JP2002042037A - 請求データ処理システム及びその請求データ処理方法 - Google Patents

請求データ処理システム及びその請求データ処理方法

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JP2002042037A
JP2002042037A JP2000221092A JP2000221092A JP2002042037A JP 2002042037 A JP2002042037 A JP 2002042037A JP 2000221092 A JP2000221092 A JP 2000221092A JP 2000221092 A JP2000221092 A JP 2000221092A JP 2002042037 A JP2002042037 A JP 2002042037A
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Ken Sato
謙 佐藤
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 請求書の処理を自動化し、会計処理に要する
負担を軽減する。 【解決手段】 売り手側処理装置100は、仕訳データ
ファイル記憶手段110に買い手が会計処理に用いる仕
訳データを記憶し、請求データ記憶手段120に請求デ
ータを記憶している。この仕訳データは、必要に応じ
て、情報提供サーバ200の仕訳データ制御手段210
経由で、買い手側処理装置300の仕訳データ登録・更
新手段310に送られ、登録・更新が行なわれる。登録
・更新に関する情報は、仕訳データ制御手段210経由
で売り手側処理装置100の仕訳データ処理手段140
へ送られ、仕訳データファイル記憶手段110に記憶さ
れた仕訳データが更新される。売り手側処理装置100
の請求データ送付手段130は、請求データ送付時、請
求データ記憶手段120に記憶された請求データに、仕
訳データファイル記憶手段110の仕訳データを付加し
て買い手に送付する。買い手側処理装置300の会計処
理手段320は、仕訳データに基づき会計仕訳をして、
請求に対する支払い等の会計処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求データ処理シス
テム及びその請求データ処理方法に関し、特に所定のサ
ービスを提供する売り手が前記サービスの買い手に対し
て発行する請求データを処理する請求データ処理システ
ム及びその請求データ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、物品の販売、物品のリース、ある
いは所定の役務等のサービスを提供する売り手側と、サ
ービスを受ける買い手側では、契約に基づき、売り手側
の発行する請求書に従ってそれぞれの会計処理を行なっ
ている。
【0003】このような請求書に基づく会計処理につい
て説明する。図4は、サービスの売り手側と買い手側と
で行なう会計処理手順のフローチャートである。ここで
は、所定の物件をリースするサービスを提供する売り手
側と、このサービスを受ける買い手側の通常時の会計処
理手順を示している。
【0004】売り手側の会計処理が開始されると(S5
0)、リース物件や電話番号毎に請求書を発行し(S5
1)、買い手の契約部署宛に請求書を送付し(S5
2)、買い手側の応答を待つ。送付された請求書を受け
取ると買い手側の会計処理が開始される(S60)。サ
ービスの買い手は、請求書を確認すると、請求書に支払
い依頼を付けて経理へ送付する(S61)。買い手の経
理は、請求書と支払い依頼書を基に会計仕訳を行ない、
売り手に対して送金し(S62)、処理を終了する(S
63)。送金を受け取った売り手は、請求書と入金デー
タの照合を行ない(S53)、照合できたものは、代金
回収の会計処理を行なって(S54)、処理を終了す
る。照合できなかったもの、あるいは、未入金分につい
ては、買い手に督促する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の買い手
と売り手の行なう会計処理、すなわち請求データ処理
は、リース物件毎等、個別に大量の請求書が発行され、
双方でこれを処理しなければならず、会計処理が煩雑と
なるという問題がある。
【0006】リース物件は、リースは長期間であって
も、リース料の請求は毎月行なう契約が一般的である。
このため、売り手は、毎月、リース物件毎等、個別に大
量の請求書を作成する必要が生じる。さらに、大量に発
行した請求書は、それぞれ買い手である契約先に毎月個
別に送付しなければならず、請求書に記載された請求デ
ータと入金データとを照合する必要が生じる等、毎月煩
雑な会計処理を行なわなければならない。
【0007】一方、買い手も、各部署毎に、毎月大量に
送られてくる請求書に対して、支払い依頼を付けて経理
に請求書の処理を依頼するという煩雑な手続きが必要に
なるという問題がある。買い手の経理も、毎月、受け取
った大量の請求書の枚数分について会計仕訳を行なわな
ければならない。
【0008】このように、売り手、買い手双方とも、毎
月大量の請求書を個別に処理する煩雑な会計処理が必要
になるという問題がある。特に、リース料請求、電話会
社の電話料の請求等、継続的に大量の請求書が発行され
る場合には、処理される請求書は、毎月ほぼ同じもので
ある場合が多く、自動化することが求められている。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、請求書の処理を自動化し、会計処理に要する
負担を軽減する請求データ処理システム及びその請求デ
ータ処理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、所定のサービスを提供する売り手が前記
サービスの買い手に対して発行する請求データを処理す
る請求データ処理システムにおいて、前記買い手が会計
処理時に用いる仕訳データを前記売り手が買い手に請求
するサービスを識別する固有情報に基づいて記憶する仕
訳データファイル記憶手段と、前記買い手に対する請求
データを前記固有情報に基づいて記憶する請求データ記
憶手段と、ネットワークを介して接続する情報提供サー
バに前記固有情報に基づく所定の買い手の仕訳データを
提供するとともに、前記情報提供サーバから前記所定の
買い手の仕訳データの登録あるいは更新に関する情報を
取得して前記仕訳データファイル記憶手段の仕訳データ
を更新する仕訳データ処理手段と、前記固有情報に基づ
いて前記請求データを送付する買い手に関する前記仕訳
データを検索し、前記請求データに前記検索された仕訳
データを付加して送付する請求データ送付手段と、を備
えた売り手側処理装置と、前記売り手側処理装置及び前
記買い手の買い手側処理装置とネットワークを介して接
続して前記固有情報に基づく所定の買い手の仕訳データ
を前記買い手側処理装置に提供するとともに前記買い手
側処理装置の行なう仕訳データの登録あるいは更新に関
する情報を生成し前記売り手側処理装置に送信する仕訳
データ制御手段を備えた情報提供サーバと、前記ネット
ワークを介して接続する情報提供サーバから前記固有情
報に基づいて所定の仕訳データを取得するとともにその
登録及び更新を行ない、登録あるいは更新に関する情報
を前記情報提供サーバに送信する仕訳データ登録・更新
手段と、前記売り手側処理装置から送付された請求デー
タと仕訳データに基づき会計処理を行なう会計処理手段
と、を備えた買い手側処理装置と、を有することを特徴
とする請求データ処理システム、が提供される。
【0011】このような構成の請求データ処理システム
では、売り手側処理装置は、仕訳データファイル記憶手
段に、売り手が買い手に請求するサービスを識別する固
有情報に基づいて、買い手での会計処理に用いる仕訳デ
ータを記憶するとともに、請求データ記憶手段に買い手
に対する請求データを記憶しておく。仕訳データファイ
ル記憶手段に記憶されている仕訳データは、必要に応じ
て、仕訳データ処理手段より情報提供サーバに提供され
る。情報提供サーバでは、仕訳データ制御手段は、売り
手側処理装置より仕訳データを取得し、必要に応じて買
い手側処理装置に提供する。買い手側処理装置では、仕
訳データ登録・更新手段は、情報提供サーバより取得し
た情報に基づき仕訳データの登録と更新を行ない、設定
を情報提供サーバの仕訳データ制御手段へ送る。情報提
供サーバの仕訳データ制御手段は、売り手側処理装置の
仕訳データ処理手段へ、設定された情報を送る。仕訳デ
ータ処理手段は、送信された設定情報に基づき、仕訳デ
ータファイル記憶手段に記憶された仕訳データを更新す
る。このようにして、買い手側処理装置の会計仕訳に用
いられる仕訳データは登録・更新され、売り手側処理装
置内に記憶されいる。売り手側処理装置の請求データ送
付手段は、請求データを送付するタイミングが発生する
と、請求データ記憶手段に記憶された請求データを読み
出すとともに、固有情報に基づいて仕訳データファイル
記憶手段の仕訳データを検索し、請求データに付加して
買い手に送付する。買い手側処理装置では、会計処理手
段は、請求データと仕訳データを取得し、仕訳データに
基づき会計仕訳をして、請求に対する支払い等の会計処
理を行なう。
【0012】また、上記課題を解決するために、所定の
サービスを提供する売り手が前記サービスの買い手に対
して発行する請求データを処理する請求データ処理方法
において、前記売り手の売り手側処理装置が、前記売り
手が買い手に請求するサービスを識別する固有情報に基
づいて前記買い手に対する請求データと前記買い手が会
計処理時に用いる仕訳データを記憶し、前記買い手の買
い手側処理装置は、必要に応じてネットワークを介して
前記売り手側処理装置の保有する前記仕訳データを取得
して登録及び更新を行ない、前記買い手側処理装置によ
り登録・更新された仕訳データに関する情報はネットワ
ークを介して前記売り手側処理装置に送信され、前記売
り手側処理装置は、前記登録・更新された仕訳データに
関する情報に基づいて前記装置内に保有する仕訳データ
を更新し、前記売り手側処理装置は、請求データ送信
時、前記固有情報に基づいて請求データと仕訳データと
を抽出し、前記買い手側処理装置に対して前記抽出した
請求データと仕訳データとを送付し、前記買い手側処理
装置は、前記請求データと仕訳データとを取得し、前記
仕訳データに基づき会計仕訳を行なうとともに請求に対
する支払いを含む会計処理を行なう手順を有することを
特徴とする請求データ処理方法、が提供される。
【0013】このような手順の請求データ処理方法で
は、売り手の売り手側処理装置は、売り手が買い手に請
求するサービスを識別する固有情報に基づいて、買い手
に対する請求データと、買い手が会計処理時に用いる仕
訳データを記憶している。買い手側処理装置は、必要に
応じてネットワークを介してこの仕訳データを取得し、
登録及び更新を行なう。買い手側処理装置により行なわ
れた仕訳データの登録・更新に関する情報は、ネットワ
ークを介して売り手側処理装置に送信され、この情報に
基づいて売り手側装置内の仕訳データが更新される。売
り手側処理装置は、請求データの送付時、固有情報に基
づいて請求データと、これに対応する仕訳データとを検
索し、検索された請求データと仕訳データとを買い手側
処理装置に送付する。買い手側処理装置は、仕訳データ
に基づいて会計仕訳を行ない、請求に対する支払い等の
会計処理を行なう。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態で
ある請求データ処理システムの構成図である。
【0015】本発明に係る請求データ処理システムは、
所定のサービスを提供する売り手の売り手側処理装置1
00と、仕訳データの登録・更新を仲介する情報提供サ
ーバ200と、サービスを購入する買い手の買い手側処
理装置300と、が通信手段(図示せず)を介してネッ
トワーク400に接続している。
【0016】売り手側処理装置100は、買い手が会計
処理で用いる仕訳データを記憶する仕訳データファイル
記憶手段110、買い手に対する請求データを記憶する
請求データ記憶手段120、請求データ送付処理を行な
う請求データ送付手段130、仕訳データファイル記憶
手段110に記憶された仕訳データの登録・更新を処理
する仕訳データ処理手段140、及び会計処理を行なう
会計処理手段150とから構成される。
【0017】仕訳データファイル記憶手段110は、買
い手が会計処理時に用いる仕訳データを、売り手が提供
するサービスを識別する固有情報と関連付けて記憶して
いる。仕訳データは、買い手側処理装置300の会計処
理手段320が会計処理を行なう際に必要となる任意の
情報で、勘定科目コードや費用負担コード等の会計仕訳
に必要な情報である。仕訳データの項目及びその内容
は、買い手側処理装置300の都合により任意に設定す
ることができる。また、固有情報は、売り手が買い手に
請求するサービスを識別する情報で、例えば、取引先コ
ード、契約番号、発注番号、電話番号等の情報である。
仕訳データファイル記憶手段110に記憶された仕訳デ
ータは、固有情報に関連付けて記憶されているため、固
有情報に基づき検索することができる。仕訳データファ
イル記憶手段110に記憶された仕訳データの登録・更
新は、仕訳データ処理手段140が管理する。
【0018】請求データ記憶手段120は、売り手が買
い手に請求する請求データに関する情報を固有情報と関
連付けて記憶している。請求データは、請求データ送付
リスト等に従って、定期的、あるいは必要に応じて買い
手に送付される。
【0019】請求データ送付手段130は、定期的、あ
るいは、必要に応じて、買い手に対して請求データと、
請求データに対応する仕訳データとを送付する。請求デ
ータと仕訳データとは、固有情報によって関連付けられ
ており、固有情報に基づいて、請求データに対応する仕
訳データを、仕訳データファイル記憶手段110から検
索して抽出する。抽出された仕訳データファイルは、請
求データに添付して、買い手側処理装置300の会計処
理手段320に送付する。送付は、ネットワーク400
を経由して行なうこともできるし、所定の記録媒体に記
録して送付する等を適宜選択することとし、ここでは限
定しない。
【0020】仕訳データ処理手段140は、ネットワー
ク400を介して情報提供サーバ200の仕訳データ制
御手段210と接続し、仕訳データの登録・更新処理を
行なう。仕訳データ制御手段210からの要求に応じ
て、仕訳データファイル記憶手段110に記憶された仕
訳データをネットワーク400経由で送信する。また、
仕訳データ制御手段210よりネットワーク400経由
で送信される登録・更新された仕訳データ、あるいは、
仕訳データに関する登録・更新情報等を取得し、仕訳デ
ータファイル記憶手段110の仕訳データを更新する。
【0021】会計処理手段150は、請求データ送付手
段130により、請求データと仕訳データとが買い手に
送信された後、これらの情報に基づいて会計処理を行な
う。例えば、請求データの送付後に買い手側の支払いが
あった場合には、請求データと入金データの照合を行な
い、代金回収の会計処理を行なう。また、照合の結果が
エラーであったり、期日まで待っても支払いがなかった
場合には、請求データの再送等の督促処理を行なう。
【0022】情報提供サーバ200は、ネットワーク4
00と接続し、売り手側処理装置100に記憶された仕
訳データを買い手が登録・更新する際の制御を行なう仕
訳データ制御手段210と、仕訳データあるいは仕訳デ
ータの設定情報を記憶する仕訳データ記憶手段220
と、から構成される。
【0023】仕訳データ制御手段210は、ネットワー
ク400を経由して売り手側処理装置100の仕訳デー
タ処理手段140、及び買い手側処理装置300の仕訳
データ登録・更新手段310と接続し、買い手による仕
訳データの登録・更新操作を、売り手側処理装置100
の仕訳データファイル記憶手段110の仕訳データに反
映させる処理を制御する。仕訳データ制御手段210
は、予め、売り手側処理装置100の仕訳データファイ
ル記憶手段110に記憶されている仕訳データをを取得
し、自装置の仕訳データ記憶手段220に記憶してお
く。あるいは、買い手側処理装置300からの要求時に
仕訳データを取得するとしてもよい。買い手側処理装置
300の仕訳データ登録・更新手段310から、固有情
報に基づいて仕訳データが要求された場合、固有情報を
参照して該当する仕訳データを仕訳データ記憶手段22
0あるいは、売り手側処理装置100から抽出し、仕訳
データ登録・更新手段310へ送信する。売り手側処理
装置100に登録された仕訳データがない場合には、例
えば、仕訳データ登録のひな型を用意する。仕訳データ
登録・更新手段310により登録・更新された仕訳デー
タに関する情報をネットワーク400経由で取得し、仕
訳データ処理手段140へ送信する。仕訳データ登録・
更新手段310より受信する仕訳データに関する情報
は、設定された仕訳データ全体であっても、変更があっ
た個所、すなわち変更前との差分情報であっても、ま
た、その他どのような形式であってもよい。また、仕訳
データ制御手段210から仕訳データ処理手段140に
送信する情報も、同様に、設定された仕訳データ全体あ
るいは、差分情報であってもよい。形式は、仕訳データ
のデータフォーマットや、情報提供サーバ200のスル
ープット等、システムの状態により適宜選択される。
【0024】仕訳データ記憶手段220は、仕訳データ
制御手段210に従って、仕訳データ処理手段140経
由で取得した売り手側処理装置100の仕訳データ、あ
るいは、買い手側処理装置300の仕訳データ登録・更
新手段310の設定した仕訳データ及び仕訳データに関
する情報を記憶する記憶装置である。
【0025】買い手側処理装置300は、仕訳データ登
録・更新を行なう仕訳データ登録・更新手段310、会
計処理を行なう会計処理手段320、及び会計処理に関
するデータを記憶する会計処理データファイル記憶手段
330とから構成される。
【0026】仕訳データ登録・更新手段310は、固有
情報に基づいて、ネットワーク400を介して接続する
情報提供サーバ200を介して売り手側処理装置100
の保有する仕訳データ、仕訳データを登録するための設
定データを取得する。必要に応じて、仕訳データの登録
あるいは更新を行ない、設定した仕訳データ、あるい
は、変更した差分情報をネットワーク400経由で仕訳
データ制御手段210へ送信する。
【0027】会計処理手段320は、売り手側処理装置
100の請求データ送付手段130より送付される請求
データとこれに対応する仕訳データを取得し、仕訳デー
タに基づき会計仕訳を行ない、売り手に対して送金する
支払い処理を行なう。
【0028】会計処理データファイル記憶手段330
は、会計処理手段320に従って、会計処理時に発生す
る各種情報を記憶する記憶装置である。ネットワーク4
00は、インターネットやパソコン通信サービス等の公
衆回線を利用する通信網であり、任意の時に買い手側処
理装置300から情報提供サーバ200へのアクセスが
可能である。
【0029】このような構成の請求データ処理システム
の動作について説明する。以下では、ネットワーク40
0は、インターネットであり、情報提供サーバ200
は、Webサーバであるとして説明する。
【0030】まず、売り手側処理装置100への仕訳デ
ータ登録と、その更新について説明する。図2は、本発
明の一実施の形態である請求データ処理システムの仕訳
データ登録手順を示している。図1と同じものには同じ
番号を付し、説明は省略する。
【0031】売り手側処理装置100は、仕訳データフ
ァイル記憶手段110に記憶された仕訳データファイル
を情報提供サーバ200に送信して、仕訳データファイ
ルを提供する(S10)。情報提供サーバ200は、仕
訳データファイルを仕訳データ記憶手段220に記憶し
(S11)、買い手側処理装置300からのアクセスが
あるまで待つ。買い手側処理装置300は、仕訳データ
の登録あるいは更新が必要となった場合、情報提供サー
バ200のWebページにアクセスして、仕訳データを
要求する(S12)。仕訳データ要求時には、買い手が
受けたサービスを識別する固有情報を送信し、必要とす
る仕訳データファイルを指定する。情報提供サーバ20
0は、該当する仕訳データファイルを検索し(S1
3)、検索された仕訳データファイルを買い手側処理装
置300へ送信する。不正アクセスを防止するため、仕
訳データファイルの送信時には、必要に応じて、要求し
た買い手側処理装置300が正規の買い手であることを
認証する処理を行なう。買い手側処理装置300では、
取得した仕訳データファイルに基づいて、仕訳データの
登録あるいは更新を行ない、登録・更新した情報を情報
提供サーバ200へ送信する(S14)。情報提供サー
バ200は、買い手側処理装置300の登録・更新情報
を取得し、仕訳データの登録・更新処理を行なう(S1
5)。生成された登録・更新情報は、売り手側処理装置
100に送信する。売り手側処理装置100は、取得し
た登録・更新情報に基づき、仕訳データファイルを更新
し、仕訳データファイル記憶手段110に記憶する(S
16)。
【0032】このように、買い手は、買い手の会計処理
で用いる仕訳データの登録・更新を必要に応じて、売り
手側処理装置100内に登録することができる。仕訳デ
ータは、請求データとともに送付されるため、予め登録
しておけば、会計処理時に人が仕訳を行なう必要がなく
なり、各部署での支払い依頼処理が必要なくなる。すな
わち、登録した仕訳データに基づいて、買い手側の会計
処理を自動化することができる。さらに、仕訳データ
は、情報提供サーバ200経由でいつでも取得し、更新
することができるため、買い手側に組織変更や会計種目
の変更等が生じた場合も、すぐに対応することができ
る。登録された仕訳データは、一旦登録しておけば、変
更がなければそのままでよく、特に、請求データが、リ
ース会社のリース料や電話会社の電話料の請求等、継続
的かつ多量に請求書が発行される場合に対して大きな効
果が期待できる。
【0033】次に、売り手側処理装置100の請求デー
タ送付と買い手側処理装置300での会計処理について
説明する。図3は、本発明の一実施の形態である請求デ
ータ処理システムの会計処理手順を示している。
【0034】売り手側処理が開始し(S30)、請求デ
ータのリスト等に基づいて、送付する請求データが選択
される。固有情報に基づき、選択された請求データに対
応する仕訳データが検索され(S31)、買い手側処理
装置300に請求データと仕訳データとが送付される
(S32)。買い手側処理装置300は、処理を開始し
(S40)、請求データと仕訳データとを取得する(S
41)。請求データを添付された仕訳データに基づき会
計仕訳を行なうとともに、売り手に送金する等の会計処
理を行ない(S42)、処理を終了する(S43)。請
求データには、勘定科目コードや費用負担コード等の会
計仕訳に必要な仕訳データが添付されているので、会計
仕訳は、買い手側処理装置300が自動で行なうことが
できる。また、送金の許可等は、必要に応じて、管理者
の承認を得てから実行されるようにする。売り手側処理
装置100は、代金を回収すると、請求データと入金の
照合等の会計処理を行ない(S33)、処理を終了する
(S34)。
【0035】売り手側処理装置100から送付される請
求データには、仕訳データが添付されているので、請求
データは、請求データを処理する買い手側処理装置30
0に一括して送付することができる。このため、売り手
にとっては、従来のように、個別に大量の請求書を発行
し、各契約先に個別に送付する必要がなくなり、このよ
うな処理に要した工数及び費用を削減することができ
る。さらに、代金回収の会計処理も、請求データ及び必
要に応じて仕訳データを用いて、売り手側処理装置10
0が自動的に行なうことができるので、入金と請求書の
照合の作業が必要なくなるという効果も生じる。一方、
買い手にとっては、請求データに添付された仕訳データ
を用いて会計仕訳を自動的に行なうことができるため、
各部署で行なっていた支払い依頼処理が不要となり、さ
らに、経理での会計仕訳も不要となるため、工数を大幅
に削減することができるという効果がある。
【0036】上記の説明では、ネットワーク400にあ
る情報提供サーバ200を経由して、買い手側処理装置
300の仕訳データ登録・更新操作を売り手側処理装置
の仕訳データファイル記憶手段110に記憶された仕訳
データに反映するとしたが、売り手側処理装置100が
仕訳データ制御手段210を有し、ネットワーク400
経由で買い手側処理装置300と直接通信することもで
きる。
【0037】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、請求データ処
理システムを構成する各装置が有すべき機能の処理内容
は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
たプログラムに記述しておく。そして、このプログラム
をコンピュータで実行することにより、上記処理がコン
ピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能な
記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等があ
る。市場に流通させる場合には、CD−ROM(Compact
Disc Read Only Memory)やフロッピー(登録商標)デ
ィスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通
させたり、ネットワークを介して接続されたコンピュー
タの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通じて他
のコンピュータに転送することもできる。コンピュータ
で実行する際には、コンピュータ内のハードディスク装
置等にプログラムを格納しておき、メインメモリにロー
ドして実行する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、売り手
側処理装置は、請求データとともに、買い手での会計処
理に用いる仕訳データを記憶しておく。この仕訳データ
は、必要に応じて、情報提供サーバを介して買い手側処
理装置に提供され、随時登録・更新される。買い手側処
理装置での登録・更新は、売り手側処理装置へ送られ、
売り手側装置内に記憶された仕訳データに反映される。
売り手側処理装置は、請求データ送付時、請求データに
仕訳データを付加して買い手に送付する。買い手側処理
装置は、仕訳データに基づき会計仕訳をして、請求の支
払い等の会計処理を行なう。
【0039】このように、売り手から買い手に対して、
請求データとともに会計仕訳に用いる仕訳データが送付
されるため、買い手は添付された仕訳データに基づいて
会計処理を自動化することができる。
【0040】また、本発明の請求データ処理方法では、
売り手側処理装置は、売り手が買い手に請求するサービ
スを識別する固有情報に基づいて、請求データと仕訳デ
ータとを記憶している。買い手側処理装置は、必要に応
じてネットワークを介してこの仕訳データを取得し、登
録及び更新を行なう。売り手側処理装置は、ネットワー
クを介して仕訳データの登録・更新に関する情報を取得
し、装置内の仕訳データを更新する。売り手側処理装置
は、請求データ送付時、請求データと対応する仕訳デー
タとを買い手側処理装置に送付する。買い手側処理装置
は、仕訳データに基づいて会計仕訳を行ない、請求に対
する支払い等の会計処理を行なう。
【0041】このように、売り手から買い手に対して、
請求データとともに会計仕訳に用いる仕訳データが送付
されるため、買い手は添付された仕訳データに基づいて
会計処理を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である請求データ処理シ
ステムの構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である請求データ処理シ
ステムの仕訳データ登録手順を示している。
【図3】本発明の一実施の形態である請求データ処理シ
ステムの会計処理手順を示している。
【図4】サービスの売り手側と買い手側とで行なう会計
処理手順のフローチャートである。
【符号の説明】
100…売り手側処理装置、110…仕訳データファイ
ル記憶手段、120…請求データ記憶手段、130…請
求データ送付手段、140…仕訳データ処理手段、15
0…会計処理手段、200…情報提供サーバ、210…
仕訳データ制御手段、220…仕訳データ記憶手段、3
00…買い手側処理装置、310…仕訳データ登録・更
新手段、320…会計処理手段、330…会計処理デー
タファイル記憶手段、400…ネットワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のサービスを提供する売り手が前記
    サービスの買い手に対して発行する請求データを処理す
    る請求データ処理システムにおいて、 前記買い手が会計処理時に用いる仕訳データを前記売り
    手が買い手に請求するサービスを識別する固有情報に基
    づいて記憶する仕訳データファイル記憶手段と、前記買
    い手に対する請求データを前記固有情報に基づいて記憶
    する請求データ記憶手段と、ネットワークを介して接続
    する情報提供サーバに前記固有情報に基づく所定の買い
    手の仕訳データを提供するとともに、前記情報提供サー
    バから前記所定の買い手の仕訳データの登録あるいは更
    新に関する情報を取得して前記仕訳データファイル記憶
    手段の仕訳データを更新する仕訳データ処理手段と、前
    記固有情報に基づいて前記請求データを送付する買い手
    に関する前記仕訳データを検索し、前記請求データに前
    記検索された仕訳データを付加して送付する請求データ
    送付手段と、を備えた売り手側処理装置と、 前記売り手側処理装置及び前記買い手の買い手側処理装
    置とネットワークを介して接続して前記固有情報に基づ
    く所定の買い手の仕訳データを前記買い手側処理装置に
    提供するとともに前記買い手側処理装置の行なう仕訳デ
    ータの登録あるいは更新に関する情報を生成し前記売り
    手側処理装置に送信する仕訳データ制御手段を備えた情
    報提供サーバと、 前記ネットワークを介して接続する情報提供サーバから
    前記固有情報に基づいて所定の仕訳データを取得すると
    ともにその登録及び更新を行ない、登録あるいは更新に
    関する情報を前記情報提供サーバに送信する仕訳データ
    登録・更新手段と、前記売り手側処理装置から送付され
    た請求データと仕訳データに基づき会計処理を行なう会
    計処理手段と、を備えた買い手側処理装置と、 を有することを特徴とする請求データ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークはインターネットであ
    り、前記情報提供サーバは、Webサイト上で前記仕訳
    データの登録と更新に関するWebページを公開するW
    ebサーバであることを特徴とする請求項1記載の請求
    データ処理システム。
  3. 【請求項3】 前記仕訳データファイル記憶手段に記憶
    された仕訳データは、勘定項目や費用負担コードを含む
    前記買い手側処理装置の会計処理手段で使用する会計仕
    訳に必要な情報であって、前記仕訳データの項目及び内
    容は前記買い手側処理装置が任意に設定することを特徴
    とする請求項1記載の請求データ処理システム。
  4. 【請求項4】 所定のサービスを提供する売り手が前記
    サービスの買い手に対して発行する請求データを処理す
    る請求データ処理方法において、 前記売り手の売り手側処理装置が、前記売り手が買い手
    に請求するサービスを識別する固有情報に基づいて前記
    買い手に対する請求データと前記買い手が会計処理時に
    用いる仕訳データを記憶し、 前記買い手の買い手側処理装置は、必要に応じてネット
    ワークを介して前記売り手側処理装置の保有する前記仕
    訳データを取得して登録及び更新を行ない、 前記買い手側処理装置により登録・更新された仕訳デー
    タに関する情報はネットワークを介して前記売り手側処
    理装置に送信され、 前記売り手側処理装置は、前記登録・更新された仕訳デ
    ータに関する情報に基づいて前記装置内に保有する仕訳
    データを更新し、 前記売り手側処理装置は、請求データ送信時、前記固有
    情報に基づいて請求データと仕訳データとを抽出し、前
    記買い手側処理装置に対して前記抽出した請求データと
    仕訳データとを送付し、 前記買い手側処理装置は、前記請求データと仕訳データ
    とを取得し、前記仕訳データに基づき会計仕訳を行なう
    とともに請求に対する支払いを含む会計処理を行なう手
    順を有することを特徴とする請求データ処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016170776A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 株式会社オービック 業務管理装置、業務管理方法、及び、業務管理プログラム

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