JP3802008B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等の内燃機関の点火プラグに高電圧を供給し、火花放電を行うための内燃機関用点火コイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、内燃機関用点火コイルは、珪素鋼板を所定の形状に打ち抜き、積層して鉄心を閉磁路を形成するべく配設し、一次コイルに流した電流によって鉄心に発生する磁束変化により、二次コイルに高圧電流を発生するものである。絶縁ケースの内部に収納された環状鉄心と、この環状鉄心と接続されて閉磁路を形成するセンター鉄心を有している。環状鉄心及びセンター鉄心は、珪素鋼板を複数積層して構成されており、全体で閉磁路を成す磁気回路を構成する。また、高圧電流を発生させるための一次コイルと二次コイルの巻き線比は、例えば、1:80〜120程度に設定されている。
【0003】
図12〜図17は、従来のこのような内燃機関用点火コイル及び鉄心の板取り状態を説明するもので、図12は従来の内燃機関用点火コイルを示す平面図、図13は従来の内燃機関用点火コイルを示す縦断面図、図14は従来の内燃機関用点火コイルにおける鉄心の打ち抜きロスを示す説明図である(例えば、特許文献1参照)。ここで、内燃機関用点火コイル1は、絶縁ケース2内に配置された鉄心−コイル組立体3を有しており、図外の絶縁樹脂を充填注入することにより固定される。
【0004】
鉄心−コイル組立体3は、環状の外環鉄心4と外環鉄心4の内部を横切るセンター鉄心5と、このセンター鉄心5の外周に挿貫された一次コイル6と、一次コイル6の外側に嵌合支持された二次コイル7とから構成されている。本実施の形態において、外環鉄心4は変形した円形(多角形)、センター鉄心5は、長方形であるので材料となる珪素鋼板から無駄なく型取りするために、図14に示す様な方法が考えられる。しかし、図14に斜線で示す様に、多くの無駄な部分が生じていた。
【0005】
また、図15に示すように外環鉄心8を鉄心要素8aを複数枚組み合わせることのよって構成した場合(例えば、特許文献2参照)、図16に示すような型取りとすることができる。鉄心要素8aは、一端の結合用の凹部8bを有し、他端に結合用の凸部8cを有している。この凹部8bと凸部8cを順次組み合わせることにより、外環鉄心8を構成することができる。以上のように構成した場合、材料となる珪素鋼板の無駄をかなり減少することができる。しかし、図16から明らかなように、斜線で示す様な、型抜きロスとなる部分が生じている。
【0006】
図17は、従来の内燃機関用点火コイルの鉄心形状の一例を示す斜視図である。本実施例において、外環鉄心9を巻回して構成したものである(例えば、特許文献3参照)。このような構成において、珪素鋼板のフープ材を所定の幅でスリットした鋼板を所定の形状に巻回するために、プレス打ち抜き代はなく、材料のロスもほぼゼロである。しかし、センター鉄心5と外環鉄心9の接合部分に磁束が流れると、外環鉄心9に渦電流が多く発生しエネルギー効率を低下させてしまう。そこで、外環鉄心9とセンター鉄心5の接合部分に溝9aを形成していた。ところが、溝9aを形成すると、有効断面積が減少しその分鉄心を大きくする必要が存在した。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−294434号公報
【特許文献2】
特開2000−294436号公報
【特許文献3】
特開2000−323338号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、以上のように構成された従来の内燃機関用点火コイルにおいて、例えば、図14に示す例では、打ち抜き代が多く発生し、材料のロスも多かった。また、図15に示す例では、図14に示す例と比較すれば打ち抜き代が減少するものの、組み合わせる部材が単純な短冊状ではなく複雑になると云う欠点が存在した。したがって、安価な内燃機関用点火コイルの提供が困難であった。更に、図17に示す例では、打ち抜き代のロスは、減少するものの有効断面積が減少して、余分に鉄心の断面積を大きくする必要があった。
【0009】
本発明は、上記実情に鑑み提案されたもので、鋼板の板取に際して材料の無駄をなくして板材の有効利用を図るとともに、レイアウトに対する自由度を高くすることのできる内燃機関用点火コイルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、筒状を成し、且つコイルを巻回保持したボビンの筒内部を通過する第一の鉄心と、前記ボビンの外周を通過し、且つ前記第一の鉄心との間に閉磁路を構成するべく前記第一の鉄心の端部に接合された第二の鉄心とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、前記第二の鉄心は、鉄心材たる細幅状の鋼板を巻回積層して長方形もしくは楕円状の積層体にするとともに、前記積層体の両端部を双方の積層面が対向するように曲げて構成し、前記対向する積層面間に前記第一の鉄心を狭持して構成したことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2に記載の発明は、前記第二の鉄心の両端部を同一方向へ曲げて構成したことを特徴とする。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、前記第一の鉄心の両端部を前記第二の鉄心の積層面と対向するよう構成したことを特徴とする。
【0013】
また、請求項4に記載の発明は、前記鉄心材たる鋼板を巻回して積層して所定の形状にした前記第二の鉄心と、前記第二の鉄心と同様の形状とする第三の鉄心を、前記第一の鉄心の両端部を結ぶ軸上に、前記第二、第三の鉄心の曲げた鋼板の積層面を配置したことを特徴とする。
【0014】
また、請求項5に記載の発明は、前記第一の鉄心を中心とし鉄心材たる鋼板を巻回し所定の形状にした前記第二、第三の鉄心の外側に複数個の第四、第五の鉄心を配置したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の内燃機関用点火コイル用の一例を示す平面図、図2は図1におけるA−A線縦断面図、図3は本発明に係る内燃機関用点火コイルの鉄心を示す斜視図、図4は図3における鉄心のB−B線断面図である。ここで、内燃機関用点火コイル10は、筒状を成し、且つコイルを巻回保持したボビン11の筒内部を通過する第一の鉄心12と、前記ボビン11の外周を通過し、且つ前記第一の鉄心12との間に閉磁路を構成するべく前記第一の鉄心12の端部に接合された第二の鉄心13とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、前記第二の鉄心13は、鉄心材たる細幅状の鋼板14を巻回積層して長方形もしくは楕円状の積層体にするとともに、前記積層体の両端部14aを双方の積層面14bが対向するように曲げて構成している。
【0016】
本実施例において、図3、4に示すように一個の第一の鉄心12に対して2個の第二の鉄心13、13を配設している。ここで、第一の鉄心12の積層積厚と第二の鉄心13の積層積厚は、互いに等しく構成されている。また、両者の接合部は、板材の積層面であるために、渦電流の発生が低く磁気効率の低下がない。また、第二の鉄心13、13を磁束が通る断面積の合計は、第一の鉄心12の断面積と等しいので、第二の鉄心で磁束が通過する磁路は、4箇所であるために図3、4から明らかなように第一の鉄心の1/4にすることができる。また、第一の鉄心12と第二の鉄心13の積層積厚を等しくすると、第二の鉄心13の鉄心材となる鋼板の幅寸法も1/4とすることができる。したがって、曲げ加工によって生じる歪み量を小さくできるとともに、歪みによる鉄心材の磁気的劣化を著しく低減することができる。また、鉄心材の曲げ加工作業を容易にして製造工程を簡略化することができる。
【0017】
本実施の形態における第二の鉄心13の製造工程を、図5〜図7に従って説明する。先ず、図5に示すように珪素鋼板からなる幅Hの細幅の鋼板14をジグ(型)に例えば長方形状に巻回して積層する。長方形(ジグ)の大きさは、鉄心を収容する絶縁ケース15よりやや大きく形成される。巻回した鋼板14の端部(巻き始め、巻き終わり)は、溶接等によりばらけないよう固定する。
【0018】
長方形の鋼板14を形成したら、次に図6に示すように前記積層した鋼板14の両端部14aを矢印方向(下方向)に折り曲げる。両端部14aは、同一方向に折り曲げられるので双方の積層面14bが対向するとともに長手方向の寸法が減少し、図7に示すように第一の鉄心12を狭持することができる。つまり、第一の鉄心12の積層面12aと第二の鉄心13の積層面14bが対向することとなり、渦電流の発生が少なく磁気効率の低下がない。
【0019】
以上のように構成した内燃機関用点火コイルにおいて、鉄心をプレスの打ち抜き工程なしに製造することができる。したがって、打ち抜き代がなく鋼板の廃材が殆ど発生しない。また、方向性珪素鋼板を使用した場合、全周をロール方向に配置できるので磁気抵抗が一定になり、部分的に鉄心断面を大きくする必要がない。このため、内燃機関用点火コイルの小型軽量化を図ることができる。
【0020】
図8は、本発明の第2の実施例を示す内燃機関用点火コイルの鉄心を示す全体斜視図、図9は、図8におけるC−C線断面図である。本実施例において、第一の鉄心12に対して複数の外環鉄心16、17、18、19が配設されている。それぞれの外環鉄心16、17、18、19は、第1の実施例と同様に珪素鋼板からなる幅Hの細幅の鋼板14をジグに長方形状に巻回して積層し、両端を折り曲げて形成されている。外環鉄心16、17は、折り曲げた両端部で重なるように配設されて居る。また、外環鉄心18、19、折り曲げた両端部で重なるように配設されて居る。更に、外環鉄心16と19及び外環鉄心17と18とは、折り曲げた両端部の積層面で接触するように配設されている。
【0021】
つまり、外環鉄心16、17、18、19の積層積厚は互いに等しく、第一の鉄心12の両端部との積層積厚も等しく構成されている。また、外環鉄心16、17、18、19のそれぞれの断面積は、第一の鉄心12の1/8とすることができる。図10は、本発明の内燃機関用点火コイル用の他の実施例を示す平面図、図11は、図10におけるD−D線断面図である。以上のように構成された内燃機関用点火コイルは、絶縁ケース15内に配置された第一の鉄心12及び外環鉄心16、17、18、19を有しており、図外の絶縁樹脂を充填注入することにより固定される。
【0022】
以上のように構成した場合、第一の鉄心12の両端部と外環鉄心16、17、18、19の積層面で接合しているために、渦電流の発生が少なく磁気効率が低下しない。また、外環鉄心16、17、18、19の磁束の通過する断面積の和は、第一の鉄心12の断面積と同等である。したがって、外環鉄心を磁束が通過する磁路は、8箇所であるために、この8箇所の断面積の合計を第一の鉄心の断面積と等しくすれば、外環鉄心の磁路一箇所当たりの断面積を第一の鉄心12の断面積の1/8とすることができる。このため、レイアウトに対する自由度が高く、スペースの有効利用を図ることができる。
【0023】
なお、以上の実施例では、一つのセンター鉄心に対して2個及び4個の外環鉄心を配設する例について説明したが、これに限ることなく一つのセンター鉄心に対して任意の数の外環鉄心を配設することができる。設置する外環鉄心の数に応じて、外環鉄心の断面積を小さくすることができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明は上記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
【0025】
請求項1に記載の発明では、筒状を成し、且つコイルを巻回保持したボビンの筒内部を通過する第一の鉄心と、前記ボビンの外周を通過し、且つ前記第一の鉄心との間に閉磁路を構成するべく前記第一の鉄心の端部に接合された第二の鉄心とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、前記第二の鉄心は、鉄心材たる細幅状の鋼板を巻回積層して長方形もしくは楕円状の積層体にするとともに、前記積層体の両端部を双方の積層面が対向するように曲げて構成し、前記対向する積層面間に前記第一の鉄心を狭持して構成したので、打ち抜き代がなく材料の鋼板を殆ど無駄にすることがない。したがって、鋼板の有効利用を図ることができる。また、方向性珪素鋼板を使用した場合には、全周をロール方向に配置できるために、磁気抵抗が一定となり、部分的に鉄心断面を大きくする必要がなくなる。このため、内燃機関用点火コイルの小型軽量化が可能となる。
【0026】
また、請求項2に記載の発明では、前記第二の鉄心の両端部を同一方向へ曲げて構成したので、鉄心端部の曲げ加工が容易となる。また、曲げ加工時の発生歪みが小さいので、鉄心材の磁気的劣化を防止することができる。
【0027】
また、請求項3に記載の発明では、前記第一の鉄心の両端部は、前記第二の鉄心の積層面と対向するよう構成したので、対向配置された積層面の間に第一の鉄心を狭持することができ、渦電流の発生が少なく磁気効率が低下が少ない。
【0028】
また、請求項4に記載の発明では、前記鉄心材たる鋼板を巻回して積層して所定の形状にした前記第二の鉄心と、前記第二の鉄心と同様の形状とする第三の鉄心を、前記第一の鉄心の両端部を結ぶ軸上に、前記第二、第三の鉄心の曲げた鋼板の積層面を配置したので、第一、第二、第三の鉄心の積層積厚が互いに等しく、渦電流が少なく磁気効率が低下しない。また、第二、第三の鉄心で磁束が通過する断面積の合計は、第一の鉄心の断面積と同程度必要であるが、第二、第三の鉄心で磁束が通過する磁路が4箇所あるので、第二、第三の鉄心の磁路の一箇所あたりの断面積を第一の鉄心に比べて1/4にすることができる。また、第二、第三の鉄心の鋼板の幅寸法も第一の鉄心に比べ1/4となり、鋼板の端部を曲げる際のひずみを小さくすることができ、ひずみによる鉄心材の磁気的性質の劣化を低減することができる。更に、第二、第三の鉄心の幅寸法を小さくすることにより、鉄心端部の曲げ加工を容易にできる。
【0029】
また、請求項5に記載の発明では、前記第一の鉄心を中心とし鉄心材たる鋼板を巻回し所定の形状にした前記第二、第三の鉄心の外側に複数個の第四、第五の鉄心を配置したので、第一の鉄心の両端部と第二、第三、第四、第五の鉄心断面は板厚を積層した積層面であるために、渦電流の発生が少なく磁気効率が低下しない。また、それぞれの鉄心は、第一の鉄心の積層積厚の半分にすることができるので、積層して形成した鉄心の端部を容易に曲げることができる。更に、第二、第三、第四、第五の鉄心それぞれに磁束が通過する断面積の総和は、第一の鉄心のそれと同程度の断面積が必要であるが、第二、第三、第四、第五の鉄心で磁束が通過する磁路は、8箇所あるためにこの8箇所の断面積を等しくすれば、第二、第三、第四、第五の鉄心の磁路一箇所あたりの断面積を第一の鉄心に比べて1/8とすることができる。したがって、レイアウトに対する自由度が高く、スペースの有効利用が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の内燃機関用点火コイル用の一例を示す平面図である。
【図2】 図2は、図1におけるA−A線縦断面図である。
【図3】 図3は、本発明に係る内燃機関用点火コイルの鉄心を示す斜視図である。
【図4】 図4は、図3における鉄心のB−B線断面図である。
【図5】 図5は、本発明の内燃機関用点火コイルに使用する鉄心を構成する鉄心素子の組み立て工程を示す斜視図である。
【図6】 図6は、同鉄心素子の組み立て工程を示す斜視図である。
【図7】 図7は、同鉄心素子の組み立て工程を示す斜視図である。
【図8】 図8は、本発明の第2の実施例を示す内燃機関用点火コイルの鉄心を示す全体斜視図である。
【図9】 図9は、図8におけるC−C線断面図である。
【図10】 図10は、本発明の内燃機関用点火コイル用の他の実施例を示す平面図である。
【図11】 図11は、図10におけるD−D線断面図である。
【図12】 図12は、従来の内燃機関用点火コイルを示す平面図である。
【図13】 図13は、従来の内燃機関用点火コイルを示す縦断面図である。
【図14】 図14は、従来の内燃機関用点火コイルにおける鉄心の打ち抜きロスを示す説明図である。
【図15】 図15は、従来の内燃機関用点火コイルの別の実施例を示す平面図である。
【図16】 図16は、従来の内燃機関用点火コイルの打ち抜き代を示す説明図である。
【図17】 図17は、従来の内燃機関用点火コイルの鉄心形状の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 内燃機関用点火コイル
11 ボビン
12 第一の鉄心
12a 積層面
13 第二の鉄心
14 鋼板
14a 両端部
14b 積層面
15 絶縁ケース
16〜19 外環鉄心

Claims (5)

  1. 筒状を成し、且つコイルを巻回保持したボビンの筒内部を通過する第一の鉄心と、前記ボビンの外周を通過し、且つ前記第一の鉄心との間に閉磁路を構成するべく前記第一の鉄心の端部に接合された第二の鉄心とを備えた内燃機関用点火コイルにおいて、
    前記第二の鉄心は、鉄心材たる細幅状の鋼板を巻回積層して長方形もしくは楕円状の積層体にするとともに、
    前記積層体の両端部を双方の積層面が対向するように曲げて構成し、前記対向する積層面間に前記第一の鉄心を狭持して構成したことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
  2. 前記第二の鉄心の両端部は、同一方向へ曲げて構成したことを特徴とする請求項1に記載した内燃機関用点火コイル。
  3. 前記第一の鉄心の両端部は、前記第二の鉄心の積層面と対向するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載した内燃機関用点火コイル。
  4. 前記鉄心材たる鋼板を巻回して積層して所定の形状にした前記第二の鉄心と、前記第二の鉄心と同様の形状とする第三の鉄心を、前記第一の鉄心の両端部を結ぶ軸上に、前記第二、第三の鉄心の曲げた鋼板の積層面を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の内燃機関用点火コイル。
  5. 前記第一の鉄心を中心とし鉄心材たる鋼板を巻回し所定の形状にした前記第二、第三の鉄心の外側に複数個の第四、第五の鉄心を配置したことを特微とする請求項4に記載した内燃機関用点火コイル。
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