JP3820000B2 - 道路標識柱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車道のセンターライン、分離帯の端、車線変更線の端等の路面に植設されて、該位置であることを表示する道路標識柱に関し、詳しくは、路面から立ち上がっている標識柱の本体部分を半透明性のゴム状弾性体で形成して可撓性を持たせ、本体の下部に穿設された光貫通孔に隣接して照明装置を設け、夜間の視認性をよくした道路標識柱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車道のセンターライン、分離帯の端、車線変更線の端等の路面に植設して、該位置であることを表示する道路標識柱として、アルミ、鋼鉄等の金属製の有底円筒形状のものが用いられていた。運転を誤って自動車が金属製道路標識柱に衝突した場合、道路標識柱が折れ曲がったり、折損するのみならず、自動車も損傷することがあった。上記損傷問題を解決するために、道路標識柱の柱部分(以下、柱部分を本体と言う)を弾性体で形成するとともに、本体上部に設けたソーラー電池と本体の台座に設けた蓄電池を電源にして周期的に点滅する発光装置を上部に設けることによって、自動車が衝突した場合、本体を湾曲するように弾性変形させて衝撃を緩和し、道路標識柱及び自動車の損傷を軽減するとともに、夜間でも遠くから視認できる方法が提案された(特開平6−280222)。しかし、この方法は、本体の損傷は免れるが、本体が変形するので発光装置を点滅させる本体内部に設けられた点滅装置、明るさ感知スイッチ及びそれらを結ぶ電気回路の全て又はいずれか一つが損傷し、衝突される毎に修理を必要とする問題点が残されていた。そこで、発明者は、本体を半透明性のゴム状弾性体で形成し、発光装置及びソーラ電池を本体の台座に設ける方法を提案した(特開平8−239812)。このような構成にすることにより、本体が半透明性弾性体で形成されているので、夜間、点灯された発光装置の光が本体を透過して本体全体が発光して視認性がよくなり、自動車が衝突して本体が変形しても、本体内に発光装置及びそれに関わる装置を配置していないので、これらが損傷することがなくなり、特開平6−280222が有する問題点が解決された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平8−239812が提案する方法の道路標識柱は、半透明性の本体内部に照射された光が半透明性の本体を透過して本体が発光しているように見えることによって、夜間の視認性を高めたものである。従って本体の発光は半透明体を透過して光度が低下した光による間接発光であるので、周囲が明るいときは視認性が低下し、また、長期間使用されている間に塵埃等が本体に付着して光透過性が低下し、夜間の視認性が低下する難点を有することが判明した。
【0004】
本発明は、上記の方法の自動車衝突時に破損しにくい利点を保持して、明るい場所に設置しても視認性が優れ、長期に亘って優れた夜間の視認性を維持しうる道路標識柱を提供することを目的にしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
自動車が衝突したとき、変形しにくい本体の下部に光通過孔を多数設け、光通過孔に隣接して光源を配置し、直接光源が見えるようにすれば、光源の光度が低くても視認性がよくなり、塵埃付着による照度低下の問題が解消される。
すなわち、本発明は、車道のセンターライン、分離帯、車線変更線等の位置に埋設されたアンカーに上端が閉じられた筒形状の本体を台座を介して植設されて、該位置であることを表示する道路標識柱において、台座4に立設された本体2が、半透明性のゴム状弾性体で形成され、下部に多数個の光通過孔6を有し、本体2の軸線に対し垂直方向に離れた位置から光通過孔6を通して見通せる本体内部の位置に照射光ランプ8が設けられた道路標識柱である。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の1実施形態に関わる道路標識柱を路面に植設した状態における左半分の断面と右半分の正面を表す図である。符号1は標識柱、2は、上端が閉じられ、下部3が下端に向かって径を漸増する筒状の形状を有し、半透明性のゴム状弾性体で形成された道路標識柱(以下、道路標識柱を標識柱と言う)の本体である。本体2は、下端が台座4と押さえリング5で挟持されて台座3の上面に立設されている。本体2の下部3に4〜8個の光通過孔6が明けられ、本体の軸線に対し垂直方向に10m以上離れた遠方から光通過孔6を通して見通せる本体内部の位置に照射光ランプ8が配置されている。光通過孔6の穿設位置は押さえリング5上面から10〜30mm高い位置がにされ、大きさは10〜12mmの直径にされ、光沢表面を持つ鳩目7が装着されている。照射光ランプ78は、本体2の内部で着脱自在で回転不能に台座4に載置された高靭性、高硬度の透明体でなる照射光ランプ固定台9に穿設された照射光ランプ挿入孔10に内蔵されて固定され、外界の明るさに応じて照射光ランプを点灯または消灯させるスイッチ装置(図示せず)を介して電源に電気的に接続されている。
【0007】
台座3に本体2を立設してなる上記標識柱1の路面への植設は、上が開口して路面に埋設された箱形状のアンカー11に台座4を蓋をするように載置し、台座4から回転自由に突き出たボルト12をアンカー11の底に螺着して行われる。植設された標識柱の本体1の表面にガラスビーズなどの反射性材料を固着した反射帯13の1本又は複数本が巻き付けられる。
【0008】
上記の本体2を形成する材料としては、ゴム状弾性を有し、半透明性であれば特に限定されないが、高強度で透明性が比較的よく、加工が容易であるポリウレタンエラストマーが好適である。照射光ランプとしては、輝度が高いものであれば特に限定されないが、高精度タイプの発光ダイオードが、輝度が高く、光の集束がよく、寿命が長く、保守が容易であるので好適である。照射光ランプ固定台を形成する材料としては、透明性がよく、靭性が大きく、硬度が高いものであれば特に限定されないが、高硬度のウレタンゴムが上記条件を満たすので好適である。
【0009】
照射光ランプの電源としては、電力会社が供給する通常の外部電源又は内蔵するソーラー電池と蓄電池でなる内部電源のいずれも使用することができる。外部電源を使用する標識柱設置の場合は、周囲の明るさを感知して暗くなれば、照射光ランプに通じる回路に電源を接続し、明るくなれば遮断するスイッチ装置(図示せず)がアンカー11の内部に設けられる。内部電源を使用する標識柱設置の場合は、押さえリング5の外面に設けたソーラー電池14とアンカー11の内部に設けた蓄電池15で電源を構成し、周囲が暗くなってソーラー電池14の出力が低下すれば、照射光ランプに通じる回路に電源を接続するスイッチ装置(図示せず)がアンカー11の内部に設けられる。運転手に他の発光体から標識柱を素早く識別させることによって視認性を高めるために、照射光ランプを1乃至数秒間隔で断続的に点滅させる必要がある場合は、ランプ断続点滅装置(図示せず)がスイッチ装置と照射光ランプを繋ぐ電気回路の途中に挿入されてアンカー11の内部に配置される。
【0010】
つぎに本実施形態の作用について説明する。本体がゴム状弾性体で形成されていることにより、自動車が衝突したとき、本体が湾曲するように弾性変形して自動車の運動エネルギーを吸収し、衝撃を緩和するので、本体の折損、自動車の損傷が免れ、自動車が後退すれば弾性変形した本体は元の形状に復帰する。本体の下部は、下端に向かって径が漸増し、内側に配置した靭性が大きく、高硬度の透明体で形成された照射光ランプ固定台で補強されているので変形しにくくなっている。従って、台座に載置された照射光ランプ固定台に穿設された照射光ランプ挿入孔に内蔵された照射光ランプは、本体が変形しても変形の影響を受けず、照射光ランプ固定台が台座に固定されずに載置されているので、衝突の衝撃が直接照射光ランプに伝わらないため損傷しにくい。照射光ランプから発っせられた光は、光通過孔に装着された鳩目の光束安定作用を伴って光通過孔を通過し、遮るものなく直接に感知されるので、周囲が照明等で明るくなっている場所であっても光量の少ない照射光ランプの照射が視認可能となり、塵埃等が本体に付着しても視認性が低下しない。その結果、従来方法より照射光ランプの数又は容量を小さくすることができ、内部電源を用いた場合、ソーラー電池の出力を従来方法より小さくすることができ、製造コストが低減する。照射光ランプ固定台が透明体で形成されているので、照射光ランプから発っせられて光通過孔から照射されなかった光は照射光ランプ固定台を透過して半透明性の本体内部を照明し、照明が本体外部に漏れてあたかも発光しているかのように見え、補助的に視認性を向上させる。本体の照明による発光は補助的であり、多少の光度低下は容認できるので、本体を着色する色調に制約を受けず、商品設計の自由度が増大する。
【0011】
【発明の効果】
本発明の道路標識柱の本体が半透明性ゴム状弾性体で形成されたことにより、道路標識柱に自動車が誤って衝突したとき、本体が湾曲するように弾性変形して衝撃を緩和し、道路標識柱及び自動車の損傷が免れる。また、本体下部に設けられ、夜間点灯された照射光ランプの光が半透明性の本体を透過して本体が明るく見え、夜間の視認性が向上する。
本体の下部に多数個設けた光通過孔を通して遠くから見通せる本体内部の位置に照射光ランプが設けられたことにより、直接光源が見えるようになって感知光度が高くなり、塵埃等付着による視認性低下がなくなり、照射光ランプの数又は容量を減少することができる。
照射光ランプを照射光ランプ固定台に内蔵して、自動車衝突時変形しにくい本体の下部に配置されたことにより、自動車が衝突した衝撃による照射光ランプの損傷がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に関わる道路標識柱を路面に植設した状態における左半分断面と右半分正面を表す図である。
【符号の説明】
1 道路標識柱
2 本体
3 下部
4 台座
6 光通過孔
7 鳩目
8 照射光ランプ
9 照射光ランプ固定台
10 照射光ランプ挿入孔
14 ソーラー電池
15 蓄電池

Claims (2)

  1. 車道のセンターライン、分離帯、車線変更線等の位置に埋設されたアンカーに、台座を介して上端が閉じられた筒形状の本体を植設した、道路標識柱において、台座4に立設された本体2が半透明性のゴム状弾性体で形成され、下部に多数個の光通過孔6を有し、更に本体の軸線に対し垂直方向に離れた位置から光通過孔を通して見通せる本体内部の位置に、照射光ランプ8が設けられたことを特徴とする道路標識柱。
  2. 照射光ランプ8が、透明性高硬度のウレタンゴムでなる照射光ランプ固定台9に光通過孔6を指向して穿設された照射光ランプ挿入孔10に内蔵固定されている請求項1記載の道路標識柱。
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