JP3819794B2 - 水処理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子線あるいはX線による汚水等の殺菌・滅菌処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子線を用いて汚水を処理するために、電子加速器、電子線照射部、汚水輸送路からなる装置を使用して、該輸送路を流れる水量を一定に保ちながら、その上部から電子線を照射し、滅菌処理を行なっている。この装置は、たとえば特開平10−165949号公報に開示されている。発生した放射線の一部は建屋の壁に吸収されるため、建屋の壁を分厚くするなどして放射線を遮蔽する特殊な構造でなければならず、コストが高くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記課題を解決するものであり、建屋コストの低減を図り、さらには、発生する放射線の全てを汚水の殺菌処理に使用することのできる高効率の水処理システムを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の水処理システムは、電子の通路であると共にX線の発生源であるビーム輸送系と、スキャン装置と、スキャンホーンと、電子線の照射対象であると共にX線の発生源である被処理水を内蔵する照射部容器とを囲むように被処理水を遮蔽材とする遮蔽手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0005】
本発明の第2の水処理システムは、第1の水処理システムにおいて、水処理システムの外側での放射線漏れ線量が法定許容値以下である水処理システム(装置)である。
【0006】
本発明の第3の水処理システムは、第1の水処理システムにおいて、前記通路の側面のみに前記遮蔽手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0007】
本発明の第4の水処理システムは、第1、2または3の水処理システムにおいて、開閉可能な放射線遮蔽手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0008】
本発明の第5の水処理システムは、第1、2、3または4の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段の内側にオゾン処理手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0009】
本発明の第6の水処理システムは、第1、2、3または4の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段が吸気孔および排気孔を有し、遮蔽手段の外側にオゾン処理手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0010】
本発明の第7の水処理システムは、第6の水処理システムにおいて、孔が斜めに開いている水処理システム(装置)である。
【0011】
本発明の第8の水処理システムは、第6または7の水処理システムにおいて、さらに送風手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0012】
本発明の第9の水処理システムは、第1、2、3、4、5、6、7または8の水処理システムにおいて、さらにオゾンを含んだ気体の送風攪拌手段を備えた水処理システム(装置)である。
【0013】
本発明の第10の水処理システムは、第1、2、3、4、5、6、7、8または9の水処理システムにおいて、遮蔽手段の上部に被処理水入口を備え、下部に被処理水取出し口を備えるか、または前記遮蔽手段の下部に被処理水入口を備え、上部に被処理水取出し口を備えた水処理システム(装置)である。
【0014】
本発明の第11の水処理システムは、第1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段に入った被処理水が放射線発生部の周囲を循環あるいは螺旋軌道を描きながら取出し口へ導かれる水処理システムである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1は本発明の一実施形態を表わす断面図であり、1は電子を必要なエネルギーまで加速する加速器であり、2は加速器で加速され取り出された電子線を導く電子ビーム輸送系、3は電子線を走査するスキャン装置、4はスキャンホーン、5は被処理水が照射される照射部容器、6は汚水などの被処理水を輸送する汚水輸送パイプ、7は全面遮蔽容器、9は加速器から発生する放射線を遮蔽する自己遮蔽材、10は通常の建屋の壁である建屋壁、11は地面、12は汚水の流れを表わす矢印である。図2は、図1で示された装置のA−A方向の断面図である。また、図3は全面遮蔽容器7の直方体形状の概略鳥瞰図、図4は全面遮蔽容器7の円筒形状の概略鳥瞰図である。
【0016】
加速され取り出された電子線は、ビーム輸送系2で必要な断面形状にされる。図には記載していないが、ビーム輸送系2は通常複数の四極電磁石が配置され、電子線の断面形状が調整される。電子線はスキャン装置3で偏向され図2のスキャンホーンの形状のように時間的に広げられる。スキャン装置3は、たとえば時間的に磁場強度が変わる電磁石で、繰り返し周波数は数十Hzから数十kHzである。これは被照射物の流れる速度よりも充分早い値に選ばれ、被照射物に均一に照射できるようにする。磁場の時間波形は、正弦波が電源を容易にできるが、均一照射のためには、磁場強度が直線的に変化する方がよい。電子線のスキャン方向に対して垂直方向の幅は、ビーム輸送系2の設計によるが、通常は数cmである。この電子線照射により汚水中の菌は法定許容値以下に減る。
【0017】
X線照射の場合は、スキャンホーン4の出口にタングステン等の熱に強い重金属が配置される。電子がそこに当たると、制動X線を発生し、そのX線を被照射体に照射する。電子線からX線への変換効率が低い問題があり、電子線強度を増やすか加速器台数を増やす必要があるが、X線は電子線に比べて被照射体への侵入の深さが深く、より濃度の高い汚水等に適している。
【0018】
汚水などの被処理水は汚水輸送パイプ6によって全面遮蔽容器7まで運ばれてくる。全面遮蔽容器7は、電子の通路および電子線あるいはX線照射部を囲む構造であり、図3および図4に概略鳥瞰図を示す。容器の材質はたとえばステンレスやアルミニウムなどが考えられる。放射線は電子が物質に衝突することにより発生するが、最も発生する部分は照射部容器5付近であり、つぎに多い場所が加速器1である。また、ビーム輸送系2やスキャン装置3、スキャンホーン4でも発生するため、これらを囲むような形状に全面遮蔽容器7は作られる。図3は直方体形状の例であり、図4は円筒形状の例である。これらは一体物として描いているが、構造的に限定するものではない。13はビーム輸送系2をとおすための貫通穴である。全面遮蔽容器7の汚水は汚水取り出し口14から照射部容器に入り照射される。照射部容器出口側の排水容器は排水路スペース15に設置され、殺菌された汚水は外側に取り出される。図4では省略している。
【0019】
全面遮蔽容器7が被処理水で満たされると、加速器1が運転を始め、電子線あるいはX線が照射され出す。このために、たとえば排水側の汚水輸送パイプ6あるいは全面遮蔽容器7と照射部容器5のあいだにバルブを設ける。
【0020】
照射処理終了方法については、たとえば汚水を止めて放流しても問題ない水を全面遮蔽容器7に送り込み、汚水が排出した時点で加速器1の運転を止めればよい。また、処理水の量に比べて全面照射容器内の汚水の量が充分に小さい値であれば、そのまま殺菌せずに運転を終了しても問題ない。なお、運転中でない場合は、全面遮蔽容器7は、水または汚水により満たされているか、法令上問題なければ空の状態でもよい。
【0021】
図5は全面遮蔽容器の出入り口扉を示したものである。出入り口遮蔽扉17は、ステンレス等でできた直方体形状の容器であり、中に水等が蓄えられている。これは、レール18の上に載せられており、電動あるいは手動でレール18の上を移動する。図6は、全面遮蔽容器7と出入り口遮蔽扉17の隙間から放射線が漏れることを防ぐ方式であり、出入り口遮蔽扉17の断面形状を平行四辺形的にして斜め方向に移動させるようにしたものである。これらは、放射線遮蔽構造の建屋において、よく用いられている方法である。
【0022】
出入り口遮蔽扉17は、放射線遮蔽材であればコンクリートでも鉄でも何でもよく、比重が大きい材質ほど扉の厚みを薄くできる。鉄や鉛を使えば、このようにレール上を移動する方式でなく、通常の開閉扉方式が可能になる場合もある。扉の開閉方向を矢印19で示す。
【0023】
全面遮蔽容器7の厚さは、その外側で放射線が法定許容値以下となるように設計される。本方式の特長は、電子線あるいはX線が照射部容器内で殺菌するだけでなく、先に述べたさまざまな個所で発生する放射線(主にX線やγ線)が全面遮蔽容器内で殺菌作用をすることであり、放射線遮蔽が殺菌容器も兼ねていることである。電子線および発生する放射線がすべて殺菌作用するため、極めて効率の高いシステムである。
【0024】
全面遮蔽容器内7での殺菌作用を効果的にするためには、汚水が全面遮蔽容器7に入ってから出るまでの時間をできるだけ長くすることである。そのためには、放射線発生部の周り、すなわち遮蔽容器内部を回りながら出口に向かうようにする。図3に汚水入り口16を示すが、汚水取り出し口14に対して同図の位置にあれば、汚水は螺旋軌道を描きながら汚水取り出し口14に導かれる。もちろん、この方式ではほとんど汚水の移動がない領域が生じるが、その部分の汚水は、最後に取り出されるときには菌数は極めて少なくなっている。また、図5、図6のように扉を付けた例では、流路は短くなり殺菌効果は低減する。これに対して、出入り口遮蔽扉17をなくして、図3、図4のような構造で、全面遮蔽容器内側には地下から出入りする構造とすると、殺菌効果は高くなる。
【0025】
実施の形態2
なお、前記実施例では上面も覆ったが、図7、図8に示すように上面は除いた側面だけでも同様の効果が得られる。この場合、側面遮蔽容器8は全面遮蔽容器7に比べて製作が容易になる効果が得られる。しかし、上面に抜ける放射線を遮蔽するために、加速器1の自己遮蔽材9の厚みを厚くする必要がある。
【0026】
実施の形態3
図9は、加速器1に自己遮蔽材9を用いない方式で、建屋の壁を放射線遮蔽材とする実施例である。通常、建屋遮蔽材20は厚いコンクリートである。この場合、加速器1へのアクセスが容易になり、保守管理が容易になる効果が得られる。
【0027】
実施の形態4
図10は、加速器1を含めたすべての電子線あるいは電子線とx線の通路を被処理水遮蔽容器である完全遮蔽容器21で覆った構造の例である。この方式では、放射線発生部の建屋を被処理水遮蔽容器で兼ねられるため、建屋コストを著しく低減できる効果が得られる。
【0028】
汚水輸送パイプ6で運ばれてきた汚水は完全遮蔽容器21の上部から入れられ、一旦下側に落ちて引き上げパイプ22をとおって外部に取り出され、照射部容器5で照射されて所定の場所に輸送される。この方式により、完全遮蔽容器21内側で発生する放射線による殺菌を効果的にできる。また、汚水の完全遮蔽容器21への入り口と引き上げパイプ22の位置関係は、入った汚水が完全遮蔽容器21内でできるだけ長い流路を形成するように選ばれ、図10の例に限定されるものではない。
【0029】
実施の形態5
電子が空中をとおるとオゾンが発生する。このオゾンは金属を腐食させる。図11は発生オゾンをオゾン処理装置23で処理して装置の腐食を防ぐ実施例である。
【0030】
実施の形態6
図12はオゾン処理装置23を全面遮蔽容器の外側に配置した実施例である。全面遮蔽容器には排気孔26、吸気孔27が開けられており、オゾンは照射部容器付近で主に発生するため、その付近に排気孔26は設けられる。また、これらの孔は斜めに開けられ、放射線の漏洩を小さくする。また、とくに排気孔表面はオゾンによる腐食防止のために樹脂等でコーティングを行なう。ファン25で排気孔から排出されたオゾンは排気ダクト24をとおってオゾン処理装置23に送られる。排気孔26と吸気孔27の開け方の一例を図13に示す。このときの気体の流れを矢印28で示す。
【0031】
この実施例では、オゾン処理装置を外側に配置できるため、オゾン処理装置に制約がなくなるため、最適なオゾン処理装置が選択できる。また、全面遮蔽容器の内側を最少にできるため、全面遮蔽用器を最少にできる効果が得られる。
【0032】
もちろん、図11と図12の全面遮蔽容器は、側面遮蔽容器でも同様の効果が得られる。
【0033】
実施の形態7
図14は、発生オゾンを殺菌にも使う実施例である。オゾンは殺菌作用があるため、放射線でなくオゾンを使った汚水処理装置が提案されるくらいである。照射部容器5付近で発生したオゾンを送風攪拌器29で全面遮蔽容器内の汚水に溶け込ませ殺菌する。これにより、より効果的な殺菌が可能となる。一方、汚水の酸素濃度が高いほど電子線あるいはX線による殺菌効果は高くなるが、送風攪拌器により空気も送り込まれるため汚水の酸素濃度が高くなり、殺菌効果が上げられる効果も得られる。送り込まれた空気の多くは、上に抜けてゆき、空気抜き30をとおって排出される。
【0034】
もちろん本方式は、全面遮蔽容器だけでなく側面遮蔽容器の方式に対しても同様の効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】
本発明の第1の水処理システムによれば、電子線または/およびX線の通路の周囲に被処理水を遮蔽材とする遮蔽手段を備えたので、建屋の放射線遮蔽構造体としての機能を軽減でき、建屋のコスト減が図れる。
【0036】
本発明の第2の水処理システムによれば、第1の水処理システムにおいて、水処理システムの外側での放射線漏れ線量が法定許容値以下であるので、建屋は放射線遮蔽構造とする必要がまったくなく、安価となる。
【0037】
本発明の第3の水処理システムによれば、第1の水処理システムにおいて、前記通路の側面のみに前記遮蔽手段を備えたので、被処理水貯蔵タンクの製作が容易となる。また、内部へ入る構造も簡単になる。
【0038】
本発明の第4の水処理システムによれば、第1、2または3の水処理システムにおいて、開閉可能な放射線遮蔽手段を備えたので、放射線遮蔽を兼ねた扉の構造が簡単になる。
【0039】
本発明の第5の水処理システムによれば、第1、2、3または4の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段の内側にオゾン処理手段を備えたので、遮蔽容器内側の金属の腐食を防止する。
【0040】
本発明の第6の水処理システムによれば、第1、2、3または4の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段が吸気孔および排気孔を有し、遮蔽手段の外側にオゾン処理手段を備えたので、遮蔽容器内側の金属の腐食を防止するとともに、遮蔽容器を小さくできる。
【0041】
本発明の第7の水処理システムによれば、第6の水処理システムにおいて、孔が斜めに開いているので、放射線の漏洩を防止できる。
【0042】
本発明の第8の水処理システムによれば、第6または7の水処理システムにおいて、さらに送風手段を備えたので、発生するオゾンを効果的に排出できる。
【0043】
本発明の第9の水処理システムによれば、第1、2、3、4、5、6、7または8の水処理システムにおいて、さらにオゾンを含んだ気体の送風攪拌手段を備えたので、発生するオゾンを被処理水の殺菌に利用でき、殺菌効果が上がる。
【0044】
本発明の第10の水処理システムによれば、第1、2、3、4、5、6、7、8または9の水処理システムにおいて、遮蔽手段の上部に被処理水入口を備え、下部に被処理水取出し口を備えるか、または前記遮蔽手段の下部に被処理水入口を備え、上部に被処理水取出し口を備えたので、遮蔽手段内側で発生するすべての放射線(主にX線とγ線)を殺菌に使え、殺菌効果が上がる。
【0045】
本発明の第11の水処理システムによれば、第1、2、3、4、5、6、7、8、9または10の水処理システムにおいて、前記遮蔽手段に入った被処理水が放射線発生部の周囲を循環あるいは螺旋軌道を描きながら取出し口へ導かれるので、、放射線に当たる時間が長くなり、殺菌効果が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を表わす図である。
【図2】 図1のA−A断面図である。
【図3】 本発明で使用する直方体形状の全面遮蔽容器の概略鳥瞰図である。
【図4】 本発明で使用する円筒形状の全面遮蔽容器の概略鳥瞰図である。
【図5】 本発明で使用する出入り口扉を有する全面遮蔽容器の概略鳥瞰図である。
【図6】 本発明で使用する出入り口扉を有する他の全面遮蔽容器の概略鳥瞰図である。
【図7】 本発明の一実施形態を表わす図である。
【図8】 図7のB−B断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態を表わす図である。
【図10】 本発明の一実施形態を表わす図である。
【図11】 オゾン処理装置を備えた本発明の一実施形態を表わす図である。
【図12】 オゾン処理装置を備えた本発明の他の一実施形態を表わす図である。
【図13】 本発明で使用する排気孔26と吸気孔27の開け方の一例を表す図である。
【図14】 送風攪拌器を備えた本発明の他の一実施形態を表わす図である。
【符号の説明】
1 加速器、2 ビーム輸送系、3 スキャン装置、4 スキャンホーン、5照射部容器、6 汚水輸送パイプ、7 全面遮蔽容器、8 側面遮蔽容器、9自己遮蔽材、10 建屋壁、11 地面、12 汚水の流れ、13 貫通穴、14 汚水取り出し口、15 排水路スペース、16 汚水入口、17 出入り口遮蔽扉、18 レール、19 扉開閉方向、20 建屋遮蔽材、21 完全遮蔽容器、22 引き上げパイプ、23 オゾン処理装置、24 排気ダクト、
25 ファン、26 排気孔、27 吸気孔、28 気体の流れ、29 送風攪拌器、30 空気抜き。

Claims (11)

  1. 被処理水に電子線またはX線を照射する水処理システムにおいて、
    電子の通路であると共にX線の発生源であるビーム輸送系と、スキャン装置と、スキャンホーンと、電子線の照射対象であると共にX線の発生源である被処理水を内蔵する照射部容器とを囲むように被処理水を遮蔽材とする遮蔽手段を備えた水処理システム。
  2. 水処理システムの外側での放射線漏れ線量が法定許容値以下である請求項1記載の水処理システム。
  3. 前記通路の側面のみに前記遮蔽手段を備えた請求項1記載の水処理システム。
  4. さらに開閉可能な放射線遮蔽手段を備えた請求項1、2または3記載の水処理システム。
  5. さらに前記遮蔽手段の内側にオゾン処理手段を備えた請求項1、2、3または4記載の水処理システム。
  6. さらに前記遮蔽手段が吸気孔および排気孔を有し、遮蔽手段の外側にオゾン処理手段を備えた請求項1、2、3または4記載の水処理システム。
  7. 前記孔が斜めに開いている請求項6記載の水処理システム。
  8. さらに送風手段を備えた請求項6または7記載の水処理システム。
  9. さらにオゾンを含んだ気体の送風攪拌手段を備えた請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の水処理システム。
  10. 前記遮蔽手段の上部に被処理水入口を備え、下部に被処理水取出し口を備えるか、または前記遮蔽手段の下部に被処理水入口を備え、上部に被処理水取出し口を備えた請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9記載の水処理システム。
  11. 前記遮蔽手段に入った被処理水が放射線発生部の周囲を循環あるいは螺旋軌道を描きながら取出し口へ導かれる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9または10記載の水処理システム。
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