JP3800352B2 - 銀めっきに用いるジシアノ銀酸カリウムおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は銀めっき浴に用いられるジシアノ銀酸カリウムおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ジシアノ銀酸カリウム(化学式KAg(CN)2 )、式量199.02)は乾燥減量(100℃の温度で2時間保持した後に残留する水分)0.1%以下の白色結晶性のものが銀めっき用原料として用いられており、その製法は概ね以下に示す通りである。
(1) 硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム溶液を添加して反応させる。
(2) 得られたシアン化銀を固液分離する。
(3) 固液分離後のシアン化銀にシアン化カリウムおよび水を添加し攪拌し溶解する。
(4) シアン化銀が溶解したことを確認する。
(5) 溶液を加熱・濃縮し、飽和させた後、ジシアノ銀酸カリウムを析出させる。
(6) 析出したジシアノ銀酸カリウムを含む溶液を固液分離し、固形物の乾燥減量を0.1%以下にした後粉砕して製品とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらジシアノ銀酸カリウムを用いて銀めっき浴を調製しようとする際、ジシアノ銀酸カリウムの溶解性が悪く、また粉末の飛散の問題もあって、作業性に影響を与えるという課題があった。
【0004】
したがって本発明の目的は、従来の製造方法を改善して溶解性が良好なジシアノ銀酸カリウムとその製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記目的を達成すべく研究の結果、ジシアノ銀酸カリウムにある程度の水分をもたせること、つまり乾燥減量を多くして一定の値にすれば、銀めっき浴を調製する際の粉末の飛散を心配する必要がなくまた溶解速度が向上するので前記課題が解決できることを見いだし本発明に到達した。
【0006】
すなわち本発明は第1に、銀めっき浴を調製する際に使用する白色結晶性のジシアノ銀酸カリウムであって、粒度が5メッシュ以下であり、かつ乾燥減量が0.3〜2.5%に調整されていることを特徴とするジシアノ銀酸カリウム;第2に、銀めっき浴を調製する際に使用する白色結晶性のジシアノ銀酸カリウムであって、粒度が5メッシュ以下であり、その粒度構成において300μm以下が30%以上であり、かつ乾燥減量が0.3〜2.5%に調整されていることを特徴とするジシアノ銀酸カリウム;第3に、前記乾燥減量が1.2〜1.6%に調整されている前記第1又は2に記載のジシアノ銀酸カリウム;第4に、前記粒度構成において300μm以下が40%以上である前記第2又は3に記載のジシアノ銀酸カリウム;第5に、前記ジシアノ銀酸カリウムが、Ag量として15.0gを含むジシアノ銀酸カリウムを200mlのビーカーにとり24℃の純水150mlを加え、マグネチックスターラーを用いて撹拌速度300rpmで撹拌しながら溶解し、完全に溶解するまでの時間が3分以内である前記第1〜4のいずれかに記載のジシアノ銀酸カリウム;第6に、前記溶解するまでの時間が2分以内である前記第5記載のジシアノ銀酸カリウム;第7に、硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム溶液またはシアン化カリウム溶液を添加反応させた後、固液分離してシアン化銀を得る工程、シアン化銀にシアン化カリウムを投入し、ジシアノ銀酸カリウムの飽和溶液を加えて加熱し、シアン化銀を溶解する工程および得られた溶液を加熱濃縮してジシアノ銀酸カリウムを析出させる工程を含むジシアノ銀酸カリウムの製造方法において、上記濃縮操作後、冷却水を用いて冷却することにより、結晶の成長速度を制御するとともに固液分離により固形物の乾燥減量を0.3〜2.5%に調整した後、さらに5メッシュの篩網上で該固形物を砕解して該篩網目を通過させることにより粒度調整することを特徴とするジシアノ銀酸カリウムの製造方法;第8に、硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム溶液またはシアン化カリウム溶液を添加反応させた後、固液分離してシアン化銀を得る工程、シアン化銀にシアン化カリウムを投入し、ジシアノ銀酸カリウムの飽和溶液を加えて加熱し、シアン化銀を溶解する工程および得られた溶液を加熱濃縮してジシアノ銀酸カリウムを析出させる工程を含むジシアノ銀酸カリウムの製造方法において、上記濃縮操作後、冷却水を用いて冷却することにより、結晶の成長速度を制御するとともに固液分離により固形物の乾燥減量を0.3〜2.5%に調整した後、さらに5メッシュの篩網上で該固形物を砕解して該篩網目を通過させることにより粒度構成において300μm以下が30%以上に粒度調整することを特徴とするジシアノ銀酸カリウムの製造方法;第9に、前記固液分離して得られるシアン化銀は固液分離後さらに純水で洗浄されたものである前記第7又は8に記載の製造方法を提供するものである。
【0007】
【作用】
本発明の方法では、ジシアノ銀酸カリウムの製造方法は次のようになる。
(1)主原料である銀地金を硝酸にて熱溶解して得られた銀濃度400〜500g/l の硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム80〜220g/l の溶液または同様の濃度のシアン化カリウムの溶液を添加して反応させる。シアン化ナトリウムまたはシアン化カリウムの添加量は銀に対して当量である。この時例えば冷却水で熱交換し反応温度を30〜40℃に保持する。硝酸銀溶液、シアン化ナトリウム溶液、シアン化カリウム溶液の濃度には特に制限はないが、反応容器の都合上、液容量を少なくするため、上記の範囲程度が好ましいが、これに限定されるものではない。
(2)このようにして得られた白色のシアン化銀を固液分離し、純水(電導度<1μS)を用いてよく洗浄する。
(3)洗浄後水分を十分に切った後、シアン化銀を別容器に移し、銀に対して当量のシアン化カリウム、例えば重量比でシアン化銀1に対して0.435のシアン化カリウムを投入し、さらに予め用意してあるジシアノ銀酸カリウムの略飽和溶液、例えば銀量50〜60g/l が溶けているジシアノ銀酸カリウム溶液の一定量を加え攪拌する。このとき容器を100±5℃まで加熱する。ジシアノ銀酸カリウムの略飽和溶液を添加するのは、収率向上のため好ましいからである。溶解のためだけならば水を添加してもよい。
(4)シアン化銀が完全に溶解したことを確認してから、得られた溶液を活性炭を用いて濾過する。
(5)濾過した液はさらに別容器に移し、100±5℃に加熱し、濃縮する。濃縮時に攪拌を行い液面上にジシアノ銀酸カリウムの結晶膜が生じたところで加熱を止め、ジシアノ銀酸カリウムを析出させる。
(6)加熱中止後は放熱操作に移行し、析出する結晶が固まらないように溶液の攪拌を継続しつつ溶液温度が30〜40℃になるまで例えば1m3程度の溶液の場合約2時間かけて冷却水で熱交換し、冷却する。
(7)次いで析出した白色のジシアノ銀酸カリウムの結晶を固液分離し、少量の純水で洗浄した後、固液分離等の処理を行い乾燥減量が0.3〜2.5%になるように調整する。
【0008】
乾燥減量を上記のように限定する理由は、乾燥減量が2.5%を超えてしまうと得られた結晶が保存中に固まり、固まった固まりが飛び散るため作業性が悪くなることに加えて溶解性がかえって悪くなるためであり、一方乾燥減量が0.3%未満では0.1%以下である従来品と比べて溶解性の向上に顕著な差が見られないからである。
【0009】
乾燥減量が0.3〜2.5%に調整されたジシアノ銀酸カリウムはさらに5メッシュ(篩目の開き約4mm)の篩網上で砕解され該篩目を通過して製品となる。
【0010】
なお、固液分離で生じた液は再度シアン化銀を溶解するのに用いられる。
【0011】
本発明で得られたジシアノ銀酸カリウムを用いて銀めっきを行った結果、従来のものと何等変わりがないものであった。
【0012】
すなわち、ジシアノ銀酸カリウムの従来品および本発明品をそれぞれ同様のめっき作業条件、例えばハルセル試験法により液温45℃、全電流2A、2分間、浴組成(無光沢浴):Ag60g/l 、KCN120g/l の条件で銀めっき膜厚および外観において略同等の成績が得られている。
【0013】
【実施例1】
銀濃度471g/l の硝酸銀溶液350mlにシアン化ナトリウム溶液(200g/l )を374ml添加してシアン化銀を生成させ、この時冷却水で反応温度を約35℃に保持する。得られたシアン化銀を固液分離し、純水(電導度<1μS)で洗浄する。
【0014】
次いでシアン化銀を別の容器に移しかえ、シアン化カリウム89g およびジシアノ銀酸カリウムの飽和溶液700mlを加えシアン化銀を溶解する。得られた溶液は活性炭を用いて濾過する。
【0015】
次いで攪拌を継続しつつ約100℃で加熱濃縮し表面にジシアノ銀酸カリウムの結晶膜が生じたところで加熱を止め冷却に移行する。約35℃まで強制冷却した後、冷却終了時に析出しているジシアノ銀酸カリウムを固液分離し乾燥減量を2.5%以下にする。固液分離した産物を砕解して5メッシュの篩目を通過させて白色結晶のジシアノ銀酸カリウムの製品321gを得た。上記ジシアノ銀酸カリウムの乾燥減量分析(100℃×2Hr)では1.86%であった。この試料をAとして後の測定に供した。
【0016】
【比較例】
冷却を自然放冷にしたことを除いて実施例1と同様にしてジシアノ銀酸カリウムを析出させ、これを固液分離し、100℃で20時間かけて乾燥させ、その乾燥減量を0.1%以下にした。これを砕解し、316gのジシアノ銀酸カリウムが得られた。この製品の100℃、2時間の乾燥減量分析では0.07%であった。この製品の試料をPとする。
【0017】
【実施例2】
実施例1で得られた製品の粒度分布を、ロータップシェーカーにて3分30秒間篩分けして測定した結果を表1に示す。従来品(試料P)に比較して本発明品(試料A)の粒度のバラツキが小さいことがわかる。
【0018】
【表1】
【0019】
さらに、実施例1に記載した方法に従って、本発明のジシアノ銀酸カリウムの製造試験を3回別個の条件で行い、それぞれの製品から採取した試料をB、C、Dとした。これらの乾燥減量はB、C、Dの順にそれぞれ1.38%、1.50%、1.48%であった。
【0020】
一方、従来法による製造試験も3回別個の条件で行い、それぞれの製品から採取した試料をQ、R、Sとした。これらの乾燥減量はQ、R、Sの順にそれぞれ0.074%、0.085%、0.055%であった。
【0021】
各試料について、本実施例の冒頭で述べた方法に従って、粒度分布を測定したところ、結果は表2に示す通りであった。
【0022】
【表2】
【0023】
表2に示す結果から、従来品はその粒度構成において300μm以下のものはせいぜい20%を僅かに越える場合がある程度で30%に達する場合は皆無であることがわかる。一方、本発明品の場合は、300μm以下が必ず30%を越えると言ってよい。従って、粒度構成において300μm以下が30%以上ある粉体であるかどうかを検定すれば本発明の製品であるか否かが検定できる。
【0024】
【実施例3】
ジシアノ銀酸カリウムの溶解性試験を行った。すなわち実施例1で得られたジシアノ銀酸カリウム(試料A)28.10g(Ag量として14.96g)を200mlビーカーにとり、24℃の純水150mlを加え、長さ30mm、直径8mmの円柱状の攪拌子を使い、マグネチックスターラーを用いて300r.p.m の攪拌を行いながら溶解し、完全に溶解するまでの時間を測定したところ、時間は1分40秒であった。同じ条件で従来品(試料P)について測定を行ったところ溶解時間は3分20秒であった。
【0025】
実施例2で得た従来品の試料Q、R、Sおよび本発明品の試料B、C、Dについても同様の溶解試験を行ったところ、結果は表3に示す通りであった。
【0026】
【表3】
【0027】
【実施例4】
実施例1の要領で本発明のジシアノ銀酸カリウムの飛散性を調べるために、各試料を10g、一度に直径約10cmの時計皿の上に落下させ、皿の上に残った重量Wを秤量して次式で表される分散度(%)を測定し、結果を従来品とともに表4に示した。
【0028】
分散度(%)={(10−W)/10}×100
【0029】
【表4】
【0030】
なお、上記測定では、落下高さは約60cmで、途中に直径約10cm長さ約34cmのガラス円筒があって試料をガードする。
【0031】
表4の結果から、残ったWが少ない従来品は飛散性が高く、本発明品は残った量が多く分散度が低く飛散しにくいことを示している。
【0032】
また本発明品の結晶性を調べるため、試料をX線回折により2θ=49〜50°の間にある回折像のピーク強度の半値幅を測定し、結晶成長の度合いを検討した。結果を従来品とともに表5に示した。
【0033】
【表5】
【0034】
さらに、本発明の特性のうち安息角を測定した。すなわち試料を一定の高さからロートを用いて平面上に落下させて山を作り、横から写真を撮ってその底角を測定し、その結果を従来品とともに表6に示した。測定にはJIS K5101のカサ比重測定器を用いて試料50gを落下により50mm下に配置した受け皿に落下させて平面上に山をつくって測定した。
【0035】
【表6】
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の方法により製造されたジシアノ銀酸カリウムは、従来品よりも結晶粒度が細かく、かつ固液分離において乾燥減量が大きく、0.3〜2.5%に調整されているので、これを用いてめっき浴を調製する際、粉の飛散防止および溶解性の点で優れている。
【0037】
また本発明のジシアノ銀酸カリウムは、めっき浴を調製するのに適しているだけでなく、粉の飛散防止および溶解性の点で優れているため、分析用等その他の用途で粉体として添加したり、溶解する際にも適している。さらに、ジシアノ銀酸カリウムのように直接水に溶解してめっき浴等に使用できる試薬についても本発明の方法が適用可能である。
Claims (9)
- 銀めっき浴を調製する際に使用する白色結晶性のジシアノ銀酸カリウムであって、粒度が5メッシュ以下であり、かつ乾燥減量が0.3〜2.5%に調整されていることを特徴とするジシアノ銀酸カリウム。
- 銀めっき浴を調製する際に使用する白色結晶性のジシアノ銀酸カリウムであって、粒度が5メッシュ以下であり、その粒度構成において300μm以下が30%以上であり、かつ乾燥減量が0.3〜2.5%に調整されていることを特徴とするジシアノ銀酸カリウム。
- 前記乾燥減量が1.2〜1.6%に調整されている請求項1又は2に記載のジシアノ銀酸カリウム。
- 前記粒度構成において300μm以下が40%以上である請求項2又は3に記載のジシアノ銀酸カリウム。
- 前記ジシアノ銀酸カリウムが、Ag量として15.0gを含むジシアノ銀酸カリウムを200mlのビーカーにとり24℃の純水150mlを加え、マグネチックスターラーを用いて撹拌速度300rpmで撹拌しながら溶解し、完全に溶解するまでの時間が3分以内である請求項1〜4のいずれかに記載のジシアノ銀酸カリウム。
- 前記溶解するまでの時間が2分以内である請求項5記載のジシアノ銀酸カリウム。
- 硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム溶液またはシアン化カリウム溶液を添加反応させた後、固液分離してシアン化銀を得る工程、シアン化銀にシアン化カリウムを投入し、ジシアノ銀酸カリウムの飽和溶液を加えて加熱し、シアン化銀を溶解する工程および得られた溶液を加熱濃縮してジシアノ銀酸カリウムを析出させる工程を含むジシアノ銀酸カリウムの製造方法において、上記濃縮操作後、冷却水を用いて冷却することにより、結晶の成長速度を制御するとともに固液分離により固形物の乾燥減量を0.3〜2.5%に調整した後、さらに5メッシュの篩網上で該固形物を砕解して該篩網目を通過させることにより粒度調整することを特徴とするジシアノ銀酸カリウムの製造方法。
- 硝酸銀溶液にシアン化ナトリウム溶液またはシアン化カリウム溶液を添加反応させた後、固液分離してシアン化銀を得る工程、シアン化銀にシアン化カリウムを投入し、ジシアノ銀酸カリウムの飽和溶液を加えて加熱し、シアン化銀を溶解する工程および得られた溶液を加熱濃縮してジシアノ銀酸カリウムを析出させる工程を含むジシアノ銀酸カリウムの製造方法において、上記濃縮操作後、冷却水を用いて冷却することにより、結晶の成長速度を制御するとともに固液分離により固形物の乾燥減量を0.3〜2.5%に調整した後、さらに5メッシュの篩網上で該固形物を砕解して該篩網目を通過させることにより粒度構成において300μm以下が30%以上に粒度調整することを特徴とするジシアノ銀酸カリウムの製造方法。
- 前記固液分離して得られるシアン化銀は固液分離後さらに純水で洗浄されたものである請求項7又は8に記載の製造方法。
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