JP3803980B2 - 紙葉払出し装置および紙葉処理装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えば、発券機などで釣り札として紙幣を一括して払い出す際に用いられる紙葉払出し装置および紙葉処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、発券機などに用いられる紙幣処理装置には、紙幣を釣り銭として出す際に、紙幣を一時的に保留した紙幣一時保留部から、紙幣を一括して払いだす紙幣払出し装置が組み込まれている。
【0003】
従来、このような紙幣払出し装置としては、例えば、図7に示すものがある。
【0004】
図7(A)に示すように、紙幣払出し装置1は、紙幣収納領域80の横側上部に設けられた紙幣搬入口4からローラの回転に応じて搬入された紙幣2が、ガイド6に当たって下方に落下し、収納部7のローラの上部に順に堆積される。このときシャッター8は閉じている。
【0005】
そして、図7(A)に示す状態で支払われる全ての紙幣2が収納部7の上に堆積すると、図7(B)に示すように、ガイド6が回転して上方に移動すると共に収納部7が上昇し、収納された紙幣2がベルト5に押し当てられる。収納された紙幣2は、ベルト5の移動に応じて、払出し口9に向かって搬送される。このときシャッター8は開いている。
【0006】
尚、図7(A),(B)に示す紙幣払出し装置1は、紙幣処理装置において釣り銭を保留して釣り札出口から排出する一時保留・排出部などに用いられている。この従来の紙幣処理装置では、2枚重ね判定などでエラーとなった釣り銭も一時保留・排出部に保留され、この場合には、図7(B)に点線で示すようにシャッター8は閉じており、紙幣はリジェクト部3に向かって送られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した図7(A),(B)に示す紙幣払出し装置1では、装置の縮小化の観点から、図7(A)に示す状態において、ベルト5と収納部7との距離を大きくできないため、ガイド6として一定の長さ以下のものしか用いることができない。そのため、ガイド6の機能が適切に機能せず、紙幣搬入口4から搬入された紙幣2が、既に収納された紙幣2にぶつかって、曲がった状態で収納されたりすることがある。
【0008】
また、図7に示す紙幣払出し装置1では、ガイド6とシャッター8とが独自の駆動系によって独立して動作しており、装置が複雑および高価格になるという問題がある。
【0009】
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされ、低価格で小規模な装置で、しかも紙葉を正確に払い出すことができる紙葉払出し装置および紙葉処理装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した従来技術の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、本発明の紙葉払出し装置は、紙葉類を略鉛直方向に堆積させる紙葉収納領域の上側部に設けられた紙葉搬入口から搬入された紙葉を紙葉収納領域に堆積して収納した後、その収納した紙葉を払出し口から払い出す紙葉払出し装置であって、前記紙葉収納領域の下方に設けられ、前記紙葉収納領域に収納された紙葉を、その表面に載置した状態で前記払出し口に搬送する搬送手段と、第1の回転軸を中心に回転可能な継手と、前記継手に第2の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、前記紙葉搬入口から紙葉が搬入されているときに、前記搬入された紙葉をガイド面に当てて搬送手段に指向する第1の姿勢となり、前記払出し口から紙葉を払い出すときに、前記第1の回転軸を中心とした前記継手の回転に応じて第2の姿勢となり、前記搬送手段の表面に堆積して収納された紙葉を前記ガイド面で前記搬送手段に向けて押圧するガイド手段と、前記第1の回転軸に対して前記ガイド手段と反対側で前記継手に取り付けられ、前記ガイド手段が前記第1姿勢のときに前記払出し口を閉め、前記ガイド手段が前記第2の姿勢とのときに前記払出し口を開けるシャッターとを有する。
【0011】
本発明の紙葉処理装置は、紙葉の識別部、収納部および切換部と、上述した紙葉払出し装置と、リジェクト部とを有し、前記識別部においてエラーであると判別された紙葉を前記切換部が前記リジェクト部に収納し、前記識別部においてエラーでないと判別された紙葉を前記切換部が前記紙葉払出し装置に搬入する。
【0012】
【作用】
本発明の紙葉払出し装置および紙葉処理装置では、紙葉収納領域の上側部に設けられた紙葉搬入口から、エラー判別手段によって有効であると判別された紙葉が搬入される。この搬入された紙葉は、ガイド手段のガイド面によって、紙葉収納領域の下方に位置する搬送手段に向かって指向され、搬送手段の表面に載置される。このとき、払出し口のシャッターは閉じている。
【0013】
そして、払い出す全ての紙葉が搬送手段の表面に堆積すると、ガイド手段のガイド面によって搬送手段の表面に堆積した紙葉が搬送手段に向けて押圧され、駆動が開始された搬送手段によって紙葉が払出し口に向かって送り出される。このとき、シャッターは、リンク仕掛けによってガイド手段に連動して開動作する。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例に係わる紙幣払出し装置および紙葉処理装置について説明する。
図1は、本実施例に係わる紙幣払出し装置10の構成図であり、紙幣搬入口60から紙幣一時保留部33に紙幣を搬入するときの図である。
【0015】
図2は、図1に示す紙幣払出し装置10において、釣り札出口39を介して一時保留・排出部33から紙幣を払い出すときの図である。
図1に示すように、紙幣払出し装置10は、紙幣収納領域としての一時保留・排出部33の下方に搬送部64を有する。搬送部64は、ローラ18a,18bにベルト63を巻き付けて構成され、ローラ18a,18bの回転に連動したベルト63の移動によって、ベルト63に載置した紙幣を釣り札出口39に向かって搬送する。ローラ18a,18bの回転は、紙幣搬入口60から紙幣を搬入しているときは停止しており、釣り札出口39から紙幣を払い出すときに駆動される。
【0016】
一時保留・排出部33の図中左側上部には、ローラ11a,11bの回転に応じて、紙幣を搬入する紙幣搬入口60が設けてある。
一時保留・排出部33の図中右側下部には、シャッター62の昇降によって開閉する釣り札出口39が設けてある。
【0017】
シャッター62は、例えば平板などを用いており、一端が継手13の端部に設けられた軸15に回転自在に固定してある。
【0018】
継手13は、軸12に回転自在に固定してあり、軸12に対して軸15とは反対側の端部に軸14が設けてある。継手13は、図示しない駆動系によって、軸12を中心として回転する。
軸14には、例えば平板形状のガイド16が回転自在に固定してある。
【0019】
ガイド16には、ガイド面16a側に突き出るように、ローラ17a,17bが回転自在に固定してある。
【0020】
ガイド16は、その重量配分から、図1に示す位置にあるときは、ローラ17bがローラ17aに対して下方の高さに位置するように傾斜して位置する。これによって、紙幣搬入口60から搬入された紙幣がガイド面16aにぶつかって、ベルト63に向かって指向される。本実施例では、ガイド16は、図7を用いて前述した紙幣払出し装置1のガイド6に比べて長く、図1に示す状態で、右側端部がベルト63に近接して位置する。そのため、ガイド16による紙幣のベルト63への指向が紙幣払出し装置1に比べて確実に行われる。
【0021】
以下、図1,2を参照しながら、紙幣払出し装置10の動作に付いて説明する。
紙幣払出し装置10は、紙幣を搬入するときには図1に示すように、ガイド16が上方に位置し、シャッター62が閉じている。
【0022】
図1に示す状態で、紙幣搬入口60から搬入された紙幣は、ローラ11a,11bの回転力によって右横方向に押し出され、ガイド16のガイド面16aに当たり、ベルト63に向かって指向される。このとき、ガイド16が比較的長いため、紙幣がベルト63に向かって正確に指向される。
【0023】
紙幣搬入口60から搬入された紙幣は、搬入された順にベルト63の上に堆積され、収納される。
【0024】
必要な紙幣2がベルト63の上に堆積されると、すなわち、必要な紙幣2が一時保留・排出部33に収納されると、図2に示すように、継手13が軸12を中心として回転し、ガイド面16aによって、ベルト63の上に堆積した紙幣2がベルト63に向かって押圧される。
【0025】
このガイド16の移動に連動して、シャッター62が上昇し、釣り札出口39が開く。
紙幣2がベルト63に向かって押圧されると、ベルト63の移動に応じて紙幣2が図2中矢印に示すように、釣り札出口39を介して払い出される。
【0026】
上述したように、紙幣払出し装置10では、紙幣2を払い出す際に、ガイド16を上述したような機構でベルト63に向かって移動させることで、図7を用いて前述した紙幣払出し装置1のガイド6に比べて長いガイド16を用いることができる。その結果、紙幣搬入口60から搬入された紙幣をベルト63の上に正確に指向することができる。
【0027】
また、紙幣払出し装置10では、ガイド16とシャッター62とを連動させているため、図7に示す紙幣払出し装置1のように収納部7およびシャッター8のそれぞれについて駆動系を設ける場合に比べて、駆動系の数を削減できる。そのため、装置を簡単化および低価格化できる。
【0028】
図3は、図1,2に示す紙幣払出し装置10が用いられる紙葉処理装置としての紙幣処理装置30の概略構成図である。
図4は、図3に示す紙幣処理装置30の詳細な構成図である。
【0029】
先ず、図3,4を参照しながら本実施例に係わる紙幣処理装置30について説明する。
図3,4に示すように、紙幣処理装置30は、上部から下部に向かって、識別部31、リジェクト部32、一時保留・排出部33、千円札収納部34、千円札・5千円札払出し部35、5千円札収納部36および1万円札収納部37が設けてある。
【0030】
紙幣処理装置30では、2枚重ね判断などでエラーとなった紙幣は、一時保留・排出部33には収納されず、リジェクト部32に直接搬送される。
【0031】
識別部31は、札挿入口38を介して挿入された紙幣の真偽判定および金種の判定を行う。
リジェクト部32は、切換部40による切り換えによって、2枚重ね判定などでエラーとなった紙幣を入力し、これを収納する。
【0032】
一時保留・排出部33は、釣り銭としての紙幣を千円札・5千円札払出し部35から搬入し、この紙幣を保留する。そして、釣り銭としての紙幣が全てそろった後に、保留した紙幣を全て同時に釣り札出口39から払い出す。
一時保留・排出部33には、図1,2を用いて前述した紙幣払出し装置10が用いられている。
【0033】
千円札収納部34は、千円札を収納する。5千円札収納部36は5千円札を収納する。1万円札収納部37は、1万千札を収納する。尚、5千円札収納部36および1万円札収納部37には、収納された紙幣を上方に押し上げるように弾性力を付与するバネなどが設けてある。
【0034】
図3,4に示すように、千円札・5千円札払出し部35は、切換部42の切り換え操作によって入力した千円札を千円札収納部34に収納させると共に、切換部43の切り換え操作によって入力した5千円札を5千円札収納部36に収納させる。また、千円札・5千円札払出し部35は、千円札収納部34および5千円札収納部36に収納してある千円札および5千円札を切換部42,43を介して選択的に一時保留・排出部33に出力する。
【0035】
尚、図4において、「19」は送り込みローラを示し、「29」は戻しローラを示す。
【0036】
以下、千円札・5千円札払出し部35について詳細に説明する。
図4に示すように、千円札収納部34の下方に位置する千円札・5千円札払出し部35は、送り込みローラ19、取り込みローラ20、ゲートローラ21および搬送ピンチローラ22を備え、千円札収納部34に収納された紙幣(千円札)2のうち最下段に位置する紙幣を送り込みローラ19に組み込まれた高摩擦性の溝付ゴムチップ19aの回転力に応じてゲートローラ21,取り込みローラ20および搬送ピンチローラ22を介した経路に沿って、図3,4に示す一時保留・排出部33に向かって送り出す。このとき、図4に示すアーム50は実線の位置にあり、千円札収納部34に収納された最下段の紙幣が送り込みローラ19に当接する。一方、図4に示すアーム51は点線の位置にあり、5千円札収納部36に収納された紙幣は下方に位置し、5千円札収納部36に収納された最上段の紙幣は送り込みローラ19に当接しない。
【0037】
また、千円札・5千円札払出し部35は、図4に示す5千円札収納部36に収納された紙幣(5千円札)のうち最上段に位置する紙幣を送り込みローラ19の溝付ゴムチップ19aの回転力に応じて、取り込みローラ25、ゲートローラ26および搬送ピンチローラ27に応じた経路に沿って、図3,4に示す一時保留・排出部33に向かって送り出す。このとき、図4に示すアーム51は実線の位置にあり、5千円札収納部36に収納された最上段の紙幣が送り込みローラ19に当接する。一方、図4に示すアーム50は点線の位置にあり、千円札収納部34に収納された紙幣は上方に位置し、千円札収納部34に収納された最下段の紙幣は送り込みローラ19に当接しない。
【0038】
次に、図4に示したアーム50,51の機能について詳細に説明する。
アーム50,51は、それぞれ独自の駆動系を有し、相互に独立して動作する。
アーム50は、千円札収納部34に収納された紙幣全体を昇降させる。
【0039】
アーム51は、5千円札収納部36および1万円札収納部37に収納された紙幣を連動して昇降させる。1万円札収納部37では、図5(A)に示すようにガイド54の下方に紙幣(1万円)2が収納してあり、紙幣を収納前には、アーム51がガイド54の上方に位置している。次に、図5(B)に示すようにガイド54に紙幣2aが送られた後、図5(C)に示すようにアーム51が下降し、紙幣2aを1万円札収納部37の最上段に押し込んで収納させる。
【0040】
千円札収納部34に紙幣を収納するときのアーム50の動作について図6を参照しながら説明する。
例えば、識別部31において、千円札が投入された判定されると、アーム50が図6(A)に示す位置から図6(B)に示す位置に上昇し、千円札収納部34に収納された紙幣2を持ち上げ、紙幣2の最下段の紙幣と保持台52との間に所定の隙間53をつくる。次に、図4に示す切換部42の切り換え操作に応じて、搬送ピンチローラ22、取り込みローラ20およびゲートローラ21を介して送り込まれた紙幣2aを図6(C)に示すように保持台52上に保持する。次に、図6(A)に示すように、アーム50を下降させ、保持台52上に保持した紙幣2aを既に収納された紙幣2の最下段に取り込む。
【0041】
上述したように、図3,4に示す紙幣処理装置30では、2枚重ね判定などでエラーとなった紙幣は、リジェクト部32に収納され、一時保留・排出部33には保留されない。そのため、紙幣処理装置30では、前述した図7(B)に示すように、シャッター8の内側にリジェクト部3を設ける必要がない。そのため、図1,2に示すベルト63の距離を短くでき、また、図1(A),(B)に示す釣り札出口39付近の構成を簡単化できる。
【0042】
本発明は、上述した実施例には限定されない。例えば、搬送手段は、搬送部64のようにベルト63を用いるのではなく、複数のローラを配置し、回転するローラに紙幣を直接載置して送り出すような構成にしてもよい。
また、上述した実施例では、紙幣処理装置において紙幣を払い出す紙幣払出し装置について例示したが、本発明は、紙幣以外の紙葉を送り出す場合にも同様に適用できる。
【0043】
【発明の効果】
本発明の紙葉払出し装置および紙葉処理装置によれば、紙葉を正確に払い出すことができる。
また、本発明の紙葉払出し装置および紙葉処理装置によれば、装置の小規模化および低価格化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる紙葉払出し装置の構成図であり、紙幣一時保留部に紙幣を搬入するときの図である。
【図2】図1に示す紙葉払出し装置において、紙幣をシャッターから払い出すときの図である。
【図3】図1,2に示す紙葉払出し装置が用いられる紙幣処理装置の概略構成図である。
【図4】 図3に示す紙幣処理装置の詳細な構成図である。
【図5】図3,4に示す1万円札収納部に紙幣(1万円)を収納させる機構を説明するための図である。
【図6】図4に示すアームを用いて千円札収納部に紙幣を取り込む場合を動作を説明するための図である。
【図7】従来の紙葉払出し装置を説明するための図である。
【符号の説明】
2… 紙幣
10… 紙葉払出し装置
11a,11b… ローラ
13… 継手
16… ガイド
16a… ガイド面
17a,17b… ローラ
19… 送り込みローラ
19a…高摩擦性の溝付ゴムチップ
20… 取り込みローラ
21… ゲートローラ
22… 搬送ピンチローラ
33… 一時保留・排出部
38… 札挿入口
39… 釣り札出口
40,41,42,43… 切換部
50,51… アーム
60… 紙幣搬入口
62… シャッター
63… ベルト
Claims (2)
- 紙葉類を略鉛直方向に堆積させる紙葉収納領域の上側部に設けられた紙葉搬入口から搬入された紙葉を紙葉収納領域に堆積して収納した後、その収納した紙葉を払出し口から払い出す紙葉払出し装置において、
前記紙葉収納領域の下方に設けられ、前記紙葉収納領域に収納された紙葉を、その表面に載置した状態で前記払出し口に搬送する搬送手段と、
第1の回転軸を中心に回転可能な継手と、
前記継手に第2の回転軸を中心に回転可能に取り付けられ、前記紙葉搬入口から紙葉が搬入されているときに、前記搬入された紙葉をガイド面に当てて搬送手段に指向する第1の姿勢となり、前記払出し口から紙葉を払い出すときに、前記第1の回転軸を中心とした前記継手の回転に応じて第2の姿勢となり、前記搬送手段の表面に堆積して収納された紙葉を前記ガイド面で前記搬送手段に向けて押圧するガイド手段と、
前記第1の回転軸に対して前記ガイド手段と反対側で前記継手に取り付けられ、前記ガイド手段が前記第1姿勢のときに前記払出し口を閉め、前記ガイド手段が前記第2の姿勢とのときに前記払出し口を開けるシャッターと
を有する紙葉払出し装置。 - 紙葉の識別部、収納部および切換部と、
請求項1に記載の紙葉払出し装置と、
リジェクト部とを有し、
前記識別部においてエラーであると判別された紙葉を前記切換部が前記リジェクト部に収納し、前記識別部においてエラーでないと判別された紙葉を前記切換部が前記紙葉払出し装置に搬入する
紙葉処理装置。
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JP02799095A JP3803980B2 (ja) | 1995-02-16 | 1995-02-16 | 紙葉払出し装置および紙葉処理装置 |
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