JP3802121B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、除湿機、冷風機及びエアコン等の空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、除湿機、冷風機及びエアコン等の空気調和機に用いられている制御部は、種々の電装品を有しているため、不慮の事故等により発熱し、発火する場合がある。このため制御部を容器に収納して装置全体に延焼するのを防止することが行われている(特公平7−18572号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、制御部を収納する容器を別途用意しているので部品点数が増えると共に、組立て工数が増えて装置のコストアップの要因となっていた。
【0004】
そこで本発明は、部品点数及び組立て工数が少なく、かつ、耐火性のある制御部の容器を持つ空気調和機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために第1の本発明は、吸気口及び吹出口を有し、内部に吸気口から吹出口に至る送風路を形成したケース本体と、前記送風路に配設されたファンと、前記吸気口から吸引された空気を熱交換する熱交換器と、該熱交換器の上部を支持する支持板と、前記熱交換器で熱交換された空気を、熱交換器の上方に形成された吹出口へ導くエアーガイドとを備え、前記エアーガイドに、エアーガイドと支持板との間に密閉空間を形成するリブを形成し、前記密閉空間に電装品の配設された基板を収納したことを特徴とする。
【0007】
また、第2の発明は、吸気口及び吹出口を有し、内部に吸気口から吹出口に至る送風路を形成したケース本体と、前記送風路に配設されたファンと、前記吸気口から吸引された空気を熱交換する熱交換器と、該熱交換器の上部を支持する支持板と、前記熱交換器で熱交換された空気を、熱交換器の上方に形成された吹出口へ導くエアーガイドとを備え、前記支持板に、支持板とエアーガイドとの間に密閉空間を形成するリブを形成し、前記密閉空間に電装品の配設された基板を収納したことを特徴とする
【0008】
そして第の発明は、前記支持板及び前記エアーガイドを難燃材料又は不燃性材料で形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は、本発明にかかる空気調和機の概略構成を示し、図2はその要部の拡大図である。なお、以下の説明では、空気調和機として、除湿機を例に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、冷風機、エアコン等にも適用できることを付言する。
【0010】
除湿機は、吸気口14を有した前ケース2、当該前ケース2に対向して配設された後ケース4を有して、これらが組み合わされてケース本体を構成している。前ケース2上部には、装置の動作を指示する操作パネル11が配設され、また除湿された風が吹き出される吹出口12及び外気を吸い込む吸気口14がこの順序で下部に向かって配設されている。
【0011】
ケース本体の内部下部には、作動ガスを圧縮する圧縮機20及び除湿した水を樋19により集めて溜める除湿水タンク16が配設され、その上部にはファン21、熱交換器である凝縮器17及び蒸発器18、フィルタ15が吸気口14に向かって順次配設されてる。
【0012】
なお凝縮器17及び蒸発器18は、支持板30により支持されている。支持板30は、凸部32を有して、前ケース2の凹部13と嵌合することにより固定される。また支持板30の上面には、当該支持板30と一体に形成されて上方が開口した容器を成すリブ50(以下容器という)が設けられ、当該容器50に複数の電装品からなる制御部51が収納されている。容器50は、ファン21から送られる風を導くためのエアーガイド40により蓋されている。
図1における点線矢印は、ファン21から吹出口12にいたる送風路を示している。
【0013】
このエアーガイド40は係合手段を持ち、当該係合手段は、吹出口12側に設けられた楔状の係止部41と、容器50の図示しない左右の側板及び後側板34と嵌合する嵌合突起部43とを有している。
【0014】
さらに、エアーガイド40の後部には、鉛直に設られて支持板30と当接する規制板44が設けられ、当該規制板44には穴が設けられている。この穴にネジ22を挿通して支持板30に螺合させることにより、エアーガイド40を前ケース2側に押え込むと共に、エアーガイド40の後部が浮き上がらないように固定している。これにより制御部51が配設されている空間は、略密閉状態となる。
【0015】
なお制御部51における電装品、特にトランスは多量の熱を発するので、当該熱が支持板30やエアーガイド40に直接伝わらないように、制御部51の基板が支持板30に設けられた保持台31に載置される共に、電装品とエアーガイド40とが所定の隙間を持つように形成されている。
またエアーガイド40及び支持板30は、難燃材料の樹脂等または不燃性材料の金属等により作られている。
【0016】
上記容器50により電装品を収納する容器を組み立てる際には、まずエアーガイド40の後部を上方に持ち上げて傾けた状態で、当該エアーガイド40の係止部41を吹出口12の端部と正面側板33との間に挿入する。この時の挿入は、吸気口14の端部が係止部41の突当42に当接まで差し込まむ。この後、エアーガイド40の後部を押し下げ、規制板44の穴にネジ22を挿通させ、当該ネジ22を支持板30に螺合することにより組み立てられる。
【0017】
このように組み立てられると、係止部41が楔状になっているため、吹出口12の端部により下方に付勢される。即ち、当該係止部41は正面側板33に押しつけられて密接する。また容器50の後部を押し下げ、ネジ22で固定することにより、当該ケース50の後側板34及び左右側板の上端がエアーガイド40の嵌合突起部43の付根部に密接するようになる。
【0018】
以上により、容器50は密封される。しかも容器50は、支持板30とエアーガイド40とを利用して構成されるので、別途専用の部材を準備する必要がなく、またエアーガイド40の取り付けと同時に容器50が形成されるので組立作業が容易となり、装置のコストダウンが可能になる。
【0019】
上記構成の除湿器は、操作パネル11からの指示を受けて制御部51が各動作に適応した制御を行う。除湿動作は、圧縮機20により作動ガスが断熱圧縮されてホットガスとなり、これが凝縮器17に送られて外気と熱交換して液化冷媒となる。この液化冷媒は蒸発器18に送られて膨張することにより低温冷媒となる。このときファン21により吸気口14から吸気された外気は、フィルタ15を介して蒸発器18に送風される。当該蒸発器18で外気は熱交換して冷却され、これにより当該外気に含まれる水分が結露して乾燥外気となる。この乾燥外気の温度は低くなっているので、蒸発器18の後方に配設された凝縮器17を通ることにより温められ、エアーガイド40にガイドされて吹出口12から機外に送風される。
【0020】
なお結露した水は、蒸発器18に沿って滴下し、樋19により集められて除湿水タンク16に溜められる。
【0021】
次に、上記制御部51が何らかの原因により異常発熱した場合について説明する。ケース50は密接状態にあるので、制御部51の電装品が発火しても酸素欠乏状態となる。従って、直に鎮火してしまう。例え、電装品が焼失するまで火が消えなくとも、ケース50を構成する支持板30及びエアーガイド40が難燃材料又は不燃性材料であるため装置全体が火災を起こすことがない。
【0022】
さらに、当該容器50の蓋がエアーガイド40であるため、当該エアーガイド40を通る風によりエアーカーテンができ、制御部51の熱が直接装置に伝わることが防止される。
【0023】
なお上記説明においては、制御部51の容器50の密封は容器50の側板3334にエアーガイド40の係合手段が当接することにより達成された場合について述べたが、係合手段の構造は図1に示す構造に限られず図3に示すようなものであってもよい。
図3に示す係合機構は、嵌合突起部103の後側板123側の端部がテーパ状に面取りされ、またその付け根には傾斜面103aが設けられている。一方、後側板123及び左右側板の端部には、傾斜面103aに対面する当接面123aが設けられている。これによりエアーガイド40の後部を下方に押付けて当該エアーガイド40をネジ22により固定すると、傾斜面103aに当接面123aが当接して機密性が保たれる。
なおリブ50を支持板30に設けた場合について説明したが、エアーガイド40に設け、支持板30に嵌合突起部103を設けてもよい。
【0024】
上記説明においては、密閉空間を構成する際に、支持板に設けたリブの容器とエアーガイドの蓋により密閉空間を構成したが、本発明はこれに限定されず、エアーガイドにリブを設けて下方に開口した容器とし、支持板が蓋になるように構成しても良い。
さらに、電装品の基板は、支持板に載置する場合について述べたが、エアーガイドに取り付けても良い。
【0025】
【発明の効果】
【0026】
の発明によれば、エアーガイドにリブを形成して、支持板との間に密閉空間を形成するようにしたので、当該密閉空間を構成するために専用の部材が不要で、かつ、耐火災のある電装品を収納する容器を持つ空気調和機が安価に製造可能となった。
またエアーガイド及び支持板の取付けと同時に密閉空間が構成されるので、密閉空間を独自に設ける場合に比べ、装置の組立て工数が減り、これにより安価な空気調和機の製造が可能になった。
【0027】
の発明によれば、支持板にリブを形成して、支持板とエアーガイドとの間に密閉空間を形成するようにしたので、当該密閉空間を構成するために専用の部材が不要で、かつ、耐火災のある電装品を収納する容器を持つ空気調和機が安価に製造可能となった。
またエアーガイド及び支持板の取付けと同時に密閉空間が構成されるので、密閉空間を独自に設ける場合に比べ、装置の組立て工数が減り、これにより安価な空気調和機の製造が可能になった。
【0028】
の発明によれば、支持板及びエアーガイドを難燃材料又は不燃性材料で形成したので、耐火災容器を持つ空気調和機が安価に製造可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる空気調和機の側面構成図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】本発明にかかる制御部を収納する容器の密閉機構の他の例を示す図である。
【符号の説明】
12 吹出口
14 吸気口
17 凝縮器
18 蒸発器
20 圧縮機
21 ファン
30 支持板
32 保持台
33 前側板
34 後側板
40 エアーガイド
41 係止部
43 嵌合突起部
50 ケース

Claims (3)

  1. 吸気口及び吹出口を有し、内部に吸気口から吹出口に至る送風路を形成したケース本体と、前記送風路に配設されたファンと、前記吸気口から吸引された空気を熱交換する熱交換器と、該熱交換器の上部を支持する支持板と、前記熱交換器で熱交換された空気を、熱交換器の上方に形成された吹出口へ導くエアーガイドとを備え、前記エアーガイドに、エアーガイドと支持板との間に密閉空間を形成するリブを形成し、前記密閉空間に電装品の配設された基板を収納したことを特徴とする空気調和機。
  2. 吸気口及び吹出口を有し、内部に吸気口から吹出口に至る送風路を形成したケース本体と、前記送風路に配設されたファンと、前記吸気口から吸引された空気を熱交換する熱交換器と、該熱交換器の上部を支持する支持板と、前記熱交換器で熱交換された空気を、熱交換器の上方に形成された吹出口へ導くエアーガイドとを備え、前記支持板に、支持板とエアーガイドとの間に密閉空間を形成するリブを形成し、前記密閉空間に電装品の配設された基板を収納したことを特徴とする空気調和機。
  3. 前記支持板及び前記エアーガイドを難燃材料又は不燃性材料で形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機。
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