JP3816289B2 - 中空糸膜式除湿装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空糸膜により圧縮空気を除湿する中空糸膜式除湿装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
各種の装置の駆動源に用いられる圧縮空気は、多くの水分を含んでいると、装置を早期に腐食させる原因になるため、通常、除湿装置で除湿されてから装置の駆動源として用いられる。このような除湿装置には、冷凍方式や吸着方式が一般的に採用されているが、近年においては、中空糸膜式除湿装置が小型化や軽量化、保守作業の簡略化等の優れた特徴を備えている点で注目されている。
【0003】
従来、上記の中空糸膜式除湿装置は、図5に示すように、ハウジング51内の収容室53に多数の中空糸膜52を配置し、これらの中空糸膜52の一方端側から圧縮空気を送り込み、内側を流通させながら、圧縮空気の水蒸気分圧と外側の収容室53の水蒸気分圧との差圧によって、圧縮空気中の水分を収容室53に選択的に排出させる。そして、このようにして圧縮空気を除湿して除湿空気とした後、中空糸膜52の他方端側から排気させ、後段の空気タンク等に送り出して駆動源とする。また、排気された除湿空気の一部をパージ空気として還流路54を介して一定の絞り量で収容室53に還流させ、このパージ空気により収容室53内の水蒸気分圧を低い状態に維持させることによって、常に良好な除湿性能でもって圧縮空気を除湿するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のように、除湿空気の一部をパージ空気として一定の絞り量で還流させる構成では、圧縮空気の圧力が通常の変動範囲から僅かに外れて低下した場合でも、除湿空気を所定の圧力以上で後段の空気タンク等に送り出すことができなくなるという問題がある。
【0005】
即ち、圧縮空気を除湿して形成された除湿空気は、後段の空気タンク等に送り出すときに、一部がパージ空気として収容室に還流されるため、圧縮空気の圧力変動とパージ空気の還流量に応じた圧力変動との影響を受けながら圧力を変動させる。この際、圧縮空気の圧力が低下すると、これに伴って除湿空気の圧力と共にパージ空気の還流量が低下するため、パージ空気が除湿空気の圧力を低下させる影響は減少することになるが、パージ空気の絞り量が一定であるため、圧縮空気とパージ空気との関係においては、パージ空気による圧力低下の影響が相対的に大きなものとなる。この結果、圧縮空気の圧力が通常の変動範囲から僅かに外れて低下した場合でも、パージ空気の影響で除湿空気の圧力が大幅に低下することになるため、この除湿装置を空気源システムに組み込んだときに、除湿空気を所定の圧力以上で後段の空気タンク等に送り出すことができないという空気源システムとして致命的な事態に陥り易かった。
【0006】
従って、本発明は、圧縮空気の圧力が大幅に低下した場合であっても、除湿空気を可能な限り高い圧力で後段の空気タンク等に送り出すことができる中空糸膜式除湿装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、中空糸膜式除湿装置であって、一方端側から内側に供給された圧縮空気を流通させながら、該圧縮空気中の水分を外側に排出することによって、該圧縮空気を除湿空気として他方端側に排気する中空糸膜と、前記中空糸膜から排気された除湿空気の一部をパージ空気として前記中空糸膜の外側に還流させる還流路と、前記還流路に設けられ、前記中空糸膜の内側を流通する圧縮空気の圧力の増加に応じて開閉量を増加させ、前記中空糸膜の内側を流通する圧縮空気の圧力の低下に応じて開閉量を減少させる可変絞りとを有することを特徴としている。
【0008】
上記の構成において、除湿空気の一部をパージ空気として還流しているため、除湿空気の圧力は、前段側から供給される圧縮空気自体の圧力変動と、パージ空気の還流量に応じた圧力変動との作用を受ける。従って、従来のようにパージ空気の絞り量が一定(固定絞り)であると、圧縮空気自体の圧力低下に従ってパージ空気の還流量が低下した場合でも、パージ空気による圧力低下が除湿空気の圧力低下に大きく作用することになる。この結果、中空糸膜式除湿装置を空気源システムに組み込んだときに、圧縮空気自体の圧力が通常の変動範囲から僅かに外れて低下した場合でも、除湿空気を所定の圧力以上で後段側の空気タンクに送り込むことができないという空気源システムとして致命的な事態になり易かった。
【0009】
これに対し、本願発明の上記構成によれば、中空糸膜の内側を流動する圧縮空気の圧力が低下すると、可変絞りの開閉量が減少されることによって、パージ空気の還流量が減少する。これにより、パージ空気による圧力低下が固定絞りの場合よりも大きく抑制されることによって、除湿空気の過剰な圧力低下が防止される。この結果、中空糸膜式除湿装置が除湿システムに組み込まれた場合において、圧縮空気の圧力が大幅に低下することになっても、除湿空気を可能な限り高い圧力で除湿システムの空気タンクに送り込むことができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1記載の中空糸膜式除湿装置であって、前記可変絞りは、前記還流路を2分岐する主流路および副流路と、前記主流路に設けられ、該主流路におけるパージ空気の流動を制限する第1オリフィスと、前記副流路に連通する第1空間部と、前記第1オリフィスの下流において前記主流路に連通する第2空間部と、前記第1空間部と前記第2空間部との差圧に応じた開閉量で開口可能な弁部とを備え、該弁部を介して前記主流路を前記還流路に連通させる流量調整弁とを有することを特徴としている。
【0011】
上記の構成によれば、可変絞りが圧縮空気の圧力で作動する機械的な部品を組み合わせた構成からなっているため、電気部品を組み合わせて作動させる構成と比較して故障し難い信頼性の高いものになる。
【0012】
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の中空糸膜式除湿装置であって、前記中空糸膜から排気された前記除湿空気のうち、前記還流路を還流する前記パージ空気を除いた前記除湿空気の流動を制限する第2オリフィスを有することを特徴としている。
【0013】
上記の構成によれば、第2オリフィスが除湿空気の流動を圧力に応じて制限することによって、除湿空気の急激な圧力変動を抑制することができる。これにより、除湿空気の一部を取り出して形成されるパージ空気に対しても、急激な圧力変動を防止することができるため、可変絞りのハンチング等の不安定な動作を防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1ないし図4に基づいて以下に説明する。
本実施の形態に係る中空糸膜式除湿装置は、鉄道車両や大型自動車、船舶、その他の機械設備等の空気源システムに組み込まれて使用される。この空気源システムは、図1に示すように、大気を圧縮空気とする空気圧縮機1と、圧縮空気を冷却して除湿するアフタークーラ2と、圧縮空気中の水滴や塵埃、オイルミストを除去する分離器3と、圧縮空気を除湿して除湿空気とする中空糸膜式除湿装置4と、除湿空気の流動を制限する第2オリフィス30と、除湿空気を蓄圧する空気タンク5とを上段側から後段側にかけてこの順に有している。
【0015】
上記の中空糸膜式除湿装置4は、図2に示すように、筒形状に形成された胴部6aと、この胴部6aの両端面を封止した蓋部6b・6cとからなるハウジング6を有している。各蓋部6b・6cには、吸気口6dと排気口6eとがそれぞれ形成されている。そして、これらの吸気口6dおよび排気口6eには、図示しない空気配管を介して図1の分離器3および空気タンクがそれぞれ接続されている。
【0016】
一方、胴部6aの内部には、一対の隔壁部材7・7が設けられている。各隔壁部材7は、蓋部6b・6c側にそれぞれ設けられており、周縁部が胴部6aの内壁面全体に気密状態に接合されている。これらの隔壁部材7・7は、ハウジング6の内部空間を3つの領域に区分しており、一方の隔壁部材7と蓋部6bとで吸気室8を形成し、他方の隔壁部材7と蓋部6cとで排気室9を形成し、両隔壁部材7・7で収容室10を形成している。
【0017】
上記の収容室10には、多数の中空糸膜11が設けられている。中空糸膜11は、膜の内側と外側とで水蒸気分圧の差圧が生じたときに、水蒸気のみを選択的に高圧側から低圧側に透過させる機能を有している。この中空糸膜11は、両端部が隔壁部材7・7により気密状態に支持されており、中空糸膜11の各端部は、吸気室8および排気室9にそれぞれ開放されている。これにより、中空糸膜11は、吸気室8に導入された圧縮空気を一方端側の開口から取り込み、膜の内側を通過させながら水蒸気を収容室10に排出して除湿空気とした後、この除湿空気を他方端側の開口から排気室9に排出するようになっている。
【0018】
上記の中空糸膜11が設けられた収容室10は、還流路等を介して排気室9に連通されていると共に、貫通路を介して大気中に開放されている。還流路は、胴部6aに形成された還流穴6gと、この還流穴6gに一端が接続され、他端がハウジング6と第2オリフィス30との間に接続された還流用配管13とを有しており、排気室9から後段の空気タンクに送り出された除湿空気の一部を取り込んでパージ空気として収容室10に還流させる。一方、貫通路は、ハウジング6の胴部6aに形成された貫通穴6fを有しており、貫通穴6fを介して収容室10の水蒸気およびパージ空気を大気中に放出させる。
【0019】
また、上記の還流路における還流用配管13中には、圧縮空気の圧力の増減に応じて開閉量を増減させる可変絞り12が設けられている。可変絞り12は、図1に示すように、上流側に位置する還流用配管13を2分岐する主配管14および副配管15と、主配管14に設けられた第1オリフィス16と、主配管14と副配管15とに接続された流量調整弁17とを有している。上記の第1オリフィス16は、主配管14におけるパージ空気の流動を制限することによって、主配管14の圧力P2を副配管15の圧力P1よりも低圧にするように作用する。
【0020】
また、流量調整弁17は、図3に示すように、二分割可能なブロック体18を有している。ブロック体18の内部には、円柱形状に形成されたシリンダ室19と、シリンダ室19の外周方向に形成された膜板室20と、シリンダ室19の軸心方向に形成された弁室21とを有している。シリンダ室19と弁室21とは、摺動通路22を介して連通されており、摺動通路22には、円管状のシール部材23が設けられている。
【0021】
上記のシール部材23には、棒状のピストン部材24が摺動自在に貫挿されている。ピストン部材24は、後端部(図中右側の端部)および先端部(図中左側の端部)がシリンダ室19および弁室21にそれぞれ位置するように形成されており、膜板室20側の側周面には、第1突設部24aと第2突設部24bとが所定間隔を隔てて並設されている。これらの第1および第2突設部24a・24bは、膜板室20に対応する位置に設けられており、両突設部24a・24b間には、ピストン部材24を軸心方向(図中左右方向)に進退移動させるための薄板部材25が設けられている。
【0022】
上記の薄板部材25は、合成ゴム等により厚み方向に変形自在な円盤形状に形成されている。薄板部材25の中心部には、上述のピストン部材24が気密状態に貫挿されている。一方、薄板部材25の外周縁部は、膜板室20において気密状態に挟持されている。これにより、シリンダ室19は、薄板部材25により第1空間部19aと第2空間部19bとに気密状態に区分された状態になっている。
【0023】
上記の第1空間部19aは、第1副流路26aを介して第1入力ポート18aに連通されている。一方、第2空間部19bは、第2副流路26bおよび主流路27を介して第2入力ポート18bに連通されている。これらのポート18a・18bには、副配管15および主配管14がそれぞれ接続されており、第1入力ポート18aは、副配管15のパージ空気を圧力P1でもって第1空間部19aに導入する。また、第2入力ポート18bは、主配管14のパージ空気を圧力P2でもって第2空間部19bに導入する。これにより、第1空間部19aと第2空間部19bとの間に圧力P1と圧力P2との差圧が生じることによって、この空間部19a・19bを仕切る薄板部材25の中心部が差圧に応じた変位量でピストン部材24の軸心方向に変位し、この変位に従ってピストン部材24が軸心方向に進退移動するようになっている。
【0024】
上記のようにして進退移動するピストン部材24は、弁室21側の先端部が三角錐形状に形成されている。また、ピストン部材24の軸心方向における弁室21の壁面には、主流路27に連通された弁流路28が開口されており、この弁流路28の開口部とピストン部材24の先端部とは、パージ空気の差圧に応じた開閉量で開口可能な弁部を構成している。具体的には、差圧が殆ど無い状態においては、ピストン部材24が図中左端まで進出することによって、弁流路28の開口部を完全に塞いだ状態にし、この状態のピストン部材24の位置を基準位置として、ピストン部材24が図中右側に後退したときの移動量に応じた開度で開口するように構成されている。そして、このように構成された弁部は、弁室21および排出流路29を介して出力ポート18cに連通されており、図1に示すように、開度に応じて流量でもってパージ空気を中空糸膜式除湿装置4の収容室10に還流させるようになっている。
【0025】
上記の構成において、中空糸膜式除湿装置4の動作を説明する。
先ず、外気が空気圧縮機1により所定圧力の圧縮空気とされた後、アフタークーラ2において冷却されることによって、ある程度除湿される。そして、圧縮空気が分離器3に送給され、分離器3において水滴や塵埃、オイルミストが除去された後、中空糸膜式除湿装置4に送り込まれる。
【0026】
中空糸膜式除湿装置4に送り込まれた圧縮空気は、図2に示すように、吸気室8の全体に導入された後、隔壁部材7に支持された中空糸膜11の一方端側の開口から膜の内側に取り込まれ、この内側を流通して他方端側の開口から排気室9に排出される。この際、中空糸膜11の内側は、圧縮空気が外気を圧縮したものであるため、水蒸気分圧が高い状態になっている。これに対し、中空糸膜11の外側に位置する収容室10は、外気となる大気中に貫通穴6fを介して開放されていると共に、後述の除湿空気の一部がパージ空気として還流されている。従って、図4に示すように、中空糸膜11の内側の水蒸気分圧が外側(収容室10)の水蒸気分圧よりも高い状態になっているため、内側を流通をする圧縮空気の水蒸気が低圧側の収容室10に透過することになる。この結果、圧縮空気が中空糸膜11の内側を流通するのに従って圧縮空気から水蒸気が徐々に取り除かれ、排気室9に排出されたときには圧縮空気を十分に乾燥させた除湿空気となる。
【0027】
図1に示すように、除湿空気が排気室9に排出されると、除湿空気の大部分は、第2オリフィス30で流動が制限されながら空気タンクに送り出され、空気タンクにおいて蓄圧された後、空気ブレーキ等の駆動源として使用される。また、除湿空気の一部は、パージ空気として可変絞り12および還流路(還流用配管13や還流穴6g等)を介して収容室10に還流されることによって、収容室10の水蒸気分圧を中空糸膜11の膜内の水蒸気分圧よりも低い状態に維持するために使用される。そして、このようなパージ空気の還流等の動作が繰り返されることによって、中空糸膜式除湿装置4が常に良好な除湿性能を発揮することになる。
【0028】
次に、空気圧縮機1の異常等により圧縮空気の圧力が変動した場合には、中空糸膜式除湿装置4で除湿された除湿空気の圧力が変動する。また、除湿空気の一部がパージ空気として取り除かれるため、パージ空気の還流量が増減すると、除湿空気の圧力の低下幅が増減する。そして、このパージ空気による除湿空気の圧力低下幅の程度は、除湿空気とパージ空気との量的関係から、除湿空気(圧縮空気)の圧力が低下するのに反比例して大きなものとなる。これにより、圧縮空気の圧力が低下したときに、これに伴って除湿空気の圧力と共にパージ空気の還流量が低下することになっても、圧縮空気とパージ空気との関係においては、パージ空気による圧力低下の影響が相対的に大きなものとなる。
【0029】
ここで、本実施形態においては、パージ空気を可変絞り12を介して還流させており、可変絞り12により圧縮空気の圧力の増減に応じて開閉量(パージ空気の還流量)を増減させることによって、圧縮空気の圧力が低下したときにおけるパージ空気による圧力低下の影響を最小限に抑制している。
【0030】
即ち、図3に示すように、例えば圧力P1の除湿空気の一部がパージ空気として取り出されると、このパージ空気は、圧力P1で可変絞り12に流動され、主配管14および副配管15により2分岐される。そして、副配管15を流動するパージ空気は、ブロック体18の第1入力ポート18aから第1副流路26aを介して第1空間部19aに流入し、第1空間部19aを圧力P1の状態にする。一方、主配管14を流動するパージ空気は、第1オリフィス16により流動が制限されることによって、圧力P1よりも低圧の圧力P2で第2入力ポート18bから主流路27に流入する。そして、主流路27のパージ空気は、第2副流路26bを介して第2空間部19bに流入し、第2空間部19bを圧力P2にする。これにより、第1空間部19aと第2空間部19bとの間に圧力P1と圧力P2との差圧が生じることによって、これらの空間部19a・19bを区切る薄板部材25が差圧に応じた湾曲率に変形される。この結果、薄板部材25の中心部が差圧に応じた変位量で変位することによって、この中心部を突設部24a・24bで挟持したピストン部材24が同一の変位量で軸心方向に進退移動する。
【0031】
上記のようにしてピストン部材24が進退移動すると、弁室21側におけるピストン部材24の先端部が弁流路28の開口部を移動量に応じた開度で開口させる。これにより、主流路27と弁室21とが連通した状態になるため、主流路27に存在するパージ空気は、開度に応じた流量で弁室21に流れ込み、この弁室21から排出流路29および出力ポート18cを介して図2の収容室10に還流することになる。
【0032】
この際、パージ空気の還流量を規制する開度は、ピストン部材24の移動量に応じて変化し、ピストン部材24の移動は、薄板部材25の中心部の変位量に一致する。そして、薄板部材25の変位量は、第1空間部19a(圧力P1)と第2空間部19b(圧力P2)との差圧に対応し、差圧が大きくなるのに従って増大する。これにより、差圧が小さい場合には、ピストン部材24の移動量が小さいため、弁流路28が小さな開度で開口することによって、少量のパージ空気が主流路27から弁室21に流れ込むことになる。一方、差圧が大きい場合には、上記の動作とは逆に、大量のパージ空気が主流路27から弁室21に流れ込むことになる。
【0033】
また、第1空間部19aの圧力P1と第2空間部19bの圧力P2との差圧は、第1オリフィス16を通過するパージ空気の流量の増大により拡大する一方、流量の減少により縮小する。これにより、圧縮空気の圧力低下により除湿空気の圧力P1が低下した場合には、圧力P1と第1オリフィス16による圧力P2との差圧が減少するため、弁流路28の開度が小さくなる結果、この弁流路28を介して主流路27から弁室21に流れ込むパージ空気の流量(還流量)が減少する。従って、除湿空気の圧力P1が低下することによって、パージ空気による除湿空気の圧力低下の影響が大きくなっても、除湿空気の過剰な圧力低下が防止されることになる。
【0034】
さらに、上記のように可変絞り12が動作しているときに、図2に示すように、第2オリフィス30が除湿空気の流動を制限することによって、除湿空気の急激な圧力変動が抑制されている。これにより、除湿空気の一部を取り出して形成されるパージ空気に対しても、急激な圧力変動が防止されるため、可変絞り12のハンチング等の不安定な動作が防止される。
【0035】
【発明の効果】
請求項1ないし請求項3の発明によれば、パージ空気による圧力低下が固定絞りの場合よりも大きく抑制されることによって、除湿空気の過剰な圧力低下が防止される結果、圧縮空気の圧力が大幅に低下することになっても、除湿空気を可能な限り高い圧力で除湿システムの空気タンクに送り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】中空糸膜式除湿装置を備えた除湿システムの概略構成図である。
【図2】中空糸膜式除湿装置の概略構成図である。
【図3】流量調整弁の縦断面図である。
【図4】中空糸膜の動作状態を示す説明図である。
【図5】従来例を示すものであり、中空糸膜式除湿装置を備えた除湿システムの概略構成図である。
【符号の説明】
1 空気圧縮機
2 アフタークーラ
3 分離器
4 中空糸膜式除湿装置
5 空気タンク
6 ハウジング
6a 胴部
6b・6c 蓋部
6d 吸気口
6e 排気口
6f 貫通穴
6g 還流穴
7 隔壁部材
8 吸気室
9 排気室
10 収容室
11 中空糸膜
12 可変絞り
13 還流用配管
14 主配管
15 副配管
16 第1オリフィス
17 流量調整弁
18 ブロック体
19 シリンダ室
19a 第1空間部
19b 第2空間部
20 膜板室
21 弁室
22 摺動通路
23 シール部材
24 ピストン部材
25 薄板部材

Claims (3)

  1. 一方端側から内側に供給された圧縮空気を流通させながら、該圧縮空気中の水分を外側に排出することによって、該圧縮空気を除湿空気として他方端側に排気する中空糸膜と、
    前記中空糸膜から排気された除湿空気の一部をパージ空気として前記中空糸膜の外側に還流させる還流路と、
    前記還流路に設けられ、前記中空糸膜の内側を流通する圧縮空気の圧力の増加に応じて開閉量を増加させ、前記中空糸膜の内側を流通する圧縮空気の圧力の低下に応じて開閉量を減少させる可変絞りと
    を有することを特徴とする中空糸膜式除湿装置。
  2. 前記可変絞りは、
    前記還流路を2分岐する主流路および副流路と、
    前記主流路に設けられ、該主流路におけるパージ空気の流動を制限する第1オリフィスと、
    前記副流路に連通する第1空間部と、前記第1オリフィスの下流において前記主流路に連通する第2空間部と、前記第1空間部と前記第2空間部との差圧に応じた開閉量で開口可能な弁部とを備え、該弁部を介して前記主流路を前記還流路に連通させる流量調整弁と
    を有することを特徴とする請求項1記載の中空糸膜式除湿装置。
  3. 前記中空糸膜から排気された前記除湿空気のうち、前記還流路を還流する前記パージ空気を除いた前記除湿空気の流動を制限する第2オリフィスを有することを特徴とする請求項1または2に記載の中空糸膜式除湿装置。
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