JP3817304B2 - 足場構築用のジョイントフック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建築用足場を構築する場合に用いることができるジョイントフックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パイプ材を縦横に組み合わせて建築用の足場を構築するに際し、主として横方向に所定間隔で設けられるパイプ材相互を連結させるために、水平方向又は斜め方向にパイプ材(以下、このパイプ材を特に「渡り部材」と言う)を設けるようにするが、この渡り部材を上記した横方向のパイプ材と接続させる部分には、図8及び図9に示すジョイントフック60(特公昭51−12774号公報参照)を用いている。
【0003】
このジョイントフック60は、渡り部材Hの端部へ内嵌される取付基部61と、パイプ材Pの係合凹部63を具備して上記取付基部61に一体に設けられたフック本体部62とを有している。このフック本体部62には、係合凹部63内へ突出する錠止片64と、この錠止片64が所定角度のときに係合可能となる作動片65とが設けられている。
【0004】
錠止片64は枢軸66回りに回動自在に設けられ、この回動により、係合凹部63にパイプ材Pが係合したときにこれを保持するロックオン状態(図9の状態)と、係合したパイプ材Pを押し出して次の押込み時に備えるロックオフ状態(図8の状態)とに、切り替わるようになっている。
また、作動片65は別の枢軸67を回りに回動自在に設けられ、この作動片65を下方へ回動させると、ロックオン状態にある錠止片64が係合凹部63側へ回動され、同錠止片64がロックオフ状態へ強制的に切り替わるようになっている。
【0005】
錠止片64と作動片65との間にはコイルバネ68が介装されており、このコイルバネ68は錠止片64を係合凹部63側へ付勢してそのロックオフ状態を保持させるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のジョイントフック60では、取付基部61とフック本体部62とが同軸心状に連結されているため、パイプ材Pのうち、例えば図10に示すように横方向のパイプ材PB を中心としてその両側方へ渡り部材Hを接続する場合、隣合う渡り部材H相互の軸心をずらして配置せねばならなかった。
【0007】
このため、足場の内側の渡り部材Hが縦方向のパイプ材PA (柱材)から内側へ大きく入り込むようになるので、足場の通路スペースWが狭くなるという不都合があった。
また、上記従来のジョイントフック60では、パイプ材Pに対する接続及び離脱作業の際に次のような難点があった。
【0008】
すなわち、従来のジョイントフック60では、作動片65を操作しない限り錠止片64をロックオフすることができないので、フック本体部62をパイプ材Pへ係合させる場合において、錠止片64が既にロックオン状態となっていると、この錠止片64が邪魔になって係合ができないことがある。
また、従来では、錠止片64の上端部64Aをロックオフ状態において係合凹部63の奥側に突出させることによりオートロック機構を構成しているため、パイプ材Pに係合したフック本体部62を取り外す場合、作動片65を操作して錠止片64をいったんロックオフ状態にしても、係合凹部63内にパイプ材Pが再度押し込まれると、再び錠止片64が自動的にロックオン状態に戻ってしまい、ジョイントフック60の取り外し作業が行い難いことがあった。
【0009】
例えば、ハシゴ部材(図示略)のように、複数のジョイントフック60を有する部材をパイプ材Pから取り外すには、全てのジョイントフック60の作動片65を同時にロックオフ操作しながらパイプ材Pから離脱させる必要があり、かかる作業を一人で行うのは困難であった。
更に、従来ではロックオン及びロックオフのいずれの状態でも作動片65がフック本体部62の背側で突出しているので、錠止片64の状態を作動片65の状態だけから目視確認し難いという一面もあった。
【0010】
本発明は、このような実情に鑑み、足場として構築した場合の通路スペースを可及的に広く取れる足場建築用のジョイントフックを提供することを目的とする。
更に、本発明は、パイプ材に対する接続及び離脱作業における従来の各種不都合を解消できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。
すなわち、本発明は、パイプ材に直交して連結される渡り部材の端部に嵌合される取付基部と、前記パイプ材に外嵌可能な係合凹部を備えかつ前記取付基部に一体に突設されたフック本体部とを有する足場構築用のジョイントフックにおいて、前記フック本体部は、前記取付基部の嵌合軸心から前記渡り部材の略半径分偏心した位置に突設されていることを特徴とする(請求項1)。
【0012】
上記の本発明によれば、横方向のパイプ材の両側方から渡り部材を接続すると、両側のフック本体部が互いに反対方向へ偏って配置され、各取付基部が相殺的に合い寄るように配置されるので、隣合う渡り部材相互の軸心を一致させることができる。また、一方の渡り部材の軸心を、縦方向のパイプ材側へオーバーラップ状に偏らせるといったこともできる。いずれにしても、渡り部材を通路スペースの外側へ配することができるので、足場としての通路スペースが狭くなるのを防止できる。
【0013】
本発明において、フック本体部を取付基部の嵌合軸心から偏心させたことによって形成された内隅部に補強リブを設けることが好ましい(請求項2)。
このようにすれば、フック本体部を取付基部のから偏心させたことに伴う機械的強度の低下を抑えることができる。
また、本発明は、パイプ材に対する接続及び離脱作業を簡便にすべく、次の技術的手段を採用する。
【0014】
すなわち、本発明のジョイントフックでは、フック本体部に、係合凹部内に嵌まっているパイプ材の外周面に沿う円弧状縁部が先端に形成されたロック片が挿通されており、このロック片は、その円弧状縁部が前記係合凹部の開放側へ向かって直線的に出退するように、かつ、その突出方向に付勢して設けられ、前記フック本体部内に、前記ロック片を後退状態に保持するストッパが設けられている(請求項3)。
【0015】
この場合、ロック片の円弧状縁部が係合凹部の開放側へ向かって直線的に出退するので、ストッパによってロック片をフック本体部内へ後退させた状態では、係合凹部の奥側に突出するものが何も無い状態となっている。このため、ロックオフ状態においてパイプ材を係合凹部へ嵌めたり外したりしても、ロック片が勝手にロックオン状態に戻ってしまうということがなく、従って、接続部を複数有するハシゴ等のように、一つの部材に対して複数のジョイントフックを有する部材の取り外しが容易になる。
【0016】
この場合、ロック片の先端に、係合凹部内に嵌まろうとするパイプ材の外周面に当接して当該ロック片を後退方向へ押し込ませるカム面が形成しておけば(請求項4)、パイプ材を係合凹部へ嵌合すればロック片が自動的に後退方向へ押し込まれるので、ロック片がロックオン状態の場合でもジョイントフックをパイプ材にワンタッチで連結できるようになる。
【0017】
また、ロック片をフック本体部の基端部から係合凹部の開放側に向かって斜めに形成されたガイド孔に挿通し、そのロック片の基端部に、ストッパによって後退状態に保持されている当該ロック片を突出させるための操作片を一体形成しておくことが好ましい(請求項5)。
この場合、ロック片が係合凹部側へ突出すると操作片がフック本体部の背側で退入し、反対に、ロック片がフック本体部内へ後退すると操作片がフック本体部の背側へ突出する。このため、操作片の状態を一目すれば、ロック片がフックオン状態にあるのか、又はフックオフ状態にあるのかを容易に確認することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4は本発明に係るジョイントフック1の一実施形態を示している。
このジョイントフック1は、取付基部2とこれに一体に設けられたフック本体部3とを有している。これら取付基部2及びフック本体部3は、アルミニウム合金等を素材とした鋳造法によって形成されている。
【0019】
図5乃至図7は、上記ジョイントフック1を用いて建築用足場を構築した例を示したもので、この足場は、縦方向に(柱材として)用いられるパイプ材PA と、横方向に(例えば奥行き方向水平材として)用いられるパイプ材PB と、これら縦方向のパイプ材PA 同士、又は横方向のパイプ材PB 同士を所定間隔に連結する渡り部材H(H1 〜H3 )とを有したものとなっている。
【0020】
渡り部材Hには、他のパイプ材PA ,PB (以下、両者を総じて言うときは単に「P」を用いる)と同じように丸パイプとされたものだけでなく、踏み板として構成されたものH1 があり、また丸パイプとされたものの中にも、横方向のパイプ材PB に直交する向き(幅方向)の水平材として用いられるものH2 や、ブレースとして用いられるものH3 等がある。
【0021】
更に、水平材とされる渡り部材H2 には、ジョイントフック1を縦使いとするもの(図5の最上部のもの)と、横使いとするもの(図5の上から二段目のもの)とがある。
前記ジョイントフック1において、取付基部2は、渡り部材Hの端部に形成された孔に対して内嵌される円筒形に形成されたもので、その嵌め込み後に、溶接等によって渡り部材Hと固定される。この取付基部2の内部は、軽量化及び材料コストの低廉化を図るため中空となっている。
【0022】
また、フック本体部3はパイプ材Pに対して外嵌される係合凹部7を備え、この係合凹部7は、逆U字状の開口形状を有しており、下向きに解放された部分をパイプ材Pの通過口部8としている。
フック本体部3は、取付基部2が渡り部材Hに対して嵌合する軸心に対して、クランク状に折れ曲がった状態で偏心して突設されている。この偏心量は、渡り部材Hの略半径分に相当する寸法とされている。そして、フック本体部3と取付基部2とがクランク状に折れ曲がってできる内隅部には、三角形状に張り出す補強リブ10が設けられている。
【0023】
このフック本体部3には、通過口部8の内部から、係合凹部7へ嵌められるパイプ材Pの外面に沿う方向へ向けて直線的に進退自在となるロック片12が設けられている。このロック片12には、通過口部8をパイプ材Pが出たり入ったりする方向(図3及び図4の上下方向)に対し、その斜め方向に延出してフック本体部3を突き抜けるようになる操作片15が一体的に設けられている。
【0024】
従って、これらロック片12及び操作片15は、ロック片12が通過口部8内へ向けて進出(突出)したときに操作片15がフック本体部3の背側で退入し、反対に、ロック片12が通過口部8からフック本体部3内へ退入したときに操作片15がフック本体部3の背側から進出(突出)するという連動関係になっている。このため、操作片15が突出しているか退入しているかの状態は、ロック片12がフックオン状態にあるのか、又はフックオフ状態にあるのかを示していることになる。
【0025】
フック本体部3には、同本体部3の基端部から係合凹部の開放側(通過口部8)に向かって斜めに延びるガイド孔16が形成されており、このガイド孔16に、単一の部材より一体に形成された前記ロック片12と操作片15とが摺動自在に挿通されている。また、ロック片12の中途部には、その出退方向に長い長孔17が形成されており、ガイド孔16の内面には、この長孔17内へ向けて突出する抜止めピン18が設けられている。
【0026】
ロック片12の先端部上面側には、係合凹部7内に納まっている パイプ材Pの外周面に沿う円弧状縁部12Aが形成されている。また、同ロック片12の先端部下面側には、通過口部8をパイプ材Pが出たり入ったりする方向に対して、図3に示すように角度θを有するカム面12Bが形成されている。このため、ロック片12が通過口部8内へ進出したロックオン状態のままでも、これをパイプ材Pへ押し付ければ、このパイプ材Pによってロック片12が押され、フック本体部3内へ退入するようになる。
【0027】
また、ロック片12の下端部には、通過口部8へ向く側とは反対側の面で突出する係止突起21が設けられている。これに対し、フック本体部3の内部には、ガイド孔16の内方へ向けて階段状の折曲部を有した板バネ(ストッパ)22が設けられている。従って、ロック片12がフック本体部3内へ押し込まれると、係止突起21が板バネ22と係合し(図4参照)、ロックオフ状態が保持されるようになっている。
【0028】
なお、通過口部8内をパイプPが出入りするのに伴ってロック片12がフック本体部3内へ退入される場合、この程度の退入では、係止突起21と板バネ22とは係合しない。すなわち、これらを係合させるには、ロック片12を積極的に押し込む必要がある。
また、単一の部材よりなるロック片12及び操作片15は、ガイド孔16内に組み込まれた復帰バネ23により、常に、ロック片12の先端部が通過口部8側へ進出するように付勢されている。
【0029】
従って、ロック片12が通過口部8へ進出したロックオン状態とされたとき、この状態が復帰バネ23によって保持されると共に、ロック片12がフック本体部3内へ退入されたロックオフ状態では、係止突起21と板バネ22との係合がガタツキの無いものに保持されることになる。
なお、ロック片12の係止突起21と板バネ22との係合状態は、操作片15をフック本体部3の背側へ強制的に押し込むことによって解除でき、これにより、ロック片12をロックオフ状態からロックオン状態にできる。
【0030】
上記の構造を有するジョイントフック1を用いて渡り部材Hをパイプ材Pへ接続するには、ロック片12がロックオン状態であるかロックオフ状態であるかに何ら関係なく、係合凹部7をパイプ材Pに対して押し込むようにすればよい。
このとき、もし、ロック片12が当初からロックオン状態にあった場合には、ロック片12がパイプ材Pに押されて一旦、フック本体部3内に退入状態となるが、パイプ材Pが通過口部8を通り過ぎて係合凹部7へ達した時点で、復帰バネ23により、ロック片12は再び通過口部8内へ進出する。
【0031】
従って、これにより自動的にロックオン状態となり(オートロック)、ジョイントフック1がパイプ材Pから外れなくなる。
また、ロック片12が当初の時点でロックオフ状態にあった場合には、係合凹部7をパイプ材Pに係合させた後、操作片15をフック本体部3内へ押し込むように操作して、ロック片12をロックオン状態とさせればよい。
【0032】
一方、渡り部材Hをパイプ材Pから外すには、ロックオン状態(即ち、通過口部8への進出状態)にあるロック片12をフック本体部3内へ強く押し返す。これにより、ロック片12は、係止突起21が板バネ22に係合し、フック本体部3内へ退入したロックオフ状態を維持するようになる。従って、パイプ材Pからの取り外しが自由に行える状態となる。
【0033】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、取付基部2及びフック本体部3の細部形状や材質等は何ら限定されるものではなく、取付基部2を渡り部材Hに対して外嵌めするようにしたり、フック本体部3の係合凹部7を角形(コ字状等)の開口形状にしたりすることが可能である。
【0034】
また、ロック片12と操作片15とは、別部材により形成することも可能である。
ロック片12の進退方向は、通過口部8をパイプ材Pが出たり入ったりする方向に対して、直交する向き(即ち、渡り部材Hと平行する方向)に設定することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、隣合う渡り部材相互を同軸心状に接続することができるので、渡り部材を可及的に通路スペースの外側へ配することができ、足場としての通路スペースが狭くなるのを防止することができる(請求項1)。
【0036】
請求項2記載の発明によれば、フック本体部を取付基部のから偏心させたことに伴う機械的強度の低下を抑えられ、ジョイントフックの耐久性を向上することができる。
請求項3記載の発明によれば、ロック片が勝手にロックオン状態に戻ることがないので、一つの部材に対して複数のジョイントフックを有する部材の取り外し作業が容易になる。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、ロック片がロックオン状態の場合でもジョイントフックをパイプ材にワンタッチで連結できるようになる。
請求項5記載の発明によれば、操作片の出退状態を目視することにより、ロック片の状態を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジョイントフックの一実施形態(ロックオン状態)を示す斜視図である。
【図2】第1実施形態の平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】図3に対応させてジョイントフックのロックオフ状態を示した側断面図である。
【図5】ジョイントフックを用いて構築した建築用足場を示した全体図(中間省略部より右側は正面図、同、左側は正面断面図)である。
【図6】図5のB−B線矢視図である。
【図7】図5のC−C線矢視拡大図である。
【図8】従来のジョイントフックにおけるロックオフ状態を示す側断面図である。
【図9】従来のジョイントフックにおけるロックオン状態を示す側断面図である。
【図10】従来のジョイントフックにおける使用状況を示す平面図てある。
【符号の説明】
1 ジョイントフック
2 取付基部
3 フック本体部
7 係合凹部
8 通過口部
10 補強リブ
12 ロック片
12A 円弧状縁部
12B カム面
15 操作片
22 ストッパ(板バネ)
P パイプ材
H 渡り部材
Claims (5)
- パイプ材(P)に直交して連結される渡り部材(H)の端部に嵌合される取付基部(2)と、前記パイプ材(P)に外嵌可能な係合凹部(7)を備えかつ前記取付基部(2)に一体に突設されたフック本体部(3)とを有する足場構築用のジョイントフックにおいて、
前記フック本体部(3)は、前記取付基部(2)の嵌合軸心から前記渡り部材(H)の略半径分偏心した位置に突設されていることを特徴とする足場構築用のジョイントフック。 - フック本体部(3)を取付基部(2)の嵌合軸心から偏心させたことによって形成された内隅部に補強リブ(10)が設けられている請求項1記載の足場構築用のジョイントフック。
- フック本体部(3)に、係合凹部(7)内に嵌まっているパイプ材(P)の外周面に沿う円弧状縁部(12A)が先端に形成されたロック片(12)が挿通されており、
このロック片(12)は、その円弧状縁部(12A)が前記係合凹部(7)の開放側へ向かって直線的に出退するように、かつ、その突出方向に付勢して設けられ、
前記フック本体部(3)内に、前記ロック片(12)を後退状態に保持するストッパ(22)が設けられている請求項1又は請求項2記載の足場構築用のジョイントフック。 - ロック片(12)の先端に、係合凹部(7)内に嵌まろうとするパイプ材(P)の外周面に当接して当該ロック片(12)を後退方向へ押し込ませるカム面(12B)が形成されている請求項3記載の足場構築用のジョイントフック。
- ロック片(12)はフック本体部(3)の基端部から係合凹部(7)の開放側に向かって斜めに形成されたガイド孔(16)に挿通され、
前記ロック片(12)の基端部に、ストッパ(22)によって後退状態に保持されている当該ロック片(12)を突出させるための操作片(15)が一体形成されている請求項4記載の足場構築用のジョイントフック。
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