JP3808206B2 - エアゾール式噴出器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエアゾール式噴出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に使用されているエアゾール式噴出容器として、周壁上端部に環状突部を周設すると共に、頂壁中央部を貫設させて噴出用ステムを上方付勢させて起立し、該噴出用ステム上端にノズル付き押下げヘッドを嵌合させたエアゾール缶本体と、上記環状突部外面へ嵌合させた周壁上端へ付設した内向きフランジを環状突部上面へ載置し、かつその内向きフランジ内周からキャップ嵌合筒を起立する環状部材とで形成したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記エアゾール式噴出容器はノズル付き押下げヘッドの押下げを不能にするロック手段を有しないため、子供の悪戯等により液体が噴出させられるおそれがあった。
【0004】
請求項1、2及び3記載のエアゾール式噴出器は、ロック部材を非係合位置へ位置させない限りノズル付き押下げヘッドの押下げができないようにして子供の悪戯等による本来の目的以外の噴出防止を図ると共に、ロック部材を材料削減可能に形成し、さらにロック部材の組付けを、これを溝部内へ嵌合させるだけにして組立性の向上を図ると共に、ロック部材の組付けに際して他部品を不要にすることにより部品点数の低減化を図る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた筐体状部18の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部18下部前面から左右一対の細長弾性板19を前方突設して、該細長弾性板間に噴出用ステム5下部を挟持させると共に、細長弾性板19の前端から左右方向内方へ抜止め突部20を突設したロック部材Dとを有し、
上記溝部15の左右両面または筐体状部18の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合段部21を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合段部21とを摺動自在に係合させ、
上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部18の前部上面を係合させると共に、細長弾性板19間に噴出用ステム5下部を挟持させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部18を後方へ離脱させると共に、抜止め突部20を噴出用ステム5の下部前面に係合させた非係合位置とを有する。
【0006】
第2の手段として、周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部から起立するステム案内筒4頂板を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた摺動本体25の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、摺動本体25前部下面から抜止め突部29を下方突設して、該抜止め突部前面から前方突設した左右一対をなす案内板31を、これら案内板間に噴出用ステム5を挟んで、かつステム案内筒4頂板上面へ摺動自在に載置したロック部材Dとを有し、
上記溝部15の左右両面または摺動本体25の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合溝26を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合溝26とを摺動自在に係合させ、
上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ摺動本体25の前部上面を係合させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から摺動本体25を後方へ離脱させると共に、抜止め突部29後面を溝部15の底壁前面へ係合させた非係合位置とを有する。
【0007】
第3の手段として、周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた筐体状部32の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部32前部の左右両面から抜止め突部33を突設したロック部材Dとを有し、
上記溝部15の左右両面または筐体状部32の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合段部34を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合段部34とを摺動自在に係合させ、
上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部32の前部上面を係合させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部32を後方へ離脱させると共に、該抜止め突部33後面を溝部15前縁の左右両部に係合させた非係合位置とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1乃至図4は請求項1記載の発明に係るエアゾール式噴出器の一実施形態を示す。
Aはエアゾール缶で、周壁1上端部から肩部を介して第1環状突部2を起立させると共に、頂壁3中央部から起立するステム案内筒4の頂板を貫設させて上方付勢状態で噴出用ステム5を起立し、さらに、肩部外周部から第2環状突部6を起立する。
【0009】
Bはノズル付き押下げヘッドで、噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周から外周壁9を垂下する。
【0010】
Cは基部材で、第2環状突部6内面へ嵌合させた嵌合筒10上端から下方大径のテーパ筒11を突設し、該テーパ筒上端部内面から基筒12を垂下して、該基筒を第1環状突部2外周面へ緊密に嵌合させると共に、テーパ筒9上端から内向きフランジ13を突設する。
ここにおいて基筒12よりも上方のテーパ筒11部分と内向きフランジ13とは内向きフランジ状頂板14を形成する。
【0011】
内向きフランジ状頂板14後部を前後両面および上面開口の溝部15に形成し、該溝部の左右両面の上端部から前後方向への係合突条16を突設する。
なお、押下げヘッド外周壁9の前部下端と内向きフランジ13の内周前部とを弾性片17で連結する。
【0012】
Dはロック部材で、下面開口の筐体状部18の前面下部の左右両部から細長弾性板19を互いに平行状に前方突設すると共に、両細長弾性板19の前端から左右方向内方へ抜止め突起20を突設する。
また、筐体状部18の左右両面の上下方向中間部に前後方向への上向き係合段部21を形成する。
さらに、筐体状部18の上壁前端部に左右方向への前向き段部22を形成すると共に、上壁前端の左右方向中間部上面から係合突起23を突設する。
【0013】
そして、上向き係合段部21上面を係合突条16下面へ摺動自在に係合させて、筐体状部18を溝部15内へ前後方向へ摺動自在に嵌合させると共に、前向き段部22と係合突起23との間の筐体状部18上壁部分上面を、押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、一対の細長弾性板19間に噴出用ステム5下端部を挟持させる。
上記では溝部15に係合突条16を、また筐体状部18に上向き係合段部21を、それぞれ形成したが、これとは逆に溝部15に上向き係合段部を、また筐体状部18に係合突条を、それぞれ形成してもよい。
24は筐体状部18の上壁上面の後部に形成した左右方向への複数の滑止め突条である。
なお、図1において、24aは第2環状突部6外面へ嵌合させたキャップである。
【0014】
次に本実施形態の作用について説明する。
本発明は組立性の向上をも目的の1つとするものであり、従って、まず最終組立工程であるロック部材Dの基部材Cへの組付について説明する。
図3はロック部材Dの組付前の状態を示すもので、これを組付けるには、細長弾性板19を前方へ向けて筐体状部18を溝部15内へ嵌合させればよく、すると上向き係合段部21が係合突条16に係合する。
【0015】
一方、筐体状部18の溝部15内への嵌合により、一対の抜止め突起20の前面が噴出用ステム5の後面へ当接して細長弾性板19が左右外方へ弾性変形して拡開する。さらに筐体状部18を押し込んで、抜止め突起20が噴出用ステム5の前方に達したところで細長弾性板19が内方へ弾性復帰して噴出用ステム5を左右両面から挟持する。さらに筐体状部18を押し込むと、図1に示すように押下げヘッド外周壁9の後部下端が係合突起23を乗り越えて、該係合突起と前向き段部22との間の上壁部分に係合する。
【0016】
上記のようにして組立られた噴出器から液体等を噴出させるには、筐体状部18の滑止め突条24に指を掛けて筐体状部18を後方へ引くことにより、押下げヘッド外周壁9から筐体状部18を離脱させると、図4に示すようにノズル付き押下げヘッドBの押下げが可能な状態となる。この状態から同押下げヘッドを押し下げるとノズルから液体等が噴出する。
なお、筐体状部18をある程度後方へ引くと、細長弾性板19の抜止め突起20が噴出用ステム5前面へ係合するため、筐体状部18が溝部15から抜け出ることがない。
【0017】
噴出後、ノズル付き押下げヘッドBを押下げ不能にするためには滑止め突条24に指を掛けて筐体状部18を前方へ押せばよく、すると押下げヘッド外周壁9後部下端が係合突起23を乗り越えて、該係合突起と前向き段部22との間の筐体状部18の上壁部分に係合するため押下げ不能になる。
【0018】
図5乃至図9は請求項2記載の発明に係るエアゾール式噴出器を示すもので、ここでは図1乃至図4に示すエアゾール式噴出器と相異なる点についてのみ説明する。
ロック部材Dは、細長板体から形成した摺動本体25の左右両面に前後方向への係合溝26を形成すると共に、摺動本体25の後部上面を左右に幅広の指掛け面27に形成して、該指掛け面に左右方向への滑止め突条を形成し、また、摺動本体25の前端上面から係合突起28を突設する。
【0019】
さらに、摺動本体25の前部下面から抜止め突部29を突設すると共に、該抜止め突部の下部前面から、摺動本体25の左右幅よりも大きい寸法の左右方向への横板30を突設し、該横板の左右両端から細長の案内板31を前方突設する。
そして、係合溝26を係合突条16へ摺動自在に係合させて摺動本体25を溝部15内へ摺動自在に嵌合させると共に、摺動本体25上面を押下げヘッド外周壁9の後部下端へ係合させ、かつ一対の案内板31を、これらの間に噴出用ステム5を挟持させてステム案内筒4の頂板上面へ載置する。
【0020】
なお、上記では溝部15に係合突条16を、また摺動本体25に係合溝26を、それぞれ形成したが、これとは逆に溝部15に係合溝を、また摺動本体25に係合突条を、それぞれ形成してもよい。
【0021】
次に本実施形態の作用について説明する。
ロック部材Dを基部材Cへ組付けるには、図8に示すように、案内板31を前方へ向けて摺動本体25を溝部15内へ嵌合させればよく、すると係合溝26が係合突条16へ係合すると共に、押下げヘッド外周壁9の後部下端が係合突起28と指掛け面27との間の摺動本体25部分上面に係合し、同時に一対の案内板31が噴出用ステム5を挟持してステム案内筒4の頂板上面に摺動自在に係合する共に、抜止め突部29前面がステム案内筒4後面へ当接する。
【0022】
液体等を噴出させるには、摺動本体25の指掛け面27に指を掛けて、摺動本体25を後方へ引けばよく、すると図9に示すように摺動本体25が押下げヘッド外周壁9から後方へ離脱して、抜止め突部29後面が溝部15の底壁前縁へ係合すると共に、案内板31が噴出用ステム5から離脱する。
噴出後、ノズル付き押下げヘッドBの押下げを不能にするためには摺動本体25を押し込めばよく、すると押下げヘッド外周壁9の後部下端が係合突起28を乗り越えて、該係合突起と指掛け面27との間の摺動本体25部分上面へ係合するため、ノズル付き押下げヘッドBの押し下げが不能になる。
【0023】
図10乃至図14は請求項3記載の発明に係るエアゾール式噴出器を示すもので、ここでも図1乃至図4に示すエアゾール式噴出器と相異なる点についてのみ説明する。
ロック部材Dは、下面開口の筐体状部32の前端の左右両面から上下方向への抜止め突部33を突設する。
また、筐体状部32の左右両面の上下方向中間部に前後方向への上向き係合段部34を形成する。
【0024】
さらに、筐体状部32の上壁前端部に左右方向への前向き段部35を形成すると共に、上壁前端の左右方向中間部上面から係合突起36を突設する。
そして、筐体状部32を溝部15内へ摺動自在に嵌合させると共に、筐体状部32の前端部上面を押下げヘッド外周壁9の後部下端へ係合させる。
なお、37は筐体状部18上面の後部に形成した左右方向への複数の滑止め突条である。
【0025】
次に本実施形態の作用について説明する。
ロック部材Dを基部材Cへ組付けるには、図13に示すように、抜止め突部33を前方へ向けて、筐体状部32を溝部15内へ嵌合させればよく、すると上向き係合段部34が係合突条16へ係合すると共に、押下げヘッド外周壁9の後部下端が係合突起36と前向き段部35との間の筐体状部32部分上面に係合する。
【0026】
液体等を噴出させるには、筐体状部32の滑止め突条37に指を掛けて、筐体状部32を後方へ引けばよく、すると図14に示すように筐体状部32が押下げヘッド外周壁9から後方へ離脱して抜止め突部33後面が溝部15の左右の前縁へ係合する。
噴出後、ノズル付き押下げヘッドBの押下げを不能にするには、筐体状部32を押し込めばよく、すると押下げヘッド外周壁9の後部下端が係合突起36を乗り越えて、該係合突起と前向き段部35との間の筐体状部32部分上面へ係合するため、ノズル付き押下げヘッドBの押し下げが不能になる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1、2及び3記載のエアゾール式噴出器は、溝部内へロック部材を摺動自在に嵌合させて押下げヘッド外周壁下端へ係合させたので、ロック部材をその係合位置から非係合位置へ摺動させない限り、ノズル付き押下げヘッドの押し下げが不可能であり、従って、子供の悪戯等による本来の目的以外の噴出防止が可能になる。
【0028】
また、ロック部材を、請求項1では細長弾性板を突設した筐体状部で、請求項2では案内板を突設した摺動本体で、請求項3では筐体状部で形成したので、材料削減が可能になると共に、ロック部材の組付けは、これを溝部内へ嵌合させるだけであるから組立が容易である。
さらに、ロック部材は他の部品を要することなく、それ自体のみで基部材への組付けが可能であるから部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るエアゾール式噴出器を示すもので、ロック部材の係合位置を示す断面図。
【図2】同じく、キャップを外した状態の要部を示す斜視図。
【図3】同じく、ロック部材組付け前の状態を示す要部斜視図。
【図4】同じく、ロック部材の非係合位置を示す作用説明図。
【図5】請求項2記載の発明に係るエアゾール式噴出器を示すもので、ロック部材の係合位置を示す断面図。
【図6】同じく、キャップを外した状態の要部を示す斜視図。
【図7】同じく、ロック部材の斜視図。
【図8】同じく、ロック部材組付け前の状態を示す要部斜視図。
【図9】同じく、ロック部材の非係合位置を示す断面図。
【図10】請求項3記載の発明に係るエアゾール式噴出器を示すもので、ロック部材の係合位置を示す断面図。
【図11】同じく、キャップを外した状態の要部を示す斜視図。
【図12】同じく、ロック部材を下方から見た斜視図。
【図13】同じく、ロック部材組付け前の状態を示す要部斜視図。
【図14】同じく、ロック部材の非係合位置を示す作用説明図。
【符号の説明】
1 周壁
2 環状突部
3 頂壁
4 ステム案内筒
5 噴出用ステム
7 ステム嵌合筒
8 ヘッド頂壁
9 外周壁
12 基筒
14 内向きフランジ状頂板
15 溝部
16 係合突条
18 筐体状部
19 細長弾性板
20 抜止め突起
21 係合段部
25 摺動本体
26 係合溝
29 抜止め突部
31 案内板
32 筐体状部
33 抜止め突部
34 係合段部
A エアゾール缶
B ノズル付き押下げヘッド
C 基部材
D ロック部材

Claims (3)

  1. 周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
    上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
    上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
    上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた筐体状部18の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部18下部前面から左右一対の細長弾性板19を前方突設して、該細長弾性板間に噴出用ステム5下部を挟持させると共に、細長弾性板19の前端から左右方向内方へ抜止め突部20を突設したロック部材Dとを有し、
    上記溝部15の左右両面または筐体状部18の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合段部21を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合段部21とを摺動自在に係合させ、
    上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部18の前部上面を係合させると共に、細長弾性板19間に噴出用ステム5下部を挟持させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部18を後方へ離脱させると共に、抜止め突部20を噴出用ステム5の下部前面に係合させた非係合位置とを有する、
    ことを特徴とするエアゾール式噴出器。
  2. 周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部から起立するステム案内筒4頂板を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
    上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
    上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
    上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた摺動本体25の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、摺動本体25前部下面から抜止め突部29を下方突設して、該抜止め突部前面から前方突設した左右一対をなす案内板31を、これら案内板間に噴出用ステム5を挟んで、かつステム案内筒4頂板上面へ摺動自在に載置したロック部材Dとを有し、
    上記溝部15の左右両面または摺動本体25の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合溝26を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合溝26とを摺動自在に係合させ、
    上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ摺動本体25の前部上面を係合させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から摺動本体25を後方へ離脱させると共に、抜止め突部29後面を溝部15の底壁前面へ係合させた非係合位置とを有する、
    ことを特徴とするエアゾール式噴出器。
  3. 周壁1上端部に環状突部2を周設し、かつ頂壁3中央部を貫設させて噴出用ステム5を上方付勢状態で起立するエアゾール缶Aと、
    上記噴出用ステム5上端へ嵌合させたステム嵌合筒7をヘッド頂壁8中央部から垂設すると共に、ヘッド頂壁8外周部から外周壁9を垂設するノズル付き押下げヘッドBと、
    上記環状突部2外周面へ緊密に嵌合させた基筒12上端から内向きフランジ状頂板14を突設すると共に、該内向きフランジ状頂板後部を前後両面および上面開口の溝部15を形成した基部材Cと、
    上記溝部15に前後方向へ摺動自在に嵌合させた筐体状部32の前部上面を上記押下げヘッド外周壁9の後部下端へ離脱可能に係合させると共に、筐体状部32前部の左右両面から抜止め突部33を突設したロック部材Dとを有し、
    上記溝部15の左右両面または筐体状部32の左右両面の一方に係合突条16を、他方に係合段部34を、それぞれ前後方向へ形成して、これら係合突条16と係合段部34とを摺動自在に係合させ、
    上記ロック部材Dは、押下げヘッド外周壁9下端へ筐体状部32の前部上面を係合させた係合位置と、押下げヘッド外周壁9下端から筐体状部32を後方へ離脱させると共に、該抜止め突部33後面を溝部15前縁の左右両部に係合させた非係合位置とを有する、
    ことを特徴とするエアゾール式噴出器。
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