JP3814059B2 - 立坑掘削機 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明はカッターを切羽上部に当接させて回転させることにより掘削された切羽の土砂を立坑外に排出するようにした立坑掘削機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
都市生活の基盤整備事業の拡充に伴う上下水道、ガス配管や通信ケーブルの敷設等の土中への埋設土木工事が活発に行われるようになった。かかる土木工事では工法の簡便さや工費の安さ等の理由によって、地表から地中に掘り進んで埋設を行う開削工法が主に採用されていたが、路面下部の掘削に伴う車両通行止めによる通行障害や掘削深度の増大に伴う工事の困難さ、工事費の高騰等のために、路面を掘り返すことなく地中を掘削する工法も次第に採用されるようになっている。ところで、トンネルを掘削する一工法として、掘削開始地点に一旦、縦穴を掘削し、この縦穴の底部に配置した掘進機により横方向に地山を掘進する工法が知られており、特に、大径のトンネルの掘削には殆どこのシールド工法が採用されている。
【0003】
図6は特開平9−49389号公報に開示された大径の縦穴を掘削するための立坑掘削機の縦断面図である。この図は立坑掘削機が立坑40の内部に設置され、縦穴を掘削中の状態を示している。外形が段部を有した平らな略円筒形のシールド本体3は自重と、立坑40の周壁面に固設された円弧状のコンクリート製の壁面支持体12の集合体の下面からの反力と、立坑40側と切羽50側とを区画する隔壁26が受ける下方からの水圧を受けながら地中を掘進する。シールド本体3の中央には先端にカッター1が固設されたカッター軸2が回転自在に、かつ、軸方向(同図で上下方向)に摺動自在に軸受に嵌合している。
【0004】
カッター1は中央部から外周部に向かって後退する方向(同図で上方向)に傾斜した状態で延設された6本の回転腕1bを有している。カッター1の前面(同図で下面)には多数の切削刃1aが取り付けられていて、カッター1の回転に連れて当接する切羽50の地山を切削する。回転腕1bの中間部には後方向に延設された支持柱27がそれぞれ設けられており、支持柱27の他端側はそれぞれ大径の環状輪29に固設されている。この環状輪29はシールド本体3の下部に環状に形成された環溝28内に回転自在に、かつ、軸方向に摺動自在に嵌合していて、軸方向支持ベアリング6を介してカッター架設部材30に回転自在に支持されている。環状輪29の上端部外縁にはラック歯が刻設されていて、このラック歯はカッター架設部材30に取り付けられたカッター駆動モーター8の駆動軸に取り付けられた歯車20に歯合している。そして、カッター架設部材30は漸進油圧ジャッキ9を介してシールド本体3に対して上下方向に摺動自在に釣架されている。
【0005】
シールド本体3の隔壁26の外周部近傍の下面の複数箇所に送水管16の先端が開口していて、この開口から図示しない水処理設備からの泥水が切羽50外周部に注水される。一方、カッター軸2の先端部および複数の支持柱27の中間部に排泥管18先端の開口がそれぞれ設けられていて、これらの開口からカッター1により切削された地山の土砂が送水管16から注水された泥水と共に吸引され、回転継手14と後方の排泥管18を経て泥水処理設備に送られ、泥水と分離される。
【0006】
カッター1の自重によりカッター1が地山を押す圧力が高過ぎると、カッター1を回転駆動するカッター駆動モーター8に過大な負荷が掛かるので、カッター1が適度な圧力で地山に圧接するように、切羽50側からの水圧が低い場合は漸進油圧ジャッキ9内の油圧がカッター1の自重をある程度減殺するように調整される。カッター1が地山を掘進するに連れて、カッター1およびカッター架設部材30は自重により沈下し、所定距離だけ下降すると、漸進油圧ジャッキ9が収縮してカッター1およびカッター架設部材30を最上位位置まで引き上げる。そして、壁面支持体12の底面からの反力を得ながら推進油圧ジャッキ10を伸長させて、シールド本体3を切羽50側に下降させ、推進油圧ジャッキ10を収縮させた時に壁面支持体12の集合体との間にできた空間に、支持体組付装置11により新たな壁面支持体12を組付ける。次に、推進油圧ジャッキ10を伸長させ、新たに組付けられた壁面支持体12に当接させて、この新たな壁面支持体12に対してシールド本体3の反力を取る。
【0007】
このように、シールド本体3とカッター1の推進機構を独立させることにより、カッター1が受ける水圧を最小限に止め、カッター駆動モーター8に掛かる負荷を低減できるから、シールド本体3の推進機構とカッター駆動モーター8を小型化でき、カッター1を真直ぐ垂直方向に掘進させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術においては、カッター1に作用する径方向の荷重、カッター軸2の倒回方向および軸方向の荷重は全て軸方向支持ベアリング6で支持されるように構成されているため、ベアリング径が大きくなり、ベアリング部分を一体で輸送することが難しくなる。この困難を回避するにはベアリングを円周方向で分割しなければならないが、ベアリングを分割すると値段が高くなると共に現場での組立作業も難しくなる。
【0009】
また、前述のように、カッター1が適度な圧力で地山に圧接するように漸進油圧ジャッキ9内の油圧が調整されており、更に、掘削効率を高めるためにカッター1の回転速度を高めているが、カッター1の回転速度をあまり速くすると、大径の環状輪29が摺接する環溝28の下端部内面に設けられ、摺動面を水密に保つカッターシール25が受ける動摩擦力が大きくなり、発熱で焼き付いてしまう虞がある。
【0010】
さらに、最近起こった阪神大震災等の災害における反省として、水道水や防火用水、あるいはトイレ用水の貯留施設の弱体体制が問題となり、早急な用水貯留施設の建設が検討されている。しかし、かかる施設の建設が特に必要となる場所は住宅や商店が密集した地帯が多く、広大な敷地を確保するのが難しいばかりでなく、仮に確保できても地価が高価なため敷地を収容することも困難であるという異なる性質の問題点がある。
【0011】
そこで、例えば、広幅の道路の地下に大量の雨水の貯留施設を建設することが試みられているが、道路の交通をなるべく妨げずに、しかも、万一の事故の際に交通車両等に被害を与えないようにしなければならないため、特別に強度の高い構造物にしなければならない等特有の困難も明らかになっている。かかる問題点を克服する方策として、例えば、地下1000m程度の超深度の立坑を掘削して、この立坑を用水貯留施設として利用することにより、入手が容易なさ程広くない敷地内に大量の用水を貯留し得る施設を建設することが検討されている。
【0012】
ところが、超深度の立坑を掘削する場合には切羽50側の水圧が数倍乃至十数倍上昇するため、これに連れて前記カッターシール25が受ける動摩擦力も増大するから、その焼き付きを防止するためにカッター1の回転速度を落とさざるを得ず、立坑掘削機の掘削効率が極端に低下してしまう。
本発明は従来技術におけるかかる事情に鑑みて為されたものであり、カッター軸を垂直に回転自在に支えるベアリングが大型化したり、組立作業が困難になるのを防止すると共に、超深度の立坑を掘削する場合であっても作業効率が低下しない立坑掘削機を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、シールド本体の中央部の切羽側に設けられ、カッターの回転軸が嵌挿される貫通穴と、該貫通穴の内壁面に設けられ、回転軸を回転自在に支持するベアリングと、同じく、貫通穴の内壁面に設けられ、回転軸に摺接しつつシールド本体の切羽側と立坑側とを水密に封止する封止材と、シールド本体の中央部の前記貫通穴の上部に設けられ、駆動手段を具え、回転軸をシールド本体に対して回転自在に支持すると共に軸方向に摺動自在なカッター軸支持手段と、該カッター軸支持手段とシールド本体に係合してカッターの切羽に対する押圧力を調整する押圧力調整手段とを有したものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を具体化した具体例を詳細に説明する。図1は本具体例の立坑掘削機の縦断面図、図2はその要部断面図、図3は本具体例の立坑掘削機の底面図、図4は図2に示した要部の平面図、図5は図1に示す切断線B−Bに沿った下向きの断面図である。従来例と同一または同一と見做せる個所には同一の符号を付し、その重複する説明を省略する。
【0015】
これらの図において、3aはシールド本体3の中央上部に設けられた中央穴、3bはシールド本体3の中央下部に設けられ、カッター軸2と接する中央穴3aより小径の貫通穴、4,5はシールド本体3の貫通穴3bの内壁面の周方向に沿って上下にそれぞれ所定距離を隔てて設けられ、カッター軸2を回転自在に支えて径方向の動きを規制する径方向支持ベアリング、7はカッター駆動機構を具えてシールド本体3に上下動可能に支持されたカッター駆動装置、13はシールド本体3内面と壁面支持体12との間を封止する内面シール、15はカッター軸2の先端に開口した泥水吸入口、17はシールド本体3の中央よりやや外周方向に偏倚した位置に貫通して配置された送水管16の開口である送水口である。
【0016】
また、19はカッター軸2の後端(上端)に嵌合固定された筒状部と、該筒状部が嵌合し、軸方向支持ベアリング6とボルト連結された略円盤状部とから成るカッター駆動体、21はシールド本体3の中央穴3aに摺接するカッター駆動装置7の外装容器、22は外装容器21の外周部の対向する2箇所に穿設され、これらに嵌合するシールド本体3の中央穴3a内周に設けられた凸条体からカッター軸2の回転に対する反力を受ける縦溝、23はカッター駆動体19をカッター軸2の後端に固定するための固定部材、24は固定部材23を取り付けるためのボルト、31はシールド本体3の隔壁26の強度を補強するリブである。
【0017】
本具体例では、カッター1、従って、カッター軸2に作用する径方向および倒回方向の荷重は径方向支持ベアリング4,5で、軸方向の荷重は軸方向支持ベアリング6で支持されている。従って、カッター軸2に作用する荷重が分散して径方向支持ベアリング4,5および軸方向支持ベアリング6に作用するから、従来例のように大径の軸方向支持ベアリング6を用いる必要がなく、従来例のカッター架設部材30の径に較べてカッター駆動装置7の径が著しく小さくなるから、カッター駆動装置7を一体のものとして容易に輸送できる。また、カッター駆動装置7をシールド本体3の中央部に配設したから、シールド本体3の構造を簡素化でき、しかも、外力、特に切羽50側からの水圧に対して強固に構成でき、廉価な製造費用でシールド本体3の機械的強度を高めることができる。
【0018】
さらに、軸方向支持ベアリング6に作用する切羽50側からの水圧はカッター軸2の断面積に相当する圧力となるので、極限られた大きさになり、軸方向支持ベアリング6の強度が小さくて済み、切羽50に対するカッター1の圧接力は殆どの場合はカッター1とカッター駆動装置7の自重を活用することで済む。また、立坑掘削機による掘進作業を完了した後の回収部材の回収作業を行う際には、ボルト24を緩めて固定部材23を取り外すと共に、漸進油圧ジャッキ9のピストン作動桿をカッター駆動装置7の外装容器21に連結している螺子を取り外すだけで、容易にカッター駆動装置7をシールド本体3から分離することができる。
【0019】
なお、本具体例では、カッター1の回転腕1bは4本設けられ、送水管16の送水口17は切羽50の外周部近傍ではなく、シールド本体3の隔壁26の漸進油圧ジャッキ9の取付位置のやや外方に設けられており、泥水吸入口15もカッター軸2の先端の1箇所のみに設けられている。また、カッター軸2はカッター1を回転させる駆動力伝達手段と、排泥管18の導入部としての機能を併せ持った単純な形状としたから、構造が簡単で製造費用を低減できると共にカッター軸2の径を小さくできる。さらに、漸進油圧ジャッキ9はシールド本体3側に設置されており、そのピストン作動桿をカッター駆動装置7の外装容器21に連結しているので、漸進油圧ジャッキ9のピストンはカッター1とカッター駆動装置7の重量を受圧面積の大きい側で有効に支えることができるようになっている。
【0020】
次に、本具体例の動作を簡単に説明する。まず、図示しない周知の吊架装置により立坑掘削機を吊り下げて、カッター1を地表付近の地山に当接させ、切羽50側からの水圧に応じて漸進油圧ジャッキ9の油圧を調整してカッター1が適度の圧力で地山に圧接するようにしながらカッター駆動モーター8を回転させる。カッター駆動モーター8の駆動力は歯車20およびこれに歯合する軸方向支持ベアリング6の外周に刻設されたギアおよび軸方向支持ベアリング6にボルト連結されたカッター駆動体19を介してカッター軸2に伝達されるから、カッター軸2が径方向支持ベアリング4,5および軸方向支持ベアリング6に支えられて回転する。なお、超深度掘削時等の場合のように、切羽50側からの水圧が非常に高く、カッター1とカッター駆動装置7の自重のみではカッター1を切羽50に圧接することができない場合は、漸進油圧ジャッキ9の推進力を逆方向に作用させてカッター駆動装置7をシールド本体3側に引き込む吸引力を付与する。
【0021】
こうしてカッター1の回転により、その先端部に取り付けられた切削刃1aが地山を切削する。カッター駆動モーター8の回転に同期して図示しない送水ポンプが回転し、送水管16に泥水を送り込む。泥水は送水口17から地山に向けて注水され、カッター1の回転により掘削された土砂を切羽50の斜面に沿って下方、即ち、中心部側に押し流し、岩礫は切羽50の斜面に沿って中心部側に転がり落ちる。掘削土砂は泥水と共にカッター軸2の先端に開口する泥水吸入口15から吸い込まれ、図示しない吸引ポンプにより吸引されて回転継手14、排泥管18を介して泥水処理設備に送られ、そこで泥水と分離される。分離された泥水は送水管16を介して切羽50に還流される。
【0022】
こうして、地山が掘削されると切羽50が下方に後退し、これに当接するカッター1もカッター駆動装置7と共に徐々に下降する。カッター1が所定距離下降した所で漸進油圧ジャッキ9を収縮させてカッター1およびカッター駆動装置7を引き上げ、吊架装置により吊り下げられたシールド本体3も自重を利用して下降させる。やがて隔壁26が下方から受ける地山からの水圧と立坑40の壁面から受ける摩擦力が大きくなり、シールド本体3が自重では下降しなくなる。このような深さに到達した時は、漸進油圧ジャッキ9を収縮させてカッター1およびカッター駆動装置7を引き上げた後、推進油圧ジャッキ10を伸長させ、壁面支持体12の集合体下面からの反力を利用してシールド本体3を下降させる。その後、推進油圧ジャッキ10を収縮させ、空いた空間に支持体組付装置11により壁面支持体12を立坑40の壁面に組み付ける。
【0023】
上述の掘進作業を繰り返して所望の深さまで立坑掘削機が掘り進んだ時には、切羽50部分にコンクリートを打設した後、回収可能な部材の回収作業が行われる。まず、支持体組付装置11を取り外し、それから推進油圧ジャッキ10を取り外す。その後、送水管16の立坑40側部分、排泥管18および回転継手14を取り外す。さらに、ボルト24を緩めて固定部材23を取り外すと共に、漸進油圧ジャッキ9のピストン作動桿をカッター駆動装置7の外装容器21に連結している螺子を取り外すことにより、カッター駆動装置7全体を回収する。
【0024】
前述のように、カッターシール25は従来例で環溝28の下端部内面に設けられていた場合に較べてカッター1の回転中心からの半径が著しく小さくなっているから、カッター1の回転速度が同じであってもカッターシール25の摺動速度が低下する。従って、超深度の立坑を掘削する場合に切羽50側の水圧が数倍乃至十数倍上昇しても、カッターシール25の摺動速度低下が水圧の上昇による動摩擦力の増加分を十分相殺してカッターシール25が焼き着くのを防止することができる。また、切羽50側の水圧が低い、深度が比較的浅い領域では、カッター駆動モーター8の回転数を増大させて、カッター1の土砂掘削能力を高めることができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、シールド本体の中央部の切羽側に設けた貫通穴の内壁面に回転軸を回転自在に支持するベアリングと回転軸に摺接しつつシールド本体の切羽側と立坑側とを水密に封止する封止材とを設け、軸方向に摺動自在なカッター軸支持手段により回転軸をシールド本体に対して回転自在に支持すると共に押圧力調整手段によりカッター軸支持手段とシールド本体に係合してカッターの切羽に対する押圧力を調整するようにしたので、これらの構造により封止材の取付け半径を小さくでき、回転による摺動速度が著しく低下するから、深度が比較的浅い領域では駆動手段の速度を増大させてカッターの土砂掘削能力を高めることができると共に超深度の立坑を掘削する場合に切羽の水圧が上昇しても封止材が焼き着くのを防止することができ、カッターをベアリングとカッター軸支持手段とで分散支持したから、これらの回転部材の径を小さくできると共に一体輸送を可能にし、さらにシールド本体の機械的強度を高め、回収部材の回収作業を容易にすることができる。
【0026】
請求項2記載の発明によれば、押圧力調整手段をシールド本体側に設置された油圧ジャッキとし、そのピストン作動桿がカッター軸支持手段側に連結されて成るようにしたので、カッターとカッター軸支持手段の重量を受圧面積の大きい側で有効に支えることができると共に回収部材の回収作業を一層容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例の立坑掘削機の縦断面図
【図2】図1の要部断面図
【図3】本発明の具体例の立坑掘削機の底面図
【図4】図4は図2に示した要部の平面図
【図5】図1に示す切断線B−Bに沿った下向きの断面図
【図6】従来例に係る立坑掘削機の縦断面図
【符号の説明】
1 カッター
2 カッター軸
3 シールド本体
3b 貫通穴
4,5 径方向支持ベアリング
6 軸方向支持ベアリング
7 カッター駆動装置
8 カッター駆動モーター
9 漸進油圧ジャッキ
10 推進油圧ジャッキ
12 壁面支持体
14 回転継手
16 送水管
18 排泥管
19 カッター駆動体
20 歯車
21 外装容器
25 カッターシール
26 隔壁
40 立坑
50 切羽
Claims (2)
- 略円筒状の外形を有した構造体から成るシールド本体に回転自在に支持されたカッターを切羽上部に当接させ、駆動手段により前記カッターを回転させると共に、該カッターの回転により掘削された切羽の土砂を排出手段により立坑外に排出するようにした立坑掘削機において、前記シールド本体の中央部の切羽側に設けられ、前記カッターの回転軸が嵌挿される貫通穴と、該貫通穴の内壁面に設けられ、前記回転軸を回転自在に支持するベアリングと、同じく、前記貫通穴の内壁面に設けられ、前記回転軸に摺接しつつ前記シールド本体の切羽側と立坑側とを水密に封止する封止材と、前記シールド本体の中央部の前記貫通穴の上部に設けられ、前記駆動手段を具え、前記回転軸を前記シールド本体に対して回転自在に支持すると共に軸方向に摺動自在なカッター軸支持手段と、該カッター軸支持手段と前記シールド本体に係合して前記カッターの切羽に対する押圧力を調整する押圧力調整手段とを有したことを特徴とする立坑掘削機。
- 押圧力調整手段はシールド本体側に設置された油圧ジャッキであり、そのピストン作動桿がカッター軸支持手段側に連結されて成ることを特徴とする請求項1記載の立坑掘削機。
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