JP3809649B2 - 分電盤システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給電ラインに接続した負荷にそれぞれ電力を分配供給する分電盤システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、住宅などにおいて、各部屋の負荷に電気を分配する技術として、例えば特許文献1に開示されるように、ブレーカ機能を備えたいわゆる分電盤から、配線ケーブルを次々に直列的に巡るように敷設する電気配線分配ユニットが知られている。ここで使用する分電盤は、例えば特許文献2に開示されるように、商用電源からの入力電圧を、分岐回路を構成する複数の給電ラインに分配して、各給電ラインに接続する低圧負荷に電力を供給するもので、具体的には、契約以上の電流が流れると自動的に電力供給路を遮断するサービスブレーカ(電流制限器)と、配線や負荷の漏電をすばやく感知して自動的に電力供給路を遮断する漏電遮断器と、各部屋へ電力を供給する給電ラインのそれぞれに取り付けられ、過電流が流れた各々の給電ラインを電力供給路から直ちに切り離す過電流保護用の配線用遮断器とを順に接続し、これらを分岐回路と共に本体に収容して構成される。
【0003】
一方、分岐回路を構成する給電ラインからの電力供給を受ける負荷は、例えば電源プラグなどを備えて給電ラインに設けたコンセントに着脱可能に接続される。例えば特許文献3などには、こうした負荷に対する遠隔制御の技術として、携帯端末のWWWブラウザ機能を利用して、遠隔制御しようとする負荷としてのVTRの必要な機構を制御し、その制御結果を携帯端末に送り返す家電機器遠隔制御システムが開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−209716号公報
【特許文献2】
特開2000−188805号公報
【特許文献3】
特開2001−331394号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献3に示す遠隔制御システムでは、外出先から例えば電源のオン/オフや、予約録画の設定/設定解除などを遠隔操作することができるが、テレビやエアコンのような電源オフ時にも待機電力を消費する負荷では、負荷を直接遠隔制御できるシステムがあっても、待機電力のオン/オフ制御まではできない。そのため、このような遠隔制御システムの有る無しに拘らず、使用しない全ての負荷について、使用者が電源プラグをコンセントから外すなどして、負荷と給電ラインとの間を予め切り離しておかなければ、効果的な待機電力の削減を図ることができなかった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑み、遠隔操作によって、使用しない負荷への電力供給を一度に遮断して、効果的な待機電力の削減を実現することができる分電盤システムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、前記目的を達成するために、商用電源からの入力電圧を、分岐回路を構成する複数の給電ラインに分配して、各給電ラインに従属する負荷に電力を供給すると共に、前記各給電ラインに過電流保護用の配線用遮断器をそれぞれ接続した分電盤システムにおいて、前記配電用遮断器の入力側の前記給電ラインに接続される開閉スイッチと、外部端末からの遠隔操作により前記開閉スイッチをオンまたはオフに切換える電力供給制御手段と、前記入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷に電力を供給するバックアップ手段とを備え、前記分岐回路は、第1の分岐回路と第2の分岐回路と第3の分岐回路とにより構成され、前記第1の分岐回路と前記第2の分岐回路の各給電ラインにのみそれぞれ前記開閉スイッチを接続すると共に、前記バックアップ手段は、前記入力電圧の低下若しくは停電時に、前記第2の分岐回路の給電ラインに従属する負荷にのみ電力を供給するものであることを特徴とする。
【0008】
このようにすると、少なくとも開閉スイッチを接続した給電ラインについて、外部端末からの遠隔操作により、開閉スイッチをオンまたはオフに切換えることで、その給電ラインに従属する全ての負荷に対し、商用電源からの電力を供給または遮断することができる。したがって、使用者が予め各負荷の電源プラグをコンセントから外さなくても、使用しない負荷への電力供給を遠隔操作により一度に簡単に遮断することができ、効果的な待機電力の削減を実現することができる。また、既存の分電盤システムに対して、待機電力の削減機能が付加されることから、複合分電盤としての利用価値を高めることができる。
【0009】
また、入力電圧が低下若しくは停電しても、バックアップ手段から負荷に対し引き続き電力供給を行なうことができる。したがって、分電盤システムとして、入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷に対するバックアップを実現することができる。
【0010】
さらに、例えばパソコンやVTRのような入力電圧の低下時や停電時にバックアップを必要とする負荷を、第2の分岐回路の給電ラインに接続し、それ以外の負荷を第1の分岐回路の給電ラインに接続しておけば、これらの給電ラインに接続する全ての負荷に対し、商用電源からの電力を供給または遮断することができると共に、少なくとも入力電圧が低下したり停電したときに、第2の分岐回路の給電ラインに従属する負荷は、バックアップ手段から負荷に対し引き続き電力供給を行なうことができる。さらに、冷蔵庫のようなバックアップをさほど必要とせず、常時電源をオンしておく負荷は、第3の分岐回路の給電ラインに接続しておけば、必要以上に分電盤システムが複雑にならず、それぞれの負荷により相応しい最適な電力供給の形態を分電盤システムで実現することができる。
【0011】
請求項の発明は、前記電力供給制御手段が、前記第1の分岐回路の給電ラインに接続する前記開閉スイッチと、前記第2の分岐回路に給電ラインに接続する前記開閉スイッチを、それぞれ独立してオンまたはオフに切換えるものであることを特徴とする。
【0012】
このようにすると、第1の分岐回路の給電ラインに従属する負荷と、第2の分岐回路の給電ラインに従属する負荷に対し、それぞれ独自に電力を供給したり遮断したりすることができる。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、本発明の分電盤システムの実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。図1はシステムの全体構成を示すもので、1は電力会社から供給される例えば単相交流100Vの商用電源、2は電力会社が契約電力に基づき各住宅毎の引込線3に設置するサービスブレーカで、このサービスブレーカ2を通して分電盤システムの本体部4に商用電力が与えられるようになっている。なお、本実施例ではサービスブレーカ2を本体部4と別個に設けているが、本体部4内にサービスブレーカ2を組み込んでもよい。また、ここでは住宅用の分電盤システムを想定しているが、産業用の場合にはサービスブレーカ2の後段に別のブレーカを組み込んでもよい。
【0014】
本体部4は、分電盤本来の機能構成として、漏電を検知したときに引込線3からの電力供給を遮断する漏電遮断器5と、前記商用電源1からの電力を分配する複数の分岐回路を備えている。具体的には、テレビやエアコンなどの未使用時においても待機電力を消費する第1の負荷Zaが接続される第1の分岐回路11と、パーソナルコンピュータ(パソコン)やVTRなどの瞬時停電時にバックアップを必要とする第2の負荷(バックアップを行ないたい負荷も含む)Zbが接続される第2の分岐回路12と、冷蔵庫などの常時電源をオンしておくことが望ましい第3の負荷Zcが接続される第3の分岐回路13とにより、前述の複数の分岐回路を構成している。
【0015】
第1の分岐回路11は、一乃至複数の給電ライン21aと、それぞれの給電ライン21aの途中に設けられ、過電流が流れたときにその給電ライン21aを直ちに切り離す配線用遮断器22aと、本体部4から引き出された給電ライン21aに一乃至複数個取付けられる接続部としてのコンセント23aとを備えて構成される。同様に、第2の分岐回路12は、一乃至複数の給電ライン21b,配線用遮断器22b,およびコンセント23bとを備えて構成され、第3の分岐回路12は、一乃至複数の給電ライン21c,配線用遮断器22c,およびコンセント23cとを備えて構成される。
【0016】
31は、本発明において新規な構成となる多機能バックアップ手段で、これは配線用遮断器22a,22bより入力側(商用電源1側)の、第1の分岐回路11および第2の分岐回路12の給電ライン21a,21b間に挿入接続される。この多機能バックアップ手段31の詳細な構成は後程詳しく説明するが、これはパソコン,携帯電話,固定電話機などの外部端末32から、通信手段33を利用して遠隔操作ができるように構成されている。また34は、多機能バックアップ手段31と共に分電盤システムの本体部4に組み込まれた制御回路であり、これは図1の破線で示されるように、多機能バックアップ手段31や各配線用遮断器22a〜22cを操作部(図示せず)により制御しつつ、これらの各部の状態を表示部(図示せず)にて表示する機能を備えている。これにより、多機能バックアップ手段31や各配線用遮断器22a〜22cの状態を、本体部4に設けた制御回路34の表示部で直接確認できる。なお、前記通信手段33による遠隔操作の具体的な実現手段は特に限定しないが、例えばインターネットや、LAN(local area network)、あるいは商用電源1の入力電圧に制御信号を重畳させる電力通信などを利用できる。
【0017】
次に、多機能バックアップ手段31の機能的な構成を、図2のブロック図に基づき説明する。同図において、この多機能バックアップ手段31は、漏電遮断器5の出力側から延びる電力供給ラインの末端に接続する供給端子41に対応して、商用電源1からの入力電圧を印加するための入力端子42が設けられ、また第1の分岐回路11の各給電ライン21aの基端側にある接続端子43aと、第2の分岐回路12の各給電ライン21bの基端側にある接続端子43bに対応して、所望の出力電圧を負荷Za,Zbに供給するためのセグメント出力端子44a,44bが設けられる。これにより、外観上は箱状の独立したモジュール体からなる多機能バックアップ手段31が、供給端子41と入力端子42、および接続端子43a,43bとセグメント出力端子44a,44bの着脱だけで、本体部4に対し簡単に取付けおよび取外しを行なうことができる。また多機能バックアップ手段31を必要としない既存の分電盤とするには、この多機能バックアップ手段31を外した状態で、供給端子41と接続端子43a,43bとを接続すればよい。
【0018】
多機能バックアップ手段31内部の電気的構成を説明すると、商用電源1からの交流入力電圧を直接的に負荷Zaや負荷Zbに供給するためのバイパスライン45が、入力端子42と交流切換スイッチ46の一方の入力端子との間に設けられる。また、このバイパスライン45とは別に、安定化した交流電圧を負荷Zbに供給するために、商用電源1からの交流入力電圧を整流して直流電圧に変換するAC/DC変換器としての整流器47と、整流器47若しくは後述するバッテリ51からの直流電圧を交流に変換するDC/AC変換器としてのインバータ48との直列回路が、入力端子42と交流切換スイッチ46の他方の入力端子との間に設けられる。交流切換スイッチ46は、第2の分岐回路12に従属する負荷Zbへの給電を切換えるためのもので、交流切換スイッチ46の接点を一方の入力端子に接続すると、商用電源1からの交流入力電圧が、そのまま交流切換スイッチ46を通して負荷Zbに送られる。また、交流切換スイッチ46の接点を他方の入力端子に接続すると、インバータ48からの交流電圧が交流切換スイッチ46を通して負荷に送られるようになっている。
【0019】
51は停電バックアップ手段としてのバッテリで、これは鉛電池やリチウムイオン電池のような二次電池の他に、ディーゼルエンジンを備えた発電機であってもよく、第2の分岐回路12に従属する負荷Zbに応じて、バッテリ51の容量を決定すればよい。バッテリ51を充電するために、商用電源1からの交流入力電圧を直流電圧に変換してバッテリ51に供給する充電器52が、商用電源1とバッテリ51との間に接続される。また、前記整流器47からインバータ48に至る直流電圧ライン53と、充電器52からバッテリ51に至る直流電圧ライン54との間には、交流入力電圧の正常時と停電時において接点が切換わる直流切換スイッチ55が接続される。
【0020】
前記バイパスライン45と一方のセグメント出力端子44aとの間は接続ライン58aで繋がれていて、各セグメント出力端子44aに対応して開閉スイッチ59aが設けられている。また、交流切換スイッチ46と他方のセグメント出力端子44bとの間も別の接続ライン58bで繋がれていて、各セグメント出力端子44bに対応して開閉スイッチ59bが設けられている。これらの開閉スイッチ59a,59bは、それぞれ独立して別々にオンまたはオフに切換わるようになっており、開閉スイッチ59aをオフにすると、第1の分岐回路11に従属する全ての負荷Zaへの電力供給が遮断され、開閉スイッチ59bをオフにすると、第2の分岐回路12に従属する全ての負荷Zbへの電力供給が遮断される。
【0021】
61は、多機能バックアップ手段31の制御手段で、これは内蔵する制御プログラムのシーケンスにしたがって、多機能バックアップ手段31の各部の制御を実行処理するものである。また62は、外部端末32と送受信を行なうための送受信部で、例えばモデムなどがこれに相当する。外部端末32から通信手段33を通して送られる操作信号は送受信部62で受信され、制御手段61にディジタル信号として送出される。なお制御手段61は、分電盤システムの本体部4に設けられた別の制御回路34に対しても、直接的に信号のやり取りを行なえるようになっている。
【0022】
前記制御手段61は、ソフトウェア上の機能的構成として、整流器47からの整流出力に基づき、商用電源1からの入力電圧の低下を常時監視し、入力電圧が低下若しくは遮断したら、交流切換スイッチ46および直流切換スイッチ55に切換信号を出力して、第2の分岐回路12に対しバッテリ51を電源とした電力供給に切換えるバックアップ制御手段63と、外部端末32または制御回路34からのオン/オフ指示信号を受けて、開閉スイッチ59a,59bのオン/オフを個々に切換えると共に、内蔵する計時手段を利用して、この開閉スイッチ59a,59bのオン/オフ動作に優先順序をもたせたり、指定した日時に開閉スイッチ59a,59bのオン/オフさせるなどして、第1の分岐回路11や第2の分岐回路12への電力供給を制御する電力供給制御手段64と、制御手段61で取得できるあらゆる情報、すなわち停電,復電,負荷Zaや負荷Zbへの電力供給の有無などの各種イベント情報や、入力電圧,出力電圧,バッテリ51の充電電圧(バッテリ電圧),出力周波数,出力負荷電力などの計測値情報の履歴を記録して、必要に応じて外部端末32や制御回路34に、こうしたイベント情報や計測値情報を配信する履歴記録手段65とを備えている。
【0023】
次に、上記構成についてその作用を説明する。多機能バックアップ手段31の各種機能を利用するには、まず分電盤システムの本体部4にモジュール化した多機能バックアップ手段31を組み込み、多機能バックアップ手段31の入力端子42および接続端子43a,43bを、供給端子41とセグメント出力端子44a,44bにそれぞれ接続する。その後で、サービスブレーカ2を手動でオンにすると、商用電源1からの入力電圧が分電盤システムの本体部4に供給される。これにより多機能バックアップ手段31が接続されていない第3の分岐回路13は、給電ライン21cに入力電圧がそのまま印加され、給電ライン21cのコンセント23cに接続す冷蔵庫などの負荷Zcに常時電力が供給される。
【0024】
因みに、第3の分岐回路13は入力電圧がそのまま印加されるため、例えば商用電源1が停電すると、従属する負荷Zcへの電力供給も直ちに遮断されるが、冷蔵庫のような負荷Zcでは、短時間の停電で実用上の支障を来たすことは殆どない。しかも、こうした冷蔵庫のような負荷Zcは、そもそも頻繁に電源をオン/オフする必要がないので、わざわざ遠隔操作で電力供給をオン/オフさせなくてもよい。よって、こうした負荷Zcに対して、多機能バックアップ手段31を介在しない専用の第3の分岐回路13を設けておけば、必要以上に分電盤システムが複雑にならず、負荷Zcに相応しい電力供給の形態を形成できる。
【0025】
一方、多機能バックアップ手段31が介在する第1の分岐回路11や第2の分岐回路12の動作について説明すると、制御手段61は、外部端末32や制御回路34から、開閉スイッチ59a,59bをオフにする指示信号を受信しない限り、これらの開閉スイッチ59a,59bをオン状態にしている。そのため、第1の分岐回路11の各給電ライン21aからテレビやエアコンなどの負荷Zaに、商用電源1からの入力電圧がそのまま供給される。
【0026】
また、多機能バックアップ手段31のバックアップ制御手段63は、整流器47の整流出力を監視して、商用電源1からの入力電圧が通常の電圧レベルであれば、直流切換スイッチ55をオフにして、入力電圧をそのまま第2の分岐回路12の各給電ライン21bに接続する負荷Zbに供給するか、さもなければ図2の実線矢印で示すように、交流入力電圧を整流器47により整流して直流電圧に変換し、この直流電圧をインバータ48で安定した交流電圧に変換して負荷Zbに供給する。それと共に、前記交流入力電圧を充電器52により直流電圧に変換してバッテリ51に供給し、バッテリ51を充電させる。一方、交流入力電圧が例えば停電などで所定の電圧レベルを下回ると、直流切換スイッチ55をオンに切換え、図2の点線矢印で示すように、バッテリ11からの直流電圧をインバータ5により安定した交流電圧に変換して、この交流電圧を負荷Zbに供給する。
【0027】
また、使用しない負荷Za,Zbへの電力供給を遮断する場合には、外部端末32または制御回路34からの入力操作により、開閉スイッチ59a,59bをオフにする指示信号を多機能バックアップ手段31に送出する。多機能バックアップ手段31の電力供給制御手段64は、この指示信号を受けて直ちに開閉スイッチ59a,59bをオフにする。例えば、外出先などで、外部端末32から開閉スイッチ59aをオフにする指示信号を送信すると、給電ライン21aに接続する開閉スイッチ59aがオフに切換わり、この給電ライン21aに接続する全ての負荷Zaへの電力供給が遮断される。この場合、各負荷Zaの電源をオン/オフ制御するのではなく、各負荷Zaに対する給電をオン/オフ制御するので、給電ライン21aに従属する各負荷Zaの消費電力は全て零になり、待機電力の削減が図られる。これは、開閉スイッチ59bをオフした場合の負荷Zbに対しても同じである。また外出先で、電源の切り忘れに気づいた場合でも、負荷Za,Zbに対する給電そのものが遮断されるので、電源のオン/オフを遠隔制御するものよりも安全性が高い。
【0028】
また、ここでの電力供給制御手段64は、いわゆるタイマー動作により開閉スイッチ59a,59bのオン/オフを設定した予約時間に切換えることができる。例えば、外出する時間帯に開閉スイッチ59a,59bの一方または両方をオフするように予約時間を設定してもよい。こうした予約時間やオン/オフ動作の設定や、設定解除は、いずれも外部端末32や制御回路34からの操作入力により行なうことができる。
【0029】
さらに、例えば開閉スイッチ59a,59bを同時にオンした場合に、給電ライン21a,21bに従属する全ての負荷Za,Zbに電流が急激に流れ込んで、配線用遮断器22a,22bが動作するのを防止するために、本実施例では外部端末32や制御回路34からの操作入力により、電力供給制御手段64が開閉スイッチ59a,59bのオン/オフ動作の順序を設定できるように構成している。このようにすれば、開閉スイッチ59a,59bのオンタイミングを意図的にずらすことで、配線用遮断器22a,22bが動作する不具合を防止することができる。
【0030】
以上のように本実施例によれば、商用電源1からの入力電圧を、分岐回路を構成する複数の給電ライン21a〜21cに分配して、各給電ライン21a〜21cに従属する負荷Za〜Zcに電力を供給すると共に、各給電ライン21a〜21cに過電流保護用の配線用遮断器22a〜22cをそれぞれ接続した分電盤システムにおいて、前記配電用遮断器22a〜22cの入力側の給電ライン21a,21bに接続される開閉スイッチ59a,59bと、外部端末32からの遠隔操作により開閉スイッチ59a,59bをオンまたはオフに切換える電力供給制御手段64とを備えている。
【0031】
このようにすると、少なくとも開閉スイッチ59a,59bを接続した給電ライン21a,21bについて、外部端末32からの遠隔操作により、開閉スイッチ59a,59bをオンまたはオフに切換えることで、その給電ライン21a,21bに従属する全ての負荷Za,Zbに対し、商用電源1からの電力を供給または遮断することができる。したがって、使用者が予め各負荷Za,Zbの電源プラグをコンセント23a,23bから外さなくても、使用しない負荷Za,Zbへの電力供給を遠隔操作により一度に簡単に遮断することができ、効果的な待機電力の削減を実現することができる。また、既存の分電盤システムに対して、待機電力の削減機能が付加されることから、複合分電盤としての利用価値を高めることができる。
【0032】
また本実施例では、入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷Zbに電力を供給するバックアップ手段としてのバッテリ51およびバックアップ制御手段63をさらに備ている。
【0033】
このようにすると、入力電圧が低下若しくは停電しても、バッテリ51から負荷Zbに対し引き続き電力供給を行なうことができる。したがって、分電盤システムとして、入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷Zbに対するバックアップを実現することができる。
【0034】
また本実施例における分岐回路は、第1の分岐回路11と第2の分岐回路12とにより構成され、第1の分岐回路11と第2の分岐回路12の各給電ライン21a,21bにそれぞれ開閉スイッチ59a,59bを接続すると共に、バックアップ手段としてのバッテリ51およびバックアップ制御手段63は、入力電圧の低下若しくは停電時に、第2の分岐回路12の給電ライン21bに従属する負荷Zbにのみ電力を供給するように構成している。
【0035】
この場合、例えばパソコンやVTRのような入力電圧の低下時や停電時にバックアップを必要とする負荷Zbを、第2の分岐回路12を構成する給電ライン21bのコンセント23bに接続し、それ以外の負荷Zaを第1の分岐回路11を構成する給電ライン21aのコンセント23aに接続しておけば、これらの全ての負荷Za,Zbに対し、商用電源1からの電力を供給または遮断することができると共に、少なくとも入力電圧が低下したり停電したときに、第2の分岐回路12の給電ライン21bに従属する負荷Zbは、バッテリ51から負荷Zbに対し引き続き電力供給を行なうことができる。したがって、それぞれの負荷Za,Zbに相応しい最適な電力供給の形態を分電盤システムで実現することができる。
【0036】
また本実施例における分岐回路は、第1の分岐回路11と第2の分岐回路12と第3の分岐回路13とにより構成され、第1の分岐回路11と第2の分岐回路12の21a,21bにのみ、それぞれ開閉スイッチ59a,59bを接続すると共に、バックアップ手段としてのバッテリ51およびバックアップ制御手段63は、入力電圧の低下若しくは停電時に、第2の分岐回路12の給電ライン21bに従属する負荷Zbにのみ電力を供給し、第3の分岐回路13には開閉スイッチやバックアップ手段を設けないように構成している。
【0037】
この場合、例えばパソコンやVTRのような入力電圧の低下時や停電時にバックアップを必要とする負荷Zbを、第2の分岐回路12の給電ライン21bに接続し、それ以外の負荷Zaを第1の分岐回路11の給電ライン21aに接続しておけば、これらの給電ライン21a,21bに接続する全ての負荷Za,Zbに対し、商用電源1からの電力を供給または遮断することができると共に、少なくとも入力電圧が低下したり停電したときに、第2の分岐回路12の給電ライン21bに従属する負荷Zbは、バッテリ51から負荷Zbに対し引き続き電力供給を行なうことができる。さらに、冷蔵庫のようなバックアップをさほど必要とせず、常時電源をオンしておく負荷Zcは、第3の分岐回路13の給電ライン21cに接続しておけば、必要以上に分電盤システムが複雑にならず、それぞれの負荷Za〜Zcに対し、より相応しい最適な電力供給の形態を分電盤システムで実現することができる。
【0038】
さらに本実施例では、電力供給制御手段64が、第1の分岐回路11の給電ライン21aに接続する開閉スイッチ59aと、第2の分岐回路12の給電ライン21bに接続する開閉スイッチ59bを、それぞれ独立してオンまたはオフに切換えるように構成している。
【0039】
このようにすると、第1の分岐回路11の給電ライン21aに従属する負荷Zaと、第2の分岐回路12の給電ライン21bに従属する負荷Zbに対し、それぞれ独自に電力を供給したり遮断したりすることができる。
【0040】
またこのような場合、それぞれの給電ライン21a〜21cに繋がるコンセント23a〜23cに、識別可能な表示部を形成するのが好ましい。例えば、給電ライン21aに接続する各コンセント23aはベージュに着色した表示部とし、給電ライン21bに接続する各コンセント23bは青に着色した表示部とし、給電ライン21cに接続する各コンセント23bは白に着色した表示部とする。その他、表示部は文字や記号によるものでもよい。このようにすれば、どのコンセント23a〜23cにどの負荷Za〜Zcを接続すればよいのか一目で識別でき、使い勝手をより高めることができる。
【0041】
また本実施例では、第1の分岐回路11〜第3の分岐回路13とともに、配線用遮断器22a〜22cを本体部4に収容した分電盤システムにおいて、前記バックアップ手段や電力供給制御手段64,開閉スイッチ59a,59bをモジュール体である多機能バックアップ手段31の内部に収納し、この多機能バックアップ手段31を分電盤システムの本体部4に着脱可能に設けている。
【0042】
このようにすれば、多機能バックアップ手段31を本体部4に装着するだけで、既存の分電盤システムに対し、電力供給のバックアップ機能と外部操作による電力供給のオン/オフ機能を同時に付加することができる。
【0043】
なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で適宜変更が可能である。添付図面に示すシステムの構成や処理手順はあくまでも一例であり、様々な変形が可能なものである。
【0044】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、使用しない負荷への電力供給を遠隔操作により一度に簡単に遮断することができ、効果的な待機電力の削減を実現することができる。また、分電盤システムとして、複合分電盤としての利用価値を高めることができる。分電盤システムとして、入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷に対するバックアップを実現することができる。必要以上に分電盤システムが複雑にならず、それぞれの負荷により相応しい最適な電力供給の形態を分電盤システムで実現することができる。
【0045】
請求項の発明によれば、第1の分岐回路の給電ラインと、第2の分岐回路の給電ラインにそれぞれ従属する負荷に対し、独自に電力を供給したり遮断したりすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における新規な分電盤システムの全体構成を示す概略説明図である。
【図2】 同上、多機能バックアップ手段の内部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 商用電源
11 第1の分岐回路(分岐回路)
12 第2の分岐回路(分岐回路)
13 第3の分岐回路(分岐回路)
21a〜21c 給電ライン
22a〜22c 配電用遮断器
32 外部端末
51 バッテリ(バックアップ手段)
59a,59b 開閉スイッチ
63 バックアップ制御手段(バックアップ手段)
64 電力供給制御手段

Claims (2)

  1. 商用電源からの入力電圧を、分岐回路を構成する複数の給電ラインに分配して、各給電ラインに従属する負荷に電力を供給すると共に、前記各給電ラインに過電流保護用の配線用遮断器をそれぞれ接続した分電盤システムにおいて、前記配電用遮断器の入力側の前記給電ラインに接続される開閉スイッチと、外部端末からの遠隔操作により前記開閉スイッチをオンまたはオフに切換える電力供給制御手段と、前記入力電圧の低下若しくは停電時に、負荷に電力を供給するバックアップ手段とを備え、前記分岐回路は、第1の分岐回路と第2の分岐回路と第3の分岐回路とにより構成され、前記第1の分岐回路と前記第2の分岐回路の各給電ラインにのみそれぞれ前記開閉スイッチを接続すると共に、前記バックアップ手段は、前記入力電圧の低下若しくは停電時に、前記第2の分岐回路の給電ラインに従属する負荷にのみ電力を供給するものであることを特徴とする分電盤システム。
  2. 前記電力供給制御手段は、前記第1の分岐回路の給電ラインに接続する前記開閉スイッチと、前記第2の分岐回路の給電ラインに接続する前記開閉スイッチを、それぞれ独立してオンまたはオフに切換えるものであることを特徴とする請求項記載の分電盤システム。
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