JP3801811B2 - 携帯テレビ電話端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスプレイとカメラとを備え、画像データおよび音声データを送受信することによりテレビ電話通信を行うことのできる携帯テレビ電話端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラとディスプレイとを備えて、音声データと、カメラで撮像した画像データとを相手方端末に送信するとともに、相手方端末から送られてきた音声データおよび画像データを受信して、音声をスピーカから出力するとともに画像をディスプレイに表示することにより、いわゆるテレビ電話通信を行うことのできるテレビ電話端末がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような端末を携帯型とする場合には、以下のような問題が生じる。
従来より、音声データのみを送受信するいわゆる携帯電話あるいはPHS電話等においても、基地局の混雑(トラフィック)、使用者の移動に伴う基地局の切替時に生じるハンドオーバー、基地局との間での電波状況が良好でない場合に生じる弱電界等、種々の原因により相手方端末との間におけるデータ伝送に支障が生じる場合があった。
【0004】
このような場合、従来の音声データのみを送受信する携帯電話端末であれば音声が途切れるのみであったが、上記したような携帯テレビ電話端末においてテレビ電話通信を行う場合には、上記したような原因により画像データの伝送が上手く行えなかったときに、ディスプレイに表示される画像が不完全なものとなってしまったりするという問題がある。
【0005】
これに対して、画像データの伝送にエラーが生じた場合に、データを訂正することのできるデータ伝送方法として、FEC方式やARQ方式等(詳しくは後述する)と称されるものがあった。
しかしながら、このような方式でデータの訂正を行うとしても、携帯テレビ電話端末においては、定められた時間毎に画像が順次送信されてくるため、画像の切替時までに、次に表示すべき画像のデータ訂正が行えなければ、次の画像をディスプレイに表示することができなくなってしまい、使用者にとっては、ディスプレイに表示される画像が不自然に感じられるという問題がある。
【0006】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、画像データの伝送が良好に行えない場合でも、ディスプレイに画像を表示して違和感なく使用することのできる携帯テレビ電話端末を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、相手方端末との間で画像データおよび音声データを送受信するデータ送受信手段を有した携帯テレビ電話端末であって、前記相手方端末から伝送された画像データを復号することによって得られる画像を少なくとも表示するディスプレイと、該ディスプレイに表示する画像を制御する制御部とを備え、前記相手方端末からは、複数枚分の画像データが、一枚分ずつ順次伝送される構成とされて、前記制御部では、表示すべき画像の画像データを全て受信したことを確認した後に、該画像データを復号して得られる画像を前記ディスプレイに表示させるとともに、次に表示する画像の画像データを全て受信したことを確認するまでは、そのときに前記ディスプレイに表示されている画像を表示させ続け、前記次に表示する画像の画像データに誤りがあった場合には、該画像データを訂正手段により訂正し、予め定めた所定時間内に前記次に表示すべき画像の画像データが全て揃わない場合は、当該画像の画像データを捨て、更に次の画像の画像データの復号を開始させることを特徴とする。
【0008】
このように、すべての画像データが揃ってから画像をディスプレイに表示するようにしたので、ディスプレイには完全な画像を表示することができる。したがって、ディスプレイに表示される画像が途切れることはない。
また、長い間画面が切り替わらなくなることを防ぐことができる。
【0009】
請求項2に係る発明は、前記画像の画像データを全て受信したことを確認する手段として、前記画像データのフレーム末尾に収められている末尾信号を検出することを特徴としている。
【0014】
請求項3に係る発明は、前記相手方端末から順次伝送される複数枚分の画像が、前記相手方端末側に備えられた撮像手段により、定められた間隔毎に撮像された画像であることを特徴としている。
【0015】
相手方端末で所定間隔毎に撮像された画像が順次伝送されてくるので、ディスプレイには静止画が所定時間毎に順次表示される。
【0018】
請求項4に係る発明は、前記相手方端末から画像データと文字データとが伝送されたときには、ARQ方式によりデータ訂正がなされることを特徴としている。
【0019】
画像データと文字データとが伝送されたとき、つまり画像付きメール等の場合に、ARQ方式で必要に応じて画像データを訂正することにより、データの欠けがなく、確実に画像と文字列とを表示することができる。
【0020】
請求項5に係る発明は、前記相手方端末から伝送される音声データを、FEC方式で訂正する構成となっていることを特徴としている。
【0021】
音声データを送受信する場合のフレームの単位は例えば30ms程度なので、これにより音声データの伝送を高速で行い、音声の途切れ等を防止することができる。
【0022】
請求項6に係る発明は、一枚目の画像が前記ディスプレイに表示された後に、順次伝送される他の画像の画像データが、直前の画像の画像データに対する差分データであることを特徴としている。
【0023】
このように、いわゆるフレーム差分方式においても上記構成を適用することが可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る携帯テレビ電話端末の実施の形態の一例を、図1ないし図7を参照して説明する。
図1ないし図3に示すものは、例えばPHS回線を介して、通常の音声情報による電話通信だけでなく、画像情報をやりとりすることによって、いわゆるテレビ電話通信を行うことのできる携帯テレビ電話端末10である。ここで、図1は、前記携帯テレビ電話端末10の外観を説明する正図面であり、図2及び図3は、前記携帯テレビ電話端末10の外観を説明するそれぞれ側面図である。
【0025】
図1から図3に示すように、携帯テレビ電話端末10には、その筐体10aの前面に、液晶板からなるディスプレイ11が設けられている。このディスプレイ11には、電話番号、電界ピクトなど携帯電話端末における通信機能情報及び画像情報の両方あるいはいずれか一方が表示されるようになっている。
【0026】
筐体10aには、その正面側の上部に、カメラ12が設けられており、このカメラ12によって画像が撮影されるようになっている。また、ディスプレイ11の下方側には操作用の複数のキー13が設けられており、これらキー13を押下することにより、各種の操作を行うことができるようになっている。また、操作用のキー13は、筐体10aの一側部にも設けられている。
【0027】
筐体10aには、その上部のカメラ12の側部に受話スピーカ15が設けられ、下方にマイク16が設けられており、マイク16によって音声入力が行われ、受話スピーカ15から相手方の音声、着信音、アラーム等が発せられるようになっている。また、筐体10aの上端には、伸縮可能なアンテナ17が設けられており、内蔵された図示しないデータ送受信手段が、アンテナ17を介して画像データ及び音声データの通信を行うようになっている。
さらに、筐体10aの他側部には、コンセント等のAC電源にアダプタを介して接続される外部電源接続部18及びイヤホン等が接続される外部音声出力部19が設けられている。
【0028】
また、筐体10aには、その裏面側に、バッテリーが収納された収納部に着脱される電池蓋14が設けられており、この電池蓋14には、所定角度の範囲内にて回動可能に連結されたスタンド14aが設けられている。そして、このスタンド14aを回動させて角度を広げることにより、筐体10aが設置面に対して傾斜した状態に支持されるようになっている。
【0029】
図4に示すものは、上記携帯テレビ電話端末10の制御部Aの回路構成を示すブロック図である。
この図4において、画像コーデック(CODEC)20はカメラ12から入力された画像データを、例えば離散コサイン変換(DCT)やウェーブレット変換のような変換手法を用いて圧縮し、ハフマン符号化や算術符号化のように符号化手段を用いて画像符号の形に符号化する。また、この画像コーデック20に送られてきた画像符号を復号し、これをディスプレイ11に表示させる。本実施の形態においては、画像データは例えばJPEGフォーマットとする。
【0030】
また、音声コーデック21,22には、画像通信用のものと音声通信用のものとが備えられているが、その機能は同様であり、マイク16から入力された音声信号を音声符号化手法を使って所定の音声データの形に符号化し、また、送られてきた音声データを所定の復号手法によって音声信号に復号し、これを受話スピーカ15に渡して再生するようになっている。
【0031】
多重化/分離手段23は、受信データから画像データと音声データとを分離し、これを画像コーデック20、音声コーデック21に受け渡すとともに、画像コーデック20および音声コーデック21側から受け取った画像データおよび音声データを多重化してこれを時分割多重回路24(いわゆるTDMA)に伝送するものである。
【0032】
画像通信用誤り訂正手段25、音声通信用誤り訂正手段26は、FEC(Forward Error Correction)方式、ARQ(Automatic Repeat Request)方式等、所定のデータ訂正手段によって、受信した画像データあるいは音声データを訂正するものである。
【0033】
図5(a)に示すように、FEC方式は、データの伝送時に予め訂正コードを添付して送り、送信されてきたデータに誤りがある場合には、訂正コードを利用してデータを訂正するものである。このように、FEC方式は訂正コードが予め含まれているため、画像データの訂正が早いという利点がある。
【0034】
図5(b)に示すように、ARQ方式とはデータに誤りがあったことを相手方に通知し、データの送り直しを要求する方式である。ARQ方式においては、データに誤りがある限りデータ再送要求を出すため、データの誤りがなく正確にデータ伝送を行うことができるという利点を有する。
【0035】
時分割多重回路24は、受信したデータを当該携帯テレビ電話端末10に対する所定のデータ信号に変換するとともに、送信するべきデータ信号を所定の伝送フォーマットに変換するものである。
【0036】
CPU27は、携帯テレビ電話端末10の各部を制御するとともに、ディスプレイ11に例えば電話番号や日時を表示させる働きを有する。また、メモリー部28は様々なデータを記憶するものである。さらに、無線部29及びアンテナ17は、実際に画像データおよび音声データを含んだデータフレームを送受信するものである。
【0037】
また、図中符号Sで示すものは、受信データが、画像データおよび音声データを備えたものか、または音声データのみであるかにより、回路の切替を行う切替部である。
【0038】
このような構成の携帯テレビ電話端末10において、音声データのみの送受信、つまり通常の電話通信を行う場合には、受信した音声データを音声コーデック22で復号化し、受話スピーカ15から出力するとともに、マイク16で入力された使用者の音声データを音声コーデック22で符号化し、これを送信することにより、音声での電話通信が行えるようになっている。
【0039】
このとき、送られてきた音声データが、例えばトラフィック、ハンドオーバー、弱電界等の原因により、誤りがあった場合には、音声通信用誤り訂正手段26において、FEC方式でデータの訂正が行われる。このとき、一般に音声データは例えば30ms等の長さを有したフレームで伝送されているが、FEC方式でデータの訂正を速く行うことにより、音声の途切れを最小限にすることができるようになっている。
【0040】
また、この携帯テレビ電話端末10において、画像データおよび音声データとを送受信して、いわゆるテレビ通信を行う場合には、多重化/分離手段23において画像データと音声データとが分離され、画像コーデック20で画像データが復号されて、送られてきた画像がディスプレイ11に表示される。また、カメラ12で撮像した使用者側の画像は、画像コーデック20で画像データ化され、これが多重化/分離手段23を介して相手方端末に送信されるようになっている。
【0041】
また、受信した音声データは、音声コーデック21が前記音声通信用の音声コーデック22と同様の機能を果たし、マイク16から入力された音声データを符号化して相手方端末に送信するとともに、受信した音声データを復号化して受話スピーカ15から音声を出力するようになっている。
【0042】
このとき、当該携帯テレビ電話端末10においては、基本的には、画像データを例えば一秒間に2コマ程度表示するようになっている。これは、相手方端末のカメラ(撮像手段)で例えば0.5秒間隔毎に撮像を行い、撮像した画像の画像データを当該携帯テレビ電話端末10に伝送する。
すると、当該携帯テレビ電話端末10においては、例えば1枚目の画像データを受け取り、これをディスプレイ11で表示を行った後、0.5秒後に次の画像に切り替わるようになっている。
【0043】
ところで、携帯テレビ電話端末10においては、上記したように基本的には0.5秒間隔で順次送られてくる画像データに、トラフィック、ハンドオーバー、弱電界等の原因により誤りがある場合には、画像通信用誤り訂正手段25において、ARQ方式(略語)やFEC方式等によりデータを訂正し、ディスプレイ11に表示するようになっている。
【0044】
さらに、携帯テレビ電話端末10では、次に表示すべき画像の画像データが全て揃ったことを確認するまでは、その画像をディスプレイ11に表示せず、前の画像(その時点で表示されている画像)を表示し続けるようになっている。
【0045】
図6に示すように、送られてくる画像データのフレームFは、先頭から順に、イメージの先頭マーカーとなるSOI(Start of Image)信号、必要に応じて挿入されるテーブル等、画像データ、イメージの終了マーカーとなるEOI(End of Image;)信号(末尾信号)が配列されることで構成されている。
【0046】
全ての画像データが揃ったことを確認するには、前記フレームF中、例えばEOI信号を受け取ったことにより行う。このEOI信号は、図7に示すように、フレーム中に収められた画像データを順次復号化し、すべての画像データの復号化が完了した時点で得られるものである。
【0047】
さらに、予め定めた所定の時間内に、次に表示すべき画像の画像データが全て揃わない場合、あるいはARQ方式を用いているときにデータの再送要求が予め設定された所定回数に達した場合には、その画像の画像データを破棄し、さらに次の画像の画像データの復号処理を行うようにする。つまりこの場合、ディスプレイ11に表示される画像は、画像データの伝送が終了しなかった画像についてはスキップし、その次の画像が表示されることになる。
これにより、長い間、画面が切り替わらなくなることを防ぐことができる。
【0048】
なお、次の画像が表示されるまでの間ディスプレイ11には同じ画像が表示され続けることになるが、このとき、表示されている画像を所定時間毎に一旦消し、再び表示するようにしてもよい。これにより、使用者にとっては、ディスプレイ11に表示される画像が所定時間毎に切替られているかのように思えるという効果もある。
【0049】
画像通信用誤り訂正手段25においては、FEC方式、ARQ方式のいずれかを様々な要求条件に応じて適宜設定すればよい。例えば画像データと文字データとをやりとりする、いわゆる画像付きメール通信を行う場合には、メール文を正確に表示する必要があるため、ARQ方式が適している。
【0050】
以上のように、携帯テレビ電話端末10においては、表示すべき画像の画像データが全て揃った時点で画像をディスプレイ11に表示させるようにし、それまでは前の画像を表示させ続けるようにしたので、ディスプレイ11に画像が完全に表示されなかったり、画像が消えてしまう等といった状態にはならず、使用者にとっては違和感のない使用感を得ることができる。
【0051】
なお、上記実施の形態において、表示すべき画像の画像データが全て揃ったことを確認する手段として、データのフレームF中のEOI信号を検出する構成としたが、他の手段を採用するようにしても良い。
【0052】
また、伝送する画像データについては上記実施の形態ではJPEGフォーマットを用いる構成としたが、これ以外の画像フォーマットであってもよい。
さらに、送信するためのデータのフレームF等についても上記実施の形態で示したものに限るものではなく、他のフォーマットのものであってもよい。
【0053】
加えて、データの訂正を行うための手段としてFEC方式とARQ方式を例に挙げたが、ケースバイケースでいずれかを選択すれば良く、また他に有効な方式があればそれを採用することが可能である。
また、通信容量が大きい場合には、片チャンネルにおいて音声データをFEC方式を利用しながら伝送し、ファイルや文字データ、画像データ等の伝送を、ARQ方式を利用して残りの片チャンネルで行うような構成とすることも可能である。
【0054】
また、上記実施の形態において、携帯テレビ電話端末10で使用する電話回線としてPHS回線を用いる例を挙げたが、これのみに限定する意図はなく、PHS回線以外の、その地域に設定されている他の種々の規格による携帯電話回線等を用いるようにしても良い。
【0055】
また、上記実施の形態では、相手方端末において所定時間毎に撮像された画像、つまり静止画を順次送る構成としたが、これに限るものではなく、前の画像との差分データのみを伝送していくフレーム差分方式においても、上記と同様の構成を適用することが可能である。
【0056】
さらに、対象となる携帯テレビ電話端末10はディスプレイ11とカメラ12とを備えているのであれば、例えばカメラ12が着脱自在なアダプター等であってもよい。
その他、ディスプレイ11等、携帯テレビ電話端末10の各部の構造や位置、構成等については如何なるものであってもよい。
【0057】
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものとしても良いのは言うまでもない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る携帯テレビ電話端末によれば、表示すべき画像の全ての画像データが揃ってから、ディスプレイに画像を表示するようにしたので、ディスプレイに表示される画像は途切れることがなく、これによっても使用者にとって違和感が生じないという効果が得られる。また、長い間画面が切り替わらなくなることを防ぐことができる。
【0059】
請求項2に係る携帯テレビ電話端末によれば、画像データを全て揃ったことを確認する手段として、画像データのフレーム末尾に収められている末尾信号を検出するようにした。これにより、ディスプレイには完全な画像を表示することができ、ディスプレイに画像が完全に表示されなかったり、画像が消えてしまう等といった状態にはならず、使用者にとっては違和感のない使用感を得ることができる。
【0062】
請求項3に係る携帯テレビ電話端末によれば、画像データが揃わない場合に、ARQ方式またはFEC方式により画像データを訂正させて表示させることができる。
【0063】
請求項4に係る携帯テレビ電話端末によれば、画像データと文字データとが伝送されたとき、つまり画像付きメール等の場合に、ARQ方式で必要に応じて画像データを訂正することにより、データの欠けがなく、確実に画像およびメール文を表示することができる。
【0064】
請求項5に係る携帯テレビ電話端末によれば、相手方端末から伝送される音声データがFEC方式で伝送される構成となっている。音声データを送受信する場合のフレームの単位は例えば30ms程度なので、これにより、音声データの伝送を高速で行うことができ、音声の途切れ等を防ぐことができる。
【0065】
請求項6に係る携帯テレビ電話端末によれば、いわゆるフレーム差分方式においても上記構成を適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る携帯テレビ電話端末の一例を示す図であって、同端末の外観を示す正面図である。
【図2】 図1の右側面図である。
【図3】 図1の左側面図である。
【図4】 前記端末における制御部の回路構成を示すブロックである。
【図5】 データ訂正手段における訂正方法を示す図であって、(a)はFEC方式、(b)はARQ方式である。
【図6】 画像データのフレーム配列を示す図である。
【図7】 画像データを復号したときに末尾信号が発信される位置を示す図である。
【符号の説明】
10 携帯テレビ電話端末
11 ディスプレイ
A 制御部
Claims (6)
- 相手方端末との間で画像データおよび音声データを送受信するデータ送受信手段を有した携帯テレビ電話端末であって、
前記相手方端末から伝送された画像データを復号することによって得られる画像を少なくとも表示するディスプレイと、該ディスプレイに表示する画像を制御する制御部とを備え、
前記相手方端末からは、複数枚分の画像データが、一枚分ずつ順次伝送される構成とされて、
前記制御部では、表示すべき画像の画像データを全て受信したことを確認した後に、該画像データを復号して得られる画像を前記ディスプレイに表示させるとともに、次に表示する画像の画像データを全て受信したことを確認するまでは、そのときに前記ディスプレイに表示されている画像を表示させ続け、
前記次に表示する画像の画像データに誤りがあった場合には、該画像データを訂正手段により訂正し、
予め定めた所定時間内に前記次に表示すべき画像の画像データが全て揃わない場合は、当該画像の画像データを捨て、更に次の画像の画像データの復号を開始させることを特徴とする携帯テレビ電話端末。 - 前記画像の画像データを全て受信したことを確認する手段として、前記画像データのフレーム末尾に収められている末尾信号を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯テレビ電話端末。
- 前記相手方端末から順次伝送される複数枚分の画像が、前記相手方端末側に備えられた撮像手段により、定められた間隔毎に撮像された画像であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯テレビ電話端末。
- 前記相手方端末から画像データと文字データとが伝送された場合には、ARQ方式によりデータ訂正がなされることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。
- 前記相手方端末から伝送される音声データを、FEC方式で訂正する構成となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。
- 一枚目の画像が前記ディスプレイに表示された後に、順次伝送される他の画像の画像データが、直前の画像の画像データに対する差分データであることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の携帯テレビ電話端末。
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