JP3813792B2 - ラインプリンタの記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ラインプリンタの記録方法に係り、特に、記録ライン数に対応して紙送りモータの駆動速度を決定することによって、記録ライン数に対応した紙送り速度による記録を行うラインプリンタの記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録紙に対して行ごとの記録を迅速に行う記録装置として、ラインプリンタが採用されていた。このラインプリンタは、フレームの所望の位置に、行方向に長尺とされた略円柱形状のプラテンローラを有しており、このプラテンローラは、紙送り方向に回転自在に支持されている。前記プラテンローラの近傍位置には、複数の発熱素子が行方向に整列配置されたラインサーマルヘッドが、前記プラテンローラに対して並行に配設されており、このラインサーマルヘッドは、前記プラテンローラに対して接離可能とされている。
【0003】
また、前記ラインプリンタは、前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの間に記録紙を搬送するための搬送ローラを有しており、この搬送ローラには、駆動源としての、例えばステッピングモータ等の紙送りモータが配設されている。
【0004】
また、前記ラインプリンタには、図4に示すようにバッファメモリ等のメモリ1が搭載されたコントロールIC(以下、プリンタコントローラ2と称する)が配設されており、このプリンタコントローラ2には、図4に示す上位装置3側から記録データが入力され、前記メモリ1に記憶されるようになっている。そして、前記プリンタコントローラ2は、前記メモリ1に記憶した記録データを読み出すとともに、この記録データのライン数に基づいて紙送りモータ4の駆動速度を決定するようになっており、この決定した駆動速度に基づいて紙送りモータ4の駆動制御を行うようになっている。
【0005】
すなわち、一般に、前記紙送りモータ4は、駆動の立ち上がりと停止の直前では速度変化が緩やかなため、立ち上がりと停止には所定のモータステップ数を要する。このため、例えば、紙送りモータ4の停止直前において紙送りモータ4を高速度で駆動してしまうと、停止動作を適正に行うことができない。
【0006】
このため、前述したような記録ライン数に基づく紙送りモータ4の駆動速度の制御を行うようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のラインプリンタの記録方法においては、前記プリンタコントローラ2に対して記録データのみを入力していたため、紙送りモータ4の駆動速度を決定する際には、プリンタコントローラ2によって記録データの記録ライン数を数えなければならなかった。このため、プリンタコントローラ2に相応の計算能力を有したCPUをを用いなければならず、また、複数ライン分の記録データを記憶する容量の大きなメモリ1を搭載しなければならなかった。
【0008】
このため、プリンタコントローラ2ひいてはラインプリンタの製造コストが高価になってしまうといった問題が生じていた。
【0009】
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、プリンタコントローラによる記録ライン数の計数処理を省くことによって演算能力を低く限定した安価なCPUを用いることができ、また、メモリに一時に記憶させる記録データを低減させることによってメモリ容量を低減することができ、これにより、プリンタコントローラひいてはプリンタの製造コストを低廉化することのできるラインプリンタの記録方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明に係るラインプリンタの記録方法の特徴は、前記プリンタコントローラに、前記上位装置側から1ライン分の記録データとともに、当該1ライン分の記録データ含めたその後に記録を予定している記録データのライン数を示すデータである予定記録ライン数データを入力し、この入力した1ライン分の記録データおよび前記予定記録ライン数データを前記メモリに記憶させ、このメモリに記憶させた前記予定記録ライン数データに基づいて前記プリンタコントローラ側で紙送りモータの駆動速度を決定する点にある。
【0011】
そして、このような方法を採用したことにより、プリンタコントローラによって記録ライン数の計数を行う必要がないため、演算能力を低く限定した安価なCPUを用いることができ、また、前記予定記録ライン数データに基づく紙送りモータの駆動速度の決定を行うことができるため、プリンタコントローラに対して記録ライン数の計数のために複数ライン分の記録データをまとめて入力する必要がなくなり、これにともなってプリンタコントローラのメモリ容量を低減させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るラインプリンタの記録方法の実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。
【0013】
図1に示すように、本実施形態においては、ホストメモリ9が搭載された例えばホストコンピュータ等の上位装置5から、前記プリンタコントローラ6に対して、1ライン分の記録データとともに当該記録データの前記1ライン分を含めたその後に記録を予定している記録データのライン数についてのデータである予定記録ライン数データを入力するようになっている。
【0014】
すなわち、従来は、複数ライン分の記録データがある場合は、これら複数ライン分の記録データを上位装置3からプリンタコントローラ2側へまとめて入力していた。このため、複数ライン分の記録データを記憶するために大きな容量のメモリ1をプリンタコントローラ2に搭載する必要があった。さらに、メモリ1に記憶された記録データのライン数をプリンタコントローラ2側で計数し、この計数したライン数に応じて紙送りモータ4の駆動速度を決定しなかればならなかった。このため、プリンタコントローラ2に用いるCPUも、相応の計算能力を有する高価なCPUを要していた。
【0015】
これに対し、本実施形態においては、プリンタコントローラ6に対して1ライン分の記録データとともに前記予定記録ライン数データを入力するようになっている。このため、プリンタコントローラ6に対して複数ライン分の記録データをまとめて入力せず、1ライン分ずつ順次に記録データを入力したとしても、予定記録ライン数データを参照することによって、その都度紙送りモータ7の駆動速度を決定することができる。
【0016】
この予定記録ライン数データに基づく紙送りモータ7の駆動速度の決定は、例えば、紙送りモータ7の駆動速度をレベルに換算したモータスピードレベルmと、プリンタコントローラ6に送信された予定記録ライン数データの値nとを比較することによって行うようにしてもよい。すなわち、この場合、例えばm>nであれば、モータスピードレベルmを1レベル減少させ、この減少させたモータスピードレベルに対応する駆動速度によって紙送りモータ7を駆動するようにしてもよい。また、m=nであれば、現在のモータスピードレベルを維持し、現在の駆動速度による紙送りを行うようにしてもよい。さらに、m<nであれば、モータスピードレベルmを1レベル増加させ、この増加させたモータスピードレベルに対応する駆動速度によって紙送りモータ7を駆動するようにしてもよい。
【0017】
なお、モータスピードレベルmに対応した紙送りモータ7の駆動速度による紙送り制御は、例えば前記モータスピードレベルmについてのデータと駆動速度についてのデータとを互いに対応関係を有するデーブルとしてROM等の記憶部に格納しておき、モータスピードレベルmに対応する前記テーブル内の駆動速度のデータを指定することによって、この指定した駆動速度による紙送りを行うようにしてもよい。
【0018】
従って、メモリ8の容量を、従来のような複数ライン分の記録データの格納が可能とされる容量にする必要はないため、メモリ8容量を大幅に削減することができるようになっている。
【0019】
さらに、前記予定記録ライン数データを参照することができるため、プリンタコントローラ6側で記録データのライン数を計数する必要がなくなり、このためプリンタコントローラ6のCPUとして計算能力を低く限定した安価なCPUを用いることも可能になる。
【0020】
次に、本実施形態の作用について図2および図3を参照して説明する。
【0021】
なお、本実施形態においては、前記予定記録ライン数データに基づく紙送りモータ7の駆動速度の決定は、紙送りモータ7の駆動速度をレベルに換算したモータスピードレベルmと、プリンタコントローラ6に送信された予定記録ライン数データの値nとを比較することによって行うこととする。また、図示しない記憶部には、前記モータスピードレベルmについてのデータと駆動速度についてのデータとが互いに対応関係を有するデーブルとして格納されており、プリンタコントローラ6は、モータスピードレベルmに対応するテーブル内の駆動速度のデータを指定することによって、この指定した駆動速度による紙送りを行うこととする。
【0022】
まず、初期状態において、プリンタコントローラ6のメモリ8内には、記録データおよび予定記録ライン数データは格納されていないものとし、紙送りモータ7は停止状態になっているものとする。なお、このときの紙送りモータ7のモータスピードレベルmを0とするようにしてもよい。
【0023】
そして、初期状態から、図2のステップ1に示すように、前記上位装置5によってホストメモリ9に格納されている予定記録ライン数データを計数し、これをnとする。
【0024】
次に、ステップ2に進み、プリンタコントローラ6が受信可能な状態になるまで待機する。
【0025】
そして、プリンタコントローラ6が受信可能な状態になったらステップ3に進んで、このステップ3において、プリンタコントローラ6に対して1ライン分の記録データとともに予定記録ライン数データを送信した後、動作を終了する。
【0026】
次に、プリンタコントローラ6は、図3に示すように、まず、ステップ1において、上位装置5により1ラインの記録データと予定記録ライン数データを受信する。このとき、プリンタコントローラ6は、受信した1ライン分の記録データおよび前記予定記録ライン数データnをメモリ8に記憶させる。
【0027】
そして、ステップ2に進んで記録データをプリンタのサーマルヘッドへ転送した後、ステップ3にて1ライン分の記録データに基づいたヘッド通電を開始する。
【0028】
ヘッド通電開始後、ステップ4に進み、このステップ4において、現在のモータスピードレベルmと、予定記録ライン数データnとを比較する。
【0029】
そして、m>nの場合は、ステップ5に進んでモータスピードレベルをmから1レベル減少させ、この減少させたモータスピードレベルに対応するテーブル内の駆動速度のデータを指定し、この指定した駆動速度による紙送りモータ7の駆動を行った後、制御を終了する。
【0030】
m=nの場合は、ステップ6に進んで現在のモータスピードレベルをmに維持したまま制御を終了する。
【0031】
m<nの場合は、ステップ7に進んでモータスピードレベルをmから1レベル増加させ、この増加させたモータスピードレベルに対応するテーブル内の駆動速度のデータを指定し、この指定した駆動速度による紙送りモータ7の駆動を行った後、制御を終了する。
【0032】
以上の制御を、前記ホストメモリ9内の予定記録ライン数データが0になるまで繰り返すことにより、記録データのライン数に応じた紙送り速度による記録が行われる。
【0033】
したがって、本実施形態においては、プリンタコントローラ6に対して1ライン分の記録データとともに前記予定記録ライン数データを入力することにより、プリンタコントローラ6による記録ライン数の計数処理を省くことができるため、プリンタコントローラ6に、計算能力を低く限定した安価なCPUを用いることが可能になる。また、予定記録ライン数データを参照することによって紙送りモータ7の駆動速度を決定することができるため、メモリ8容量を大幅に削減することが可能になる。
【0034】
なお、本発明は前記実施形態のものに限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0035】
例えば、上位装置5は、ラインプリンタと別体のものであってもよいし、または、プリンタに組み込まれた一体的なものであってもよい。
【0036】
さらに、前記1行分の記録データと前記予定記録ライン数データとをそれぞれ別々のメモリに記憶させるようにしてもよいし、また、同じメモリに記憶させるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように本発明に係るラインプリンタの記録方法によれば、プリンタコントローラに安価なCPUを用いることができるとともに、メモリの容量を低減することができるため、プリンタコントローラひいてはプリンタ全体の製造コストを低廉化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラインプリンタの記録方法の実施形態を示すブロック図
【図2】本発明に係るラインプリンタの記録方法の実施形態において、上位装置側のデータの転送手順を示すフローチャート
【図3】本発明に係るラインプリンタの実施形態において、プリンタコントローラ側の制御手順を示すフローチャート
【図4】従来のラインプリンタの記録方法の一例を示すブロック図
【符号の説明】
5 上位装置
6 プリンタコントローラ
7 紙送りモータ
8 メモリ
9 ホストメモリ

Claims (1)

  1. メモリを搭載したプリンタコントローラに対して上位装置側から記録データを入力し、この入力した記録データを前記メモリに記憶させ、このメモリに記憶させた記録データの記録ライン数に対応した紙送りモータの駆動速度を前記プリンタコントローラ側で決定し、この決定した駆動速度に基づく紙送りモータの駆動制御を行うことにより、前記記録ライン数に対応した紙送り速度による記録を行うラインプリンタの記録方法であって、
    前記プリンタコントローラに、前記上位装置側から1ライン分の記録データとともに、当該1ライン分の記録データ含めたその後に記録を予定している記録データのライン数を示すデータである予定記録ライン数データを入力し、この入力した1ライン分の記録データおよび前記予定記録ライン数データを前記メモリに記憶させ、このメモリに記憶させた前記予定記録ライン数データに基づいて前記プリンタコントローラ側で紙送りモータの駆動速度を決定することを特徴とするラインプリンタの記録方法。
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