JPH066976A - 電力変換装置及び無停電電源装置 - Google Patents

電力変換装置及び無停電電源装置

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JPH066976A
JPH066976A JP4156903A JP15690392A JPH066976A JP H066976 A JPH066976 A JP H066976A JP 4156903 A JP4156903 A JP 4156903A JP 15690392 A JP15690392 A JP 15690392A JP H066976 A JPH066976 A JP H066976A
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JP
Japan
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cycloconverter
inverter
power
output
signal
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JP4156903A
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Inventor
Ikuo Yamato
育男 大和
Kiichi Tokunaga
紀一 徳永
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デッドタイムに起因する出力電圧の波形歪が
充分に低減された高周波リンク方式の電力変換装置を提
供すること。 【構成】 変圧器2を介して結合したインバータ1とサ
イクロコンバータ3を用い、キャリア生成手段12で生
成されたキャリア信号ecに基づいてインバータ1とサ
イクロコンバータ3の駆動信号を生成し、直流電源4か
ら給電される直流電力を三相交流電圧vuv、vvw、
vwuに変換して出力する装置において、遅延手段15
を設け、少なくともオンディレイ手段18によるインバ
ータ1のオンディレイ分、PWM信号を遅延させたもの 【効果】 サイクロコンバータ3のパルス幅変調期間内
にインバータ1のデッドタイムが含まれないようにされ
るので、インバータ1のデッドタイムを補償しなくても
歪を小さく抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電力からインバー
タにより交流電力を得、この交流電力をサイクロコンバ
ータによより周波数変換して必要な周波数の交流電力を
得、これを負荷に供給するようにし、このとき、インバ
ータの出力とサイクロコンバータの入力との間に変圧器
を介在させることにより、直流電源側と負荷との間に完
全な電気的アイソレーション(絶縁)が与えられるように
した高周波リンク式電力変換装置と、それを用いた無停
電電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、インバータでは、アーム
短絡を防止するためデッドタイムと呼ばれる制御期間を
設ける必要があるが、この結果、出力電圧や出力電流に
歪が生じてしまう。そこで、従来から、例えば特開平1
−321865号公報に開示のように、インバータの出
力電流の通流方向に応じて出力電圧波形指令値を補正
し、出力電圧や出力電流の歪を補償する、いわゆるデッ
ドタイム補償が適用されており、このことから、インバ
ータのみならず、サイクロコンバータにおいても、同様
なデッドタイム補償の適用が可能である。
【0003】ところで、高周波リンク式の電力変換装置
では、そのインバータの出力である交流の周波数とし
て、商用周波数よりはかなり高い、例えば10KHzオ
ーダーの高周波が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、高周
波リンク式の電力変換装置におけるインバータの出力周
波数が高周波である点について配慮がされておらず、こ
れにデッドタイム補償を適用した際、出力電流の検出に
必要な精度の保持が困難で、歪を充分に低減することが
できないという問題があった。
【0005】本発明の目的は、デッドタイムに起因する
出力電圧の波形歪が充分に低減された高周波リンク方式
の電力変換装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、デッドタイムに起因する出力電圧の波形歪が充分
に低減されたうえ、さらに高効率の高周波リンク方式に
よる電力変換装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、電力変換装
置内のインバータとサイクロコンバータの制御に必要な
パルス幅変調(PWM)信号を、同一の搬送波信号に基づ
いて作成するようにした装置において、サイクロコンバ
ータに対するパルス幅変調信号が、少なくともインバー
タのデッドタイム分遅延されるようにして達成される。
【0007】また、上記他の目的は、サイクロコンバー
タに対するパルス幅変調信号が、少なくともインバータ
のデッドタイム分遅延されるようにした上で、サイクロ
コンバータに対するパルス幅変調信号のパルス幅に応じ
てインバータに対するパルス幅変調信号のパルス幅を制
御することにより達成される。
【0008】
【作用】サイクロコンバータに対するパルス幅変調信号
が、少なくともインバータのデッドタイム分遅延される
ことにより、サイクロコンバータのパルス幅変調期間が
インバータのデッドタイム期間から外れるようにされる
ので、サイクロコンバータにデッドタイム補償を適用す
るだけで、インバータのデッドタイムを補償しなくて
も、充分に出力電圧の波形歪を低減することができる。
【0009】また、サイクロコンバータに対するパルス
幅変調信号のパルス幅に応じてインバータに対するパル
ス幅変調信号のパルス幅を制御することにより、サイク
ロコンバータにおけるスイッチング動作の一部がゼロ電
圧期間内に含まれるようになり、スイッチング損失が減
少され、効率が改善される。
【0010】
【実施例】以下、本発明による電力変換装置について、
実施例により詳細に説明する。図1は本発明の一実施例
で、図において、1はインバータ、2は変圧器、3はサ
イクロコンバータ、4は直流電源、5は制御手段(制御
装置)である。インバータ1は、ブリッジ接続された4
個のスイッチング素子S1、S2、S3、S4で構成さ
れ、直流電源4から供給される直流電力を、例えば周波
数が10KHzの矩形波交流電力に変換し、変圧器2の
1次側に供給する働きをする。
【0011】変圧器2は、インバータ1の出力とサイク
ロコンバータ3の入力とを電気的にアイソレート(絶縁)
した状態で、インバータ1から出力された交流電力をサ
イクロコンバータ3に供給する働きをする。サイクロコ
ンバータ3は、ブリッジ接続された6個の双方向スイッ
チング素子Up、Un、Vp、Vn、Wp、Wnで構成
され、変圧器2を介してインバータ1から供給された高
周波交流電力を、商用周波数の三相パルス幅変調された
交流電力を発生する働きをする。
【0012】制御手段5は、インバータ1のスイッチン
グ素子S1、S2、S3、S4と、サイクロコンバータ
3のスイッチング素子Up、Un、Vp、Vn、Wp、
Wnをそれぞれ駆動するための駆動信号を発生する働き
をするもので、このため、出力波形指令生成手段11
と、キャリヤ生成手段12、PWM手段13、パルス生
成手段14、遅延手段15、パルス分配手段16、それ
ぞれのオンディレイ手段17、18、それにデッドタイ
ム補償手段19とを備えている。
【0013】出力波形指令生成手段11は、サイクロコ
ンバータ3の出力電圧の基本波成分に相当する三相の正
弦波状電圧指令eu、ev、ewを発生する働きをす
る。キャリヤ生成手段12は、インバータ1とサイクロ
コンバータ3の動作の基準周波数を定めるキャリヤ信号
(搬送波信号)ecを発生する働きをする。PWM手段1
3は、サイクロコンバータ3の出力線間電圧の基本波成
分をそれぞれ(eu−ev)、(ev−ew)、(ew−e
u)とするのに必要なPWM原信号eu0、ev0、e
w0と、パルス生成手段14から供給されるパルス信号
epとによりPWM信号eum、evm、ewmを生成
する働きをする。
【0014】パルス生成手段14は、キャリヤ信号ec
に同期したインバータ出力電圧指令となるパルス信号e
p及びインバータ1の出力電圧をパルス信号epに応じ
て矩形波形にするの必要なスイッチング素子S1、S
2、S3、S4を駆動するための原信号を出力する働き
をする。遅延手段15は、少なくともオンディレイ生成
手段18で生成されるオンディレイ分(非ラップ期間)、
PWM信号eum、evm、ewmを遅延させ、遅延P
WM信号eumd、evmd、ewmdを出力する働き
をする。
【0015】オンディレイ生成手段17、18は、それ
ぞれインバータ1とサイクロコンバータ3での電源短絡
を防止するのに必要な非ラップ期間(オンディレイ分)を
作り出す働きをする。デッドタイム補償手段19は、サ
イクロコンバータ3の各相の出力電流を検出し、その通
流方向に応じて所定の補正信号を生成する働きをする。
そして、この補正信号が出力波形指令生成手段11から
出力される三相の正弦波状電圧指令eu、ev、ewに
加算されることにより、サイクロコンバータ3のデッド
タイムによる電圧波形の歪が補正されることになる。
【0016】次に、この図1の実施例の動作について、
図2の波形図により説明する。この図2の波形図におい
て、最初に示した(a)の波形が、出力波形指令生成手段
11から出力される三相の正弦波状電圧指令eu、e
v、ewを表わしたものであるが、以下、(b)〜(p)の波
形は、波形(a)における期間Aの間の波形を表わしたも
のである。
【0017】図1に実施例として示した高周波リンク式
の電力変換装置では、サイクロコンバータ3の出力線間
電圧が、図2(b)に示すキャリヤ信号ecの1周期毎
に、それぞれ基本波成分(eu−ev)、(ev−ew)、
(ew−eu)に比例したパルスとなるようにするため、
図2(d)〜(f)に示すPWM原信号eu0、ev0、ew
0を、図2(c)に示すインバータ1の出力電圧の極性を
表わすパルス信号epに応じてレベル変換することによ
り、図2の(g)〜(h)に示すPWM信号eum、evm、
ewmを作成し、これらのPWM信号からサイクロコン
バータ3の駆動信号を生成している。
【0018】一方、このとき、上記したように、インバ
ータ1では、電源短絡を防止するため、オンディレイ分
により非ラップ期間が設けられており、従って、この場
合には、インバータ1の交流出力電圧viは図2(m)に
示すようになり、斜線を付して示した部分にデッドタイ
ム期間が現われる。そして、このデッドタイム期間で
は、電圧viはインバータ1の出力電流の通流方向によ
り変化する電圧不確定期間となっている。
【0019】一方、図2において、キャリヤ信号ecの
1周期の期間内で、図2(d)〜(f)に示すPWM原信号e
u0、ev0、ew0のうちの最大幅を示しているパル
スに相当する時間幅T1がパルス幅変調期間となるが、
この期間は、図から明らかなように、図2(m)の交流出
力電圧viの波形に斜線を付して示したデッドタイム期
間に重畳してしまっいる。
【0020】そこで、このまま図2の(g)〜(h)に示すP
WM信号eum、evm、ewmから生成した駆動信号
によりサイクロコンバータ3を駆動してしまうと、図2
(m)のデッドタイム期間が時間幅T1のパルス幅変調期
間内に含まれてしまい、この結果、サイクロコンバータ
3の出力線間電圧にも不確定期間が現われ、出力電圧波
形に歪を生じてしまうことになる。
【0021】しかしながら、この図1の実施例では、信
号伝達に所定の遅れ時間を与える遅延手段15が設けて
あり、これにより図2の(i)〜(l)に示すように、PWM
信号eum、evm、ewmを時間d(d≧非ラップ期
間)だけ遅延させた遅延PWM信号eumd、evm
d、ewmdを生成し、この遅延PWM信号eumd、
evmd、ewmdをパルス分配手段16に入力してサ
イクロコンバータ3の駆動信号を生成し、これによりサ
イクロコンバータ3が駆動されるようにしてあり、従っ
て、この実施例では、パルス幅変調期間は、時間幅T1
がd時間ずれた時間幅T2の期間になり、この結果、こ
の実施例によれば、サイクロコンバータ3のパルス幅変
調期間にインバータ1のデッドタイム期間が含まれない
ようにでき、インバータのデッドタイムの影響を受ける
ことなくパルス幅変調が行え、図2の(n)〜(p)に示すよ
うに、歪のない出力電圧パルスvuv、vvw、vwu
を得ることができる。
【0022】ところで、図1では省略してあるが、サイ
クロコンバータでは、デッドタイム期間での負荷電流の
経路を確保し、且つ、スイッチング時での異常電圧を吸
収するため、実際には図3に示す回路が設けてある。こ
の図3の回路は、そのaとbで示す端子が図1のサイク
ロコンバータ3のa点とb点に接続され、同様に、端子
x、y、zも各点x、y、zに接続されるようになって
おり、図において、各ダイオードが負荷電流の経路を形
成し、コンデンサ6が異常電圧吸収用となる。
【0023】そして、サイクロコンバータでは、この図
3に示す回路が設けられていることにより、デッドタイ
ム期間に出力の相電圧(仮想中性点に対する電圧)が、電
流が正方向に流れているときには負極性になり、負方向
に流れているときには正極性になる。そこで、上記した
ように、デッドタイム補償手段19により、サイクロコ
ンバータ3の出力電流の流通方向に応じて電圧指令e
u、ev、ewを補正することで、サイクロコンバータ
3のデッドタイムによる電圧波形の歪が補正できるので
ある。
【0024】次に、本発明の他の実施例について、以下
に順次説明する。まず、図4の実施例は、遅延手段15
をPWM手段13の前段に設け、これにより、図1の実
施例のようにPWM信号eum、evm、ewmを遅延
させるのではなく、キャリヤ信号ecとパルス信号ep
を遅延させるようにしたものである。
【0025】この図4の実施例のように、キャリヤ信号
ecとパルス信号epを遅延させてやれば、PWM手段
13から直接遅延PWM信号eumd、evmd、ew
mdが生成されることになり、従って、この実施例によ
っても、図1の実施例と同様に、サイクロコンバータ3
のパルス幅変調期間にインバータ1のデッドタイム期間
が含まれないようにでき、インバータのデッドタイムの
影響を受けることなくパルス幅変調が行え、歪のない出
力電圧を得ることができる。
【0026】そして、この実施例によれば、遅延手段1
5として、2系統の信号が遅延処理できるもので済むた
め、構成が簡単になり、小型化、低コスト化の点で有利
になるという効果がある。
【0027】次に、図5も本発明の一実施例で、この実
施例は、図1の実施例に対して更に最大パルス発生手段
20とパルス拡張手段21、それにパルス分配手段22
を付加し、これによりインバータ1が、サイクロコンバ
ータ3の出力線間での最大パルス幅と同じパルス幅の電
圧を出力するようにしたものである。次に、この図5の
実施例の動作を、図6の波形図により説明する。
【0028】まず、最大パルス発生手段20は、図6の
(b)〜(d)に示すPWM信号eum、evm、ewmか
ら、図6の(e)に示すサイクロコンバータ3の出力線間
での最大パルス幅を表わす最大パルス信号emaxを発
生する。次に、パルス拡張手段21は、この最大パルス
信号emaxを入力し、これをオンディレイ分だけ拡張
して、図6の(f)に示す拡張パルス信号emaxsを発
生する。
【0029】そして、パルス分配手段22は、図6の
(a)に示すパルス信号epと拡張パルス信号emaxs
を入力し、これらの信号に対応してインバータ1の出力
電圧の極性とパルス幅が制御されるようにするために必
要な、このインバータの駆動信号を生成する。
【0030】従って、この実施例によれば、図6(j)か
ら明らかなように、サイクロコンバータ3の駆動信号の
レベル反転タイミング、つまり、このサイクロコンバー
タのスイッチングタイミングをインバータ1の出力電圧
viがゼロレベルになっている期間内に収めることがで
き、この結果、スイッチング損失が低減され、高効率を
得ることができる。
【0031】次に、本発明による無停電電源装置の実施
例について説明する。図7は、本発明による無停電電源
装置の一実施例で、このような無停電電源装置として
は、商用電源により浮動充電状態(フローティング状態)
に保持した蓄電池と、この蓄電池から供給される直流電
力を交流電力に変換する交流−直流変換部とで構成され
たものが知られているが、この図7の実施例は、図1〜
図6で説明した高周波リンク式の電力変換装置を交流−
直流変換部に用いて無停電電源装置を構成したもので、
図において、6は整流手段(整流回路)、7はフィルタ、
8は蓄電池、9は商用交流電源、そして10は負荷を表
わす。
【0032】インバータ1、変圧器2、サイクロコンバ
ータ3、それに制御手段5からなる高周波リンク式電力
変換装置は、蓄電池8から供給される直流電力を、商用
交流電源9と同じ周波数(或いは、負荷10が要求する
周波数)の交流電力に変換して出力する働きをする。
【0033】一方、整流手段6は、商用交流電源9から
の交流電力を整流し、蓄電池8の定格電圧値とほぼ等し
い所定の電圧を有する直流電力を発生し、常時、蓄電池
8を充電状態に保つと共に、商用交流電源9から定格通
りの交流電力の供給が得られている間は、常時、負荷1
0が要求する最大の電力を供給するのに必要な直流電力
を安定して供給する能力を備えている。
【0034】従って、蓄電池8は、商用交流電源9が健
全な状態にある限り、常に完全充電状態を保ち、商用交
流電源9からの電力供給が停止したときにも、そのまま
インバータ1に直流電力を供給し続け、負荷10に対す
る無停電電源装置としての機能を果たすことになる。な
お、フィルタ7は、サイクロコンバータ3から出力され
る交流電力中に含まれる高調波成分を除去する働きをす
る。
【0035】図8は、図7の実施例における制御手段5
の詳細を示したもので、図中、23は電圧調整手段で、
負荷10に供給されている出力電圧を取り込み、これに
応じて出力波形指令生成手段11から出力される電圧指
令eu、ev、ewを制御して、出力電圧に対するフィ
ードバック制御機能が与えられるようにするものであ
り、従って、この実施例によれば、充分に安定化された
出力電圧を負荷10に供給することができる。
【0036】この図7の実施例によれば、変圧器2の小
型化、軽量化が容易で、しかも充分に歪の発生を抑える
ことができるから、小型、軽量で、且つ、波形歪の少な
い無停電電源装置を容易に提供することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、インバータと変圧器、
それにサイクロコンバータからなる高周波リンク式の電
力変換装置において、デッドタイムに起因する出力電圧
波形の歪を容易に低減することができるから、小型、軽
量で、且つ、波形歪の少ない電力変換装置と、無停電電
源装置を容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電力変換装置の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための波形
図である。
【図3】本発明の一実施例におけるサイクロコンバータ
に対する付加回路の説明図である。
【図4】本発明の他の一実施例を示すブロック構成図で
ある。
【図5】本発明の更に別の一実施例を示すブロック構成
図である。
【図6】本発明の更に別の一実施例の動作を説明するた
めの波形図である。
【図7】本発明による無停電電源装置の一実施例を示す
ブロック構成図である。
【図8】本発明による無停電電源装置の一実施例におけ
る制御手段の詳細ブロック構成図である。
【符号の説明】
1 インバータ 2 変圧器 3 サイクロコンバータ 4 直流電源 5 制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源に入力が接続されたインバータ
    と、このインバータの出力に1次巻線が接続された変圧
    器と、この変圧器の2次巻線に入力が接続されたパルス
    幅変調方式のサイクロコンバータと、これらインバータ
    とサイクロコンバータの双方を同一の搬送波信号に基づ
    いてパルス幅変調する制御手段とを備え、前記サイクロ
    コンバータの出力から所定の周波数の交流電力を得るよ
    うにした電力変換装置において、前記搬送波信号により
    生成された前記サイクロコンバータのパルス幅変調信号
    を入力とする信号遅延手段を設け、前記サイクロコンバ
    ータの出力線間電圧パルスが前記インバータのデッドタ
    イム期間に重畳して表われないようにするのに必要な時
    間だけ前記パルス幅変調信号が遅延されるように構成し
    たことを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 直流電源に入力が接続されたインバータ
    と、このインバータの出力に1次巻線が接続された変圧
    器と、この変圧器の2次巻線に入力が接続されたパルス
    幅変調方式のサイクロコンバータと、これらインバータ
    とサイクロコンバータの双方を同一の搬送波信号に基づ
    いてパルス幅変調する制御手段とを備え、前記サイクロ
    コンバータの出力から所定の周波数の交流電力を得るよ
    うにした電力変換装置において、前記搬送波信号を入力
    とする信号遅延手段を設け、前記サイクロコンバータに
    対するパルス幅変調信号を前記信号遅延手段から出力さ
    れる搬送波信号に基づいて作成することより、前記サイ
    クロコンバータの出力線間電圧パルスが前記インバータ
    のデッドタイム期間に重畳して表われないようにするの
    に必要な時間だけ前記パルス幅変調信号が遅延されるよ
    うに構成したことを特徴とする電力変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の発明において、前記サ
    イクロコンバータに対する出力電圧波形指令値を、この
    サイクロコンバータの出力電流の通流方向に応じて補正
    する補償手段が設けられていることを特徴とする電力変
    換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の発明において、前記インバー
    タの出力電圧パルスの幅を、前記サイクロコンバータの
    出力線間電圧パルスの最大パルス幅に一致させる手段が
    設けられていることを特徴とする電力変換装置。
  5. 【請求項5】 商用交流電力系から整流手段を介して充
    電される蓄電池と、この蓄電池から供給される直流電力
    を入力とする直流交流変換手段とからなる無停電電源装
    置において、前記直流交流変換手段が請求項1乃至請求
    項4に記載の電力変換装置の何れかで構成されているこ
    とを特徴とする無停電電源装置。
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