JP3802749B2 - ワイヤハーネス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車の車体を構成するボディパネルに取り付けられて、該ボディパネルに取付られる電気機器に電力及び制御信号を伝達するためのワイヤハーネスに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体を構成するボディパネルには種々のワイヤハーネスが取り付けられる。例えば、前記ボディパネルとしてのルーフパネル103には、照明ユニット104などの電子機器に電力を供給するために、図8に示すワイヤハーネス101が取付られてきた。図8に例示されたワイヤハーネス101は、複数の電線にテープを巻いて、該電線を束ねて形成されている。
【0003】
前記ワイヤハーネス101は、複数のクランプ105が取り付けられている。前記クランプ105は、ワイヤハーネス101をルーフパネル103に取り付ける。また、前記ワイヤハーネス101の枝線106などの端末には、コネクタ107が取り付けられている。これらのコネクタ107は、前記枝線106の端末に取り付けられた図示しない端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング107aと、を備えている。
【0004】
前記ワイヤハーネス101は、前記ルーフパネル103と、合成樹脂などから成形された内装パネルとしての成形天井102との間に挟まれる。前記成形天井102は、複数の取付孔108を備えている。
【0005】
前記ワイヤハーネス101を、ルーフパネル103に取り付ける際には、まず、クランプ105でワイヤハーネス101をルーフパネル103に固定する。その後、成形天井102をルーフパネル103に取り付ける。このとき、前記コネクタ107を前記取付孔108内に通しておく。
【0006】
そして、各コネクタ107に照明ユニット104などの電子機器を取り付ける。その後、取付孔108を通して照明ユニット104などの電子機器をルーフパネル103にボルトなどで固定して、ランプカバー109を被せる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したワイヤハーネス101は、電線にテープを巻いて該電線を束ねているため、ルーフパネル103への設置スペースが広くなる傾向であった。このため、前記自動車の乗員室の天井の厚み(ルーフパネル103と成形天井102などを合わせた厚み)が増大して、前記乗員室を狭くする。そして、乗員に対する居住性を低下させることとなり、好ましくない。
【0008】
このため、本出願人は、前記ワイヤハーネスとして、例えば、フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:FFC)や、フレキシブルプリントサーキット(Flexible Printed Circuit:FPC)などの帯状のフラット回路体を用いることを提案している。
【0009】
前記フラット回路体を用いて、ワイヤハーネスを組み立てる際には、例えば、長さや幅が異なるフラット回路体を複数用いる。そして、一つのフラット回路体を折り曲げたり、他のフラット回路体を重ねて接合させるなどしていた。こうして、フラット回路体の導体同士を電気的に接続し、所定箇所に端子金具を取り付けて、前記電子機器と電気的に接続してきた。
【0010】
しかしながら、前記自動車には、同一車種であってもグレードが異なると、前記ルーフパネルなどに取り付ける電子機器の種類及び位置が異なることが多い。また、前記自動車を運用する国及び地域によって、交通法規が異なり、例えば前記自動車は、運転席が前席の右席となったり左席となったりする。この場合、同一車種及び同一グレードであっても、ルーフパネルに取り付ける電子機器の位置が異なる事が多い。
【0011】
前述したフラット回路体を用いたワイヤハーネスでは、フラット回路体を折り曲げて形成するため、電子機器の取り付け箇所が変更となると、一旦完成したものの折り曲げ箇所を変更させる際に、前記導体が折り曲げ箇所で切断して断線する恐れが生じる。
【0012】
このため、前記フラット回路体を用いたワイヤハーネスでは、車種毎及びグレード毎は勿論のこと、運用先の法規によって変更する例えば運転席の場所毎に、異なる仕様のものを用意する必要があった。このため、図7に示した電線にテープを巻いて構成したワイヤハーネス101より、組み立てる品番数が増大する傾向となって、ワイヤハーネスを組み立てる際に、管理すべき品番も多くなる。
【0013】
したがって、本発明の目的は、乗員に対する居住性の悪化を抑制できるとともに、煩雑な管理作業の省力化をはかることができる車両用のワイヤハーネスを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のワイヤハーネスは、自動車の車体を構成するルーフパネルに取り付けられて、該ルーフパネルに取り付けられる電子機器と電気的に接続するワイヤハーネスにおいて、並行な複数の導体と、絶縁性を有しかつ前記導体を覆う被覆部と、を有したフラット回路体と、並行な複数の第2導体と、絶縁性を有しかつ前記第2導体を覆う第2被覆部と、を有した第2フラット回路体と、を備え、前記フラット回路体の前記自動車の前席の上方でかつ長手方向が前記自動車の前後方向に沿う部分に、長手方向が前記自動車の幅方向に沿う状態で前記第2フラット回路体が重ねられ、かつこれらのフラット回路体の互いの導体が接合しているとともに、前記第2フラット回路体の両端部は、前記フラット回路体の前記部分の幅方向の両縁から突出していることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1記載のワイヤハーネスにおいて、前記第2フラット回路体の両端部には、コネクタが取り付けられていることを特徴としている。
【0015】
請求項3に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項1又は請求項2記載のワイヤハーネスにおいて、前記第2フラット回路体は、前記複数の第2導体のうち少なくとも一つを断線させた断線部を備えていることを特徴としている。
【0016】
請求項4に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項3記載のワイヤハーネスにおいて、前記断線部は、第2フラット回路体の幅方向の縁から内方向に向かって切り欠いた切欠部であることを特徴としている。
【0017】
請求項5に記載の本発明のワイヤハーネスは、請求項3記載のワイヤハーネスにおいて、前記断線部は、第2フラット回路体の一部を打ち抜いて形成された孔であることを特徴としている。
【0018】
請求項1又は請求項2に記載された本発明によれば、第2フラット回路体の両端部が、それぞれ、フラット回路体の幅方向の両縁から突出している。このため、第2フラット回路体を、前記端部の突出方向が自動車の幅方向に沿う状態に配置することにより、運転席などの変更などによって取り付け位置が変更となる電子機器を、前記両端部のうち一方に取り付けることができる。
【0019】
請求項3ないし請求項5に記載された本発明によれば、断線部が、第2フラット回路体の第2導体のうち少なくとも一つを断線させている。このため、前記断線部によって断線された第2導体の、前記断線部の一方側に位置する部分と、前記他方側に位置する部分と、を互いに独立した回路として用いることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネス1を、図1ないし図5を参照して説明する。図1に示す本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネス1は、内装パネルとしての成形天井2(図3などに示す)内に埋設されて、自動車の車体を構成するボディパネルとしてのルーフパネル3(図3に示す)の内側に取り付けられて、前記自動車の乗員室の天井を構成する。
【0021】
なお、前記ワイヤハーネス1がルーフパネル3に取付られると、図3に示すように、前記成形天井2の内側に、合成樹脂からなる化粧部材4が取り付けられる。また、前記成形天井2は、合成樹脂からなる板状の部材が複数枚積層され、これらの板状の部材が加熱されかつ互いに近づく方向に加圧されて、得られる。
【0022】
成形天井2及び化粧部材4は、図2に示すように、平面形状が、ルーフパネル3の平面形状に沿った略矩形状に形成されている。成形天井2及び化粧部材4は、図2に示すように、一対のフロントバニティユニット取付孔5a,5bと、一対のリアバニティユニット取付孔6a,6bと、ルーフコントロールユニット取付孔7と、サンルーフ取付孔8と、ルーフセンサ取付孔9と、を備えている。
【0023】
一対のフロントバニティユニット取付孔5a,5bは、成形天井2と化粧部材4とを貫通している。一対のフロントバニティユニット取付孔5a,5bは、前記自動車の乗員室内に設置された二つの前席(即ち運転席及び助手席)双方の上方に設けられている。一対のフロントバニティユニット取付孔5a,5bには、それぞれ、図示しない電子機器としてのフロントバニティユニットが取り付けられる。
【0024】
フロントバニティユニットは、前記化粧部材4または成形天井2などに回動自在に取付られるサンバイザと、このサンバイザに取り付けられたミラーと、スイッチと、バニティミラーランプなどを備えている。フロントバニティユニットは、ミラーが前記前席に着席した乗員の顔などに相対するように、サンバイザが回転すると、バニティミラーランプが点灯する。
【0025】
フロントバニティユニットは、ミラーが前記前席に着席した乗員の顔などに相対しなくなると、バニティミラーランプが消灯する。バニティミラーランプは、前記前席に着席した乗員の顔などに光をあてる。また、フロントバニティユニットは、前記スイッチを操作することによって、前記バニティミラーランプを点灯させたり、消灯させることができる。
【0026】
一対のリアバニティユニット取付孔6a,6bは、成形天井2と化粧部材4とを貫通している。一対のリアバニティユニット取付孔6a,6bは、前記自動車の乗員室内に設置された二つの後席双方の上方に設けられている。一対のリアバニティユニット取付孔6a,6bには、それぞれ、図示しない電子機器としてのリアバニティユニットが取り付けられる。
【0027】
リアバニティユニットは、前記化粧部材4または成形天井2などに回動自在に取付られるサンバイザと、このサンバイザに取り付けられたミラーと、スイッチと、バニティミラーランプなどを備えている。リアバニティユニットは、ミラーが前記後席に着席した乗員の顔などに相対するように、サンバイザが回転すると、バニティミラーランプが点灯する。
【0028】
リアバニティユニットは、ミラーが前記後席に着席した乗員の顔などに相対しなくなると、バニティミラーランプが消灯する。バニティミラーランプは、前記後席に着席した乗員の顔などに光をあてる。また、リアバニティユニットは、前記スイッチを操作することによって、前記バニティミラーランプを点灯させたり、消灯させることができる。
【0029】
ルーフコントロールユニット取付孔7は、成形天井2と化粧部材4とを貫通している。ルーフコントロールユニット取付孔7は、自動車の幅方向に沿って、前記一対のフロントバニティユニット取付孔5a,5b相互間に設けられている。ルーフコントロールユニット取付孔7には、図示しない電子機器としてのルーフコントロールユニットが取付られる。
【0030】
ルーフコントロールユニットは、ルームランプと、スポットランプと、スイッチアッセンブリと、制御基板などを備えている。ルームランプは、乗員室全体の照明に用いられる。スポットランプは、各座席に対応して設けられ、各座席毎の照明に用いられる。スイッチアッセンブリは、前記ルームランプと、各スポットランプを点灯・消灯させるためのスイッチや、サンルーフを開閉するためのスイッチなどを備えている。制御基板は、前記スイッチアッセンブリからの信号に基いて、各ランプ及びサンルーフなどを制御する。
【0031】
サンルーフ取付孔8は、成形天井2と化粧部材4とを貫通している。サンルーフ取付孔8は、前記自動車の前後方向に沿って、フロントバニティユニット取付孔5a,5bと、リアバニティユニット取付孔6a,6bと、の間に設けられている。サンルーフ取付孔8は、前記自動車の幅方向の中央に設けられている。サンルーフ取付孔8には、電子機器としての周知のサンルーフが取り付けられる。
【0032】
ルーフセンサ取付孔9は、成形天井2と化粧部材4とを貫通している。ルーフセンサ取付孔9は、自動車の幅方向に沿って、前記一対のリアバニティユニット取付孔6a,6b相互間に設けられている。ルーフセンサ取付孔9には、図示しない電子機器としてのルーフセンサが取付られる。ルーフセンサは、サンルーフを閉める際に、乗員や異物が前記サンルーフに挟まっていることを検出する。
【0033】
また、前記自動車のルーフパネル3などには、電子機器としてのハイマウント停止ランプが取り付けられる。ハイマウント停止ランプは、前記自動車の後方に向かって光を照射するように配されている。ハイマウント停止ランプは、運転者がブレーキペダルを操作すると点灯する。ハイマウント停止ランプは、運転者がブレーキペダルの操作をやめると、消灯する。このように、ハイマウント停止ランプは、後方の車両などに、前記自動車のブレーキ操作を行っているか否かを知らせる。
【0034】
ワイヤハーネス1は、図1及び図2に示すように、フラット回路体としてのフレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:以下FFCと呼ぶ)10と、第2フラット回路体としての第2フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:以下FFCと呼ぶ)40(図5に示す)と、接続用コネクタ11と、ハイマウント停止ランプ用コネクタ12と、フロントバニティユニット用コネクタ13と、ルーフコントロールユニット用コネクタ14と、一対のリアバニティユニット用コネクタ15a,15bと、ルーフセンサ用コネクタ16と、拡張用コネクタ18と、を備えている。
【0035】
FFC10は、図3に示すように、複数の導体21と、これらの導体21を被覆する一対の絶縁シート22a,22bと、を備えている。導体21は、断面形状が矩形状に形成されているとともに、一方向に沿って延在した帯状に形成されている。これらの導体21は、互いに平行(即ち並行)である。FFC10は、ルーフパネル3に取付られるフロントバニティユニットなどの全ての電子機器に、電力及び制御信号を伝達するために必要な数の導体21を備えている。即ち、FFC10は、導体21を前記必要な数以上備えていても良い事は勿論である。
【0036】
絶縁シート22a,22bは、絶縁性の合成樹脂からなり、帯状に形成されている。絶縁シート22a,22bは、互いの間に複数の導体21を挟んで、該導体21を被覆している。導体21と絶縁シート22a,22bとは、可撓性を有している。なお、絶縁シート22a,22bは、本明細書に記した被覆部をなしている。
【0037】
こうして、FFC10は、可撓性を有した扁平な帯状に形成されている。このように、本明細書でいうフラット回路体とは、並行な複数の導体と、これらの導体を被覆する絶縁体とを有し、扁平な帯状に形成されているものを示している。
【0038】
FFC10は、前記ルーフパネル3の幅方向に沿って間隔を存する成形天井2の両縁3a(図2に示す)に沿う側縁配索部10A,10Bと、これらの側縁配索部10A,10Bを連結しかつ前記自動車の前方に位置する前記成形天井2の前縁3b(図2に示す)に沿う前縁配索部10Cと、を備えている。
【0039】
一方の側縁配索部10Aの端末、即ちFFC10の一方の端末は、前記自動車のピラー内を通って、前記自動車のフロントボディまたはリアボディ内まで延びる。図示例では、FFC10の一方の端末は、リアボディ内まで延びる。前記一方の側縁配索部10Aは、前記縁3aに沿う基線30と、停止ランプ用枝線31と、リアバニティユニット用枝線32と、を備えている。
【0040】
停止ランプ用枝線31は、FFC10の一部の導体21が、前記基線30から分岐して、ハイマウント停止ランプの取付箇所に向かって延在している。停止ランプ用枝線31は、FFC10の絶縁シート22a,22bの一部が切断されて、端末が前記停止ランプ取付箇所に位置するように、折り曲げられて、形成されている。
【0041】
リアバニティユニット用枝線32は、FFC10の一部の導体21が、前記基線30から分岐して、一方のリアバニティユニット取付孔6aに向かって延在している。前記リアバニティユニット用枝線32の端末は、リアバニティユニット取付孔6a内に露出する。リアバニティユニット用枝線32は、FFC10の絶縁シート22a,22bの一部が切断されて、端末がリアバニティユニット取付孔6a内に露出するように、折り曲げられて、形成されている。
【0042】
他方の側縁配索部10Bは、前記縁3aに沿いかつ折り曲げられて一方の側縁配索部10Aに向かって延在した基線33と、ルーフセンサ用枝線34と、リアバニティユニット用枝線35と、を備えている。
【0043】
ルーフセンサ用枝線34は、FFC10の一部の導体21が、前記基線33から分岐して、ルーフセンサ取付孔9に向かって延在している。ルーフセンサ用枝線34の端末は、ルーフセンサ取付孔9内に露出する。ルーフセンサ用枝線34は、FFC10の絶縁シート22a,22bの一部が切断されて、端末がルーフセンサ取付孔9内に露出するように、折り曲げられて、形成されている。
【0044】
リアバニティユニット用枝線35は、FFC10の一部の導体21が、前記基線33から分岐して、他方のリアバニティユニット取付孔6bに向かって延在している。リアバニティユニット用枝線35の端末は、リアバニティユニット取付孔6b内に露出する。リアバニティユニット用枝線35は、FFC10の絶縁シート22a,22bの一部が切断されて、端末がリアバニティユニット取付孔6b内に露出するように、折り曲げられて、形成されている。
【0045】
前縁配索部10Cは、コネクタ接続部36を備えている。コネクタ接続部36は、第1の切断箇所41と、この第1の切断箇所41に連なる第2の切断箇所42とによって形成されている。第1の切断箇所41は、FFC10の幅方向の一方の縁から内方向に向かって該FFC10の一部を切断している。第1の切断箇所41は、FFC10の幅方向の一方の縁から該FFC10の幅方向の中央まで延在している。
【0046】
第2の切断箇所42は、前記FFC10の前記一方の縁から離れた第1の切断箇所41の縁に連なっている。第2の切断箇所42は、第1の切断箇所41からFFC10の長手方向に沿って、該FFC10の絶縁シート22a,22bの一部を切断している。即ち、第2の切断箇所42は、FFC10の一部を切断しているとともに、該FFC10の長手方向に沿って延在している。
【0047】
FFC10の幅方向に沿って、前記第1の切断箇所41と第2の切断箇所42との側方に位置する部分を、前記第2の切断箇所42から離れる方向に折り曲げて、前記コネクタ接続部36が形成される。前記第1及び第2の切断箇所41,42の側方に位置する部分を、前記第2の切断箇所42から離れる方向に折り曲げているので、第1の切断箇所41の縁を含んだコネクタ接続部36には、端子金具を取り付けることのできる十分なスペースが確保される。
【0048】
前記第1の切断箇所41の縁即ち、前記コネクタ接続部36の端末は、前記ルーフコントロールユニット取付孔7に相対する。前記コネクタ接続部36は、前記前縁3bに沿う。
【0049】
第2FFC40は、前記FFC10と同様に、図5に示すように、複数の第2導体51と、これらの第2導体51を被覆する一対の第2絶縁シート52と、を備えている。第2導体51は、断面形状が矩形状に形成されているとともに、一方向に沿って延在した帯状に形成されている。これらの第2導体51は、互いに平行(即ち並行)である。
【0050】
第2絶縁シート52は、絶縁性の合成樹脂からなり、帯状に形成されている。第2絶縁シート52は、互いの間に複数の第2導体51を挟んで、該第2導体51を被覆している。第2導体51と第2絶縁シート52とは、可撓性を有している。なお、第2絶縁シート52は、本明細書に記した第2被覆部をなしている。
【0051】
第2FFC40は、図5などに示すように、FFC10の前縁配索部10Cに重ねられて取り付けられている。第2FFC40は、コネクタ接続部36の近傍でかつ該コネクタ接続部36と平行に配されている。このため、第2FFC40の取り付け箇所では、図5に示すように、FFC10と第2FFC40とは互いに交差する。なお、図示例では、FFC10と第2FFC40とは互いに直交する。
【0052】
第2FFC40は、図5に示すように、その長手方向に沿って間隔を存する両端部40a,40bが、FFC10の幅方向に沿って間隔を存する(即ち幅方向の)両縁10a,10bから、FFC10の外方向に突出した状態で、FFC10に接合されている。第2FFC40は、例えば、超音波溶着(超音波接合ともいい、又は超音波溶接ともいう。)などによって、FFC10の前縁配索部10Cに接合されている。
【0053】
第2FFC40は、所望の第2導体51がFFC10の所望の導体21と金属結合して、電気的に接続している。第2FFC40は、絶縁シート22a,22bと第2絶縁シート52が互いに溶着して、機械的に結合している。こうして、第2FFC40と、FFC10とは、互いの導体51,21が接合している。
【0054】
接続用コネクタ11は、前記FFC10の前記一方の端末即ち、一方の側縁配索部10Aの端末に取り付けられている。接続用コネクタ11は、前記FFC10の導体21と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング11aと、を備えている。
【0055】
接続用コネクタ11は、前記リアボディ内に配索された前記自動車のメインハーネスなどのコネクタとコネクタ結合する。接続用コネクタ11は、前記メインハーネスなどのコネクタとコネクタ結合することによって、バッテリなどからの電力をFFC10に伝達する。
【0056】
ハイマウント停止ランプ用コネクタ12は、前記停止ランプ用枝線31の端末に取り付けられている。ハイマウント停止ランプ用コネクタ12は、FFC10の導体21と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング12aと、を備えている。ハイマウント停止ランプ用コネクタ12には、ハイマウント停止ランプのコネクタがコネクタ結合する。
【0057】
フロントバニティユニット用コネクタ13は、第2FFC40のFFC10の一方の縁10aから突出した一方の端部40aの端末に取り付けられている。前記一方の端部40aは、他方の端部40bより、ルーフコントロールユニット取付孔7寄りに位置している。フロントバニティユニット用コネクタ13は、第2FFCの第2導体51と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング13aと、を備えている。フロントバニティユニット用コネクタ13には、一対のフロントバニティユニットと接続したコネクタがコネクタ結合する。
【0058】
ルーフコントロールユニット用コネクタ14は、コネクタ接続部36の端末に取り付けられている。ルーフコントロールユニット用コネクタ14は、FFC10の導体21と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング14aと、を備えている。ルーフコントロールユニット用コネクタ14には、ルーフコントロールユニットのコネクタがコネクタ結合する。
【0059】
一対のリアバニティユニット用コネクタ15a,15bのうち一方は、リアバニティユニット用枝線32の端末に取り付けられ、他方はリアバニティユニット用枝線35の端末に取り付けられている。一対のリアバニティユニット用コネクタ15a,15bは、それぞれ、FFC10の導体21と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング17a,17bと、を備えている。一対のリアバニティユニット用コネクタ15a,15bには、それぞれ、リアバニティユニットのコネクタがコネクタ結合する。
【0060】
ルーフセンサ用コネクタ16は、ルーフセンサ用枝線34の端末に取り付けられている。ルーフセンサ用コネクタ16は、FFC10の導体21と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング16aと、を備えている。ルーフセンサ用コネクタ16には、ルーフセンサのコネクタがコネクタ結合する。
【0061】
拡張用コネクタ18は、第2FFC40のFFC10の他方の縁10bから突出した他方の端部40bの端末に取り付けられている。前記他方の端部40bは、前記一方の端部40aよりルーフコントロールユニット7から離れている。
【0062】
拡張用コネクタ18は、第2FFCの第2導体51と電気的に接続した端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジング18aと、を備えている。拡張用コネクタ18には、一対のフロントバニティユニットと接続したコネクタと、前記自動車に新たに搭載されてルーフパネル3に新たに取り付けられる新たな電子機器のコネクタと、がコネクタ結合可能である。
【0063】
前述した構成のワイヤハーネス1は、図4に示す一方向に沿って延在した状態の一本のFFC10の所定箇所が切断されかつ折り曲げられた後、第2FFC40と各コネクタ11,12,13,14,15a,15b,16が取り付けられて組立られる。図4に示すFFC10は、一方向に沿って延在した帯状となっている。なお、図4では、FFC10が長いため三つに分割して示しているが、本実施形態のFFC10は、一本の帯状である。
【0064】
FFC10は、必要な長さに切断された後、図4中に平行斜線Qで示す部分が除去されるとともに、図4中に実線Pで示す箇所及び第1及び第2の切断箇所41,42が切断される。そして、FFC10は、図4中に点線で示す折り線Rに沿って折り曲げられて、図1に示すように屈曲形成される。こうして、FFC10は、前記ルーフパネル3に取り付けられるフロントバニティユニットなどの電子機器の位置に応じて、一部が切断されて折り曲げられている。
【0065】
前述した構成のワイヤハーネス1を組み立てる際には、まず、FFC10を所定の長さに切断する。図4に示す平行斜線Qで示す部分を除去し、かつ実線P及び各切断箇所41,42に沿ってFFC10の一部を切断する。折り線Rに沿って折り曲げる。
【0066】
第2FFC40を、コネクタ接続部36と平行な状態で、該コネクタ接続部36の近傍に取り付ける。そして、端末などに各コネクタ11,12,13,14,15a,15b,16を取り付ける。こうして、図1に示すワイヤハーネス1が得られる。
【0067】
さらに、このワイヤハーネス1は、ルーフパネル3に取り付けられる際には、成形天井2内に埋設される。まず、ワイヤハーネス1は、複数の合成樹脂からなる板状の部材間に挟まれる。これらの合成樹脂からなる板状の部材が加熱されかつ互いに近づく方向に加圧されて、互いに固定して成形天井2となる。こうして、ワイヤハーネス1は、成形天井2内に埋設される。
【0068】
このとき、各取付孔6a,6b,9内に各コネクタ15a,15b,16が位置し、各コネクタ13,14がルーフコントロールユニット取付孔7に相対し、成形天井2の自動車の後方に位置する後縁3cからハイマウント停止ランプ用コネクタ12が露出している。
【0069】
そして、成形天井2は、各取付孔5a,5b,6a,6b,7,8,9即ち各コネクタ12,13,14,15a,15b,16,18に所定の電子機器が取り付けられかつ乗員室側に化粧部材4が取り付けられるとともに、ルーフパネル3の乗員室側に取付られる。こうして、ワイヤハーネス1は、成形天井2内に埋設されてルーフパネル3に取付られて、該ルーフパネル3に取り付けられるフロントバニティユニットなどの各種の電子機器に、電力と制御信号を伝達する。
【0070】
本実施形態によれば、第2FFC40の両端部40a,40bが、FFC10の両縁10a,10bから突出している。一方の端部40aにはフロントバニティユニット用コネクタ13が取り付けられ、他方の端部40bには拡張用コネクタ18が取り付けられている。このため、運転席の変更などによって、フロントバニティユニットなどの取り付け位置が変更となっても、該フロントバニティユニットのコネクタを拡張用コネクタ18にコネクタ結合させることができる。
【0071】
このように、フロントバニティユニットなどの電子機器を取り付ける前記第2FFC40の端部40a,40bを変更することによって、ワイヤハーネス1は、前記電子機器と電気的に接続できる。このため、ワイヤハーネス1は、運転席などの変更に対応することができ、品番の増加を抑制できる。したがって、煩雑な品番の管理作業の省力化を図ることができる。
【0072】
また、FFC10と第2FFC40とを用いているので、ルーフパネル3に取付られた際に、該ルーフパネル3と成形天井2と化粧部材4とを合わせた厚みを薄くできる。したがって、居住性の悪化を抑制できる。
【0073】
さらに、前記ルーフパネル3に新たに取り付けられる電子機器を、前記拡張用コネクタ18にコネクタ結合させることができる。このように、拡張用コネクタ18を設けているので、新たな電子機器を前記ルーフパネル3に容易に取り付けることができる。
【0074】
次に、本発明の第2の実施形態にかかるワイヤハーネス1を、図6を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0075】
本実施形態のワイヤハーネス1は、第2FFC40以外は前述した第1の実施形態と同一の構成となっている。本実施形態において、第2FFC40は、図6に示すように、断線部としての切欠部43を備えている。切欠部43は、第2FFCの幅方向の一方の縁40cから内方向に向かって、少なくとも一つの第2導体51と絶縁シート52の一部とを切り欠いている。切欠部43は、少なくとも一つの第2導体51を断線させている。なお、図示例では、切欠部43は、二つの第2導体51を断線させている。以下、断線された第2導体を符号51aで示す。
【0076】
本実施形態によれば、FFC10と第2FFC40とを用いているので、ルーフパネル3と成形天井2と化粧部材4とを合わせた厚みを薄くできる。したがって、居住性の悪化を抑制できる。
【0077】
また、各電子機器を取り付ける前記第2FFC40の端部40a,40bを変更することによって、ワイヤハーネス1は、取付位置が変更される電子機器と電気的に接続できる。このため、品番の増加を抑制でき、煩雑な品番の管理作業の省力化を図ることができる。さらに、拡張用コネクタ18を設けているので、新たな電子機器を前記ルーフパネル3に容易に取り付けることができる。
【0078】
また、第2FFC40に切欠部43を設けているので、前記第2導体51aの図6中切欠部43の右側に位置する部分と、図6中切欠部43の左側に位置する部分と、を互いに独立した回路として用いることができる。したがって、ワイヤハーネス1の回路設計の自由度が増大することとなる。
【0079】
さらに、本実施形態では、図7に示すように、断線部として孔43aを用いても良い。孔43aは、第2FFC40の一部を打ち抜くなどして、形成されている。孔43aは、第2FFC40を貫通しているとともに、平面形状が長孔状に形成されている。孔43aは、少なくとも一つの第2導体51を断線させている。
【0080】
この場合においても、前記第2導体51aの図7中孔43aの右側に位置する部分と、図7中孔43aの左側に位置する部分と、を互いに独立した回路として用いることができる。したがって、ワイヤハーネス1の回路設計の自由度が増大することとなる。なお、孔43aの形状は、適宜さだめることができるのは勿論である。
【0081】
前述した第1及び第2の実施形態では、フラット回路体としてFFC10を用いている。しかしながら、本発明では、FFC10に限定されることなく、フラット回路体として周知のフレキシブルプリントサーキット(Flexible Printed Circuit:FPC)や、並設した複数の電線が絶縁性を有する合成樹脂に被覆されて帯状に形成されたフラットワイヤハーネスを用いても良いことは勿論である。
【0082】
また、前述した第1及び第2の実施形態では、ボディパネルとしてのルーフパネル3に取り付けられる場合を示している。しかしながら、本発明のワイヤハーネス1は、ルーフパネル3に限定されることなく、例えばドアパネルなどの他のボディパネルに取り付けられても良いことは、勿論である。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1及び請求項2に記載の本発明は、第2フラット回路体の両端部が、それぞれ、フラット回路体の両縁から突出している。このため、第2フラット回路体を、前記端部の突出方向が自動車の幅方向に沿う状態に配置することにより、運転席などの変更などによって取り付け位置が変更となる電子機器を、前記両端部のうち一方に取り付けることができる。
【0084】
このため、運転席の位置の変更などによって、電子機器の取り付け位置が変更になっても、該電子機器を取り付ける前記第2フラット回路体の端部を変更することによって、前記電子機器を確実に電気的に接続することができる。このため、運転席などの変更に対応することができ、品番の増加を抑制できる。したがって、煩雑な品番の管理作業の省力化を図ることができる。
【0085】
また、フラット回路体及び第2フラット回路体を用いているため、自動車のボディパネルに取り付けられた際の厚みを抑制できる。したがって、前記自動車の乗員に対する居住性を悪化させることがない。さらに、第2フラット回路体の両端部がフラット回路体の両端部が突出しているので、運転席の位置変更などによって取り付け位置が変化する電子機器などが接続していない端部に、前記自動車に新たに追加される電子機器を接続できる。このように、自動車に新たに搭載される電子機器へも容易に電力などを伝達できる。
【0086】
請求項3ないし請求項5に記載の本発明は、断線部が、第2フラット回路体の第2導体のうち少なくとも一つを断線させている。このため、前記断線部によって断線された導体の、前記断線部の一方側に位置する部分と、前記他方側に位置する部分と、を互いに独立した回路として用いることができる。
【0087】
したがって、居住性の悪化を抑制でき、品番の管理作業の省力化を図ることができることにくわえ、前記フラット回路体と第2フラット回路体とを用いた、回路設計の自由度が増大することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかるワイヤハーネスを示す平面図である。
【図2】図1に示されたワイヤハーネスが成形天井内に埋設された状態を示す平面図である。
【図3】図2中のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1に示されたワイヤハーネスを構成するFFCの加工前の状態を示す平面図である。
【図5】図1に示されたワイヤハーネスのFFCの一部を拡大して示す説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態にかかるワイヤハーネスのFFCの一部を拡大して示す説明図である。
【図7】同実施形態の変形例のワイヤハーネスのFFCの一部を拡大して示す説明図である。
【図8】従来の自動車のルーフパネルに取り付けられる電子機器及びワイヤハーネスを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ワイヤハーネス
3 ルーフパネル(ボディパネル)
10 FFC(フラット回路体)
10a,10b 縁
21 導体
22a,22b 絶縁シート(被覆部)
40 第2FFC(第2フラット回路体)
40a,40b 端部
40c 縁
43 切欠部(断線部)
43a 孔(断線部)
51 第2導体
52 第2絶縁シート(第2被覆部)
Claims (5)
- 自動車の車体を構成するルーフパネルに取り付けられて、該ルーフパネルに取り付けられる電子機器と電気的に接続するワイヤハーネスにおいて、
並行な複数の導体と、絶縁性を有しかつ前記導体を覆う被覆部と、を有したフラット回路体と、
並行な複数の第2導体と、絶縁性を有しかつ前記第2導体を覆う第2被覆部と、を有した第2フラット回路体と、を備え、
前記フラット回路体の前記自動車の前席の上方でかつ長手方向が前記自動車の前後方向に沿う部分に、長手方向が前記自動車の幅方向に沿う状態で前記第2フラット回路体が重ねられ、かつこれらのフラット回路体の互いの導体が接合しているとともに、前記第2フラット回路体の両端部は、前記フラット回路体の前記部分の幅方向の両縁から突出していることを特徴とするワイヤハーネス。 - 前記第2フラット回路体の両端部には、コネクタが取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス。
- 前記第2フラット回路体は、前記複数の第2導体のうち少なくとも一つを断線させた断線部を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のワイヤハーネス。
- 前記断線部は、第2フラット回路体の幅方向の縁から内方向に向かって切り欠いた切欠部であることを特徴とする請求項3記載のワイヤハーネス。
- 前記断線部は、第2フラット回路体の一部を打ち抜いて形成された孔であることを特徴とする請求項3記載のワイヤハーネス。
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