JP3801818B2 - 香味発現チューインガム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、口内での香味発現が極めて速やかであり、且つ、呈味と食感に優れた香味発現チューインガムに関し、更に詳しくは、チューインガム表面に粉末香料が強固に付着されてなる香味発現チューインガムに関するものである。
【0002】
【従来技術】
一般に、チューインガムの香味発現は、ガムベース、糖質、香料のバランスによって決まると言われている。そこで、チューインガムの香味発現を早めるために、香料(香味成分)と賦形剤(主にデキストリンや天然ガム質)とを噴霧乾燥法により乾燥粉末化したものをチューインガム表面に塗布することが知られている。
【0003】
また、この方法を応用したものとしては、例えば、特開平6−153804号公報に記載のチューインガムがある。
このチューインガムは、チューインガム表面にエタノールを含有する賦香剤粉末又は賦香剤粉末と粉末エタノールとの混合物を取粉として塗布し、圧延工程を経て、冷却、エージングされるチューインガムである。しかしながら、このチューインガムでは、最終製品において、チューインガム表面に取粉中の香味成分が付着していない部分が生じ、チューインガムの咀嚼時において、香味発現が人それぞれによってチューインガム咀嚼部で異なるものであり、香味発現について改良の余地があった。
また、このチューインガムは、バインダーとして使用されるエタノールがチューインガム表面に残存することで、香味物質そのものの香味に影響を与え、香味物質の種類によっては、異質な香味やエグ味等の嫌味があり、呈味性にも問題があった。
また、このチューインガムは、取粉を直接チューインガム表面に付着させるので、工程中や喫食時に取粉がとれやすく、チューインガム咀嚼時に香味発現のばらつきの問題点や商品価値を損ねているものであった。
【0004】
そこで、従来、チューインガム表面に粉末香料を均一に被覆する手法として、チューインガム表面を粉末香料含有の糖衣で被覆することが知られている。
しかしながら、このチューインガムは表面の糖衣が厚く硬化しているため、咀嚼してから、粉末香料の香味を感じるまで時間がかかり、香味発現について改良の余地があった。また、糖衣が厚く硬化しているため、芯材となるチューインガム本来の食感と異なる食感を与え、違和感を生じさせる問題点もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、チューインガム表面に粉末香料が強固に付着することによって口内での香味発現が極めて速やかであり、且つ、呈味と食感に優れた香味発現チューインガムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、チューインガム表面に粉末香料が付着されてなるチューインガムであって、該粉末香料がプルラン皮膜上に付着されてなることを特徴とする香味発現チューインガムによって達成される。
【0007】
すなわち、本発明者らは、粉末香料の香味発現性を最大限に発揮しつつ、チューインガム本来の呈味、食感を保持する方法について検討を行った。そして、粉末香料をチューインガム表面に接着させれば良いのではないかと考え、接着素材を検討した結果、プルラン皮膜をチューインガム表面に被覆した後、粉末香料を被覆すると、粉末香料が均一かつ強固にチューインガム表面に付着し、チューインガムの咀嚼時において、香味発現が極めて速やかで、且つ、呈味と食感に優れたチューインガムを得ることができることを見出し、本発明に到達した。
【0008】
次に本発明を詳しく説明する。
本発明に使用する粉末香料は、香味成分を主体とし、副原料として賦形剤等が含有されているものである。
具体的に、主原料である天然あるいは合成香料等の香味成分としては、例えば、オレンジオイル、レモンオイル、グレープフルーツオイル、ライムオイル等の柑橘精油類やセージ、ローズマリー、ハッカ、シソ、バジル、ショウガ、わさび等のスパイスオイル又はこれらを溶媒抽出して得られるオレオレジン類やコーヒーオイル、ローストナッツオイル類、ゴマオイル等の芳香性植物油やメントール、バニリン、マルトール、リナロール、ゲラニオール、シトラール、リモネン等の天然又は合成香料化合物等が挙げられ、これらの中から適宜選択し単独もしくは複数組み合わせて用いれば良い。この中でも特にチューインガム咀嚼時に清涼感を得られる点で、メントールは好適に用いられる。
【0009】
また、賦形剤としては、澱粉、デキストリン、アラビアガム、ゼラチン、カゼイン、カルボキシメチルセルロース等の乾燥粉末化された形態において水に対して比較的難溶性の賦形剤を挙げることができる。この中でも特に香味成分との乳化安定性の点でアラビアガムは好適に用いられる。
【0010】
また、本発明における粉末香料には、上記粉末香料及び賦形剤以外の粉末原料を含有しても良い。該粉末原料としては、砂糖、ブドウ糖、乳糖、麦芽糖、果糖等の通常菓子に用いられる粉末糖質甘味料やアスパルテーム、ステビア、ソーマチン等の粉末高甘味度甘味料やマルチトール、ソルビトール、エリスリトール、マンニトール、ラクチトール、キシリトール、還元パラチノース等の糖アルコールやその他に有機酸、アミノ酸、蛋白質、脂質等が挙げられ、これらの中から適宜選択し単独もしくは複数組み合わせて用いれば良い。この中でも特にチューインガムの表面の乾燥性の点で砂糖は好適に用いられる。
【0011】
次に、上記粉末香料の調製方法としては、例えば、香味成分、賦形剤、及び必要に応じてその他の粉末原料を混合、乳化させる。次いで、この乳化液をスプレードライ(噴霧乾燥法)により、粉末乾燥化させることで、粉末香料を得ることができる。
【0012】
上記粉末香料のチューインガムへの配合量は、チューインガムの物性を好適に得る点で、粉末香料を付着させる前のチューインガム全体重量中、好ましくは0.05〜5重量%(以下「%」と記す)、更に好ましくは1〜2%配合することが望ましい。すなわち、粉末香料が0.05%未満であると、チューインガム表面に粉末香料の付着が均一に行われず、チューインガム咀嚼時に均一な香味発現が得られない傾向にある。逆に、粉末香料が5%を超えるとチューインガムの表面に粉末香料の厚い層が形成され、チューインガムの本来もつ物性とは異なる食感を与える傾向にある。
【0013】
また、粉末香料の粒度は、好ましくは60メッシュパスよりも細かい粒度のものが、チューインガムの食感に影響しにくい点で好適である。
【0014】
次に、プルランとは、マルトトリオース(グルコース3分子がα−1,4結合)が規則正しく、α−1,6結合した天然の中性多糖類であり、グルコースを含む糖類を培地とし、プルラリヤプルランスと称する徴よう酵母で培養することにより得られた通常平均分子量が高々350,000、好ましくは80,000〜30,000を有する微生物多糖類の一種をいい、又その物性は無味・無臭の非結晶性不定形白色粉末で、水、ジメチルホルムアルデヒド等にゲル化されることなく、容易に溶解されて粘稠な安定溶液になるが、曳糸性の弱いもので、非吸湿性物質である。
【0015】
プルランをチューインガムに被覆する方法として、プルラン水溶液を調製し、チューインガム表面に噴霧及び塗布する方法等が挙げられる。
【0016】
上記の方法で被覆されたチューインガムにおいて、チューインガム表面上に被覆されたプルラン皮膜の膜厚が 0.01 〜100μmであると、咀嚼時にチューインガム本来の食感が維持される点で好ましい。すなわち、プルランの膜厚がこの範囲よりも小さくなると、粉末香料が付着し難い傾向にあり、逆に、プルランの膜厚がこの範囲よりも大きくなると、粉末香料を被覆した際に、チューインガム表面に厚い層の存在が感じられ、チューインガム咀嚼時に違和感を感じる傾向にある。
【0017】
また、チューインガム表面上に被覆されたプルラン皮膜の膜厚が10μm以上であると、チューインガムから外部への気体の通過性を下げて、チューインガム中の香気成分の飛散を抑える点で好適である。
【0018】
次に、本発明の香味発現チューインガムは、例えば、次のようにして調製される。
まず、本発明に用いるチューインガムは、通常に用いられるものでよく、例えば、ガムベースと副原料とからなるものである。ガムベースは、例えば、弾性体、ワックス、無機質等が適宜選択して使用される。弾性体としては、例えば天然ゴム、ポリイソブチレン、酢酸ビニル樹脂、合成ゴム、合成弾性体及び天然弾性体等が挙げられ、ワックスとしては、ライスワックス、カルナバワックス、及びマイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。これらは単独でも複数組み合わせてもよい。
また、ガムベースは、酢酸ビニル樹脂を主体とする風船ガムタイプ、天然チクルを主体とするレギュラーガムタイプ等適宜設計して用いれば良い。
【0019】
副原料として、糖類、色素、乳化剤、安定剤、酸味料、軟化剤、香料等を適宜組み合わせて用いればよい。
【0020】
上記成分を用いて、常法によりチューインガムを調製すればよく、例えば、上記ガムベースと副原料等を合わせて混練し、成型することによってチューインガムが得られる。
【0021】
次に、最終配合量が上述したような配合量となるように、所定の濃度のプルラン水溶液を調製し、チューインガムの表面に噴霧し、プルラン皮膜を形成した後、香味成分、賦形剤、及び、必要に応じ、その他の粉末原料とを混合した粉末香料をプルラン皮膜に数回散布し、香味発現チューインガムを得る。
【0022】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づき具体的に説明する。
【0023】
<実施例1>
《香味発現チューインガムの調製》
ジャケットを50℃程度に保温したチューインガム用ニーダーに表1に示す組成で、まず、ガムベース、粉糖、水飴を入れて混合しながら、次に色素、香料を添加して計12分間混合し、直径15mmの略球形のチューインガムを調製した。次に、最終製品組成が表1に示す組成のプルラン膜厚になるように、プルラン溶液の濃度および量を定め、スプレー圧2Kg/cm2、噴霧時間0.5秒の5秒間隔で20回噴霧し、プルラン皮膜を形成した。次に、表1に示す組成の粉末香料(メントールパウダー)を散布し、所定量を付着させ、香味発現チューインガムを得た。
【0024】
<実施例2〜8>
表1に示す組成で実施例1と同様に香味発現チューインガムを調製した。
【0025】
<比較例1>
表2に示す組成で実施例1と同様にチューインガムを調製した。ただし、プルランを使用せずに、通常チューインガム表面に粉末香料を直接散布した。
【0026】
<比較例2>
表2に示す組成で実施例1と同様にチューインガムを調製した。ただし、プルランを使用せずに、更に、粉末香料の賦形剤としてエタノールを使用し、チューインガム成型品の表面に粉末香料を直接散布した。
【0027】
<比較例3>
表2に示す組成でチューインガム成型品の表面を粉末香料含有の糖衣で被覆した。
【0028】
実施例1〜8及び比較例1〜3で得られたチューインガムについて、専門パネラー20名によって、香味発現、呈味、食感を評価した。その結果を表1、表2に示す。
【0029】
【表1】
Figure 0003801818
【0030】
【表2】
Figure 0003801818
【0031】
表1の結果から明らかなように、実施例1〜7のチューインガムはチューインガム表面に無味無臭であり、接着効果のあるプルラン皮膜を極めて薄く形成することによって、粉末香料の付着性が良く、香味発現性が極めて速やかであり、且つ、呈味と食感に優れたミント味のチューインガムが得られた。また、実施例8のチューインガムは香味発現性は速やかであるものの、プルラン皮膜が厚いためパリパリとした硬い食感で歯入りが悪かった。これに対し、比較例1のチューインガムは粉末香料をチューインガム全体重量中2%配合しようとしたが、プルランを使用しなかったので実際には0.1%しかチューインガムに付着せず、香味発現を損ねるものであった。また、比較例2のチューインガムは粉末香料の賦形剤としてエタノールを使用したため、呈味がアルコール臭をきたし好ましくなく、また、比較例1より粉末香料は付着しているもののチューインガム表面に粉末香料の付着にばらつきが見られ、香味発現も好ましいものではなかった。比較例3のチューインガムは表面を粉末香料含有の糖衣で被覆したため、香味発現性が遅く、また、チューインガム本来の食感と異なる食感を与え、違和感を生じるものであった。
【0032】
【発明の効果】
以上のように、本発明の香味発現チューインガムはチューインガム表面上に無味無臭であり、接着効果のあるプルランを被覆した後、粉末香料を付着することによって、粉末香料そのものの香味に影響を与えない効果を奏する。更に、プルランを被覆した後、粉末香料を均一に被覆することによって香味発現が人それぞれによってのチューインガム咀嚼部で異なることを防ぎ、目的とする口内での極めて速やかな香味発現を実現した。更に、プルラン皮膜層が薄く、本来チューインガムのもつ食感と異なる食感を与えない香味発現チューインガムが得られた。

Claims (1)

  1. チューインガム表面に粉末香料が付着されてなるチューインガムであって、該粉末香料がプルラン皮膜上に付着されてなることを特徴とする香味発現チューインガム。
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