JP3811462B2 - 洗車機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗車機本体を走行させて、車両の車体表面の洗浄と乾燥とを行なう洗車機に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、洗車機本体を走行させて、車両の車体表面の洗浄と乾燥とを行なう洗車機において、洗車機本体に、洗浄水を用いて車体表面を洗浄する洗浄手段と、空気を噴射して車体上面を乾燥するトップノズルとを設け、そのトップノズルよりも洗浄手段を洗車機本体の往行方向前側に配置し、この洗浄手段で車体表面の洗浄を行ないながらトップノズルで車体上面の乾燥を行ない、一回の洗車機本体の往行のみで車体表面の洗浄と乾燥とを完了するようにした洗車機は、知られている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭49−110159号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の洗車機は、一回の洗車機本体の往行のみで車体表面の洗浄と乾燥とを完了するので、車体表面の洗浄と乾燥とを洗車機本体を1往復半させて行なう場合(例えば洗車機本体を1往復行させる間、車体表面の洗浄を行ない、次の往行で車体上面の乾燥を行なう場合)よりも洗車時間を短くできる利点があるが、その反面、洗浄手段で車体表面の洗浄を行いながらトップノズルで車体上面の乾燥を行なうため、洗浄水が車体上面に残り易く、乾燥効果が悪かった。そのため、例えば、車両の運転者が車内の運転席に乗ったままで洗車を行なう洗車機に採用すると、洗車が終わって運転者が車両を前進させて退出するときに、フロントガラス面に残った水滴が運転者の視界を悪くする問題があった。
【0005】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、車両の車体表面の洗浄と乾燥とを洗車機本体を1往復半させて行なう場合よりも洗車時間が短くできるようにし、しかも、一回の洗車機本体の往行のみで車両の車体表面の洗浄と乾燥とを完了するタイプの上記従来の洗車機よりも、フロントガラス面の乾燥効果を高めることができるようにした洗車機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、洗車機本体と、その洗車機本体を車両の前後方向に往復走行させる走行手段と、洗車機本体に設けられ、洗浄水を用いて前記車両の車体表面を洗浄する洗浄手段と、同じく洗車機本体に設けられ、空気を噴射して前記車両の車体上面を乾燥するトップノズルを有する乾燥手段と、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御する制御手段とを備えた洗車機において、前記洗浄手段は、前記トップノズルよりも前記洗車機本体の往行方向前側に配置されており、前記制御手段は、前記洗車機本体が往走行して前記洗浄手段が前記車両の車体前端から車体後部へ向けて車体表面を洗浄して行き、この往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗車機本体が復走行し、この復走行により前記トップノズルが前記車両の車体前端を乾燥できる位置に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで該車両の車体上面を乾燥しながら前記洗車機本体が再往走行し、この再往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達してからは、前記洗浄手段による前記車体表面の洗浄と前記トップノズルによる前記車体上面の乾燥とを同時に行ないながら前記洗車機本体が往走行するように、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御することを特徴とし、また請求項2の発明は、請求項1の発明の上記特徴に加えて、前記復走行のときに、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで車体上面を乾燥することを特徴とする。
【0007】
また請求項3の発明は、洗車機本体と、その洗車機本体を車両の前後方向に往復走行させる走行手段と、洗車機本体に設けられ、洗浄水を用いて前記車両の車体表面を洗浄する洗浄手段と、同じく洗車機本体に設けられ、空気を噴射して前記車両の車体上面を乾燥するトップノズルを有する乾燥手段と、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御する制御手段とを備えた洗車機において、前記洗浄手段は、前記トップノズルよりも前記洗車機本体の往行方向前側に配置されており、前記制御手段は、前記洗車機本体が往走行して前記洗浄手段が前記車両の車体前端から車体後部へ向けて車体表面を洗浄して行き、この往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで該車両の車体上面を乾燥しながら前記洗車機本体が復走行し、この復走行により前記トップノズルが前記車体前端を乾燥できる位置に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記洗車機本体が再往走行し、この再往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗浄手段による前記車体表面の洗浄と前記トップノズルによる前記車体上面の乾燥とを同時に行ないながら前記洗車機本体が往走行するように、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御することを特徴としており、また請求項4の発明は、請求項2又は3の発明の上記特徴に加えて、前記往走行により前記トップノズルが達する前記ルーフの前記所定部位と、前記再往走行により前記トップノズルが達する前記ルーフの前記所定部位は、前記ルーフの、高さが最も高い部位であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付図面に例示した本発明の実施例に基づいて以下に具体的に説明する。
【0009】
添付図面において、図1〜図5は、本発明の第1実施例に係る洗車機を示すものであって、図1は、洗車機の全体平面図、図2は、洗車機の全体側面図、図3は、洗車機の拡大正面図(図2の3−3矢視拡大断面図)、図4は、洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート、図5は、洗車機による洗車処理の作用説明図である。また図6は、第2実施例に係る洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート、図7は、同洗車機による洗車処理の作用説明図である。さらに図8は、第3実施例に係る洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート、図9は、同洗車機による洗車処理の作用説明図である。
【0010】
図1〜図5を用いて第1実施例を説明する。
【0011】
洗車機の洗車機本体1は、車両としての自動車Vを跨ぎ得る門型フレーム2を備え、この門型フレーム2に設けられた左右一対の前車輪3,3および左右一対の後車輪4,4は、左右一対の走行レール5,5上を走行する。前車輪3,3には、走行モータ6,6が連結され、この走行モータ6,6を駆動して、門型フレーム2を往復走行させることができる。
【0012】
門型フレーム2の下部には、スタート位置カム7により作動して門型フレーム2がスタート位置にあることを検出するスタート位置検出スイッチ8が設けられている。また一方の走行モータ6の出力軸には、ロータリエンコーダ9が接続されている。そして、スタート位置検出スイッチ8がスタート位置カム7から離れたときから、ロータリエンコーダ9が出力するパルス信号を、門型フレーム2が往走行するときは加算し、門型フレーム2が復走行するときは減算することにより、スタート位置からの門型フレーム2の走行位置Lが検出される。
【0013】
門型フレーム2には、トップブラシ10、左右一対のサイドブラシ11,11トップノズル12、左右一対のサイドノズル13,13、洗浄水噴射管14及び濯ぎ水噴射管15が設けられている。
【0014】
トップブラシ10は、鉛直に昇降するように支持されており、図示されていないブラシ昇降モータで昇降できるようになっている。またトップブラシ10は、図示されていない回転用モータで回転駆動できるようになっている。
【0015】
左右一対のサイドブラシ11,11は、トップブラシ10よりも後部に配置されており、左右方向に開閉移動するように支持されている。またサイドブラシ11,11は、図示されていない開閉駆動手段で開閉移動できるようになっており、図示されていない回転用モータで回転駆動できるようになっている。そして、このサイドブラシ11,11を開閉駆動手段で開閉移動して、自動車Vの前面、側面および後面をブラッシングできるようになっている。
【0016】
トップノズル12は、サイドブラシ11,11よりも後部に配置されており、鉛直に昇降するように支持されている。またトップノズル12は、図示されていないノズル昇降モータで昇降できるようになっている。そして、トップノズル12は、図示されていない送風機が接続されており、自動車Vの車体上面に空気を噴射して、その車体上面を乾燥できるようになっている。
【0017】
左右一対のサイドノズル13,13は、トップノズル12よりも後部に配置されている。そして、サイドノズル13,13は、図示されていない送風機が接続されており、車両の車体側面に空気を噴射して、その車体側面を乾燥できるようになっている。
【0018】
トップブラシ10よりも前部の門型フレーム2には、自動車Vの車体上面位置を検出する上面位置検出装置16が設けられている。上面位置検出装置16は、投光器17aと受光器17bとからなる光電センサー17が上下方向に等間隔で多数列配置されて構成されている。一点鎖線17cは、最上位の光電センサー17の光軸を表している。
【0019】
そして、上面位置検出装置16の最下部の光電センサー17Fは、自動車Vの前端を検出する前端検出手段に選定されており、自動車Vのフロントガラス面Gの高さに対応する光電センサー17Gは、フロントガラス面Gの位置を検出するフロントガラス面検出手段に選定されている。
【0020】
洗浄水噴射管14は、トップブラシ10と上面位置検出装置16との間において門型フレーム2に設けられ門型に形成されている。そして、洗浄水噴射管14は、門型フレーム2の内方に噴口を向けた複数のノズル18を有し、図示されていない電磁弁を介して給水源に接続されている。
【0021】
従って、電磁弁を開弁すれば、複数のノズル18から洗浄水を噴射することができる。
【0022】
濯ぎ水噴射管15は、サイドブラシ11,11とトップノズル12との間において門型フレーム2に設けられ門型に形成されている。そして、濯ぎ水噴射管15は、門型フレーム2の内方に噴口を向けた図示されていない複数のノズルを有し、図示されていない電磁弁を介して給水源に接続されている。
【0023】
従って、電磁弁を開弁すれば、濯ぎ水噴射管15の複数のノズルから濯ぎ水を噴射することができる。なお、濯ぎ水噴射管15は、洗浄水噴射管14と同じ形状で同じ大きさに形成され、また濯ぎ水噴射管15のノズルは洗浄水噴射管14と同様に設けられている。
【0024】
門型フレーム2の後部には、投光器20aと受光器20bとからなる光電センサー20が設けられており、この光電センサー20で、自動車Vの後端を検出することができるようになっている。一点鎖線20cは光電センサー20の光軸を表している。
【0025】
走行レール5,5の間には、ストッパー21と光電センサー22とが設けられている。光電センサー22は投光器22aと受光器22bとからなる。一点鎖線22cは光電センサー22の光軸を表している。
【0026】
そして、自動車Vの右前輪をストッパー21に当てて停止させることにより、その自動車Vを所定の洗車位置における所定の前後位置に停止させることができるようになっている。
【0027】
また、光電センサー22は、自動車Vの右前輪を検出することで、自動車Vが所定の洗車位置に停止したことを検出できるようになっている。
【0028】
走行レール5,5の前端の前方には、洗車料金の支払い受付装置23が設置されている。また、走行レール5,5の後端の後方には、案内表示器24が設置されている。
【0029】
また門型フレーム2の前面には、洗車機を制御する制御装置25が設けられている。
【0030】
次に、第1実施例の作用を説明する。
【0031】
洗車機本体1が図5(A)に実線で示すように、走行レール5,5の左端のスタート位置にあり、また、トップブラシ10およびトップノズル12が上限にあり、サイドブラシ11,11が開限にある状態とする。
【0032】
自動車Vの運転者は、図1に示す受付装置23の横の受付位置V1に自動車Vを停止させて、受付装置23に所定の料金を入れ、自動車Vを洗車位置V2へ前進させる。そして、自動車Vの右前輪をストッパー21に当てて、自動車Vを洗車位置V2に停止させる。そして、自動車Vの運転者は、洗車が行なわれる間、自動車Vに乗ったままでいる。
【0033】
受付装置23に所定の料金が入れられると(ステップS1)、制御装置25は光電センサー22が遮光されるのを待つ状態になる。自動車Vが洗車位置V2に達し、自動車Vの右前輪で光電センサー22が遮光され、その遮光状態が数秒間継続(例えば3秒)すると(ステップS2)、制御装置25は、自動車Vが洗車位置V2に停止したと判断し、トップブラシ10およびサイドブラシ11,11の回転と、洗浄水噴射管14のノズル18からの洗浄水の噴射と、濯ぎ水噴射管15のノズルからの濯ぎ水の噴射とを始めさせる。そして、制御装置25は、洗車機本体1の右方向への往走行を始めさせる(ステップS3)。
【0034】
この往走行のときに、上面位置検出装置16で自動車Vの車体上面位置が検出され、その上面位置検出装置16が検出した車体上面位置と、ロータリエンコーダ9の出力信号から検出した洗車機本体1の走行位置Lとにより、制御装置25は、自動車Vの車体上面形状を検出し記憶する。そして、制御装置25は、その記憶した自動車Vの車体上面形状を用いて、車体上面からトップブラシ10の回転中心までの距離を所定値にするように、ブラシ昇降モータを制御する。従って、トップブラシ10は、車体上面形状に追従する。また、制御装置25は、サイドブラシ11,11を自動車Vの前面および側面に追従させるように、開閉駆動手段を制御する。
【0035】
而して、この往走行のときに、洗浄水と濯ぎ水との噴射を伴うトップブラシ10とサイドブラシ11,11による洗浄が行なわれる。即ち、自動車Vの車体前端から車体後端に向けて洗浄が行なわれる。
【0036】
洗車機本体1が往走行して、光電センサー17Fが図5(A)に示す17Fa位置になり遮光されると、即ち光電センサー17Fが自動車Vの前端を検出すると(ステップS4)、制御装置25は、そのときの走行位置L1を記憶する(ステップS5)。
【0037】
さらに洗車機本体1が往走行して、光電センサー17Gが図5(A)に示す17Ga位置になり遮光されると、即ち光電センサー17Gが自動車Vのフロントガラス位置を検出すると(ステップS6)、制御装置25は、そのときの走行位置L2を記憶する(ステップS7)。
【0038】
さらに洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL3(L3=L2+A+B)になりトップノズル12が図5(B)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフに達すると(ステップS8)、制御装置25は、洗車機本体1の往走行の停止と、トップブラシ10及びサイドブラシ11,11の回転の停止と、洗浄水噴射管14のノズル18からの洗浄水の噴射の停止と、濯ぎ水噴射管15のノズルからの濯ぎ水の噴射の停止とを行なう。そして、トップブラシ10を上限位置へ上昇させ、その上限位置に保持する。また、サイドブラシ11,11を開限位置へ開移動させ、その開限位置に保持する(ステップS9)。
【0039】
前記Aは、光電センサー17Gとトップノズル12との水平距離。前記Bは、光電センサー17Gが遮光されたときの位置17Gaにトップノズル12が位置するときから、更に洗車機本体1が往走行して、トップノズル12が自動車Vのルーフに達したとするまでの予め決められた距離である。
【0040】
次に、制御装置25は、トップノズル12、サイドノズル13,13に接続された送風機を作動させる。そして、洗車機本体1の左方向への復走行を始めさせる(ステップS10)。
【0041】
この復走行のとき、制御装置25は、前記ステップS9までに記憶した自動車Vの車体上面形状を用いて、車体上面からトップノズル12の下端までの距離を所定値にするように、ノズル昇降モータを制御する。従って、トップノズル12は、車体上面形状に追従する。なお、この復走行のときは、自動車Vの車体上面形状の検出は行なわない。
【0042】
而して、この復走行のときは、洗浄水および濯ぎ水の噴射は行なわれない。また、トップブラシ10およびサイドブラシ11,11によるブラッシングは行なわれない。そして、トップノズル12とサイドノズル13,13による乾燥が行なわれる。
【0043】
洗車機本体1が復走行して、走行位置LがL4(L4=L1+A)になりトップノズル12が図5(C)に示す位置になると、即ち、トップノズル12が自動車Vの車体前端を乾燥できる位置に達すると(ステップS11)、制御装置25は、洗車機本体1の復走行を停止させる(ステップS12)。
【0044】
次に、制御装置25は、洗車機本体1の再往走行を始めさせる(ステップS13)。
【0045】
この往走行のとき、制御装置25は、前記ステップS9までに記憶した自動車Vの車体上面形状を用いて、車体上面からトップノズル12の下端までの距離を所定値にするように、ノズル昇降モータを制御する。なお、この往走行のときも、洗車機本体1が後述するステップS14におけるL3位置に達するまで自動車Vの車体上面形状の検出は行なわない。
【0046】
また、この往走行のときも、後述するステップS16まで、洗浄水および濯ぎ水の噴射は行なわれない。また、トップブラシ10およびサイドブラシ11,11によるブラッシングは行なわれない。そして、トップノズル12とサイドノズル13,13による乾燥が行なわれる。
【0047】
洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL3になりトップノズル12が図5(D)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフに達すると(ステップS14)、制御装置25は、洗車機本体1の往走行を停止させる(ステップS15)。
【0048】
次に、制御装置25は、トップブラシ10およびサイドブラシ11,11の回転と、洗浄水噴射管14のノズル18からの洗浄水の噴射と、濯ぎ水噴射管15のノズルからの濯ぎ水の噴射とを始めさせる。また、制御装置25は、前記ステップS9までに記憶した自動車Vの車体上面形状を用いて、車体上面からトップブラシ10の回転中心までの距離を所定値にするように、ブラシ昇降モータを制御する。
【0049】
そして、車体上面からトップブラシ10の回転中心までの距離が所定値になると(ステップS16)、洗車機本体1の右方向への往走行を始めさせる(ステップS17)。
【0050】
而して、ステップS16からは、洗浄水と濯ぎ水の噴射を伴うトップブラシ10とサイドブラシ11,11による洗浄と、トップノズル12とサイドノズル13,13による乾燥とが同時に行なわれる。
【0051】
洗車機本体1が往走行して、図5(E)に示すように、光電センサー20 が遮光から透過になると、即ち自動車Vの後端が検出されると(ステップS18)、制御装置25は、洗車機本体1の往走行の停止と、トップブラシ10及びサイドブラシ11,11の回転の停止と、洗浄水噴射管14のノズル18からの洗浄水の噴射の停止と、濯ぎ水噴射管15のノズルからの濯ぎ水の噴射の停止と、トップノズル12、サイドノズル13,13に接続された送風機の停止とを行う。
【0052】
そして、トップブラシ10を上限位置へ上昇させ、その上限位置に保持することと、サイドブラシ11,11を開限位置へ開移動させ、その開限位置に保持することと、トップノズル12を上限位置へ上昇させ、その上限位置に保持することとを行なわせる。更に、案内表示器24に「洗車終了」、「前進」を表示させる(ステップS19)。
【0053】
次に、制御装置25は、自動車Vが洗車位置V2から退出を始めたか否かに関係なく洗車機本体1の復走行を開始させる(ステップS20)。なお、この復走行のときに、制御装置25は、光電センサー20が遮光になると、その遮光されている間、洗車機本体1の復走行を停止させるように制御する。即ち、洗車機本体1の復走行により、光電センサー20が洗車位置V2に停車している自動車Vまたは後述する退出中の自動車Vにより遮光されると、その遮光されている間、洗車機本体1の復走行を停止し、これにより、洗車機本体1と自動車Vとの衝突を未然に防止できるようにする。
【0054】
而して前記ステップS19で、案内表示器24に「洗車終了」、「前進」が表示されると、自動車Vに乗車している運転者は、図5(E)において、洗車位置V2から左方向へ自動車Vを前進させて退出する。
【0055】
次に、洗車機本体1がスタート位置に達すると(ステップS21)、制御装置25は、洗車機本体1の復走行を停止させる(ステップS22)。そして、次に受付装置に料金が入れられるのを待つ。
【0056】
上記実施例において、汚れの少ない自動車Vを洗車する場合は、ステップS16で行なう、濯ぎ水の噴射を始めさせるのを止めてもよい。即ち、汚れの少ない自動車Vを洗車する場合は、ステップS16で濯ぎ水を噴射しなくても、充分な洗浄効果を得ることができる。
【0057】
また、ステップS16以降、即ち、洗浄と乾燥を同時に行なうときに、トップノズル12に近い位置にある濯ぎ水噴射管15のノズルから、濯ぎ水を噴射しない場合は、濯ぎ水を噴射する場合よりも乾燥効果を向上できる。また、フロントガラス面に残る水滴を減少させることができる。
【0058】
なお、トップブラシ10、左右一対のサイドブラシ11,11、洗浄水噴射管14および濯ぎ水噴射管15は、本発明の洗浄手段を構成し、洗浄水噴射管14のノズル18から噴射する洗浄水および濯ぎ水噴射管15のノズルから噴射する濯ぎ水は、本発明の洗浄水に該当し、走行モータ6,6は、本発明の走行手段に該当し、トップノズル12、サイドノズル13,13及びこれらノズルに接続された送風機は、本発明の乾燥手段を構成し、制御装置25、スタート位置検出スイッチ8、ロータリエンコーダ9、上面位置検出装置16、光電センサー17Fおよび光電センサー17Gは、本発明の制御手段を構成する。
【0059】
次に、主に図6,7を用いて第2実施例を説明する。
【0060】
第2実施例の洗車機は、第1実施例のフロントガラス面検出手段に代えてルーフ前端検出手段を備えている。また、第1実施例の図4のフローチャートにおけるステップS6,7,8,14が、第2実施例の図6のフローチャートではステップS6A,7A,8A,14Aに代わっている点が相違し、他は第1実施例と同じである。
【0061】
ルーフ前端検出手段は、上面位置検出装置16が検出した自動車Vの車体上面位置により、洗車機本体1が所定距離走行する間の車体上面位置の差が、所定値以上から所定値未満に変化する車体上面の位置をルーフ前端として検出する。即ち図7(A)に示すRの位置をルーフ前端として検出し、そのルーフ前端の位置を洗車機本体1の走行位置として検出する。
【0062】
次に、第2実施例の作用を説明する。
【0063】
ステップS1からステップS5までの作用は、第1実施例と同じである。さらに洗車機本体1が往走行して、ルーフ前端検出手段がルーフ前端Rを検出すると(ステップS6A)、制御装置25は、そのときの走行位置L5を記憶する(ステップS7A)。
【0064】
さらに洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL6(L6=L5+A+C)になりトップノズル12が図7(B)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフに達すると(ステップS8A)、ステップS9へ進む。 前記Cは、ルーフ前端検出手段が検出したルーフ前端Rにトップノズル12が位置するときから、更に洗車機本体1が往走行して、トップノズル12が自動車Vのルーフに確実に達したとするまでの予め決められた距離である。
【0065】
ステップS9からステップS13までの作用は、第1実施例と同じである。
【0066】
洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL6になりトップノズル12が図7(D)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフに達すると(ステップS14A)、ステップS15へ進む。
【0067】
ステップS15からステップS22までの作用は、第1実施例と同じである。なお、制御装置25、スタート位置検出スイッチ8、ロータリエンコーダ9、上面位置検出装置16、光電センサー17Fおよびルーフ前端検出手段は、本発明の制御手段を構成する。
【0068】
次に、主に 図8,9を用いて第3実施例を説明する。
【0069】
第3実施例の洗車機は、第1実施例のフロントガラス面検出手段に代えて、最も車高が高い車両の位置を検出する、即ちルーフの最も高い位置を検出するルーフ最高位置検出手段を備えている。また、第1実施例の図4のフローチャートにおけるステップS6,7,8,14が、第3実施例の図8のフローチャートではステップS6B,7B ,8B ,14Bに代わっている点が相違し、他は第1実施例と同じである。
【0070】
ルーフ最高位置検出手段は、上面位置検出装置16が検出した自動車Vの車体上面位置により、洗車機本体1が所定距離走行する間の車体上面位置の差が、上昇傾斜値から下降傾斜値に変化する車体上面の位置をルーフの最も高い位置として検出する。即ち図9(A)に示すSの位置をルーフの最も高い位置として検出し、そのルーフの最も高い位置を洗車機本体1の走行位置として検出する。 次に、第3実施例の作用を説明する。
【0071】
ステップS1からステップS5までの作用は、第1実施例と同じである。さらに洗車機本体1が往走行して、ルーフ最高位置検出手段がルーフの最も高い位置Sを検出すると(ステップS6B)、制御装置25は、そのときの走行位置L7を記憶する(ステップS7B)。
【0072】
さらに洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL8(L8=L7+A)になりトップノズル12が図9(B)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフの最も高い位置Sに達すると(ステップS8B)、ステップS9へ進む。
【0073】
ステップS9からステップS13までの作用は、第1実施例と同じである。
【0074】
洗車機本体1が往走行して、走行位置LがL6になりトップノズル12が図9(D)に示す位置になると、即ちトップノズル12が自動車Vのルーフの最も高い位置Sに達すると(ステップS14B )、ステップS15へ進む。
【0075】
ステップS15からステップS22までの作用は、第1実施例と同じである。なお、制御装置25、スタート位置検出スイッチ8、ロータリエンコーダ9、上面位置検出装置16、光電センサー17Fおよびルーフ最高位置検出手段は、本発明の制御手段を構成する。
【0076】
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はその実施例に限定されることなく、本発明の範囲内で種々の実施例が可能である。
【0077】
【発明の効果】
各請求項の発明によれば、車両の車体表面に対する洗浄と乾燥とを行って車両を洗車するに当たり、洗車機本体を1往走行させると共に、その1往走行の途中で一旦復行させ更に再往行させるだけで済むようにしたので、洗車のために洗車機本体を1往復半させて行なう場合よりも、洗車時間を短くすることができる。また、トップノズルでフロントガラス面の乾燥を行なっているときには、洗浄手段による洗浄を行なっていないので、洗車機本体の1往行のみで車両の車体表面の洗浄と乾燥とを完了するようにしたタイプの洗車機よりも、フロントガラス面に洗浄水が残りにくくなって、そのフロントガラス面の乾燥効果を高めることができる。
【0078】
また特に請求項2,3及び4の各発明によれば、車体上面の、ルーフ所定部位と車体前端との間の領域に対して、洗車機本体が往走行の途中で反転復行するときにトップノズルより乾燥用空気が吹き付けられるようにしたので、その乾燥処理の際に水を、車体上面の高い方から低い方へスムーズに流すことができ、従って、前記領域を効果的に乾燥することができる。
【0079】
また特に請求項4の発明によれば、ルーフの最も高い部位より前側のルーフ前半部に対して、洗車機本体が往走行の途中で反転復行するときにトップノズルより乾燥用空気が吹き付けられるようにしたので、そのルーフ前半部の乾燥処理の際に水を、ルーフの最も高い方から低い方へスムーズに流すことができ、従って、そのルーフ前半部を効果的に乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る洗車機の全体平面図
【図2】前記洗車機の全体側面図
【図3】前記洗車機の拡大正面図(図2の3−3矢視拡大断面図)
【図4】第1実施例に係る洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート
【図5】第1実施例に係る洗車機による洗車処理の作用説明図
【図6】第2実施例に係る洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート
【図7】第2実施例に係る洗車機による洗車処理の作用説明図
【図8】第3実施例に係る洗車機による洗車処理手順を示すフローチャート
【図9】第3実施例に係る洗車機による洗車処理の作用説明図
【符号の説明】
V・・・・自動車(車両)
1・・・・洗車機本体
6・・・・走行モータ(走行手段)
8・・・・スタート位置検出スイッチ(制御手段)
9・・・・ロータリエンコーダ(制御手段)
10・・・トップブラシ(洗浄手段)
11・・・サイドブラシ(洗浄手段)
12・・・トップノズル(乾燥手段)
13・・・サイドノズル(乾燥手段)
14・・・洗浄水噴射管(洗浄手段)
15・・・濯ぎ水噴射管(洗浄手段)
16・・・上面位置検出装置(制御手段)
17F・・光電センサー(制御手段)
17G・・光電センサー(制御手段)
25・・・制御装置(制御手段)

Claims (4)

  1. 洗車機本体と、その洗車機本体を車両の前後方向に往復走行させる走行手段と、洗車機本体に設けられ、洗浄水を用いて前記車両の車体表面を洗浄する洗浄手段と、同じく洗車機本体に設けられ、空気を噴射して前記車両の車体上面を乾燥するトップノズルを有する乾燥手段と、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御する制御手段とを備えた洗車機において、
    前記洗浄手段は、前記トップノズルよりも前記洗車機本体の往行方向前側に配置されており、
    前記制御手段は、前記洗車機本体が往走行して前記洗浄手段が前記車両の車体前端から車体後部へ向けて車体表面を洗浄して行き、この往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗車機本体が復走行し、この復走行により前記トップノズルが前記車両の車体前端を乾燥できる位置に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで該車両の車体上面を乾燥しながら前記洗車機本体が再往走行し、この再往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達してからは、前記洗浄手段による前記車体表面の洗浄と前記トップノズルによる前記車体上面の乾燥とを同時に行ないながら前記洗車機本体が往走行するように、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御することを特徴とする、洗車機。
  2. 前記復走行のときに、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで車体上面を乾燥することを特徴とする、請求項1に記載の洗車機。
  3. 洗車機本体と、その洗車機本体を車両の前後方向に往復走行させる走行手段と、洗車機本体に設けられ、洗浄水を用いて前記車両の車体表面を洗浄する洗浄手段と、同じく洗車機本体に設けられ、空気を噴射して前記車両の車体上面を乾燥するトップノズルを有する乾燥手段と、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御する制御手段とを備えた洗車機において、
    前記洗浄手段は、前記トップノズルよりも前記洗車機本体の往行方向前側に配置されており、
    前記制御手段は、前記洗車機本体が往走行して前記洗浄手段が前記車両の車体前端から車体後部へ向けて車体表面を洗浄して行き、この往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記トップノズルで該車両の車体上面を乾燥しながら前記洗車機本体が復走行し、この復走行により前記トップノズルが前記車体前端を乾燥できる位置に達すると、前記洗浄手段による洗浄を行なわずに前記洗車機本体が再往走行し、この再往走行により前記トップノズルが前記車両のルーフの所定部位に達すると、前記洗浄手段による前記車体表面の洗浄と前記トップノズルによる前記車体上面の乾燥とを同時に行ないながら前記洗車機本体が往走行するように、前記走行手段、前記洗浄手段および前記乾燥手段を制御することを特徴とする、洗車機。
  4. 前記往走行により前記トップノズルが達する前記ルーフの前記所定部位と、前記再往走行により前記トップノズルが達する前記ルーフの前記所定部位は、前記ルーフの、高さが最も高い部位であることを特徴とする、請求項2または3に記載の洗車機。
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