JP3810930B2 - 用紙後処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタなどの画像形成装置の排紙部に装着され、画像形成装置から排出される用紙を多段に配列され上下移動するビンに分配し、紙揃え、紙綴じ等の処理を行う用紙後処理装置およびその用紙後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置から順次排出された用紙を挟み持ち、ステイプル可能な所定の位置まで移動させる手段としてのチャックユニット(クランプ機構)を備える用紙後処理装置がある。
【0003】
この種のチャックユニットの一例に本出願人が特願平10−237693号として提案したものがある。これを図4ないし図6を参照して説明する。図4はチャックユニットの正面図、図5はチャックユニットの側面図、図6は図4に示す固定ユニットの平面図である。はじめに、これらの図を用いてチャックユニットの前後移動ユニット101および横移動ユニット102の構成について説明する。
【0004】
前後移動ユニツト101は、横移動ユニット102に取りつけられている軸103によりガイドされ、前後(図5において左右方向)自在に移動可能なように取付けられ、その先端には、前後移動ユニット駆動用の軸104が固定側ユニット105に向け取り付けられている。この軸104の下部には、横移動(図5において紙面に垂直方向)時の動きを滑らかにするためにコロ106が取り付けてられている。固定側ユニツト105には軸107により回動自在に取付けられた前後駆動レバー108が取り付けられている。この前後駆動レバー108は、図6に示すように、前後ユニット101に取付けられたコロ106と対応する面108aを持つとともに、他端108bには、前後駆動レバーコロ109が取付けられいる。また、固定ユニツト105には、前後移動駆動用のモータM1が取付けてられており、図5に示すように、モータM1によってタイミングベルト111を介して、前後移動レバー駆動用のカム112を回転させるように構成されている。
【0005】
前後駆動レバーコロ109と前後移動レバー駆動用のカム112とは互いに接触しており、前後移動レバー駆動用のカム112の回転により、図6の一点鎖線の位置に示すように、前後駆動レバーのコロ106と対応する面108aは横移動ユニット102の移動方向と、略平行になる位置に回動される。ここで、前後駆動レバー108が回動することにより、前後移動ユニット駆動用の軸104に取付けられているコロ106は押され、前後移動ユニット101が、図5において右方向に前進する。前進した前後移動ユニット101は、後述する動作で、ビン上の用紙束を掴んだ後、横移動ユニット102により、横方向に移動するが、前後駆動レバー108のコロ106と対応する面108aが横移動ユニット102の移動方向と、略平行に位置しているたのため、横移動を行っても、前後移動ユニット101の前後方向の位置は、変化することはない。また、コロ106が設けられているので、移動時の負荷も最小にすることができる。前後移動ユニット101が前進した後は、2組の上下クランプレバー113,114,113’,114’の挟持動作に入る。なお、M2は横移動駆動用のモータである。
【0006】
次に、クランプレバー113,114,113’,114’の挟持動作について説明する。
【0007】
図5および図6に示すように、固定ユニット105には、加圧レバー115が、横移動ユニット102の移動方向と略平行に、平行リンク116,117により取付けられてている。また、図4に示すように、前後移動レバー駆動用のカム112と同軸にアーム118が取付けられており、カム112の回転により、アーム118が加圧レバー115に取付けられている平行リンク117を押し、加圧レバー115が上に持ち上げられる。加圧レバー115が持ち上げられることにより、図5に示すように、リンク119は横移動ユニット102に取付けられている軸121により回動自在に取付けられているので、リンク119の一端119aは押し上げられる。ここで、リンク119の一端119aにはコロ120が入れられている。リンク119の一端119aが押し上げられることにより、他端119bは押し下げられる。
【0008】
他端119bの先端には、2個のクランプレバー加圧用のスプリング122,123の一端が取付けられており、スプリング122,123の各他端には、それぞれ各上クランプレバー113,113’に取り付けられている。リンク119の回動により、スプリング122,123を介して、それぞれのクランプレバー113,114およびクランプレバー113’,114’が閉じられ、用紙束を挟持することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように構成されたチャックユニットにおいては、クランプレバー113,114の挟持を解除するには、カム112の回転によりアーム118を回動させ、押し上げられている平行リンク117からアーム118を離れさせ、さらにスプリング122,123の張力によりリンク119を回動させ、加圧レバー115を押し下げるという動作を行わせている。
【0010】
このような機構においては、加圧レバー115の解除をリンク119による押下作用だけで行っているので、例えば、後述の図3の要部正面図に示すように平行リンク117と加圧レバー115との成す角αが90°以下の場合、押し上げられた平行リンク117を倒す方向にアーム118を回動させ、さらにリンク119によって加圧レバー115を押し下げても、平行リンク117が倒れない可能性がある。これはα=90°のときにリンクが死点になってしまうからである。平行リンク117が倒れるとは、図3において左方向に傾くことであるが、このようにαが90°以下の場合、前述のように平行リンクが倒れない可能性があり、結果的に加圧レバー115が解除されず、クランプレバー113,113’、114,114’の挟持状態も解除されないおそれがある。
【0011】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、挟持されたクランプレバーを確実に解除可能なチャックユニットを有する用紙後処理装置およびその用紙後処理装置を備えた画像形成装置を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、画像形成装置から排出された用紙を収納し、収納された用紙をクランプレバーによって挟持し、ステイプル可能な状態にするクランプ機構を有する用紙後処理装置において、前記クランプ機構が、前記クランプレバーの用紙挟持と用紙挟持解除動作を行わせるリンク機構と、このリンク機構を用紙挟持方向に駆動する挟持駆動機構と、用紙挟持解除時に前記リンク機構のリンクを強制的に用紙挟持方向と反対方向に回動させる挟持解除駆動機構とを備え、前記挟持解除駆動機構は、前記リンクを用紙解除方向に回動させるカム手段と、このカム手段を駆動するカム駆動手段と、からなり、前記カム手段は、前記リンク機構のリンクに当接して用紙挟持方向に駆動するアームと、このアームの回動支軸に同軸に設けられ、前記アームと一体に回動するカム部と、前記リンクの回動支軸に同軸に揺動自在に装着されたレバーと、からなり、前記カム部はカム手段の用紙挟持解除方向の回動よって前記一端を押圧し、前記支軸を介して反対端にあるレバーの他端を前記リンクに当接させて解除動作を行うことを特徴とする。
【0015】
第2の手段は、画像形成装置から排出された用紙を収納し、収納された用紙をクランプレバーによって挟持し、ステイプル可能な状態にするクランプ機構を有する用紙後処理装置において、前記クランプ機構が、用紙を挟持するためのクランプレバーと、このクランプレバーを搭載した状態で用紙に対して前後方向に移動する前後移動ユニットと、前記クランプレバーを横方向に移動する横移動ユニットと、前記前後移動ユニットと前記横ユニットとを保持する固定ユニットとからなり、前記固定ユニットが、前記横移動ユニットの移動方向とほぼ平行な面を有する加圧レバーと、この加圧レバーに係合する平行リンクと、この平行リンクを押圧作動するアームとを有し、前記平行リンクには、前記アームと前記平行リンクの動作に追従するリンク戻しレバーが設けられ、用紙の挟持解除時に加圧されている前記加圧レバーを前記リンク戻しレバーによって加圧解除し、クランプレバーの用紙挟持状態を解除することを特徴とする。
【0016】
第3の手段は、第2の手段において、前記固定ユニットには、前記前後移動ユニットを駆動する前後駆動レバーと、前記前後駆動レバーにリンクするカムと、前記カムの支軸と同軸に設置され、一体に駆動される前記アームとが設けられ、前記リンク戻しレバーは前記平行リンクの支軸に同軸に揺動自在に装着され、一端部が前記アームに設けられたカム部によって押圧され、前記支軸を挟んで反対側に位置する他端部が前記平行リンクを押圧して前記用紙挟持状態を解除することを特徴とする。
【0017】
第4の手段は、第3の手段において、前記カム部が前記アームの一部を突出させて形成されていることを特徴とする。
第5の手段は、第1〜4の手段の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0019】
図1は画像形成装置の排紙部側に連結された用紙後処理装置の全体概略図、図2は用紙後処理装置の要部を示す斜視図である。
【0020】
図1において、符号Aは画像形成装置を示し、Bは用紙後処理装置を示す。
【0021】
用紙後処理装置Bには、入口部に切換爪11が設けられ、上部にはプルーフトレイ12が備えられている。また、下方にはステイプラ13が設置され、途中の搬送路には複数の搬送ローラ対14が設けられている。また、これらのステイプラ13や搬送路の図において左側には用紙処理装置Bの筐体から端部が突出するようにして配列された多段のビン(ソータビン)15が設けられている。これらのビン15は、ヘリカルスパイラル軸16の回転動作に応じて上下移動するようになっている。また、ビン15の排紙方向に対して側方に当たる部分にクランプユニット(チャックユニット)17が設けてある。
【0022】
図2はビン15とステイプラ13とチャックユニット17との関係を示すビン部の要部斜視図で、この例では、チャックユニット17に対向するビン15の端部側に、ビン15に設けた切り欠きを上下方向に貫通するようにしてジョガー棒18が設けられている。このような位置関係をとることによって、ジョガー棒18はビン15の一側部に位置するクランプユニット17と用紙を挟んで対向し、ステイプラ13はビン15の後端部(用紙排紙方向の上流側端部)に位置している。また、クランプユニット17の前後ユニット21にはクランプレバー113,113’、114,114’が設けられている。
【0023】
画像形成装置Aより送られてきた用紙は、入口部に設けた切換爪11により、プルーフトレイ側とソータ側に切り替えられる。ステイプルモード時には用紙は、ソータ側に切り替えられ、搬送ローラ対14により搬送され、ビン15上に排紙される。ビン15は、用紙が収納されると上または下に移動し、用紙を分配収納する。
【0024】
ビン15に排紙された用紙は、ジョガー棒18により基準となる前側板に寄せられる。全ての用紙を分配収納し寄せると、用紙束を収納したビン15は、ステイプルポジションに移動する。
【0025】
ステイプルポジションにビン15を移動させた後、クランプユニット17により、用紙束を掴み、ステイプラ13まで用紙束を移動させ、ステイプラ13によりステイプルを行う。ステイプルした後、クランプユニット17は、用紙束を掴んだまま元の位置に戻り、用紙束をビン15上に戻す。
【0026】
クランプユニット17のクランプ部は、掴み動作を行わないときには、ビン15及び寄せられた用紙の上下移動の邪魔にならないように、前側板の用紙揃え面よりも奥に位置するようになっている。用紙を掴むときには、クランプ部を前側板の用紙揃え面より飛び出させ、ビン15上の用紙束を掴むようになっている。チャックユニット17及びクランプユニット15の機械的構成自体は図4ないし図6を参照して説明した従来例と同等なので、ここでの説明は省略する。
【0027】
図3は本発明の実施形態に係るクランプ解除機構を示す要部拡大図である。このクランプ解除機構は、前後移動レバー駆動用のカム112に平行リンク117を倒すレバーを設け、強制的に加圧レバー115を初期位置に戻し、チャックの解除を確実に行うように意図したものである。
【0028】
具体的には、前後移動レバー駆動用のカム112の回転中心となる支軸112aに同軸に設けられたアーム118に、さらに同軸にアーム118と一体に回転するカム部118aと設けると共に、平行リンク117の固定側ユニット105に回転可能に連接された支軸(リンクの節)117aに同軸にリンク戻しレバー124を回動自在に設け、さらにリンク戻しレバー124の一端部124aをカム部118aが押圧することにより、他端部124bの先端部を平行リンク117の側面(回転方向に対向する面)に当接させてこれを戻す方向に押すことができるように構成している。両者の関係を規定するため平行リンク117の側面には突出部117bが設けられ、前記他端部124の他端部124bの先端部はこの突出部117bの側面に当接する。このようにリンク戻しレバー124はカム部118aの押圧動作によって平行リンク117を戻す方向に押圧できればその機能を発揮するので、その機能を発揮できれば形状は問わない。
【0029】
このように構成すると、一連のステイプル処理などを終え、挟持されたクランプレバー113,113’、114,114’を解除するには、まず、前後移動駆動用のモータM1を駆動してカム112を図3反時計方向に回動させる。これに応じてアーム118も一体に回動するが、その際、前記軸部112aに同軸に設けたカム部118aも一体に回動し、前記支軸117aに回動自在に設けたリンク戻しレバー124の一端部124aを押し、リンク戻しレバー124を前記支軸117aを中心に反時計方向に回動させる。これによりリンク戻しレバー124の他端部124bは平行リンク117の図において右側の突出部117bに当接し、さらに、平行リンク117を前記支軸117aを中心として反時計方向に押し、平行リンク117を倒す方向に押圧する。言い換えれば、加圧レバー115を初期位置に戻す方向に押圧する。この結果、加圧レバー115は図示左下方向に位置を変え、リンク119の一端119aを下降させ、クランクレバー113,113’、114,114’の挟持状態を解放する。
【0030】
これにより、前述の角度αが90°以下になっても死点(α=90°)を越えてαが大きくなる方向に平行リンク117を押圧するので、確実にクランプレバー113,114の挟持状態を解除することが可能になる。
【0031】
【発明の効果】
これまでの説明で明らかなように、本発明によれば、以下のような効果を奏する。
【0032】
すなわち、請求項1記載の発明によれば、クランプ機構が、クランプレバーの用紙挟持と用紙挟持解除動作を行わせるリンク機構と、このリンク機構を用紙挟持方向に駆動する挟持駆動機構と、用紙挟持解除時に前記リンク機構のリンクを強制的に用紙挟持方向と反対方向に回動させる挟持解除駆動機構とを備えているので、確実にクランプレバーの用紙挟持解除を行うことが可能となり、信頼性の高い用紙後処理装置を提供することができる。また、挟持解除駆動機構が、リンクを用紙解除方向に回動させるカム手段と、このカム手段を駆動するカム駆動手段とからなるので、簡単な構成で確実にクランプレバーの用紙挟持解除を行うことが可能となり、低コストで信頼性の高い後処理装置を提供することができる。また、カム手段がリンク機構のリンクに当接して用紙挟持方向に駆動するアームと、このアームの回動支軸に同軸に設けられ、前記アームと一体に回動するカム部と、前記リンクの回動支軸に同軸に揺動自在に装着されたレバーとからなり、前記カム部はカム手段の用紙挟持解除方向の回動よって前記一端を押圧し、前記支軸を介して反対端にあるレバーの他端を前記リンクに当接させて押圧することにより解除動作を行うので、レバーを追加するだけの簡単な構成で確実にクランプレバーの用紙挟持解除を行うことができる。
【0035】
請求項2記載の発明によれば、平行リンクにアームと平行リンクの動作に追従するリンク戻しレバーを設け、用紙の挟持解除時に加圧されている加圧レバーをリンク戻しレバーによって加圧解除し、クランプレバーの用紙挟持状態を解除するようにしたので、平行リンクと加圧レバーとの成す角が90°以下となっても確実にクランプレバーの用紙挟持解除を行うことができる。
【0036】
請求項3記載の発明によれば、リンク戻しレバーは平行リンクの支軸に回動自在に装着され、一端が前記アームに設けられたカム部によって押圧され、他端が前記平行リンクを押圧して用紙挟持状態を解除するので、リンク戻しレバーを駆動するために新たな駆動機構を導入する必要がなく、低コストで信頼性の高い用紙後処理装置を提供することができる。
【0037】
請求項4記載の発明によれば、カム部がアームの一部を突出させて形成されているので、部品点数の増加を招くことなくリンク戻しレバーを駆動することが可能な低コストで信頼性の高い用紙後処理装置を提供することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載の発明による作用効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る画像形成装置の排紙部側に連結された用紙後処理装置の全体的な構成を示す概略図である。
【図2】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係るクランプレバーの用紙挟持解除機構の要部を示す正面図である。
【図4】従来から実施されているチャックユニットの正面図である。
【図5】図4のチャックユニットの側面図である。
【図6】図4および図5に示すチャックユニットの固定ユニットの平面図である。
【符号の説明】
101 前後移動ユニット
102 横移動ユニット
105 固定側ユニット
108 前後駆動レバー
109 前後駆動レバーコロ
111 タイミングベルト
112 前後駆動用カム
112a 支軸
113 上クランプレバー
114 下クランプレバー
115 加圧レバー
116,117 平行リンク
117a 支軸
118 アーム
118a カム部
119 リンク
122,123 クランプレバー加圧用スプリング
124 リンク戻しレバー
124a リンク戻しレバーの一端部
124b リンク戻しレバーの他端部
Claims (5)
- 画像形成装置から排出された用紙を収納し、収納された用紙をクランプレバーによって挟持し、ステイプル可能な状態にするクランプ機構を有する用紙後処理装置において、
前記クランプ機構は、前記クランプレバーの用紙挟持と用紙挟持解除動作を行わせるリンク機構と、このリンク機構を用紙挟持方向に駆動する挟持駆動機構と、用紙挟持解除時に前記リンク機構のリンクを強制的に用紙挟持方向と反対方向に回動させる挟持解除駆動機構と、を備え、
前記挟持解除駆動機構は、前記リンクを用紙解除方向に回動させるカム手段と、このカム手段を駆動するカム駆動手段と、からなり、
前記カム手段は、前記リンク機構のリンクに当接して用紙挟持方向に駆動するアームと、このアームの回動支軸に同軸に設けられ、前記アームと一体に回動するカム部と、前記リンクの回動支軸に同軸に揺動自在に装着されたレバーと、からなり、前記カム部はカム手段の用紙挟持解除方向の回動よって前記一端を押圧し、前記支軸を介して反対端にあるレバーの他端を前記リンクに当接させて解除動作を行うことを特徴とする用紙後処理装置。 - 画像形成装置から排出された用紙を収納し、収納された用紙をクランプレバーによって挟持し、ステイプル可能な状態にするクランプ機構を有する用紙後処理装置において、
前記クランプ機構は、
用紙を挟持するためのクランプレバーと、
このクランプレバーを搭載した状態で用紙に対して前後方向に移動する前後移動ユニットと、
前記クランプレバーを横方向に移動する横移動ユニットと、
前記前後移動ユニットと前記横ユニットとを保持する固定ユニットと、からなり、
前記固定ユニットは、前記横移動ユニットの移動方向とほぼ平行な面を有する加圧レバーと、この加圧レバーに係合する平行リンクと、この平行リンクを押圧作動するアームとを有し、
前記平行リンクには、前記アームと前記平行リンクの動作に追従するリンク戻しレバーが設けられ、用紙の挟持解除時に加圧されている前記加圧レバーを前記リンク戻しレバーによって加圧解除し、クランプレバーの用紙挟持状態を解除することを特徴とする用紙後処理装置。 - 前記固定ユニットには、前記前後移動ユニットを駆動する前後駆動レバーと、前記前後駆動レバーにリンクするカムと、前記カムの支軸と同軸に設置され、一体に駆動される前記アームとが設けられ、
前記リンク戻しレバーは前記平行リンクの支軸に同軸に揺動自在に装着され、一端部が前記アームに設けられたカム部によって押圧され、前記支軸を挟んで反対側に位置する他端部が前記平行リンクを押圧して前記用紙挟持状態を解除することを特徴とする請求項2記載の用紙後処理装置。 - 前記カム部は前記アームの一部を突出させて形成されていることを特徴とする請求項3記載の用紙後処理装置。
- 請求項1から4の何れか一つに記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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