JP3801797B2 - セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン - Google Patents

セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン Download PDF

Info

Publication number
JP3801797B2
JP3801797B2 JP34073898A JP34073898A JP3801797B2 JP 3801797 B2 JP3801797 B2 JP 3801797B2 JP 34073898 A JP34073898 A JP 34073898A JP 34073898 A JP34073898 A JP 34073898A JP 3801797 B2 JP3801797 B2 JP 3801797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic
ceramic heater
groove
groove portion
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34073898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000173751A (ja
Inventor
秀明 下水流
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP34073898A priority Critical patent/JP3801797B2/ja
Publication of JP2000173751A publication Critical patent/JP2000173751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3801797B2 publication Critical patent/JP3801797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Resistance Heating (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
発明は半田ごて、ヘアーごて、シール機、自動車酸素センサー、各種産業機器などに使用するセラミックヒーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、セラミックヒーターは平板状・円柱状・円筒状などの形状をしたものが使用されている。図9に円柱状のセラミックヒーター1を示す。セラミックシート3の表面に発熱抵抗体(不図示)を、その裏面にリード取り付け部の電極パッド5を形成し、発熱抵抗体が内側に内包されるようにセラミック円柱体2の表面に前記セラミックシート3を密着させ一体焼成した後、前記電極部パッド5上にリード線7がロー付けされた構造になっている。
【0003】
温水加熱用ヒーターとして、図10に示すような加熱管8に図9の円柱状のセラミックヒーター1を挿入したものがあるが、外表面にリード線7が取り付けてあるため、加熱管8を空間層を設けた二段構造とする必要がある。また、金型加熱用ヒーターとして、図11に示すような金属製非加熱物である加熱管8に図9の円柱状のセラミックヒーター1を挿入したものがあるが、リード線7との絶縁距離が必要でセラミックヒーター1の全長を長くしなければならない。いずれも、加熱管8の径を大きくしたり、セラミックヒーター1を長くするなどの配慮が必要である。
【0004】
そこで、図12に示したように、押し出し成型されたセラミック芯材2にリード線取り付け用の溝部6を加工したものの外周に、芯材側に発熱体4、その裏面にリード線取り付け用パッド(不図示)が印刷されたセラミックシート3を巻き付け密着し、約1500〜1650℃の還元雰囲気炉で焼成した後、上記溝部6の内壁にリード線7を接合したもの(特開昭62−76277号公報参照)があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
商品の小型・軽量化及び簡単な構造で且つ安価にするためには、図12に示された構造のセラミックヒーターが好ましい。しかし、従来のセラミックヒーター1では、セラミック芯材2の外径10mmに対し、溝部6の幅aが5mm、深さbが5mm程度であったため、リード線取り付け用の溝部6の幅aが外径に対し著しく広いので、焼成時にセラミック体の変形により外径精度が低下するという問題があった。又、溝底面のコーナーが角状になっていたため溝加工時や巻き付け時にセラミック体に割れが発生したり、焼成するとセラミック体にクラックが発生したりして品質が低下するという問題があった。
【0006】
又、大電流を必要とするヒーターに於いてはリード線ロー付け部が狭いために電流が集中しロー付け部及びリード線が発熱するという問題があった。
【0007】
【目的】
本発明は、従来の欠点に鑑み提案されたもので、溝加工及び巻き付け時のセラミック体の割れを無くし、且つ、ロー付け部及びリード線の発熱を押さえ、焼成後の外径の精度及び品質を向上させたセラミックヒーターを安定提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のセラミックヒーターは、端部に溝部が形成された柱状または筒状のセラミック芯材と、該セラミック芯材の外周に巻き付けられた発熱抵抗体を有するセラミックシートと、を備え、前記溝部が前記セラミック芯材の長手方向に向かって形成されたセラミックヒーターであって、前記溝部の側面から前記溝部の底面にかけて曲面部が設けられていることを特徴とする。また、好ましくは、前記曲面部は前記溝部の開口幅の0.1〜0.5倍の曲率半径を有する。また、好ましくは、前記溝部の底面が前記溝部の形成方向に凹曲面状をなしている。また、好ましくは、前記溝部は前記セラミック芯材の端面の径方向に貫通して形成されている。
【0009】
また、本発明は、前記溝部は、前記セラミック芯材の外周で開放するように複数形成され、かつ前記発熱抵抗体に接続されたリード部を介して形成された複数のリード取り出し部が前記溝部の開放部と対向する部分にそれぞれ配されていることを特徴とする。
【0010】
本発明のヘアアイロンは、上記セラミックヒーターと、該セラミックヒーターが挿入された加熱管と、該加熱管との間に毛髪を挟み込んで保持するための保持具と、を備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
本発明によりセラミックヒーターの溝加工時や巻き付け時のセラミック体の割れが無くなり、外径精度を安定させることが可能となり、又、大電流を必要とするヒーターに於いてはリード線ロー付け部及びリード線の発熱を押さえ、品質の向上したセラミックヒーターを提供することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明のセラミックヒーターの構造を図1を用いて説明する。
【0013】
このセラミックヒーター1は、押し出し成形されたセラミック芯材2の端面に溝部6を形成し、発熱抵抗体4及び電極部パッド5をスクリーン印刷方式により印刷されたしたセラミックシート3を積層し、1500〜1650℃の還元雰囲気炉にて焼成し、更に、溝部6より内側に露出しているセラミックシート3内面の電極部パッド5にNiメッキを施した後リード線7をAg系、Au系のロー材でロー付けするか、半田付けにて接続した構造である。
【0014】
この溝部6は、リード線取り付け部の外周側への飛び出しをなくし、リード線取り付け部がセラミックヒーター1の内側に位置するように構成されている。この溝部6の構造の他の例を図2〜4に示した。
【0015】
図2は、セラミックヒーター1の端面に直交するように十字に溝部6を加工し、外周のセラミックシート3の各溝に開放された部分に電極部パッド5が形成され、その上に合計4本のリード線7がロー付けされている。この構造のセラミックヒーター1は、発熱抵抗体4の電極部パッド5と温度検知用のセンサパターンの電極部パッド5が併設される場合と、発熱抵抗体5の抵抗値を段階的に切り替えて使用するための複数の電極部パッド5が設置される場合と、本発明のように大電流を流すセラミックヒーター1において、電流を分流させるための電極部パッド5を併設するタイプの3つがある。
【0016】
図3は、セラミックヒーター1の端面に径方向に貫通しない座ぐり状の溝部6を形成し、その溝部6内部にリード線7をロー付けした例であり、この構造ではリード線間のマイグレーションを防止する効果を高くできる。なお、セラミックシート3部分を展開した図を示した。
【0017】
図4は、パイプ状のセラミック芯材2の端面に溝部6を加工し、溝部6の内側のセラミックシート3上に形成された電極部パッド5上にリード線7をロー付けした例である。
【0018】
これらの実施形態において、図5に示すように溝部6の幅aがセラミック芯材2の外径cに対し0.2〜0.4倍であり、溝部6の深さbが幅aの1.5〜2.5倍でなければならない。これは、幅aが外径cの0.4倍を越えるか、または深さbが幅aの2.5倍を越えると、焼成前のセラミック芯材2に溝部6を加工する時に溝部6側面が折れたり、焼成時の変形により外径精度が低下し、外径バラツキが大きくなる等の問題があるためである。また、幅aが外径cの0.2倍未満であるか、または深さbが幅aの1.5倍未満であると、強度的には向上するが、リード線7接続部の強度が低下し不安定になる等の問題がある。
【0019】
そこで、外径cの精度およびリード線7接続部の強度を向上し安定させるためには、溝部6の幅aを外径の0.2〜0.4倍、深さbを幅aの1.5〜2.5倍とする。
【0020】
また、溝部6の底部のコーナーの形状が角状になっていると、積層時の圧力により割れ易い傾向にあるため、溝部6の幅aの0.1〜0.5倍の曲率半径Rを持った曲面状に加工した方が望ましい。
【0021】
さらに他の実施形態を説明する。図6は、セラミック芯材2の端面に十字に溝部6を加工し、セラミックシート3に形成した発熱抵抗体4の引出部が2本に分割されそれぞれに2本のリード線7を共通端子として接合する例を示した。セラミックシート3は、セラミック芯材2の表面に密着され、還元雰囲気中で1500〜1650℃で焼成する。
【0022】
本発明のセラミックヒーター1では、溝部6の幅aを狭くしてあるため、発熱抵抗体4に供給される電流が大きく、リード線7の取り付け部の発熱等が予想される場合、図6のようにリード部を分割することにより1本のリード線7を流れる電流を小さくして、リード線取り付け部の発熱を抑制することができる。
【0023】
また本発明の他の実施形態として、図7(a)に示すように、セラミック芯材2の外周端部に2つの平坦面10を形成し、図7(b)に示すように外周にセラミックシート3を巻き付けて一体焼成した後、上記平坦面10とセラミックシート3との隙間の内壁にリード線7を取り付けることもできる。
【0024】
このような構造とすれば、溝を形成しないため外径の精度を高くし、リード線取り付け部の面積を大きくして発熱を抑制することができる。また、2つのリード線7、7間のマイグレーションを防止する効果も高くできる。
【0025】
本発明のセラミックヒーター1の材質としては、アルミナ、ムライト、窒化珪素、窒化アルミニウム等の材料を使用するのが好ましい。また、発熱抵抗体4の材質としては、W、Mo、Re、TiN、WC、WSi2 、MoSi2 等が使用できる。
【0026】
次に、本発明の応用例を説明する。図8(b)は、本発明のセラミックヒーターを応用した製品の例を示したものである。このヘアーアイロンには、セラミックヒーター1が加熱管8の中に挿入されている。この加熱管8と保持具9の間に髪の毛を挟み込んで加熱することにより、髪の毛を目的の形状に加工する。リード線の取り付け部は、セラミックヒーター1の端面にある溝部6の内側にロー付けされているため、加熱管8を細く形成しセラミックヒーター1との隙間を小さくすることにより、加熱管8の表面温度を上昇させ、セラミックヒーター1の寿命を向上させることが可能となる。
【0027】
この場合、図8(b)に示すように、セラミックヒータ1の外周面に金属層11を形成しておくことによって、セラミックヒータ1と加熱管8との密着性を高め、熱伝導性を向上させることができる。このような金属層11としては、銀、ニッケル、銅、タングステン等を用い、メッキ、メタライズ等の方法で形成することができる。
【0028】
あるいは、セラミックヒータ1と加熱管8との間に、導電性の高い充填剤を介在させておくこともできる。
【0029】
このような構造は、たとえば、ハンダごてや温水加熱用ヒーターについても応用できる。
【0030】
【実施例】
実施例1
本発明の実施例を図1を用いて詳しく説明する。
【0031】
まず、焼成前の円柱状のセラミック芯材2に溝部6の加工を施す。この溝部6の底面のコーナーは、溝部6の幅aの0.1〜0.5倍の曲率半径Rをつけて加工した。このセラミック芯材2の外周に、表面に発熱体をプリントし裏面に電極部パッド5をプリントし、両者をスルーホールで接続させたセラミックシート3を、発熱抵抗体4が内包されるように密着させる。その後、還元雰囲気中で1500〜1650℃で焼成一体化し、溝部6の内側に形成された電極部パッド5上にリード線7をロー付けしてセラミックヒーター1を得る。
【0032】
外径6.8mmのセラミック芯材2を用い、セラミックヒーター1の外径精度とリード線取り付け強度を評価した。た場合の結果を以下の表に示した。
【0033】
表1に示す溝部6のコーナーの曲率半径は、それぞれの溝部6の幅aの0.3倍とした。
【0034】
なお、リード取り付け強度は、外径0.5mmのNi線をAgローでロー付けしたものを、ロー付け面に対し45度の方向に1kgfの荷重で引っ張った際に剥がれたか否かを評価した。
【0035】
表1に示したように、溝部6の幅aを本発明の範囲以下の0.7mmで溝加工したものは、リード線取り付け強度が1kgf以下になるので、好ましくない。また、溝部6の幅aを請求範囲以上の3.4mmで溝加工したものは、セラミックシート4を密着加工した後の外径精度が低下し、外径精度バラツキが大きくなることから、加工中に溝部6側面が変形したり、溝部6側面に割れが発生する等の不都合があった。
【0036】
これに対し、溝部6の幅aがセラミック芯材2の外径の0.2〜0.4倍となる1.4mm〜2.7mmであり、深さbが幅aの1.5〜2.5倍であるように溝加工すると、1kgf以上の良好なリード線取り付け強度が得られた。
【0037】
【表1】
Figure 0003801797
【0038】
また、コーナーを角状に加工すると、セラミック芯材2にセラミックシート3を密着する時に、溝部6に割れが発生し、リード線取り付け強度測定時に、ロー付け部のセラミックごと破壊してしまう。
【0039】
これに対し、溝部6の幅aを2.7mmに、深さbを6.7mmに固定し、溝部6コーナーの曲率半径を、ゼロから溝部6の幅aの0.5倍まで変量したもののリード線取り付け強度は、評価結果を表2に示すように、溝部6の幅aの0.1倍以上の曲率半径にすれば、表2に示したようにリード線取り付け強度を1kgf以上に保てることが判った。
【0040】
【表2】
Figure 0003801797
【0041】
実施例2
図8に示すヘアーアイロンに本発明のセラミックヒーターを用いた実施例を、以下に説明する。加熱管8は外径9mm、内径7mmのステンレス鋼でできており、この内部に外径6.8mm、全長60mm、溝部6の幅aが1.6mm、深さbが3.0mmに加工されたセラミックヒーター1が装着されており、絶縁保護されたリード線7がセラミックヒーター1のセラミックシート3の内面側に取り付けてあるために、加熱管8はストレート管で簡単、且つ安価な構造となっている。
【0042】
従来は、セラミックヒーター1の外径精度が安定していなかったため、加熱管8とセラミックヒーター1との隙間を大きくしなくてはならなかった。しかし、本発明により加熱管8とセラミックヒーター1との隙間を狭くすることが可能となりセラミックヒーター1の熱が加熱管8に効率よく伝達されるようになった。
加熱管8の外径表面温度を200℃にしたときのセラミックヒーター1の表面温度について従来品と比較したところ表3の通りとなった。
【0043】
本発明のセラミックヒーターは、外径精度が向上するので、セラミックヒーター1を挿入する加熱管8とセラミックヒーター1間の隙間を小さくできるので、加熱管8の表面温度を従来より20℃向上させることができた。特に、本発明のセラミックヒーターをハンダごてに応用した場合、この温度上昇の効果は、省電力・セラミックヒーターの耐久性の面で大きなメリットとなる。
【0044】
【表3】
Figure 0003801797
【0045】
実施例3
図6に示したセラミックヒーターを作製した。
【0046】
アルミナからなるセラミックシート3の表面に発熱抵抗体4と2本に分割されたリード引出部を、その裏面のそれぞれのリード引出部に対応した位置に電極部パッドをプリントする。発熱抵抗体材料としては、Wを用いた。セラミック芯材2は、外径6.8mm、全長60mm、溝部6の幅aを1.6mm、深さを3.0mmになるように十字に加工した。このセラミック芯材2に前記セラミックシート3を前記電極部パッドと前記セラミック芯材2の溝部6が一致するように密着した後、還元雰囲気中1500〜1650℃で焼成する。
【0047】
その後、電極取り出し部表面に厚み5μmのNiメッキを施し、外径0.8mmのNi線をAgローでロー付けする。4本のNi線のうち2本ずつは、共通の端子になっており、電流の大きなヒーターを使用する場合、1本の線当たりの電流量を小さくすることにより、Ni線と接続するリード取り付け部の温度上昇を防止し、セラミックヒーター1の耐久性を向上させる。
【0048】
このセラミックヒーター1に10Aの電流を流したときのリード線取り付け部とリード線の温度を、本発明のセラミックヒーターと従来のセラミックヒーターについて比較した結果を表4に示した。
【0049】
従来のセラミックヒーターでは電極取り出し部の温度が300℃程度まで上昇していたものが、本発明のセラミックヒーターでは100℃程度となり、端子部温度を200℃も下げることができた。これにより、使用時の熱サイクルによる電極取り出し部の耐久性を大幅に向上させることができる。
【0050】
【表4】
Figure 0003801797
【0051】
【発明の効果】
本発明により溝加工及びセラミックシート巻き付け時のセラミック体の割れを無くし、焼成後の外径の精度及び、大電流を必要とするヒーターに於いてもリード線ロー付け部及びリード線の発熱を押さえ品質を向上させたセラミックヒーターを安定提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のセラミックヒータを示す斜視図である。
【図2】 本発明のセラミックヒータの他の実施形態を示す斜視図である。
【図3】 本発明のセラミックヒーターの参考例を示す展開図である。
【図4】 本発明のセラミックヒーターの他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】 本発明のセラミックヒーターに用いる芯材を示す斜視図である。
【図6】 本発明のセラミックヒーターの他の実施形態を示す展開図である。
【図7】 本発明の参考例を示しており、(a)は芯材の斜視図、(b)はセラミクヒータのリード線取り付け部の斜視図である。
【図8】 (a)は本発明のセラミックヒーターを使用したヘアごての構造を示す一部断面図、(b)はこれに用いるセラミックヒータの斜視図である。
【図9】 従来のセラミックヒーターを示す斜視図である。
【図10】 従来のセラミックヒーターを加熱管に挿入した状態の断面図である。
【図11】 従来のセラミックヒーターを加熱管に挿入した状態の断面図である。
【図12】 従来のセラミックヒーターの展開図である。
【符号の説明】
1:セラミックヒーター
2:セラミック芯材
3:セラミックシート
4:発熱抵抗体
5:電極部パッド
6:溝部
7:リード線
8:加熱管
9:保持具
10:平坦面
11:金属層
a:幅
b:深さ
c:外径

Claims (6)

  1. 端部に溝部が形成された柱状または筒状のセラミック芯材と、
    該セラミック芯材の外周に巻き付けられた発熱抵抗体を有するセラミックシートと、を備え、前記溝部が前記セラミック芯材の長手方向に向かって形成されたセラミックヒーターであって、
    前記溝部の側面から前記溝部の底面にかけて曲面部が設けられていることを特徴とするセラミックヒーター。
  2. 前記曲面部は、前記溝部の開口幅の0.1〜0.5倍の曲率半径を有することを特徴とする請求項1に記載のセラミックヒーター。
  3. 前記溝部の底面が前記溝部の形成方向に凹曲面状をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載のセラミックヒーター。
  4. 前記溝部は前記セラミック芯材の端面の径方向に貫通して形成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のセラミックヒーター。
  5. 前記溝部は、前記セラミック芯材の外周で開放するように複数形成され、かつ前記発熱抵抗体に接続されたリード部を介して形成された複数のリード取り出し部が前記溝部の開放部と対向する部分にそれぞれ配されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のセラミックヒーター。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載されたセラミックヒーターと、該セラミックヒーターが挿入された加熱管と、該加熱管との間に毛髪を挟み込んで保持するための保持具と、を備えたヘアアイロン。
JP34073898A 1998-11-30 1998-11-30 セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン Expired - Fee Related JP3801797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34073898A JP3801797B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34073898A JP3801797B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000173751A JP2000173751A (ja) 2000-06-23
JP3801797B2 true JP3801797B2 (ja) 2006-07-26

Family

ID=18339841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34073898A Expired - Fee Related JP3801797B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3801797B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4557595B2 (ja) * 2004-04-27 2010-10-06 京セラ株式会社 セラミックヒータおよびその製造方法
WO2006011520A1 (ja) * 2004-07-28 2006-02-02 Kyocera Corporation セラミックヒーター及びそれを用いた加熱用コテ
CN105757767B (zh) * 2016-02-05 2018-11-30 河南省暖强智能科技有限公司 一种陶瓷恒温散热器的制造方法
JP2021075178A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 京セラ株式会社 車載洗浄液の加熱装置
KR102311144B1 (ko) * 2021-02-05 2021-10-13 김경태 직접 인쇄방식에 의한 발열 커버를 제조하는 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000173751A (ja) 2000-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101427427B1 (ko) 가열 장치
JP3801797B2 (ja) セラミックヒータおよびこれを用いたヘアアイロン
JP2011060712A (ja) セラミックヒータ
KR20200081378A (ko) 유체 가열용의 세라믹 히터
US4242565A (en) Thermal print head
JP5672479B2 (ja) サーマルヘッド、プリンタおよびサーマルヘッドの製造方法
JPH0684584A (ja) ヒーター
EP3439428A1 (en) Ceramic heater
JP4688376B2 (ja) セラミックヒーター
JP3002582B2 (ja) 端面型サーマルヘッド
JP3762103B2 (ja) セラミックヒータ
KR100909931B1 (ko) 세라믹히터, 열교환유닛, 온수세정변좌
JP2537273B2 (ja) セラミックヒ―タ
EP0605190B1 (en) Thermal head
JP2000190544A (ja) サーマルヘッド
JPS6329459Y2 (ja)
JP2945192B2 (ja) 端面型サーマルヘッド
JPH0538834A (ja) サーマルプリントヘツド
JPH0744056B2 (ja) セラミツクヒ−タ
JP2701565B2 (ja) 薄膜サーミスタおよびその製造方法
JPH09161956A (ja) セラミックヒーターの製造方法
JP2981565B2 (ja) サーマルヘッド
JPH0152877B2 (ja)
JP2561528Y2 (ja) フラットヒータ
JP2004351491A (ja) タングステンの接合方法およびこれを用いたセラミックヒータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060426

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090512

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100512

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110512

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120512

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130512

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140512

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees