JP3815672B2 - 門型洗車装置 - Google Patents

門型洗車装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3815672B2
JP3815672B2 JP2002002139A JP2002002139A JP3815672B2 JP 3815672 B2 JP3815672 B2 JP 3815672B2 JP 2002002139 A JP2002002139 A JP 2002002139A JP 2002002139 A JP2002002139 A JP 2002002139A JP 3815672 B2 JP3815672 B2 JP 3815672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car wash
blower
air
sensor
sensor element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002002139A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003200818A (ja
Inventor
秀明 黒羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuno Corp
Original Assignee
Tatsuno Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuno Corp filed Critical Tatsuno Corp
Priority to JP2002002139A priority Critical patent/JP3815672B2/ja
Publication of JP2003200818A publication Critical patent/JP2003200818A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3815672B2 publication Critical patent/JP3815672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車を洗車する門型洗車装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
給油所あるいは洗車場等に設置される門型洗車装置は、レール上を往復移動する洗車機本体の脚体の内側面に洗車ブラシ及び液噴射ノズル等の洗車機構が設けられるとともに自動車の形状を検出する車形センサが設けられ、洗車機本体の上部側には洗車ブラシや液噴射ノズルの他に乾燥工程のエア噴射ノズルが設けられている。このエア噴射ノズルは、その両端部側で脚体の対向する位置に投受光型のブロワセンサが取り付けられ、そのブロワセンサの検出信号で昇降機構により車体の形状に応じて昇降するようになっている。このような門型洗車装置では、設定により、例えば、水洗い工程→シャンプー工程→シャンプーの洗い流し工程→乾燥工程等のように、一回の洗車で複数の洗車工程を実行するようになっている。この水洗い工程では、洗車機本体に設けられた液噴射ノズルより水を噴射させて洗車し、シャンプー工程では、洗車機本体に設けられた液噴射ノズルよりシャンプーを噴射させ洗車ブラシを回転して洗車し、シャンプーの洗い流し工程では、洗車機本体に設けられた液噴射ノズルより水を噴射させてシャンプーを洗い流し、乾燥工程では、洗車機本体に設けたエア噴射ノズルにより、エアで車体に付着した水滴を吹き飛ばして車を乾燥させている。車形センサは、洗車ブラシの昇降制御を行い、その洗車ブラシが遠心力で拡がるため自動車の形状を大まかに検出すれば十分であるのに対し、ブロワセンサは、乾燥工程において車体に付着した水滴を吹き飛ばすためにエア噴射ノズルを車体表面に近接させる制御を行うために必要となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の門型洗車装置の乾燥工程に使用されるブロワセンサは、シャンプー工程のときに洗浄液であるケミカル液の飛沫、あるいは車体表面から飛び散った汚れがブロワセンサの投受光面に付着して正確な車形を検出できず、乾燥工程が不十分に終了して車体表面にウォータスポットが残ったり、エア噴射ノズルで車体表面を損傷させるおそれがあった。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、乾燥工程におけるブロワセンサによる車形の検出を確実にできエア噴射ノズルを車形に沿って正確に昇降制御が可能になる門型洗車装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明にあっては、敷地に配置されたレール上を移動用モータにより往復移動し内側に洗車機構を有する洗車機本体と、該洗車機本体の洗車機構の一部を構成し昇降機構によりエア噴射ノズルを昇降してエアブロワから供給されるエアを噴射するエア噴射装置と、前記昇降機構に取付けられた自動車の形状を検出するセンサ素子を有するブロワセンサと、該ブロワセンサのセンサ素子で検出された信号に基づいて前記昇降機構の昇降を制御する洗車制御装置とを備える門型洗車装置において、前記ブロワセンサには、前記センサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐ遮蔽手段が設けられ、前記遮蔽手段は、前記エアブロワが駆動されないときに他のエア源から供給されるエアにより前記センサ素子の検出面を覆う遮蔽カバー機構を有するか、または前記エアブロワが駆動されたとき供給されるエアにより前記センサ素子の検出面を開く遮蔽カバー機構を有することを特徴とするものである。遮蔽手段によりセンサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐことで、乾燥工程におけるブロワセンサによる車形の検出を確実にできエア噴射ノズルを車形に沿って正確に昇降制御が可能になる。また、遮蔽カバーでセンサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐことができ、遮蔽カバーでセンサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の一実施形態により具体的に説明する。図1〜図3は本発明第1実施形態の門型洗車装置を説明しており、図1はエア噴射装置を説明する斜視図、図2は自動車を洗車している状態の門型洗車装置の斜視図、図3は門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。
【0016】
本実施形態の門型洗車装置10は、図2に示すように、自動車1を跨ぐよう門型に形成された洗車機本体11が、敷地に配置されたレール12,12上を移動用モータ14により往復移動するように構成されている。この洗車機本体11の左右の脚体13,13の内側面には、図示しない洗車ブラシ及び液噴射ノズル等の洗車機構が設けられるとともに自動車の形状を検出する車形センサ15が設けられ、洗車機本体11の上部には洗車ブラシや液噴射ノズルの他に乾燥工程のエア噴射装置20が設けられている。また、一方側の脚体13の正面側には、洗車工程等を設定するための操作パネル17が設けられている。
【0017】
エア噴射装置20は、図1に示すように、エア噴射ノズル21が、洗車機本体11の上部側の左右脚体13,13間に設けられた軸26に水平に取付けられている。このエア噴射ノズル21は、例えば、水平に配置された3角柱の箱状体で下部側にエアが自動車1に向けて下向きに噴射されるスリット状のエア噴射口21aが形成され、上部には一端部側がエアブロワ24に接続されたフレキシブル管22,23が取付けられており、軸26を介して洗車機本体11内に設けられた昇降機構16により昇降するようになっている。なお、エアブロワ24は、同時に車形センサ15にエアを供給するように接続されている。また、エア噴射ノズル21の両端部側で左右脚体13,13の対向する位置には、投受光型のブロワセンサ25,25が取り付けられ、乾燥工程において自動車1の形状を検出し昇降機構16によりエア噴射ノズル16を昇降するようになっている。このブロワセンサ25,25は、十字型の板状に形成されブラケット27,27が対向して軸26に取付けられ、それぞれのブラケット27,27の端部側に投光あるいは受光のセンサ素子28が互いに向き合うよう取付けられている。また、エア噴射ノズル21の左右両端部でそれぞれのセンサ素子28の投受光面に対向する位置には、エアブロワ24から直接に、あるいは電磁弁を介して供給される洗浄手段を構成するエアを噴射するためのエア噴射パイプ29が取付けられている。なお、本実施形態では、エア噴射装置20のための設備されているエアブロワ24を使用してエア噴射パイプ29に供給しているが、別に設けたエアブロワで供給してもよい。
【0018】
洗車工程に基づく動作を制御する洗車制御装置90は、洗車機本体11に設けられ、図3に示すように、操作パネル17に設けられる洗車工程を設定するキーボード91により設定された値、車形センサ15及びブロワセンサ28で検出した信号等に基づいて、移動用モータ14、操作パネル17に設けられる表示器92及び洗車機構93等を制御している。この洗車機構93は、ブロワ装置20の昇降機構16、エアブロワ24、水ポンプ94、及びシャンプーの噴射ポンプあるいは洗車ブラシ等その他の洗車機構95から構成されている。この洗車制御装置90によるエア噴射パイプ29へのエアの供給は、乾燥工程でエアブロワ24が作動しているとき、あるいは乾燥工程の前後の一定時間だけ行う。
【0019】
上記構成の第1実施形態の門型洗車装置10では、エア噴射装置20のエア噴射ノズル21の左右両端部にそれぞれのセンサ素子28の投受光面に対向する位置にエア噴射パイプ29を取付け、乾燥工程においてエアブロワ24が作動するとき、あるいは電磁弁を介して乾燥工程の前後にエアブロワ24を作動させてエアを噴射することで、センサ素子28の投受光面に付着するシャンプー工程のケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れが洗浄され、正確な車形を検出して乾燥工程が十分に行われ、車体表面にウォータスポットが残ったり、エア噴射ノズル21で車体表面を損傷させることがなくなる。また、エアブロワ24に代えて別に設けたエアブロワを作動させても同様である。なお、本実施形態では、エアブロワ24から車形センサ15へもエアを供給することで同様にケミカル液の飛沫や車体から飛び散った汚れを洗浄することができる。
【0020】
図4は本発明第2実施形態の門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。なお、第1実施形態に対応する部分及び部材は同一の符号を記し詳細の説明を省略する。以下の実施形態についても同様とする。
【0021】
本発明の第2実施形態の門型洗車装置10は、第1実施形態と同様にそれぞれのセンサ素子28の投受光面に対向する位置に、水洗い工程に使用される水ポンプ94からの供給される水、別に設けた水ポンプから供給される水を洗浄手段として噴射させる水噴射ノズルを設けたものである。この水噴射ノズルからの水の噴射は、例えば、図4に示すように、洗車制御装置90により電磁弁92で乾燥工程の前後等において行うように制御される。
【0022】
上記構成の第2実施形態の門型洗車装置10では、洗浄手段としてエアに代えて水が噴射されるため、第1実施形態と同様に作用し、センサ素子28の投受光面に付着するケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れが洗浄され、乾燥工程が十分に行われ、車体表面を損傷させることがなくなる。
【0023】
図5及び図6は本発明第3実施形態の門型洗車装置を説明しており、図5はエア噴射装置のブロワセンサ部分の正面図、図6は図4のA方向から見たブロワセンサが昇降したときの状態を説明する図である。
【0024】
本発明第3実施形態の門型洗車装置10は、エア噴射装置20が上昇した待機位置にあるとき、ブラケット27に取付けた上側の2つのセンサ素子28,28の投受光面に対峙する位置に、一対の遮蔽カバー30,30が脚体13の表面に取付けられ、かつその位置において下側のセンサ素子28の投受光面に対峙する位置を遮蔽手段としてのブラシ31が遮蔽カバー30,30に取付けられている。遮蔽カバー30,30とブラシ31は、エア噴射装置20のブロワセンサ25部分が待機位置に上昇できるように取付けられている。
【0025】
上記構成の第3実施形態の門型洗車装置10では、水洗い工程あるいはシャンプー工程等のときには、エア噴射装置20が図6(a)の下降した位置から図6(b)の上昇した待機位置にあり、その位置でブロワセンサ25のブラケット27に設けた上側のセンサ素子28,28の投受光面が遮蔽カバー30,30により、下側のセンサ素子28の投受光面がブラシ31により遮蔽されているため、シャンプー工程のケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れが付着することがなくる。
【0026】
図7は本発明第4実施形態のブロワセンサ部分を説明する図である。
【0027】
本発明第4実施形態の門型洗車装置10は、エア噴射装置20のブロワセンサ25のブラケット27中心部に、同様の大きさで十字型に形成されたワイパ部41と、このワイパ部41の上部にガイド部43を設けたワイパブラケット40が復帰スプリング42により回動自在に取付けられ、かつ、ブロワセンサ25が上昇したときガイド部43の端部に当接して、ワイパブラケット40を復帰スプリング42の復帰力に抗して回動させる棒状のストッパ部44が脚体13の表面に取付けられている。そして、ワイパ部41の十字型に形成された端部(3箇所)には、それぞれセンサ素子28,28,28の投受光面を清掃する清浄手段としてのブラシ等が取付けられている。
【0028】
上記構成の第4実施形態の門型洗車装置10では、図7(a)に示すように、エア噴射装置20のブロワセンサ25が下降位置にあるときには、ブラケット27の中心部に取付けられたワイヤブラケット40が復帰スプリング42により初期の回動した状態にあるが、上昇すると図7(b)に示すように、ガイド部32がストッパ部44に当接してワイパブラケット40を復帰スプリング42の復帰力に抗して回動させ、これによりワイパ部41の端部に設けられた清浄手段としてのブラシ等がそれぞれセンサ素子28,28,28の投受光面を清掃する。したがって、ケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れを除去することができる。このような清掃動作は、乾燥工程の前後において昇降を複数回繰り返すように洗車制御装置90が昇降機構16を制御すればさらによく清掃することができる。
【0029】
図8及び図9は本発明第5実施形態の門型洗車装置を説明しており、図8はブロワセンサ部分の斜視図、図9は図8のB−B線断面図である。
【0030】
本発明第5実施形態の門型洗車装置10は、エア噴射装置20のブロワセンサ50のブラケット51が、十字型で中空に形成されて軸26に取付けられ、かつ十字型の端部のエア噴射ノズル21側に面する位置(3箇所)には、開口部52,52,52が形成され、その内部には開口部52,52,52に投受光面を臨ませてそれぞれセンサ素子28,28,28が取付けられている。また、軸26の近傍のブラケット51部分には、エアブロワ24の他に別に設けられたエアブロワに接続されたフレキシブル管53が接続されており、中空の内部にエアを供給し遮蔽手段であるエアカーテンとして、それぞれのセンサ素子28,28,28の投受光面を通り開口部52,52,52から排気するようになっている。このエアの供給は、水洗い工程、シャンプー工程、シャンプーの洗い流し工程に行われることが好ましい。
【0031】
上記構成の第5実施形態の門型洗車装置10では、ブロワセンサ50のブラケット51を十字型で中空に形成し、十字型の端部に開口部52,52,52を形成し、その内部にセンサ素子28,28,28を取付け、中空の内部に別に設けたエアブロワのエアを供給し開口部52,52,52から排気することで、センサ素子28,28,28が中空のブラケット51に収納されているとともに、エアが投受光面をエアカーテンとして覆う遮蔽手段となるため、ケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れの付着を防止することができる。
【0032】
図10は本発明第6実施形態の門型洗車装置のブロワセンサ部分の断面図である。
【0033】
本発明第6実施形態の門型洗車装置10は、ブロワセンサ60のブラケット61が、例えば、第5実施形態のように中空に形成され、その内部にはセンサ素子28が収納され、このセンサ素子28の投受光面に対峙する位置に開口部62が形成され、また開口部62には軸63に復帰スプリング66により開く方向に付勢力を与えられた遮蔽カバー64が開閉自在に取付けられ、かつ遮蔽カバー64が開いたときに当接するストッパ65がブラケット61内に突設されている。また、エアブロワ24あるいは別に設けられたエアブロワ等のエア供給源に接続され、途中に電磁弁69を設けたホース68の先端部にエアノズル67が取付けられ、このエアノズル67が、ブラケット61内の遮蔽カバー64に対峙するように取付けられ、エアノズル67から噴射されるエアの力により復帰スプリング66の力に抗して遮蔽カバー64が開口部62を遮蔽するようになっている。このエアの噴射は、洗車制御装置90が電磁弁69を制御することで、水洗い工程、シャンプー工程、シャンプーの洗い流し工程に行われる。
【0034】
上記構成の第6実施形態の門型洗車装置10では、ブロワセンサ60のブラケット61を中空に形成し、内部にセンサ素子28を取付け、その投受光面に対峙する位置に開口部52を形成し、その開口部62に電磁弁69を介してエアノズル67から噴射するエアの力により復帰スプリング66の力に抗して閉じる遮蔽カバー64を取り付けていることで、センサ素子28が中空のブラケット61内に収納され、かつ水洗い工程、シャンプー工程、シャンプーの洗い流し工程においてエアノズル67からエアを噴射させて遮蔽カバー64で開口部62を閉じるため、ケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れの付着を防止することができる。
【0035】
図11は本発明第7実施形態の門型洗車装置のブロワセンサ部分の断面図である。
【0036】
本発明第7実施形態の門型洗車装置10は、第6実施形態と同様に、ブロワセンサ70のブラケット71が中空に形成され、その内部にはセンサ素子28が収納され、このセンサ素子28の投受光面に対峙する位置に開口部72が形成され、またブラケット71の外側の開口部72近傍には、軸73に遮蔽カバー75が開閉自在に取付けられ、軸73に第1の歯車76が取付けられ、この第1の歯車76に噛み合う第2の歯車77、及びこの第2の歯車77に噛み合いエアブロワ24等から供給されるエアにより駆動されるファン79を取付けたウォーム歯車78が取付けられ、さらにウォーム歯車78の軸はブラケット71の外面に設けた取付部80に回転自在に支持され、その軸に復帰スプリング74が取付けられている。このファン79を取付けたウォーム歯車78は、乾燥工程に駆動されるエアブロワ24等から供給されるエアにより回転して第2及び第1の歯車77,76を回転させ、復帰スプリング74の付勢力に抗して遮蔽カバー75が開口部72を開き、かつエアがなくなると遮蔽カバー75が閉じるようになっている。
【0037】
上記構成の第7実施形態の門型洗車装置10では、第6実施形態と同様に、センサ素子28が中空のブラケット71内に収納され、かつ水洗い工程、シャンプー工程、シャンプーの洗い流し工程においては、遮蔽カバー64が復帰スプリングにより開口部72を閉じるため、ケミカル液の飛沫や車体表面から飛び散った汚れの付着を防止することができる。
【0038】
図12は本発明第8実施形態の門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。
【0039】
本発明第8実施形態の門型洗車装置10は、第1実施形態と同様の制御機構を備える他に洗車回数等の洗車履歴を記録する洗車履歴記憶手段96を設け、この洗車履歴記憶手段96に記憶された洗車回数が、予め決められた、例えば、10回に達したとき、ブロワセンサ25の清掃を促すための報知を、表示器92に表示するか、あるいは別に取付けた報知器により報知するようにしたものである。
【0040】
上記構成の第8実施形態の門型洗車装置10では、洗車履歴記憶手段96に記憶された洗車回数が、予め決められた回数に達したとき、センサ素子28の清掃を促すための報知を表示器92に表示したり、報知器により報知するため、ブロワセンサ28の汚れを定期的に手動等で清掃することができる。
【0041】
なお、第1、第2及び第4実施形態では、センサ素子28の投受光面の汚れを水やエアを噴射させて清浄にしたり、ブラシで洗浄にしているが、これらが可能になる任意の洗浄手段にすることができ、それらを組み合わせてもよい。また、これらの洗浄手段を備え、洗車終了後に自動車がない状態において、センサ清掃工程を設けて汚れを除去するようにしてもよい。さらに、第5〜第7実施形態で水洗い工程、シャンプー工程、シャンプーの洗い流し工程において、センサ素子28を中空のブラケット51,61,62に収納したリ、エアカーテン、遮蔽カバー64,75でセンサ素子28の投受光面を覆うようにしているが、これらが可能になる任意の遮蔽手段にすることができ、実施形態は一例でありこれらの構造に限定されない。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の門型洗車装置では、敷地に配置されたレール上を移動用モータにより往復移動し内側に洗車機構を有する洗車機本体と、洗車機本体の洗車機構の一部を構成し昇降機構によりエア噴射ノズルを昇降してエアブロワから供給されるエアを噴射するエア噴射装置と、昇降機構に取付けられた自動車の形状を検出するセンサ素子を有するブロワセンサと、ブロワセンサのセンサ素子で検出された信号に基づいて昇降機構の昇降を制御する洗車制御装置とを備える門型洗車装置において、ブロワセンサには、センサ素子の検出面に付着する汚れを落とす洗浄手段が設けられていることで、乾燥工程におけるブロワセンサによる車形の検出を確実にできエア噴射ノズルを車形に沿って正確に昇降制御が可能になる。
【0043】
また、本発明の他の門型洗車装置では、敷地に配置されたレール上を移動用モータにより往復移動し内側に洗車機構を有する洗車機本体と、洗車機本体の洗車機構の一部を構成し昇降機構によりエア噴射ノズルを昇降してエアブロワから供給されるエアを噴射するエア噴射装置と、昇降機構に取付けられた自動車の形状を検出するセンサ素子を有するブロワセンサと、ブロワセンサのセンサ素子で検出された信号に基づいて昇降機構の昇降を制御する洗車制御装置とを備える門型洗車装置において、ブロワセンサには、センサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐ遮蔽手段が設けられていることで、乾燥工程におけるブロワセンサによる車形の検出を確実にできエア噴射ノズルを車形に沿って正確に昇降制御が可能になる。
【0044】
さらに、本発明の他の門型洗車装置では、敷地に配置されたレール上を移動用モータにより往復移動し内側に洗車機構を有する洗車機本体と、洗車機本体の洗車機構の一部を構成し昇降機構によりエア噴射ノズルを昇降してエアブロワから供給されるエアを噴射するエア噴射装置と、昇降機構に取付けられた自動車の形状を検出するセンサ素子を有するブロワセンサと、ブロワセンサのセンサ素子で検出された信号に基づいて昇降機構の昇降を制御する洗車制御装置とを備える門型洗車装置において、洗車制御装置は、洗車履歴を記憶する洗車履歴記憶手段に記憶された洗車回数が一定回数に達したとき、ブロワセンサのセンサ素子の清掃を促す報知をする報知器を洗車機本体に設けたことで、清掃の時期を知ることができ乾燥工程におけるブロワセンサによる車形の検出を確実にできエア噴射ノズルを車形に沿って正確に昇降制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のエア噴射装置を説明する斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態の自動車を洗車している状態の門型洗車装置の斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態の門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。
【図4】本発明の第2実施形態の門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。
【図5】本発明の第3実施形態のエア噴射装置のブロワセンサ部分の正面図である。
【図6】本発明の第3実施形態のA方向から見たブロワセンサが昇降したときの状態を説明する図である。
【図7】本発明の第4実施形態のブロワセンサ部分を説明する図である。
【図8】本発明の第5実施形態のブロワセンサ部分の斜視図である。
【図9】本発明の第5実施形態のB−B線断面図である。
【図10】本発明の第6実施形態の門型洗車装置のブロワセンサ部分の断面図である。
【図11】本発明の第7実施形態の門型洗車装置のブロワセンサ部分の断面図である。
【図12】本発明の第8実施形態の門型洗車装置の制御機構を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 自動車
10 門型洗車装置
11 洗車機本体
12 レール
13 脚体
14 移動用モータ
15 車形センサ
16 昇降機構
17 操作パネル
20 エア噴射装置
21 エア噴射ノズル
21a エア噴射口
22,23 フレキシブル管
24 エアブロワ
25 ブロワセンサ
26 軸
27 ブラケット
28 センサ素子
29 エア噴射パイプ
30 遮蔽カバー
31 ブラシ
40 ワイパブラケット
41 ワイパ部
42 復帰スプリング
43 ガイド部
44 ストッパ部
50 ブロワセンサ
51 ブラケット
52 開口部
53 フレキシブル管
60 ブロワセンサ
61 ブラケット
62 開口部
63 軸
64 遮蔽カバー
65 ストッパ
66 復帰スプリング
67 エアノズル
68 ホース
69 電磁弁
70 ブロワセンサ
71 ブラケット
72 開口部
73 軸
74 復帰スプリング
75 遮蔽カバー
76 第1の歯車
77 第2の歯車
78 ウォーム歯車
79 ファン
90 洗車制御装置
91 キーボード
93 洗車機構
94 水ポンプ
95 その他の洗車機構

Claims (1)

  1. 敷地に配置されたレール上を移動用モータにより往復移動し内側に洗車機構を有する洗車機本体と、該洗車機本体の洗車機構の一部を構成し昇降機構によりエア噴射ノズルを昇降してエアブロワから供給されるエアを噴射するエア噴射装置と、前記昇降機構に取付けられた自動車の形状を検出するセンサ素子を有するブロワセンサと、該ブロワセンサのセンサ素子で検出された信号に基づいて前記昇降機構の昇降を制御する洗車制御装置とを備える門型洗車装置において、
    前記ブロワセンサには、前記センサ素子の検出面への汚れの付着を防ぐ遮蔽手段が設けられ、前記遮蔽手段は、前記エアブロワが駆動されないときに他のエア源から供給されるエアにより前記センサ素子の検出面を覆う遮蔽カバー機構を有するか、または前記エアブロワが駆動されたとき供給されるエアにより前記センサ素子の検出面を開く遮蔽カバー機構を有することを特徴とする門型洗車装置。
JP2002002139A 2002-01-09 2002-01-09 門型洗車装置 Expired - Fee Related JP3815672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002139A JP3815672B2 (ja) 2002-01-09 2002-01-09 門型洗車装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002002139A JP3815672B2 (ja) 2002-01-09 2002-01-09 門型洗車装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003200818A JP2003200818A (ja) 2003-07-15
JP3815672B2 true JP3815672B2 (ja) 2006-08-30

Family

ID=27642089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002002139A Expired - Fee Related JP3815672B2 (ja) 2002-01-09 2002-01-09 門型洗車装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3815672B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003200818A (ja) 2003-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5447574A (en) Method of automatically washing vehicles and apparatus for the same
KR102544190B1 (ko) 노터치 자동 세차 시스템
JP3815672B2 (ja) 門型洗車装置
US7562413B2 (en) Compact vehicle wash system
KR100384505B1 (ko) 세차장치 및 세정액의 비산 방지장치
JP2016078514A (ja) 洗車機
JP3719497B2 (ja) 洗車装置
JP4597684B2 (ja) 自動車下部洗浄装置及びその装置を備えた洗車機
JP2005138795A (ja) 洗車装置
JP7454482B2 (ja) 車両洗浄システム
JP2597904B2 (ja) 洗車機
JP4054280B2 (ja) 洗車機
JP2005306088A (ja) 洗車機
JP2012188064A (ja) 洗車機および洗車方法
JP3777377B2 (ja) 洗車機
JPH054261B2 (ja)
JP2008290466A (ja) 洗車機
JP4084283B2 (ja) 洗車装置
JP2620204B2 (ja) 洗車機における上面処理装置の制御装置
KR930004782B1 (ko) 세차장치에 있어서의 처리장치를 제어하는 제어장치
JP3811462B2 (ja) 洗車機
JPH02270660A (ja) 洗車装置における制御装置
JP4054281B2 (ja) 洗車機
KR930002550Y1 (ko) 자동세차기의 공기노즐장치
JPS59100038A (ja) 車両用移動式洗車機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060307

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060601

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees