JP3800721B2 - ヒートポンプ式湯沸かし装置 - Google Patents

ヒートポンプ式湯沸かし装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヒートポンプ式湯沸かし装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のヒートポンプは図9に示すものが知られている。図9において、圧縮機1から吐出された高温高圧の冷媒ガスは水加熱器2に流入し、ここで貯湯タンクTから送られてきた水を加熱する。そして、加熱された水は貯湯タンクTに戻る。一方、水加熱器2で凝縮液化した冷媒は減圧手段3で減圧されて蒸発器4に流入し、ここで大気熱、太陽熱を吸熱して蒸発ガス化して圧縮機1に戻る。このサイクルを繰り返しながら貯湯タンクTに多量の湯を貯湯する。そして、湯を使用する時には貯湯タンクTから出湯する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の前記するシステムでは貯湯タンクTおよび貯湯タンクTに具備する減圧弁などの水配管部材が必要となる。そのため、設置スペース、貯湯タンクT自身の重量、設置部の耐荷重など設置上、施工上の問題がある。
【0004】
本発明は上記問題を解消するものであり、出水信号を受けてヒートポンプで加熱または冷却した水を、そのまま端末から出水し、貯湯タンクの必要性がなくて、任意の温度の水を提供でき、省スペース化、軽量化をはかることができるヒートポンプ式湯沸かし装置を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明は、圧縮機と、給水管からの給水に熱交換関係を有する熱交換器と、減圧手段と、蒸発器と、前記熱交換器で加熱した水をそのまま端末へ出湯する経路と、端末が開放されたことを検出する出水検出手段と、前記出水検出手段の信号を受けて前記圧縮機の運転開始をおこなう運転制御手段と、端末からの出湯の休止時に前記圧縮機の間欠運転をおこなう間欠運転制御手段とを有し、出水の休止時において前記圧縮機の温度が所定温度に低下した場合には前記間欠運転制御手段により前記圧縮機を暖機運転することを特徴とするヒートポンプ式湯沸かし装置としたものであり、以上の構成により、端末のカランが開放されたことを出水検出手段で検出して運転制御手段へ信号を送り、運転制御手段は圧縮機を運転開始する。そして、圧縮機から吐出される高温高圧の冷媒ガスで熱交換器を介して、給水管から送られてきた水を加熱または冷却する。そして、加熱または冷却した水を端末カランから出水する。従って、出水を検出して、すぐに圧縮機を運転して熱交換器で加熱または冷却して、端末カランで出水させるとともに、出水の休止時において圧縮機を暖機運転するので、圧縮機の運転の立ち上げが速くなり、熱交換性が向上する。また、従来のような大きな貯湯タンクの必要性がなくて、省スペース化、軽量化をはかることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は各請求項記載の形態で実施できるもので本請求項1に記載のように、圧縮機と、給水管からの給水に熱交換関係を有する熱交換器と、減圧手段と、蒸発器と、前記熱交換器で加熱した水をそのまま端末へ出湯する経路と、端末が開放されたことを検出する出水検出手段と、前記出水検出手段の信号を受けて前記圧縮機の運転開始をおこなう運転制御手段と、端末からの出湯の休止時に前記圧縮機の間欠運転をおこなう間欠運転制御手段とを有し、出水の休止時において前記圧縮機の温度が所定温度に低下した場合には前記間欠運転制御手段により前記圧縮機を暖機運転することを特徴とするヒートポンプ式湯沸かし装置とすることにより、端末のカランが開放されたことを出水温度検出手段で検出して運転制御手段へ信号を送り、運転制御手段は圧縮機を運転する。そして、圧縮機の運転により熱交換器の作動により出水は加熱または冷却されて端末カランで出水させるとともに、出水の休止時において圧縮機を暖機運転するので、圧縮機の運転の立ち上げが速くなり、熱交換性が向上する。また、従来のような大きな貯湯タンクの必要性がなくて、省スペース化、軽量化をはかることができる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明のように、圧縮機の運転周波数を制御する周波数制御手段と、間欠運転制御手段の信号を受けて周波数制御手段へ圧縮機の最低周波数の運転制御信号を発信する圧縮機制御手段を備えることにより、圧縮機の耐久性向上と省エネルギー化が達成できる。
【0008】
また、請求項3に記載の発明のように、圧縮機の高圧側と低圧側を接続するバイパス管に設けた開閉弁と、圧縮機の運転停止直後に開閉弁を開放制御する開閉弁制御手段を備えることにより運転停止直後、開閉弁を開放して圧縮機の高圧側と低圧側の圧力をバランスさせて高圧側と低圧側を等しくすることができる。従って、いつ出水信号を検出しても圧縮機をスムーズに運転起動することができる。また、圧縮機のモーターに異常負荷がかからないため、モータのトルク不足、焼損もない。
【0009】
また、請求項4に記載の発明のように、熱交換器の水上流側で、かつ圧縮機の外周に蓄熱器を設けることにより、圧縮機運転時に圧縮機本体からの放熱を蓄熱器で蓄熱して、出湯時に給水管から流れてきた低水の加熱に利用することができる。そして、ヒートポンプでさらに高温湯に加熱して出湯する。従って、圧縮機本体の放熱を蓄熱して給水のプレヒートに利用するとともに、蓄熱温度よりも高温湯で出湯するため、省エネルギー化および高温高能力化が達成できる。
【0010】
また、請求項5に記載の発明のように、熱交換器の水出口管および圧縮機の吐出管と熱交換関係を有する蓄熱器を備えることにより、出水休止時の間欠運転において、圧縮機運転時の吐出冷媒の凝縮熱を蓄熱器で蓄熱して、出湯時に、給水加熱に利用する。よつて、出湯時の即湯性が向上する。
【0011】
また、請求項6に記載の発明のように、圧縮機と熱交換器の冷媒管途中に設けた四方切換え弁と、給水管の給水温度を検出する給水温度検出手段と、出水温度を設定する出水温度設定手段と、給水温度検出手段と出水温度設定手段の信号から四方切換え弁を切り換える切換え制御手段を備えることにより、給水温度と端末で利用する出水温度を検出して、四方切換え弁を切り換え、給水の温度より低温の水が必要な場合には熱交換器を蒸発器として作用させ、給水を冷却して低温水で出水する。また、給水の温度よりも高い温度の湯が必要な場合には熱交換器を凝縮器として作用させ、給水を加熱して高温湯で出湯する。従って、低温水から高温水まで季節に関係なく端末カランから必要な温度の水を出水することができるため、利便性が向上する。
【0012】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。なお、従来例および各実施例において、同じ構成、同じ動作をする部分については同一符号を付与し、詳細な説明を省略する。
【0013】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図1において、1は圧縮機、2は給水に熱交換関係を有する熱交換器としての水加熱器であり、圧縮機1の冷媒吐出側と接続され、凝縮器として作用する。3は減圧手段、4は蒸発器であり、圧縮機1の冷媒吸入側と接続され、大気熱、太陽熱など自然エネルギーを吸熱して蒸発作用をする。5は出水検出手段であり、水加熱器2の水経路に設けられ、端末での出水を検出する。6は運転制御手段であり、出湯検出手段5の信号を受けて圧縮機1の運転制御をおこなう。7は端末カラン、8は給水管であり、給水管8からの給水と水加熱器2とは熱交換関係を有する。
【0014】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図1に示す実施例において、端末カラン7が開放されたことを出水検出手段5が検出して運転制御手段6に信号を送り、運転制御手段6は圧縮機1に信号を送り、圧縮機1が運転する。そして、圧縮機1から吐出される高温高圧の冷媒ガスは水加熱器2へ流入し、給水管8から送られてきた水を加熱する。そして、加熱された水は端末カラン7から出湯する。一方、水加熱器2で凝縮液化した冷媒は減圧手段3で減圧されて蒸発器4に流入し、ここで大気熱、太陽熱など自然エネルギーを吸熱して蒸発ガス化し、圧縮機1に戻る。従って、出水を検出して、すぐに圧縮機1からの高温高圧の冷媒ガスが水加熱器2に流入し、水を加熱し、そのまま端末カランから出湯利用するため、従来例のように大きな貯湯タンクに湯を暖めておく必要がない。また、貯湯により起こる貯湯放熱もなくなり省エネルギーとなる。
【0015】
(実施例2)
図2は本発明の実施例2におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図2において、9は周波数制御手段であり、圧縮機1の運転周波数を制御する。10は温度検出手段であり、水加熱器2の出口水温を検出する。11は出水温度設定手段としての湯温設定手段であり、使用者が任意に出湯温度を設定する。12は運転制御手段であり、温度検出手段10の信号と湯温設定手段11の信号を受けて周波数制御手段9へ信号を発信する。
【0016】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図2に示す実施例において、出湯時に圧縮機1から吐出する高温高圧の冷媒ガスは水加熱器2で水を加熱する。そして、温度検出手段10は水加熱器2の出口湯温を検出し、運転制御手段12へ信号を送る。そして、温度検出手段10の信号が湯温設定手段11の信号よりも低温信号を発した場合には、運転制御手段12は周波数制御手段9へ信号を送り、周波数制御手段9が圧縮機1の運転周波数を大きくするように制御する。よって、加熱能力が増加するため、水加熱器2の出口湯温が上昇する。逆に、温度検出手段10の信号が湯温設定手段11の信号よりも高温信号を発した場合には、圧縮機1の運転周波数を小さくして加熱能力を減少させる。よって、水加熱器2の出口湯温が下がる。従って、水加熱器出口湯温が湯温設定値となるように圧縮機の運転周波数を制御して加熱能力を変えるため、負荷に応じて湯温の可変ができるようになり、利便性が向上する。
【0017】
(実施例3)
図3は本発明の実施例3におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図3において、13は間欠運転制御手段であり、出水検出手段5の信号がオフ時に圧縮機1の間欠運転をおこなう。14は圧縮機温度検出手段であり、圧縮機1の本体表面温度を検出する。15は冷媒圧力検出手段であり、圧縮機1の冷媒吐出口の圧力を検出する。
【0018】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図3に示す実施例において、出湯休止時に、間欠運転制御手段13は圧縮機1を間欠運転する。そして、圧縮機1の停止時において、圧縮機1の本体温度が所定温度に低下したことを圧縮機温度検出手段14が検出して間欠運転制御手段13へ信号を送り、圧縮機1を運転する。そのため、圧縮機1の本体温度は上昇するとともに冷媒吐出圧力が上昇する。そして、所定圧力まで上昇すると冷媒圧力検出手段15が冷媒圧力を検出して、間欠運転制御手段13へ信号を送り、圧縮機1は停止する。この繰り返しをおこない、圧縮機1を絶えず暖機する。従って、圧縮機1の立ち上げが速くなるため、出湯時に水加熱器2の出口湯温は急速に上昇し、即湯性が向上する。なお、冷媒圧力検出手段15の代わりに圧縮機吐出冷媒温度を検出しても同様の効果を得ることができる。また、間欠運転の間隔はタイマーで計測しても同様の効果を得ることができる。
【0019】
(実施例4)
図4は本発明の実施例4におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図4において、16は圧縮機制御手段であり、間欠運転制御手段13の信号を受けて圧縮機1を最低運転周波数で制御する信号を周波数制御手段9へ送る。
【0020】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図4に示す実施例において、出湯休止時に、間欠運転制御手段13の信号を受けて圧縮機制御手段16は周波数制御手段9へ信号を送り、圧縮機1を最低運転周波数で間欠運転する。従って、圧縮機の回転数は小さくなるため、駆動部の損傷は軽減されて圧縮機の耐久性が向上するとともに省エネルギーとなる。
【0021】
(実施例5)
図5は本発明の実施例5におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図5において、実線矢印は運転停止直後の冷媒の流れを示す。17はバイパス管であり、圧縮機1の高圧側と低圧側を接続する。18は開閉弁であり、バイパス管17に備えられている。19は開閉弁制御手段であり、圧縮機1の運転停止直後に開閉弁18を開放制御する。
【0022】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図5に示す実施例において、運転停止直後、開閉弁制御手段19は開閉弁18を開放する。そのため、運転停止時に圧縮機1の高圧側から低圧側へ冷媒はバイパス管17を通って流れ、高圧側と低圧側の圧力はバランスする。従って、圧縮機1の高圧側と低圧側は等しくなるため、いつ出湯信号を検出しても圧縮機1をスムーズに運転起動できる。また、圧縮機のモータに異常負荷が生じることもないため、モータのトルク不足や焼損もない。
【0023】
(実施例6)
図6は本発明の実施例6におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図6において、実線矢印は給水の流れを示す。20は蓄熱器であり、水加熱器2の水上流側、かつ圧縮機1の外周に設けられ、水経路と熱交換関係を有する。
【0024】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図6に示す実施例において、蓄熱器20は圧縮機1の運転時に圧縮機本体からの放熱を蓄熱する。そして、出湯時において、給水管から流れてきた低温水は蓄熱器20を通る際に蓄熱された熱で加熱される。その後、水加熱器2に流入し、さらに高温湯に加熱されて出湯する。従って、圧縮機1の放熱を蓄熱して給水をプレヒートし、さらに蓄熱器20の蓄熱温度よりも高温湯で出湯するため、省エネルギー化および高温高能力化が達成できる。
【0025】
(実施例7)
図7は本発明の実施例7におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図7において、21は蓄熱器であり、水加熱器2の水出口管および圧縮機1の吐出管と熱交換関係を有する。
【0026】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図7に示す実施例において、出湯休止時の間欠運転において、圧縮機1の運転時に吐出冷媒の凝縮熱は蓄熱器21で蓄熱される。そして、出湯時に給水管から流れてきた低温水が蓄熱器21を通る際に蓄熱された熱で加熱されて出湯する。よって、出湯時の即湯性が向上する。また、圧縮機1の凝縮熱を蓄熱器21で蓄熱するため、圧縮機1の高圧の上昇スピードは緩やかとなり、間欠運転の頻度は少なくなり、機器の信頼性は向上する。
【0027】
(実施例8)
図8は本発明の実施例8におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成図である。図8において、実線矢印は給水温度よりも低温水を出水する場合の冷媒流れ方向を示す。また、破線矢印は給水温度よりも高温水を出水する場合の冷媒流れ方向を示す。22は四方切換え弁であり、圧縮機1と水加熱器2の冷媒管途中に設けられている。23は給水温度検出温度であり、給水管の給水温度を検出する。24は切換え制御手段であり、給水温度検出手段23と湯温設定手段11の信号から四方切換え弁22を切り換える。
【0028】
以上の構成において、その動作、作用について説明する。図8に示す実施例において、夏季など給水温度よりも低温水を端末で出水する場合について述べる。この場合、湯温設定手段11の信号が給水温度検出手段23の信号よりも低温の信号であることを切換え制御手段24は検出して、図8の実線矢印方向へ冷媒が流れるように四方切換え弁22を切り換える。そして、圧縮機1から吐出した冷媒は四方切換え弁22を通り、蒸発器4へ流入する。ここで、大気へ放熱して凝縮液化して減圧手段3へ流れ、減圧されて水加熱器2へ流入する。そして、給水管を通る水から吸熱して、蒸発ガス化し、四方切換え弁22を通り、圧縮機1へ戻る。一方、給水管を通る水は吸熱されて低温水となり、端末カラン7から出水する。次に、給水温度よりも高温水を端末で出水する場合について述べる。この場合には、湯温設定手段11の信号が給水温度検出手段23の信号よりも高温の信号であることを切換え制御手段24は検出して、図8の破線矢印方向へ冷媒が流れるように四方切換え弁22を切り換える。そして、圧縮機1から吐出した冷媒は四方切換え弁22を通り、水加熱器2へ流入する。ここで、給水管を通る水へ放熱して凝縮液化して減圧手段3へ流れ、減圧されて蒸発器4へ流入する。そして、大気熱から吸熱して、蒸発ガス化し、四方切換え弁22を通り、圧縮機1へ戻る。一方、給水管を通る水は加熱されて湯となり出湯する。よって、端末カラン7では低温水から高温水まで季節に関係なく欲しい温度の水を出水することができることになり、利便性が向上する。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかのように、本発明によれば、出水を検出して、すぐに圧縮機を運転して、端末カランで出水するため、従来のような大きな貯湯タンクの必要性がなくて、省スペース化、軽量化をはかることができる。また、出湯休止時に、圧縮機を間欠運転して暖機するので、圧縮機の立ち上げが速くなり、出湯時に即湯性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図2】 本発明の実施例2におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図3】 本発明の実施例3におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図4】 本発明の実施例4におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図5】 本発明の実施例5におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図6】 本発明の実施例6におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図7】 本発明の実施例7におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図8】 本発明の実施例8におけるヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【図9】 従来のヒートポンプ式湯沸かし装置の構成説明図
【符号の説明】
1 圧縮機
2 水加熱器(熱交換器)
3 減圧手段
4 蒸発器
5 出水検出手段
6 運転制御手段
7 端末カラン
8 給水管
9 周波数制御手段
10 温度検出手段
11 湯温設定手段(出水温度設定手段)
12 運転制御手段
13 間欠運転制御手段
14 圧縮機温度検出手段
15 冷媒圧力検出手段
16 圧縮機制御手段
17 バイパス管
18 開閉弁
19 開閉弁制御手段
20、21 蓄熱器
22 四方切換え弁
23 給水温度検出手段
24 切換え制御手段

Claims (6)

  1. 圧縮機と、給水管からの給水に熱交換関係を有する熱交換器と、減圧手段と、蒸発器と、前記熱交換器で加熱した水をそのまま端末へ出湯する経路と、端末が開放されたことを検出する出水検出手段と、前記出水検出手段の信号を受けて前記圧縮機の運転開始をおこなう運転制御手段と、端末からの出湯の休止時に前記圧縮機の間欠運転をおこなう間欠運転制御手段とを有し、出湯の休止時において前記圧縮機の温度が所定温度に低下した場合には前記間欠運転制御手段により前記圧縮機を暖機運転することを特徴とするヒートポンプ式湯沸かし装置。
  2. 圧縮機の運転周波数を制御する周波数制御手段と、間欠運転制御手段の信号を受けて前記周波数制御手段へ圧縮機の最低周波数の運転制御信号を発信する圧縮機制御手段を有する請求項1記載のヒートポンプ式湯沸かし装置。
  3. 圧縮機の高圧側と低圧側を接続するバイパス管に設けた開閉弁と、前記圧縮機の運転停止直後に前記開発弁を開放制御する開閉弁制御手段を有する請求項1記載のヒートポンプ式湯沸かし装置。
  4. 熱交換器の水上流側でかつ圧縮機の外周に蓄熱器を設けた請求項1記載のヒートポンプ式湯沸かし装置。
  5. 熱交換器の水出口管および圧縮機の吐出管と熱交換関係を有する蓄熱器を備えた請求項1記載のヒートポンプ式湯沸かし装置。
  6. 圧縮機と熱交換器の冷媒管の途中に設けた四方切換え弁と、給水管の給水温度を検出する給水温度検出手段と、出水温度を設定する出水湯度設定手段と、前記給水温度検出手段と前記出水湯度設定手段の信号から前記四方切換え弁を切り換える切換え制御手段を有する請求項1〜5のいずれか1項記載のヒートポンプ式湯沸かし装置。
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