JP3807450B2 - 時間貸し精米機 - Google Patents

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この発明はコインを投入してコイン作動機構により精米機を投入コインに応じた時間だけ運転させる時間貸し精米機に関する。
特許文献1にはコインを投入してコイン作動機構により精米機を投入コインに応じた時間だけ運転させる時間貸し精米機に関する技術が記載されている。
特開平4−209088号公報
コインの投入金額に応じた時間だけ運転した後で、利用者が所有玄米を張り込む張込みタンク内に玄米が残っている場合がある。本発明は残っている玄米を処理することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために次の技術的手段を用いる。
すなわち、利用者の所有玄米を張り込む張込みタンク(27)と、該張込みタンク(27)内に張り込まれた玄米を定量排出するロータリバルブ(29)と、張込みタンク(27)内に張り込まれた玄米を精米する精米機(16)と、該精米機(16)で精米された白米を取り出す白米取出口(20)と、コインを投入するコイン投入口と、精白度を設定する操作盤(25)とを備え、前記ロータリバルブ(29)の排出側には二方向に分岐先を切換える切換器(32)を設け、該分岐先の一方を投入された利用者の所有玄米を返却する玄米返却口(33)に接続する構成とし、返却ボタンを押下すると前記切換器(32)が切り換えられて前記張込みタンク(27)内の玄米が玄米返却口(33)から排出される構成としたことを特徴とする時間貸し精米機とする。
本発明によると、利用者が所有する玄米を張込みタンク(27)に張り込み、料金を投入して精白度を設定すると張込みタンク(27)内の玄米はロータリバルブ(29)で定量ずつ排出される。そして、精米機(16)で精米された白米は白米取出口(20)に取り出される。
コインの投入金額に応じた時間だけ運転した後で張込みタンク(27)内に玄米が残っている場合には、返却ボタンを返却することで切換器(32)が切り換えられ、張込みタンク(27)内の玄米は玄米返却口(33)から排出されることで、利用者に返却することができる。
以下に図面を参照して本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例の精米販売機1の正面図である。図1において2、3、4、5は玄米を貯留する玄米貯蔵タンクであり、その底部には玄米排出器としてのロータリバルブ6、7、8、9をそれぞれ設ける。玄米貯蔵タンク2、3、4、5の正面には各タンク内の貯留玄米量を外部から観察するための透視窓10、11、12、13を設ける。玄米貯蔵タンク2、3、4、5の下方には玄米の重量を測定するための計量ホッパ14を配置する。
玄米貯蔵タンク2、3、4、5のロータリバルブ6、7、8、9の排出側には漏斗状の玄米ホッパ15を配置し、この玄米ホッパ15の底部排出口を計量ホッパ14の上方にのぞませる。
16は精米機であり、その上部には吸気管17の吸気口および玄米圧送管18の出口を接続する。吸気管17は吸引ブロワ19の吸気側に接続するとともに、玄米圧送管18の入口側は計量ホッパ14の底部にのぞませる。精米機16の下部の排出側には精米後の白米を取出す白米取出口20を設けるとともに、精米機16の玄米を計量ホッパ14に還元する還元管21を分岐し、還元管21の終端部は計量ホッパ14の上部にのぞませる。
これら玄米貯蔵タンク2、3、4、5、精米機16、計量ホッパ14などは機枠内に一体に組付け、本体ユニットAを構成する。
22は糠タンクであり、糠タンク22の下方には糠吸引ブロワ23を配置し、さらにその下方には石抜き機24を配置する。糠吸引ブロワ23の機体正面側には、操作盤25と顧客の所有玄米を投入する開閉自在の玄米張込み口26を設ける。
これら糠タンク22、石抜き機24、操作盤25および玄米張込み口26などは一体的に組付け、玄米投入ユニットBを構成する。図2に、この玄米投入ユニットBの側面図を図示する。
27は投入された顧客の所有玄米を張込む張込みタンクであり、その入口にはシャッタ28を設け、その底部には玄米排出器としてのロータリバルブ29を設ける。さらに、その下方には圧送ブロワ30を配置する。圧送ブロワ30には玄米圧送管31を接続し、玄米圧送管31の終端部は計量ホッパ14の上部にのぞませる。ロータリバルブ29の排出側には2方向に分岐先を切換える切換器32を設け、分岐先の一方は投入された顧客の所有玄米を返却する玄米返却口33に、他方は玄米圧送管31にそれぞれ接続する。
これら張込みタンク27、ロータリバルブ29および圧送ブロワ30などは一体的に組付け、玄米保管ユニットCを構成する。図3に玄米保管ユニットCの側面図を図示する。
精米機16の中部には糠排出管34を接続するとともに、この糠排出管34の終端部は糠タンク22の上部に接続する。
糠吸引ブロワ23の吸気側は、糠吸引管35を介して糠タンク22内に接続する。また、糠吸引ブロワ23の排気側は圧送管36に接続する。この圧送管36の中部を石抜き機24の排出口と張込みタンク27の入口に分岐接続するとともに、圧送管36の終端部には可撓管37を接続する。この可撓管37の終端部には図中左右方向に移動自在な切換器38を設け、可撓管37の終端部を玄米貯蔵タンク2、3、4、5のうちいずれかの上部に選択的に接続する。
操作盤25は図示しない制御装置を内蔵し、本体ユニットA、玄米投入ユニットBおよび玄米保管ユニットCと電気的に接続して各部を所定の手順で制御する。
本発明の実施例は以上のような構成で、利用者が所有玄米を玄米張込み口26に張り込むと、張り込まれた玄米は石抜き機24に流下し、石抜きが行われる。石抜き機24の排出口から排出された玄米は圧送管36に流れ込み、糠吸引ブロワ23の排気により、圧送管36を通じて張込みタンク27の入口まで搬送される。この時、張込みタンク27の入口にあるシャッタ28は開いているので、搬送された玄米は入口から流下して張込みタンク27に張り込まれる。
利用者がいろいろな品種の玄米を好みの比率で配合して精米する、いわゆるブレンド精米時には、投入した玄米を一旦玄米貯蔵タンクに張り込む必要がある。そのため、張込みタンク27の入口にあるシャッタ26は閉じて置く。こうすると圧送管36を通じて張込みタンク27の入口まで搬送された玄米は可撓管37を通して玄米貯蔵タンク2、3、4、5のいずれかに張り込まれる。
利用者の所有玄米が張込みタンク27に張り込まれたら、利用者は米袋を精米機16の白米取出口20にセットし、操作盤25にある図示しないコイン投入口からコインを投入し、所望する量と精白度を操作盤25により設定する。
この設定に従って、張込みタンク27のロータリバルブ29が所要量に応じた回転数だけ回転し、玄米を定量排出する。この排出された利用者の所有玄米は玄米圧送管31を通して計量ホッパ14に張り込まれる。
この後、計量ホッパ14内の玄米は、玄米圧送管18により吸引搬送され、精米機16に張り込まれる。張り込まれた玄米は、精米機16内で精米されて白米となり、白米取出口20から利用者が先にセットした米袋に排出される。
精米の際に生じた糠は、糠吸引ブロワ23の吸引により糠排出管34を通して糠タンク22に収納される。
精白した後で、まだ張込みタンク27に玄米が残っている場合は、利用者が操作盤25にある図示しない返却ボタンを押下すると、ロータリバルブ29の排出側にある切換器32が切換えられて残りの玄米が玄米返却口33から排出される。このとき利用者がコインを追加すると、残りの玄米は継続して精米処理される。
本発明の実施例は以上のような構成で、利用者が投入した玄米を自動的に計量し、投入金額に応じて精米処理する。従って、従来の精米販売機を小型の精米機として手軽に利用でき、あらかじめ計って置かなくても自動的に所要量の玄米を精米できる。また、投入金額分だけ精米処理され、残りは返却されるので、所要量を越えた分は玄米として持ち帰ることもできる。
次に、本発明に関連して精米処理で生じた糠を利用者が持ち帰りできる精米販売機の実施例について説明する。本実施例の精米販売機は前記の本体ユニットA、玄米投入ユニットBおよび玄米保管ユニットCに加え、糠排出ユニットDを追加したものである。図4に、本実施例の糠排出ユニットDの側面図を示す。図4において精米機16から糠タンク22へ繋がる途中の糠排出管34を糠排出ユニットDの入口部に引込み、そこに2方向に分岐先を切換える切替器39を設ける。分岐先の一方は糠排出管34に戻し、他方は糠吸引ブロワ40の吸引側に接続する。糠吸引ブロワ40の排出側は糠ホッパ41の上部にのぞませ、糠ホッパ41の底部排出口には排出した糠をパック詰めするシールパッカー装置42を配置する。さらに、シールパッカー装置42の下部には、パック詰めした糠を取出す取出口43を設ける。
シールパッカー装置42は、袋用ビニール44と、袋送り出し用モータ45と、パック用ヒーター46と、袋カッター47とで構成する。
本実施例は以上のような構成で、利用者が本体ユニットAにある操作盤25を操作して、糠の持ち帰りを指示する。この指示に従って、切替器39が糠排出管34を糠吸引ブロワ40の吸引側に接続する。精米処理が開始すると、生じた糠は糠吸引ブロワ40の吸引により、糠排出管34を通して糠ホッパ41に収納される。
精米処理が終了すると、シールパッカー装置42が起動され、糠ホッパ41に収納された糠はパック詰めされてシールパッカー装置42の下部に落下する。落下した糠パックは取出口43から取出す。
従来の精米販売機では、精米の際に生じた糠を利用者が持ち帰ることはできなかった。もし、糠を持ち帰るとしたら、機内の糠タンクから糠を取出さなければならず、精米販売機を設置する店舗環境などを考えると、持ち帰ることは不可能であった。
本実施例によれば、従来の精米販売機に糠持ち帰り用ユニットを追加するだけで、利用者の希望に応じて精米の際に生じた糠を、自動的に受け渡すことができる。従って、精米販売機の糠処理が軽減されるとともに、利用者の多様なニーズに応えられるという効果を奏する。

本発明の実施例の精米販売機機の正面図である。 玄米投入ユニットBの側面図である。 玄米保管ユニットCの側面図である。 糠排出ユニットDの側面図である。
符号の説明
1 精米販売機
2、3、4、5 玄米貯蔵タンク
6、7、8、9、29 ロータリバルブ
10、11、12、13 透視窓
14 計量ホッパ
15 玄米ホッパ
16 精米機
17 吸気管
18、31 玄米圧送管
19 吸引ブロワ
20 白米取出口
21 還元管
22 糠タンク
23 糠吸引ブロワ
24 石抜き機
25 操作盤
26 玄米張込み口
27 張込みタンク
28 シャッタ
30 圧送ブロワ
32 切換器
33 玄米返却口
34 糠排出管
35 糠吸引管
36 圧送管
37 可撓管
38、39 切換器
40 糠吸引ブロワ
41 糠ホッパ
42 シールパッカー装置
43 取出口
44 袋用ビニール
45 袋送り出し用モータ
46 パック用ヒーター
47 袋カッター

Claims (1)

  1. 利用者の所有玄米を張り込む張込みタンク(27)と、該張込みタンク(27)内に張り込まれた玄米を定量排出するロータリバルブ(29)と、張込みタンク(27)内に張り込まれた玄米を精米する精米機(16)と、該精米機(16)で精米された白米を取り出す白米取出口(20)と、コインを投入するコイン投入口と、精白度を設定する操作盤(25)とを備え、前記ロータリバルブ(29)の排出側には二方向に分岐先を切換える切換器(32)を設け、該分岐先の一方を投入された利用者の所有玄米を返却する玄米返却口(33)に接続する構成とし、返却ボタンを押下すると前記切換器(32)が切り換えられて前記張込みタンク(27)内の玄米が玄米返却口(33)から排出される構成としたことを特徴とする時間貸し精米機。
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