは
できないこととし、1人分のパーソナルIDを2人以上
で使用する不正行為を防止するためである。したがっ
て、既にネットワークへ接続中の場合には、アクセスを
拒否して(ステップS9)、ステップS2に戻る。
【0038】初めての場合には、図6のステップSI0に
進む。
【0039】ステップS10において、中央処理装置24
は、端末コンピュータに対応するネットワーク・パッチ
ング・インターフェイス261,262・・・26nと、
端末コンピュータにおいて起動されたソフトウエアに対
応するネットワークライン301,302・・・30nと
を接続する(ステップS10)。つまり、この実施例で
は、ステップS10により、ネットワーク形成手段が構成
されている。また、この際、必要があれば、中央処理装
置24は、モジュール記憶装置28から、ソフトウエア
に対応するモジュール281,282・・・28nを読み
出して、結合する。したがって、既に何れかの端末コン
ピュータから同じソフトウエアコードを持つソフトウエ
アが起動されていれば、このソフトウエアとともにネッ
トワークを形成することとなる。
【0040】次に、当該ソフトウエアに、ホスト・デー
タバンク32へのアクセス命令が含まれているか否かを
判定する(ステッブS11)。アクセスを行わない場合に
は、ネットワークへの接続完了と共に、ステップS2に
戻る。アクセスを行う場合には、対応するデータバンク
32に、アクセスする(ステップS12)。つまり、デー
タバンク中の当該ソフトウエアに対応するデータを結合
してネットワークを形成する。その後、ステップS2に
戻る。これにより、ネットワークを形成された各端末コ
ンピュータにおいて、データバンク32のデータを使用
することができる。
【0041】なお、この実施例では、ステッブS1〜S
5を端末コンピュータが処理し、ステップS6以下をホ
ストコンピュータが処理するようにしている。また、ス
テップS1〜S5に示す処理は、ソフトウエア300中
に予め含めておいてもよく、また、別途記憶媒体に記憶
した形式で供給するようにしてもよい。
【0042】以上のような構成、動作であるから、端末
コンピュータ141,142,143・・・14nにおいて
起動するソフトウエアにより、柔軟にネットワーク構成
を変化させることができる。この状態を模式的に示した
のが、図1である。図1Aに示すように、各端末コンピ
ュータ141〜146において起動するソフトウエアα,
β,γに対応して、ホストコンピュータ10によりネッ
トワークα,β,γが構築される。次に、端末コンピュ
ータ143において、ソフトウエアをαからβに変えた
場合、端末コンピュータ143は、ネットワークβに接
続変更される。
【0043】同様に、端末コンピュータ144も、ネッ
トワークβに接続変更される。つまり、端末コンピュー
タにおいて起動するソフトウエアに応じて、柔軟なネッ
トワークを形成することができる。また、1つのソフト
ウエア中に、2以上のソフトウエアコードを含ませてお
き、命令実行に応じてソフトウエアコードを変更するよ
うにしておけば、命令実行に応じて接続されるネットワ
ークを自動的に変更することもできる。つまり、端末コ
ンピュータのハードウエア構成はそのままで、ソフトウ
エアを変えるだけで、容易に他種類のネットワークに接
続可能である。
【0044】上記に説明してきたようなネットワークシ
ステムを用いることにより、端末コンピュータ側のソフ
トウエアを起動のための必要最小限のものとしておき、
ホスト・データバンク32に多くの情報を格納したネッ
トワークシステムを構築できる。
【0045】なお、上記実施例では、ホストコンピュー
タ10にモジュール記憶装置28を設けている。しかし
ながら、端末コンピュータで起動されたソフトウエア
が、当該モジュールなしで動作可能にしておけば、ネッ
トワーク形成の際にモジュールを結合する必要がない。
この場合にも、ホスト・データバンク32は、ネットワ
ークに結合される。
【0046】この発明によれば、ホスト・データバンク
のデータを更新するだけで、端末コンピュータのソフト
ウエアを変更することなく、最新のデータを得ることが
できる。たとえば、結末やストーリーが変更可能な電子
ブック、内容の更新が可能な電子辞典、交通網や道路マ
ップ等を年度に応じて更新可能な電子手帳、内容やシナ
リオ、難易度を変更可能なゲーム、年度毎に内容更新可
能な電話帳、内容変更可能なショッピングカタログ等に
応用可能である。特にこれらの場合、ソフトウエアコー
ドおよびパーソナルIDによってアクセスの許否を判断
して、不正な使用者を排除することができる。
【0047】また、パーソナルIDが真正でなければネ
ットワークの形成を行わないので、登録されていない使
用者や有料ネットワークにおける料金延滞使用者等に対
して使用を拒否することができる。
【0048】さらに、パーソナルIDにより、ネットワ
ークへのアクセス者を確実に把握することができるの
で、使用料金等の課金(クレジットカード等への課金、
請求書の発行等)が容易に管理できる。
【0049】次に、ホストコンピュータ10と端末コン
ピュータ141、142・・・14nとが公衆回線(通信
路)によって接続されるネットワークシステムについ
て、図7〜図9を用いて説明する。図7は、このネット
ワークシステムの動作を示すフローチャートであり、図
8はデータの取得と回線の接続状況を模式的に示す図で
あり、図9は表示装置37における表示画面の一例であ
る。
【0050】図9に示すように、端末コンピュータ14
1、142・・・14nの表示画面には、パーソナルID
に基づいて、当該使用者が接続可能なネットワークが表
示されている。この表示は、次のようにして行われる。
まず、端末コンピュータ141、142・・・14nは、
ソフトウエアやIDカード等によってパーソナルIDを
特定する。次に、このパーソナルIDをホストコンピュ
ータ10に伝送する。
【0051】ホストコンピュータ10には、図10に示
すように、パーソナルIDに対応づけて、当該使用者が
使用可能なソフトウエアが記憶されている。図において
は、たとえば、パーソナルID「NAH00141」の
使用者は、経済データベースのソフトウエアのうち「ア
ジア」と「マネー」の分野等について使用が許可されて
いる。ホストコンピュータ10は、当該使用者が使用可
能なソフトウエアを端末コンピュータ141、142・・
・14nに送り返す。端末コンピュータ141、142・
・・14nは、これを受けて、表示装置37の表示画面
に図9のように表示を行う。
【0052】操作者はマウス等の入力装置39を用い
て、表示装置37に表示された何れかのソフトウエアを
選択して起動する(図7、ステップS20)。たとえ
ば、使用者が、「経済」の「マネー」分野のソフトウエ
アを選択したとする。このソフトウエアが動作して(ス
テップS21)順次命令が実行される。その際、その命
令がデータを要求する命令であるか否かが判断される
(ステップS22)。データを要求する命令でなけれ
ば、ステップS21に戻る。
【0053】データを要求する命令であれば、端末コン
ピュータの中央処理装置36は、自己の端末コンピュー
タの記憶装置38に、当該データが存在するか否かを判
断する(ステップS23)。存在すれば、記憶装置38
から当該データを取得する(ステップS24)。つま
り、図8Aに示すように、回線を接続することなく、ソ
フトウエアPrgはデータAを取得し、表示装置に表示
する。
【0054】ステップS23において、自己の端末コン
ピュータの記憶装置38に、当該データが存在しなけれ
ば、当該データはホストコンピュータ10に記憶されて
いると考えられる。したがって、端末コンピュータは、
回線を接続してホストコンピュータ10とネットワーク
を形成する(ステップS25)。このネットワーク形成
の処理は、図5、図6のステップS5〜S13と同様で
ある。
【0055】次に、端末コンピュータは、ホストコンピ
ュータ10の当該データが複製可能であるか否かを判断
する(ステップS26)。この判断は、ホストコンピュ
ータ10に当該データとともに記憶されている複写可能
フラグを見ることによって行うことができる。著作権等
の問題から複製が禁止されているものは複製可能フラグ
が「否」となっている。
【0056】複製可能であれば、端末コンピュータは、
当該データを含む所定範囲のデータをホストコンピュー
タ10から回線を通じて自己の記憶装置38に複製する
(ダウンロードと呼ぶ)(ステップS28)。ダウンロ
ードが終了すると、端末コンピュータ10は、回線を切
断する(ステップS29)。つまり、図8Cに示すよう
に、端末側に記憶されていないデータBは、ホストコン
ピュータからダウンロードする。以後、ダウンロードし
たデータBに対する要求があった場合には、回線を接続
せず、記憶装置38から当該データを取得することがで
きる(図8D参照)。
【0057】また、ステップS26において、ダウンロ
ード不可であると判断すると、端末コンピュータは、回
線を接続した状態でホストコンピュータ10のデータB
を取得する(記憶装置38にダウンロードはしない)。
この状態を、図8Bに示す。
【0058】データの取得が終了すれば、回線を切断す
る(ステップS29)。
【0059】以上のように、必要な場合のみ回線を接続
するようにしているので、公衆回線を利用する場合にお
いても、無駄な回線使用料を生じさせず経済的である。
【0060】図11、図12に、ホストコンピュータ1
0においてデータが更新された場合にも対応可能とした
実施例のフローチャートを示す。端末コンピュータにデ
ータが存在しない場合の処理(ステップS44〜S4
8)は、図7のステップS25〜S29と同様である。
【0061】端末コンピュータにデータが存在する場合
には、当該ソフトウエアの起動がその日の最初の起動で
あるか否かを判断する(ステップS49)。すでに、起
動されていた場合には、記憶装置38からデータを取得
する(ステップS50)。これは、図8Aの状態に該当
する。
【0062】その日の最初の起動である場合には、端末
コンピュータは回線を接続する(ステップS51)。そ
して、端末コンピュータのデータA(図13A)とホス
トコンピュータ10のデータA’(図13B)とを比較
する(ステップS52、S53)。両者が同じであれ
ば、つまり、ホストコンピュータ10においてデータ更
新が為されていなければ、回線を切断する(ステップS
60)。その後、端末コンピュータのデータを取得する
(ステップS50)。上記のように、ホストコンピュー
タ10のデータが更新されてA’になっている場合に
は、当該更新部分がダウンロード可能であるか否かを判
断する(ステップS54)。
【0063】ダウンロード可能でなければ、回線接続状
態のままホストコンピュータ10からデータを取得し
(複製はしない)、その後、回線を切断する(ステップ
S46、S48)。
【0064】ダウンロード可能であれば、更新箇所のデ
ータのみ端末コンピュータの記憶装置38にダウンロー
ドする(ステップS55)(図13C参照)。その後、
回線を切断する(ステップS56)。以後のデータ要求
に対しては、記憶装置38にダウンロードされたデータ
に基づいて行う(図13D)。
【0065】上記の実施例によれば、ホストコンピュー
タにおけるデータ更新にも対応して、データの取得が可
能である。
【0066】なお、上記実施例では、その日の最初の起
動の場合にのみデータ更新の有無を判定している。しか
し、これを、その週、月、時間等の最初の起動ごとに行
うようにしてもよい。
【0067】請求項1のネットワーク管理方法および請
求項11のネットワークシステムは、端末コンピュータ
において起動されるソフトウエアにソフトウエアコード
を与えておき、同一のソフトウエアコードを有するソフ
トウエア同士でネットワークを形成するようにしてい
る。したがって、各端末コンピュータのソフトウエアを
変更するだけで、ネットワークを柔軟に変更して形成す
ることができる。
【0068】請求項2、10のネットワーク管理方法お
よび請求項12、19のネットワークシステムにおいて
は、ホストコンピュータは、各端末コンピュータから伝
送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか否
かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピュ
ータへのアクセスを許容し、ネットワークを形成するよ
うにしている。したがって、端末コンピュータからの不
正なネットワークの使用を防止することができる。すな
わち、各使用者単位での管理を行うことが可能となる。
【0069】請求項3のネットワーク接続可否表示方法
は、使用者識別符号に基づいで、アクセス可能なネット
ワークのみを表示装置に表示するようにしている。した
がって、端末コンピュータの使用者が、容易にネットワ
ークへの接続可否を知ることができる。
【0070】請求項4のネットワーク管理方法および請
求項13のネットワークシステムは、ホストコンピュー
タが、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア
同士でネットワークを形成する際に、プログラムまたは
データを結合して、ネットワークを形成するようにして
いる。したがって、ネットワークを形成しなければ、プ
ログラムが動作せず、またはデータを端末コンピュータ
から引き出すことができないので、不正な使用を防止す
ることができる。
【0071】請求項5、6、7、8のネットワーク管理
方法および請求項14、15、16、17のネットワー
クシステムは、端末コンピュータにおいて動作するソフ
トウエアが、データを要求した時、当該データが当該端
末コンピュータに記憶されている場合には、当該端末コ
ンピュータからデータを取得し、当該データがホストコ
ンピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピ
ュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続
し、ホストコンピュータから当該データを取得するよう
にしている。したがって、必要な場合にのみ、通信路を
接続することができる。
【0072】請求項9のネットワーク管理方法および請
求項18のネットワークシステムは、取得しようとする
データがホストコンピュータに記憶されている場合にお
いて、当該データが複写できないものである場合には、
当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路
を介して接続し、該接続状態においてホストコンピュー
タから当該データを取得した後、接続を切り離すように
している。したがって、必要な場合にのみ通信路を接続
するとともに、ホストコンピュータにおいて更新された
データを端末コンピュータで用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例によるネットワー
クシステムを模式的に示す図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例によるネットワー
クシステムの全体構成を示す図である。
【図3】図3は、ホストコンピュータ10の構成を示す
図である。
【図4】図4は、端末コンピュータ14の構成を示す図
である。
【図5】図5は、ネットワークシステムの動作を示す図
である。
【図6】図6は、ネットワークシステムの動作を示す図
である。
【図7】図7は、他の実施例によるネットワークシステ
ムの動作を示す図である。
【図8】図8は、他の実施例における回線の接続状態を
示す図である。
【図9】図9は、端末コンピュータの表示装置37にお
ける表示例を示す図である。
【図10】図10は、ホストコンピュータ10に記憶さ
れた、パーソナルIDと使用可能ソフトウエアとの対応
表である。
【図11】図11は、データの更新を考慮した実施例に
よるネットワークシステムの動作を示す図である。
【図12】図12は、データの更新を考慮した実施例に
よるネットワークシステムの動作を示す図である。
【図13】図13は、図12の実施例における回線の接
続状態を示す図である。
【図14】図14は、従来のネットワークシステムを示
す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月28日(2002.10.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムは、端末コンピュータにおいて起動
されるソフトウエアにソフトウエアコードを与えてお
き、ホストコンピュータは、各端末コンピュータにおい
て起動されているソフトウエアのうち、同一のソフトウ
エアコードを有するソフトウエア同士でネットワークを
形成するようにしたことを特徴としている。なお、本発
明において、「ネットワーク」とは、ホストコンピュー
タと少なくとも一つの端末コンピュータとが結合された
状態をいう。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、ホストコンピュータ
は、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別
符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なもの
である場合のみホストコンピュータへのアクセスを許容
し、ネットワークを形成するものであることを特徴とし
ている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】この発明のネットワーク接続可否表示方法
は、使用者識別符号に基づいて、アクセス可能なネット
ワークのみを表示装置に表示することを特徴としてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、ホストコンピュータに
は、各ネットワークに対応して、プログラムまたはデー
タが記憶されており、ホストコンピュータは、同一のソ
フトウエアコードを有するソフトウエア同士でネットワ
ークを形成する際に、当該プログラムまたはデータを結
合して、ネットワークを形成するものであることを特徴
としている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、端末コンピュータにお
いて動作するソフトウエアが、データを要求した時、当
該データが当該端末コンピュータに記憶されている場合
には、当該端末コンピュータからデータを取得し、当該
データがホストコンピュータに記憶されている場合に
は、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通
信路を介して接続し、ホストコンピュータから当該デー
タを取得するようにしたことを特徴としている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、取得しようとするデー
タがホストコンピュータに記憶されている場合、当該端
末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介し
て接続し、該接続状態においてホストコンピュータから
当該データを取得した後、接続を切り離すようにしたこ
とを特徴としている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムににおいては、取得しようとするデ
ータが、当該端末コンピュータおよびホストコンピュー
タの双方に記憶されている場合、当該端末コンピュータ
とホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホス
トコンピュータの当該データと当該端末コンピュータの
当該データとを比較して、ホストコンピュータの当該デ
ータが更新されていれば、ホストコンピュータから当該
端末コンピュータに少なくとも当該データの更新部分を
複写して記憶した後、接続を切り離し、ホストコンピュ
ータの当該データと当該端末コンピュータの当該データ
とが一致していれば、その段階で接続を切り離すように
したことを特徴としている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、取得しようとするデー
タがホストコンピュータに記憶されている場合、当該端
末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介し
て接続し、ホストコンピュータから当該端末コンピュー
タにデータを複写して記憶した後、接続を切り離し、以
後は、当該端末コンピュータから当該データを取得する
ようにするようにしたことを特徴としている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、取得しようとするデー
タがホストコンピュータに記憶されている場合におい
て、当該データが複写できないものである場合には、当
該端末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を
介して接続し、該接続状態においてホストコンピュータ
から当該データを取得した後、接続を切り離すようにし
たことを特徴としている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、ホストコンピュータ
は、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別
符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なもの
である場合のみホストコンピュータへの接続を許可する
ものであることを特徴としている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムは、端末コンピュータにおいて起動
されるソフトウエアにソフトウエアコードを与えてお
き、同一のソフトウエアコードを有するソフトウエア同
士でネットワークを形成するようにしている。したがっ
て、各端末コンピュータのソフトウエアを変更するだけ
で、ネットワークを柔軟に変更して形成することができ
る。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0068
【補正方法】変更
【補正内容】
【0068】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムにおいては、ホストコンピュータ
は、各端末コンピュータから伝送されてくる使用者識別
符号が、真正なものであるか否かを判断し、真正なもの
である場合のみホストコンピュータへのアクセスを許容
し、ネットワークを形成するようにしている。したがっ
て、端末コンピュータからの不正なネットワークの使用
を防止することができる。すなわち、各使用者単位での
管理を行うことが可能となる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】この発明のネットワーク接続可否表示方法
は、使用者識別符号に基づいで、アクセス可能なネット
ワークのみを表示装置に表示するようにしている。した
がって、端末コンピュータの使用者が、容易にネットワ
ークへの接続可否を知ることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0070
【補正方法】変更
【補正内容】
【0070】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムは、ホストコンピュータが、同一の
ソフトウエアコードを有するソフトウエア同士でネット
ワークを形成する際に、プログラムまたはデータを結合
して、ネットワークを形成するようにしている。したが
って、ネットワークを形成しなければ、プログラムが動
作せず、またはデータを端末コンピュータから引き出す
ことができないので、不正な使用を防止することができ
る。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0071
【補正方法】変更
【補正内容】
【0071】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムは、端末コンピュータにおいて動作
するソフトウエアが、データを要求した時、当該データ
が当該端末コンピュータに記憶されている場合には、当
該端末コンピュータからデータを取得し、当該データが
ホストコンピュータに記憶されている場合には、当該端
末コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介し
て接続し、ホストコンピュータから当該データを取得す
るようにしている。したがって、必要な場合にのみ、通
信路を接続することができる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】この発明のネットワーク管理方法およびネ
ットワークシステムは、取得しようとするデータがホス
トコンピュータに記憶されている場合において、当該デ
ータが複写できないものである場合には、当該端末コン
ピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接続
し、該接続状態においてホストコンピュータから当該デ
ータを取得した後、接続を切り離すようにしている。し
たがって、必要な場合にのみ通信路を接続するととも
に、ホストコンピュータにおいて更新されたデータを端
末コンピュータで用いることができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータとホストコンピュータ
    に通信路を介して接続された複数の端末コンピュータと
    を備えたシステムにおけるネットワーク管理方法であっ
    て、 端末コンピュータにおいて起動されるソフトウエアにソ
    フトウエアコードを与えておき、 ホストコンピュータ
    は、各端末コンピュータにおいて起動されているソフト
    ウエアのうち、同一のソフトウエアコードを有するソフ
    トウエア同士でネットワークを形成するようにしたこと
    を特徴とするネットワーク管理方法。
  2. 【請求項2】請求項1のネットワーク管理方法におい
    て、 ホストコンピュータは、各端末コンピュータから
    伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか
    否かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピ
    ュータへのアクセスを許容し、ネットワークを形成する
    ものであることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2のネットワーク管理方法に用いる
    端末コンピュータにおけるネットワーク接続可否表示方
    法であって、 端末コンピュータは、使用者識別符号に
    基づいて、アクセス可能なネットワークのみを表示装置
    に表示するものであることを特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2のネットワーク管
    理方法において、 ホストコンピュータには、各ネット
    ワークに対応して、プログラムまたはデータが記憶され
    ており、 ホストコンピュータは、同一のソフトウエア
    コードを有するソフトウエア同士でネットワークを形成
    する際に、当該プログラムまたはデータを結合して、ネ
    ットワークを形成するものであることを特徴とするも
    の。
  5. 【請求項5】ホストコンピュータとホストコンピュータ
    に通信路を介して接続されうる複数の端末コンピュータ
    とを備えたシステムにおけるネットワーク管理方法であ
    って、 端末コンピュータにおいて動作するソフトウエ
    アが、データを要求した時、当該データが当該端末コン
    ピュータに記憶されている場合には、当該端末コンピュ
    ータからデータを取得し、当該データがホストコンピュ
    ータに記憶されている場合には、当該端末コンピュータ
    とホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホス
    トコンピュータから当該データを取得するようにしたこ
    とを特徴とするネットワーク管理方法。
  6. 【請求項6】請求項5のネットワーク管理方法におい
    て、 取得しようとするデータがホストコンピュータに
    記憶されている場合、当該端末コンピュータとホストコ
    ンピュータとを通信路を介して接続し、該接続状態にお
    いてホストコンピュータから当該データを取得した後、
    接続を切り離すようにしたことを特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項5のネットワーク管理方法におい
    て、 取得しようとするデータが、当該端末コンピュー
    タおよびホストコンピュータの双方に記憶されている場
    合、当該端末コンピュータとホストコンピュータとを通
    信路を介して接続し、ホストコンピュータの当該データ
    と当該端末コンピュータの当該データとを比較して、ホ
    ストコンピュータの当該データが更新されていれば、ホ
    ストコンピュータから当該端末コンピュータに少なくと
    も当該データの更新部分を複写して記憶した後、接続を
    切り離し、 ホストコンピュータの当該データと当該端
    末コンピュータの当該データとが一致していれば、その
    段階で接続を切り離すようにしたことを特徴とするも
    の。
  8. 【請求項8】請求項5のネットワーク管理方法におい
    て、 取得しようとするデータがホストコンピュータに
    記憶されている場合、当該端末コンピュータとホストコ
    ンピュータとを通信路を介して接続し、ホストコンピュ
    ータから当該端末コンピュータにデータを複写して記憶
    した後、接続を切り離し、以後は、当該端末コンピュー
    タから当該データを取得するようにするようにしたこと
    を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項8のネットワーク管理方法におい
    て、 取得しようとするデータがホストコンピュータに
    記憶されている場合において、当該データが複写できな
    いものである場合には、当該端末コンピュータとホスト
    コンピュータとを通信路を介して接続し、該接続状態に
    おいてホストコンピュータから当該データを取得した
    後、接続を切り離すようにしたことを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項5のネットワーク管理方法におい
    て、 ホストコンピュータは、各端末コンピュータから
    伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものであるか
    否かを判断し、真正なものである場合のみホストコンピ
    ュータへの接続を許可するものであることを特徴とする
    もの。
  11. 【請求項11】ホストコンピュータ、 ホストコンピュ
    ータに通信路を介して接続された複数の端末コンピュー
    タ、 を備えたネットワークシステムにおいて、 端末コ
    ンピュータは、 当該端末コンピュータにおいて起動さ
    せたソフトウエア中に含まれているソフトウエアコード
    を読み取る読取手段、 読取手段によって読み取ったソ
    フトウエアコードを通信路を介してホスト・コンピュー
    タに伝送する伝送手段、 を備えており、 ホストコンピュータは、 各端末コンピ
    ュータから伝送されてきたソフトウエアコードを受信す
    る受信手段、 受信手段によって受信したソフトウエア
    コードのうち同一のソフトウエアコードを有するソフト
    ウエア同士について、ネットワークを形成するネットワ
    ーク形成手段、 を備えたことを特微とするもの。
  12. 【請求項12】請求項11のネットワークシステムにお
    いて、 前記ネットワーク形成手段は、各端末コンピュ
    ータから伝送されてくる使用者識別符号が、真正なもの
    であるか否かを判断し、真正なものである場合のみホス
    トコンピュータへのアクセスを許容し、ネットワークを
    形成するように構成されていることを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項11または請求項12のネットワ
    ークシステムにおいて、 前記ホストコンピュータは、
    さらに 各ネットワークに対応して、プログラムまたは
    データを記憶する記憶手段、 を備えており、 前記ネッ
    トワーク形成手段は、 同一のソフトウエアコードを有
    するソフトウエア同士でネットワークを形成する際に、
    前記記憶手段に記憶されているプログラムまたはデータ
    のうち、当該ネットワークに対応するプログラムまたは
    データを結合して、ネットワークを形成するものである
    ことを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】ホストコンピュータ、 ホストコンピュ
    ータに通信路を介して接続されうる複数の端末コンピュ
    ータ、 を備えたネットワークシステムにおいて、 端末
    コンピュータは、 データ要求命令を受けて、当該デー
    タが自己の端末コンピュータに記憶されているか否かを
    判断するデータ所在判定手段、 データ所在判定手段に
    よって当該データが自己の端末コンピュータに記憶され
    ていると判断された場合には、当該データを自己の端末
    コンピュータから取得し、当該データが自己の端末コン
    ピュータに記憶されていないと判断された場合には、通
    信路を接続してホストコンピュータから当該データを取
    得した後、接続を切り離すデータ取得手段、 を備えて
    おり、 ホストコンピュータは、 各端末コンピュータか
    らのデータ要求に応じて、当該データを通信路を介して
    伝送するデータ伝送手段、 を備えたことを特徴とする
    もの。
  15. 【請求項15】請求項14のネットワークシステムにお
    いて、 データ取得手段は、取得しようとするデータが
    ホストコンピュータに記憶されている場合、当該端末コ
    ンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接
    続し、該接続状態においてホストコンピュータから当該
    データを取得した後、接続を切り離すようにしたことを
    特徴とするもの。
  16. 【請求項16】請求項14のネットワーク管理システム
    において、 データ取得手段は、取得しようとするデー
    タが、当該端末コンピュータおよびホストコンピュータ
    の双方に記憶されている場合、当該端末コンピュータと
    ホストコンピュータとを通信路を介して接続し、ホスト
    コンピュータの当該データと当該端末コンピュータの当
    該データとを比較して、ホストコンピュータの当該デー
    タが更新されていれば、ホストコンピュータから当該端
    末コンピュータに少なくともデータの更新部分を複写し
    て記憶した後、接続を切り離し、 ホストコンピュータ
    の当該データと当該端末コンピュータの当該データとが
    一致していれば、その段階で接続を切り離すようにした
    ことを特徴とするもの。
  17. 【請求項17】請求項14のネットワークシステムにお
    いて、 データ取得手段は、取得しようとするデータが
    ホストコンピュータに記憶されている場合、当該端末コ
    ンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して接
    続し、ホストコンピュータから当該端末コンピュータに
    データを複写して記憶した後、接続を切り離し、以後
    は、当該端末コンピュータから当該データを取得するよ
    うにするようにしたことを特徴とするもの。
  18. 【請求項18】請求項17のネットワークシステムにお
    いて、 データ取得手段は、取得しようとするデータが
    ホストコンピュータに記憶されている場合において、当
    該データが複写できないものである場合には、当該端末
    コンピュータとホストコンピュータとを通信路を介して
    接続し、該接続状態においてホストコンピュータから当
    該データを取得した後、接続を切り離すようにしたこと
    を特徴とするもの。
  19. 【請求項19】請求項14のネットワークシステムにお
    いて、 ホストコンピュータは、各端末コンピュータか
    ら伝送されてくる使用者識別符号が、真正なものである
    か否かを判断し、真正なものである場合のみホストコン
    ピュータへの接続を許可するものであることを特徴とす
    るもの。
  20. 【請求項20】請求項1〜19のいずれかに記載の方法
    またはシステムを、コンピュータによって実現するため
    のプログラムを記憶した記憶媒体。
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