JP3819722B2 - 電圧変動補償装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、負荷に供給される電力系統の電圧が瞬時的に低下した際に、それを検出して電圧低下を補償する電圧変動補償装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
雷などにより電力系統の電圧が瞬時的に低下し、工場などの精密機器などが誤作動や一時停止することにより、生産ラインで多大な被害を被ることがある。このような被害を防ぐために、電力系統の瞬時的電圧低下などの電圧変動を監視して、電圧低下を補償する電圧変動補償装置が用いられている。
従来の電圧変動補償装置の概略構成図を図10に示す。図に示すように、送電線1からの電力は、変圧器2により降圧されて、電圧変動補償装置を介して需要家3(負荷)に接続され、電力が供給される。電圧変動補償装置は、直流電源4、インバータ5、平滑フィルタ6および大容量トランス7で構成される。 このような従来の電圧変動補償装置における、系統電圧の瞬時低下時(以下、瞬低時と称す)の電圧補償動作について以下に示す。
図11は、系統電圧の瞬低時の、系統電圧、電圧変動補償回路出力、および需要家3に供給される電圧をそれぞれ示したものである。図に示すように、系統電圧に瞬時的に電圧低下が発生すると、電圧変動を監視している検出部(図示せず)にて電圧低下を検出し、それに基づく給電制御により、電圧変動補償装置では、直流電源4とインバータ5とで交流電圧を発生させて、平滑フィルタ6と大容量のトランス7を介して電力系統に直列に接続することにより、電力系統の電圧低下を補償する。これにより、需要家3には、電圧低下した系統電圧に電圧変動補償装置からの出力電圧が加算されてほぼ正常な電圧で電力が供給される。
【0003】
このように、電圧変動補償装置では系統電圧の電圧低下を検出してそれを補償するものであるが、電圧低下の検出は、予め設定あるいは発生された補償目標となる目標電圧と系統電圧とを比較して低下量を検出し、需要家3にこの目標電圧が供給できるように補償する。
図12は従来の電圧変動補償装置における目標電圧発生部の構成図である。図において、50は同期信号発生器で、系統電圧51に同期した位相同期信号52を出力する。53は正弦波発生器で、位相同期信号52に同期した正弦波を位相同期信号52の入力毎に1サイクル発生し、この発生正弦波が目標電圧54となる。正弦波発生器53では発生する正弦波の周波数と出力振幅は、正常時の系統電圧の公称値に予め設定される。
上記のように構成される目標電圧発生部により発生される目標電圧54は、系統電圧51が低下しても、系統電圧51に同期し、しかも予め設定された正常時の振幅と周波数の正弦波となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電圧変動補償装置は、以上のように構成されているため、補償目標となる目標電圧54は、常に予め設定された周波数f(公称値)の正弦波として正弦波発生器53から発生される。系統電圧51の周波数faが公称値fに等しい場合には、位相同期信号52の周期は正弦波発生器53の出力である目標電圧54の正弦波の周期に等しく、目標電圧54は連続的に得られる。
しかしながら、実際の系統電圧51の周波数faは公称値fを中心として変動しており、特に電圧低下が起こるような異常時には周波数faは大きく変動する。このような場合、位相同期信号52の周期Ta(=1/fa)は、目標電圧54の正弦波の周期T(=1/f)とは異なるものとなる。例えばT<Taの場合、正弦波発生器53が位相同期信号52に同期して1サイクルの正弦波を発振した後、次の位相同期信号52が入力されるまでの(Ta−T)時間は正弦波発生器53の出力電圧は零であり、目標電圧54は1サイクル毎に(Ta−T)時間の休止期間のある不連続な正弦波となる。逆にT>Taの場合、正弦波発生器53が位相同期信号52に同期して1サイクルの正弦波を発振し終わる前に、次の位相同期信号52が入力されるため、1サイクルの途中で次の正弦波の発振が始まり、目標電圧54は1サイクル内の後ろの部分が欠けた不完全な正弦波の連なりとなる。このように、目標電圧54が完全な正弦波の連続とならず、このため正確な電圧補償が困難となるものであった。
【0005】
この発明は、上記のような問題点を解消するために成されたものであって、系統電圧の瞬低時に、良好な補償目標電圧を安定して得ることにより電圧補償を高精度に行うことができる電圧変動補償装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る請求項1記載の電力変動補償装置は、系統電圧から位相同期信号を取得し、この位相同期信号の発生時点に至る最新の所定期間における上記系統電圧の平均周波数を検出して、該平均周波数を有する単位サイクルの正弦波を上記位相同期信号の発生毎に発生させて、上記正弦波の電圧を補償目標電圧とするものである。
【0007】
またこの発明に係る請求項2記載の電力変動補償装置は、請求項1において、正弦波の発生は、系統電圧が概ゼロで該系統電圧から位相同期信号が取得できない場合、直前に発生された正弦波を連続発生させるものである。
【0008】
またこの発明に係る請求項3記載の電力変動補償装置は、請求項1または2において、正弦波の振幅は、正常時の系統電圧の出力振幅に予め設定されるものである。
【0009】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、過去の最新の所定期間の系統電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の系統電圧を記憶する手段を備え、該記憶手段は、補償電圧出力中は上記系統電圧を更新せずにそれ以前に記憶された系統電圧を保持し、補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時系統電圧を上記記憶手段内の系統電圧から抽出して用いるものである。
【0010】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、過去の最新の所定期間の負荷供給電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の負荷供給電圧を記憶する手段を備え、補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時負荷供給電圧を上記記憶手段内の負荷供給電圧から抽出して用いるものである。
【0011】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、請求項1〜のいずれかにおいて、それぞれ異なる電圧が蓄積されるエネルギ蓄積手段を備え該エネルギ蓄積手段に蓄積された直流電圧を交流に変換して出力する複数の電圧補償回路を電力系統に直列に接続し、上記複数の電圧補償回路の中から所望の組み合わせを選択し、その出力電圧の総和を、系統電圧の電圧低下量を補償する補償電圧とするものである。
【0012】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、請求項において、複数の電圧補償回路内のエネルギ蓄積手段にそれぞれ蓄積される異なる電圧の絶対値は、最も小さい該電圧補償回路の出力電圧(絶対値)に対して概2倍(K=0、1、2、・・・)である。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
電圧変動補償装置の本体については、図10で示した同様の構造であり、直流電源4、インバータ5、平滑フィルタ6および大容量トランス7で構成される。この電圧変動補償装置では、図示しない検出部により目標電圧からの系統電圧の電圧低下量を監視しており、それに基づく給電制御により、直流電源4とインバータ5とで交流電圧を発生させて、平滑フィルタ6と大容量のトランス7を介して電力系統に直列に接続することにより、電力系統の電圧低下を補償する。
【0014】
図1は、この発明の実施の形態1による電圧変動補償装置における目標電圧発生部25の構成図である。図において、500は入力が系統電圧510、出力が入力の位相に同期した位相同期信号520となる同期信号発生器である。521は系統電圧510を入力とし直前の過去の或るサイクル数(1以上)の平均周波数を求め平均周波数信号522を出力する平均周波数検出器である。530は入力した位相同期信号520に同期し且つ平均周波数検出器521から出力された平均周波数522に対応した周波数の正弦波電圧を補償目標電圧540として1サイクル出力する正弦波発生器である。
正弦波発生器530では、位相同期信号520が入力されない時は平均周波数信号522に相当する周波数の正弦波を連続発振するものとする。平均周波数検出器521は直前の過去の例えば10サイクル分の系統電圧510の平均周波数を検出しており、1サイクル毎に平均周波数信号522は更新されるが、入力である系統電圧510が零の場合は更新されず、それまでの平均周波数信号522を保持する。正弦波発生器530の出力振幅は正常時の系統電圧の公称値に予め設定されている。
【0015】
図2は系統電圧510、位相同期信号520、および目標電圧540の関係を示したものである。時刻Aは系統電圧510が正常な時の或るサイクルの開始時、時刻Bは電圧低下の起こるサイクルの開始時、時刻Cは電圧低下期間中の或るサイクルの開始時の時刻を示す。系統電圧510に同期した時刻Aからの1サイクル間の目標電圧540は、時刻Aより前の10サイクルの平均周波数fから算定された平均周期1/fの正弦波である。時刻Bからの1サイクル間の目標電圧540も同様に発生される。このサイクル中に電圧低下が発生すると系統電圧510は低下するが目標電圧540は予め設定された周波数、振幅で発生される。電圧低下期間中の系統電圧510に同期した時刻Cからの1サイクルの目標電圧540は、系統電圧510が正常、異常に拘わらず過去10サイクルの平均周波数を持つ正弦波として発生される。
【0016】
このように目標電圧540は発生されるため、系統電圧510の周波数や位相が公称値よりずれても目標電圧540は常に系統電圧510と同期し、正常時の系統電圧510と等しい振幅の正弦波となる。この場合、系統電圧510の周波数が大きく変動したとしても、目標電圧540は最新の過去10サイクルの系統電圧510の平均周波数を持つ正弦波として発生されるため、その周波数は系統電圧510の周波数変動に応じて変動し、目標電圧540の正弦波の周期は位相同期信号520の周期とほぼ等しくなる。このため、位相同期信号520の発生毎に発生される目標電圧540の正弦波は、良好な形状で連続した正弦波となる。
また系統電圧510が零電圧まで低下した場合は、正弦波発生器530には位相同期信号520は入力されないが、平均周波数検出器521からは保持された直前の平均周波数信号522が入力されるため、直前に発生された目標電圧540の正弦波が連続して発生される。
【0017】
以上のようにこの実施の形態では、目標電圧540が常に正常時の系統電圧振幅となり、周波数および位相が系統電圧510とほぼ等しい、良好な連続した正弦波となるため、高精度な電圧補償が可能になる。また系統電圧510が零電圧となっても目標電圧540として連続な正弦波が発生されるため、常に高精度な電圧補償が可能となる。
【0018】
なお上記実施の形態では、正弦波発生器530は1サイクル毎に目標電圧540を発生する構成になっているが、半サイクル毎でも又は2サイクル以上の複数サイクル毎でも同様な効果が有る。
【0019】
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2について説明する。
この実施の形態では、上記実施の形態1による目標電圧発生部25を備えた他の電圧変動補償装置について示す。
図3は、この発明の実施の形態2による電圧変動補償装置の構成図である。
送電線1からの電力は、変圧器2により降圧されて、電圧変動補償装置100を介して需要家3(負荷)に接続され、電力が供給される。
電圧変動補償装置100においては、図に示すように、電力系統に、電圧の極性に応じて選択される2つの電圧補償回路P、Nからなる補償ユニット110が複数個直列に接続される。この直列接続された複数個(この場合6個)の電圧補償回路N1、P1、N2、P2、N3、P3で構成される全補償回路120は、その出力端に全補償回路120と並列に、高速機械式の定常短絡スイッチ8を備える。
各電圧補償回路P1〜P3、N1〜N3には、出力端に並列に備えられた瞬低切替スイッチ9、瞬低補償スイッチ10、エネルギ蓄積手段としての充電コンデンサ11、および充電コンデンサ11を充電するための充電ダイオード12と充電用トランス200の2次巻線14とが備えられ、充電コンデンサ11の充電電圧はこの充電コンデンサ11に直列に接続された瞬低補償スイッチ10によって電力系統に接続される。また、瞬低切替スイッチ9および瞬低補償スイッチ10は、ダイオードが逆並列に接続された半導体スイッチング素子、例えばIGBTにて構成されている。なお、半導体スイッチング素子はIGBT以外の自己消弧型素子でも構わない。
【0020】
充電コンデンサ11は充電ダイオード12と充電用トランス200の2次巻線14によって電圧が充電され、充電用トランス1次巻線13は、電力系統と接続される。なお、15は充電用トランス200のコアである。
1つの補償ユニット110内の2つの電圧補償回路P、Nは、それぞれ正・負の電圧発生をつかさどる。つまり、2つの充電ダイオード12p、12nの作用により、充電コンデンサ11pと充電コンデンサ11nとには共通の2次巻線14を用いてそれぞれ逆極性の電圧が同じ大きさで充電されている。
各補償ユニット110内の充電コンデンサ11((11p1,11n1)(11p2,11n2)(11p3,11n3))に充電される電圧の比は概ね2のべき乗比に設定されている。つまり、以下の関係を満足させる。
Vn3=2×Vn2=2×2×Vn1 (pも同様)
【0021】
定常短絡スイッチ8、瞬低切替スイッチ9、瞬低補償スイッチ10は、検出制御部としての電圧瞬低制御回路16に接続される。また、系統電圧510も電圧瞬低制御回路16に入力される。この電圧瞬低制御回路16の構成および動作について、以下に説明する。
図4は、電圧瞬低制御回路16の詳細を示す回路図である。また、図5は、図1で示した電圧変動補償装置100による電圧補償の動作と電圧瞬低制御回路16の制御動作との関係を示す波形図である。
図4に示すように、系統電圧510は電圧瞬低制御回路16に入力され、目標電圧発生部25からの目標電圧540と比較される。両者の差を誤差増幅器26にて増幅し、さらに絶対値変換を施した後、A/Dコンバータ27にて3ビットのデジタル信号(D1〜D3)に変換する。系統電圧510と目標電圧540との差が、充電コンデンサ11p1の充電電圧Vp1と等しくなったとき、A/Dコンバータ27からの出力信号における最下位ビットのみが1、即ち゛001゛となるよう、誤差増幅器26のゲインは予め調整しておく。
【0022】
D1〜D3の信号のいずれかが1となると、NOR回路28を通して、信号Z(=0)により定常短絡スイッチ8をオフする。
一方、電圧瞬低制御回路16に入力された系統電圧510は、極性判定回路29にも入力され、極性が判定される。次いで、系統電圧510の極性が正・負の場合に応じて、デジタル信号D1〜D3にてアクテイブとなる信号YpもしくはYn、XpもしくはXnをAND回路30および反転器31を経て選択する。Xp、Xnは瞬低補償スイッチ10の駆動信号で、Yp、Ynは瞬低切替スイッチ9の駆動信号であり、瞬低切替スイッチ9と瞬低補償スイッチ10とは常に逆極性にて動作するよう反転器31にて構成されている。
系統電圧510が正常時、即ちデジタル信号D1〜D3が全て0の時は、定常短絡スイッチ8はオン(信号Zは1)、瞬低切替スイッチ9はオン(信号Yは1)、瞬低補償スイッチ10はオフ状態(信号Xは0)にあり、電流は定常短絡スイッチ8を流れる。このとき充電コンデンサ11は充電用トランス200によって一定の電圧に充電されている。充電用トランス200は、充電コンデンサ11を充電するのみの働きでよいから、小容量のもので済む。
【0023】
次に、瞬低時の補償動作を図5に基づいて説明する。
時刻t0において、系統電圧510に瞬時的に電圧低下が発生したとする。時刻t0以降に誤差増幅回路26の出力には誤差電圧が発生する。それに応じて、A/Dコンバータ27の出力には、誤差電圧に応じてデジタル信号D1〜D3が発生する。それと同時に、信号Zが0となり、定常短絡スイッチ8はオフする。 時刻t0〜t1は系統電圧510の極性が正であるから、デジタル信号D1〜D3は、それぞれp側素子に伝達される。最下位ビットの信号D1が1のとき、電圧補償回路P1において、Xp1が1、Yp1が0となり、瞬低補償スイッチ10p1がオン、瞬低切替スイッチ9p1がオフして、充電コンデンサ11p1の電圧Vp1が瞬低補償スイッチ10p1により出力される。信号D2が1のときは、電圧補償回路P2において、Xp2が1、Yp2が0となり、瞬低補償スイッチ10p2がオン、瞬低切替スイッチ9p2がオフして、充電コンデンサ11p2の電圧Vp2が瞬低補償スイッチ10p2により出力される。同様に、最上位ビットの信号D3が1のとき、電圧補償回路P3において充電コンデンサ11p3の電圧Vp3が出力される。なお、各デジタル信号D1〜D3のうち0となる信号については、例えば最下位ビットの信号D1が0のとき、電圧補償回路P1において、Xp1が0、Yp1が1であるので、瞬低切替スイッチ9p1によって出力端が短絡されて電圧補償回路P1からの出力はほぼゼロとなる。これらの出力は、系統にて組み合わされ、゛000゛〜゛111゛の8階調の電圧出力を発生することができ、最大の補償電圧は、7×Vp1となる。
時刻t1〜t2までは、系統電圧510の極性が負であるから、デジタル信号D1〜D3は、それぞn側素子に伝達されて、電圧補償回路N1〜N3において同様に補償電圧を出力し、最大の補償電圧は、7×Vn1となる。
【0024】
上記実施の形態2では、直列接続された複数個の電圧補償回路N1、P1、N2、P2、N3、P3で構成される全補償回路120が直接電力系統に直列に接続されているため、従来のような大型のトランスが不要である。また、全補償回路120と並列に、高速機械式の定常短絡スイッチ8を備えて、系統電圧510が正常時には定常短絡スイッチ8が導通して電流をバイパスするため、正常時の装置ロスはほとんどゼロとなり、冷却装置が小容量でよく、装置全体が安価で小型化できる。
また、系統電圧510が瞬時低下したときには、それぞれ異なる電圧が充電された充電コンデンサ11を有する複数個の電圧補償回路N1、P1、N2、P2、N3、P3をディジタル階調制御により組み合わせを選択して、出力電圧の総和で電圧補償するため、きめ細かい電圧補償が可能になり、出力フィルタが不要または小型でよい。また、一般に用いられるPWM制御の場合などで出力フィルタの帯域分に相当する応答遅れが発生するのに比して、制御方式がデジタル階調制御であるため、リアルタイムで電圧を補償でき、さらに精度良く電圧補償が可能である。
【0025】
また、各電圧補償回路P1〜P3、N1〜N3の充電コンデンサ11に充電される電圧は、Vn3=2×Vn2=2×2×Vn1(pも同様)としたため、補償電圧を等間隔で高精度に階調制御できる。
さらに充電コンデンサ11は、電力系統に接続された充電用トランス200を介して、系統電圧510の正常時にゆっくり充電できるため、充電用トランス200は小容量で十分であり、充電回路は小型・安価となる。また、自動的に充電が行われるため装置が簡素化される。
【0026】
このように、この実施の形態2では、高精度な階調制御によりきめ細かな電圧補償が可能であるが、このような高精度な電圧補償は、目標電圧540そのものが良好でなければ意味のないものである。このため、上記実施の形態1で示したように良好で連続した正弦波である目標電圧540を発生できる目標電圧発生部25を備えたため、上述した高精度な階調制御によるきめ細かな電圧補償が、良好で信頼性の高い目標電圧540を負荷に供給すべく行われ、負荷にほぼ正常な電圧で電力が供給できる。
【0027】
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3について説明する。
図6はこの発明の実施の形態3による電圧変動補償装置における目標電圧発生部25の構成図である。ここでは、上記実施の形態2で示した電圧変動補償装置100に適用するものとする。
図に示すように、目標電圧発生部25は記憶手段としての波形記憶装置550と、この波形記憶装置550から波形を呼び出す波形呼出装置560とから成る。波形記憶装置550には系統電圧510と図4で示した電圧瞬低制御回路16のNOR回路28の出力Zとが入力されている。波形記憶装置550は信号Zが「1」の場合には瞬時系統電圧を連続して記憶する。波形記憶装置550は少なくとも現在から過去1サイクル分の系統電圧510の波形を記憶しており、時間が進むにつれて最も古い系統電圧データが消去され最新の系統電圧510が記憶される。従って、常に少なくとも最新の過去1サイクル分の系統電圧波形を記憶するように記憶内容が更新されつづけている。一方、信号Zが「0」になると記憶内容の更新をストップする。波形呼出装置560は波形記憶装置550から1サイクル前の記憶内容である瞬時系統電圧を呼出しつづけており、呼出した電圧波形を目標電圧540として出力する。信号Zが「0」の時は波形記憶装置550の記憶内容が更新されないため、記憶内容の最新の1サイクルの内、その時点に相当する位相の瞬時系統電圧を呼出し目標電圧540とする。
【0028】
系統電圧510、波形記憶装置550の記憶波形、および目標電圧540の関係を図7に示す。時刻Aは系統電圧510が正常な時、時刻Bは電圧低下発生時、時刻Cは電圧低下期間中の時とする。
系統電圧510が正常な場合、時刻Aの目標電圧は次のように求められる。時刻Aにおいて、波形記憶装置550には図の太線で示すように、時刻Aに至るまでの少なくとも過去1サイクルの所定期間における系統電圧510(記憶波形A)が記憶されている。時刻Aの電圧零点からの位相(以下、単に位相と称す)がαとすれば、これに対応する位相αの記憶波形Aの値を波形呼出装置560は波形記憶装置550から呼出し目標電圧540とする。これは1サイクル前の瞬時系統電圧である。時刻Aにおいて電圧補償回路P、Nが動作しなければ信号Zは「1」であり、波形記憶装置550は時刻Aの系統電圧510の値を位相αの値として新たに記憶する。信号Zが「1」すなわち系統電圧510が正常な限り同様な動きで目標電圧540は出力される。
【0029】
系統電圧510に瞬時電圧低下が発生した場合を以下に説明する。図7の時刻Bの目標電圧540の値は上記と同様に、時刻Bの位相がβとすれば波形記憶装置550の記憶波形Bの位相βの値が波形呼出装置560に呼出され出力される。この目標電圧540と系統電圧510が比較され電圧低下と判断されると電圧補償回路P、Nが動作し、NOR回路28の出力信号Zが「0」となる。信号Zが「0」になると波形記憶装置550は記憶波形の更新を停止し、以後の目標電圧540は系統電圧510が正常時に記憶された記憶波形Bから呼出される。すなわち位相βの目標電圧540の値は記憶波形Bの位相βの電圧値となる。
図7では、ある時刻に出力すべき目標電圧540の位相を、目標電圧540の電圧零点を基準として求めるように表されているが、系統電圧510が恒常的に零でなければ当然系統電圧510の電圧零点から求めても良い。
【0030】
この実施の形態では、系統電圧510が正常時には1サイクル前の瞬時系統電圧を目標電圧とし、瞬低時には、その時点の位相に相当する瞬低発生前の正常な瞬時系統電圧を目標電圧540とするため、常に正常な瞬時系統電圧による連続した正弦波を目標電圧540に用いることができ、常に高精度な電圧補償が可能となる。
【0031】
なおこの実施の形態では、NOR回路28の出力である信号Zが「1」場合には、常に少なくとも最新の過去1サイクル分の系統電圧波形を記憶するように記憶内容を更新しつづけたが、過去のあるサイクル数の系統電圧510を累積平均した1サイクル分の波形を記憶していても良い。この場合は瞬時系統電圧510の値が得られる度に、記憶内容の中のその時点に相当する位相の瞬時系統電圧と累積平均を取って記憶内容を更新する。これにより、より信頼性の高い目標電圧540が得られる。
また2サイクル分の記憶容量を波形記憶装置550に用意し、正常な系統電圧510の1サイクル分のデータを1セットとして、1セット毎(正常な系統電圧1サイクルのデータ)に波形記憶装置550の記憶内容を更新(置換えるか累積平均を取りなおす)しても良い。
【0032】
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4について説明する。
図8はこの発明の実施の形態4による電圧変動補償装置における目標電圧発生部25の構成図である。この実施の形態では、波形記憶装置550は電圧変動補償装置の出力側電圧、すなわち負荷供給電圧570が入力され、少なくとも現在から過去1サイクル分の負荷供給電圧570を記憶しており、時間の進むにつれて記憶内容を更新し続けている。波形呼出装置560は波形記憶装置550から1サイクル前の瞬時負荷供給電圧570を呼出し続けており、これを目標電圧540として出力する。
【0033】
図9に系統電圧510、負荷供給電圧570、波形記憶装置550の記憶波形、および目標電圧540の関係を示す。系統電圧510が正常の時は、電圧変動補償装置は電圧補償動作しておらず出力側電圧すなわち負荷供給電圧570は系統電圧510と等しい。このような状況の時刻Aの目標電圧540の値は次のように求まる。時刻Aにおいて、波形記憶装置550には少なくとも最新の過去1サイクルの所定期間における負荷供給電圧570(正常時の系統電圧510に等しい)波形である記憶波形Aが記憶されている。時刻Aの負荷供給電圧570の位相がαとすれば、波形呼出装置560は波形記憶装置550の記憶波形Aの位相αの値を呼出し、目標電圧540とする。これは1サイクル前の瞬時負荷供給電圧である。波形記憶装置550は時刻Aの負荷供給電圧570の値を位相αの値として新たに記憶する。
時間の進展に従って同様に目標電圧540を求め出力し、波形記憶装置550の記憶波形の更新を繰り返す。系統電圧に電圧低下が発生した時刻Bにおいても同様に目標電圧540を求め出力する。電圧低下が1サイクル以上続いた時刻Cでは、波形記憶装置550内の最新の過去1サイクルの記憶波形Cは全て電圧低下期間中の負荷供給電圧570となっているが、電圧補償されているために負荷供給電圧570は電圧補償後の負荷が正常に働く良好な電圧に保たれる。従って、時刻Cの目標電圧540の値を上述したように1サイクル前の瞬時負荷供給電圧としても、電圧変動補償装置は負荷が正常に働く電圧となるように電圧補償することができる。
【0034】
この実施の形態では、目標電圧540を負荷を正常に動作させる負荷供給電圧570とするため、負荷に良好な電力供給が継続して行える電圧補償が可能になる。また電圧補償動作に拘わらず1サイクル前の瞬時負荷供給電圧を目標電圧540とすることができ、波形記憶装置550の記憶内容の更新、停止の制御が不要で目標電圧発生部25の構成が簡略化できる。
【0035】
なおこの実施の形態では、ある時刻に出力すべき目標電圧540の位相を、目標電圧540の電圧零点から求めるように図9で示しているが、負荷供給電圧570の電圧零点あるいは系統電圧510が恒常的に零でなければ系統電圧510の電圧零点から求めても良い。
またこの場合も、波形記憶装置550は過去のあるサイクル数の系統電圧510を累積平均した1サイクル分の波形を記憶していても良く、より信頼性の高い目標電圧540が得られる。
【0036】
さらにまた、上記実施の形態3、4では、記憶手段となる波形記憶装置550は波形を記憶するとしたが、それぞれの位相の瞬時電圧、あるいは対応する位相の該瞬時電圧を累積平均した電圧値の集合を記憶する記憶装置であっても良い。
【0037】
【発明の効果】
以上のようにこの発明に係る請求項1記載の電力変動補償装置は、系統電圧から位相同期信号を取得し、この位相同期信号の発生時点に至る最新の所定期間における上記系統電圧の平均周波数を検出して、該平均周波数を有する単位サイクルの正弦波を上記位相同期信号の発生毎に発生させて、上記正弦波の電圧を補償目標電圧とするため、補償目標電圧が良好な連続した正弦波となり、高精度な電圧補償が可能になる。
【0038】
またこの発明に係る請求項2記載の電力変動補償装置は、請求項1において、正弦波の発生は、系統電圧が概ゼロで該系統電圧から位相同期信号が取得できない場合、直前に発生された正弦波を連続発生させるため、系統電圧が概ゼロであっても、補償目標電圧となる良好な連続した正弦波が得られ、常に高精度な電圧補償が可能になる。
【0039】
またこの発明に係る請求項3記載の電力変動補償装置は、請求項1または2において、正弦波の振幅は、正常時の系統電圧の出力振幅に予め設定されるため、より高精度で信頼性の高い電圧補償が実現できる。
【0040】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、過去の最新の所定期間の系統電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の系統電圧を記憶する手段を備え、該記憶手段は、補償電圧出力中は上記系統電圧を更新せずにそれ以前に記憶された系統電圧を保持し、補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時系統電圧を上記記憶手段内の系統電圧から抽出して用いるため、常に正常な瞬時系統電圧から補償目標電圧を取得でき、高精度でより信頼性の高い電圧補償が可能となる。
【0041】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、過去の最新の所定期間の負荷供給電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の負荷供給電圧を記憶する手段を備え、補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時負荷供給電圧を上記記憶手段内の負荷供給電圧から抽出して用いるため、常に電圧補償後の良好な瞬時負荷供給電圧から補償目標電圧を取得でき、高精度でより信頼性の高い電圧補償が可能となる。
【0042】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、請求項1〜のいずれかにおいて、それぞれ異なる電圧が蓄積されるエネルギ蓄積手段を備え該エネルギ蓄積手段に蓄積された直流電圧を交流に変換して出力する複数の電圧補償回路を電力系統に直列に接続し、上記複数の電圧補償回路の中から所望の組み合わせを選択し、その出力電圧の総和を、系統電圧の電圧低下量を補償する補償電圧とするため、安価で小型化の促進された装置構成で、きめ細かな高精度な電圧補償が、良好で信頼性の高い補償目標電圧を負荷に供給すべく行われる。
【0043】
またこの発明に係る請求項記載の電力変動補償装置は、請求項において、複数の電圧補償回路内のエネルギ蓄積手段にそれぞれ蓄積される異なる電圧の絶対値は、最も小さい該電圧補償回路の出力電圧(絶対値)に対して概2倍(K=0、1、2、・・・)であるため、補償電圧を等間隔で階調制御でき、さらに精度良く電圧補償が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電圧変動補償装置における目標電圧発生部の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による目標電圧発生の動作を説明する図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による電圧変動補償装置の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による電圧瞬低制御回路の詳細を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による電圧変動補償装置の動作を説明する波形図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による電圧変動補償装置における目標電圧発生部の構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による目標電圧発生の動作を説明する図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電圧変動補償装置における目標電圧発生部の構成図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による目標電圧発生の動作を説明する図である。
【図10】 従来の電圧変動補償装置の概略構成図である。
【図11】 従来の電圧変動補償装置の電圧補償動作を説明する図である。
【図12】 従来の電圧変動補償装置における目標電圧発生部の構成図である。
【符号の説明】
1 送電線、3 負荷(需要家)、11 エネルギ蓄積手段としての充電コンデンサ、
16 検出制御部としての電圧瞬低制御回路、25 目標電圧発生部、
510 系統電圧、520 位相同期信号、522 平均周波数、
530 正弦波発生器、540 目標電圧、550 記憶手段としての波形記憶装置、
560 波形呼出装置、570 負荷供給電圧、100 電圧変動補償装置、
P1〜P3,N1〜N3 電圧補償回路。

Claims (7)

  1. 電力系統に接続され、該系統電圧の補償目標電圧からの電圧低下量を監視して、それに基づく給電制御により、上記電圧低下量を補償する補償電圧を出力して負荷に供給される電圧変動を抑える電圧変動補償装置において、上記系統電圧から位相同期信号を取得し、この位相同期信号の発生時点に至る最新の所定期間における上記系統電圧の平均周波数を検出して、該平均周波数を有する単位サイクルの正弦波を上記位相同期信号の発生毎に発生させて、上記正弦波の電圧を上記補償目標電圧とすることを特徴とする電圧変動補償装置。
  2. 正弦波の発生は、系統電圧が概ゼロで該系統電圧から位相同期信号が取得できない場合、直前に発生された正弦波を連続発生させることを特徴とする請求項1記載の電圧変動補償装置。
  3. 正弦波の振幅は、正常時の系統電圧の出力振幅に予め設定されることを特徴とする請求項1または2記載の電圧変動補償装置。
  4. 電力系統に接続され、該系統電圧の補償目標電圧からの電圧低下量を監視して、それに基づく給電制御により、上記電圧低下量を補償する補償電圧を出力して負荷に供給される電圧変動を抑える電圧変動補償装置において、過去の最新の所定期間の系統電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の系統電圧を記憶する手段を備え、該記憶手段は、上記補償電圧出力中は上記系統電圧を更新せずにそれ以前に記憶された系統電圧を保持し、上記補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時系統電圧を上記記憶手段内の系統電圧から抽出して用いることを特徴とする電圧変動補償装置。
  5. 電力系統に接続され、該系統電圧の補償目標電圧からの電圧低下量を監視して、それに基づく給電制御により、上記電圧低下量を補償する補償電圧を出力して負荷に供給される電圧変動を抑える電圧変動補償装置において、過去の最新の所定期間の負荷供給電圧を同位相毎に累積平均して求めた1サイクル分の負荷供給電圧を記憶する手段を備え、上記補償目標電圧は、その時点に相当する位相の瞬時負荷供給電圧を上記記憶手段内の負荷供給電圧から抽出して用いることを特徴とする電圧変動補償装置。
  6. それぞれ異なる電圧が蓄積されるエネルギ蓄積手段を備え該エネルギ蓄積手段に蓄積された直流電圧を交流に変換して出力する複数の電圧補償回路を電力系統に直列に接続し、上記複数の電圧補償回路の中から所望の組み合わせを選択し、その出力電圧の総和を、系統電圧の電圧低下量を補償する補償電圧とすることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電圧変動補償装置。
  7. 複数の電圧補償回路内のエネルギ蓄積手段にそれぞれ蓄積される異なる電圧の絶対値は、最も小さい該電圧補償回路の出力電圧(絶対値)に対して概2倍(K=0、1、2、・・・)であることを特徴とする請求項記載の電圧変動補償装置。
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